ホンダフィット4代目の内装を解説 グレード別シート・装備・室内空間の特徴
ホンダのフィットは2020年2月14日に4代目へフルモデルチェンジし、内装は先進装備を充実させ、優れたデザインに進化しました。その後、2022年10月にマイナーチェンジでRSグレードが追加、2024年9月の一部改良では全グレードの標準装備が大幅に拡充されています。
4代目フィットの内装を、グレード別のシートや素材、コックピット、シートアレンジ、収納、安全装備まで詳しく解説します。
4代目フィットの内装をグレードごとに解説
4代目フィットのグレードはBASIC(ベーシック)、HOME(ホーム)、NESS(ネス)、CROSSTAR(クロスター)、LUXE(リュクス)の5つを基本に構成し、その後のマイナーチェンジでスポーティグレードのRS(アールエス)が追加されました。各グレードのシートの色・素材・コンセプトが大きく異なります。
| グレード | シート素材 | 主なカラー | コンセプト |
|---|---|---|---|
| BASIC | ファブリック | ソフトグレー/ブラック | シンプルな日常使い |
| HOME | コンビシート(ファブリック+プライムスムース) | ソフトグレー/ブラック | リラックスできる空間 |
| NESS | 撥水ファブリック | ブラック×ライムグリーン/ブラック×グレー | アクティブなフィットネスライフ |
| CROSSTAR | 撥水ファブリック | ブラック×グレー | SUVテイスト・アウトドア |
| LUXE | 本革(一部合成皮革・ファブリック使用) | ブラウン/ブラック | 優雅で心地よい時間 |
| RS | スポーツシート(ファブリック) | ブラック系 | スポーティな走りの楽しさ(2022年10月〜) |
フィット BASIC(ベーシック)の内装はソフトグレーとブラックの2種類
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フィットBASIC ソフトグレーの内装 -
フィットBASIC ブラックの内装
エントリーグレードのベーシックは、毎日フィットを使う方がシンプルに使えることをコンセプトとしています。内装カラーはソフトグレーとブラックの2種類で、飽きのこないカラーリングが特徴です。素材はファブリックで優しい座り心地。ドアトリムやグローブボックス、センターメーター周りも装飾されており、エントリーグレードながら安っぽさを感じさせない空間に仕上がっています。
フィット HOME(ホーム)の内装はコンビシートのソフトグレーとブラックの2種類
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フィットHOME コンビシートを採用したソフトグレーの内装 -
フィットHOME コンビシートを採用したブラックの内装
ホームグレードは「リラックスして過ごせる空間」を提案するグレードで、育児や仕事で忙しい方がほっとできる優しい内装が特徴です。内装カラーはソフトグレーとブラックの2色で、どちらも立体感のあるコンビシートを採用しています。内装各所に手触りの良いプライムスムースを使ったソフトパッドを採用し、高級感と親しみやすさを兼ね備えたリラックス空間を実現しています。2024年9月の一部改良でHOMEには本革巻きのステアリングとセレクトレバーが追加され、上質感がさらに向上しています。
フィット NESS(ネス)の内装は撥水ファブリックシートのブラック×ライムグリーンとブラック×グレーの2種類
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フィットNESS 撥水ファブリックシートを採用したブラック×ライムグリーンの内装 -
フィットNESS 撥水ファブリックシートを採用したブラック×グレーの内装
ネスは健康的なフィットネスライフを提案するグレードで、他のグレードにはないライムグリーンを使った元気なカラーリングが特徴です。シートは撥水ファブリックを採用しているため、釣りやサーフィン、ウインタースポーツなどアクティブな趣味にも気兼ねなく使えます。ブラック×ライムグリーンは乗るたびに元気になる配色で、ブラック×グレーは明るいグレーとの2トーンで車内が明るくなる色合いが特徴です。
フィット CROSSTAR(クロスター)の内装は撥水ファブリックシートのブラック×グレー
クロスターはSUVテイストを採用した個性的なグレードです。専用のグリルデザインや、ホイールアーチ・フェンダーへの樹脂パーツ採用など専用装備を多数備えています。シートは撥水ファブリックシートのブラック×グレー1種類で、グローブボックスのソフトパッドも撥水ファブリック仕上げです。2025年7月の一部改良ではクロスター専用新色「ボタニカルグリーン・パール」の外装色追加、シートへのライムイエローステッチ追加など、よりアクティブなスタイルに進化しました。
フィット LUXE(リュクス)の内装は本革シートのブラウンとブラックの2種類
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フィットLUXE 本革シートを採用したブラウンの内装 -
フィットLUXE 本革シートを採用したブラックの内装
フィットで唯一本革シートを採用する最上級グレードがリュクスです。「優雅で心地よい時間」をコンセプトとしており、高級コンパクトカーに匹敵するラグジュアリーな室内空間が魅力です。本革シートは座面・背もたれの一部に合成皮革やファブリックを使用しつつも質感は高く、ステアリングホイールも本革巻きにグレードアップされています。ブラウンの内装ではシートベルトもブラウンに統一され、丁寧なトータルコーディネートが施されています。
フィットのシートアレンジは3種類 センタータンクレイアウトで広く便利に使える室内空間
4代目フィットはセンタータンクレイアウトを採用し、1クラス上の広い室内空間を実現しています。シートアレンジは「UTILITY MODE(ユーティリティモード)」「LONG MODE(ロングモード)」「TALL MODE(トールモード)」の3つで、日常の買い物から趣味のアウトドアまで幅広い用途に対応します。
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UTILITY MODE(ユーティリティモード)は荷物が沢山載せられるシートアレンジ -
LONG MODE(ロングモード)は長い荷物を載せられるシートアレンジ -
TALL MODE(トールモード)は背の高い荷物を載せられるシートアレンジ
UTILITY MODE(ユーティリティモード)は後席を畳むことでラゲッジルームと一体化し、自転車も載せられるほどの広い荷室が生まれます。後席と助手席を畳むと長さのある荷物を積めるLONG MODE(ロングモード)に。スキー板やサーフボードなど趣味の長尺荷物を運ぶときに便利です。TALL MODE(トールモード)はセンタータンクレイアウトならではのアレンジで、後席を上にはね上げることで高さのある荷物を載せられます。観葉植物や背の高い機材の運搬に活躍します。
視界は見晴らし良く、コックピットはシンプルに使いやすさを追求した4代目フィット
4代目フィットの特徴のひとつにシンプルさと使いやすさがあります。フラットなワイパーで運転中に視界に入りにくく配置し、センターメーターは必要な情報だけを表示するシンプルな設計です。
センターコンソールは使いやすい前後スライド式を採用し、テーブルコンソールはラバーマットにより荷物が滑りにくい工夫が施されています。4代目フィットは従来モデルよりもシート厚を増やし、長時間のドライブでも疲れにくい設計に進化しています。また、Honda SENSING(ホンダセンシング)が全グレードに標準装備されており、衝突軽減ブレーキや車線維持支援など先進の安全装備が充実しています。2024年9月の一部改良ではオートリトラミラー・全席オートパワーウィンドウ・ラゲッジルームランプなども全グレード標準装備化されました。
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