ジムニーノマドのモデルチェンジ

ジムニーノマド2025年4月3日発売 待望5ドアジムニーの価格やスペックなど

ジムニーノマドのモデルチェンジ、2025年4月3日遂にシエラの派生モデルとして発売された5ドアジムニーがどれだけ使いやすくなったのか燃費性能・価格・発売時期・乗車定員・後席の居住性などユーザーの気になるスペックを解説。

ジムニーノマドが2025年4月3日遂に発売 5ドアジムニーのスペックやモデルチェンジなど紹介

ジムニーの5ドアバージョン ジムニーノマドが2025年4月3日発売。
ジムニーシエラの派生モデルで、従来のジムニーが3ドアに対してノマドは5ドア仕様になっていることから、使い勝手の面で今まで敬遠していたユーザーにもアプローチできる万能モデルになっています。
ジムニーノマドはジムニーシエラとどこが違うのか価格や燃費、スペックなどシエラと比較しながら解説。

ジムニーノマドのエクステリアは5ドアとガンメタリック塗装の5スロットグリルが特徴

ジムニーシエラが3ドアでジムニーノマドが5ドア

ジムニーノマドのエクステリアの最大の特徴でもあるのが、ジムニーシエラの3ドアからフロント2枚・リヤ2枚・バックドア1枚の5ドアに変更したこと。
ジムニーシエラの弱点でもあった後席の居住性を改善したことにより、2人以上で車を使用するファミリー層などにもアプローチできるのが最大の利点に。

ボディサイズは全長3,890mm×全幅1,645mm×全高1,725mm、ホイールベースは2,590mmでジムニーシエラと比較すると340mm延長。
5ドア化によりホイールベースを延長することで直進安定性や操縦の安定性も増しています。
後席空間は着座位置を50mm後方へ、後席乗員間距離を90mm拡大、ヒップポイントを20mm高く、シートクッションの厚みも増加。
リアドアの開口幅は300mm確保するため乗降もスムーズに、長時間のドライブでも後席の乗員の負担を最低限にすることで、快適な空間を楽しむことができます。

ジムニー伝統のラダーフレームをシエラから受け継いでいて、さらにセンタークロスメンバーとサイドフレームリーンフォースを追加することで5ドアでも3ドアと同様の車両剛性を獲得。
3リンクリジットアクスル式サスペンションにより高低差のある悪路でも安定した走りを実現します。

ジムニーノマドのコンセプト「本格的な悪路走破性を持つ5ドアコンパクトクロカン4×4」の通り、アプローチアングルは36度、ランプブレークオーバーアングルは25度、デパーチャーアングルは47度を確保しておりジムニーらしい走破性も健在。
ジムニーシエラにも装備する無塗装樹脂のバンパーやフェンダープロテクターにより、悪路走行時の泥や石の跳ね返りをブロックします。
最小回転半径は3ドアのジムニーシエラが4.9mに対して、ジムニーノマドが4.7mとホイールベースが延長した分小回りは苦手。

デザイン面は基本的な角ばったスクエアスタイルにジムニーシエラと変更はないですが、フロントの5スロットグリルがガンメタリック塗装に縁取りをメッキにすることにより上質感をプラス。
ジムニーシエラの5スロットグリルはABS製樹脂のため、見た目にも高級感を感じられるデザインになっています。
ジムニーノマドのグレードは1グレードのみで、値段は4WD駆動の5MT(マニュアルミッション)モデルが2,651,000円、4WD駆動の4AT(オートマチック)モデルが2,750,000円。

ジムニーノマド ジムニーシエラ
2025ジムニーノマドのスペック(緒元)とジムニーシエラのスペック(緒元)
全長 3,890mm 3,550mm
全幅 1,645mm
全高 1,725mm 1,730mm
ホイールベース 2,590mm 2,250mm
車両重量 1,180kg~1,190kg 1,080kg~1,090kgs
最低地上高 210mm
最小回転半径 5.7m 4.9m
室内長 1,910mm 1,795mm
室内幅 1,275mm 1,300mm
室内高 1,200mm
乗車定員 4名
WLTCモード燃費 13.6km/L~14.9km/L 14.3km/L~15.4km/L
エンジン型式 K15B型 水冷4サイクル直列4気筒
総排気量 1.460L
最高出力 75kW(102PS)6,000rpm
最大トルク 130Nm(13.3kgm)4,000rpm
タンク容量 40L
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン

ジムニーシリーズ初カラー シズリングレッドメタリック、セレスティアルブルーパールメタリックをジムニーノマドに設定

ジムニーノマドのボディカラーにはジムニーシリーズで初採用のシズリングレッドメタリックとセレスティアルブルーパールメタリックの2色を含む、2トーンカラー2色とモノトーンカラー4色を設定。
シズリングレッドメタリックは「鮮やかなパールレッドの質感がエネルギッシュでアクティブな印象」としていて、ジムニーノマドを華やかな印象にしてくれます。
セレスティアルブルーパールメタリックは上質感のある深い色合いが特徴で、インド市場の車体でも特別なカラーとして採用されています。

2025ジムニーノマドのボディカラー一覧

  • シズリングレッドメタリック×ブラック2トーンルーフ(55,000円高)
  • シフォンアイボリーメタリック2×ブラック2トーンルーフ(55,000円高)
  • セレスティアルブルーパールメタリック
  • ブルーイッシュブラックパール4
  • ジャングルグリーン2
  • アークティックホワイトパール(33,000円高)
  • シズリングレッドメタリック×ブラック2トーンルーフ(55,000円高)
  • シフォンアイボリーメタリック2×ブラック2トーンルーフ(55,000円高)
  • セレスティアルブルーパールメタリック
  • ブルーイッシュブラックパール4
  • ジャングルグリーン2
  • アークティックホワイトパール(33,000円高)

2トーンカラーでは人気カラーのシフォンアイボリーメタリック2、モノトーンカラーではジムニーらしい走破性を予感させるジャングルグリーン2、定番カラーのアークティックホワイトパールなども設定するなど、ジムニーノマドのボディカラー選びが楽しみになるラインナップになっています。

ジムニーノマドに後席の居住性を快適にするリクライニング機構を追加

ジムニーノマドのインテリアはシエラを踏襲

ジムニーノマドのインテリアは革巻ステアリングホイール、助手席乗降グリップ、マルチインフォメーションディスプレイ、4ATモデルにはフットレストなどジムニーシエラと同じ装備を採用。
ファブリックシートの表皮も撥水加工を施しているため、アクティブな使い方にもしっかり対応可能。
夜間の暗がりにも対応できるよう、フロントとセンターにルームランプ、ラゲッジにもルームランプを設置しています。

収納面も必要十分で、センターコンソールのトレイ、ドリンクホルダー、運転席と助手席に設置するシートバックポケット、ラゲッジには4ヶ所のユーティリティナットなども用意。
オプションのトノカバー(22,000円)やラゲッジボックス(29,700円)などを利用すると、4人乗車時でも荷室床面長が590mmある広大な荷室を効率的に利用できます。

またジムニーノマドにはジムニーシエラにない特徴として後席リクライニングが1段階備わっています。
後席に着座する方の体格や状況に併せて背もたれの角度を調節できる機能はとても便利なので、ユーザーに優しい改良になっています。

ジムニーノマドをキャンプや車中泊を目的として考えている方もいるかもしれませんが、ジムニーノマドのラゲッジと後席はフルフラットにはならない事に注意が必要です。後席はそのまま倒すだけでは段差ができてしまうため車中泊するためにはマットなどで工夫が必要になるでしょう。

ジムニーノマドの安全装備はジムニーシエラの機能をさらに強化

ジムニーノマドの安全装備は基本的にジムニーシエラと同じですが、デュアルカメラブレーキサポートが追加されています。
AT(オートマチック)仕様車には後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能、ロングドライブで頼りになる40km以上で作動可能なアダプティブクルーズコントロールを装備します。

標識認識機能には従来までのはみ出し通行禁止・車両進入禁止・最高速度に加え一時停止も認識できるようになりドライビングサポートを強化。
リヤフォグランプも標準化され夜間の安全性能も向上。

5ドアになったことにより後席に乗車する機会も増えることから、リヤのクォーターガラスとバックドアのガラスだけだったスモークをリヤガラスにも拡大しプライバシーを確保、リヤのパワーウインドウも追加されています。

ジムニーノマドのライバルはジムニーとジムニーシエラ WR-Vとナナマルも視野に

ジムニーノマドは高い走行性能、利便性の高い5ドア、コストパフォーマンスの高い価格などジムニーノマド独自の強みがあります。
価格帯で言えば、SUVのダイハツ ロッキーやトヨタ ライズ、ホンダWR-Vが該当。走行性能ではトヨタ ランドクルーザー70やジープ ラングラーなども視野に入るでしょう。

しかし総合的にみるとジムニーノマドの強力なライバルは、同じスズキから販売するジムニーとジムニーシエラではないかと思います。
ジムニーノマドのライバルになるジムニー・ジムニーシエラ、価格帯が似ているWR-V、走破性の高いランドクルーザー70の特徴を紹介。

ジムニーの最大の利点は軽自動車登録の強みである維持費の安さが魅力

維持費が安く走破性の高いジムニー

ジムニーはコンパクトなボディを活かした強力な走破性が特徴で、狭い林道などでも力を発揮。
アフターパーツも多く販売されているため、カスタム好きなユーザーにも好まれています。
また最大の特徴は軽自動車で登録できることで、普通車と比較すると維持費が安く収まるため、趣味の車として格安で維持することができます。

ジムニーシエラはジムニーノマドの3ドア版で5ドアが必要ない人におすすめ

エンジンに余裕があるためツーリングにも活躍するジムニーシエラ

ジムニーシエラはジムニーの走破性と快適性を併せ持ったモデル。
普通車登録のため軽自動車のジムニーより維持費はかかりますが、ジムニーノマドと同じ1.5LのK15B型エンジンで余裕のある走りも魅力。
長距離運転が多い方や1人~2人で乗る機会が多い方はジムニーシエラがおすすめです。

WR-VはFF(2WD)駆動のガソリンモデルに絞ったコスパの高いラインナップが特徴

モノコックボディで乗り心地が良いWR-V

ホンダが発売するSUVのWR-Vは、走破性こそラダーフレームを使うジムニーノマドに敵いませんが、モノコックフレームのしなやかな乗り心地で快適性は上。
FF(2WD)モデルのみラインナップしていて、グレードを絞ることにより高いコストパフォーマンスも魅力です。

ジムニーノマドと走破性を競うならランドクルーザー70も視野に

ライバルの中でも群を抜いて走行性能が高い本格クロカンのランドクルーザー70

ランドクルーザー70はトヨタが販売する本格的なクロスカントリーモデルで、パワートレインには2.8Lの1GD-FTVエンジンを採用するパワフルな走りも特徴。
ナナマルの販売価格は4,800,000円で、全長4,890mm全幅1,870mm全高1,920mmでジムニーノマドと比較すると値段も高くかなり大柄です走破性も期待できますが、大人気車種のため入手難易度が高いのが問題点です。

ジムニーノマドの納期は約4年 開始5日で受注台数5万台突破により受注停止に

ジムニーノマドは2025年1月30日の発表後、あまりの人気により開始2日で受注台数が4万台を突破、5日目で5万台を突破したことからスズキ公式から受注停止のリリースが発表されました。
月間の目標販売台数は1,200台に設定しているため、納期は約4年にもなります。
ジムニーは世界中にファンがいる大人気車種のため、従来の3ドアと比較するとデイリーユースに便利なジムニー5ドアのノマドは待ちに待ったモデルでした。

2018年にモデルチェンジしたジムニーもあまりの人気に長納期が続きましたが、2019年スズキが生産を強化したことで、納期が短縮した例があります。
ジムニーノマドも今後増産の可能性もあるかもしれません。