デミオ(MAZDA2)のフルモデルチェンジは2025年以降か エクステリアはキープコンセプトでスカイアクティブXやロータリーPHEVエンジン搭載か
MAZDA2のフルモデルチェンジは2025年に実施されるという噂で、2024年4月に実施したマイナーチェンジ版が最終型になると考えられます。新しいMAZDA2ではエクステリアは魂動デザインでキープコンセプト、インテリアも現行モデルの質感を引き継ぎ上質なものになると予想します。
搭載されるエンジンは、MAZDA3に続きスカイアクティブXや、MX-30に初採用した次世代レンジエクステンダーのロータリーPHEVを搭載すると考えます。新しいエンジンを搭載することで価格上昇は確実になると思いますが、具体的な値段はいくらくらいになるのでしょうか?MAZDA2のフルモデルチェンジで変わるエクステリアやインテリア、搭載エンジンや価格帯などをチェックしていきましょう。
MAZDA2が2025年以降モデルチェンジの噂 パワートレインはロータリーエンジンを発電機にするプラグインハイブリッド(PHEV)
MAZDA2について、一時はモデルチェンジせず生産終了する可能性があったようですが、2025年以降にモデルチェンジする噂。
タイヤハウスを現行モデルより拡大することにより、ワイドなシルエットになるようで、スポーティな印象になるとのこと。また2025年MAZDA2の最大の注目点はパワートレインにロータリーエンジンを発電機とするプラグインハイブリッド(PHEV)を設定すること。2023年9月に発売したMX-30には8C型の新開発ロータリーPHEVが設定されたこともあり、次期MAZDA2にも設定する可能性が考えられます。
MADZA2が2024年4月12日の一部改良で新世代マツダコネクト・グレード整理実施
MAZD2の一部改良が2024年4月12日に実施、パッケージオプションの追加やグレード整理などのほか、最新のマツダコネクトへ刷新することでコネクティッドサービスも実現。
グレード整理を行いスリム化、パッケージオプションのウォームコンフォートパッケージとSPORT+パッケージの2種を新設定しています。
MAZDA2が2023年9月21日にコネクティッド機能を強化する一部改良を発表
MAZDA2へコネクディッド機能強化や用品架装パッケージなどを追加する一部改良を実施、2023年12月下旬に発売します。
8.8インチのマツダコネクトは15C、XD、15 BD、XD BDにオプション設定、15 SPORT、XD SPORT+に標準装備。用品架装パッケージSCI-FI(116,600円)は推奨ボディカラーにマシーングレープレミアムメタリックとジェットブラックマイカを設定、フロントグリルやリアルーフスポイラーなどにライムグリーンのアクセントを施します。
またグレード15 Sunlit Citrusを廃止、15 SPORT・XD SPORT+はボディ同色ルーフフィルム・ドアミラーカバー・シャークフィンアンテナを装備。
2023年一部改良後のMAZDA2の販売価格は1,548,800円から2,622,400円。
MAZDA2がビッグマイナーチェンジへ グリルレスバンパーで198通りのカラーコーディネートを楽しめるBDグレード追加
MAZDA2のビッグマイナーチェンジを2023年1月27日に発表。
EV(電気自動車)のようなグリルレスモデルに進化、新グレードの15 BDとXD BDは、6種類の2トーンフルホイールキャップ、バイオエンプラ製のインストルメントパネルとルーフフィルムのカラー各3種類、11種類のボディカラーで全198通りのカラーコーディネートを楽しむことができるモデルです。
MAZDA2のグレード体系も大きく変更され、カラーコーディネートが魅力のBDグレードのほか、スポーティなメッシュグリルを採用した15 SPORT(スポルト)とXD SPORT+(スポルトプラス)、質感高い最上位グレードの15 Sunlit Citrus(サンリットシトラス)に集約。
グレード | エンジン種類 | 駆動方式 | トランスミッション | 値段 |
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15C | SKYACTIV-G 1.5(ガソリン) | 2WD | AT(オートマチック) | 1,529,000円~ |
4WD | 1,749,000円~ | |||
15 BD | 2WD | 1,647,800円~ | ||
4WD | 1,867,800円~ | |||
15 SPORT | 2WD | 2,002,000円~ | ||
MT(マニュアル) | 2,002,000円~ | |||
4WD | AT(オートマチック) | 2,222,000円~ | ||
15 Sunlit Citrus | 2WD | 2,101,000 円~ | ||
4WD | 2,321,000円~ | |||
XD | SKYACTIV-D 1.5(ディーゼル) | 2WD | AT(オートマチック) | 1,903,000円~ |
4WD | 2,123,000円~ | |||
XD BD | 2WD | 1,991,000円~ | ||
4WD | 2,211,000円~ | |||
15 SPORT | 2WD | 2,321,000円~ | ||
MT(マニュアル) | 2,321,000円~ | |||
4WD | AT(オートマチック) | 2,541,000円~ |
MAZDA2のビッグマイナーチェンジでは、新色ボディカラー「エアストリームブルーメタリック」と「エアログレーメタリック」の2色を追加。
匠塗の第4弾として登場した、アーティザンレッドプレミアムメタリックの追加も期待されていましたが採用されず、次期モデルチェンジ時の採用を期待しましょう。
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MAZDA2の新色エアストリームブルーメタリック -
MAZDA2の新色エアログレーメタリック
ビッグマイナーチェンジした新型MAZDA2の発売は2023年3月下旬を予定。
MAZDA2は2023年頃にフルモデルチェンジも予想されていましたが、今回の大幅改良により2023年中のモデルチェンジは消滅、早くて2025年以降に持ち越しとなりました。
マツダ新型デミオとトヨタ新型ヤリスが兄弟車になるという噂も
現在開発が進んでいる新型デミオですが、トヨタの新型ヤリスと兄弟車になるという噂もありました。
同じプラットフォームで生産することでコストを削減し、フロントだけではなく、ボディ全体も同じデザインになる、ということでしたが、トヨタのヤリスは2020年2月に一足先にフルモデルチェンジ。マツダのデミオと兄弟車にはなりませんでした。
デミオは独自開発されフロントマスクはMX-30のようなシャープな顔つきになるとのことです。マツダ2の発売日については2025年に発売すると噂されています。また欧州市場で発売するMAZDA2は、ヤリスのOEMモデルを投入するという情報もまだあるようです。
新型デミオがSUVになる可能性も マツダ2(海外のデミオの名前)が大型化するCX-3の受け皿に
デミオが将来SUVにある可能性が出てきました。これはマツダのデザイン部門のトップである前田氏が今後のマツダ2(日本名デミオ)の動向についてインタビューを受けたときの発言で、「SUVにシフトすることも出来る」としたことが要因になっています。
インタビューの中では「何が起こるか分からない」とも発言しているため確定情報ではありませんが、近い将来デミオのフルモデルチェンジのタイミングに全高を上げたSUVにシフトする可能性がでてきました。
またCX-3が大型化する、という噂もあり、小型SUVが消滅することでコンパクトクラスのデミオのSUV化が現実味を帯びてきていることもあるでしょう。
スズキのハスラーやジムニーなど軽クラスのSUVも大ヒットしているため、デミオのSUV化はありうる話だと考えます。
デミオのフルモデルチェンジが行われてもエクステリアはキープコンセプト
2014年より魂動デザインを取り入れていままでにないルックスを手に入れたデミオは、SUVのCXシリーズのヒットを追い風に順調に売上を伸ばしてきた車種です。年次改良では回を追うごとに質感が増していき、UVカットのほかにIRカットもするガラスを採用するなど快適装備もアップグレードしています。
2025年にモデルチェンジするという噂の5代目デミオでも魂動デザインを継続して採用すると考えられ、CX-5がモデルチェンジしてキープコンセプトで発表されたように、デミオもデザインを深化させて新型デミオを発表すると考えられます。
基本的なボディタイプは変わらず5ドアのハッチバックで、海外仕様ではセダンタイプもラインナップすると予想します。全長とホイールベースが延長され室内空間が広くなる可能性もあります。
インテリアは2018年8月のビッグマイナーチェンジで行われた質感を引き継ぐと予想
マツダのデミオはコンパクトカーでエントリークラスながらも、CXシリーズやアクセラに負けない上質なインテリアをラインナップしています。2025年に発売される可能性がある新型デミオでも上質な室内の雰囲気を受け継ぐものと考えられます。
最上級グレードのL Packageにはホワイトレザーとブラックレザーが用意されていて、TouringやXD・13Sでもピアノブラックなどのシックで落ち着いた加飾が行われています。電動パーキングブレーキなどの快適装備も搭載されているのでドライバーは先進的な体験をすることができます。
搭載するエンジンはスカイアクティブXでアクセラに続く第2弾の搭載車に その他にもレンジエクステンダー式のロータリーエンジンがラインナップする可能性も
スカイアクティブXはマツダ3が第1弾で、フルモデルチェンジする新型デミオが第2弾になると考えられ、1番排気量の小さいエンジンが搭載されると予想します。またマツダがすでに開発しているレンジエクステンダー式のロータリーエンジンを新型デミオに搭載するという情報もあります。
スカイアクティブXはガソリンエンジンで、従来のスパークプラグを用いた点火ではなくディーゼルエンジンのように圧縮着火するHCCIと呼ばれる方式のエンジンです。まさにガソリンエンジンの出力とディーゼルエンジンのトルクを持つ夢のようなエンジンで市販車の発売を心待ちにしている人も多いでしょう。
アクセラに搭載されると見られているスカイアクティブXは2.0Lですので、デミオクラスになると1.5Lか1.3LあたりのSKYACTIV-Xエンジンが積まれるのではないかと考えます。
すでにテストを行っているレンジエクステンダー式のロータリーエンジンは、日産のeパワーのようなエンジンは発電のみに使用して、モーター走行をする仕組みです。eパワーはコンパクトカーのノートに搭載され大ヒットしているモデルなので、新型デミオにも搭載される可能性はとても高いと考えます。
新型デミオの価格帯はスカイアクティブXやロータリーEVを搭載することで少し上昇すると考えられる
1.3Lガソリンエンジンのデミオはベースグレードで139万円になっていて、2018年のマイナーチェンジで1.5Lエンジンを搭載しました。安全装備もCX-3の装備にアップグレードされ、夜間歩行者も認識するアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポートなどが搭載されるなど安全装備もパワーアップしています。
さらにモデルチェンジ・スカイアクティブXやレンジエクステンダー式のロータリーエンジンを搭載すると、数万円の価格上昇に収まらない可能性もあり、数十万の値上がりになると考えられます。マツダのデミオはエントリーモデルとしての役割も担っているためSKYACTIV-GやSKYACTIV-Dのエンジンは残し、上位グレードにスカイアクティブXやロータリーEVを搭載するものと予想します。
スカイアクティブX | 200万 |
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スカイアクティブX Touring | 210万 |
スカイアクティブX L Package | 215万 |
かつてはデミオとして販売されていたMAZDA2のモデルチェンジ遍歴
MAZDA2はマツダが販売するコンパクトカーで、当初は「デミオ」のネーミングで販売されていたモデルです。4代目デミオをマイナーチェンジした際、海外向けと同じMAZDA2に改名されました。
MAZDA2 DJ系/2019年~
2019年9月、4代目デミオをマイナーチェンジすると同時に、名前をMAZDA2に変更して販売を開始しました。
2020年6月、マツダ創立100周年記念の特別仕様車「100周年特別記念車」を発売。5月、特別仕様車「White Comfort」「SMART EDITION」を、12月には「Black Tone Edition」を発売しました。
2021年6月、一部改良で燃費性能を向上。ワイヤレス充電などの便利で快適な装備を追加。同時に特別仕様車「Sunlit Citrus」を発売。
2023年1月、ビッグマイナーチェンジを実施。フロントフェイスの刷新とインテリアの見直し、ボディカラーの変更などが行われました。9月には商品改良がおこなわれ、「マツダコネクト」の採用や装備体系の見直しが実施されました。
MAZDA2のモデル | 販売年表 |
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DJ系 | 2019年~ |
モデルチェンジした5代目デミオは2025年に誕生か 次世代エンジンのスカイアクティブXやロータリーEVを搭載する注目モデル
2025年にフルモデルチェンジの噂があるマツダのMAZDA2(デミオ)は、魂動デザインを引き継いだキープコンセプトのエクステリア、CXシリーズやアクセラなどに負けない上質な空間と安全装備、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのいいとこどりをしたスカイアクティブXやレンジエクステンダーのロータリーエンジンなど、話題の技術が盛りだくさんの内容です。
デミオはマツダのエントリーモデルの役割も担っているため、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンは残しておきスカイアクティブXは最上位モデルとして君臨することとなるでしょう。CX-3がモデルチェンジして魂動デザインが深化したように、デミオのデザインも深化して成熟した大人のコンパクトカーとなるに違いありません。