ヴェゼルのマイナーチェンジ

ヴェゼルがマイナーチェンジで2019年1月31日に1.5Lターボ「ツーリング」追加

ヴェゼルが2019年1月31日にマイナーチェンジしてターボモデルを追加。3年連続SUV販売台数No.1のヴェゼルの進化に注目が集まる。現行ヴェゼルと新型ヴェゼルのエクステリア・インテリア・パワートレインの変更点、強力なライバルのトヨタC-HR、マツダCX-3、スバルXVの動向についても解説。

ヴェゼルがマイナーチェンジで2019年1月31日に1.5Lターボ「ツーリング」追加

ホンダの人気コンパクトSUVヴェゼルがマイナーチェンジで1.5Lターボ搭載の「ツーリング(TOURING)」を設定

2014年、2015年、2016年と3年連続SUV販売台数No.1を記録したホンダヴェゼルが、2018年2月15日のマイナーチェンジではエクステリアに若干の変更が加えられましたがインテリアに目立った進化はありませんでした。

室内が広いヴェゼルはファミリーカーとしても優秀なので、ユーザーの使い方によりエンジンの選択肢が広がるのは経済的にも助かります。
2018年2月15日のマイナーチェンジでの変更点、2019年1月31日の1.5Lターボモデル「ツーリング(TOURING)」の情報や、新型ヴェゼルのライバルとなる車種にもスポットを当てました。

2019年1月31日に新たなスポーツグレード1.5L VTECターボ搭載モデル「ツーリング」をラインナップに追加

ヴェゼル ツーリングのエクステリアツーリング専用装備を搭載するヴェゼルのターボモデル

コンパクトSUVのヴェゼルに1.5L VTECターボ搭載の新たなスポーツグレードが「ツーリング(TOURING)」を2019年1月31日に追加して発売します。
ヘッドライトやフロントグリルバンパーには専用ガーニッシュを装備、左右2本出しのエキパイフィニッシャーやルーフレールを標準装備します。

ヴェゼル ツーリングのインテリア内装にも専用のブラウンインテリアを採用 ウルトラスエードのコンビシートも専用装備

インテリアも専用のブラウンカラーで統一され、シートにはウルトラスエードを使ったダークグレーとブラウンのコンビシートを装備します。
運転席と助手席にはシートヒーターが標準装備されているので寒い日や雨の日などに重宝するでしょう。
また、アジャイルハンドリングアシスト(カーブを楽しく曲がれるようにアシストする制御システム)も装備され、走りを追求したツーリングモデルらしい乗り味に仕上がっています。

TOURING・Honda SENSING(ヴェゼル ツーリング)の専用装備

・ブラック塗装専用ヘッドライトガーニッシュ
・クロームメッキ専用フロントグリル
・専用フロントバンパーロアーグリル
・グレーメタリック専用ボディーロアーガーニッシュ
・左右2本出しエキパイフィニッシャー
・専用エンブレム
・ルーフレール
・ダークグレー(ウルトラスエード)とブラウンのコンビシート
・専用ブウラウンインテリア
・運転席&助手席シートヒーター
・アジャイルハンドリングアシスト
・グレー塗装18インチアルミホイール
など

ボディカラーはヴェゼルTOURING専用色2つを含む6色を設定

ヴェゼル ツーリング専用ボディカラーの「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」はソリッドカラーとメタリックカラーを重ねた鮮やかな青を楽しめるカラーで、「スーパープラチナグレー・メタリック」は迫力の面構成の美しさを楽しめるプラチナ塗装です。

TOURING・Honda SENSING(ヴェゼル ツーリング)のボディカラー一覧

・プレミアムクリスタルブルー・メタリック(ヴェゼルツーリング専用色)
・スーパープラチナグレー・メタリック(ヴェゼルツーリング専用色)
・プレミアムクリスタルレッド・メタリック
・オーロラアメジスト・メタリック
・プラチナホワイト・パール
・クリスタルブラック・パール

プレミアムクリスタルブルー・メタリックのヴェゼルターボ ツーリングプレミアムクリスタルブルー・メタリック(ヴェゼルツーリング専用色)

スーパープラチナグレー・メタリックのヴェゼルターボ ツーリングスーパープラチナグレー・メタリック(ヴェゼルツーリング専用色)

プレミアムクリスタルレッド・メタリックのヴェゼルターボ ツーリングプレミアムクリスタルレッド・メタリック

オーロラアメジスト・メタリックのヴェゼルターボ ツーリングオーロラアメジスト・メタリック

プラチナホワイト・パールのヴェゼルターボ ツーリングプラチナホワイト・パール

クリスタルブラック・パールのヴェゼルターボ ツーリングクリスタルブラック・パール

ボディカラーはツーリング専用色2色を含む6色を設定します。ベーシックなプラチナホワイト・パールやクリスタルブラック・パール、個性的なボディカラーのオーロラアメジスト・メタリックなどボディカラーを選ぶ楽しさもヴェゼルのターボモデル「ツーリング」の魅力です。

ヴェゼル ツーリングのターボエンジンはシビックハッチバックと同じ「L15C型」か

ヴェゼル ツーリングが搭載するエンジンはシビックに採用される最大出力182psを発揮する「L15C型」エンジンと予想します。このエンジンは英国で発売された「HR-V Sport(日本名ヴェゼル)」に搭載されているため、日本でも同じパワートレインのL15C型を搭載するでしょう。

ヴェゼルターボに搭載するシビックハッチバックのエンジンスペック
エンジン型式 L15C型
エンジン種類 水冷直列4気筒ターボ
総排気量 1.496L
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)
最高出力 134kW(182ps)6,000rpm
最大トルク 220Nm(22.4kgm)1,700-5,500rpm
JC08モード燃費 18.0km/L

ヴェゼルターボ ツーリングの乗り出し価格は3,500,000円でRSモデルよりも高価になるという噂もあり、ヴェゼルの最上級モデルに位置することになるでしょう。
今回のグレード追加が現行型ヴェゼルの最後のマイナーチェンジになり、2020年にはフルモデルチェンジすると予想します。

英国ホンダが「HR-V(日本名ヴェゼル) Sport」を正式発表 日本で追加されるターボモデルのヴェゼルか

英国で発表されたヴェゼルのターボモデルのエクステリア英国で発表されたヴェゼルのターボモデル 最高出量182psで日本最速のコンパクトSUVに

「HR-V Sport」が英国ホンダで発表されました。HR-Vの日本名はヴェゼルで、このモデルが日本で発売されるターボモデルとになると考えます。搭載するターボエンジンはすでにシビックハッチバックに搭載されている「L15C型」エンジンで、最高出力182ps・最大トルク24.5kgmを発生するエンジンです。
コンパクトSUVクラスではトップクラスの運動性能になるため、走りを楽しみたい方には特におすすめのモデルになるでしょう。

またターボエンジン搭載に伴いボディ剛性やサスペンションなどの足回りを見直し、よりリニアな切り返しと直進安定性をもつ軽快なハンドリングになるよう調整しています。
エクステリアとインテリアにはブラック基調のガーニッシュを追加、18インチの専用アルミホイールを装備するなどスタイリッシュな見た目も特徴です。

2018年2月15日に行われたヴェゼルのマイナーチェンジの変更点

2018年2月15日にマイナーチェンジしたヴェゼル

2013年にホンダが開発し販売しているヴェゼルは、同社が販売しているフィットをベースとしてコンパクトSUVです。日本市場におけるコンパクトSUVブームの火付け役として、ファミリー世代を中心として幅広い層に人気となっています。
2016年2月には新グレードのRSが追加され、ホンダの安全システム「ホンダセンシング」も一部グレードで標準装備となりました。

発売以来、毎年年次改良が行われているため2018年2月15日のマイナーチェンジでは大きな進化が期待されています。どのような変化が起こるのか確認しましょう。

フェイスリフトが行われヘッドライトが変化する

マイナーチェンジ後のヴェゼル

2018年2月15日にマイナーチェンジを行うヴェゼルは、ヘッドライトやグリル周りが変更されキリッとした印象がさらに強くなりました。

ほかのエクステリアには変更は見受けられず、フォグランプの形状やバンパーカラーなどはマイナーチェンジ前と変わりありません。

インテリアに大幅な変更は見られない

新型ヴェゼルのインテリア

マイナーチェンジ後の新型ヴェゼルはインテリアに大きな変化は見られません。現行のヴェゼルは完成されたスタイリッシュなスタイルが特徴的で、とても人気があります。
そのためマイナーチェンジでは大幅な変更は見られません。

ヴェゼルがマイナーチェンジで安全システム「ホンダセンシング」を全グレードに標準搭載

安全システム「ホンダセンシング」の技術

2016年2月の年次改良で安全システム「ホンダセンシング」が導入され、一部のグレードで標準装備となりました。このホンダセンシングが2018年2月15日のマイナーチェンジでは全グレード標準装備になります。

これはファミリー層がミニバンに替わり、コンパクトSUVに移行しているのが起因となっています。子供やお年寄りに優しい、安全システムを標準搭載することで今まで以上にドライブを楽しむことができるでしょう。

「パワートレインの追加」は行われなかった

ヴェゼルはコンパクトSUVとしては室内が広く使い勝手が良いのが特徴です。そのためファミリーカーとしても優秀で、なおかつ2台目としてアウトドアなどの趣味を満喫するために購入されるユーザーも増えています。
使い方によりヴェゼルの走りを選択できるようにするのは当然の流れなのかもしれません。

2018年2月15日のマイナーチェンジでは「クリーンディーゼル」「ダウンサイジングターボ」の2つのパワートレインを追加予定と予想していましたが、追加は行われませんでした。

新開発の「ダウンサイジングターボ」エンジン

世界のトレンドであるダウンサイジングターボ

ダウンサイジングターボとは北米市場や欧州市場で流行している、排気量を少なくした分をターボチャージャー(過給機)で補い走行性能を高めるエンジンです。

ダウンサイジングターボのメリットは経済的なところです。排気量が少ないので、自動車を購入する際や、毎年納税する自動車税が安く済み、巡航時には燃費性能も向上することから経済的なエンジンと言えます。

デメリットは排気量が少ないことによる力不足です。発進が多い場合はエンジンの力が必要です。
ダウンサイジングターボの場合は排気量が少ないので力を出すために発進時には多くの燃料が消費されます。信号が多い地域、短い距離を走行する場合など、環境によっては逆に燃費性能が悪くなることもあります。

海外モデルに搭載している「クリーンディーゼル」エンジン

クリーンディーゼルエンジンの仕組み

クリーンディーゼルと言えばマツダが思い浮かぶ方もいると思います。日本市場ではマツダがいち早く搭載し成功しているためマツダ=クリーンディーゼルという認識が強いですが、もともとは欧州車が採用している技術となります。

有名なメーカーではメルセデスベンツやBMWなどの信頼性の高いドイツ車が採用を始めたことでクリーンディーゼルの認知度が向上しました。

クリーンディーゼルのメリットは燃料にディーゼルを使用するためガソリンよりも経済的な所です。ガソリンと比較すると燃焼効率も高いため低燃費も期待できます。
また、ディーゼルの最大の特徴は力強い走りです。メルセデスベンツやBMWが採用するようにトルクフルで一体感のあるパワフルな走りを感じられます。

デメリットは車両本体価格が高いことです。クリーンディーゼルで有名なマツダのCX-5を例にすると

  • ガゾリン仕様車が2,462,400円~
  • クリーンディーゼル仕様車が2,775,600円~

となり価格差は313,200円となります。騒音や振動もガソリン仕様車と比較すると大きくなります。

よりスポーティーな6速MTの追加は無かった

スポーティーな6速ミッション

2016年2月の年次改良によりスポーティーなグレード「RS」が追加されました。走りを楽しみたい方のための趣向性が強いグレードのRSに合わせて、6速マニュアルミッションを追加する可能性がありましたが、追加されませんでした。

今まで少なかった「走りを楽しみたいユーザー」へも嬉しいアプローチとなるでしょう。コストパフォーマンスや燃費性能を追求してきたヴェゼルとして、新たな市場開拓になるのは間違いありません。

ヴェゼルのライバルの動向 C-HR・スバルXV・CX-3と比較

3年連続SUV販売台数No.1を達成し日本のコンパクトSUV市場に敵なしとも思えるホンダのヴェゼルですが、2017年はそうも言っていられない状況となっています。打倒ヴェゼルを目論むライバル車、トヨタC-HR、マツダCX-3、スバルXVの動向を紹介します。

クリーンディーゼルを極めるCX-3

ヴェゼルのライバルCX-3

クリーンディーゼルエンジンが特徴のマツダCX-3は2015年の販売以来、堅調な販売台数でファンを魅了してきました。
マツダの情熱が感じられるテーマ「鼓動」デザインと上質な内装がマッチするコンパクトSUVです。元々クリーンディーゼル仕様車しかない車でしたが、2017年夏にはガソリン仕様車が追加されました。

ヴェゼル CX-3
ガソリン ハイブリッド クリーンディーゼル
全長 4,295mm 4,275mm
全幅 1,770mm 1,765mm
全高 1,605mm 1,550mm
車両総重量 1,270kg 1,390kg 1,440kg
室内長 1,930mm 1,810mm
室内幅 1,485mm 1,435mm
室内高 1,265mm 1,210mm
ホイールベース 2,610mm 2,570mm
最小回転半径 5.3m 5.3m
最低地上高 170mm 160mm
燃費 20.6km/L 27.0km/L 25.0km/L
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,075,000円~ 2,460,000円~ 2,436,480円~

新時代SUVに進化したスバルXV

ヴェゼルのライバルスバルXV

2017年5月24日にフルモデルチェンジを果たしたスバルXVは「コの字」のヘッドライトに流線形のボディが新時代を象徴するコンパクトSUVです。
スバルが持つ4WDの安定した走破性、全グレードに搭載されるスバルの安全システム「EyeSight(アイサイト)」がドライバーに安心感をもたらします。

ヴェゼル スバルXV
ガソリン ハイブリッド ガソリン
全長 4,295mm 4,465mm
全幅 1,770mm 1,800mm
全高 1,605mm 1,550mm
車両総重量 1,270kg 1,390kg 1,715kg
室内長 1,930mm 2,085mm
室内幅 1,485mm 1,520mm
室内高 1,265mm 1,200mm
ホイールベース 2,610mm 2,670mm
最小回転半径 5.3m 5.4m
最低地上高 170mm 200mm
燃費 20.6km/L 27.0km/L 16.4km/L
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,075,000円~ 2,460,000円~ 2,138,400円~

最大のライバルとなるのはトヨタC-HR

ヴェゼルのライバルトヨタC-HR

ヴェゼルの最大のライバルとなるのが2016年12月に販売開始されたトヨタのC-HRです。トヨタが世界戦略SUVと位置付ける通りデザイン性や燃費性能が高次元にあるコンパクトSUVです。
発売から1ヶ月後の受注台数が約48,000台と脅威の数字をたたき出し、2017年4月の新車販売台数ランキングで軽自動車も含めた全車種で販売台数No.1を記録しました。

ヴェゼル C-HR
ガソリン ハイブリッド ガソリン ハイブリッド
全長 4,295mm 4,360mm
全幅 1,770mm 1,795mm
全高 1,605mm 1,565mm 1,550mm
車両総重量 1,270kg 1,390kg 1,745kg 1,715kg
室内長 1,930mm 1,800mm
室内幅 1,485mm 1,455mm
室内高 1,265mm 1,210mm
ホイールベース 2,610mm 1,540mm
最小回転半径 5.3m 5.2m
最低地上高 170mm 155mm 140mm
燃費 20.6km/L 27.0km/L 15.4km/L 30.2km/L
乗車定員 5名 5名
販売価格 2,075,000円~ 2,460,000円~ 2,290,000円~ 2,614,000円~

マイナーチェンジで1.5ターボモデルを追加したヴェゼルはより運転が楽しい車になる

3年連続SUV販売台数No.1を記録したホンダのヴェゼルですが、2017年の4月にはトヨタのC-HRに販売台数を越されてしまいましたが2018年2月15日のマイナーチェンジで走行性能を強化しました。
そして2019年1月31日にはホンダの本格的な走りを楽しめる1.5Lターボモデルをラインナップしてより運転の楽しい車になります。