ソルテラの純正タイヤサイズと適合するグレード
大型のヘキサゴングリルが目を引くソルテラは、スバル初のグローバルBEVとして登場したクロスオーバーSUVです。2025年10月29日に改良モデルが発表され、11月27日から受注が始まりました。ここで紹介するのは純正サイズ「235/60R18」「235/50R20」に適合するタイヤです。これらの2サイズは次のように設定されています。
「235/60R18」タイヤを標準装備するソルテラのグレード
- ET-SS(FWD/AWD)
- ET-HS(AWD)
「235/50R20」タイヤが設定されるソルテラのグレード
- ET-HS(AWD)にメーカー装着オプションとして設定
改良モデルでは、上級のET-HSでも18インチの235/60R18が標準装備です。20インチの235/50R20は20インチアルミホイールとセットのメーカー装着オプションという扱いになりました。中古車を検討している場合は、装着されているホイールのインチ数を実車で確認してから交換用タイヤを探すのが確実です。
タイヤサイズの表記は運転席ドアを開けた開口部のラベルにも記載されています。「235/60R18」はタイヤ幅235mm、扁平率60%、リム径18インチという意味で、後ろに続く「107V」のような数字と記号がロードインデックス(荷重指数)と速度記号を表します。BEVでは車重が重い分、この荷重指数の読み方が特に大切になります。
BEVのソルテラにタイヤ選びが特に重要な理由
ソルテラのタイヤ選びは、一般的なガソリンSUVとは異なる視点が必要です。改良モデルの車両重量はET-SSのFWDで1,880kg、AWDで1,980kg、ET-HSのAWDで2,000kgに達します。乗車定員まで人を乗せた車両総重量は2,155kgから2,275kgとなり、この荷重をタイヤ4本で支えます。同クラスのガソリンSUVより200kgから300kg重い車体を、バッテリーという形で床下に積んでいることが数値に表れています。
また、BEVはモーターの特性上、アクセルを踏んだ瞬間から大きなトルクを発生させます。AWDのシステム出力は前後モーター合計で高い水準にあり、発進のたびにトレッド面へ強いせん断力がかかります。重量とトルクの組み合わせは摩耗を早める方向に働くため、耐摩耗性能に配慮したタイヤのほうが交換サイクルを延ばしやすくなります。
さらに、エンジン音がないBEVでは、これまでエンジン音に隠れていたロードノイズがそのまま車内に届きます。同じタイヤをガソリン車とBEVに履かせた場合、静粛性の差を強く感じるのはBEVのほうです。ソルテラのタイヤを選ぶ際は、転がり抵抗の低さ(航続距離への影響)、荷重指数の余裕、静粛性、耐摩耗性能の4点を軸に据えると失敗しにくくなります。
18インチと20インチで航続距離はどれくらい変わるか
タイヤとホイールのサイズが電費に与える影響は、ソルテラの場合カタログ数値ではっきり読み取れます。国土交通省審査値の一充電走行距離(WLTCモード)は、ET-SSのFWDが746km、AWDが687kmです。ET-HSは標準の18インチで687kmですが、メーカー装着オプションの20インチアルミホイールを装着すると622kmに下がります。差は65km、率にして約9.5%です。
交流電力量消費率で見ると、18インチのAWDが121Wh/kmに対し、20インチ装着車は135Wh/kmです。年間1万km走ると消費電力量の差は140kWhになり、家庭用電力の目安単価31円/kWhで計算すると年間で4,000円強の差になります。金額としては大きくありませんが、同じ充電量で走れる距離が1割近く縮む点は、長距離移動が多いほど体感に効いてきます。
もう1つ見落とされがちなのが、18インチ車のホイールに組み合わされるフルエアロキャップです。間近で見ると、スポークの間が樹脂のカバーで覆われており、走行中の空気の流れを整える役割を担っていることが分かります。社外ホイールに交換するとこの空力デバイスは失われるため、見た目を優先するか電費を優先するかの判断が必要になります。
なお235/60R18の外径は約739mm、235/50R20は約744mmとほぼ同じです。18インチと20インチを季節で履き分けてもスピードメーターの表示はほとんど変わりませんが、扁平率が10ポイント下がる20インチはサイドウォールが薄く、路面の目地や段差の入力がそのまま伝わります。乗り心地を重視するなら18インチ、ハンドリングのシャープさを求めるなら20インチという住み分けになります。
ソルテラにおすすめのSUV専用低燃費/コンフォート/スポーツタイヤ13選
ソルテラにおすすめのタイヤを紹介します。SUV専用の低燃費タイヤやコンフォートタイヤ、スポーツタイヤをピックアップしました。各タイヤの特性とソルテラとの相性、どんな使い方に向くかも合わせて解説します。なお18インチ車の新車装着タイヤにはブリヂストンのALENZA 001が採用されており、履き替えの際はこの銘柄を基準に静粛性や乗り心地の方向性を比べると判断しやすくなります。
グリップコントロールが搭載されたソルテラにぴったりの高度なハンドリング性能を持つ コンチネンタル プレミアムコンタクト7
Continental PremiumContact 7 235/60R18 107V
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | コンチネンタル |
| ブランド | PremiumContact 7 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 25,500円〜(2026年調べ) |
コンチネンタル PremiumContact 7(プレミアムコンタクト セブン)は、欧州の高速走行を前提に開発されたコンフォートタイヤです。ロードインデックス107はXL規格で1本あたり975kgの負荷能力があり、4本で3,900kg。車両総重量2,275kgのET-HSでも十分な余裕を確保できます。BEVは加速時に後輪側へ、回生ブレーキの効く減速時に前輪側へと荷重が細かく移動するため、この余裕がタイヤの発熱と変形を抑える方向に働きます。
実際に触れてみると、トレッド面のブロックが細かく分割されておらず、リブが太く連続していることが分かります。この構造がステアリング操作に対する応答のダイレクトさにつながり、高速道路での車線変更でも上体の揺れが尾を引きません。欧州製タイヤらしくしっかりした乗り味なので、ふんわりした柔らかさを期待して選ぶと硬く感じるタイプです。日本のラベリング制度の対象外である点も含め、数値より走りの質感で選びたいオーナーに向いています。
弾力性のあるコンパウンドでエッジ効果がアップしウェットブレーキ性能を向上させた グッドイヤー エフィシェントグリップ 2 SUV
GOODYEAR EfficientGrip 2 SUV 235/60R18 107V
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | グッドイヤー |
| ブランド | EfficientGrip 2 SUV |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 735mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 20,400円〜(2026年調べ) |
グッドイヤー EfficientGrip 2 SUV(エフィシェントグリップ ツー エスユーブイ)は、転がり抵抗A、ウェットグリップaという組み合わせを実現したSUV向けコンフォートタイヤです。低燃費性能とウェット性能は本来トレードオフの関係にあり、両方で上位グレードを取っている銘柄はこのサイズでは多くありません。電費を落としたくない、それでいて雨の日の制動距離も妥協したくないという条件に、カタログ上で最も素直に応えます。
マイレージプラステクノロジーによる耐摩耗性能の向上も、2トン近い車重を支えるソルテラでは実質的なメリットになります。タイヤは1本あたりの価格が安くても摩耗が早ければ結果的に割高になるため、走行距離が年1万kmを超えるなら1kmあたりのコストで判断するほうが実態に合います。静粛性は突出したレベルではないので、車内の静けさを最優先するならコンフォート寄りの他銘柄と比べたうえで決めるのが賢明です。
SUV専用設計で安全性・快適性・強度のバランスがとれている ミシュラン パイロットスポーツ 4 SUV
MICHELIN PILOT SPORT 4 SUV 235/60R18 107W
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | PILOT SPORT 4 SUV |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 18,500円〜(2026年調べ) |
ミシュラン PILOT SPORT 4 SUV(パイロットスポーツ フォー エスユーブイ)は、高いグリップ力と操縦安定性能を持ちながら、転がり抵抗Aとウェットグリップaを両立したSUV専用タイヤです。速度記号Wは270km/h相当の設計を意味し、高速巡航でのタイヤ内部の発熱に対する余裕が大きいことを示します。BEV特有の低速からの強いトルクに対しても、トレッド面が逃げずに踏ん張る手応えが得られます。
ミシュランは摩耗が進んでも性能を維持する設計思想を軸にしており、溝が減ってからのウェット性能低下が緩やかです。交換直前まで安心感が続くという性格は、走行距離が伸びるBEVと相性が良い組み合わせになります。一方でスポーツ志向の設計上、路面の粗さを拾う場面はあります。同乗者の快適性を最優先したい場合は、コンフォート系のほうが満足度は高くなります。
高剛性で耐摩耗性能にすぐれ乗り心地を向上させながら耐久性もアップした ミシュラン パイロットスポーツ 4 SUV
MICHELIN PILOT SPORT 4 SUV 235/50R20 104Y
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | PILOT SPORT 4 SUV |
| タイヤサイズ | 235/50R20 |
| タイヤ外径 | 744mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 104 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 33,800円〜(2026年調べ) |
ミシュラン PILOT SPORT 4 SUVの235/50R20は、20インチオプションを選んだET-HS向けの選択肢です。速度記号Yは300km/h相当の設計で、扁平率50%の薄いサイドウォールでも腰砕けにならない剛性を確保しています。20インチはもともとハンドリングの鋭さを狙ったサイズなので、その方向性をさらに伸ばしたい場合に噛み合います。
ロードインデックス104は1本900kgの負荷能力で、4本合計3,600kgと余裕があります。ただし20インチは18インチよりタイヤの空気量が少なく、空気圧低下の影響を受けやすい点は押さえておきたいところです。縁石にホイールをこすった場合の損傷リスクも18インチより高くなります。走りの質を優先する選択であり、乗り心地と維持コストを重視するなら18インチへ戻す判断も現実的です。
専用トレッドパターンがSUVにこもりがちなノイズを抑えて静粛性を上げる ヨコハマ ブルーアース-XT AE61
YOKOHAMA BluEarth-XT AE61 235/60R18 103W
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | BluEarth-XT AE61 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 15,700円〜(2026年調べ) |
ヨコハマ BluEarth-XT AE61(ブルーアース エックスティー エーイー ロクイチ)は、都市型SUVに求められる静粛性と低燃費性能を軸に開発された低燃費タイヤです。転がり抵抗A、ウェットグリップaという上位グレードを押さえながら、価格帯を抑えている点がこのサイズの中では際立ちます。エンジン音のないソルテラでは、ロードノイズの低減効果をそのまま体感しやすい銘柄です。
ロードインデックスは103で、1本875kg、4本で3,500kgの負荷能力です。規格上の余裕は十分ありますが、他の選択肢の107(975kg)と比べると数値は下がります。荷物を満載して長距離高速を走る機会が多い使い方では、107規格のタイヤと比べたうえで判断すると安心です。逆に街乗りと通勤が中心なら、コストと性能のバランスで有力な一本になります。
すぐれたウェット性能で濡れた路面でグリップ力を発揮し低燃費性能とも両立した ヨコハマ ブルーアース-XT AE61
YOKOHAMA BluEarth-XT AE61 235/50R20 100V
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | BluEarth-XT AE61 |
| タイヤサイズ | 235/50R20 |
| タイヤ外径 | 744mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 100 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 33,695円〜(2026年調べ) |
ヨコハマ BluEarth-XT AE61の235/50R20は、20インチ装着車で電費を落としたくない場合の候補です。20インチにすると電力量消費率が121Wh/kmから135Wh/kmへ悪化するのはカタログ上の話で、そこから先はタイヤの転がり抵抗が数値を左右します。転がり抵抗Aのタイヤを選ぶことで、20インチのデメリットをいくらか取り戻せます。
SUVで起きやすい偏摩耗を抑える設計により、ショルダー部だけが早く減る症状を軽減します。ロードインデックスは100で1本800kg、4本で3,200kgです。速度記号Vは240km/h相当で、日常使用では不足しません。走りの鋭さより経済性と静粛性を優先する20インチオーナーに向いた組み合わせです。
ダブルブランチ型消音器で高次元の静粛性を実現したSUV専用コンフォートタイヤの ブリヂストン アレンザ LX100
BRIDGESTONE ALENZA LX100 235/60R18 103H
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ALENZA LX100 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | A/c |
| 値段 | 24,000円〜(2026年調べ) |
ブリヂストン ALENZA LX100(アレンザ エルエックス ヒャク)は、SUVの快適性能に的を絞って開発されたプレミアムタイヤです。溝の中に設けたダブルブランチ型の消音器が気柱共鳴音を打ち消す仕組みで、摩耗が進んでも静粛性が落ちにくい点が持ち味です。エンジン音のないソルテラで車内の静けさを最優先するなら、方向性としては最も合致します。
ALENZA LX100には後継となるALENZA LX200が2026年2月から順次発売されています。LX200はLX100と比べてロードノイズを16%低減し、ウェットブレーキ制動距離を15%短縮、転がり抵抗係数を18%改善しています。転がり抵抗の18%改善は電費に直接効く数値で、BEVでは無視できない差になります。LX100はウェットグリップがcにとどまるため、雨天性能まで含めて考えるならLX200を比較対象に入れる価値があります。
SUV専用設計でふらつきを抑えてロングライフを実現する ブリヂストン アレンザ LX100
BRIDGESTONE ALENZA LX100 235/50R20 104V
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ALENZA LX100 |
| タイヤサイズ | 235/50R20 |
| タイヤ外径 | 744mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 104 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/c |
| 値段 | 36,001円〜(2026年調べ) |
ブリヂストン ALENZA LX100の235/50R20は、20インチで失われがちな乗り心地を取り戻す方向のタイヤです。扁平率50%のサイズはサイドウォールが薄く、路面からの入力がダイレクトに伝わります。快適性能に軸足を置いた設計は、この弱点を補う役割を果たします。SUVで起きやすいふらつきを抑える剛性設計も備え、車高の高いソルテラの姿勢変化を穏やかにします。
ロードインデックス104は1本900kgで、20インチ装着時のET-HSでも余裕があります。20インチアルミホイールを選んだうえで乗り心地の硬さが気になる場合、タイヤ側でどこまで改善できるかを試す一手として現実的です。ただし空気圧が高めのまま走ると硬さが際立つため、指定空気圧の管理が結果を左右します。
ウェットグリップ性能と高剛性で操縦安定性能がハイレベルなプレミアムSUVタイヤ ファルケン アゼニス FK510 SUV
FALKEN AZENIS FK510 SUV 235/60R18 107W
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | ファルケン |
| ブランド | AZENIS FK510 SUV |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 745mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 22,700円〜(2026年調べ) |
ファルケン AZENIS FK510 SUV(アゼニス エフケー ゴーイチマル エスユーブイ)は、SUV専用に開発されたプレミアムスポーツタイヤです。接地圧分布を最適化した非対称パターンを採用し、コーナリングで高い負荷がかかる外側のトレッドを高剛性化しています。間近で見ると、外側のブロックが内側より明らかに大きく、装着方向の指定があることが一目で分かります。
サイドウォールを円形に近づけた最新のプロファイルにより、高速走行時の操縦安定性を確保しています。ソルテラのAWDは前後モーターで駆動力を配分する構造で、四輪の接地を安定させるほど制御が生きる性格です。走りを楽しみたいオーナーに向く一方、低燃費グレードの表示対象外であることから、電費を最優先する使い方には他の選択肢のほうが適します。
ウェット性能に秀でていて操縦安定性能にもすぐれるSUV専用プレミアムスポーツタイヤ トーヨータイヤ プロクセス スポーツ SUV
TOYOTIRES PROXES Sport SUV 235/60R18 107W
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | PROXES Sport SUV |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 17,300円〜(2026年調べ) |
トーヨータイヤ PROXES Sport SUV(プロクセス スポーツ エスユーブイ)は、ナノバランステクノロジーによって高いウェットグリップ性能を実現したプレミアムスポーツSUVタイヤです。スポーツタイヤに分類されながら転がり抵抗Aとウェットグリップaを両立している点が特徴で、走りの性能と電費のどちらかを諦める必要がありません。
このサイズの中では価格帯が抑えられており、性能と費用のバランスという意味では選びやすい一本です。ロードインデックス107で荷重の余裕も確保しています。スポーツ系らしく路面の情報を伝えるタイプなので、後席の乗り心地を最優先する使い方には向きません。運転する時間が長く、自分でハンドルを握って走ることが多いオーナーに刺さります。
オンロードでの走行性能と快適性能にとことんこだわった都市型SUV向けの ダンロップ グランドトレック PT5
DUNLOP GRANDTREK PT5 235/60R18 107V
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | GRANDTREK PT5 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 742mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 16,250円〜(2026年調べ) |
ダンロップ GRANDTREK PT5(グランドトレック ピーティー ファイブ)は、オンロード走行に的を絞った都市型SUV向けのサマータイヤです。ロードインデックス107で1本975kgの負荷能力があり、車両総重量2,275kgのソルテラでも規格上の余裕は十分に確保できます。重量のあるSUVでもコーナリング中の腰砕け感が出にくく、山道でも姿勢を保ちます。
ウェット性能にも配慮した設計で、雨の日でも路面への密着感が保たれます。このサイズの中では価格が抑えられているため、性能を大きく落とさずに交換費用を抑えたい場合の現実的な選択肢になります。オンロード専用の設計なので、未舗装路やキャンプ場のダート路面を頻繁に走る使い方では、オールテレーン系のタイヤと比べたうえで判断してください。
専用のショルダープロファイルで大型SUVの安定性を確保している ピレリ スコーピオン ヴェルデ
PIRELLI SCORPION VERDE 235/60R18 103V
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | ピレリ |
| ブランド | SCORPION VERDE |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 20,940円〜(2026年調べ) |
ピレリ SCORPION VERDE(スコーピオン ヴェルデ)は、転がり抵抗の低減と軽量化によって燃料消費量とCO2排出量を抑えることを目的に開発されたSUV用タイヤです。ピレリはこのタイヤについて、最適化されたピッチシーケンスにより体感ノイズを30%(マイナス1dB)削減したと説明しています。静粛性と経済性の両立という設計思想は、ソルテラの性格とよく合います。
左右非対称パターンで、サイドウォールには外側に「OUTSIDE」、内側に「INSIDE」の刻印があります。実際に触れてみると刻印は指でなぞって分かる深さで、装着ミスを防ぐ手がかりになります。輸入タイヤのため国内ラベリング制度の表示対象外ですが、欧州の高級SUVに数多く採用されてきた実績を持つ銘柄です。
ノイズを削減してソルテラの車内が快適になり燃費性能も発揮する ピレリ スコーピオン ヴェルデ
PIRELLI SCORPION VERDE 235/50R20 100W
| 車種 | ソルテラ |
|---|---|
| メーカー | ピレリ |
| ブランド | SCORPION VERDE |
| タイヤサイズ | 235/50R20 |
| タイヤ外径 | 744mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 100 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 28,470円〜(2026年調べ) |
ピレリ SCORPION VERDEの235/50R20は、20インチ装着車で静粛性と経済性の両方を狙う選択肢です。20インチはタイヤの空気量が少なく、路面からの入力が音として車内に届きやすいサイズです。ノイズ抑制に振った設計は、この不利をいくらか埋める働きをします。速度記号Wで高速安定性も確保しています。
ロードインデックス100は1本800kg、4本で3,200kgの負荷能力です。20インチのオプションを選んだうえで、乗り心地と静けさの両立を優先したい場合に噛み合います。一方でスポーティな手応えを求めて20インチを選んだ場合には、方向性が逆になるため満足度が下がりやすい組み合わせです。
タイヤ交換の目安と電費を落とさないメンテナンス
交換時期の判断基準は溝の深さと経過年数の2つです。残り溝が1.6mmまで減るとスリップサインが現れ、これを下回った状態での走行は保安基準に適合しません。加えて、使用開始から5年を過ぎたら専門店での点検を受け、製造から10年を経過したタイヤは溝が残っていても交換するというのがタイヤメーカー共通の考え方です。製造時期はサイドウォールの4桁の数字で読み取れ、「2325」であれば2025年の第23週製造を意味します。
BEVで特に効くのが空気圧の管理です。空気圧が下がるとタイヤの変形量が増え、転がり抵抗が上がって電費が悪化します。2トン近い車重では、この影響がガソリン車より大きく出ます。指定空気圧は運転席ドア開口部のラベルに記載されており、装着しているサイズに対応した数値を確認してください。月に一度の点検を習慣にするだけで、航続距離の目減りをかなり抑えられます。
ローテーションは5,000km程度を目安に実施すると摩耗が均一化します。ソルテラのFWDは前輪で駆動と操舵の両方を担うため、前輪の摩耗が先行しやすい傾向があります。AWDでも前後モーターの駆動配分によって減り方に差が出ます。走行距離が伸びてくると、アライメントのずれから内側だけが減る症状も起きやすくなります。新品タイヤに交換するタイミングで測定しておくと、次の交換までの寿命が変わってきます。なお社外ホイールへ交換する場合は、ホイールナットの規格が車種ごとに異なるため、取扱説明書または販売店で確認してから購入してください。
スタッドレスとオールシーズンタイヤという選択肢
235/60R18は輸入SUVから国産SUVまで幅広く使われているサイズで、スタッドレスタイヤもオールシーズンタイヤも選択肢が豊富です。冬用タイヤを選ぶときに確認したいのは、やはりロードインデックスと荷重能力です。夏タイヤより負荷能力の低い品を選ぶと、雪道でのふらつきや発熱の面で不利になります。
オールシーズンタイヤは、サイドウォールにスノーフレークマーク(3PMSF)が刻印されていれば高速道路の冬用タイヤ規制に対応できます。年に数回しか雪に遭遇しない地域では、履き替えの手間と保管場所の問題を同時に解決する手段になります。ただし本格的な圧雪路や凍結路ではスタッドレスに及びません。
BEVならではの注意点として、冬は電費が落ちます。バッテリーの温度が下がることに加え、暖房に電力を使うためで、そこに転がり抵抗の大きい冬タイヤが加わると航続距離はさらに縮みます。冬場の長距離移動を計画するときは、カタログ値より短い前提で充電計画を立てるのが現実的です。
ソルテラのタイヤ選びに必要な純正タイヤサイズとホイールサイズ
| ソルテラのグレード | タイヤサイズ | ホイールサイズ | 型式 |
|---|---|---|---|
| ET-SS | 235/60R18 | 18インチ×7.5J | FWD/ZAA-XEAM11X AWD/ZAA-XEAM15X |
| ET-HS | 235/60R18 | 18インチ×7.5J | AWD/ZAA-XEAM15X |
| ET-HS(20インチオプション装着車) | 235/50R20 | 20インチ×7.5J | AWD/ZAA-XEAM15X |
型式は改良モデルのものです。2022年発売の当初モデルはFWDがZAA-XEAM10X、AWDがZAA-YEAM15Xで、中古車を検討している場合は車検証の型式欄で年式を確認できます。18インチと20インチでリム幅は同じ7.5Jのため、ホイールを買い替えずにタイヤサイズだけを変えることはできません。インチを変える場合はホイールとセットで考える必要があります。
ソルテラは100%電気で走るBEVだからこそタイヤ選びが走りと電費に直結する
ソルテラはエンジンを搭載しない、100%電気で走る電気自動車です。総電力量74.7kWhのバッテリーを床下に積むことで低重心を実現している一方、車両重量は1,880kgから2,000kgに達します。タイヤ選びは単なる消耗品の選択ではなく、航続距離と車内の快適性を同時に左右する選択になります。
整理すると、電費を最優先するなら転がり抵抗A以上のタイヤ、車内の静けさを最優先するならSUV専用のコンフォートタイヤ、運転する愉しさを求めるならプレミアムスポーツタイヤが軸になります。どれを選ぶ場合でも、純正で設定されたサイズとロードインデックスを下回らないことが前提です。特に20インチを装着しているET-HSでは、サイズ選定を誤ると荷重能力の不足につながります。
タイヤはBEVの性能を路面に伝える唯一の部品です。新車装着タイヤの摩耗が進んだタイミングは、走りの方向性を自分の使い方に合わせて調整できる機会でもあります。通勤中心なのか、家族での長距離移動が多いのか、ワインディングを走る時間が長いのかを整理してから選ぶと、交換後の満足度が大きく変わります。