アコードのタイヤに適合する純正タイヤサイズとグレード
11代目アコード(CY2型)は、2024年3月に日本市場へ復活しました。2025年5月には「e:HEV Honda SENSING 360+」が追加され、2026年7月31日の一部改良でフロントまわりの外装デザインが見直されています。グレードが増えてもタイヤサイズは「235/45R18」に統一されており、どちらを選んでも履き替え時の選択肢は共通です。
18インチという大径タイヤは、アコードのスポーティかつ上質なキャラクターを足元から支える要素です。扁平率45%の薄いサイドウォールは操舵に対する反応を素早くする一方、路面の目地段差を拾いやすい方向にも働きます。つまり銘柄選びが乗り心地と燃料消費率の両方に直結するサイズであり、価格だけで決めると印象が大きく変わります。
「235/45R18」タイヤを標準装備するアコードのグレード
- e:HEV(型式:6AA-CY2)
- e:HEV Honda SENSING 360+(型式:6AA-CY2)
アコードにおすすめの低燃費/スポーツ/コンフォートタイヤ10選
アコードe:HEVの純正サイズ235/45R18に適合するタイヤから、用途や走り方に合わせて選べる10銘柄をピックアップしました。ハイブリッドセダンというキャラクターを活かすなら、低燃費グレード「AA」または「A」を持つタイヤが燃料消費率との相性が良く、長距離移動での恩恵も大きくなります。一方で走りを楽しみたい場合は、ウェットグリップ性能「a」のスポーツタイヤが選択肢に入ります。
選ぶ前に押さえておきたいのが、同じ235/45R18でもロードインデックス(荷重指数)が94と98で分かれる点です。数字が大きいほど1本で支えられる荷重が大きく、XL規格のタイヤは高めの空気圧を前提に耐荷重を確保しています。購入時は運転席側ドア開口部のラベルで自車の指定を確認し、そこに記載された指数を下回らない銘柄を選ぶのが原則です。
強大なグリップ力のプレミアムなスポーツタイヤ ヨコハマ アドバン スポーツ V107
YOKOHAMA ADVAN Sport V107 235/45R18 98Y
| 車種 | アコード |
|---|---|
| メーカー | YOKOHAMA |
| ブランド | ADVAN Sport V107 |
| タイヤサイズ | 235/45ZR18 |
| タイヤ外径 | 669mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | B/a |
| 静粛性 | 標準的 |
| 燃費 | 標準的 |
| 耐久性 | 標準的 |
| 値段 | 30,400円~(2026年調べ) |
ヨコハマのADVAN Sport V107(アドバン スポーツ ブイイチマルナナ)は、欧州の高性能車の新車装着タイヤとして採用実績を持つプレミアムスポーツタイヤです。前モデルのV105から見直されたプロファイル設計により、高速域での接地安定性が高められています。ウェットグリップ性能は最高グレード「a」で、雨天時にSPORTモードで走らせても操舵に対する車体の付いてきかたが素直です。
間近で見るとトレッドのアウト側ブロックが太く、イン側の細かい溝との差がはっきり分かる非対称パターンで、装着後の足元の印象も引き締まります。SPORTモードを頻用するドライバーや高速道路の走行が多い場合に向く一方、転がり抵抗係数の等級が「B」のため、燃料代を最優先にするなら後述のコンフォート系が現実的な選択になります。
ENLITENテクノロジーで空間品質・走行性能・サステナビリティ性能が新しい価値を生む ブリヂストン レグノ GR-XⅢ
BRIDGESTONE REGNO GR-XⅢ 235/45R18 98W
| 車種 | アコード |
|---|---|
| メーカー | BRIDGESTONE |
| ブランド | REGNO GR-XⅢ |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 670mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | AA/a |
| 静粛性 | 非常に高い |
| 燃費 | 高い |
| 耐久性 | 高い |
| 値段 | 34,100円~(2026年調べ) |
ブリヂストンのREGNO GR-XⅢ(レグノ ジーアール クロススリー)は、アコードのBOSEプレミアムサウンドシステムと組み合わせたときの相性で選ばれることが多い高静粛性タイヤです。転がり抵抗「AA」、ウェットグリップ「a」という低燃費タイヤとして最高クラスの組み合わせで、静粛性と経済性のどちらかを諦める必要がありません。
ロードノイズの低さは、車内の音楽が路面の音に埋もれにくいという形で体感につながります。月1,000km走る使い方なら、転がり抵抗「A」のタイヤに対して年間で数千円分の燃料代差が生まれる計算になり、4本の価格差を走行距離で少しずつ埋めていく性格の一本です。音響や会話の聞き取りやすさを重視するオーナーには特に刺さりますが、コーナリング時の踏ん張りを求める使い方だとスポーツ系に一歩譲ります。
強力なグリップ力がウェット性能に貢献している ファルケン アゼニス FK520L
FALKEN AZENIS FK520L 235/45ZR18 98Y
| 車種 | アコード |
|---|---|
| メーカー | FALKEN |
| ブランド | AZENIS FK520L |
| タイヤサイズ | 235/45ZR18 |
| タイヤ外径 | 671mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | B/a |
| 静粛性 | 標準的 |
| 燃費 | 標準的 |
| 耐久性 | 標準的 |
| 値段 | 23,759円~(2026年調べ) |
ファルケンのAZENIS FK520L(アゼニス エフケー ゴーニーマルエル)は、費用対効果に優れたスポーツタイヤです。雨の日のグリップを示すウェットグリップ性能「a」を確保しながら、1本あたり23,000円台から入手できます。ヨコハマV107やグッドイヤーEAGLE F1と同じ「a」でありながら4本合計で3万円前後の差が付くため、雨天時の安心感は落としたくないがスポーツタイヤの価格が気になる場合の現実的な着地点になります。
高速道路での直進安定性も良好で、アコードのモーションマネジメントシステムがブレーキで車両姿勢を整える制御と組み合わせたとき、タイヤ側の踏ん張りが効いている分だけ挙動が穏やかにまとまります。逆に、静粛性の絶対値を求める使い方だとコンフォート系との差は残ります。
ハンドリング性能とブレーキング性能にすぐれたスポーツタイヤ トーヨータイヤ プロクセス スポーツ2
TOYOTIRES PROXES Sport2 235/45ZR18 98Y
| 車種 | アコード |
|---|---|
| メーカー | TOYOTIRES |
| ブランド | PROXES Sport2 |
| タイヤサイズ | 235/45ZR18 |
| タイヤ外径 | 669mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | A/a |
| 静粛性 | やや低め |
| 燃費 | 標準的 |
| 耐久性 | やや低め |
| 値段 | 22,800円~(2026年調べ) |
トーヨータイヤのPROXES Sport2(プロクセス スポーツ ツー)は、低燃費グレード「A/a」というスポーツタイヤとしては優秀なバランスを持つプレミアムスポーツタイヤです。ステアリングを切り込んだ瞬間の反応と、ブレーキング時に前輪が路面を掴む感触が持ち味で、SPORTモードでの走りが引き締まります。
一方で静粛性はこの10選の中では控えめな水準にとどまり、NORMALモードやCOMFORTモードでの移動が中心なら、同価格帯のFALKEN FK520Lのほうが日常域で快適です。走りは楽しみたいが燃料消費率も捨てたくないというバランス重視の使い方に向きます。スポーツタイヤ全般に共通しますが、走行距離が伸びてくるとショルダー部から摩耗が進みやすく、5,000km前後でのローテーションが摩耗の均一化に効いてきます。
静粛性とコーナリング性能が向上してウェット性能にもすぐれている ダンロップ ビューロ VE304
DUNLOP VEURO VE304 235/45R18 98W
| 車種 | アコード |
|---|---|
| メーカー | DUNLOP |
| ブランド | VEURO VE304 |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 671mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
| 静粛性 | 非常に高い |
| 燃費 | 高い |
| 耐久性 | 高い |
| 値段 | 19,590円~(2026年調べ) |
ダンロップのVEURO VE304(ビューロ ブイイー サンマルヨン)は、この10選の中でコストパフォーマンスが際立つ一本です。19,000円台からという価格帯でありながら、静粛性・燃料消費率・耐久性のいずれも上位グループに入り、プレミアム系タイヤとの4本合計差は5万円以上に達します。
注目すべきは「性能持続技術」で、摩耗が進んでも排水性能とウェット性能が落ちにくい設計になっている点です。タイヤの実力は交換直後よりも2年目以降に差が出ます。溝が半分になってからの雨の日にどれだけ安心できるかを重視するなら、この設計思想は選ぶ理由になります。静粛性を確保しつつ費用を抑えたい場合の第一候補です。
耐ハイドロプレーニング性能や濡れた路面でもハンドリングやブレーキング性能にすぐれる ピレリ パワジー
PIRELLI POWERGY 235/45R18 98Y
| 車種 | アコード |
|---|---|
| メーカー | PIRELLI |
| ブランド | POWERGY |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 669mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | A/a |
| 静粛性 | 高い |
| 燃費 | 高い |
| 耐久性 | 高い |
| 値段 | 14,450円~(2026年調べ) |
ピレリのPOWERGY(パワジー)は、この10選の中で最も価格が抑えられた銘柄で、欧州ブランドの製品を14,000円台から選べます。転がり抵抗「A」、ウェットグリップ「a」という等級はプレミアム系と同水準で、価格に対する数値上の性能は際立っています。
ただし欧州ブランドのタイヤは乾燥路面の高速走行を前提にした設計が多く、梅雨時の湿潤路面や低温時のグリップ感については国産タイヤと感触が異なる場面が見られます。費用を抑えて欧州ブランドを選びたい場合や、走行距離が少なく交換サイクルが長くなりがちな使い方に向きます。逆に、静粛性の最上位を期待して買うと物足りなさが残りやすい一本です。
イーグルシリーズのフラッグシップモデルですぐれた走行性能のウルトラハイパフォーマンスタイヤ グッドイヤー イーグル F1 アシメトリック5
GOODYEAR EAGLE F1 ASYMMETRIC5 235/45R18 98Y
| 車種 | アコード |
|---|---|
| メーカー | GOODYEAR |
| ブランド | EAGLE F1 ASYMMETRIC 5 |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 669mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | A/a |
| 静粛性 | 高い |
| 燃費 | 高い |
| 耐久性 | 高い |
| 値段 | 47,870円~(2026年調べ) |
グッドイヤーのEAGLE F1 ASYMMETRIC5(イーグル エフワン アシメトリック ファイブ)は、この10選で最上位の価格帯に位置するUHP(ウルトラハイパフォーマンス)タイヤです。低燃費グレード「A/a」を確保しながらスポーツ性能を高めており、コーナリング中のたわみが少なく、操舵に対する応答が鋭くまとまります。
ただし4本交換では19万円前後の出費になり、同じ予算でコンフォート系の上位銘柄と工賃まで賄える計算です。日常域の快適性ではブリヂストン レグノに一歩譲るため、通勤中心の使い方で選ぶと価格に見合った満足を得にくくなります。週末に山道や高速道路を走る時間が長く、そこに投資する価値を感じられる場合に選ぶ一本です。
タイヤが摩耗しても変わらないウェット性能で安心感が続く ミシュラン プライマシー 4+
MICHELIN PRIMACY 4+ 235/45R18 98Y
| 車種 | アコード |
|---|---|
| メーカー | MICHELIN |
| ブランド | PRIMACY 4+ |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 669mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | AA/a |
| 静粛性 | 高い |
| 燃費 | 非常に高い |
| 耐久性 | 高い |
| 値段 | 27,290円~(2026年調べ) |
ミシュランのPRIMACY 4+(プライマシー フォープラス)は、アコードe:HEVとのキャラクターの合致度が高い一本です。転がり抵抗「AA」、ウェットグリップ「a」はコンフォートタイヤとして最高水準で、静粛性と経済性を同時に取りにいけます。
特長は摩耗が進んでもウェット性能が落ちにくい設計です。溝が半分程度まで減った状態でも雨天時の制動距離が大きく伸びにくく、交換サイクルの後半まで安心感が続きます。4本で11万円前後という価格は中位ですが、1年あたりのコストで捉えると上位グループの中では取り組みやすい水準です。長距離移動が多く、5年前後は同じタイヤで乗るという使い方に噛み合います。
ドライ路面でもウェット路面でもハンドリング性能にすぐれ操縦安定性を発揮する コンチネンタル プレミアムコンタクト7
Continental PremiumContact7 235/45R18 98Y
| 車種 | アコード |
|---|---|
| メーカー | Continental |
| ブランド | PremiumContact7 |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 669mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 静粛性 | 標準的 |
| 燃費 | 標準的 |
| 耐久性 | 高い |
| 値段 | 31,330円~(2026年調べ) |
コンチネンタルのPremiumContact7(プレミアムコンタクトセブン)は、欧州のタイヤ比較テストで評価を積み上げてきたコンフォートタイヤです。日本の低燃費タイヤラベルの対象外であるため、転がり抵抗の等級で他銘柄と横並び比較できない点は留意が必要です。
耐摩耗性は高く、走行距離が伸びてもトレッド面が均一に減っていく傾向が出やすい銘柄です。操舵の入力に対して過剰に反応せず、SPORTモードに切り替えたときの車体の動きが素直にまとまります。欧州系の操縦感覚を求めつつ、静粛性も一定水準で確保したい場合の選択肢になります。
上質なクルージングを実現するプレミアムコンフォートタイヤ トーヨータイヤ プロクセス コンフォート Ⅱs
TOYOTIRES PROXES comfort Ⅱs 235/45R18 98W
| 車種 | アコード |
|---|---|
| メーカー | TOYOTIRES |
| ブランド | PROXES comfort Ⅱs |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| タイヤ外径 | 669mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/b |
| 静粛性 | 高い |
| 燃費 | 高い |
| 耐久性 | 標準的 |
| 値段 | 23,250円~(2026年調べ) |
トーヨータイヤのPROXES comfort Ⅱs(プロクセス コンフォート ツーエス)は、静粛性と燃料消費率のバランスで選べる価格控えめなコンフォートタイヤです。非対称パターンのイン側で静粛性を稼ぎ、アウト側で操縦安定性を確保する設計を採っており、市街地の速度域では路面の粗さが角の取れた音に変わります。
ウェットグリップは「b」でこの10選の中では控えめです。通常の雨天走行で不安を感じる水準ではありませんが、豪雨時の高速走行が多い使い方なら「a」の銘柄を選んだほうが余裕が残ります。通勤や街乗り中心で、費用と快適性の折り合いを付けたい場合に向きます。
アコードのタイヤ選びに必要な純正タイヤサイズとホイールサイズ
| アコードのグレード | タイヤサイズ | ホイールサイズ | 型式 |
|---|---|---|---|
| e:HEV | 235/45R18 | 18インチ | 6AA-CY2 |
| e:HEV Honda SENSING 360+ | 235/45R18 | 18インチ | 6AA-CY2 |
歴代アコードのタイヤサイズは世代とグレードで分かれます。10代目CV3型のEXは235/45R18、9代目CR7型はハイブリッドLXが225/50R17、ハイブリッドEXが235/45R18でした。それ以前の世代では205/60R16を履くグレードも存在したため、中古車を探す段階で足元のサイズを確認しておくと、履き替え費用の見積もりがぶれません。
ロードインデックスと速度記号はどう読むか
タイヤサイドの「235/45R18 98Y」という表記は、順にタイヤ幅235mm、扁平率45%、ラジアル構造、リム径18インチ、ロードインデックス98、速度記号Yを表します。同じ235/45R18でもロードインデックスが94の銘柄と98の銘柄が併売されており、この差が選び方に影響します。
ロードインデックス94は1本あたり670kg、98は750kgの負荷能力に対応します。全長5m級のセダンに乗員と荷物を積む使い方では、指定より低い指数のタイヤを選ぶとタイヤ側の余裕が削られます。購入前に運転席側ドア開口部のラベルで指定を確認し、そこに記載された指数以上を選ぶのが基本です。XL(エクストラロード)規格のタイヤは標準規格より高い空気圧を前提に耐荷重を確保する構造のため、装着時は指定に沿った空気圧管理が前提になります。
速度記号は対応する最高速度の区分で、Wは270km/h、Yは300km/hに対応します。日本の公道でこの領域を使うことはありませんが、記号が上がるほどサイドウォールの剛性が高い設計になる傾向があり、乗り心地の硬さや操舵の反応の差として現れます。純正相当の記号を選んでおけば、新車時のフィーリングから大きく外れません。
18インチのまま履くか、インチダウンという選択はあるか
CY2型の設定は235/45R18のみですが、スタッドレスタイヤ用にホイールを別で用意する場合など、外径の近いサイズへの変更を検討する場面はあります。235/45R18の外径は約669mmで、17インチでは225/50R17(外径約658mm)などが計算上近い数値になります。外径差が大きいとスピードメーターの表示に差が出るため、変更する場合は外径差を数%以内に収めるのが前提です。
ただし17インチ化にはホイール側の条件が絡みます。ブレーキキャリパーとの間隔、リム幅、インセットのいずれかが合わないと装着できないため、社外ホイールを組む場合は車両の適合表で確認する工程が必要です。扁平率が上がる分だけサイドウォールが厚くなり、段差を越えたときの当たりが柔らかくなる方向に変わる一方、操舵に対する反応はやや穏やかになります。純正の走りの質感を維持したいなら18インチのまま、冬用に費用と乗り心地を優先するなら17インチという整理になります。
アコードのタイヤはどう選ぶ? 走り方別チェックポイント
アコードe:HEVのタイヤ交換時に悩みやすいのは「燃料消費率を活かすか、走りを楽しむか」の選択です。以下の視点で考えると絞り込みがしやすくなります。
燃費を最優先にするなら:低燃費グレード「AA」を持つタイヤが適します。この10選ではブリヂストン REGNO GR-XⅢとミシュラン PRIMACY 4+が該当します。アコードe:HEVのWLTCモード燃費は23.8km/Lで、月1,000km走行ならガソリン175円/L換算で月々約7,300円が目安です。転がり抵抗の低いタイヤに替えることで、走行条件によっては数%分の改善が期待できます。
静粛性を重視するなら:ブリヂストン REGNO GR-XⅢ、ダンロップ VEURO VE304、ミシュラン PRIMACY 4+、ピレリ POWERGY、グッドイヤー EAGLE F1 ASYMMETRIC5が上位グループです。アコードにはBOSEプレミアムサウンドシステムが標準装備されており、ロードノイズが低いほど音響の設計が活きます。
走りを楽しみたいなら:ヨコハマ ADVAN Sport V107やトーヨータイヤ PROXES Sport2が向いています。SPORTモードでコーナーに進入したときの粘りが増し、車体の姿勢変化が掴みやすくなります。ただし転がり抵抗の等級は「B」または「A」で、経済性ではコンフォート系に譲ります。
コスト重視なら:ダンロップ VEURO VE304、またはピレリ POWERGYが選択肢です。タイヤ本体だけでなく、4本分の組み替え工賃・バランス調整・廃タイヤ処分費を含めた総額で比較すると順位が入れ替わることもあります。
購入して後悔しやすいのは、価格だけで選んで日常の使用シーンと噛み合わなかったパターンです。高速道路をほとんど走らないのにUHPタイヤを選ぶと硬さだけが残り、逆に長距離移動が多いのにウェットグリップ「b」以下を選ぶと雨の日に余裕が足りません。年間走行距離と走る道の内訳を先に決めてから銘柄を絞ると、失敗が減ります。
スタッドレスタイヤとオールシーズンタイヤはどう選ぶか
降雪地域や冬に山間部を走る場合、235/45R18のスタッドレスタイヤを用意するか、オールシーズンタイヤに切り替えるかという判断が加わります。スタッドレスタイヤは低温での柔らかさと氷上のグリップに特化した設計で、積雪路や凍結路での制動力はオールシーズンタイヤと明確な差があります。
オールシーズンタイヤはスノーフレークマークを備えたものであれば高速道路の冬用タイヤ規制に対応しますが、凍結路の性能はスタッドレスタイヤに及びません。年に数回の降雪に備える程度なら履き替え作業と保管場所が不要な点が利点になり、日常的に雪の上を走るならスタッドレスタイヤが前提です。なお冬用ホイールを別で組む場合は、18インチのままか17インチにするかで初期費用が変わります。
アコードのタイヤ交換時期と費用の目安
タイヤの交換時期は、走行距離3万〜5万km、または使用開始から4〜5年が目安です。日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、使用開始後5年以上経過したタイヤについて販売店等での点検を受けることを推奨しており、ゴムの硬化は走行距離が少ない車でも進みます。市街地中心の使い方なら、距離ではなく年数で交換時期が来るケースが多く見られます。
溝の深さはスリップサインで確認できます。残溝1.6mm未満のタイヤは道路運送車両法の保安基準に適合せず、車検に通らないうえ整備不良の対象です。ただし1.6mmまで使い切ると雨天時の制動距離が新品時より大幅に延びるため、残溝3〜4mmの段階で交換を検討するのが現実的です。溝が残っていてもサイドウォールにひび割れが出ていれば、そこが交換の判断材料になります。
費用は、タイヤ代に加えて1本あたり2,000〜5,000円程度の工賃(組み替え・バランス調整・廃タイヤ処分・ゴムバルブ交換を含む)がかかります。18インチは扁平率が低く作業難易度が上がるため、軽自動車サイズより工賃は高めに設定されます。4本セットのタイヤ代合計は今回紹介した銘柄で57,800円〜191,480円と3倍以上の幅があり、総額では10万円前後の差が生まれます。
長く使ううえで効いてくるのが空気圧の管理とローテーションです。空気圧が不足したまま走ると転がり抵抗が増えて燃料消費率が悪化し、ショルダー部の偏摩耗も進みます。前輪駆動のアコードは前輪の摩耗が先行しやすく、5,000km前後を目安に前後を入れ替えると4本の寿命を揃えやすくなります。指定空気圧は運転席側ドア開口部のラベルに記載されているため、月1回の点検時にその数値へ合わせるのが基本です。
アコードが2024年3月 日本市場で復活
11代目アコードCY2型は、北米・中国市場での展開を経て、2024年3月に日本での販売を開始しました。クーペライクな流麗なスタイリングとシャープなフロントマスクが個性を際立たせています。12.3インチ Honda CONNECTディスプレイ、BOSEプレミアムサウンドシステム、本革シートなどが標準装備です。
その後、2025年5月にハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能を含む「Honda SENSING 360+」搭載グレードが追加され、2グレード構成になりました。2026年7月31日の一部改良ではフロントグリルまわりやロアガーニッシュの外装デザインが見直され、サイドマーカーがクリアタイプに変更されています。価格はe:HEVが595万1000円、e:HEV Honda SENSING 360+が635万1400円です。ボディーカラーは4色に整理され、イグナイトレッド・メタリックが廃止されました。
走行モードは「NORMALモード」「SPORTモード」「COMFORTモード」「ECONモード」の4種類です。国内向けHonda車として初採用されたモーションマネジメントシステムは、ドライバーの操作に対して駆動とブレーキを細かく制御し、コーナリングや濡れた路面での挙動を整えます。この制御が働く前提になるのはタイヤが路面を捉えていることであり、ウェットグリップ性能「a」の銘柄を選ぶと雨天時の余裕がひと段階増します。制御が優秀だからタイヤは何でもよいという発想が、最も費用対効果を損ねる選び方です。
間近で見ると18インチホイールはフェンダーとの隙間が詰まっており、235mm幅のトレッド面がボディの張り出しに対して収まりよく見えます。手を当てるとサイドウォールの厚みが薄く、路面の情報がそのまま伝わってくる構成であることが分かります。この足元のバランスは銘柄によって印象が変わる部分で、コンフォート系に替えると当たりが丸くなり、スポーツ系ではさらに引き締まる方向に振れます。