CX-3のマイナーチェンジ

CX-3がマイナーチェンジで新型ディーゼルエンジンのSKYACTIV-D 1.8を搭載

CX-3のマイナーチェンジは2018年5月末に行われ、エンジンに新しいSKYACTIV-D 1.8が搭載されました。価格帯は据え置きになり、クルーズコントロールに全車速追従機能や電動パーキングブレーキ、夜間対応自動ブレーキ機能も追加されています。

CX-3がマイナーチェンジで新型ディーゼルエンジンのSKYACTIV-D 1.8を搭載

CX-3のマイナーチェンジが2018年5月31日に行われる

マツダのクロスオーバーSUVの中でも1番コンパクトなサイズのCX-3が2018年5月31日に年次改良のマイナーチェンジが行われます。2016年には質感向上と特別仕様車の追加、2017年ではガソリンエンジンの追加が行われたCX-3は、2018年にどのような改良が加えられるのでしょうか?

安全装備の追加や1.8Lディーゼルエンジンの追加が行われたCX-3のマイナーチェンジ内容をチェックしていきましょう。

2018年の追加内容は安全装備とSKYACTIV-Dの1.8Lの採用

疾走するCX-3のサイドビュー

CX-3のマイナーチェンジで追加されるのは、アテンザのマイナーチェンジでも追加されると予想されている「i-ACTIVSENSE」のマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールに全車速追従機能の追加です。2018年2月の時点でCX-3に搭載されているMRCCは、設定速度30kmから100km/hの範囲で作動しますが、2018年のマイナーチェンジにより全車速対応になります。

ディーゼルエンジンのSKYACTIV-D

また、新開発のディーゼルエンジンである「SKY ACTIV-D 1.8」が採用され、従来の「SKY ACTIV-D 1.5」から排気量が300ccアップし、出力は8kW向上しましたが、トルクは変わっていません。また、自動車税が2.0Lまでの区分になるので、5,000円アップの39,500円になります。

SKYACTIV-D 1.8スペック
種類 直列4気筒ターボ
排気量 1,756cc
最高出力 85KW/4,000rpm
最大トルク 270Nm/1,600-2,600rpm

出力・トルクともに伸びると予想しますが排気量は1.5Lを超えるので、自動車税が39,500円になります。

2018年CX-3 マイナーチェンジ後のエクステリア

CX-3のフロントビュー

CX-3のエクステリアは、初代CX-5のエクステリアやデミオのヘッドライトと同様のデザインになっていますが、2018年のマイナーチェンジでは大幅に変わりませんでしたが、ラジエーターグリル・LEDリアコンビネーションランプ・アルミホイールなどのデザインが変更され、フォグランプベゼルがグロスブラックになるなど深化しています。

エクステリアの変更はないと予想されるので、ボディサイズに変更はありません。全長は4,275mm、全幅1,765mm、全高1,550mmの3ナンバーサイズで、ホイールベースは2,570mmあります。

CX-3のボディサイズ
全長 4,275mm
全幅 1,765mm
全高 1,550mm
ホイールベース 2,570mm
室内長 1,810mm
室内幅 1,435mm
室内高 1,210mm
最低地上高 160mm

2018年CX-3 マイナーチェンジ後のインテリア

2018年のマイナーチェンジで予想されるCX-3の内装

CX-3のインテリアは標準グレードにはクロスシート、上級グレードには合皮、最上級グレードにはパーフォレーションレザーがシート素材に使われていて、2018年のマイナーチェンジでは内装の質感向上デザイン変更などは行われないと予想していましたが、センターコンソールのレイアウトを見直してアームレストやマルチボックスを追加、後部座席にはカップホルダー付きのアームレストを装備しています。

2018年5月31日に追加された特別仕様車の内装

特別仕様車には「Exclusive Mods」が新たに設定され、シート色にはディープレッドナッパレザーを採用してさらなる大人の雰囲気が漂う空間になっています。

2018年CX-3 マイナーチェンジ後の搭載装備

街で駐車中のCX-3

CX-3 マイナーチェンジ後の搭載装備は「i-ACTIVSENSE」のMRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)へ全車速追従機能が搭載されています。車速0km/hから動作するレーダークルーズコントロールで、渋滞している高速道路などでの運転がとても楽になります。

また、自動ブレーキ機能である「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」に、夜間の歩行者検知機能が追加され、夜の運転も安心して走行できるようになります。

CX-3のi-ACTIVSENSEまとめ

・アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(夜間歩行者検知機能付き)
・AT誤発進抑制機能(前進)
・アダプティブ・LED・ヘッドライト
・ハイ・ビーム・コントロールシステム
・車線逸脱警報システム
・スマート・シティ・ブレーキ・サポート
・AT誤発進抑制制御(後退)
・ブラインド・スポット・モニタリング
・リア・クロス・トラフィック・アラート
・リアパーキングセンサー(センター/コーナー)

2018年CX-3 マイナーチェンジ後の搭載エンジン

SKYACTIVに装飾されているマツダのエンブレム

CX-3のマイナーチェンジ後に搭載されるエンジンは、ガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 2.0」と、新しいディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 1.8」が搭載されています。既存のガソリンエンジンは「SKY ACTIV-G 2.0」のまま据え置きになります。

マイナーチェンジ後のCX-3搭載エンジン
名称 SKYACTIV-G 2.0 SKYACTIV-D 1.8
種類 直列4気筒 直列4気筒ターボ
排気量 1,997cc 1,756cc
最高出力 109KW/6,000rpm 85KW/4,000rpm
最大トルク 192Nm/2,800rpm 350Nm/1,600-2,500rpm
使用燃料 レギュラー 軽油

既存のSKYACTIV-D 1.5が1,800ccのエンジンに置き換わり、ガソリンエンジンは据え置きになると考えられます。

2017年のCX-3マイナーチェンジ情報も紹介

マツダの大人気SUVのCX-3は2017年にもマイナーチェンジされています。エクステリアやインテリア、パワートレインなどが進化しているCX-3の2017年の情報も詳しく紹介します。

2017年CX-3に搭載されたエンジンと燃費

2017年7月27日にCX-3へ新たに加わるラインナップは、「SKYACTIV-G」を搭載したガソリンモデルで、排気量は2,000ccのエンジンです。最高出力はディーゼルエンジンに勝りますが、最大トルクはディーゼルエンジンより低い数値です。

CX-3ガソリンスペック
名称 SKYACTIV-G 2.0
排気量 1,997cc
最高出力 148ps/6,000rpm
最大トルク 192Nm/4,000rpm

また、ガソリンモデルでの燃費は、すでにマツダからアナウンスされていて、JC08モードに替わり今後販売する車に採用されるWLTCモードでの燃費計測結果を公表しています。

WLTCモードCX-3燃費
2WD(FF) 4WD
総合燃費 16.0km/L 15.2km/L
市街地モード 12.2km/L 11.6km/L
郊外モード 16.8km/L 15.8km/L
高速道路モード 18.0km/L 17.4km/L

WLTCモードの燃費計測では、総合的な燃費の他に街乗りでの燃費である「市街地モード」、信号の少ない郊外を走行する時の燃費である「郊外モード」、信号のない高速道路を走行する時の燃費である「高速道路モード」の3種類の燃費が追加されます。

燃費の測定方法も、よりユーザーが日常的な使い方に沿って計測されているので、実燃費もカタログ燃費に近くなると言われています。

2017年のガソリンモデル20Sの販売価格

2017年7月27日に販売するCX-3のガソリンモデルの価格は、6月28日にアナウンスされ、価格は以下の通りで、トランスミッションは、ATのみの設定になります。

CX-3ガソリンモデル価格表
20S・2WD 2,106,000円
20S・4WD 2,332,000円
20S PROACTIVE・2WD 2,284,200円
20S PROACTIVE・4WD 2,510,200円
20S L package・2WD 2,538,000円
20S L package・4WD 2,764,000円
20S Noble Brown・2WD 2,570,400円
20S Noble Brown・4WD 2,796,400円

ライバル車のホンダ・ヴェゼルやトヨタ・C-HR、日産・エクストレイルのスタート価格が、192万(ヴェゼル)、219万(エクストレイル)、251万(C-HR)という金額なので、ライバル車と価格も並び候補としてCX-3が外れる機会が少なくなると予想します。

ライバル車との価格・燃費比較
CX-3・20S・2WD 2,106,000円 17.0km/L
ヴェゼル・G・2WD 1,920,000円 20.6km/L
エクストレイル・20S・2WD 2,197,800円 16.4km/L
C-HR・S-T・4WD 2,516,400円 15.4km/L

2016年のマイナーチェンジでは特別仕様車の追加も

CX-3は2016年にもマイナーチェンジを行い特別仕様車「Noble Brown(ノーブルブライン)」を発表しています。内装をブラウンで統一した気品あふれる内装はいつまでも乗っていたくなるほどです。

2016年のマイナーチェンジで追加された内容

新型CX-3のサイドビュー

CX-3は、2015年2月の販売開始以来、2016年10月に1回の商品改良(マイナーチェンジ)と、「Noble Brown」と呼ばれる特別仕様車の追加を行いました。

CX-3商品改良で変更されたポイント

・ステアリングホイールのデザイン変更
・G-Vectoring Controlの全車標準装備
・アクティブ・ドライビング・ディスプレイの改良
・ガラスの厚み・遮音材・吸音材の追加により静粛性アップ
・ナチュラル・サウンド・周波数コントロールの全車標準装備
・歩行者検知可能なシティブレーキサポートの全車標準装備

主な追加点は以上の通りで、安全装備の全車標準装備や、ドライバーの運転支援フィーリングの向上、静粛性の向上など、快適性を追求したものになっています。

また、特別仕様車の「Noble Brown」では、上級グレードである「XD L Package」をベースにシート素材にはナッパレザーの採用、アルミホイールには高輝度のダーク塗装など、特別仕様車ならではの豪華装備になっています。

CX-3のボディカラー・グレード情報も紹介

CX-3は鮮やかなでクリアな「匠塗」を採用するソウルレッドクリスタルメタリックを筆頭に全8色が用意されています。どの色もCX-3にマッチする素敵なボディカラーが揃っています。

CX-3のボディカラーはソウルレッドクリスタルメタリックを含めた全8色

CX-3のボディカラーは全8色用意されていて、特別仕様車の「Exclusive Mods」はチタニウムフラッシュマイカ・エターナルブルーマイカを除く全6色設定になっています。

ソウルレッドクリスタルメタリックのCX-3

※ソウルレッドクリスタルメタリック+64,800円高(マイナーチェンジの追加色)

スノーフレイクホワイトパールマイカのCX-3

※スノーフレイクホワイトパールマイカ+32,400円高

ジェットブラックマイカのCX-3

※ジェットブラックマイカ

ディープクリスタルブルーマイカのCX-3

※ディープクリスタルブルーマイカ

エターナルブルーマイカのCX-3

※エターナルブルーマイカ

マシーングレーププレミアムメタリックのCX-3

※マシーングレーププレミアムメタリック+54,000円高

セラミックメタリックのCX-3

※セラミックメタリック

チタニウムフラッシュマイカのCX-3

※チタニウムフラッシュマイカ

  • 「スノーフレイクホワイトパールマイカ」
  • 「ソウルレッドクリスタルメタリック」
  • 「マシーングレーププレミアムメタリック」

上記の3色は、特別塗装色でホワイトが32,400円、マシーングレープが54,000円、新しく追加された「ソウルレッドクリスタルメタリック」は、64,800円高くなります。

CX-3のグレード・標準装備

マツダCX-3のグレードは、ベースグレードの「XD」、安全装備が充実した「XD PROACTIVE」、最上級グレードの「XD L package」、最上級グレードをベースにした特別仕様車の「XD Noble Brown」の4種類があります。それぞれの標準装備と価格をまとめました。

XD・20S(ベースグレード)

CX-3のブラック・ダークグレーのコンビカラーシート

ベースグレードのXDが装備しているシートは、クロス素材でブラック・ダークグレーのコンビカラーシートです。

CX-3のLEDヘッドランプ

ベースグレードといえば、ハロゲンランプといったイメージがありますが、マツダのCX-3はベースグレードでもハイ・ロー兼用のLEDヘッドランプを標準装備しています。

CX-3の18インチアルミホイール

標準タイヤサイズは、大きく迫力がある「215/50R18」の18インチアルミホイールを装着していて、幅が広く径も大きいので直進はもちろん、カーブでも安定性があります。

CX-3のフルオートエアコン

他には、フルオートエアコンも装備されていて、ベースグレードとは思えない快適装備の充実さに驚きます。

XD・20S価格表
XD・2WD・AT 2,376,000円
XD・2WD・MT 2,376,000円
XD・4WD・AT 2,602,000円
XD・4WD・MT 2,602,000円
20S・2WD・AT 2,106,000円
20S・4WD・AT 2,332,000円

PROACTIVE

CX-3のブラック合皮・ダークグレーのクロス素材コンビシート

上級グレードの「PROACTIVE」が装備しているシートは、ブラック合皮・ダークグレーのクロス素材コンビシートです。合皮の部分は、シート背もたれ前面、サイドサポート、座面に使用されています。よく部分には合皮素材を使って高級感を与え、時期によっては蒸れる場所に通気性のいいクロス素材を使うことで快適性も両立しています。

CX-3のドアアームレスト

XD PROACTIVEの標準装備は、ベースグレードのものに加えてドアアームレストに合皮が使われています。他にも、メーターフードトリムにも、合皮が使用されていて高級感があります。

CX-3のアクティブ・ドライビング・ディスプレイ

また、車速やナビの情報、車両情報を表示してくれる「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」を搭載しています。

PROACTIVE価格表
XD・2WD・AT 2,592,000円
XD・2WD・MT 2,592,000円
XD・4WD・AT 2,818,000円
XD・4WD・MT 2,818,000円
20S・2WD・AT 2,284,200円
20S・4WD・AT 2,510,200円

L package

CX-3のホワイトレザーを使った本革・ラックススエードのコンビシート

最上級グレードのL packageでは、ホワイトレザーを使った本革・ラックススエードのコンビシートを採用しています。また、色はホワイトだけではなくブラックも用意されていて、ボディカラーとインテリアカラーを白で統一する、黒いボディに黒い内装でシックな雰囲気にするなど、色々とパターンが選べるのも嬉しいポイントです。

CX-3のLEDフォグランプ

XD PROACTIVEの標準装備に加えて、L packageではLEDフォグランプが搭載されます。他にも、冬に嬉しいステアリングヒーターや、メモリー付き10Wayパワーシートが装備されます。

CX-3のステアリングヒーター

※ステアリングヒーター

CX-3の運転席10wayパワーシート

※運転席10wayパワーシート

L package価格表
XD・2WD・AT 2,808,000円
XD・2WD・MT 2,808,000円
XD・4WD・AT 3,034,000円
XD・4WD・MT 3,034,000円
20S・2WD・AT 2,284,200円
20S・4WD・AT 2,510,200円

Noble Brown

CX-3のハバナブラウンカラーのナッパレザー

特別仕様車Noble Brownでは、ハバナブラウンカラーのナッパレザーを使った内装で、ディープレッドのグランリュクスとのコンビシートを採用しています。内装カラーは、ブラウン1色設定です。

CX-3のダーク塗装がされたホイール

専用のダーク塗装がされたホイールを採用していて、タイヤサイズは「215/50R18」と変わりません。他にも、インパネやドアトリム、ドアアームレストには、ハバナブラウンの合皮が使われていて、高級感を演出しています。

CX-3の助手席側インパネ

※助手席側インパネ

CX-3のフロントドアトリム

※フロントドアトリム

CX-3のリアドアアームレスト

※リアドアアームレスト

Noble Brown価格表
XD・2WD・AT 2,840,400円
XD・2WD・MT 2,840,400円
XD・4WD・AT 3,066,400円
XD・4WD・MT 3,066,400円
20S・2WD・AT 2,570,400円
20S・4WD・AT 2,796,400円

また、全ての4WDグレードに共通して装備されるものは、「ヘッドランプウォッシャー」「AWDオーナメント」「ヒーテッドドアミラー」「リアフォグランプ」「大型ウォッシャータンク」の4種類があります。特に、雪が降る地域で選ばれることが多い4WDで活躍するヘッドランプウォッシャーとドアミラーヒーターは、嬉しい装備です。

CX-3のマイナーチェンジでは新エンジンの追加や安全機能が追加された

2018年5月31日に行われるCX-3の年次改良は、新しいディーゼルエンジンである「SKY ACTIV-D 1.8」の搭載や、夜間の歩行者に対応した自動ブレーキ機能、インテリアやエクステリアの質感向上など多岐にわたります。
値段も数万円のアップで、2017年モデルと比べてほぼ据え置きなのは、ユーザーにとっても嬉しいポイントです。さらに新しい特別仕様車の「Exclusive Mods」も発売され、CX-3はさらなる進化を遂げました。