CX-8のタイヤおすすめ～17・19インチ純正サイズの低燃費SUVタイヤ

MAZDA CX-8の走りを楽しくしてくれる17インチと19インチのおすすめタイヤ6選

MAZDA CX-8（マツダ シーエックスエイト）におすすめのタイヤを、純正タイヤサイズである「225/65R17」と「225/55R19」のサイズ別に厳選してご紹介します。MAZDA CX-8は、3列シートSUVとして高い人気を誇るモデルです。そのゆとりある室内空間と上質な乗り味を最大限に活かすためには、タイヤ選びが極めて重要となります。特に、MAZDA CX-8の持つ力強くも洗練された走行性能を引き出す高性能タイヤや、ファミリーユースに適した乗り心地と高い静粛性を両立したタイヤへの注目度が高まっています。

MAZDA CX-8のパワートレインは、発売当初はSKYACTIV-D 2.2のクリーンディーゼルエンジンモデルのみでしたが、2018年11月29日に商品改良を実施し、SKYACTIV-G 2.5のガソリンエンジンモデルと、SKYACTIV-G 2.5Tのターボエンジンモデルがラインナップに追加されました。その後も継続的に商品改良を重ね、2025年11月現在も3列シートSUVの主要モデルとして販売されています。走行スタイルや重視する性能（例えば、静粛性、乗り心地、燃費性能、高速安定性など）に合ったタイヤ選びが、MAZDA CX-8でのドライブをさらに快適で楽しいものにする鍵となります。

CX-8のベースグレードにおすすめのサイズ「225/65R17」の低燃費タイヤ

まずは、ホイールサイズが17インチの「225/65R17」タイヤのおすすめモデルを見ていきましょう。この17インチサイズは、MAZDA CX-8の初期モデルや現行モデルの一部のグレードに標準装備されています。特に、優れた燃費性能を重視するSUV向けのタイヤや、高いバランスを持つオールシーズンタイヤなどが、このサイズで人気を集めるカテゴリです。

「XD」や「25S」といったグレードは、MAZDA CX-8のベーシックな走行性能を体感できるモデルです。これらのベースグレードには、経済性と環境性能を両立したSUV向けの低燃費タイヤを特におすすめします。低燃費タイヤは、転がり抵抗を低減することで燃料消費を抑えるため、日々のランニングコスト削減に貢献します。さらに、長寿命設計のモデルを選択すれば、タイヤ交換の頻度も減らせるため、長期的な経済的メリットも得られます。

CX-8の足元をドレスアップできるオールテレーンタイヤ トーヨータイヤ オープン カントリー A/T Ⅲ

TOYOTIRES　OPEN COUNTRY A/T Ⅲ 225/65R17 102H

走破性にすぐれた TOYOTIRES OPEN COUNTRY A/T Ⅲ にホワイトレターが登場

トーヨータイヤの OPEN COUNTRY A/T III（オープンカントリー エーティー スリー）は、オンロードの快適な走行性能と、オフロードの優れた走破性を両立したオールテレーンタイヤです。SUVやピックアップトラックのユーザーから非常に高い人気を集めています。特に、舗装路での日常的な使用から、キャンプ場への悪路走行まで、さまざまな路面状況に対応できる汎用性の高さが特徴です。

この OPEN COUNTRY A/T IIIは、四季を通じて使用可能なオールシーズンタイヤとしての性能も備えています。M+S（マッド＆スノー）規格に対応しているだけでなく、一部のサイズでは厳しい冬の路面にも対応するスノーフレークマーク（3PMSF）を取得しているため、突然の降雪時にも安心感を提供します。デザイン面では、力強いルックスのブラックレターと、クラシカルな雰囲気を持つホワイトレターの選択肢があり、車両のカスタムスタイルに合わせて選ぶことができます。高い耐久性とウェット性能も兼ね備えており、SUVの持つアクティブなイメージをさらに高めるタイヤです。

ヨコハマ（YOKOHAMA）の「ブルーアース RV-02」の高い低燃費性能に加えてこだわりの安全性能でレーンチェンジ時のふらつきを抑えてしっかり止まる

YOKOHAMA BluEarth RV-02 225/65R17 106V XL

ヨコハマ ブルーアース アールブイ-02は燃費グレード「A/a」のウェット性能にも優れたSUV専用低燃費タイヤ

ヨコハマタイヤの BluEarth RV-02（ブルーアース・アールブイゼロツー）は、ミニバンやSUVといったハイト系車両専用に開発された低燃費タイヤです。このタイヤは、高い低燃費性能と優れたウェット性能を両立している点が大きな特徴となります。特に、日本の自動車メーカーが販売する多くのミニバンや、都市型SUVの純正装着タイヤとしても選ばれることが多く、日常の快適な走行をサポートします。

車重が重く、重心が高いミニバンやSUVでは、コーナリング時や車線変更時に車体のふらつきが発生しやすく、タイヤの偏摩耗も課題となります。BluEarth RV-02は、これらの課題に対応するため、専用設計により車体のふらつきを効果的に抑制し、高い操縦安定性を実現します。また、偏摩耗を抑制するトレッドパターンを採用することで、タイヤの長寿命化にも貢献し、高い安全性能と経済性を両立させています。さらに、走行中に発生する耳障りなパターンノイズを抑制する設計を施しており、車内の静粛性にも優れているため、長距離ドライブでも快適な空間を提供します。

トーヨータイヤ（TOYO TIRES）の「プロクセス CF2 SUV」の優れた操縦安定性と静粛性が長距離でも疲れにくい快適な乗り心地と雨の日の安心感を実現

TOYO TIRES PROXES CF2 SUV 225/65R17 102H

トーヨータイヤ プロクセス CF2 SUVはウェットグリップ性能と低燃費性能を両立したSUV向けの低燃費タイヤ

トーヨータイヤの PROXES CF2 SUV（プロクセス・シーエフツー・エスユーブイ）は、都市型SUVのユーザーを主なターゲットにした、快適性と環境性能を追求したタイヤです。このPROXES CF2 SUVは、独自のトレッド配合技術を駆使し、タイヤの性能において重要となるウェットグリップ性能と低燃費性能を高いレベルでバランスさせています。その結果、「A/b」といった低燃費タイヤ等級制度のグレードを獲得し、燃費効率の向上に貢献するエコタイヤとしての側面も持ちます。

このタイヤは、SUV特有の車重や走行状況に対応するため、広い接地面積と高いブロック剛性を確保する設計を採用しています。この設計により、路面に対する優れたグリップ力を維持し、正確で安定感のある操縦安定性を発揮します。特に高速道路での長距離移動では、その安定した走行性能がドライバーの疲労軽減に繋がり、疲れにくい快適な乗り心地を実現します。PROXES CF2 SUVは、低燃費性能、ウェット性能、そして乗り心地と安定性のすべてを高い次元で求めるSUVユーザーに適した選択肢となります。

CX-8のプロアクティブやLパッケージにおすすめのサイズ「225/55R19」の低燃費タイヤ＆オールシーズンタイヤ

続いては、ベースグレードよりもホイールサイズが2インチ大きい225/55R19タイヤのおすすめです。19インチタイヤは、CX-8の次のようなグレードに標準装備されています。

中間グレードの「プロアクティブ」や上級グレードの「L パッケージ」で、快適性能や走行性能が高く、スポーティな走りが楽しめる、SUV用のオールシーズンタイヤやスポーツタイヤがおすすめです。

ブリヂストン（BRIDGESTONE）の「デューラー H/L 850」は静かで上質な乗り心地の快適性能を実現しながら燃費や偏摩耗などの環境性能にもしっかり配慮

BRIDGESTONE DUELER H/L 850 225/55R19 99V

ブリヂストン デューラー エイチ エル 850は静粛性と低燃費性能を高めたSUV用コンフォートタイヤ

ブリヂストンの DUELER H/L 850（デューラー エイチ エル ハチゴーマル）は、「ハイウェイラグジュアリー」をコンセプトに開発されたSUV用のオンロードコンフォートタイヤです。このDUELER H/L 850は、ブリヂストンのSUVタイヤブランドであるDUELERシリーズの中でも、特に高い静粛性と快適な乗り心地を追求していることが大きな特長です。舗装路での走行性能を重視するクロスオーバーSUVや都市型SUVにとって、静かで上質なドライビングを実現する選択肢となります。

DUELER H/L 850は、優れた低燃費性能を発揮すると同時に、四季を通じて使用できるオールシーズンタイヤとしての機能も備えています。タイヤ側面にはM+S（マッド＆スノー）マークを刻印しているため、一般的な夏タイヤと比較して浅雪や泥道といった未舗装路で優れたグリップ力を発揮します。これにより、突然の天候変化や軽度な悪路への対応力を高めており、長距離移動やレジャーでの使用においても、安心感と快適性を両立した走行性能を提供します。

グッドイヤー（GOOD YEAR）の「エフィシェントグリップ SUV HP01」の高い静粛性と操縦安定性がCX-8の快適でありながら運動性能に優れた走りを高める

GOOD YEAR EfficientGrip SUV HP01 225/55R19 99V

グッドイヤー エフィシェントグリップ SUV HP01はSUVユーザーのニーズに応えるオンロード向けSUV用タイヤ

グッドイヤーの EfficientGrip SUV HP01（エフィシェントグリップ エスユーブイ エイチピーゼロワン）は、主に都市型クロスオーバーSUVの走行特性に合わせて開発された高性能タイヤです。このタイヤは、街乗りから高速道路でのクルージングまで、幅広い走行シーンで求められる複数の重要な性能を高次元でバランスさせています。特に、SUVユーザーが重視する静粛性や快適な乗り心地、そして経済性に直結する低燃費性能の向上に注力している点が大きな特徴です。

EfficientGrip SUV HP01は、都市型SUVの走りに必要な操縦安定性を確保しつつ、タイヤの寿命に影響する耐偏摩耗性能にも優れています。独自のトレッドパターン設計により、ロードノイズを低減し、車内空間の静粛性を高めます。また、高重心のSUVにおいて発生しやすいふらつきを抑制する剛性設計を施しており、高い運動性能のみならず、長距離移動でも疲れにくい快適性能もしっかりと実現しています。このEfficientGrip SUV HP01は、SUVに求められるすべての性能をバランス良く満たすコンフォートSUVタイヤとして評価されています。

ダンロップ（DUNLOP）の「グラントレック PT3」の高い応答性や安定性がリニアなハンドリングを実現して低発熱密着ゴムにより低燃費でロングライフに

DUNLOP GRANDTREK PT3 225/55R19 99V

ダンロップ グラントレック ピーティー3は運転が楽しくなる走行性能に優れたオンロード向けSUV用タイヤ

ダンロップの GRANDTREK PT3（グラントレック ピーティースリー）は、オンロードをメインに走行する都市型SUVのために開発されたコンフォートSUVタイヤです。このタイヤは、走行性能と環境性能を高い次元で両立している点が大きな特長となっています。特に、低燃費性能を向上させる設計を採用しており、タイヤの転がり抵抗を低減することで燃料費の節約に貢献します。経済性を重視しつつも、SUVに求められる高い基本性能を確保しています。

GRANDTREK PT3は、SUVらしいしっかりとした走りが楽しめるよう、優れた操縦安定性と高いウェット性能を実現します。これにより、雨天時の走行でも安心感のあるグリップ力を提供します。また、タイヤ側面にはM+S（マッド＆スノー）マークを刻印しており、浅雪に対応した深溝設計を組み合わせることで、一般的な夏タイヤよりも雪道での対応力が高いことも魅力の一つです。さらに、この深溝設計はトレッドの摩耗ライフを延ばし、タイヤのロングライフ性能にも優れているため、経済的かつ安全性の高いSUVタイヤとして評価されています。

トーヨータイヤ（TOYO TIRES）の「プロクセス T1 スポーツ SUV」はハイグリップなコーナリング性能に加えてプレミアムスポーツにふさわしい快適性を実現

TOYO TIRES PROXES T1 Sport SUV 225/55R19 99V

トーヨータイヤ プロクセス T1 スポーツ SUVはウェット/ドライ性能を両立したスポーティな走りのSUVタイヤ

トーヨータイヤの PROXES T1 Sport SUV（プロクセス ティーワンスポーツ エスユーブイ）は、ハイパワーなSUVの運動性能を最大限に引き出すために設計されたプレミアムスポーツタイヤです。このタイヤは、スポーツ走行を好むドライバーをターゲットとしており、優れたドライ性能とウェット性能のバランスを追求しています。特に、高速域での走行安定性や、シャープなハンドリング性能を重視するSUVオーナーに最適なモデルです。

このPROXES T1 Sport SUVは、イン側（IN側）をウェット性能重視、アウト側（OUT側）をコーナリング性能重視とする非対称トレッドパターンを採用しています。この独自のアシンメトリーパターンによって、あらゆる路面状況で高いグリップ力を確保します。さらに、効果的に排水性を高めるグルーブ設計により、優れたウェットブレーキ性能を発揮します。また、トレッドブロックの強力な剛性が路面からの入力をしっかりと受け止め、ドライバーの意図に忠実なシャープなハンドリングを実現し、SUVのスポーティな走りを支えます。

新型CX-8の純正タイヤサイズと純正ホイールサイズの一覧

M＋Sマーク付きだからといって冬道で安心してはいけない

M+Sとは「Mud and Snow（マッド・アンド・スノー）」の略であり、M+Sマークは、一般的な夏タイヤと比較して雪道や泥道といった未舗装路で優れた走行性能を発揮するタイヤであることを示しています。SUV（スポーツ・ユーティリティ・ビークル）は、一般の乗用車とは異なり、多用途性や高い走破性能が求められます。そのため、各タイヤメーカーはM＋Sマークを刻印したSUV用タイヤやオールテレーンタイヤを多数ラインナップしています。

ただし、M+Sマークが付いているからといって、日本の冬道で完全にオールシーズン走行ができるわけではありません。M+Sタイヤは、積雪路面（雪道）での走行性能は持つ一方で、路面が凍結したアイスバーンでの氷上性能が大きく劣るという弱点があるためです。したがって、路面の凍結が予想される地域や降雪量の多い地域では、M+Sマークに加えて「STUDLESS」と刻印されたスタッドレスタイヤ（冬用タイヤ）の使用が必須となります。冬の安全な走行のためには、タイヤの特性を正確に理解することが大切です。

MAZDA CX-8（マツダ シーエックスエイト）に合うスタッドレスタイヤの選択肢が気になる場合は、こちらのCX-8のスタッドレスのおすすめをご覧ください。記事では、ブリヂストンやヨコハマのほか、ミシュラン、コンチネンタルなどの主要メーカーの純正サイズに対応するスタッドレスタイヤを紹介しています。