ルノー カングーのモデルチェンジ

カングーのモデルチェンジ デュアルバックドアとジョンアグリュムで日本独自仕様も

ルノー・カングーのモデルチェンジ。内装などもコックピット・シート・安全性能・ラゲッジルームにカテゴリ分けして解説。カングーの内装シートには3Dマテリアルファブリックを採用し落ち着きのある室内空間を演出。安全装備も充実しており安心してドライブが楽しめる運転環境が整っている。

ルノー・カングーの内装は快適な運転環境が整っている!コックピットやシートデザイン

ルノー・カングー(Renault KANGOO)のモデルチェンジを含め、内装デザインや装備などを解説します。カングーはルノーが1997年から販売している小型のライトバンまたはMPVです。2007年には新型モデル「カングー2」が発売されており、従来型の「カングー1」よりもボディサイズを拡充したことで室内空間にゆとりが生まれ、さらに実用性が増しています。

普段の街乗りはもちろんのこと、レジャー好きのドライバーの中にはカングーの広い車内空間を活かして車中泊を楽しむ人も多く、幅広い可能性を秘めたモデルとして知られています。
改良を重ねるごとに質感・機能性ともに向上しているルノー・カングーの内装を、コックピット・シート・安全性能・ラゲッジや収納スペースなどに触れながらチェックしていきましょう。

ルノーカングーが2023年3月2日に発売 デュアルバックドアの採用など日本独自仕様に

  • 3代目の新型カングーはイエローカラーの日本専用色ジョンアグリュムを採用
  • ルノーのロゴ

2020年発表の3代目カングーが2023年3月2日、遂に日本市場で発売開始。
新型カングーは本国フランス市場では販売されていない日本独自仕様になり、デュアルバックドアを採用することや、日本市場専用色のイエロー系ボディカラー「ジョンアグリュム」を採用します。

3代目カングー発売を記念して、ミドルグレードのクレアティフをベースにする特別仕様車プルミエールエディションを設定。
プルミエールエディションでしか選択できないボディカラー、ブラウンテラコッタ・グリハイランド・ブルーソーダライトの3色を特別設定しています。

3代目カングーの販売価格
グレード エンジン 値段
ゼン ガソリン 3,840,000円~
クレアティフ ガソリン 3,950,000円~
ディーゼル 4,190,000円~
インテンス ガソリン 3,950,000円~
ディーゼル 4,190,000円~
特別仕様車
プルミエールエディション
ガソリン 4,005,000円~
ディーゼル 4,245,000円~

カングーのパワートレインは、1.3L直4DOHCターボエンジンと、最後の限定モデルにも採用した1.5L直4SOHCクリーンディーゼルターボエンジンの2種類を設定。
ボディサイズは先代カングーから拡大して、全長4490mm、全幅1860mmになりました。

3代目カングー ディーゼルターボモデルのスペック
全長 4,490mm
全幅 1,860mm
全高 1,810mm
ホイールベース 2,715mm
エンジン種類 直列4気筒 SOHCディーゼルターボ
排気量 1.460cc
最大出力 116ps/3,750rpm
最大トルク 27.5kgm/3,800rpm
駆動方式 2WD(FF)

ドイツのミュンヘンで行われたIAAモビリティ2023にて、カングーのロングバージョンにあたるグランドカングーをワールドプレミア。
このモデルは3列シート搭載で最大7人名乗車可能の多人数乗車できるカングーの上位モデルとしてに2024年頃日本に導入する噂があります。

カングーにフルモデルチェンジ前の最後の特別仕様車リミテッドディーゼルMTを追加

2代目カングー最後の特別仕様車リミテッドディーゼルMTは限定400台の希少なモデル

カングー初のディーゼルエンジンを採用する、特別仕様車リミテッドディーゼルMTが2021年7月8日から発売開始。最高出力116PS、最大トルク26.5kgmを発揮する先進クリーンディーゼルエンジンは、低回転域からの力強いトルクが特徴で、ガソリンエンジンにはないスムーズなレスポンスが特徴です。

特別装備はリヤ・フロントバンパーなどをブラックに仕上げたタフギアをイメージ。LIMITEDの専用バッヂで限定車らしい満足感もあります。安全装備のバックソナーも標準装備しているので、運転に自信が無い方も安心してドライブできるでしょう。

カングー特別仕様車リミテッドディーゼルMTの装備

  • ブラック フロントバンパー
  • ブラック リヤバンパー
  • ブラック ドアミラー
  • ブラック ホイールセンターキャップ
  • ブラック ホイールボルトカバー
  • ボディ同色 フロントグリルブレード
  • LEDデイタイムランプ
  • LIMITED専用バッヂ

特別仕様車カングーリミテッドディーゼルMTの販売価格は2,820,000円で、400台の限定販売です。カングー特別仕様車の発表にあわせて、抽選で20名にカングーアウトドアキットBOX2(販売価格50,000円)の限定販売も発表しています。

カングーの200台限定車カングー クルールがが2020年5月21日に発売

専用ボディカラー「グリ アーバン」を採用する限定車カングー クルール

カングーの限定車「カングー クルール」が200台限定で2020年5月21日から発売。
特別なボディカラーのグリ アーバンを採用したシックな雰囲気のモデルは、ボディ同色のフロントグリルブレードやブラックフロントバンパー、ブラックリアバンパー、ブラックドアミラーなど特別なカラーリングが特徴です。

ベースになるグレードはゼン EDCで車の機能が一通り揃うオールインワングレードになっています。販売価格は2,647,000円からで、特別感のある可愛い車を探している方にお勧めの1台でしょう。

新プラットフォームを採用した新型ルノー・カングーをスパイショット!

開催中止されたジュネーブモーターショー2020で公開予定だったカングーと思われる開発車両が、雪道でのテスト走行中にスパイショットされました。

カングーはメガーヌと共有する新開発のCMF-Cプラットフォームを採用しており、ヘッドライトやテールライトのデザインも刷新されています。パワートレインはガソリンエンジンやディーゼルエンジンに加えて、ハイブリッドやフルEVを設定します。

生産工場はフランク北部のMCA工場で、2020年春には商用バンを先行公開し、2020年秋ごろに乗用車モデルが発表される予定です。

ルノーカングーに限定車「ペイザージュ」が新設定!

ルノーカングーペイサージュのエクステリア

ルノージャポンは2020年2月20日、カングーの限定車「ペイサージュ」を発表しました。2月20日から3月1日までの期間に予約を受け付け、発売日は2020年3月5日、200台限定での販売となります。価格は2,647,000円です。

ペイサージュはフランス語で「風景」という意味を持っており、本モデルはフランス コルシカ島最南端にある「ボニファシオ」の街の風景にインスパイアされた一台。象牙色の岩をイメージした優しいアイボリーの「イヴォワール」が専用ボディカラーとなっています。

ルノーカングーペイサージュのインテリア

イヴォワールのキャビン内にはインストゥルメントパネルや3Dマテリアルファブリックシートを用意。スピードリミッターやクルーズコントロール、オートライト、フロント雨滴感応式オートワイパー、ヒルスタートアシストなどを搭載します。

シャンペトルブーケをテーマにした爽やかなカングー・クルールが登場!

グリーンカラーの限定車カングー・クルール バンパーやドアミラーはブラック塗装を施している

ルノーはのどかなフランスの田園風景をイメージした「シャンペトルブーケ」をテーマとするカングー・クルールを2020年2月6日から発売します。予約申込受付期間は2020年1月23日から 2月2日まで、全国のルノー ディーラーで受け付けています。200台限定での販売で、価格は2,647,000円です。

カングー・クルールの内装デザイン

爽やかな専用色「ヴェール シャンペトル」を身にまとったカングー・クルール。内装デザインは標準仕様と変更はなく、3Dマテリアルファブリックシートが装備されています。

ルノー・カングーの特別仕様車「エヴァジヨン」が100台限定で販売

カングーエヴァジヨンのエクステリア(ボディカラーは専用色のヴェール ジャッド M)

ルノー・カングーに特別仕様車として「エヴァジヨン」が100台限定販売されます。2019年11月14日から17日まで申し込みを受け付け、申し込み件数が台数を上回った場合は抽選となります。価格は2,647,000円です。

ルノー カングー エヴァジヨンの内装に装備されるデュアルカーペット

フランスの豊かな自然を思わせる深いグリーンのボディカラーに、ブラックとシルバーの外装パーツを組み合わせたルノー カングー エヴァジヨン。エヴァジヨンの内装には、ラバーマットとフロアカーペットの特徴を融合した防水性のデュアルカーペットを標準装備としています。

カングーの限定車に「フランスの最も美しい村」をイメージしたCouleurが登場!

ルノー・カングー クルールの外装デザインはフレッシュなオレンジカラー

ルノー・ジャポン株式会社が2019年9月12日より、カングーの限定車「ルノー カングー クルール」を200台限定で販売することがわかりました。
今回のカングークルールはオレンジの砂岩で作られた建築物が並ぶ「フランスの最も美しい村」コロンジュ・ラ・ルージュの街並みにインスパイアされたもの。ボディカラーにはそのオレンジをイメージした専用カラー「オランジュ コロンジュ」が採用され、バンパーやドアミラーは黒く塗装されています。

カングー クルールのコックピットとシート

ルノー・カングー クルールの内装は従来通りブラックやグレー基調のシンプルなデザイン。3Dマテリアルファブリックシートは座り心地がよくしっかりとした構造で、ドライバーやゲストの身体への負担を軽減します。

ルノー・カングーの特別仕様車「Couleur(クルール)」の内装は標準仕様と同じ3Dマテリアルファブリックシートを採用

2019年6月7日に発表されたルノーカングーの特別仕様車クルールは限定200台を販売

ルノー・カングーの特別仕様車クルールは毎年設定されている限定モデルです。第10弾となる今回のコンセプトは「バカンスの街 南フランス サントロペの空と海」。まさに空と海をイメージさせる、澄み渡るような美しいブルードラジェの専用ボディカラーが設定されています。

Renault KANGOO クルールの内装カラーやシートは標準仕様のものと同じデザインを採用

内装デザインは標準仕様と共通しており、落ち着いたブラックで統一されています。シートには快適な座り心地の3Dマテリアルファブリックシートを採用。ロングドライブでの疲労を軽減します。

ルノー・カングーに特別仕様車「ESCAPADE(エスカパード)」が登場!内装の詳細をチェック

2019年5月10日より、ルノー・カングーに特別仕様車ESCAPADE(エスカパード)が200台のみの限定販売という形で新たに設定されました。車名であるESCAPADEはフランス語で「いつもの日常から少し離れて息抜きのために出かける」という意味を持つ言葉です。

ルノー・カングー・エスカパードの内装は非日常を味わう息抜きのためのドライブにぴったりな専用デザインを採用

ルノー・カングー・エスカパードの内装は落ち着いたカーボン色をベースにボルドーを利かせた専用デザインで、標準モデルとはガラリと雰囲気が変わります。
シートの素材はファブリックで、遊び心のあるカングー柄を採用しています。シートとセンターコンソールボックスにあしらわれたさり気ないボルドーカラーのステッチがおしゃれです。ドアトリムにも同じ色が採用され、インテリア全体に統一感があります。

コックピットにはダークカーボンのインテリアカラーを採用しています。インパネ周りは先進性と使いやすさを両立したカングーらしい設計で、ブリリアントブラックのセンタークラスターは高級感があり、操作性にも優れています。

新型ルノー・カングーのコックピットは機能的で運転しやすい環境が整っている

Renaultカングー ZEN EDCのコックピット

Renaultカングー ZEN 6MTのコックピット

カングーのグレード構成は新登場したデュアルクラッチトランスミッション搭載モデルの6速EDC車「ZEN EDC」と、メリハリのある走りが楽しめる「ZEN 6MT」の2タイプがラインナップしています。それぞれのコックピット画像を比較してみると、シフトレバーのデザインを除き、ダークカーボンインテリアという共通のデザインが採用されています。
視認性に優れたメーターは3眼デザインで、落ち着きのあるシックな内装によくマッチしたシンプルなものとなっています。標準装備となるオートエアコンは防塵フィルター付きで、カングー車内をクリーンな空気で満たします。

ルノー・カングーのEDCと6MTの大きな違いはシフトノブの形状

EDCと6MTのシフトノブはどちらも握りやすく、操作性を重視した形状です。カングーによる爽快な走りをサポートしてくれます。

飛行機のスロットルレバーをイメージしたサイドブレーキは操作性に優れていてかっこいい

カングーのサイドブレーキには、航空機のスロットルレバーのようなデザインを採用しています。耐久性と操作性を両立し、扱いやすいのが特徴です。

Renaultカングーのシートデザインはシンプルだけどしっかりとした作り

カングーはブラックカラーを基調とした3Dマテリアルファブリックのシートを標準装備している

ルノー・カングーのZEN EDCとZEN 6MTのシートには、どちらも3Dマテリアルファブリックシートを設定しています。ロングドライブでも疲労感を軽減するよう、シート構造にも工夫を凝らしてあります。それぞれの席にゆとりがあり、リラックスして乗車できます。

なお、カラフルなボディカラーに合わせてカングーの内装をカスタムするなら、シートカバーを変えるのもおすすめです。カングー専用の純正アクセサリーには、本革や高品質のPVCレザーを使った自動車シートカバーブランドのCABANA製イージーオーダーシートカバーと同じくCABANA製のシートカバーがラインナップしています。

CABANA製イージーオーダーシートカバーはボーダーデザインとアクセントデザイン、CABANA製シートカバーはブラック・アイボリー・ホットチョコの3カラーからセレクト可能です。高度なフィッティングとハイセンスなデザインで人気のオプションアイテムです。

カングーのラゲッジルームは超優秀!収納ポイントもいたるところに設置

ルノー・カングーのバックドアは両開きなので荷物を載せやすい

新型ルノー・カングーのテールゲートには両開きドアを採用しており、開閉が簡単です。地上高も低めに設定してあるので、荷物の積載もスムーズに行えます。

トノボードで荷室を2段階に分けることで収納スペースをさらに有効活用できる

カングーのラゲッジルームには二段組に設定できるトノボードが搭載されています。細々とした荷物を段階に分けて収納可能なので、常に荷室を整理された状態で維持できます。

可倒式の助手席シート

ルノー・カングーのリアシートには6:4分割可倒式、助手席にも可倒式を採用しています。シートを倒す操作も簡単で、荷物や乗車人数に合わせて様々なシートアレンジが可能です。

アームレスト付きのセンターコンソールは実は使える収納ポイントのひとつ

運転席と助手席の間に配置されているセンターコンソールはアームレスト付きで、蓋を開けると小物を入れられるボックスが現れます。運転席からも助手席側からも中身を取り出しやすい設計です。

前席にはオーバーヘッドコンソールを搭載

後席には3連式のオーバーヘッドボックスを装備

カングーのフロントシートにはオーバーヘッドコンソール、リヤシートには24.4Lの大容量となる3連式オーバーヘッドボックスが標準装備されています。リヤシートのオーバーヘッドコンソールは仕切りがないため、長さのある荷物も余裕で格納できます。

リア床下にも収納スペースを設置しユーティリティを高めている

新型ルノー・カングーには、リアシートの床下にも小物類を保管できる収納スペースがあります。荷物が多いファミリーにも嬉しいポイントです。

ドリンクホルダー付きのフロントシートバックテーブル

フロントシートの背もたれには、後部座席に座る人用にシートバックテーブルが搭載されます。ドリンクホルダー付きで飲食時にとても便利です。

スライドドアに装備されているユニークな形をしたドアポケット

後部座席のスライドドアにはドアポケットがついています。ユニークな形状のポケットで、他の車とはまた違ったカングーらしいセンスが光ります。

新型KANGOOは安全装備を強化し万が一の事故やヒヤリハットに備える

ルノー・カングーの先進装備で安心・安全なドライブが楽しめる

ルノー・カングーには以下の安全装備が標準装備されています。事故に遭わないための予防安全から、万が一事故に遭ったときダメージを最小限にとどめる技術までがしっかりと備わっています。

・ABS(アンチロック・ブレーキシステム)
・ESC(横滑り防止装置)
・エクステンデッドグリップ
・ヒルスタートアシスト
・サイドブレーキ
・ABS(アンチロック・ブレーキシステム)
・オートライト
・フロント雨滴感応式オートワイパー

ステアリングホイールの右側に設置されているエクステンデッドグリップは、積雪路や砂利道、泥道などの悪路における走破性を高める走行モードを設定できる新機能です。トルクと制動力をコントロールして、安定感のある走りを支援します。

小型貨物車「エクスプレス」の後継車カングーのモデルチェンジ遍歴

カングーはフランスのルノーが販売する小型MPVで、ルノーの子会社「モーブージュ・コンストラクション・オートモーティブ」が生産しています。発売当初は乗用車の「カングー」と、商用モデルの「カングー・エクスプレス」がラインナップされていました。

カングー 初代/1997年~2007年

199年、「カングーⅠ」として、乗用モデルの「カングー」と、純貨物用の「カングー・エクスプレス」が販売を開始します。2002年には限定車「ウォレスとグルミットバージョン」が発売されます。
2002年3月、日本での販売を開始。導入されたのはハッチバックドア採用のモデルのみとなります。同年8月にマイナーチェンジを実施してフロントマスクが刷新され、観音開きタイプのダブルバックドアが正規輸入され、ハッチバックドアは輸入が中止されています。
2004年、ダブルバックドアと5MTの組み合わせモデルを日本に導入。
2006年にマイナーチェンジを実施し、装備が充実されます。
2007年、装備が簡略化された「オーセンテック」の導入。

カングー 2代目/2007年~2021年

2007年、新型「カングーⅡ」が居住性や積載性、安全性能を強化し、サイズアップして登場。
日本では2009年9月に販売を開始。サイズアップしたことから、5ナンバーから3ナンバーになり、「デカングー」の愛称で親しまれます。
2010年5月、「カングー ビボップ」を発表。
2011年、マイナーチェンジで内装色の変更や、ボディカラーの追加を実施。12月、「カングービボップ」の販売を終了。
2012年3月、上級グレード「IMAGE」を発表。5月、特別仕様車「クルール」を発売。11月には特別仕様車「ショコラ」を発売。
2013年のマイナーチェンジと共に「IMAGE」と5MTモデルの販売を終了。2月には4期目となる特別仕様車「クルール」を発売し、「カルムブルー」「タンタシオン ヴィオレ」「クラージュ ジョン」の3色を各60台限定で販売。6月には「オーセンテック」を限定300台で発売。
2014年1月、「アクティフ」にて5MTを追加し、MTモデルを復活。同年5月、ターボモデルの追加。8月、サンルーフ搭載車の「コンフィチュール」を発表。
2015年6月、「ペイサージュ」を発売。8月には特別仕様車「ラ・ポスト」を発表。10月、限定60台の「ブルーアンサンシエ」、限定100台の「ヴェール・ロマラン」の2色を設定した「クルール」を発売。
2017年2月、100台限定の「ブルーマルセイユ」カラーの「クルール」を設定。同年3月、限定30台でイオンペットとの協業を記念した「ルノー カングー ウィズ ペット」を発売。同年6月、ロクシタンと共同開発した特別仕様車「アン プロヴァンス」を発売。6月には特別仕様車「オーセンティック」を、8月には60台限定の特別仕様車「S MT」を発売。9月に限定60台で「ラ・タント・イレース」、10月にはF1参戦40周年記念特別仕様車「フォーミュラエディション」、10月には限定60台の「クルール」を発売するなど、数多くの特別仕様車を発表した年でした。
2018年5月、特別仕様車「ウィズ ペット」を10台限定で、5月には100台限定の「クルール」を、7月にはカングー誕生20周年記念の「20ans」を200台限定で、11月には限定160台で「プラティーク」を発売。
2019年、年に3度の発売は初となる、2月と6月、9月に「クルール」を発売。11月には限定100台で「エヴァジョン」を発売しました。
2020年、限定各200台で2月と5月に「クルール」を発売。3月には限定200台で「ペイサージュ」を、9月には限定200台で「ラ・ポスト」ち、限定100台の「アシエ」を発売。
2021年7月、限定400台で日本向け特別仕様車「リミテッド ディーゼルMT」を発表。

カングー 3代目/2021年~

2021年5月、3代目にモデルチェンジして販売が開始されました。商用モデルのEV版「カングー版 E-Tech electric」も発表。
2023年日本仕様を発表。特別仕様車の「プルミエール・エディション」も同時に発表されました。

カングーのモデルチェンジ遍歴
カングーのモデル 販売遍歴
初代 1997年~2007年
2代目 2007年~2021年
3代目 2021年~

ルノーのカングーの内装は見た目の良さと機能性のどちらも重視したいユーザーを満足させる仕上がり

「カングー=商用車」というイメージが強いという方も多いのですが、日本国内におけるカングーの売り上げは全体の35%を占めており、カングージャンボリーという大規模なイベントが行われているほどの人気ぶりです。ルノー・カングーがそこまで多くのファンから支持される理由は、万人受けするキャッチーで可愛らしいフレンチカラーの外装やエコな走行性能はもちろん、ユーティリティが高く実用的な内装デザインにもあるのでしょう。

また、元々のカングーの内装は比較的シンプルなものですが、デザイン性の高いおしゃれな純正アクセサリーが豊富にラインナップしているため、インテリアを自分好みにドレスアップできるのも大きな魅力です。使いやすさとデザイン性をバランスよく取り入れたルノー・カングーは、今後も日本国内において人気車種としてのポジションを守り続けるでしょう。