ルノー・カングーのホイールを社外品にチェンジ!愛車のさらなる個性を引き出そう
ルノー・カングーに似合うアルミホイールをまとめます。カングーは1997年からルノーが販売しているMPV(多目的乗用車)で、日本では2002年に初代KC型が導入され、2009年12月に2代目KW型へ切り替わりました。さらに2022年には欧州で3代目KFK型が登場し、日本では2023年9月から正式販売されています。
本記事で扱う写真と推奨サイズは2代目KW系を前提にしています。3代目KFK型はPCD(ボルト穴ピッチ円直径)が114.3mmへ変更され、純正タイヤサイズも205/60R16が基準になるため、ここで取り上げる社外ホイールはあくまで2代目KW系向けである点に注意してください。
キャッチーで個性的なデザインは日本国内でも評判となり、「カングージャンボリー」と呼ばれるオーナーズミーティングが毎年開催されるほどの人気を集めています。標準装備の鉄チン(純正スチール)にも独特の雰囲気がありますが、社外アルミに履き替えるとカングーらしいフレンチテイストの足元がさらに引き立ちます。
ルノー・カングー(KW系)にマッチングするアルミホイールの基本サイズと選び方
| ホイールピッチ(P.C.D.) | 108mm |
|---|---|
| ホール数 | 5H |
| リム径 | 15インチ/16インチ/17インチ/18インチが多い |
| リム幅 | 6J/6.5J/7J/7.5Jが多い |
| インセット | 30mm~44mm周辺が多い |
| 純正タイヤサイズ | 「195/65R15」「205/55R16」「205/50R17」 |
カングー2(KW系)に適合するホイールは、PCD108mm・5穴・ハブ径60mm前後で、リム径は純正同サイズの15インチを中心に16〜18インチまでが選びやすい範囲です。リム幅は6J〜7.5J、インセットは30〜44mm前後がボリュームゾーンになります。タイヤサイズは「195/65R15」「205/55R16」「205/50R17」あたりで探すと、純正と外径差の少ない組み合わせを見つけやすくなります。
カングーで採用されているPCD108×5穴という規格は、日本車にはほぼ存在しない欧州車寄りの組み合わせです。実際のオーナーから一般的に聞かれるのは、ボルボ用やアルファロメオ用、ルノー他車種用のホイールを流用するケースが多いということ。汎用ハブ径65mmのアルミを検討する場合は、ハブリング(センターホール変換アクセサリ)の併用が前提になります。
ここからは、カングーのドレスアップやインチアップに使える社外ホイールを純正サイズから18インチまで幅広く紹介します。クリムソン・BBS・OZ・モモといった定番ブランドに加え、コスパに優れた鉄チン(スチールホイール)まで取り上げます。
星を描くディスクデザインが印象的なクリムソンの売れ筋アイテム
クリムソン MG ライカン
| リム径 | 16inch |
|---|---|
| インセット | 37mm |
| リム幅 | 7.0J |
| カラー | マットブラッククリア |
| 値段 | 29,986円/1本~(2026年調べ) |
| 参考 | クリムソン[ホイールメーカー一覧] |
クリムソン MG ライカンは、リムにオプションアクセサリーを装着できるカスタム拡張性が魅力の鋳造ホイールです。星型を切り抜いたようなスポークシルエットがカングーの可愛らしいエクステリアにすんなり馴染みます。マットブラッククリア仕上げは間近で見ると粒子の細かい落ち着いた質感で、ボディがホワイト系・赤系・ブルー系のいずれでも足元を引き締めてくれる印象を受けます。
カングーのマッチングサイズは16インチのリム幅7.0Jにオフセット37mmで、純正15インチからのワンサイズ・インチアップとして使いやすい設定です。
クリムソンのころんとしたシルエットが可愛いディッシュホイール
クリムソン ディーン クロスカントリー
| リム径 | 15inch/17inch |
|---|---|
| インセット | 32mm/38mm |
| リム幅 | 6.0J/7.0J |
| カラー | マーガレットホワイト マットブラック バーニッシュグレー |
| 値段 | 29,546円/1本~(2026年調べ) |
| 参考 | クリムソン[ホイールメーカー一覧] |
クリムソン ディーン クロスカントリーは、カングーのアイコニックな箱型エクステリアに似合う個性派ディッシュホイールです。センターのキャップ部品を脱着することで2通りの表情を楽しめる構造になっており、シンプルなディッシュ顔と装飾入りの顔を気分で使い分けたいオーナーに向いています。マーガレットホワイトはボディの白系・ベージュ系と合わせやすく、マットブラックは黒モール・グリルとのつながりを意識したい場面で活きます。
適合は15インチのリム幅6.0Jにインセット32mm(純正同等の見た目)と、17インチのリム幅7.0Jにインセット38mm(インチアップ志向)の2展開です。
15インチから17インチまでカバーするインチアップ向け5スポーク
TAS ボルベット typeF
| リム径 | 15inch/16inch/17inch |
|---|---|
| インセット | 40mm |
| リム幅 | 6.0J/6.5J/7.0J |
| カラー | ブラックグロッシー ブリリアントシルバー |
| 参考 | TAS[ホイールメーカー一覧] |
TAS ボルベット typeFは、上質感のあるツインスポーク寄りの5本スポークでまとめたシンプルな鋳造アルミです。スポークがリムオーバーまで伸びてホイール全体が一回り大きく見える効果があり、純正サイズのままでも足元のボリュームを底上げできます。ブリリアントシルバーはボディ色を選ばず、ブラックグロッシーは濃色ボディとの相性で足元を引き締めたい場合に向きます。
カングーへの装着は15インチ6.0J・16インチ6.5J・17インチ7.0Jの3サイズが用意され、いずれもインセット40mmです。純正同サイズで雰囲気を変えたい場合から、ワンランク径アップしたい場合まで、同じデザインで揃えられる点が選びやすさにつながります。
頼りがいのある太めの6スポークで構成されるイチオシアルミ
阿部商会 マック ヴィンチー
| リム径 | 15inch |
|---|---|
| インセット | 44mm |
| リム幅 | 6.0J |
| カラー | シルバー |
| 値段 | 22,000円/1本~(2026年調べ) |
| 参考 | マック[ホイールメーカー一覧] |
阿部商会のマック ヴィンチーは、太めの6本スポークでがっしりとまとめたコスパ重視のシンプルアルミです。装飾を抑えたシルバー1色のみのラインナップで、純正風の落ち着いた雰囲気を維持したいオーナーに向きます。
適合サイズは15インチのリム幅6.0Jにオフセット44mmで、カングー2純正と同一寸法のため外径・はみ出しに悩むことなく装着できるのが強みです。冬用スタッドレスとの組み合わせ用に2セット目を用意したいときにも使いやすい1本に位置付けられます。
カングー専用設定のあるレトロかわいいスチールホイール
MLJ デイトナ SS
| リム径 | 15inch |
|---|---|
| インセット | 30mm |
| リム幅 | 6.0J |
| カラー | ブラック トリコロールホワイト |
| 値段 | 11,550円/1本~(2026年調べ) |
| 参考 | MLJ[ホイールメーカー一覧] |
MLJ デイトナ SSはスチールホイール(鉄チン)ながら、レトロな2ピース風デザインを再現した遊び心のある一本です。カングー専用サイズとして15インチのリム幅6.0J・オフセット30mmが設定されているため、専用品としての安心感があります。アルミ鋳造品と比べて1本あたりの単価が抑えやすく、純正然とした雰囲気を残しつつフレンチテイストを強めたいオーナーに支持されている定番です。
ボディカラーが白系・ベージュ系の個体ならトリコロールホワイト、濃色ボディならブラックを合わせると、ヨーロピアンな箱型シルエットがより引き立ちます。スタッドレス用ホイールとして使い倒す選択肢としても扱いやすい価格帯です。
周りの視線を独占するアグレッシブなツインスポーク
OZ X-Line アドレナリーナ
| リム径 | 15inch |
|---|---|
| インセット | 40mm |
| リム幅 | 6.0J |
| カラー | マットブラックダイヤモンドカット ホワイトダイヤモンドカット |
| 参考 | OZ[ホイールメーカー一覧] |
OZ X-Line アドレナリーナは、ツインスポークの面取り部分にダイヤモンドカット仕上げを入れて立体感を強調した攻撃的なデザインのアルミです。マットブラックは光の角度で削り出し部の輝きが浮かび上がり、ホワイトはカングーの可愛らしい外観を損なわずに足元のメリハリだけ強められる印象を受けます。
適合は15インチのリム幅6.0Jにインセット40mmで、純正サイズを維持しつつデザインだけ大きく変えたいオーナーに向く設定です。インチアップ時のロードノイズ増加や乗り心地悪化を避けたい場合の有力候補になります。
レトロでかっこいいクリムソンのディッシュアルミ
クリムソン RS DP CUP
| リム径 | 18inch |
|---|---|
| インセット | オーダーインセット |
| リム幅 | 7.0J |
| カラー | ブラック ゴールド ホワイト |
| 参考 | クリムソン[ホイールメーカー一覧] |
クリムソン RS DP CUPは、面で押し出すソリッドなディッシュ顔を持つクラシカルなアルミです。ブラック・ゴールド・ホワイトの3色から選べるため、ホワイトボディに白ホイールでまとめたモノトーンスタイルや、レッド系ボディにゴールドを合わせたヨーロピアン・ヒストリカル風など、振り幅の大きいドレスアップに対応します。
カングーへの推奨は18インチのリム幅7.0Jで、インセットはオーダー対応です。大径化に伴いタイヤ偏平率が下がるため、購入前にタイヤ外径と乗り心地のバランスを確認しておくと失敗しにくくなります。
スポーティで飽きのこないBBSのワンピースアルミ
BBS GERMANY SX
| リム径 | 17inch |
|---|---|
| インセット | 45mm |
| リム幅 | 7.5J |
| カラー | ブリリアントシルバー クリスタルブラック |
| 参考 | BBS[ホイールメーカー一覧] |
BBS GERMANY SXは、王道のツインスポークで構成された欧州製ワンピース鋳造アルミです。スポーク断面に立体感を持たせた造形で、間近で見るとシンプルながら細部の作り込みが伝わるディテールに仕上がっています。長期使用で指摘されやすいトレンド離れも起きにくく、5〜10年スパンで履き続ける前提のオーナーから選ばれている定番です。
17インチでカングーに適合するのはリム幅7.5Jにオフセット45mm。インチアップしつつもタイヤ外径の差が出にくいバランス志向の組み合わせとして使えます。
たくましいツインスポークが力感を伝えるモモの人気商品
モモ クアンタムエボ
| リム径 | 17inch |
|---|---|
| インセット | 40mm |
| リム幅 | 7.0J |
| カラー | マットアンスラサイトダイヤモンドカット |
| 参考 | モモ[ホイールメーカー一覧] |
モモ クアンタムエボは、リムオーバーまで伸びるツインスポークで存在感を強めたディスクデザインのアルミです。マットアンスラサイトのスポーク面とダイヤモンドカットのコントラストがはっきりとしており、可愛らしいカングーをワイルド寄りにドレスアップしたいオーナーに刺さる仕上げです。
カングーへの適合は17インチのリム幅7.0Jにインセット40mm。純正15インチからの2サイズアップに該当するため、装着前に「205/50R17」など外径差の小さいタイヤサイズを選ぶ配慮が欠かせません。
レトロデザインが周囲の目を引くOZのアニバーサリーモデル
OZ SPORT Anniversary 45
| リム径 | 18inch |
|---|---|
| インセット | 45mm |
| リム幅 | 7.5J |
| カラー | ブラックダイアモンドリップ マットチタニウムテックダイアモンドリップ |
| 参考 | OZ[ホイールメーカー一覧] |
OZ SPORT Anniversary 45は、創業45周年を記念して2016年に登場したレンコン状(10ホール)の記念モデルです。1980年代のラリーホイールを思わせるレトロモダンな造形で、カングーの箱型シルエットと相性の良いクラシック寄りの足元に仕上がります。マットチタニウムは光の方向によって質感が変化する印象を受け、ボディカラーが鮮やか系の個体でも落ち着きを与えてくれます。
カングーへの適合は18インチのリム幅7.5Jにオフセット45mm。大径×低偏平の組み合わせになるため、インチアップでメーター誤差を抑えたい場合は「205/40R18」など外径635〜650mm付近に収まるタイヤを選ぶと無難です。
ルノー・カングーが装着する純正ホイールのスペックと外径
ルノー・カングー2(KW系)の純正ホイールサイズは15インチで、PCD108mm×5穴・ハブ径60mm前後と、欧州車独自の組み合わせを採用しています。国産車ではほぼ見ない規格のため、社外ホイール選びでは適合表の確認とハブリングの有無チェックが事実上の必須工程になります。
| リム径 | 15inch |
|---|---|
| インセット | 44mm |
| リム幅 | 6.0J |
| ボルト穴数 | 5穴 |
| P.C.D(ピッチ) | 108mm |
| ハブ径 | 60φ |
| タイヤサイズ | 195/65/R15 |
| タイヤ外径 | 635mm |
| ナットサイズ | M12×1.5 |
カングー2と新型カングー3で違う社外ホイール選びの注意点
2023年9月から日本で販売されている3代目カングー(KFK系)は、PCDが114.3mm・純正タイヤサイズが205/60R16と、2代目KW系(PCD108mm・195/65R15)から大きく変更されています。本記事で紹介してきた社外ホイールの多くはPCD108mm用のため、3代目には基本的にそのまま装着できません。
カングー3で社外ホイールに履き替える場合、PCD114.3×5穴の汎用ホイールが選べるため、選択肢自体は2代目より大幅に広がるのが大きな違いです。一方で純正ハブ径やセンターボアの相性は車検対応・直進安定性に直結するため、購入前に必ず適合確認を取ることが前提になります。中古市場で2代目KW系の純正アルミを移植するといった流用は規格違いで成立しない点に注意してください。
カングー2(KW系)側で見落とされがちなのは、ハブ径60mm前後という独特の寸法です。汎用品(ハブ径65mm前後)を装着する際はハブリング併用が前提で、これを省くとセンター出しが甘くなり走行中に微振動が出る事例が一定数あります。社外ホイールの注文時に「カングー専用適合・ハブ径明記」と書かれた商品を選ぶか、別売ハブリングを同時手配しておくと安心です。
カングーのインチアップ/インチダウンで失敗しないタイヤ外径の合わせ方
カングー2の純正タイヤ外径は195/65R15で約635mmです。スピードメーター誤差を抑えるなら、履き替え後の外径を純正比でおおむね±2%以内(約622〜648mm)に収めるのが目安になります。具体的には16インチで205/55R16(外径約632mm)、17インチで205/50R17(外径約637mm)、18インチで205/40R18(外径約621mm)あたりが扱いやすい組み合わせです。
16〜17インチへのワンサイズアップで多くのオーナーが感じるのは、ステアリングの応答性が早くなる一方で、段差通過時の突き上げが硬くなる傾向です。家族でロングドライブが多い使い方なら15〜16インチに留めるほうが快適さを残せます。逆にコーナリング時のロール感を抑えたい場合は17インチが合います。18インチは見た目最重視向けで、低偏平タイヤ特有のロードノイズと縦剛性の高さを許容できることが前提になります。
はみ出し(フェンダー干渉)を避けるには、純正の6.0J +44を基準として、「リム幅+0.5J、インセット-3〜-5mm」程度までが見た目とのバランスが取りやすい境界です。7.0Jで+37前後はクリムソン MGライカンのような専用設計品の数値で、無理のない範囲に収まります。
カングーに冬タイヤ・スタッドレスを履かせるときのホイールサイズの選び方
降雪地帯でカングーを通勤・スキー用途に使う場合、スタッドレス用ホイールは純正同サイズの15インチ6.0J +44を選ぶのがもっとも無難です。タイヤサイズも195/65R15のまま使えるため、外径差・空気圧管理・燃費影響を最小限にできます。MLJ デイトナ SSや阿部商会 マック ヴィンチー、TAS ボルベット typeF(15インチ)はこの用途で扱いやすい候補です。
16インチ化で雪道性能を狙いたい場合は205/55R16が候補になりますが、幅広タイヤは雪面でフロート(雪に浮く現象)が起きやすく、深雪路ではトラクションが落ちるケースが多くなります。圧雪・アイスバーン中心の地域なら15インチを維持し、縦溝の効くスタッドレス銘柄を選ぶほうが体感的な安心感は高くなります。
JAFが公表している冬期のテストでも、スタッドレスタイヤは新品時の50%まで摩耗すると氷上制動距離が大きく延びる結果が出ています。タイヤの溝深さ(プラットフォーム)と4〜5シーズンを目安にした履き替えタイミングをセットで管理することが、カングーで冬を安全に使うコツになります。
ルノー・カングーのホイールをカスタムしておしゃれにドレスアップ
ルノー・カングー2(KW系)のアルミホイールはPCD108×5穴という独自規格のため、国産車に比べ選べる本数自体は限られます。一方で、CRIMSON・BBS・OZ・MLJ・MOMO・阿部商会など主要ブランドからカングー専用設定や流用適合品が販売されており、純正と同じ15インチで雰囲気を変える方向から、17〜18インチへインチアップしてスポーティに振る方向まで、カスタムの自由度は十分に確保されています。3代目カングー(KFK系)に乗り換えた場合はPCD114.3への変更を踏まえてホイールを選び直す必要があります。気になるホイールが見つかったら、リム径・リム幅・インセット・ハブ径の4点を必ず照合し、自分のカングーに合ったドレスアップを楽しんでください。