カローラトレック(TREK)

カローラトレックがジュネーブモーターショーで発表!欧州仕様のクロスオーバーワゴン

カローラトレックは2019年のジュネーブモーターショーで発表されたクロスオーバーモデルで、カローラツーリングスポーツをベースとしたステーションワゴンです。自転車メーカーのTREKとコラボレーションし、外遊びの車に最適なモデルです。

カローラトレック(カローラTREK)がジュネーブモーターショー2019で発表!カローラワゴンをベースとしたクロスオーバーモデル

スイスで開催されているジュネーブモーターショー2019で、カローラツーリングスポーツをベースとしたクロスオーバーモデルのカローラトレックがデビューし、2019年9月23日に正式に発表されました。通常のツーリングスポーツよりも最低地上高を20mmアップし、前後にアンダーガードを取りつけることで砂利道などのゴツゴツした道への進入も心置きなく進むことができます。

さっそく、カローラトレックにはどのような装備が追加されているのか、発売日や日本での展開はあるのかチェックしてみましょう。

カローラTREKはカローラワゴンをベース車にした新型のクロスオーバーSUV!発表されたエクステリアをチェック

ジュネーブモーターショー2019で発表されたカローラツーリングスポーツのクロスオーバーであるカローラTREK

カローラトレックは、欧州トヨタで展開されているカローラツーリングスポーツをクロスオーバーSUVにブラッシュアップしたモデルで、日本市場でいうところのカローラフィールダーのクラスにあたります。ただ単にクロスオーバー風のエアロパーツを装着しただけではなく、最低地上高を20mmアップ・前後にアンダーガードを装着する工夫が行われています。

カローラトレックのボディサイズ
全長 4,433mm
全幅 1,790mm
全高 1,460mm
ホイールベース 2,700mm
最低地上高 155mm

カローラツーリングスポーツの最低地上高は135mmのため、カローラTREKは20mmアップの155mmとなります。ルーフに乗っている自転車のブランド「TREKバイシクル」とコラボレーションしたモデルで、背の低いステーションワゴンですので自転車をルーフに固定しても全高をさほど気にすることはありません。

リアビューはガッシリとしたスタイリングで力強さを感じる見た目になっている

カローラツーリングスポーツと比べるとリアバンパーがガッシリとしたスタイリングとなっていて、どこでも走破できそうな頼もしさがあります。フェンダー周りには黒いアーチモールが取りつけられていてクロスオーバーSUVのルックスとなっています。

カローラトレックに搭載されるエンジンは1.8Lと2.0Lハイブリッドを積んでいる

カローラトレックが積むエンジンはカローラツーリングスポーツと同様で、1.8Lと2.0Lのハイブリッドエンジンを搭載します。最高出力は1.8Lで122PS・2.0Lで180PSとなっていて、荷室に満載の荷物が入っていてもストレスなく運転できるでしょう。

カローラTREKのエンジンスペック
排気量 1.8L 2.0L
最高出力 122hp 180hp
最大トルク 14.5kgm 19.6kgm
モーター出力 72hp 72hp
モータートルク 16.6kgm 16.6kgm

新型カローラTREKの先進運転支援システムには最新のトヨタ・セーフティ・センスを標準装備。再発進・自動停止機能付きアダプティブクルーズコントロールや昼夜で歩行者・自転車を検知するプリ・コリジョン・セーフティ・システムなどを備え、精度の高い安全機能が充実しています。

カローラトレックは欧州をターゲットとしたトヨタモーターヨーロッパから2019年8月に発売!日本での展開はあるのか?

カローラトレックは、ジュネーブモーターショー2019で発表されましたが、販売地域は欧州のみの予定となっていて、ベースであるカローラツーリングスポーツの販売が曖昧な日本市場や北米市場ではラインナップしない可能性もあります。

2019年3月に開催したジュネーブモーターショー2019で、カローラトレックが発表されましたが、ヨーロッパ市場での発売は2019年8月に予定しています。

カローラトレックには、ベースモデルにフロント・リアスキッドプレート・17インチアルミホイール・リアプライバシーガラス・LEDヘッドライト・フロントフォグランプを装着し、オプションですがルーフマウントもつけることができます。

カローラTREKの追加装備

  • フロントスキッドプレート
  • リアスキッドプレート
  • 17インチアルミホイール
  • リアプライバシーガラス
  • LEDヘッドライト
  • フロントフォグランプ
  • ルーフマウント(オプション)

正式な価格は発表されていませんが、ベースとなるカローラツーリングスポーツの22,570ポンド(約331万円)よりも高く設定されることは間違いないでしょう。まだ、ベースモデルのカローラツーリングスポーツが日本で発売することが不明なため、派生モデルのカローラトレックが日本仕様で発売する可能性は低いと考えます。

日本仕様のカローラTREKといえるモデルがカローラフィールダーの特別仕様車であるクロスフィールダー

日本版のカローラTREKともいえるモデルが、ステーションワゴンのフィールダーをクロスオーバー化したクロスフィールダーである

カローラクロスフィールダーは、カローラフィールダーをクロスオーバー風に仕立てたモデルで、フロントスポイラーやフェンダーガーニッシュなどを装着しています。ハイブリッド2WDのほかにも1.5Lの4WDもラインナップしているためウィンターフィールドでの遊びも楽勝です。

カローラクロスフィールダーの特別装備

  • フロントスポイラー
  • フェンダーガーニッシュ
  • 16インチアルミホイール(2WD車)
  • 15インチアルミホイール(4WD車)
  • サイドマッドガード
  • クロスフィールダー専用エンブレム
  • リヤスカート

値段も1.5Lの2WDモデルなら212万円からとお手頃価格で購入できます。ボディカラーも7色あるため色々なニーズにも応えてくれるモデルです。

カローラクロスフィールダーの価格帯
  2WD 4WD
HYBRID G 2,543,400円
1.8 S 2,414,880円
1.5 G 2,123,280円 2,256,120円

カローラTREKが日本で展開されるなら確実に3ナンバーサイズだが、5ナンバーサイズがいいならクロスフィールダーがベスト

カローラトレックは欧州でラインナップしているカローラツーリングスポーツをベースとした3ナンバーのステーションワゴンで、スバルのアウトバックやフォルクスワーゲンのゴルフオールトラックのようなモデルとなるでしょう。

カローラツーリングスポーツから最低地上高を20mmアップさせ、前後にスキッドプレートを装備しているため、悪路でも問題なく進むことができます。エンジンにはハイブリッドを搭載しているため、長い距離を走るにもピッタリです。
ベースモデルのカローラツーリングスポーツは日本で販売されていませんが、発売されることがアナウンスされたら派生モデルのカローラTREKも発売する可能性はあるでしょう。