DAIHATSUアトレーワゴンの内装の特徴は?リミテッドと標準仕様の違い
ユーティリティの高いアトレーワゴンの内装を紹介します。DAIHATSUが製造・販売を手掛けるアトレーワゴン(ATRAI WAGON)は、1981年に初代モデルが発表されているロングセラーカーで、先代はハイゼットカスタムEXでした。
広々とした室内空間が広がるアトレーワゴンは、車中泊も可能な軽ワンボックスカーとして長きにわたり多くのユーザーに愛され続けています。そんなアトレーワゴンの内装シートやコックピット、ラゲッジルーム、安全装備、おすすめの純正カスタムパーツの詳細を見ていきましょう。
ダイハツ・アトレーワゴンのコックピットとシート内装を細かくチェック!
アトレーワゴンのカスタムターボRS “リミテッド SA 3”とカスタムターボRS “SA 3”のコックピット・シート内装の画像です。
アトレーワゴンのリミテッドモデルの場合はインパネ周りやステアリングホイール、メーターリングなどに施されたシルバー加飾が目立ちます。ベースグレードであるカスタムターボRS “SA 3”のコックピットと比べて洗練された印象が強く、スタイリッシュになっています。
アトレーワゴンのガラスはUVカット加工が全面に施されているので、紫外線を気にせず快適に運転が楽しめます。
なお、メーカーオプションを選択すると、フロントドアにスーパーUV・IRカットガラスを装備することもできます。眩しさ軽減のためのブルーのトップシェイドガラスも採用されています。
視認性の高いアトレーワゴンのメーター機器には、それぞれエコドライブアシスト照明が搭載されています。燃費が良い状態に近づくにつれて青色から緑色へとライトの色が変化していきます(カスタムターボRS “SA 3”はアンバーカラーから緑色に変化します)。
メーターの横に配置されているマルチインフォメーションディスプレイにも、外気温や航続可能距離などの基本情報のほか、アイドリングストップ時間や平均燃費などエコな運転につながる情報も表示されます。
バニティミラーとチケットホルダー付きのサンバイザーは全てのアトレーワゴンに標準装備されています。カード類の保管や身だしなみの確認に便利です。
アトレーワゴンのシートデザインは落ち着いたブラックのフルファブリックを採用
アトレーワゴンのシート素材には温かみのあるフルファブリックが使用されています。シート生地やデザインは全グレード共通で、荷室容量の確保はもちろん、フロントシートもリヤシートもゆとりある空間が広がります。
アトレーワゴンは乗降性にこだわった設計で誰もが乗りやすい
アトレーワゴンの内装の注目ポイントのひとつが広い足元です。室内長が長いので足回りのスペースにも余裕があり、リヤシート左右間での移動もスムーズに行えます。
乗降グリップは運転席と助手席、後部座席左右の4か所に設置してあります。掴みやすい大きめのサイズで、お年寄りや小さな子供が乗車する際も安心です。
アトレーワゴンのラゲッジルームは1,116Lの大容量!シートアレンジも多彩でいろんな荷物が積める
アトレーワゴンのボディサイズは室内高1,350mm・室内幅1,285mm(1,310mm)・室内長2,020mmです。大人4人が乗車してもラゲッジルームの荷室容量は1,116Lと広く確保されています。
バックドアの開口部も大きく、さらに低床なので重い荷物や大きな荷物もスムーズに積載できるのもポイントです。
ダイハツアトレーワゴンのリヤシートは分割スライドが可能なため、乗車人数に応じて左右個々に動かすことができます。サイズの大きな自転車やカーペットなどの長尺物もすっきりと収納可能です。
DAIHATSUのアトレーワゴンはスマートアシスト3を標準装備
アトレーワゴンは全車にスマートアシスト3を標準装備しており、セーフティサポートカーSワイドに該当します。衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキシステム、車線逸脱警報機能などの先進安全システムを有し、ドライバーや同乗者の身の安全を確保します。2019年11月の一部改良ではスマアシ3装着車のヘッドライトをLED化し、夜間走行時の安全性をさらに高めました。
アトレーワゴンの室内空間を活かして使い勝手の良い収納スペースを様々なポイントに設置
カップホルダーは運転席・助手席・後ろ席中央の3か所にあります。いずれも手の届きやすい場所に設置されています。
アトレーワゴンのドライバー席側には、オーバーヘッドシェルフとカードホルダー/ペンホルダーが搭載されています。カードホルダー/ペンホルダーはサッとメモを取りたいときに役立ちます。
助手席側の収納として、助手席トレイ・大型のグローブボックス・マルチユーティリティフックが装備されています。マルチユーティリティフックは荷物のほか、ごみ入れ用の袋を掛けて使うのにも便利です。
アトレーワゴンの内装ドレスアップに最適なおすすめのカスタムパーツ
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本革調や撥水性のシートカバー、洗濯可能なシートクロスがラインナップ
アトレーワゴンのシートカバーはブラックの本革風・ブラックの撥水・ベージュの撥水の3タイプがラインナップしています。特にブラックの本革調シートカバーはアトレーワゴンの内装をハイクラスなものに変えてくれます。
汚れが気になる場合は、着脱も簡単でお手入れがしやすい洗濯可能なシートクロスがおすすめです。
アトレーワゴンのインパネ周りのカスタムを検討するなら、インテリアパネルパックの購入がお得です。インパネの種類は上質感のあるピアノブラック調と木の温もりが感じられるおしゃれなファインウッド調の2タイプがラインナップしています。
ピアノブラック調はパワーウィンドウスイッチパネル・インナードアハンドルベゼルパネル・エアコンルーバーパネル・カップホルダーパネルの4点がセットとなっていて、ファインウッド調はこれらにセンタークラスターパネルとヒーターコントロールパネルの2点が追加されたパッケージとなっています。
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レールやユーティティフックはレジャーが趣味の方におすすめの純正アクセサリー
積載性を重視するなら、アッパーシステムレール・マルチレール・ユーティリティフックの取り付けがおすすめです。アトレーワゴンがレジャーやキャンプにもってこいのRVスタイルに早変わりします。
自転車が趣味の方向けには、愛車を積載する際に固定するサイクルホルダーベルトセットも用意されています。ベルトセットは1台用と2台用がラインナップしています。
ダイハツのアトレーワゴンの内装はカスタムパーツでさらにかっこよく・使いやすく生まれ変わる
5代目モデルとなるアトレーワゴンの内装には、華美過ぎない落ち着きのあるブラックインテリアが設定されています。そのままでもシンプルで使い勝手が良いですが、純正アクセサリーを用いて都会的な雰囲気の内装を演出したり、積載性をアップするグッズを取り付けるのもおすすめです。本革調シートカバーやインパネパッケージをカスタムすれば、よりスタイリッシュな内装デザインに生まれ変わります。
また、広々とした車内空間を活かして車中泊が楽しめるのもアトレーワゴンならではの魅力です。シートがフルフラットになるので、その上にマットを敷けば2名での車中泊が可能となります。
全車にスマートアシスト3を標準装備しており、セーフティサポートカーSワイドとして認められるほどの安全性能を誇ります。アトレーワゴンは使いやすく安全で、カスタムによって自分の個性を出せる楽しい車です。