頭文字Dの車

頭文字Dに登場した車!車好きのバイブル漫画イニシャルD劇中車まとめ

頭文字Dに登場した車を画像つき一覧解説。イニシャルDには、藤原拓海のハチロク、高橋兄弟のRX-7を筆頭にシルビア、スカイラインGT-R、ランエボなど80~90年代の名車スポーツカーが多数登場していた。人気キャラクターの愛車とその特徴、各車両のナンバーを紹介。

頭文字Dに登場した車!車好きのバイブル漫画イニシャルD劇中車まとめ

頭文字D(イニシャルD)登場車種を一覧解説!ハチロクやRX-7など忘れられない車たち

『頭文字D(イニシャルD)』は、峠道での公道レースに青春を捧げる若者を描いた漫画作品です。略称は『イニD』で、主人公・藤原拓海の駆るトヨタ スプリンタートレノAE86型はこの漫画の影響でカルト的な超人気車となりました。

原作漫画以外にも、アニメ、ゲーム、映画、実写映画など、多数のメディアミックスが存在し、プロレーサ―土屋圭市や谷口信輝が制作に携わった作品もあります。舞台となった関東の峠に聖地巡礼でファンが訪れるなど、その影響は多方面に及びました。

2013年連載終了、全48巻で物語の幕は閉じたものの、自動車漫画の金字塔として今なお高い人気を誇る『頭文字D』。中古車市場で価格が高騰することも多かった登場人物たちの搭乗車両を写真付きで解説。

頭文字D第一部『高校生編』に登場した車種一覧

頭文字Dは、主人公・藤原拓海が高校生活を送りながら自動車レースの魅力に目覚める第一部『高校生編』と、公道レーサーとして頂点に立つために遠征を繰り返す第二部『プロジェクトD編』に分かれています。

頭文字D『高校生編』に登場した主要人物の愛車を紹介。赤城レッドサンズ、妙義ナイトキッズ、エンペラー、インパクトブルーなど、拓海に大きな影響を与えたライバルたちの名車を振り返りましょう。

AE86スプリンタートレノ – 藤原拓海

トヨタ・スプリンタートレノAE86前期型 プロジェクトD仕様トヨタ・スプリンタートレノAE86前期型 プロジェクトD仕様

藤原拓海仕様のAE86トレノ藤原拓海仕様のAE86トレノ

通称ハチロク。ボディカラーから「パンダトレノ」の愛称あり。頭文字D連載開始時には販売終了していたため、旧車は国内外でカルト的な人気車種に。ドリフトキングの異名を持つ土屋圭市も「AE86で腕を磨いた」と語る。

FD3S RX-7 – 高橋啓介

RX-7 FD3S型RX-7 FD3S型

コンペティションイエローマイカは1型にしか存在しないレアな純正色コンペティションイエローマイカは1型にしか存在しないレアな純正色

イニDを象徴する1台 アンフィニRX-7前期型イニDを象徴する1台 アンフィニRX-7前期型

高橋兄弟の弟啓介の愛車はイエローのFD。イニDでの搭乗モデルは1991年式 1型Type Rで、ノーマルのエンジン出力は255ps。初登場時はチューンして350psとなっていた。多くの車好きを虜にしたピュアスポ―ツカーらしい美しいエクステリア。

FC3S サバンナRX-7 – 高橋涼介

RX-7 FC3S 1989年後期型RX-7 FC3S 1989年後期型

サバンナRX-7 FC3S後期型サバンナRX-7 FC3S後期型

作品中屈指のドライビングテクニックを持つ高橋涼介の車は1985~1992年発売の2代目RX-7 FC3S。搭乗モデルは2人乗り「∞」シリーズのⅢ。13B-T型ロータリーエンジンを搭載し、理想的な前後重量配分による高い運動性能を実現。

S14 シルビア Q’s – 中村賢太

日産シルビア S14前期型 劇中車カラーはオレンジ日産シルビア S14前期型 劇中車カラーはオレンジ

赤城レッドサンズのケンタはS14前期型。S14型は1993~98年に発売されるも全車3ナンバーで、人気はいまひとつだった。しかし後期型~S15型はツリ目なので、貴重な「たれ目」シルビアとしてコアなファンも多い。

BNR32 スカイラインGT-R – 中里毅

日産スカイラインGT-R BNR32日産スカイラインGT-R BNR32

1989~1994年販売。16年ぶりの復活を遂げた3代目GT-R。実は日本初300PSで発売予定だった車だが、行政指導によりやむなく280PSで発売。イニシャルDで中里は拓海とのバトル時は380馬力、啓介とのバトル時は395馬力まで向上させていた。

EG6 シビック – 庄司慎吾

ホンダ シビック EG6型ホンダ シビック EG6型

1991~1995年発売、「スポーツシビック」の愛称がある5代目。頭文字Dで妙義ナイトキッズの庄司慎吾は1991年式前期型SiR-IIに搭乗(画像は後期型)。高いハンドリング性能で、シビックの中でも特に人気のモデル。

シルエイティ – 佐藤 真子

佐藤真子搭乗車を思わせるブルーのシルエイティ佐藤真子搭乗車を思わせるブルーのシルエイティ

シルエイティ 正式な車名はベース車の180SXシルエイティ 正式な車名はベース車の180SX

頭文字Dではインパクトブルー佐藤真子の愛車。シルエイティとは、日産180SXに姉妹車S13シルビアのフロントマスクを移植した、顔面スワップと呼ばれる改造手法を用いた車。組み合わせが逆の「ワンビア」という改造手法も存在。

CE9AランサーエボリューションIII GSR – 須藤京一

ランサーエボリューションIII GSRランサーエボリューションIII GSR

頭文字Dではエンペラーのリーダー須藤京一の愛車が第一世代の集大成エボⅢGSR。2.0LのDOHC16バルブICターボ搭載、最高出力270ps/6,250rpm。WRCで初のチャンピオンに輝いた記念車でもある。新車価格296万。

CN9A ランサーエボリューションIV – 岩城清次

ランサーエボリューションIV RSランサーエボリューションIV RS

ランサーエボリューションIV GSRランサーエボリューションIV GSR

イニシャルDではエンペラーNO2清次の愛車は、1996年発売第二世代のエボIV RS。エンジンは鍛造ピストンを採用、最高出力は280馬力、空気抵抗係数Cd値0.30と更に進化。最後の5ナンバーエボ。

AE86 カローラレビン – 秋山渉

カローラレビン AE86前期型カローラレビン AE86前期型

イニシャルDでは埼玉からやってきた秋山渉の車がAE86 カローラレビン。拓海と同じハチロクだが、こちらは姉妹車のレビンで、固定式ライトが特徴。渉は後付けターボによる「ドッカンターボ」な乗り心地を気にいっていた。プロジェクトD編ではスーパーチャージャーに変更。

SW20 MR2 – 小柏カイ

トヨタMR2 3型GT-SトヨタMR2 3型GT-S

第一部で小柏カイが搭乗したのは、日本の自動車メーカーとしてトヨタが初めて市販化したミッドシップスポーツカーMR2の2代目3型。エンジンはセリカと同じ2.0Lの直列4気筒。ターボ車はⅢ型では245PSまで向上。

S13シルビアK’s – 池谷浩一郎

日産シルビアS13 前期型日産シルビアS13 前期型

秋名スピードスターズの池谷先輩の愛車は90年代に絶大な支持を誇った日産シルビア。日産はデートカーとして販売するも、手頃な価格のFR、アフターパーツ豊富なチューニングベース車として歴代最高の販売台数を記録。

AE85カローラレビンSR – 武内樹

AE85型はハチロクより程度の良い個体が多いのも特徴AE85型はハチロクより程度の良い個体が多いのも特徴

ハチロクと間違えて樹が購入したハチゴー。1.5LのSOHCエンジンで最高出力83馬力と一般的にスポーツ走行には向かないと言われるが、3ドアSRはチューニングマシンのベースとしての潜在能力は実は高い。

RPS13 180SX – 健二

健二の愛車と同じ180SX TYPE II(中期型)健二の愛車と同じ180SX TYPE II(中期型)

秋名スピードスターズ池谷の幼馴染、健司の愛車はシルビアの姉妹車180SX。シルビアにはないリトラクタブルヘッドライトとハッチバックスタイルが特徴。リアが重めで、シルビアよりドリフトしやすい重量バランスという声も。

SV40 カムリ – 立花祐一

カムリSV40前期型 フロントエンブレムさえつけないという徹底したコストダウンカムリSV40前期型 フロントエンブレムさえつけないという徹底したコストダウン

文太の旧友でガソリンスタンドのオーナー立花の愛車はトヨタ・カムリ5代目。1994~1998年販売。バブル崩壊により開発中にボディサイズを短縮し、3ナンバーから5ナンバーにした異例モデル。走行性能と耐久性は維持するも、装備は簡素。

ST205 セリカ GT-FOUR – 御木

トヨタ・セリカGT-FOUR ST205型トヨタ・セリカGT-FOUR ST205型

拓海のサッカー部時代の先輩・御木の愛車。市販化されたセリカGT-FOURとしては最終モデル。80年代には『私をスキーに連れてって』劇中車として「しょせん四駆の敵じゃないね」のセリフとともに4WDブームを巻き起こした車種。

W201メルセデス・ベンツ – なつきのパパ

メルセデス・ベンツ初の5ナンバー車だったW201型メルセデス・ベンツ初の5ナンバー車だったW201型

なつきが「パパ」と呼ぶ人物の車はW201型ベンツ(アニメではW210)。Cクラスの前身であり、「190E」というモデル名で呼ぶ人も多い。日本では1985年から正規輸入販売され、価格は535万円。愛称は「小ベンツ」。

GC8インプレッサ WRX STi Version V – 藤原文太

インプレッサWRX STiインプレッサWRX STi

拓海の父で伝説の走り屋だった文太が乗り換えたのは、90年代のラリー界を席巻し、国内外の車好きを魅了した初代インプレッサ。水平4気筒EJ20ターボエンジン+4WD、最高出力は280PS。

第二部『プロジェクトD編』に登場した車種一覧

頭文字『プロジェクトD編』では、群馬県のみならず、埼玉や神奈川などで名を馳せる関東のレーサーたちとバトルを繰り広げます。拓海や啓介、涼介とバトルしたキャラクターたちの愛車を紹介。

NA6CEユーノス・ロードスター – 末次トオル

ユーノス・ロードスターユーノス・ロードスター

「車を楽しむことが大切」という信念の末次トオルの愛車は、『人馬一体』をテーマに開発されたマツダの名車・初代ロードスター。前期モデルNA6CEは、1600ccの直4エンジンを搭載し、50:50の理想的な前後重量配分。

ER34 スカイライン 2ドアクーペ 25GT-TURBO – 川井淳郎

ER34型スカイライン25GT-TURBOER34型スカイライン25GT-TURBO

ER34型スカイラインGT(4ドアセダン)ER34型スカイラインGT(4ドアセダン)

セブンスターリーフの川井の愛車は、標準車最高グレードの25GT-TURBO。ドッカンターボとは真逆の、不自然さのない吹け上がりが特徴。最高出力280PS。GT-R嫌いの高橋啓介も「いいシュミ」と評した。

EK9 シビック TYPE R – 二宮大輝

EK9型シビックタイプR 後期型EK9型シビックタイプR 後期型

1997~2000年発売、6目シビックに追加されたホンダ3番目のタイプR。生産は鈴鹿製作所。B16B型1.6L直4DOHC VTECは、当時「1600cc最強エンジン」と呼ばれ、東堂塾の二宮もかなりの自信を持っていた。

DC2 インテグラ TYPE R – 酒井

DC2インテタイプR前期型 3ドアクーペDC2インテタイプR前期型 3ドアクーペ

東堂塾スマイリー酒井の愛車は、1995~2001年生産、NSXに次ぐホンダ2番目のタイプR前期型。ボディカラーのチャンピオンシップホワイトはタイプR専用色。海外窃盗団のターゲット車両になりやすいのが大きな悩み。

S15 シルビア – 東京から来た2人

シルビア最終モデルS15型シルビア最終モデルS15型

車オタクらしき2人組が搭乗。必殺技は「超絶ウルトラスーパーレイトブレーキング」。この2人組のドラテクはともかく、最終モデルS15シルビアは高い走行性能を持つ人気モデル。Spec-Rはターボモデルの意味。

FD3S RX-7 – 岩瀬恭子

RX-7 FD3S Type R 前期型RX-7 FD3S Type R 前期型

高橋啓介と同じRX-7 FD1991年1型。啓介が純正シーケンシャルツインターボをブーストアップしたのに対し、恭子は社外製のシングルタービンに変更。より出力を向上させられるがピーキー。最終的にターボラグによって啓介に敗北。

SXE10 アルテッツァ – 秋山延彦

アルテッツァRS200 Z-EDITIONアルテッツァRS200 Z-EDITION

1998~2005年に販売されたトヨタ・アルテッツァ。当時からレクサスではISの車名で販売。RS200は2.0Lの直4エンジン搭載の6速MT車。国内の2.0L NAエンジンとしては最高出力の210PS。

EA11R カプチーノ – 坂本

スズキ・カプチーノ EA11R型は1991~1995年発売スズキ・カプチーノ EA11R型は1991~1995年発売

歴代バトル唯一の軽自動車。車両重量700kg。アルテッツァでハチロクに敗れた秋山延彦が「勝つには軽さしかない」と用意。ホイールベースが短く、実際にドリフトするには高度なテクが必要。通常出力は64PS。バトル時は130PS。

CP9A ランサーエボリューションV – 会川

三菱ランサーエボリューションV GSR スコ―ティアホワイト三菱ランサーエボリューションV GSR スコ―ティアホワイト

啓介のFDを破損させた会川の愛車はエボⅤ GSR。1998年に発売され、WRCやサーキットで数多くの勝利を手にした名車。エボ初の3ナンバー車で車幅1,770mm。会川は車両感覚が甘く、バトル中に狭い道で減速したため敗北。

CP9A ランサーエボリューションVI トミ・マキネン・エディション GSR – 一条

GSRエボVI T.M.EGSRエボVI T.M.E

啓介のFDを壊し、拓海とバトルした一条の愛車。2000年に発売したトミ・マネキンの4年連続WRCドライバーズチャンピオン獲得を記念した特別仕様車。通称エボ6.5。

FY33 シーマ – 暴走族の元リーダー

日産シーマFY33型(1996~2001年)日産シーマFY33型(1996~2001年)

土坂でのバトル後にやってきた元暴走族が乗っていたのは3代目日産シーマ(アニメ版ではトヨタ・セルシオ)。初代・2代目がイギリス車の影響が強いのに対し、3代目は重厚でドイツの高級車を思わせる外観にイメチェン。

AP1 S2000 – 城島俊也

ホンダS2000 AP1型は1999~2005年発売ホンダS2000 AP1型は1999~2005年発売

ワンハンドステアを得意とし、「ゴットアーム」の異名を持つ城島の愛車は、1999年にホンダが29年ぶりに発売したFRスポーツカーS2000前期型。2.0L直4NAエンジンF20Cは250PS、許容回転数9,000rpmとピストンスピードはF1並。

BNR34 スカイラインGT-R – 星野好造

2002年発売 スカイラインGT-R V-specII Nür2002年発売 スカイラインGT-R V-specII Nür

スカイラインGT-R V-specII Nür リアスカイラインGT-R V-specII Nür リア

「オレは死ぬまでGT-Rだ!」とGT-Rを愛する星野の車。最後のスカイラインGT-Rで、R33よりボディをサイズダウンし、ホイールベースを55mm短縮。走行性能重視のV-SPECと乗り心地重視のM-SPECがあるが当然V-SPECを選択。

NB8C ロードスターRS – 大宮智史

マツダ・ロードスター NB8Cマツダ・ロードスター NB8C

チーム246のリーダー大宮智史の愛車。ユーノス店廃止によりマツダ・ロードスターの車名となった2代目で、このモデルよりリトラは廃止。2000年には初代と合わせて「世界で最も売れた2人乗りオープンカー」のギネス認定。

CT9A ランサーエボリューションVII GSR – 小早川

第三世代ランサーエボリューションVII GSR第三世代ランサーエボリューションVII GSR

2001年発売エボⅦ。ベース車ランサーセディアの大型化に伴いGSRも車両重量1400kgとやや重め。新機構ACDにより、ターマック・グラベル・スノーと車内スイッチでコンディションにあわせた走行が可能。

JZA80 スープラ – 皆川英雄

JZA80スープラ(1993~2002)JZA80スープラ(1993~2002)

R・Tカタギリの皆川は90年代に国内外で高い人気を誇ったトヨタ・スープラA80型に搭乗。3.0L直列6気筒エンジンを搭載。パワーと重量のあるスープラは本来は峠でのバトルには不向き。後にトヨタとイニDコラボグッズも発売。

ZZW30 MR-S – 小柏カイ

トヨタMR-S前期型トヨタMR-S前期型

第一部でMR2に搭乗していた小柏カイ。第二部再登場時には後継MR-Sに乗って登場。140馬力は作中でパワー不足を指摘されていたが、前期型の車両重量は1000kg未満という軽さを誇る。高い運動性能と小柏のテクで拓海を追い詰めた。

Z33 フェアレディZ – 池田竜次

Z33フェアレディZ(2002~2008年)Z33フェアレディZ(2002~2008年)

チーム・スパイラル池田竜二の愛車は、2002年発売日産フェアレディZ。先代Z32から排気量を500ccアップし3.5LのV6エンジンを搭載。池田の搭乗車は初期型だが、4回のエンジンスペック向上を行い、最終的に313PSを実現。

S15 シルビア Spec-R – 奥山広也

S15 シルビア(1999~2002年)S15 シルビア(1999~2002年)

チーム・スパイラル奥山広也の愛車は有終の美を飾ったS15シルビアのターボモデルSpec-R。MT車の最高出力は250PS。「深絞りプレス成型」採用の特徴的なリアフェンダーにツリ目ヘッドライトの外観。中古でも高い人気。

NA1 NSX – 北条豪

ホンダ初代NSX NA1型は1990~1997年生産ホンダ初代NSX NA1型は1990~1997年生産

サイドワインダー北条豪は初代NSXに搭乗。世界初のオールアルミ製モノコックボディは軽量かつ高剛性。約830万円とイニD劇中車の新車価格としては最も高価。開発時にはアイルトン・セナなどのF1レーサーが走行テストに参加。

AE86 スプリンタートレノ GT-APEX 2door – 乾信司

トヨタ・スプリンタートレノAE86 2ドア後期型トヨタ・スプリンタートレノAE86 2ドア後期型

拓海と似た経歴を持つ乾信司の搭乗車。拓海の車は1983年前期型3ドア、乾は1995年後期型2ドアである。

BNR32 スカイラインGT-R – 北条凜

BNR32スカイラインGT-R VスペックⅡBNR32スカイラインGT-R VスペックⅡ

死神GT-R北条凛の愛車は1989~1994年製造R32型スカイライGT-R。原作ではグレード不明だが、ゲームでは1994年発売V-specIIの設定で、状態の良いものは1,000万円以上の値が付いたこともある超希少車。

頭文字D人気キャラクターの愛車ナンバー一覧

原作漫画『頭文字D』の登場人物たちの車は、実際の車両と被らないようにナンバーが5桁に設定されています。また、劇場版などでは「秋名」の地名がつくこともありますが、主人公・藤原拓海のホームコースである秋名山は実在しない地名で、モデルは群馬県の榛名山です。

高橋涼介、啓介兄弟のホームコース赤城山は実在しますが、「赤城ナンバー」は存在しません。ただ、ご当地ナンバープレートとして赤城山が描かれた前橋ナンバーは存在します。

主な登場人物の愛車ナンバーを一覧表にしました。特に記載がないものは、原作である漫画版のナンバーです。

車種/持ち主 ナンバー
AE86スプリンタートレノ/藤原拓海 群馬 55 お 13-954
秋名 50 せ 2-674(新劇場版)
FD3S RX-7 /高橋啓介 群馬 37 お 63-887
赤城 33 は 8-301(新劇場版)
FC3SサバンナRX-7/高橋涼介 群馬 58 よ 13-137
赤城 53 か 4-725(新劇場版)
BNR32スカイラインGT-R /中里毅 群馬 33 が 26-037
妙義 37 ひ 6-527(新劇場版)
EG6シビック/庄司慎吾 群馬 56 よ 46-037
妙義56 よ 6-270(新劇場版)
シルエイティ/佐藤真子 群馬 57 え 78-547
碓氷 57 け 8-475(新劇場版)
群馬 57 え 8-547(ゲーム版)
CE9AランサーエボリューションIII /須藤京一 群馬 58 し 30-395
栃木 52 し 4-941(ゲーム版)
CN9AランサーエボリューションIV/岩城清次 栃木 78 へ 46-637
栃木 73 へ 1-314(ゲーム版)
S14シルビア/中村賢太 群馬 72 し 35-918
赤城34 み 5-288(新劇場版)
S13シルビア/池谷浩一郎 群馬 58 へ 51-745
秋名 79 さ 3-832(新劇場版)
RPS13 180SX/健二 群馬 55 し 11-305
秋名 79 て 3-573(新劇場版)
AE85カローラレビン/武内樹 群馬 56 へ 11-009
秋名 50 せ 2-212(新劇場版)
AE86カローラレビン/秋山渉 熊谷 56 よ 73-212
熊谷 50 よ 1-016(ゲーム版)
SW20 MR2/小柏カイ 栃木 58 か 37-597
栃木 53 か 9-091(ゲーム版)
ZZW30 MR-S/小柏カイ 湘南 500 と 56-824
NA6CEユーノス・ロードスター/末次トオル 栃木 55 を 86-596
栃木 58 か 5-632(ゲーム版)
R34スカイライン 25GT-TURBO/川井淳郎 栃木 34 ほ 22-936
栃木 32 ま 4-354(ゲーム版)
EK9シビックTYPE R/二宮大輝 栃木 50 と 56-838
栃木 59 と 1-428(ゲーム版)
DC2インテグラTYPE R/酒井 栃木 55 し 32-094
栃木 58 し 5-806(ゲーム版)
FD3S RX-7/岩瀬恭子 熊谷 39 い 54-369
熊谷 35 い 8-584(ゲーム版)
SXE10アルテッツァ/秋山延彦 熊谷 33 だ 17-919
EA11Rカプチーノ/坂本 熊谷 71 え 35-218
CP9AランサーエボリューションV/会川 熊谷 30 あ 12-159
CP9AランサーエボリューションVI T.M.E/一条 熊谷 36 よ 86-502
AP1 S2000/城島俊也 土浦 35 お 71-109
BNR34スカイラインGT-R/星野好造 土浦 39 き 38-274
NB8Cロードスター/大宮智史 相模 501 く 37-125
CT9AランサーエボリューションVII/小早川 相模 330 け 25-645
JZA80スープラ/皆川英雄 湘南 35 き 81-973
Z33フェアレディZ/池田竜次 湘南 301 み 69-556
S15シルビア/奥山広也 湘南 503 ほ 16-801
NA1 NSX/北条豪 横浜 39 ま 40-298
AE86スプリンタートレノ/乾信司 相模 57 い 12-186
BNR32スカイラインGT-R/北条凜 群馬 33 ぬ 37-564
GC8インプレッサ WRX STi/藤原 文太 群馬 52 が 13-600
群馬 73 が 2-210(ゲーム版)

頭文字Dは90年代の名車や自動車文化を教えてくれる作品

『頭文字D』は1995~2013年まで18年間にわたって連載し、多くの車好きを生み出しました。
公道でのレースはもちろん現実にはご法度ですが、車の性能やチューニング内容に「なるほど!」とうなった人も多いのではないでしょうか。

2000年代以降、国産スポーツカーは衰退の一途をたどり、イニDを代表するスポーツカーであるマツダRX-7も2002年に販売終了。日産シルビアやトヨタのMR-SやMRS、三菱ランサーエボリーションなども姿を消しました。

今なお高い人気を誇る『頭文字D』ですが、今後は90年代の名車や自動車文化を振り返る役目も担い、末永く愛されていくでしょう。