スイフトのモデルチェンジ

スイフト5代目フルモデルチェンジ徹底ガイド 5ナンバー継続&新エンジンZ12E搭載、装備と価格を解説

スイフトはどう変わったのか、新エンジンや燃費はどれくらいか。5代目の装備やボディカラー、グレードと価格に加え、先代4代目との違いまで、購入検討に役立つポイントを最新の情報で整理します。

スイフトが7年ぶりに5代目へフルモデルチェンジ 電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドや新型エンジンZ12E型を搭載し使い勝手と走りを向上

スイフトはスズキの世界戦略車で、2023年12月13日にフルモデルチェンジした5代目は、日本だけでなく世界各地から注目を集めました。
5代目スイフトは電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドを備えるなど装備を充実させ、スズキが新開発したエンジン「Z12E型」を初採用したモデルです。

コックピットの傾きを4代目より強めてスポーツカーのような包まれ感を演出し、コンパクトカークラスでもトップレベルの空力性能を実現するなど、ドライバーズカーとして楽しめる仕上がりとなっています。
5代目へ進化したスイフトを解説します。

スイフトが7年ぶりにフルモデルチェンジ 5代目は5ナンバーを維持し新開発エンジンで燃費も良好

  • ジャパンモビリティショー2023で公開されたスイフトコンセプトが、5代目スイフトとして2023年12月13日に発売
  • スイフトコンセプト
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スイフトのフルモデルチェンジは2023年12月13日に実施され、CVT車が発売。続いて2024年1月17日には5速MT(マニュアル)モデルが追加されました。
今回のモデルチェンジでは5ナンバーボディを継続(全長3,860mm・全幅1,695mm・全高1,500mm)し、電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドを装備、2WDモデルにも助手席シートヒーターを追加するなど、完成度の高い内容となっています。

5代目スイフトのスペック
全長 3,860mm
全幅 1,695mm
全高 1,500-1,525mm
ホイールベース 2,450mm
室内長 1,905mm
室内幅 1,425mm
室内高 1,225mm
最低地上高 120-145mm
最小回転半径 4.7-4.8m
車両重量 920-1020kg
総排気量 1,197cc
エンジン型式 Z12E型
エンジン最高出力 60kW(82ps)5,700rpm
エンジン最大トルク 108Nm(11kgm)4,500rpm
モーター型式 WA06D
モーター最高出力 2.3kW(3.1ps)1,100rpm
モーター最大トルク 60Nm(6.1kgm)100rpm
乗車定員 5名
WLTCモード燃費 22.0~25.4km/L
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン

5代目スイフトのパワートレインは、スズキが新規開発したZ12E型エンジンです。マイルドハイブリッドモデルではWLTCモード燃費で最良25.4km/Lを達成し、高いエコ性能が魅力となっています。
グレードは内燃機関のみのXG、マイルドハイブリッドのHYBRID MX・HYBRID MZの3種類で、駆動方式は2WDと4WDを用意。降雪地域のユーザーも視野に入れたラインナップです。

販売価格(発売時)は、純ガソリンのベースグレードXGが1,727,000円から1,892,000円、マイルドハイブリッドのHYBRID MXが1,922,800円から2,087,800円、上級のHYBRID MZが2,167,000円から2,332,000円でした。

スズキ スイフト(5代目)の販売価格一覧(発売時点)
グレード ミッション 駆動方式 値段
XG CVT 2WD(FF) 1,727,000円~
4WD 1,892,000円~
HYBRID MX 5MT 2WD(FF) 1,922,800円~
CVT 2WD(FF) 1,922,800円~
4WD 2,087,800円~
HYBRID MZ 2WD(FF) 2,167,000円~
4WD 2,332,000円~

プラットフォームは4代目と同じHEARTECT(ハーテクト)を継続採用。軽量化と高剛性を両立する骨格が、5代目の走りを支えます。
ホイールベースを確保しながらも最小回転半径は4.8mに収まり、運転に自信のない方でも取り回しやすいモデルといえます。

5代目スイフトに新色フロンティアブルーパールメタリック・クールイエローメタリックを追加 2トーンを含む全13パターンのボディカラー

5代目スイフトのボディカラーは、モノトーン9色と2トーン4色の計13パターンをラインナップ。
スポーティな走りに似合う鮮やかなフロンティアブルーパールメタリックや、爽やかさを感じさせるクールイエローメタリックなど、個性的なカラーも用意しています。

5代目スイフトのボディカラー

  • フロンティアブルーパールメタリック(44,000円高)
  • クールイエローメタリック
  • バーニングレッドパールメタリック(44,000円高)
  • フレイムオレンジパールメタリック
  • キャラバンアイボリーパールメタリック
  • ピュアホワイトパール(33,000円高)
  • プレミアムシルバーメタリック(33,000円高)
  • スターシルバーメタリック
  • スーパーブラックパール
  • フロンティアブルーパールメタリック×ブラック2トーンルーフ(99,000円高)
  • バーニングレッドパールメタリック×ブラック2トーンルーフ(99,000円高)
  • クールイエローメタリック×ガンメタリック2トーンルーフ(55,000円高)
  • ピュアホワイトパール×ガンメタリック2トーンルーフ(88,000円高)
  • フロンティアブルーパールメタリック(44,000円高)
  • クールイエローメタリック
  • バーニングレッドパールメタリック(44,000円高)
  • フレイムオレンジパールメタリック
  • キャラバンアイボリーパールメタリック
  • ピュアホワイトパール(33,000円高)
  • プレミアムシルバーメタリック(33,000円高)
  • スターシルバーメタリック
  • スーパーブラックパール
  • フロンティアブルーパールメタリック×ブラック2トーンルーフ(99,000円高)
  • バーニングレッドパールメタリック×ブラック2トーンルーフ(99,000円高)
  • クールイエローメタリック×ガンメタリック2トーンルーフ(55,000円高)
  • ピュアホワイトパール×ガンメタリック2トーンルーフ(88,000円高)

スイフトの2トーンはルーフとボディを色分けするタイプで、ブラックルーフとガンメタリックルーフの2種類を用意。
新色のフロンティアブルーパールメタリックとクールイエローメタリックにも2トーンがあり、モノトーンより引き締まった印象に仕上がります。

5代目スイフトのインテリアはドライバーが集中できる環境 電動パーキングや助手席シートヒーターなど最新装備も

  • 5代目スイフトはコックピットの向きを先代より強め、スポーツカーのような包まれ感を演出
  • 十分な広さでリラックスできる空間が広がる

5代目スイフトはドライバーズファーストを掲げ、チルト&テレスコピックステアリングなど細やかな調整でリラックスできる姿勢をとれます。
インパネスイッチは先代までコックピット側へ5度傾けていましたが、5代目では8度に強め、スポーツモデル並みの包まれ感を味わえる仕様となったのも見どころです。

スズキ車で運転席のみとなりがちなシートヒーターについても、5代目スイフトは2WD・4WDの両方に運転席&助手席シートヒーターを装備。
電動パーキングブレーキとブレーキホールドも備え、世界戦略車らしい先進的なインテリアと装備にまとめられています。

5代目スイフト登場前の噂と、先代4代目スイフト・スイフトスポーツの情報まとめ

5代目スイフトは2023年12月13日に発売されました。
登場前には、トヨタ由来のストロングハイブリッドを積むのではないか、派生モデルを追加するのではないか、といったさまざまな噂もありました。ここでは、4代目スイフト・スイフトスポーツの情報も交えながら、登場前の噂やモデルチェンジ経緯を振り返ります。

スイフトとスイフトスポーツが2022年にマイナーチェンジでグレードやボディカラーを見直し

スイフトとスイフトスポーツは、2022年にマイナーチェンジ(一部改良)を実施しました。
内容は騒音・排ガスの法規対応が中心で、あわせてボディカラーやグレードを見直したものです。エクステリア・インテリアの大きな変更はない小規模な改良で、スイフトでは2022年9月にマイルドハイブリッドの上位「HYBRID SZ」が整理されました。

当時は「2023年12月にフルモデルチェンジし、全グレードを48Vマイルドハイブリッド化する」との噂もありました。実際にはフルモデルチェンジが行われ、モーター走行が可能なストロングハイブリッドは廃止されましたが、パワートレインは48Vではなく、新開発のZ12E型エンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせる構成となっています。

スイフトが2020年5月にマイナーチェンジ(一部仕様変更) 安全装備を充実してグレード体系を見直し

2020年5月、スイフトは安全装備やグレード体系を見直すマイナーチェンジ(一部仕様変更)を実施し、スイフトスポーツも同時に改良されました。
安全面では、アダプティブクルーズコントロールが全車速対応となり、斜め後方をサポートするブラインドスポットモニターや、駐車時に役立つリヤパーキングセンサーなどを全車に採用しています。

2020年5月のマイナーチェンジでスイフトに全車搭載した安全装備

  • 後退時ブレーキサポート
  • 後方誤発進抑制機能
  • リヤパーキングセンサー
  • 全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール
  • 車線逸脱抑制機能
  • 標識認識機能
  • 車線変更サポート付ブラインドスポットモニター
  • リヤクロストラフィックアラート

グレード体系も見直され、ガソリンの「XG」「RS」、マイルドハイブリッドの「HYBRID MG」「HYBRID RS」、ハイブリッドの「HYBRID SZ」の計5グレードとなりました。
「RS」「HYBRID RS」「HYBRID SZ」には専用エアロパーツも備わり、特別感のあるグレードとなっています。

そのほかの変更点として、フロント2ツイーター&リヤ2スピーカーを全車に標準装備し、マルチインフォメーションディスプレイにデジタル車速表示を追加。オートライトシステムも全車標準となり、機能性が高まりました。

スズキ・スイフトの特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」が新設定 スイフトXGリミテッドにも新色を追加

2019年11月14日、スズキはスイフトの特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」を発売しました。ベースはXGリミテッドで、ホワイトの2トーンルーフとパールホワイト加飾を採用し、爽やかで親しみやすいエクステリアに仕立てられています。

HYBRID MGリミテッドは、SRSカーテンエアバッグやフロントシートSRSサイドエアバッグ、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を標準搭載。国が推進する「サポカーSワイド」に認定され、高い安全性能が評価されました。

スイフトXGリミテッドのボディカラーは「クラレットレッドメタリック」と「クラレットレッドメタリック ブラック2トーンルーフ」

あわせて、ベースのスイフトXGリミテッドにも新色を追加。「クラレットレッドメタリック」を、モノトーンとブラック2トーンルーフの2種類で用意しました。

スイフトに2018年10月11日、特別仕様車「XRリミテッド」を追加

XRリミテッドは専用エアロパーツを装着し、迫力ある佇まいの特別仕様車

スイフトにエアロをまとった特別仕様車「XRリミテッド」を、2018年10月11日に追加しました。
XGグレードをベースにしたXRリミテッドは、通常のスイフトとは異なる専用エアロパーツを装着した迫力のあるスタイルが見どころです。ボディカラーには「クラレットレッドメタリック」「ミネラルグレーメタリック」に加え2トーンルーフ仕様を設定し、選ぶ楽しさも広がりました。

シートにはシルバーステッチ、インテリア各所にチタン調加飾を採用し、落ち着いた雰囲気に。
スズキ セーフティ サポートやカーテンエアバッグ、フロントシートエアバッグも標準装備し、360度を見渡せる全方位モニター用カメラパッケージもオプション設定されました。

スイフト「XRリミテッド」の特別装備

  • メッキフロントグリル
  • RS用エアロフロントバンパー
  • RS用エアロリヤバンパー
  • サイドアンダースポイラー
  • ルーフエンドスポイラー
  • LEDサイドターンランプ付ドアミラー
  • 本革巻ステアリングホイール
  • ステアリングオーディオスイッチ
  • チタン調専用ドアアームレストオーナメント
  • チタン調専用インパネオーナメント
  • チタン調専用コンソールオーナメント
  • シルバーステッチRS用ファブリックシート表皮
  • 運転席センターアームレスト(CVT車)
  • SRSカーテンエアバッグ
  • フロントシートSRSサイドエアバッグ
  • デュアルセンサーブレーキサポート
  • 誤発進抑制機能(CVT車)
  • 車線逸脱警報機能
  • ふらつき警報機能
  • 先行車発進お知らせ機能
  • ハイビームアシスト
  • アダプティブクルーズコントロール
  • リヤシートベルトフォースリミッター
  • リヤシートベルトプリテンショナー
  • オートライトシステム
  • フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ
  • リヤフォグランプ
  • リヤディスクブレーキ
  • フロント2スピーカー、フロント2ツイーター、リヤ2スピーカー
  • リモート電動格納式リモコンドアミラー
  • 助手席シートヒーター
  • アップグレードパッケージ(142,560円/LEDヘッドランプ/LEDポジションランプ/16インチタイヤ&アルミホイール)
  • 全方位モニター用カメラパッケージ(54,000円/フロントカメラ/サイドカメラ/バックカメラ/ステアリングハンズフリースイッチ/USBソケット/GPSアンテナ/TV用ガラスアンテナ)
  • ブラック2トーンルーフ(43,200円/ピュアホワイトパール/バーニングレッドパールメタリック/プレミアムシルバーメタリック塗装)

2017年7月にはモーター走行も可能なストロングハイブリッドモデルが登場

従来のマイルドハイブリッドではなく、ソリオと同系のハイブリッドシステムを積む「HYBRID SG」「HYBRID SL」が、2017年7月に発売されました。

マイルドハイブリッドがモーターでエンジンをアシストするのに対し、ハイブリッドは「駆動モーター」と「エンジン」の2つで走るため、力強い加速が味わえます。マイルドハイブリッドはEV走行ができませんが、ハイブリッドは駆動モーターを積むためモーターのみのEV走行も可能でした。
燃費も27.4km/Lから32.0km/Lへ向上し、同じくスズキのコンパクトハイトワゴン「ソリオ」に並びました。なお、この方式のストロングハイブリッドは5代目では廃止されています。

先代4代目スイフトのエクステリアは重心が低く押し出しの強いフロントグリルが特徴

ここからは、5ナンバーの走りを支えた先代(4代目・2016〜2023年)の特徴を振り返ります。

4代目スイフトのエクステリアは、先代からのイメージを保ちつつ「グリルが大きく」「重心が低く」なりました。後席のドアハンドルは、トヨタC-HRやホンダ ヴェゼルと同様にCピラー付近へ移され、クーペのようなスタイリングに仕上げられています。

スイフトのサイドビュー

スイフトのリアビュー

サイドビューはCピラー付近をブラックアウトし、スッキリとした印象です。

リアはランプ形状が変わり、サイズがコンパクトになってクリア部分の面積も減りました。HYBRID RS、RSt、RSの3モデルにはリアフォグランプが標準装備され、霧や吹雪の日に役立ちます。
ボディカラーは全8色展開で、HYBRID RS、RSt、RSの3グレードは5色展開でした。

先代4代目スイフトのインテリアは黒を基調にしたスポーティルック

インテリアは黒を基調としたデザインで、フロアシフトを採用。メーターも黒基調で、赤いリングに白い針がスポーティな印象を与えます。

タコメーターやスピードメーターに加え、アナログの水温計と燃料計が小さく配置されています。近年は水温計を省く車も多く、欲しい人には嬉しい装備でした。メーター中央にはマルチインフォメーションディスプレイを配置しています。

シートはファブリックで、座面と背面がグレー、その他がブラックのツートンでした。運転席は全車標準でシートヒーターを装備し、4WD車には助手席側にも備わります。後席にはチャイルドシート固定用アンカーが2名分あり、子どもも安心して乗せられます。

リアのドアハンドルはブラックアウトされたCピラー付近に配置され、主張しすぎない隠れたデザイン。2ドアクーペのようなスタイリングを演出し、スッキリとした見た目に仕上げています。

先代4代目スイフトはオプションでデュアルセンサーブレーキサポートを搭載

4代目スイフトには、単眼カメラとレーザーレーダーを使う「デュアルセンサーブレーキサポート」が、HYBRID SLやセーフティパッケージ搭載車に用意されていました。車両には約5km/hから100km/h、歩行者には5km/hから60km/hで反応する自動ブレーキを備えます。

誤発進抑制機能は、シフトがDまたはMのとき、前方に障害物があるのにアクセルを踏むとエンジン出力を制御し、急発進・急加速を抑えるシステムです。

車線逸脱警報は、60km/hから100km/hで走行中に車線をはみ出しそうになるとブザーで知らせ、正面衝突などの事故を未然に防ぎます。

車線内でも蛇行してふらついている場合は同様に警報を発し、いねむり運転などを防ぐ機能も備わっていました。

ヘッドライトのロー/ハイを自動で切り替える機能も搭載。対向車や先行車のライトを検知するとロービームに、周囲に車がいなくなるとハイビームへ自動で切り替え、夜間の運転を楽にします。

全方位モニターを装着すると、バックカメラに加えフロント・サイドカメラの映像も映し、上から見下ろす視点で周囲を確認できます。サイドビューも見られ、幅寄せにも便利でした。

先代4代目スイフトは1.2Lデュアルジェットと1.0Lブースタージェットを搭載

4代目スイフトには「1.2Lデュアルジェットエンジン」「1.0Lブースタージェットエンジン」の2種類が用意されていました。

1.2Lデュアルジェットは、「HYBRID SL」「HYBRID SG」「HYBRID RS」「HYBRID ML」のハイブリッド・マイルドハイブリッド勢と、ガソリンの「RS」「XL」「XG」に搭載。最高出力91PS、最大トルク118Nmを発揮しました。

1.0Lブースタージェットは、ガソリンの「RSt」に積まれた直列3気筒ターボで、1,500ccのNA並みのパワーを引き出します。最高出力102PS、最大トルク150Nmと、1.2Lデュアルジェットよりパワフルでした。

先代4代目スイフトの燃費・価格帯

4代目スイフトには「ハイブリッド車」「マイルドハイブリッド車」「ガソリン車」の3タイプがあり、それぞれ燃費が異なりました。各モデルの燃費と価格を確認しておきましょう。

HYBRID SL、HYBRID SG

ハイブリッド車は2017年7月に発売され、標準の「HYBRID SG」と上級の「HYBRID SL」の2種類で、EV走行も可能でした。トランスミッションは5AGS、駆動方式は2WDのみで、燃費は32.0km/Lを記録しています。

マイルドハイブリッド車は、4代目へのフルモデルチェンジ時(2017年1月)から設定されたモデルで、EV走行はできないものの、トランスミッションはCVT、駆動方式は2WDに加え4WDも用意。燃費は2WDで27.4km/L、4WDで25.4km/Lを記録しました。

軽快なイメージのあるスイフトのモデルチェンジ遍歴

スイフトはスズキのハッチバック型コンパクトカーで、初代はワゴンR+のプラットフォームを用いていました。海外では「イグニス」の名で販売されていた時期もあります。

スイフト 初代 HT51S型(2000年~2005年)

2000年1月、初代スイフトが登場し、4速ATの「SE」「SG」「SX」が用意されました。5月にはスズキ創立80周年記念の特別仕様車「80周年記念車 SGエアロ」を発売。9月には新グレード「SE-Z」に5速MT車が設定されました。
2001年1月、「21世紀記念スペシャル SGエアロⅡ」を発売。
2002年1月、一部改良で「SE-Z」「SG」の2グレードに整理。6月に特別仕様車「SF」を発売。
2003年6月、一部改良で内外装を一部変更し、上級「SG-X」を設定。12月に特別仕様車「Lリミテッド」を発売。
2004年5月、特別仕様車「LリミテッドⅡ」を発売。
2005年5月、2代目と入れ替わりで販売を終了しました。

スイフト 2代目 ZC11S/ZD11S/ZC21S/ZD21S/ZC71S型(2004年~2010年)

2004年11月、世界戦略車としてフルモデルチェンジし走行性能を高めた2代目に。1.3Lの「XE」「XG」、1.5Lの「XS」が用意されました。
2005年6月、特別仕様車「1.3 XE スタイル」を発売。12月、一部改良を実施。
2006年1月、期間限定車「1.3 XGリミテッド」を発売。6月、「1.3 XE スタイル」をバージョンアップし、「1.3 XGリミテッドⅡ」を発売。
2007年5月、マイナーチェンジを実施。新グレード「XG Lパッケージ」「スタイル」を追加し、ボディカラーも入れ替え。12月、特別仕様車「XG Eセレクション」を発売。
2008年4月、カーシェアリング専用車の生産を開始。6月、特別仕様車「スタイル」を発売。
2009年5月、一部改良で燃費を向上し、「XE」「XS」を廃止。
2010年1月、スズキ四輪車国内累計販売2,000万台達成を記念した特別仕様車「XG Cセレクション」を発売。9月、3代目と入れ替わりで販売を終了しました。

スイフト 3代目 ZC72S/ZD72S型(2010年~2017年)

2010年8月、フルモデルチェンジで3代目に。軽量・高剛性の新プラットフォームを採用しました。グレードはベースの「XG」、装備充実の「XL」、最上級の「XS」です。
2011年8月、インド向け仕様をフルモデルチェンジし、「XGアイドリングストップ」「XLアイドリングストップ」を追加。11月、特別仕様車「RS」を発売。
2012年6月、一部改良でシートベルトの仕様を変更。11月、特別仕様車「RS」も一部改良。
2013年7月、マイナーチェンジを実施。
2014年6月、特別仕様車「STYLE」「STYLE-DJE」を発売し、「XS」を廃止。
2015年11月、仕様変更でボディカラーを入れ替え。
2017年1月、4代目と入れ替わりで販売を終了しました。

スイフト 4代目 ZC13S/ZC43S/ZC53S/ZD53S/ZC83S/ZD83S型(2016年~2023年)

2016年12月、フルモデルチェンジで4代目に。グレードは「XG」「XL」「RS」「HYBRID ML」「HYBRID RS」「RSt」です。
2017年3月、欧州仕様の販売を開始。7月、「HYBRID SG」「HYBRID SL」を追加。11月、特別仕様車「XGリミテッド」を発売。
2018年10月、特別仕様車「XRリミテッド」を発売。
2019年5月、仕様変更で「XG」「HYBRID SG」を廃止し、一部特別仕様車をカタロググレード化。11月、特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」を発売。
2020年5月、一部仕様変更で安全性能を強化。「HYBRID SL」を「HYBRID SZ」へ改称し、「XL」「RSt」を廃止。
2021年4月、仕様変更で燃費を向上。
2022年9月、仕様変更で法規対応を実施し、「HYBRID SZ」を廃止。
2023年12月、5代目と入れ替わりで販売を終了しました。

スイフト 5代目 ZCDDS/ZCEDS/ZDDDS/ZDWDS型(2023年~)

2023年12月、フルモデルチェンジで5代目に。グレードはガソリンの「XG」、マイルドハイブリッドの「HYBRID MX」「HYBRID MZ」です。2024年1月17日には5速MTモデルを追加しました。新エンジンZ12E型や電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドを採用し、5ナンバーサイズを維持しています。

スイフトのモデルチェンジ遍歴
スイフトのモデル 販売年表
初代 HT51S型 2000年~2005年
2代目 ZC11S/ZD11S/ZC21S/ZD21S/ZC71S型 2004年~2010年
3代目 ZC72S/ZD72S型 2010年~2017年
4代目 ZC13S/ZC43S/ZC53S/ZD53S/ZC83S/ZD83S型 2016年~2023年
5代目 ZCDDS/ZCEDS/ZDDDS/ZDWDS型 2023年~

スズキのコンパクトカー代表であるスイフトの進化は止まらない

スズキのコンパクトハッチバックを代表するスイフトは、新エンジンZ12E型と電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドを得て、使い勝手をいっそう高めました。予防安全装備も充実しながら価格は200万円前後から狙え、税金面でも1,200ccクラスならではのコストパフォーマンスの良さが光ります。

2023年12月のフルモデルチェンジで新エンジンや電動パーキングブレーキを得た5代目スイフトは、走りと使い勝手、環境性能をバランス良く高めた一台に仕上がっています。日常の扱いやすさとドライバーズカーとしての楽しさを両立させる姿勢は、歴代スイフトが大切にしてきた個性そのものです。コンパクトカーの定番として、スイフトの進化はこれからも続いていきます。