スバル クロストレック最新情報 2026年9月の改良で全車ストロングハイブリッドへ スバルXVから続く進化の全記録
スバルのコンパクトクロスオーバーSUV「クロストレック」の最新情報をまとめます。
クロストレックは、日本で「XV」の名で親しまれてきたモデルが、2022年のフルモデルチェンジ(GU系)を機にグローバル共通の車名へ切り替わったモデルです。かつてのXVは、C-HRやヴェゼルといった強力なライバルがそろうSUV市場で存在感を示し、自動車事故対策機構(NASVA)の安全性評価でも高い評価を得てきました。
現行クロストレックは、2.0Lエンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」でスタートし、2024年12月にストロングハイブリッド「S:HEV」を追加。その後も特別仕様車の設定を重ねてきましたが、2026年9月17日に発表された改良モデルでは2.0L e-BOXER車をラインアップから外し、全グレードを「e-BOXER(ストロングハイブリッド)」搭載車に一本化しました。WLTCモード燃費も19.5km/Lへ向上しています。ここでは最新の改良内容を軸に、これまでの特別仕様車や改良の歩み、そして先代XVで培われた特徴までを整理していきます。
クロストレックが2026年9月17日に改良モデルを発表 全グレードがストロングハイブリッド搭載車に
SUBARUは2026年9月17日、クロストレックの改良モデルを発表しました。今回の改良でもっとも大きいのはラインアップの再編です。2.0L e-BOXERを積むグレードを整理し、2.5L水平対向エンジンと2つのモーターを組み合わせた「e-BOXER(ストロングハイブリッド)」の搭載車だけに絞り込みました。
グレードは「Premium S:HEV」と「Premium S:HEV EX」の2つで、駆動方式はいずれもAWDです。あわせてメーカー装着オプションの構成を組み直し、ハーマンカードンのサウンドシステムやナビゲーション機能を選べるようにしたほか、燃費性能の向上、外装の細部変更、新色イグニッションレッドの採用も行われています。
メーカー希望小売価格はPremium S:HEVが3,833,500円、Premium S:HEV EXが4,053,500円(いずれも消費税10%込)で、改良前と同額に据え置かれました。月間の販売計画は500台です。
クロストレック 2026年9月改良モデルの主な変更点
- 全グレードをe-BOXER(ストロングハイブリッド)搭載車に一本化
- Premium S:HEV EXのメーカー装着オプションにハーマンカードンサウンドシステムを新設定
- Premium S:HEVのメーカー装着オプションにナビゲーション機能を新設定
- エンジン制御の最適化などによりWLTCモード燃費を19.5km/Lに向上
- ルーフレール(メーカー装着オプション)の色をダークグレーからブラックに変更
- リヤのe-BOXERオーナメントのデザインを変更
- ボディカラーにイグニッションレッドを新たに採用
【クロストレック 2026年9月改良】ラインアップ:2.0L e-BOXER車を廃止し、ストロングハイブリッドの2グレード構成に
改良前のクロストレックには、2.0L e-BOXERの「Touring」「Limited」「Limited Style Edition」、特別仕様車「Limited Black」と、ストロングハイブリッドの「Premium S:HEV」「Premium S:HEV EX」が並んでいました。今回の改良で前者はすべて姿を消し、公式サイトのグレード一覧に掲載されているのもストロングハイブリッドの2グレードのみとなっています。
この変更で、新車のクロストレックの最も安い価格は、Touring(FWD)の3,014,000円からPremium S:HEVの3,833,500円へと、約82万円上がる計算になります。手ごろな価格で選べるコンパクトSUVという入り口は狭まりました。その一方で、燃費や航続距離、給電機能に強みを持つストロングハイブリッドに商品を集中させ、クロストレックの性格をはっきりさせる狙いが読み取れます。2.0L e-BOXER車を検討していた人は、在庫車や認定中古車も含めて比較するとよいでしょう。
【クロストレック 2026年9月改良】エクステリア:ルーフレールをブラック化、e-BOXERオーナメントも新デザインに
外観の変更は小規模ですが、印象を引き締める内容です。メーカー装着オプションのルーフレールは、これまでのダークグレーからブラックに変わりました。ルーフまわりが黒でまとまることで、ボディカラーとのコントラストが強まり、ラギッドな雰囲気が一段と際立ちます。
リヤに備わるe-BOXERオーナメントもデザインが改められています。全車がストロングハイブリッドになったタイミングでの変更で、後ろ姿からも新しいクロストレックであることを見分けやすくなりました。
足元には、ストロングハイブリッド用の18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝)と225/55R18のオールシーズンタイヤを組み合わせます。フルLEDハイ&ロービームランプやステアリング連動ヘッドランプ、コーナリングランプ、ダークグレー塗装加飾付のLEDフロントフォグランプも両グレードに備わり、樹脂クラッディングで囲まれたボディと合わせて、街にもアウトドアにもなじむスタイルに仕上がっています。
【クロストレック 2026年9月改良】パワートレイン・燃費:制御の見直しでWLTCモード19.5km/Lに
燃費は、エンジン制御の最適化などによってWLTCモードで19.5km/Lとなりました。ストロングハイブリッド追加時の18.9km/Lと比べると0.6km/L、率にしておよそ3%の改善です。ハードウェアを大きく変えずに数値を伸ばしており、制御面の熟成が進んだことがうかがえます。
エンジンと2つのモーターを使い分けるシリーズ・パラレル方式
クロストレックのストロングハイブリッドは、発電用と駆動用の2つのモーターを持つシリーズ・パラレル方式です。走る状況に応じて、モーターだけで走る、エンジンで発電しながらモーターで走る、エンジンの力で直接走る、といった動き方を自動で切り替えます。
燃料タンクは63Lの大容量タイプです。新しい燃費値19.5km/Lに63Lを掛けると、計算上の航続距離は約1,228kmになります。実際の走行では条件によって数値は下がりますが、長距離のドライブやアウトドアの遠出でも給油の回数を抑えやすいのは大きな魅力です。
エンジンは2.5LのFB25型水平対向4気筒で、最高出力118kW(160PS)、最大トルク209N·m(21.3kgf·m)を発生します。駆動用モーターは最高出力88kW(119.6PS)、最大トルク270N·m(27.5kgf·m)で、使用燃料は無鉛レギュラーガソリンです。
リチウムイオン電池の駆動用バッテリーは荷室の床下に置かれ、前後の重量バランスを整える役割も担っています。
走行シーンに合わせて動力を切り替え
走り出しや街中の低い速度では、駆動用モーターが主役です。エンジン音に邪魔されない静かでスムーズな加速が味わえます。
高速道路を一定の速度で巡航するときは、効率のよいエンジンを中心に走ります。
追い越しや合流で力が欲しい場面では、モーターがエンジンを助けて素早く速度を乗せます。
減速時には車輪の回る力でモーターを回して発電し、バッテリーに電気を蓄えます。捨てていたエネルギーを次の加速に生かす仕組みです。
シンメトリカルAWDとの組み合わせで生まれる安定感
エンジン、トランスミッション、プロペラシャフトといった主要部品は、左右対称かつ一直線に並べられています。スバルが長年こだわってきたシンメトリカルAWDのレイアウトを、ストロングハイブリッドでも受け継いでいます。
前後左右の重さの釣り合いがよいため、4本のタイヤが路面をしっかりとらえ、雨の日や雪道でも落ち着いた挙動を保ちやすくなっています。
低い回転から力を出せるモーターの駆動力は、プロペラシャフトを通じて後輪へも直接届けられます。後輪を別のモーターで動かす方式とは違い、機械的につながった本格的なAWDである点が、スバルらしさの表れといえます。なお、安定した状況ではクラッチを切り離して後輪への伝達を止め、損失を減らす「クラッチ開放制御」も採用されています。
ストロングハイブリッドがもたらす4つの価値
悪路や雪道で頼れるAWD性能に、電動化による力強さと効率が加わりました。
燃費を稼ぎながら、アクセル操作に対する反応のよさも損なわない構成です。
排気量に余裕のある水平対向エンジンが、ワインディングや長い登り坂でも気持ちのよい走りを支えます。
燃費の向上と63Lタンクの組み合わせで、給油の手間が少ない日常を実現します。
【クロストレック 2026年9月改良】アクセサリーコンセント:アウトドアや非常時に役立つ給電機能
ストロングハイブリッドならではの装備が、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントです。両グレードにメーカー装着オプションとして用意されており、合計1500W以内であれば複数の電気製品を同時に使えます。キャンプで電気ケトルやホットプレートを使うといった使い方も現実的です。
さらに、走行機能を止めた状態でも給電できる非常時給電システムも備わります。燃料が一定量以上残っていれば、停電などの際に家電を動かす電源としても活用できます。ただし、換気の悪い場所では使用しないなど、取扱説明書の注意事項を守る必要があります。
【クロストレック 2026年9月改良】安全性能:3つのカメラで見守るアイサイトを全車に搭載
運転支援システム「アイサイト」は両グレードに標準装備です。ステレオカメラに広角単眼カメラを加えた3つのカメラで、前方の車や歩行者、自転車などを幅広く捉えます。
プリクラッシュブレーキや、高速道路での運転負担を軽くするツーリングアシストなどを含み、日常から長距離移動まで安心感を高めてくれます。なお、運転支援機能には作動条件や認識性能の限界があります。システムに頼りきらず、安全運転を心がけることが前提です。
【クロストレック 2026年9月改良】インテリア・装備:ハーマンカードンとナビゲーションが選択可能に
装備面の目玉は、メーカー装着オプションの見直しです。上級のPremium S:HEV EXでは、音響ブランド「ハーマンカードン」のサウンドシステムが新たに選べるようになりました。コンパクトSUVでプレミアムオーディオを選べる車種は多くなく、移動時間をより豊かに過ごしたい人には見逃せない追加です。
Premium S:HEVには、これまでPremium S:HEV EXに標準だったナビゲーション機能が、メーカー装着オプションとして用意されました。3つの単語で3m四方の地点を指定できる「what3words」に対応しており、広い駐車場の一角など細かな場所への案内にも強みがあります。スマートフォン連携で十分という人は付けず、純正ナビが欲しい人は追加する、という選び方ができるようになった点は歓迎できます。
室内は両グレードともルーフとピラーがブラックで、シート表皮はファブリック/トリコット[グレー/ブラック(シルバーステッチ)]です。Premium S:HEV EXでは本革シートもメーカー装着オプションで選べます。ステアリングヒーターやフロントシートヒーター、運転席&助手席パワーシート、後席USB電源なども備わり、快適装備はクラス水準を上回る充実ぶりです。
【クロストレック 2026年9月改良】走りと快適性:低重心と新設計シートで疲れにくく
平たい形の水平対向エンジンを低い位置に積むことで、車全体の重心が低く抑えられています。カーブや段差での車体の揺れが小さく、SUVでありながら乗員が酔いにくい落ち着いた乗り味につながっています。
フロントシートは、人の体の構造に着目して設計されたものです。姿勢が崩れにくく、長時間の運転でも体への負担を減らせるよう配慮されています。
【クロストレック 2026年9月改良】Premium S:HEV EX:アイサイトXで長距離移動の負担を軽減
Premium S:HEV EXには、高度運転支援システム「アイサイトX」が標準装備されます。自動車専用道路の渋滞中にステアリングから手を離して走れる渋滞時ハンズオフアシストをはじめ、渋滞時発進アシスト、アクティブレーンチェンジアシスト、カーブ前速度制御、料金所前速度制御を備えています。アイサイトXが使えるのは3D高精度地図データに登録された自動車専用道路などに限られ、自動運転装置ではない点に注意が必要です。
センターディスプレイには、車両の前後左右や真上から見たような映像を映せるデジタルマルチビューモニターの表示が可能で、狭い道や駐車の際に周囲の状況を確かめやすくなっています。Premium S:HEV EXはこのほか、ナビの地図も表示できる12.3インチフル液晶メーターを採用しています。価格差は220,000円で、高速道路を使う機会が多い人ほどEXを選ぶ価値は高いといえます。
【クロストレック 2026年9月改良】グレードと価格
改良後のグレード構成と価格は以下のとおりです。ボディカラーのうち、クリスタルホワイト・パール、シトロンイエロー・パール、サンドデューン・パールは33,000円高、新色のイグニッションレッドは55,000円高(いずれも消費税10%込)となります。
| グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
|---|---|---|
| Premium S:HEV | AWD | 3,833,500円~ |
| Premium S:HEV EX | AWD | 4,053,500円~ |
【クロストレック 2026年9月改良】主要諸元
ボディサイズは全長4,480mm、全幅1,800mm、全高1,575mmで、改良前と変わりません。最低地上高は200mmを確保しており、キャンプ場の未舗装路や雪の積もった道でも安心感があります。
| 全長 | 4,480mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,800mm |
| 全高 | 1,575mm(ルーフレール装着車は1,580mm) |
| ホイールベース | 2,670mm |
| トレッド(前/後) | 1,560mm/1,570mm |
| 室内長 | 1,930mm |
| 室内幅 | 1,505mm |
| 室内高 | 1,200mm(サンルーフ装着車は1,180mm) |
| 車両重量 | 1,660kg(サンルーフ装着車は1,680kg) |
| 最小回転半径 | 5.4m |
| 最低地上高 | 200mm |
| エンジン型式 | FB25型 水平対向4気筒 2.5L DOHC 直噴 |
| エンジン総排気量 | 2,498cc |
| エンジン最高出力 | 118kW(160PS)/5,600rpm |
| エンジン最大トルク | 209N·m(21.3kgf·m)/4,000rpm-4,400rpm |
| 駆動用モーター型式 | MC2型 交流同期電動機 |
| 駆動用モーター最高出力 | 88kW(119.6PS) |
| 駆動用モーター最大トルク | 270N·m(27.5kgf·m) |
| 駆動用バッテリー | リチウムイオン電池 |
| トランスミッション | リニアトロニック |
| 駆動方式 | AWD(クラッチ開放制御) |
| 乗車定員 | 5名 |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| タンク容量 | 63L |
| WLTCモード燃費 | 19.5km/L |
| タイヤサイズ | 225/55R18 オールシーズンタイヤ |
| ホイール | 18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝) |
【クロストレック 2026年9月改良】荷室:アウトドアギアも気兼ねなく積める
荷室は開口部が広く、横に長い荷物も積み込みやすい形状です。ストロングハイブリッド車は床下にバッテリーを収めるため、容量は279L(VDA法)と2.0L e-BOXER車の315Lより小さくなりますが、6:4分割可倒式のリヤシートを倒せば長尺物にも対応できます。防水タイプのトレーやマットを組み合わせれば、濡れたキャンプ道具や泥の付いたブーツも気にせず載せられます。
【クロストレック 2026年9月改良】ボディカラー:新色イグニッションレッドを加えた全8色
ボディカラーは、新たに採用されたイグニッションレッドを含む全8色で、両グレードともすべての色を選べます。鮮やかな赤の追加により、シトロンイエロー・パールやサファイアブルー・パールと並んで、アクティブな印象のカラーの選択肢が広がりました。落ち着いた雰囲気を好む人には、サンドデューン・パールやマグネタイトグレー・メタリックも好相性です。
-
クリスタルホワイト・パール -
アイスシルバー・メタリック -
マグネタイトグレー・メタリック -
クリスタルブラック・シリカ -
イグニッションレッド -
サファイアブルー・パール -
シトロンイエロー・パール -
サンドデューン・パール
スバル、クロストレックに特別仕様車「Limited Black」を設定 洗練されたダークトーンで上質さを追求
SUBARUは2026年4月2日、クロスオーバーSUV「クロストレック」に、内外装を黒で統一して上質さを高めた特別仕様車「Limited Black(リミテッドブラック)」を設定し、発表しました。2.0L直噴エンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」を搭載する上位グレード「Limited」をベースとし、車両全体をダークトーンでコーディネートすることで、都会的な街並みにも映える洗練された佇まいを実現しています。
専用装備として、エクステリアにはブラック塗装のフロントグリルバー、ドアミラー、ルーフスポイラーを採用し、足元にはダークメタリック塗装の18インチアルミホイールを装着して精悍さを高めています。インテリアもブラックのドアトリムやルーフ&ピラートリムを備え、シルバーステッチを施した本革巻ステアリングホイールや、ブレイズガンメタリック加飾のシフトレバー、カーボン調のインパネ加飾パネルなどを組み合わせ、落ち着いた上質な室内空間を演出しました。
走行性能はベース車ゆずりの軽快な走りと本格的なSUV性能を両立し、燃費はWLTCモードでFWD車が16.4km/L、AWD車が15.8km/Lです。安全面でも3つのカメラで広範囲を検知するアイサイトを搭載するなど、高い水準を維持しています。メーカー希望小売価格はFWDが3,234,000円、AWDが3,448,500円(いずれも消費税10%込)でした。
※2026年9月17日の改良で2.0L e-BOXER車がラインアップから外れたため、Limited Blackは現行ラインアップには含まれていません。
【クロストレック Limited Black】エクステリア:黒の意匠が際立つ洗練されたSUVスタイル
「Limited Black」は、その名のとおり「洗練された黒」をテーマに、エクステリアの随所へ専用のブラックアイテムを配したのが最大の特徴です。ベースの上位グレード「Limited」が持つ上質さを土台に、車両全体をダークトーンでまとめ、都会の街並みにも自然に溶け込む端正な佇まいを実現しています。
具体的には、フロントの印象を左右するフロントグリルバーをブラック塗装とし、サイドを引き締めるブラック塗装のドアミラー、リヤに精悍さを添えるブラック塗装のルーフスポイラーを採用。足元には専用のダークメタリック塗装18インチアルミホイール(225/55R18オールシーズンタイヤ装着)を備え、標準モデルとは一線を画す重厚感を構築しました。
機能面ではフルLEDハイ&ロービームランプに加え、ステアリング連動ヘッドランプやコーナリングランプといった先進の照明装備を網羅。なお、ベース車にあったLEDフロントフォグランプのダークグレー塗装加飾はあえて省かれ、徹底して「黒」の質感を追求した構成です。
【クロストレック Limited Black】インテリア:黒で統一された上質なキャビン
「Limited Black」はインテリアでも徹底したダークトーンへの統一が図られ、ベースの「Limited」が持つ利便性はそのままに、よりシックで洗練された室内空間を実現しています。
最大の変更点は、標準モデルでライトグレーだったルーフおよびピラートリムをすべてブラックに変更したこと。ドアトリムもブラックで統一し、落ち着いた上質なキャビンに仕上げました。
シートには、ストロングハイブリッド車「Premium S:HEV」と共通の「ファブリック/トリコット[グレー/ブラック(シルバーステッチ)]」を採用。本革巻ステアリングホイールや本革巻シフトレバー、インパネセンターリングなどには「ブレイズガンメタリック塗装」を施し、インパネトリムにはカーボン調の加飾パネルを組み合わせ、ドアミラースイッチもブラックとするなど細部まで「黒」を追求しています。
機能面では、インフォテインメントにナビゲーション機能が標準装備される点も魅力です。なお、ベースの「Limited」に付く「アルミパッド付スポーツペダル」や「LEDリヤゲートランプ」はあえて非装着とし、派手さを抑えた都会的な装いとしています。
【クロストレック Limited Black】走行・安全性能:e-BOXERの軽快な走りとJNCAP大賞の安全性を継承
「Limited Black」は、ベースの「Limited」の基本性能をそのまま継承し、熟成された走りとトップクラスの安全性能を両立しています。
e-BOXERがもたらす軽快で本格的な走り
走りの核は、2.0L DOHC直噴エンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」です。モーターアシストによる軽快な加速と扱いやすさを備え、街中からアウトドアまで幅広く対応します。駆動方式はFWDとAWDから選べ、燃費(WLTCモード)はFWD車16.4km/L、AWD車15.8km/Lです。
足元には専用のダークメタリック塗装18インチアルミホイールに225/55R18のオールシーズンタイヤを装着し、SUV性能とオンロードの快適性をバランスよく両立しています。
3つのカメラで守る「JNCAP安全性能No.1」の安心感
安全面では、スバル独自の「アイサイト」を標準搭載。ステレオカメラに広角単眼カメラを加えた「3つのカメラ」で広範囲を検知し、衝突回避を支援します。クロストレックはNASVAの評価で「2023 JNCAPファイブスター大賞」を受賞し、対象16車種のなかで最高得点を獲得した「安全性能No.1」のSUVとして高く評価されました。
夜間の視認性を高めるフルLEDハイ&ロービームランプに加え、進行方向を照らす「ステアリング連動ヘッドランプ」、交差点での右左折時に歩行者などを早く捉える「コーナリングランプ」も備え、視界の面からも安全運転を支えます。
「Limited Black」の主な諸元と価格は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー希望小売価格(FWD) | 3,234,000円(消費税10%込) |
| メーカー希望小売価格(AWD) | 3,448,500円(消費税10%込) |
| パワーユニット | 2.0L DOHC 直噴 + モーター(e-BOXER) |
| 燃料消費率(WLTCモード・FWD) | 16.4 km/L |
| 燃料消費率(WLTCモード・AWD) | 15.8 km/L |
| タイヤサイズ | 225/55R18 オールシーズンタイヤ |
| 主な標準装備 | 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ、ナビゲーション機能、デジタルマルチビューモニターなど |
クロストレックに本格派アウトドア仕様「WILDERNESS Edition」を日本限定500台で設定
スバルが北米で展開するウィルダネス系が、日本にも登場しました。
クロストレックの日本限定特別仕様車「Touring WILDERNESS Edition」「Limited WILDERNESS Edition」の2グレードで、2025年10月30日に導入が発表されています。
ベースはTouringとLimitedで、Deco-Boco Black塗装のドアミラーカバー・ドアアンダーガーニッシュ・カーゴステップパネル、マッドフラップなどを特別装備。
販売期間は2025年10月30日から11月30日までで、500台限定の抽選として国内スバル販売店で申し込みを受け付けました。
価格はTouring WILDERNESS Editionが4,055,920円、Limited WILDERNESS Editionが4,099,920円です。
クロストレック特別仕様車WILDERNESS Editionの装備
- Deco-Boco Black塗装 ドアミラーカバー
- Deco-Boco Black塗装 ドアアンダーガーニッシュ
- Deco-Boco Black塗装 カーゴステップパネル
- マットブラック 17インチアルミホイール
- 225/60R17タイヤ(TOYO TIRES OPEN COUNTRY A/T III)
- ホイールデカール
- マッドフラップ
- ヘッドランプガーニッシュ
- リヤコンビランプガーニッシュ
- フロントノーズガーニッシュ
- フロントグリル
- フードデカール
- WILDERNESSリヤオーナメント
クロストレックに特別仕様車「Limited Style Edition」を2025年7月10日の一部改良で設定
クロストレックは2025年7月10日の一部改良にあわせ、エクステリア・インテリアにイエローのアクセントを配したLimitedベースの特別仕様車「Limited Style Edition(リミテッド スタイル エディション)」を設定しました。
ボディカラーには、ベージュ系のサンドデューン・パールと、特別仕様車と相性の良いシトロンイエロー・パールの2色を新たに設定。
ベージュ系はXV時代の人気色でしたが、クロストレックへの改称時に一度ラインアップから外れており、この改良で再びベージュ系を選べるようになりました。
あわせて予防安全のアイサイトも機能強化され、ドライバー異常時対応システムとドライバーモニタリングシステムの連携が高められています。
クロストレック特別仕様車Limited Style Editionの装備
- イエローリング照明 4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーター
- ブレイズガンメタリック加飾 本革巻シフトレバー
- イエローステッチ シフトブーツ
- ブレイズガンメタリック加飾 イエローステッチ 本革巻ステアリングホイール
- イエロー塗装加飾付LEDフロントフォグランプ
- ダークメタリック塗装 18インチアルミホイール
- ブラック塗装 リヤガーニッシュ
- グレー/イエロー トリコットシート表皮
- イエローステッチ フロアコンソールリッド
- イエローステッチ ドアトリム
- イエローステッチ ドアアームレスト
クロストレックのストロングハイブリッドS:HEVが2024年12月5日発売
スバルは、クロストレックにシリーズ・パラレル方式のストロングハイブリッド「S:HEV」を2024年12月5日に投入しました。2.5Lの水平対向エンジンに2基のモーターを組み合わせた新開発システムで、駆動用モーターは最高出力88kW(119.6PS)・最大トルク270N·mを発揮します。
発売時のWLTCモード燃費は18.9km/L(2026年9月の改良で19.5km/Lに向上)で、燃料タンク容量を63Lに拡大したことで、1度の給油で走れる航続距離は1,000kmを超えます。
標準装備も充実し、運転席10ウェイ・助手席8ウェイのパワーシートやシートポジションメモリー機能、フロントシートヒーター、ステアリングヒーターなどを備えます。
上級のPremium S:HEV EXでは最新のアイサイトXも標準となり、安心して長距離を走れます。
クロストレックにオレンジが映える特別仕様車「Limited Sun Blaze Edition」を2025年3月に設定
クロストレックのLimitedをベースにした特別仕様車「Limited Sun Blaze Edition(リミテッド サンブレイズ エディション)」が2025年3月13日に設定されました。
専用ボディカラーのサンブレイズ・パールや、インテリアのオレンジステッチなど、鮮やかなオレンジが目を惹く仕様で、インパネやシフトパネルはブレイズガンメタリック塗装でまとめた特別なモデルです。
価格はFWD(2WD)が3,355,000円、AWD(4WD)が3,569,500円。注文受付は2025年3月13日から5月19日までの期間限定でした。
クロストレック特別仕様車Limited Sun Blaze Editionの装備
- 専用ボディカラー サンブレイズ・パール
- グレー・オレンジステッチ 本革シート
- カーボン調ブレイズガンメタリック塗装 インパネ加飾パネル
- ブレイズガンメタリック塗装 インパネセンターリング加飾
- ブレイズガンメタリック塗装 シフトパネルリング加飾
- ブレイズガンメタリック塗装 本革巻シフトレバー
- オレンジステッチ シフトブーツ
- オレンジステッチ・カーボン調ブレイズガンメタリック加飾 ドアトリム グレー表皮巻
- グレー・オレンジステッチ センターコンソールリッド
- ナビゲーション機能
- ルーフレール
クロストレックが2024年9月13日の一部改良でディスプレイ操作性の向上やボディカラー追加
クロストレックは2024年9月13日に一部改良を実施し、ボディカラーへのデイブレイクブルー・パール追加、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの使い勝手向上、SUBARU STARLINKの機能追加などを行いました。
あわせてオーディオレス車の内装質感向上として、シルバー加飾付本革巻シフトレバー、ピアノブラック調シフトパネル、シルバーステッチシフトブーツを追加しています。
クロストレックのウィルダネスを北米市場で先行追加 のちに日本へも導入
ワイルドSUVをテーマにした北米のウィルダネス(Wilderness)シリーズに、クロストレックが2023年に加わりました。発表は2023年4月5日から開催されたニューヨークオートショー2023です。
クロストレックはアウトバック、フォレスターに次ぐ3車種目で、フロントバンパーやサイドスカートに配されるアノダイズドイエローのガーニッシュ、約15mmアップした236mmの最低地上高が目を惹くモデルでした。
当時は北米専用となる可能性が高いとみられ、日本での販売を望む声が多く上がっていました。
その後、この期待は現実となり、前述のとおりクロストレックは2025年10月30日に「WILDERNESS Edition」として日本にも500台限定で導入されています。
クロストレックの日本向けモデルの先行予約が2022年11月11日に開始
新型クロストレック(旧スバルXV)の予約は2022年11月11日に始まりました。
導入当初のクロストレックは、先代XVにあった1.6L水平対向エンジンを廃止し、全グレードで2.0Lのe-BOXER(マイルドハイブリッド)を採用していました。
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ジャパンモビリティショー2023に出展したスバル クロストレック -
スバル クロストレック -
スバル クロストレック -
スバル クロストレック -
スバル クロストレック -
スバル クロストレック -
スバル クロストレック -
スバル クロストレック
兄弟モデルといえるインプレッサスポーツは2023年4月にモデルチェンジしており、クロストレックはそれに先行して販売が始まりました。
スバルXVがクロストレックへ改称しフルモデルチェンジ(2022年)
市場ごとに分かれていた名称をグローバルで統一し、SUBARU XVは2022年にクロストレックとしてフルモデルチェンジしました。
車名はクロスオーバーとトレッキングに由来し、アクティブなライフスタイルでの使用を想定したものです。
XV/クロストレックは年間20万台規模を誇る人気モデルで、このフルモデルチェンジではデザイン、安全性能、動的質感、使い勝手が磨かれました。
センターディスプレイには11.6インチを採用。これはレヴォーグやアウトバックと同じサイズで、当時のスバルを象徴する装備でした。
また、日本のスバル車として初めて目的地設定にwhat3wordsを採用し、より細かな位置指定が可能になっています。ボディ剛性と走行性能を高めるフルインナーフレーム構造の採用も進化点です。
安全装備のカメラには、日本市場初採用の広角単眼カメラを加えた新世代アイサイトを搭載し、歴代でもっとも優れた性能としました。日本での発売は2023年以降、その後グローバルへ順次拡大しています。
クロストレックのモデルチェンジ遍歴
クロストレックはスバルのコンパクトクロスオーバーSUVです。日本では長らく「XV」の名で親しまれ、2022年のフルモデルチェンジで世界共通名の「クロストレック」へと統一されました。
スバルXV 初代 GP系(2012年~2017年)
インプレッサの派生として登場し、「XV」の名で人気を確立。悪路にも対応するクロスオーバーとして支持を集めました。
スバルXV 2代目 GT系(2017年~2022年)
2017年に2代目へ移行。新世代プラットフォームを採用し、アイサイトver.3や歩行者保護エアバッグを標準化。JNCAPでも高い評価を得ました。
クロストレック GU系(2022年~)
2022年、XVから改称してフルモデルチェンジ。導入当初の日本仕様のグレードは「Touring」「Limited」で、北米仕様は「Base」「Premium」「Sport」「Limited」の4グレードでした。
2023年4月に米国向けの「クロストレック・ウィルダネス」を発表。その後、2024年9月に一部改良、2024年12月にストロングハイブリッド「S:HEV」を追加、2025年7月の一部改良で「Limited Style Edition」を設定、2025年10月に「WILDERNESS Edition」を日本へ500台限定で導入、2026年4月に「Limited Black」を設定と、ラインアップを拡充してきました。
2026年9月の改良では2.0L e-BOXER車を廃止し、日本仕様は「Premium S:HEV」「Premium S:HEV EX」の2グレードすべてがストロングハイブリッド搭載車となっています。
| モデル | 販売年表 |
|---|---|
| スバルXV 初代 GP系 | 2012年~2017年 |
| スバルXV 2代目 GT系 | 2017年~2022年 |
| クロストレック GU系 | 2022年~ |
クロストレック・XVの写真
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先代スバルXV -
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先代スバルXV