CX-5と外車の比較！輸入車6種を見た目や燃費性能で比べた

CX-5と外車の比較！ミドルサイズSUV対決

マツダが販売するミドルサイズSUVの「CX-5」は、クリーンディーゼルエンジンを搭載し、燃費もいい5人乗りのクロスオーバーSUVです。日本車では、トヨタのC-HRや日産のエクストレイルと比較されていますが、外車コンパクトSUVのライバルもたくさんいます。

そこで、2017年2月にフルモデルチェンジしたばかりのマツダ「CX-5」と、輸入車のコンパクトクロスオーバーSUV6車種の価格・燃費・エクステリア・インテリアなどを比較します。

CX-5は2017年2月にフルモデルチェンジして2018年11月にマイナーチェンジ（一部改良）を行った

CX-5は、2017年2月にフルモデルチェンジを施し、さらに上質な車へと進化しました。ヘッドライト形状は細くなりLEDを採用、レーダークルーズコントロールは30km/hからの作動を0km/hにしたことで発進する時から前車に追従するように進化しました。
自動ブレーキ技術も歩行者を検出可能なものにアップグレードされ、標識を検出してディスプレイに表示する機能も新たに追加されました。

2018年11月には「スカイアクティブG 2.5T」という海外で展開してるターボエンジンを搭載したモデルを投入、既存のディーゼルモデルにマニュアルミッション仕様を追加しています。

エンジンラインナップは「2.0Lガソリンモデル」「2.5Lガソリンモデル」「2.2Lディーゼルモデル」「2.5Lガソリンターボモデル」の4種類あり、WLTCモード燃費は12.2km/L～19.4km/Lと、ミドルサイズSUVの中でも低燃費を実現しています。

ジープ レネゲードはCX-5よりもコンパクトだがアメ車らしい存在感が魅力の外車

ジープが販売する「レネゲード」は、車種ラインナップの中でも1番小さいコンパクトSUVで、2015年に販売されました。フィアット500Xとは姉妹車の関係にあり、エンジンを共用しているなど、共通点があります。

テールレンズの「X」デザインは、アメリカで使われているガソリン携行缶「ジェリー缶」にちなみ、至るところに施されています。

インテリアデザインは、黒を基調としたシックな色合いの他にも、ホワイトシートもあります。ポイントで使われているオレンジの色合いがポップな遊び心を演出しています。

ルノー キャプチャーは落ち着いたエクステリアとハイセンスな内装が魅力の外車

フランスのルノー「キャプチャー」は、2014年2月から販売されている5ドアクロスオーバーSUVで、日産のジュークをベースとした姉妹車です。ヘッドライトとグリルが繋がったデザインは日産のVモーショングリルを彷彿させ、サイドの味付けも後方に行くにつれてせりあがっていくデザインが美しいです。

インテリアは、ブラックを基調とした落ち着いたデザインで、センターのナビは大型でとても見やすい配置です。シートは、着脱可能なジップシートクロスを採用していて、シートカバーのような使い方ができ、最大5回まで洗濯することができます。オプションで様々なデザインのジップシートクロスが用意されているので、気分や季節に合わせて着せ替えができます。

安全装備には、衝突安全性を高めたボディ骨格、坂道発進でのずり下がりを抑制する「ヒルスタートアシスト」、ソナーを利用した「パーキングアシスト」、コーナーでウィンカーとステアリングに連動して点灯するフォグランプなど、安全装備も充実しています。

DS クロスバックはディーゼルエンジンを搭載するライバル車でトルクフルな走りが評価

シトロエンから独立したブランドDSが販売する「DS4クロスバック」は、2016年4月から販売されているクロスオーバーSUVです。クリーンディーゼルエンジンの「Blue HDi」を搭載しています。

ヘッドライトデザインは釣り目の力強いデザインで、目を囲むように配置されているLEDデイライトは、日中の運転でも視認性が高いので周りの車からも発見されやすく安全運転に繋がります。ヘッドライトはバイキセノンのHIDが搭載されていて、夜間の運転でもとても見やすい設計です。

インテリアデザインは、黒を基調とした上質なデザインで前方の視界が広く見やすい「パノラミックフロントウィンドウ」を採用し、レザーシートにはハバナ（ブラウン）、クリオロ（ダークブラウン）の2色設定です。プッシュスタート式のエンジンキーの他、センターコンソールにはUSBソケットも備え付けられています。

アウディ Q2はSUVラインナップでは最小モデルでCX-5よりも扱いやすさは上の外車

ドイツのアウディが2017年6月に販売する「Q2」は、SUVのQシリーズ史上1番コンパクトなクロスオーバーSUVで、「1,000ccガソリンターボエンジン」と「1,400ccガソリンターボエンジン」の2種類ラインナップがあります。

全体的な印象はガッチリとした力強いフォルムで、後部座席のウィンドウからバックウィンドウにかけての色がシルバーになっているデザインが印象的で、シルバーの他にもボディ同色かグレーが用意されています。

インテリアは黒を基調としたシックなデザインで、シルバーの装飾が高級感を醸し出しています。コンパクトボディながら、天井までのゆとりや足周りの空間も確保されているので窮屈に感じることが少なくなっています。

プジョー 2008はしなやかな「猫足」を持つ独特の乗り味が魅力の外車

フランスのプジョーが販売するクロスオーバーSUV「2008」は、2013年から販売している車です。街乗りに似合う都会派SUVで、コンパクトなサイズ感は道幅の狭い場所でも楽に運転できます。

ヘッドライトは最新のLEDを使用していて、白いラインLEDは視認性も高くデイライトとして活躍します。

リアランプはライオンのかぎ爪を模した3本のラインが特徴的な「ライオンズクロー」と呼ばれるデザインがとても印象的です。

インテリアは、黒を基調としてシルバーの装飾が高級感を増しています。スポーティーかつ力強いデザインは、しっかりとした走りへのワクワク感を高めてくれます。オプション装備で、パノラミックガラスルーフが装備できて、光を取り込み開放感のある室内を実現できます。

5km～30km/hの間で作動してブレーキ操作を自動で行う「アクティブシティブレーキ」、車体が滑り出したなど危険な体制にならないよう自動的に制御してくれる「エレクトロニックスタビリティコントロール」など、安全装備も充実しています。

フォルクスワーゲン ゴルフ オールトラックはアウトバーンで鍛えられた足回りが特徴の最有力のライバル車

ドイツのフォルクスワーゲンが販売する「ゴルフ オールトラック」は、2015年7月から販売しているクロスオーバーステーションワゴンです。ボディカラーは全7色、シートカラーも2パターンから選ぶことができます。

ステーションワゴンタイプなので、トランク容量は605リットルあります。後部座席を6：4で分割して倒すことができるので、座席の片側だけ倒し長尺物を積みながら3人乗車する、座席を全部倒すと1,620リットルの容量を確保できるので、たくさんの荷物を乗せることが可能です。

シートはファブリックシートを使っていて、通気性が良く適度なホールド感があるので身体が左右に揺れにくく長時間乗っていても疲れにくいのです。

オプション設定には、後部座席までカバーする電動のパノラマスライディングルーフ、高級感のあるレザーシート、ドアトリムやフット空間にライトが点灯する「インテリアアンビエントライト」など、たくさんのオプション装備が用意されています。

CX-5の魅力は比較される外車には負けない燃費性能

マツダのCX-5と比較されるミドルサイズ・コンパクトSUVの中でも燃費性能は負けていません。また、他の輸入車では、ガソリンエンジンの燃料に「ハイオクガソリン」を使用しますが、CX-5はディーゼルエンジンを使っているので燃料は「軽油」を使用し、ランニングコストにも優れます。

ですが、CX-5と比較される外国メーカーの車も魅力的な車種がたくさんあります。自分の好みや使い方にあった1台を見つけてください。