新型ステルヴィオはアルファロメオ初のSUV!限定車コンペティツィオーネが2023年9月9日に発売
アルファロメオやフィアット、ジープなどの自動車メーカーの販売チャンネルを持つFCAジャパンは、アルファロメオ初のSUV「ステルヴィオ」の先行販売として400台限定の「Stelvio First Edition(ステルヴィオ ファースト エディション)」を2018年6月25日に発売、2023年9月9日にはコンペティツィオーネを発売。
ステルヴィオは、アルファロメオの新世代モデルの第2弾であり、世界的知名度を誇るスポーツセダン「ジュリア」から、優れたハンドリング性能と、操縦安定性を受け継ぐSUVです。
なお、2022年には、ステルヴィオの下位にあたるコンパクトクロスオーバーSUVのトナーレをワールドプレミアしました。
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トナーレのサイドビュー -
トナーレのリヤビュー
ここでは、ステルヴィオの車名の由来や内外装の特徴、圧倒的な走行性を実現するパワートレインの魅力についても取り上げます。
アルファロメオ特別車モントリオールグリーンのアニヴェルサリオをステルヴィオに21台設定
アルファロメオのクロスオーバーSUVステルヴィオにクアドリフォリオの100周年を記念する特別モデルのStelvio Quadrifoglio 100th Anniversario(ステルヴォオ クアドレッティ 100th アニヴェルサリオ)を設定、販売価格は14,510,000円。
アニヴェルサリオの特別装備として、ボディカラーにモントリオールグリーン、インテリアにはレザーとアルカンターラシートを設定。イントルメントパネルには豪華なゴールドステッチのロゴを配しています。
世界限定100台のうち、日本市場では21台のみ販売する希少モデルです。
アルファロメオ限定モデルのコンペティツィオーネが42台限定発売
アルファロメオ ステルヴィオに日本限定特別仕様モデルのコンペティツィオーネを42台設定。
ボディカラーはアルファレッドで、ダッシュボードとシートにレッドステッチを採用することでプレミアム感を演出。ハンドリング性能・走行性能・快適性を向上するAlfaアクティブサスペンションを標準装備します。
Stelvio 2.0 TURBO Q4 COMPETIZIONE(ステルヴィオ 2.0 ターボ Q4 コンペティツィオーネ)の販売価格は8,480,000円で、2023年9月9日から販売開始。
アルファロメオ・ステルヴィオのSport Packageを改良
アルファロメオはステルヴィオのスポーツパッケージを改良し、2019年12月7日より「Stelvio 2.2 TURBO DIESEL Q4スポーツパッケージ」と「Stelvio 2.0 TURBO Q4スポーツパッケージ」を発売しました。価格はStelvio 2.2 TURBO DIESEL Q4スポーツパッケージが666万円、Stelvio 2.0 TURBO Q4スポーツパッケージが699万円となっています。
新型ではブラックルーフレールを追加するほか、ウインドウモールディングをブラックに変更。黒パーツを増やすことで、よりスポーツテイストの強いエクステリアとなりました。
ディーゼルモデルには直列4気筒インタークーラー付きターボエンジン、ガソリンモデルには直列4気筒 マルチエア 16バルブ インタークーラー付きツインスクロールターボを搭載。どちらもトランスミッションは8速ATが設定されます。
ステルヴィオの2020年モデルがロサンゼルスモーターショー2019でお披露目
アルファロメオがロサンゼルスモーターショー2019で2020年型ステルヴィオを初公開予定でしたが中止されました。
ステルヴィオのガソリン車のパワートレインは、最大出力200hp~280hpの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン。駆動方式は4WDとFRがラインナップしています。
2020年モデルのアルファロメオ・ステルヴィオでは先進運転支援システム(ADAS)を搭載し、部分自動運転レベル2を実現。全速度域に対応する前方衝突警告プラスや渋滞支援システム、レーンキープアシストなどの多彩な装備が用意されています。
エクステリアはボディと同色のアピアランスキットを装備し、車体色の新色として「ルナーレホワイト」「アノダイズドブルー」の2色を追加。最上級グレード「クアドリフォリオ」の場合、カーボンファイバー製のグリルやドアミラーカバーが設定されます。
また、2020年版ステルヴィオではステアリングホイールやシフトレバー、センターコンソールなどのインテリアデザインを大きく刷新。運転席前には7型TFTメータークラスターを、ダッシュボードのセンターには自分好みの画面にカスタマイズできる8.8型タッチスクリーンディスプレイを搭載します。
アルファロメオ・ステルヴィオに限定車「F1 Tributo(エフワン・トリビュート)」が登場
アルファロメオのプレミアムSUVステルヴィオの高性能グレード「クアドリフォリオ」に、ホワイト×レッドのボディカラーのF1参戦記念限定車「F1 Tributo」が登場しました。限定4台の販売で、価格は14,950,000円になります。
エンジンは最高出力520PS、最大トルク600Nmを発生させるV型6気筒 DOHC 24バルブインタークーラー付きツインターボを搭載。トランスミッションは8速ATを組み合わせます。
ステルヴィオ クアドリフォリオ F1 Tributoの車内はブラックインテリアにレッドステッチをあしらったレーシーな雰囲気です。鮮烈なレッドカラーのシートベルトもアクセントに。シートはカーボンシェル構造で剛性と軽量性を備えるスパルコのバケットシートを採用します。
アルファロメオ・ステルヴィオに限定車「2.0 TURBO Q4 モノクロームエディション」がラインナップ
FCAジャパン株式会社が、15台限定で「Stelvio 2.0 TURBO Q4 Monochrome Edition(ステルヴィオ2.0 TURBO Q4 モノクロームエディション)」を2019年8月31日より発売することを発表しました。モノクロームエディションの価格は6,460,000円です。
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ブルカノ ブラック メタリック(インテリアカラーはベージュ) -
ストロンボリ グレー メタリック(インテリアカラーはチョコレート) -
アルファ ホワイト(インテリアカラーはチョコレート)
ボディカラーはブルカノ ブラック メタリック・ストロンボリ グレー メタリック・アルファ ホワイトの3種類。それぞれに専用のインテリアカラーが設定されており、ブルカノ ブラック メタリックにはベージュ、ストロンボリ グレー メタリックとアルファ ホワイトにはチョコレートが用意されています。
ステルヴィオのハイセンスなデザインと高い走行性能を、特別装備をプラスすることでさらに充実度の高い一台に仕上げたモノクロームエディション。
ミラーハウジングやリアスキッドプレート、フロントグリルなど、マットブラック塗装に仕立てたエクステリアパーツに合わせ、足元にはマットブラックのハイパーメッシュデザイン20インチアルミホイールを装備しています。
型式 | ABA-94920 |
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ハンドル位置 | 右 |
全長 | 4,690mm |
全幅 | 1,905mm |
全高 | 1,680mm |
ホイールベース | 2,820mm |
エンジン種類 | 直列4気筒マルチエア16バルブインタークーラー付きツインスクロールターボ |
総排気量 | 1,995cc |
最高出力〈kW(PS)/rpm〉 | 206(280)/5,250 |
最大トルク〈Nm(kgm)/rpm〉 | 400(40.8)/2,250 |
燃料タンク容量 | 64L |
ラゲッジルーム容量 | 525L |
駆動方式 | 4輪駆動 |
トランスミッション形式 | 電子制御式8速オートマチック |
最小回転半径 | 6.0m |
アルファロメオ新型ステルヴィオのフェイスリフト後の情報が明らかに!
現行型が2018年7月に導入されているアルファロメオのSUVステルヴィオですが、今回、南欧州にてフェイスリフト後となるアルファロメオ新型ステルヴィオのプロトタイプがスパイショットされました。ワールドプレミアは2021年内の可能性が高いでしょう。
新型ステルヴィオのパワートレインには2.0リットル直列4気筒エンジンにZF製8速ATを組み合わせ、マイルドハイブリッドを新設定する可能性が濃厚。オプション設定でデジタルインストルメントクラスタが用意され、運転支援面ではレベル3の自動運転技術を搭載するのではないかという噂もあります。
アルファロメオ「ステルヴィオTi」ジュネーブモーターショー2019でワールドプレミア
アルファロメオはジュネーブモーターショー2019において、SUV「ステルヴィオ」に、高性能グレードの「Ti」を展開し、世界初公開しました。
「Ti」はアルファロメオのスポーツセダン「ジュリア」にも設定する高性能のグレードです。
クラス最高の加速性能を誇り、光沢のあるブラック仕上げの窓周りやマフラー、スポーツブレーキキャリバーと20インチのアルミホイールを装備しています。ダーク仕上げのエンブレムが重厚感をかもし出しています。
エンジン | 2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジン |
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最大出力 | 280hp |
最大トルク | 40.8kgm |
トランスミッション | 8速AT |
駆動方式 | Q4(4WD) |
0~100km/h加速 | 5.7秒 |
最高速度 | 230km/h |
アルファロメオ「ステルヴィオ」にコモンレール式2.2Lディーゼルを新搭載した「2.2TURBO DIESEL Q4」が4月6日に日本初導入
アルファロメオのSUV「ステルヴィオ」に新しく開発された直列4気筒2.2L」直噴ターボディーゼルエンジンを搭載したモデルが日本に初導入することが発表されました。
ジョルジオプロジェクトとして開発が進められてきたSUVであるステルヴィオに合わせたチューニングで、最高出力210ps/3500rpm、最大トルク470Nm/1750rpmを発生させます。
0-100km/hの加速を持ち、燃費はWLTCモード計測で16.0km/Lとなり、ガソリンの同レベルのモデルに比べ、燃費向上が最大45%となりました。
装備はガソリンモデルの「2.0 TURBO Q4」と同様になります。発売は4月6日、販売価格は617万円です。
ヘッドライト | バイキセノン |
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アルミホイール | 18インチ5スポーク |
Connectシステム | Apple CarPlay/Android Autoに対応 |
シート | レザー・シートヒーター採用 前席パワーシート |
その他 | アダプティブクルーズコントロール リヤパーキングカメラ パワーテールゲート |
車名は世界最高のドライビングロード「ステルヴィオ峠」から付けられた
アルファロメオ初のSUV「ステルヴィオ」の車名は、48ものヘアピンカーブが連なる険しい道のりが続き、登坂距離は20kmを超えることから世界最高のドライビングロードと呼ばれる「ステルヴィオ峠」をインスパイアする形で名付けられました。
ステルヴィオ峠は、イタリアとスイスとの国境線近くにある標高2,757mの山脈にあります。ステルヴィオ峠は、ヨーロッパで開催される自転車のロードレースの最高峰グランツールのひとつであるジロ・デ・イタリアに度々登場する事でも有名です。
ステルヴィオのステアリングギア比は、クラストップレベルの12:1を誇ります。また、同車はクイックレスポンス性にも優れているので、ドライバーの思い描くルートを瞬時にサポートする圧倒的なハンドリング性能を実現します。
そのため、新型「ステルヴィオ」は、急カーブが連続する道のりや、勾配のきつい山岳部に位置する世界最高のドライビングロードであっても、安定感抜群でストレスのない走りを楽しむ事ができます。
新型ステルヴィオのエクステリア
ステルヴィオのエクステリアは、どんな過酷な自然に置かれていても、存在感を発揮する力強さを備えます。
アルファロメオのオリジナリティーにあふれるエンブレムと、盾型フロントグリルなどによって構成されるフロントマスクは、スタイリッシュで魅力的です。
ヘッドライトは、暗闇走行時の視界確保に貢献する光量に優れたLED光源を採用します。デザインはブーメランタイプを選択して、シャープさを引き立たせます。
ボデイラインは、アルファロメオのコアなファンをもうならせる躍動感であふれています。ステルヴィオは、外装色と内装色は4色設定とします。レッドに仕上がったブレーキキャリパーも特徴的です。
ステルヴィオは、過酷なドライビングロードにおいての安定走行を実現するために、20インチの5ツインスポークアロイホイールを採用します。
ボディカラーは全4色
ステルヴィオは、ボディカラーでアルファレッドなどの4色を設定します。
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アルファレッド -
アルファホワイト -
ストロンボリグレー -
ブルカノブラック
新型ステルヴィオのインテリア
新型ステルヴィオのインテリアでは、上質感であふれるプレミアムレザーシートを採用し、ウッドパネルで各パーツを装飾させて、高級サルーンのような雰囲気を与えます。
機能性の高いスライド式のカップホルダー周辺には、ウッドパネル装飾を施し高級感を与えます。
ウッドパネル装飾は、ドアトリムやセンターコンソールボックスなどにも施されます。
ステアリングホイールには、多数のスイッチを配置し操作性を高めます。
ヴィジュアル的にも優れ、視認性の高いインフォテインメントシステムでは、ナビ機能やメディア機能などが充実します。
メーターパネルは、スピードメーター等の配置、文字のバランスや配色の組み合せを徹底的にこだわります。
アルファロメオは、ステルヴィオでアウトドアを楽しみたいというユーザーをサポートするために、同車にシートアレンジ機能を搭載させます。
シートアレンジ機能を利用すれば、フレキシブルにラゲッジルーム拡げることが出来ます。
シートカラーは全4色
ステルヴィオのシートカラーは全4色です。上質感があふれるプレミアムレザーシートに、ステッチ加工を施します。
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ブラック -
レッド -
チョコレート -
ベージュ
ステルヴィオも独自の4輪駆動システム「Alfa Romeo Q4」を採用
アルファロメオの新世代モデルであるステルヴィオは、ジュリアと同様にあらゆる路面で抜群の安定性を発揮するアルファロメオ独自の4輪駆動システム「Alfa Romeo Q4」を採用します。
同駆動方式では、AWDのメリットにFRのパフォーマンス性能を組み合わせます。その技術力によって、走行状況に応じて前車軸では50%を、後車軸では100%を上限とする迅速なトルク伝達を行う可変トルク配分システムの構築が可能となります。
トルクの最適配分とステアリングギア比が理想的な値となる事で、ドライバーはどんな過酷な道のりに対しても、理想とするラインをスピーディーに走行できる究極のハンドリング性能を体感できます。
新型ステルヴィオのパワートレインは高性能
新型ステルヴィオは「最高出力280ps・最大トルク400Nm」をクリアし、環境性能も備える2L直列4気筒ツインスクロールターボエンジンに、8速オートマチックトランスミッションを組み合わせます。
カーボンファィバーやアルミニウムといった超軽量素材によって構築されるボディに、高性能なパワートレインを搭載する事で、ステルヴィオの0-100km/hは5.7秒(欧州参考値)と、ミドルクラスのSUVでは圧倒的な加速性を発揮します。
最上位グレードのクアドリフォリオはニュルブルクリンクのタイムレコードを記録
ステルヴィオの最上位グレードであるクアドリフォリオは、V型6気筒2.9Lターボエンジンを搭載し、最高出力は510psをクリアします。
同車のプロトタイプカーは、世界一タフといわれるニュルブルクリンクコースでのタイムアタックで、これまでポルシェの「カイエンターボS」が保持していた、コースレコードを大きく塗り替えた7分51秒7を実現し、ミドルクラスSUVの最速タイムを達成しました。
新型ステルヴィオのライバルはレクサス「NX」やBMW「X3」など
新型ステルヴィオのボディサイズは「全長4,690mm×全幅1,905mm×全高1,680mm」であり、ミドルクラスのSUVに分類されます。同車は、高級サルーンのようなインテリア空間を備え、スポーツカーのような魅力的な走りを実現する車です。
ステルヴィオのライバルは、同様の共通項が挙げられるレクサス「NX」やBMW「X3」、メルセデスベンツGLCクラスです。
アルプス山中のステルヴィオ峠からネーミングされたアルファロメオ・ステルヴィオのモデルチェンジ遍歴
ステルヴィオはイタリアのアルファロメオが販売するクロスオーバーSUVで、すぐれたハンドリング性能と操縦安定性を「ジュリア」から受け継ぐプレミアムSUVです。
アルファロメオ・ステルヴィオ 初代/2017年~
ステルヴィオの日本への導入は、2018年7月に、限定400台で上質感をさらに高めた特別装備の「ファーストエディション」が導入されました。得点として、アルファロメオ誕生180周年と掛け合わせた、108名限定のプライベートコンシェルジュサービスを1年間受けられる「STELVIO 108 CLUB」に応募加入権が与えられます。10月にはカタログモデルが発売し、「2.0 TURBO Q4スポーツパッケージ」「2.0 TURBO Q4ラグジュアリーパッケージ」、ベースモデル「2.0 TURBO Q4」がラインナップされます。11月にはハイパフォーマンスモデルの「クアドリフォリオ」が追加設定されました。
2019年4月、クリーンディーゼルモデルの「2.2 TURBO DIESEL Q4」を発売。
2020年8月、マイナーチェンジを実施。安全装備を強化すると共に、グレード構成の見直しで「2.2 TURBO DIESEL Q4 SPRINT」「2.2 TURBO DIESEL Q4スポーツパッケージ」「2.0 TURBO Q4スポーツパッケージ」「クアドリフォリオ」のラインナップになりました。
2021年7月、新グレードの追加により、ラインナップが「2.2 TURBO DIESEL Q4 SPRINT」「2.0 TURBO Q4 VELOCE」「2.2 TURBO DIESEL Q4 VELOCE」「2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO」になりました。
2022年4月、グレードの再編が行われ、新グレード「2.2 TURBO DIESEL Q4 Ti」を追加。7月、ブルー50第、ブラック30台の限定車「ESTREMA」を発売。
2023年9月、全世界で各100台、日本への割り当ては21台限定のQuadrifoglioの100周年記念の限定車「Quadrifoglio」を発売。11月、「2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO」の仕様変更を実施しました。
アルファロメオ・ステルヴィオのモデル | 販売年表 |
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初代 | 2017年~ |
新型ステルヴィオの本格導入によってSUV競争にはターニングポイントが訪れる
2018年6月25日に限定400台のファースト・エディションが先行発売しました。その後、アルファロメオ初のSUVである新型ステルヴィオが日本市場で本格導入されます。
0‐100km/h加速はわずか5.7秒と圧倒的な走行性能に加え、最新のインターフェースも導入するステルヴィオは、アルファロメオの技術と情熱を結集させた一つの完成形です。
究極のハンドリング性能を体感できるSUV「ステルヴィオ」登場のインパクトは大きく、日本市場に本格導入されれば、SUV競争は新たなターニングポイントを迎えます。