5代目プリウスに適合する低燃費/コンフォートタイヤおすすめ10選
5代目プリウス(60系)の純正サイズは「195/50R19」と「195/60R17」の2種類です。どちらが自分の車に該当するかはグレードで決まります。
195/50R19タイヤを標準装備するプリウスのグレード
- Z(PHEV含む)
- G(E-Four含む)
195/60R17タイヤを標準装備するプリウスのグレード
- U(KINTO専用、E-Four含む)
- X(法人向け、E-Four含む)
19インチの195/50R19は、幅195mmに対してリム径が19インチという細くて外径の大きい特殊な組み合わせです。デビュー当時は選べる銘柄がごくわずかでしたが、現在はブリヂストン、ヨコハマタイヤ、ダンロップ、トーヨータイヤ、ミシュランがこのサイズを設定しており、低燃費タイヤからプレミアムコンフォートタイヤまで一通り揃う状況になりました。一方の195/60R17は、同じサイズを履く他車種もあることから流通量が多く、選択肢の幅と価格の選びやすさでは17インチが上回ります。
純正ホイールは19インチが19×6.5J、17インチが17×6.5Jで、いずれもPCD114.3の5穴、インセットは40mm前後です。ここが50系との決定的な違いで、50系のPCDは100mmでした。手持ちの50系用ホイールやタイヤセットを60系に付け替えることはできませんので、中古のホイールセットを検討している場合はPCDの数字を最初に確認してください。
プリウスのタイヤサイズと空気圧はどこで確認できるか
グレード名がはっきりしない場合でも、サイズは車体から直接読み取れます。タイヤ側面(サイドウォール)には「195/60R17 90H」のように刻印されており、195がタイヤ幅の呼称(mm)、60が扁平率、Rがラジアル構造、17がリム径(インチ)、90がロードインデックス(荷重指数)、Hが速度記号を表します。
より確実なのは運転席側ドアを開けた内側のラベルです。ここには車両指定のタイヤサイズと指定空気圧が併記されています。中古で購入した車両や、前オーナーがインチアップしていたケースでは、装着タイヤとラベルの表記が食い違うことがあります。この場合は装着中のサイズではなく、ラベルの純正サイズを基準に考えるほうが安全です。空気圧はグレードや装着サイズによって指定値が異なりますので、数値はラベルの表示に従ってください。
プリウスの純正サイズ「195/50R19」と「195/60R17」サイズの低燃費タイヤおすすめ7選
ここからサイズ別に低燃費タイヤを紹介します。選ぶ際の物差しになるのがラベリング制度の2つの等級です。転がり抵抗性能はAAA、AA、Aまでが低燃費タイヤと呼ばれ、B、Cは対象外になります。ウェットグリップ性能はaからdの4段階で、aが最上位です。プリウスの新車装着タイヤは転がり抵抗性能でAからAA相当が選ばれているため、ここより下の等級に履き替えると、それまでより燃費が落ちる可能性があります。転がり抵抗性能はA以上、ウェットグリップ性能はできればb以上を最低ラインにしておくと、大きく外すことはありません。
ブリヂストン(BRIDGESTONE)の「ECOPIA NH200」は、エコテクノロジー構造でプリウスのさらなる低燃費性能を発揮します
BRIDGESTONE ECOPIA NH200 195/50R19 88H
| 車種 | プリウス |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ECOPIA NH200 |
| タイヤサイズ | 195/50R19 |
| タイヤ外径 | 679mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 88 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | AA/b |
| 低車外音タイヤ | 該当 |
| 値段 | 25,490円~(2026年調べ) |
ブリヂストン(BRIDGESTONE)の「ECOPIA NH200」は摩耗してもウェット性能が低下しにくく濡れた路面に強いプリウスにおすすめのタイヤです
BRIDGESTONE ECOPIA NH200 195/60R17 90H
| 車種 | プリウス |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ECOPIA NH200 |
| タイヤサイズ | 195/60R17 |
| タイヤ外径 | 667mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 90 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | AA/b |
| 低車外音タイヤ | 該当 |
| 値段 | 19,570円~(2026年調べ) |
ブリヂストンのECOPIA NH200(エコピア エヌエイチニヒャク)は、ベルト部材とケース部材を最適化した「エコテクノロジー構造」により、前モデルのECOPIA NH100に対して転がり抵抗を約11%低減した低燃費タイヤです。19インチと17インチのどちらのサイズも転がり抵抗性能AA、ウェットグリップ性能bを取得しています。
このタイヤの本当の持ち味は、新品時の性能よりも摩耗が進んでからの性能の落ちにくさにあります。接地圧を均等化する設計でタイヤのショルダー部(肩の部分)がすり減りにくく、その結果としてウェット性能が長持ちします。間近でトレッドを見ると、外側のブロックが内側より大きく取られた左右非対称のパターンになっていて、この違いが偏摩耗の抑制につながっています。「INSIDE」「OUTSIDE」の刻印があるため、装着方向を間違えないよう注意が必要です。
プリウスは前輪が駆動と操舵を兼ねる関係で、走行距離が伸びてくるとフロントの外側から片減りしていく傾向があります。溝は残っているのにショルダーだけ角が落ちてくるパターンで、こうした減り方をしやすい車には耐偏摩耗性を売りにするタイヤが噛み合います。年間走行距離が長く、1本のタイヤをできるだけ長く使いたい方に向くタイヤです。逆に、静粛性を最優先してプレミアムコンフォートからの履き替えを考えている場合は、次に紹介するADVAN dB系やVEURO系と比べたうえで判断したほうが満足度は高くなります。
ヨコハマタイヤ(YOKOHAMA)のADVAN dB V552は静粛性がヨコハマ史上最高で、プリウスの乗り心地の良さと低燃費を実現します
YOKOHAMA ADVAN dB V552 195/50R19 88H
| 車種 | プリウス |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | ADVAN dB V552 |
| タイヤサイズ | 195/50R19 |
| タイヤ外径 | 679mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 88 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | A/a |
ヨコハマタイヤ(YOKOHAMA)のADVAN dB V552は静粛性がヨコハマ史上最高で、プリウスの乗り心地をさらに良くし低燃費を実現します
YOKOHAMA ADVAN dB V552 195/60R17 90H
| 車種 | プリウス |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | ADVAN dB V552 |
| タイヤサイズ | 195/60R17 |
| タイヤ外径 | 666mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 90 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | A/a |
ヨコハマタイヤのADVAN dB V552(アドバン デシベル ブイゴーゴーニ)は、静粛性を軸に据えたプレミアムコンフォートタイヤです。従来品のV551に対してパターンノイズを約32%低減し、ADVAN dB専用プロファイルによって操縦安定性と耐摩耗性も引き上げました。転がり抵抗性能A、ウェットグリップ性能aという等級は、静粛性重視のタイヤとしては上位の水準です。
なお、ADVAN dBシリーズには後継のV553が2024年2月に登場しており、195/50R19 88Hと195/60R17 90Hのどちらも設定されています。V553では静粛性の持続性が開発テーマに据えられ、摩耗が進んでも静かさが落ちにくい点が強化されました。銘柄を指定して購入する場合は、V552とV553で流通状況が異なりますので、型番の末尾まで確認してください。
プリウスはモーター走行中のエンジン音がほぼ無く、そのぶんロードノイズが室内で目立ちやすいという性格があります。オーナーから一般的に聞かれるのも、荒れた舗装に乗った瞬間の「ゴー」という低い音が気になるという声です。ADVAN dB系はこの帯域を抑える方向のタイヤで、街乗りと高速巡航が中心で、後席に人を乗せる機会が多い使い方に噛み合います。一方で、ワインディングでの手応えやシャープな回頭性を期待して選ぶと、狙いとずれます。
ヨコハマタイヤ(YOKOHAMA)BlueEarth・GT AE51はプリウスの走行性能をアップするグランドツーリングタイヤです
YOKOHAMA BlueEarth・GT AE51 195/60R17 90V
| 車種 | プリウス |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | BlueEarth・GT AE51 |
| タイヤサイズ | 195/60R17 |
| タイヤ外径 | 666mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 90 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 14,310円~(2026年調べ) |
BlueEarth・GT AE51(ブルーアース ジーティー エーイーゴーイチ)は、ヨコハマタイヤの低燃費タイヤブランド「ブルーアース」の中で、走りの質に振ったグランドツーリングモデルです。グリップを担う上層とエネルギーロスを抑える下層を組み合わせた二層構造のトレッドゴムを採用し、低燃費性能と操縦安定性を両立させています。ウェットグリップ性能は全サイズで最上位のaを取得しています。
トレッドを間近で見ると左右で溝の切り方がはっきり違い、イン側は乗り心地、アウト側は操縦安定性という役割分担が視覚的にも分かります。速度記号がH(最高速度210km/h対応)ではなくV(240km/h対応)である点も、このタイヤの性格を表しています。高速道路を長距離走る機会が多く、車線変更やカーブでの落ち着きを求める方に刺さる選択です。反面、静粛性はADVAN dB系やVEURO系に一歩譲りますので、静かさを第一に求める用途では期待値を調整しておくと納得できます。
低燃費のプリウスをさらに経済的に乗りこなせるヨコハマタイヤのBlueEarth・Es ES32です
YOKOHAMA BlueEarth・Es ES32 195/60R17 90H
| 車種 | プリウス |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | BlueEarth・Es ES32 |
| タイヤサイズ | 195/60R17 |
| タイヤ外径 | 666mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 90 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 17,980円~(2026年調べ) |
BlueEarth・Es ES32(ブルーアース イーエス サンニー)は、ブルーアースシリーズのスタンダードモデルにあたる低燃費タイヤです。エクストラパワフルプロファイルの採用でトレッドゴムの剛性を高め、偏摩耗を抑えています。シリカを均一に分散させる技術によって、転がり抵抗性能Aとウェットグリップ性能aを同時に成立させている点が、この価格帯としては見どころです。
スタンダードモデルという位置づけのため、静粛性や乗り心地の作り込みはプレミアム系に及びません。ただ、通勤や買い物といった1回あたりの走行が短く、街中の使用が中心という乗り方であれば、上位モデルとの差は体感しにくくなります。「純正から大きく落としたくないが、コストは抑えたい」という条件で選ばれているのがこのクラスです。逆に、履き替えの動機がロードノイズへの不満である場合、このタイヤでは解決しない可能性が高くなります。
ダンロップのエナセーブのエコタイヤエナセーブEC204はプリウスでより長く使用できるよう耐久性にすぐれた低燃費のエコタイヤです
DUNLOP エナセーブEC204 195/60R17 90H
| 車種 | プリウス |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | エナセーブEC204 |
| タイヤサイズ | 195/60R17 |
| タイヤ外径 | 666mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 90 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | AA/c |
| 値段 | 15,370円~(2026年調べ) |
ダンロップのエナセーブEC204(イーシーニーマルヨン)は、低燃費性能とロングライフ性能の両立を看板にしたスタンダードタイヤです。接地形状を丸みのある形にして接地圧を均一化し、コーナリングで力がかかるアウト側のブロックを大きく取ることで、減り方の偏りを抑えています。転がり抵抗性能はAAという上位の等級です。
選ぶうえで押さえておきたいのはウェットグリップ性能がcという点です。ここで紹介している他モデルの多くがaやbを取得しているのに対し、雨天時の制動については一段控えめな設定になります。低燃費性能を優先して設計された結果のトレードオフで、雨の日の走行が多い方や、峠道を含む通勤路の方は、同じダンロップならVEURO系、あるいはウェットグリップaを取得したモデルと比較してから決めたほうが後悔が少なくなります。年間走行距離が2万kmを超えるような使い方で、交換サイクルを伸ばすことに価値を見出す方には、この耐摩耗性が効いてきます。
なお、エナセーブシリーズにはEC204の流れを受け継ぐEC205が登場しており、低燃費とロングライフに加えてウェットグリップ性能を強化する方向で改良されています。EC204のウェット性能が気になる場合は、こちらも候補に入れられます。
195/50R19が選びにくいときは17インチという逃げ道があります
19インチの195/50R19は、扁平率50でリム径19インチという大径サイズのため、同じ195幅の17インチと比べて1本あたりの価格が大きく上がります。4本まとめて交換する場面では、この差がそのまま出費の差になります。
ここで知っておくと選択の幅が広がるのが、ZグレードとGグレードにはメーカーオプションでホイールキャップ付きの17インチスチールホイールが用意されているという点です。つまり19インチ標準のグレードであっても、17×6.5J、PCD114.3の5穴、インセット40mmという条件を満たすホイールを用意すれば、195/60R17を履かせる道が残されています。冬タイヤを17インチで組み、夏は純正19インチに戻すという運用をしているオーナーもいます。
17インチ化で変わるのは見た目と乗り味です。扁平率が50から60に上がるとサイドウォールの高さが増え、路面の目地や段差の当たりが丸くなります。外径は195/50R19が679mm前後、195/60R17が666mm前後で、13mmほど小さくなる計算です。スピードメーターの表示や車両側の制御に関わる部分ですので、純正以外の組み合わせを試す場合は装着可否を販売店で確認してから進めてください。見た目の迫力を重視するなら19インチ、費用と快適性を優先するなら17インチという整理になります。
プリウスの純正サイズ「195/50R19」と「195/60R17」サイズのコンフォートタイヤおすすめ3選
コンフォートタイヤは、静粛性と乗り心地に開発資源を集中させたカテゴリーです。プリウスの場合、この選択が効く理由は車両側の静かさにあります。モーターだけで走っている状況ではエンジン音というマスキング(他の音をかき消す効果)が働かないため、タイヤから伝わる音がそのまま室内に届きます。ここを抑えると、車両の素の静かさが表に出てきます。
トーヨータイヤ(TOYO TIRES)のPROXES ComfortⅡsはプリウスの心地よい乗り心地と居心地の良い社内空間を体感できる静粛性があります
TOYO TIRES PROXES ComfortⅡs 195/50R19 88V
| 車種 | プリウス |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | PROXES ComfortⅡs |
| タイヤサイズ | 195/50R19 |
| タイヤ外径 | 679mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 88 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/b |
トーヨータイヤのPROXES ComfortⅡs(プロクセス コンフォート ツーエス)は、19インチの195/50R19に対応するコンフォートタイヤです。T-MODEとナノバランステクノロジーを使った設計により、高剛性ベルトと高張力ベルトで骨格を強化し、乗り心地と操縦安定性のバランスを取っています。転がり抵抗性能A、ウェットグリップ性能bという等級で、コンフォート系としては環境性能も確保されています。
このタイヤの立ち位置を分かりやすく言えば、プレミアムコンフォートの一段下で、価格を含めた現実的な落としどころです。国内メーカーの最上級コンフォートに比べると静粛性の作り込みは控えめですが、19インチという高価なサイズで4本揃える前提を考えると、この差の価値判断は分かれます。純正装着タイヤから静かさを一段上げたい、ただし最上級までは踏み込まない、という条件で選ばれています。速度記号Vで、高速走行への余裕も持たせてあります。
ミシュラン PRIMACY4はプリウスの走行の静粛性と濡れた路面にも強いウェットブレーキング性能をそなえたプレミアムコンフォートタイヤです
MICHELIN PRIMACY4 195/60R17 90W MO
| 車種 | プリウス |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | プライマシー4 |
| タイヤサイズ | 195/60R17 |
| タイヤ外径 | 666mm |
| タイヤの種類 | コンフォート/低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 90 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | AA/a |
| 値段 | 17,700円~(2026年調べ) |
ミシュランのPRIMACY4(プライマシーフォー)は、ウェット性能と静粛性を同時に狙ったプレミアムコンフォートタイヤです。前モデルのPRIMACY3と比べたウェットブレーキング性能は新品時で約4.5%、摩耗時では約13.3%短い距離で停止するという結果が公表されています。低車外音タイヤにも該当し、バリアブルピッチとサイレント・リブテクノロジーによってパターンノイズを約6%低減しています。
実用面で分かりやすい工夫として、スリップサインの位置にミシュランマンのマークが配されており、残り溝の目安を素人でも判断しやすくなっています。日常点検で溝を見る習慣がない方には、この一点だけでも価値があります。
プライマシーの系譜はその後も更新されており、PRIMACY 4+を経て現在はPRIMACY 5系に移っています。とくに2026年4月から順次発売されたPRIMACY 5 energyは、195/60R17 94H XLと195/50R19 92V XLというプリウスの純正2サイズをどちらも設定し、転がり抵抗性能で最上位のAAAを達成しました。従来ミシュランでカバーできていなかったサイズが埋まった形で、19インチ側の選択肢としても現実的な候補になります。ただしどちらもエクストラロード規格ですので、次の項目で触れる空気圧の扱いに注意が必要です。
プリウスに最上級の快適さを提供するダンロップのプレミアムコンフォートタイヤVEURO VE304です
DUNLOP VEURO VE304 195/60R17 90H
| 車種 | プリウス |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | VEURO VE304 |
| タイヤサイズ | 195/60R17 |
| タイヤ外径 | 672mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 90 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | A/a |
ダンロップのVEURO VE304(ビューロ ブイイー サンマルヨン)は、静粛性を最優先に据えたプレミアムコンフォートタイヤです。溝とピッチ配列の最適化に加え、主溝を3D波型グルーブとして溝内の気流をコントロールすることで、前モデルのVE303に対してパターンノイズを約24%、ロードノイズを約29%低減しています。操縦安定性も約10%向上させ、ウェットブレーキ性能は約7%高められました。
もう一つの特徴が性能の持続性です。ゴムの劣化を抑える水素添加ポリマーと、摩耗すると溝幅が広がる3D波型グルーブの組み合わせにより、ウェットブレーキ性能の低下率を約14%改善しています。1セットを4年から5年かけて使い切るタイプの乗り方では、新品時の数値より、この落ちにくさのほうが体感差として残ります。
VE304は19インチの195/50R19にもサイズがあり、Z・Gグレードで静粛性を突き詰めたい場合の選択肢になります。向かないのは、費用対効果をシビアに見る使い方です。プレミアムコンフォートは同サイズのスタンダード系より価格が上がりますので、年間走行距離が5,000km程度で、車内の音をさほど気にしていないのであれば、投資したぶんの満足を感じにくくなります。
ブリヂストンの新ブランドFINESSAはプリウスで開発テストされた注目のスタンダードタイヤです
2026年2月1日、ブリヂストンから新ブランド「FINESSA(フィネッサ)」が登場し、第一弾となる乗用車用タイヤ「FINESSA HB01(フィネッサ エイチビーゼロワン)」が発売されました。プリウスに乗っている方にとってこのモデルが注目に値するのは、195/60R17 90Hと195/50R19 88Hの両方が設定されているうえに、メーカーが公表したテストデータの試験車両にプリウス(型式MXWH60)が使われているという点です。自分の車と同じ土台で測られた数値が読める銘柄は、そう多くありません。
公表されているウェットブレーキのテスト結果では、195/60R17サイズで初速80km/hからの制動距離がFINESSA HB01の28.97mに対し、ECOPIA NH200が33.68mでした。同じブリヂストンのスタンダードタイヤ同士の比較で約4.7mの差です。これは車1台分を大きく超える距離で、雨の日の交差点で前車との間隔をどれだけ残せるかという話に直結します。等級でも転がり抵抗性能AA、ウェットグリップ性能aを取得しており、通常はトレードオフになりやすいこの2つを高い水準で成立させています。
位置づけとしてはエコピアの流れを引き継ぐスタンダードタイヤで、プレミアムコンフォートのような静粛性の作り込みとは方向性が異なります。雨の日の安心感を最優先したい方、家族を乗せる機会が多い方に噛み合うタイヤです。一方で、履き替えの動機がロードノイズである場合は、コンフォート系のほうが狙いに合います。新しいブランドのため、店頭在庫よりも取り寄せになるケースが出てきますので、交換予定日から余裕を持って手配しておくと安心です。
エクストラロード規格のタイヤを選ぶときに見落とされがちな空気圧の話
プリウスに適合するタイヤの中には、サイズ表記の後ろに「XL」が付くものがあります。これはエクストラロード規格(荷重能力強化タイプ)で、レインフォースドと呼ばれる場合もありますが、意味は同じです。PRIMACY 5 energyの195/60R17 94H XLや195/50R19 92V XLがこれに該当します。
気をつけたいのは、標準規格のタイヤと同じ空気圧では、XL規格が本来持っている荷重能力を発揮できないという点です。XL規格は空気圧を高めに設定することで負荷能力を稼ぐ構造になっているため、ドア開口部のラベルに書かれた数値をそのまま入れると、必要な負荷能力に届かないことがあります。ロードインデックスの数字が純正指定値より大きくても、この関係は変わりません。
実際に履き替えた事例では、規格が変わったことに気づかず標準空気圧のまま走り、サイドウォールがたわみやすくなって偏摩耗が早く進むケースが見られます。XL規格のタイヤに換える際は、規格が変わることを伝えたうえで、適切な充填空気圧を販売店や整備を担当するスタッフと確認しておいてください。空気圧はサイズと規格の組み合わせで変わるため、他の車の数値を参考にするのは避けるほうが確実です。
タイヤ交換で燃費とロードノイズはどれくらい変わるのか
転がり抵抗性能の等級を1つ2つ上げると、実際にどれだけ効くのかは判断しにくいところです。目安になる数字として、ブリヂストンは転がり抵抗性能Cのタイヤから同AAのFINESSAへ交換した場合、燃費が3%改善する推計をもとに、1年間のガソリン代が5,800円ほど軽くなるという計算を示しています。
これを自分の走行条件に置き換えてみると判断しやすくなります。月1,000km走行で燃費が25km/Lなら、ひと月の燃料は40Lです。レギュラー175円/Lの前提で月々約7,000円、年間で約84,000円になります。ここから3%が減る計算で、年間で2,500円前後の差です。タイヤ4本の価格差が1万円を超える場合、燃費の改善だけで元を取るには数年かかるという現実的な結論になります。
逆に言えば、低燃費タイヤを選ぶ意味は燃料代の回収というより、プリウスという車が持っている低燃費性能を落とさないことにあります。転がり抵抗性能BやCのタイヤに履き替えて燃費が落ちたという話は、この逆パターンです。静粛性についても同じ考え方が使えます。ロードノイズの低減は数値では2割から3割という表現になりますが、体感としては「会話の声を張らなくて済む」「後席との受け答えが楽になる」といった変化として現れます。カタログの数字より、自分が普段どんな道をどれだけ走るかを基準に置くと、選択を外しにくくなります。
プリウスの夏タイヤ装着の参考になる純正タイヤサイズ一覧表
| 年式 | グレード | 型式 | タイヤサイズ |
|---|---|---|---|
| 2023~ | Z (E-Four) | MXWH65 | 195/50R19 88H |
| 2023~ | G (E-Four) | MXWH65 | 195/50R19 88H |
| 2023~ | Z | MXWH60 | 195/50R19 88H |
| 2023~ | U | ZVW60 | 195/60R17 90H |
| 2023~ | G | MXWH60 | 195/50R19 88H |
| 2023~ | U (E-Four) | ZVW65 | 195/60R17 90H |
| 2015~ | A プレミアム E-Four | ZVW55 | 195/65R15 91H |
| 2015~ | S | ZVW50 | 195/65R15 91H |
| 2015~ | A プレミアム ツーリングセレクション E-Four | ZVW55 | 215/45R17 87W |
| 2015~ | S ツーリングセレクション | ZVW50 | 215/45R17 87W |
| 2015~ | A E-Four | ZVW55 | 195/65R15 91H |
| 2015~ | A プレミアム | ZVW51 | 195/65R15 91H |
| 2015~ | A ツーリングセレクション E-Four | ZVW55 | 215/45R17 87W |
| 2015~ | A プレミアム ツーリングセレクション | ZVW51 | 215/45R17 87W |
| 2015~ | S E-Four | ZVW55 | 195/65R15 91H |
| 2015~ | A | ZVW51 | 195/65R15 91H |
| 2015~ | S ツーリングセレクション E-Four | ZVW55 | 215/45R17 87W |
| 2015~ | A ツーリングセレクション | ZVW51 | 215/45R17 87W |
| 2015~ | E | ZVW51 | 195/65R15 91H |
| 2011~ | 1.8SツーリングセレクションG’s | ZVW30 | 215/40R18 85W |
| 2009~ | 1.8L | ZVW30 | 185/65R15 88S |
| 2009~ | 1.8S | ZVW30 | 195/65R15 91S |
| 2009~ | 1.8G | ZVW30 | 195/65R15 91S |
| 2009~ | 1.8Sツーリングセレクション | ZVW30 | 215/45R17 87W |
| 2009~ | 1.8Gツーリングセレクション | ZVW30 | 215/45R17 87W |
| 2009~ | 1.8Gツーリングセレクションレザーパッケージ | ZVW30 | 215/45R17 87W |
| 2003~ | 1.5G | NHW20 | 185/65R15 88S |
| 2003~ | 1.5Gツーリングセレクション | NHW20 | 195/55R16 86V |
| 2003~ | 1.5S | NHW20 | 185/65R15 88S |
| 2003~ | 1.5Sツーリングセレクション | NHW20 | 195/55R16 86V |
| 2000~ | 1.5S | NHW11 | 165/65R15 81S |
| 2000~ | 1.5G | NHW11 | 165/65R15 81S |
| 1997~ | 1.5 | NHW10 | 165/65R15 81S |
| 1997~ | 1.5ナビパッケージ | NHW10 | 165/65R15 81S |
歴代モデルを並べると、プリウスのタイヤサイズが世代ごとに大きく動いてきたことが分かります。初代と2代目は165/65R15や185/65R15という細く小さいサイズで、燃費のために転がり抵抗を削る発想が前面に出ていました。60系で195/50R19まで来たのは、外径を保ちながらリム径を上げて見た目とハンドリングを作るという、現代的な設計思想への転換です。中古車を検討している場合、この表で型式とサイズを照らし合わせておくと、購入後のタイヤ代の見通しが立てやすくなります。
低燃費でエコなプリウスには低燃費タイヤやコンフォートタイヤがおすすめです
5代目プリウスのZとGグレードが履く195/50R19は、登場時こそ選択肢の少ないサイズでした。現在はブリヂストンのECOPIA NH200とREGNO GR-XIII、新ブランドのFINESSA HB01、ヨコハマタイヤのADVAN dB V553、ダンロップのVEURO VE304、トーヨータイヤのPROXES ComfortⅡs、ミシュランのPRIMACY 5 energyがこのサイズを設定しており、低燃費重視からプレミアムコンフォートまで一通り選べる状況になりました。
選び方の軸は3つに整理できます。燃料消費率を落としたくないなら転がり抵抗性能AA以上、雨の日の安心を優先するならウェットグリップ性能a、車内の静かさを求めるならプレミアムコンフォートです。年間走行距離、走る道、同乗者の有無を先に決めておくと、等級表を見たときに迷いが減ります。
4代目の50系プリウスの夏タイヤを燃費重視・静粛性重視でチョイス
4代目の50系プリウスは2015年から2023年1月まで生産され、現在は60系にバトンを渡しています。中古車として乗っているオーナーが多いモデルで、純正サイズは15インチの195/65R15と、ツーリングセレクションが履く17インチの215/45R17の2種類です。ここからは燃費重視と静粛性重視に分けて、純正サイズとオプションサイズそれぞれの候補を紹介します。
新車装着タイヤ(OEタイヤ)は、15インチがブリヂストンのエコピアEP150、ダンロップのエナセーブEC300+、トーヨータイヤのナノエナジーJ59の3種類、17インチがブリヂストンのトランザT002、ヨコハマタイヤのブルーアース、トーヨータイヤのナノエナジーR41の3種類でした。17インチのトランザT002だけが快適性とグリップ寄りの設定で、他は各メーカーの代表的な低燃費タイヤという構成です。中古で購入した車両に何が付いているかを見ると、前オーナーがどんな考えで交換してきたかもある程度読み取れます。
転がり抵抗が小さいエコタイヤを履かせれば、車両側の低燃費性能を保ちやすくなります。長距離を走る機会が多い使い方では、この差が積み上がっていきます。一方で、乗り心地を優先するならロードノイズを抑えたコンフォートタイヤです。50系もモーター走行が静かな車ですので、タイヤを替えると室内の印象が変わりやすい部類に入ります。17インチのツーリングセレクションでスポーティな走りを求める場合は、スポーツ寄りのタイヤという選択肢も残っています。
プリウスの15インチに適合するサマータイヤ
「E」「S」「A」「Aプレミアム」などのグレードが履く15インチホイールには、195/65R15が組まれています。ホイールサイズは15×6.5J、インセット40mm、PCDは100mmの5穴です。扁平率65はサイドウォールに高さがあり、路面からの入力を吸収しやすい設計です。段差を越えたときの当たりが柔らかく、17インチと比べて価格も抑えられます。
もう一つの利点が選択肢の豊富さです。195/65R15は国内で最も流通量の多いサイズの一つで、スタンダードからプレミアムコンフォートまで各メーカーが揃えています。燃費と乗り心地、コストのバランスを取りたいなら15インチのままが有利で、見た目のシャープさを求めるなら17インチという整理になります。
最高峰の乗り心地と静粛性を実現するコンフォートタイヤ<プリウス・サマータイヤ>
BRIDGESTONE REGNO GR-XII 195/65R15 91H
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | レグノGR-XII |
| タイヤサイズ | 195/65R15 |
| タイヤ外径 | 639mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | H |
| 転がり抵抗係数 | AA |
| ウェットグリップ性能 | b |
| 値段 | 16,240円~(2026年調べ) |
ブリヂストンの「レグノGR-XII」は、タイヤ自体が出すパターンノイズと路面から拾うロードノイズの両方を抑える設計で作られたコンフォートタイヤです。転がり抵抗係数AA、ウェットグリップ性能bという等級で、静粛性重視のタイヤとしては低燃費性能も確保されています。
レグノシリーズは2024年に後継のGR-XIIIへ更新されました。GR-XIIIではウェットグリップ性能がbからaに上がり、GR-XIIと比べた制動距離が13%低減しています。ロードノイズは約12%、パターンノイズは約8%抑えられ、衝撃の吸収も約10%改善しました。195/65R15 91Hは転がり抵抗係数AA、ウェットグリップ性能aという組み合わせで、50系の15インチには相性の良い設定です。GR-XIIも流通していますが、雨の日の制動を重視するならGR-XIIIとの価格差を確認したうえで比べる価値があります。
転がり抵抗係数AAAを取得している低燃費タイヤ<プリウス・サマータイヤ>
YOKOHAMA BluEarth-1 EF20 195/65R15 91H
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | ブルーアースワンEF20 |
| タイヤサイズ | 195/65R15 |
| タイヤ外径 | 637mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | H |
| 転がり抵抗係数 | AAA |
| ウェットグリップ性能 | a |
| 値段 | 22,715円~(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤの「ブルーアースワンEF20」は、195/65R15という1サイズだけで展開されてきた低燃費タイヤです。ハイブリッド車の主要サイズに絞り込んで開発された経緯があり、転がり抵抗係数はラベリング制度の最上位AAA、ウェットグリップ性能も最上位のaという組み合わせを実現しています。
転がり抵抗とウェットグリップは一般に引っ張り合う関係にあり、片方を伸ばすともう片方が落ちやすくなります。両方で最上位を取っているタイヤは数が限られるため、燃費を最優先しながら雨の日の制動も譲りたくないという条件では、有力な候補になります。ただし1サイズ展開という性格上、流通量は多くありません。在庫の状況次第で入手に時間がかかることがありますので、交換時期が読めているなら早めに動いておくほうが確実です。
最上級の静粛性と足元を高級な見た目にするコンフォートタイヤ<プリウス・サマータイヤ>
YOKOHAMA ADVAN db V552 195/65R15 91H
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | アドヴァンデシベルV552 |
| タイヤサイズ | 195/65R15 |
| タイヤ外径 | 635mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | H |
| 転がり抵抗係数 | A |
| ウェットグリップ性能 | a |
| 値段 | 13,700円~(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤの「アドヴァンデシベルV552」は、静粛性を軸にブロック剛性を高め、車体の安定性にも配慮したコンフォートタイヤです。中央のセンターストリートリブが直進安定性を支え、ウェットグリップ性能は最上位のaを取得しています。実際に触れてみると、細かい溝が整然と並んだトレッド面の仕上げが分かり、足元の見え方も引き締まります。
このサイズにも後継のV553が195/65R15 91Hで用意されています。V553は静粛性の持続をテーマに開発されており、摩耗が進んだ後の静かさの落ちにくさが改良点です。1セットを長く使う前提であれば、この差が効いてきます。V552は旧モデルとして価格が下がっている場面もありますので、使い切るまでの期間をどう見積もるかで判断が変わります。
エナセーブネクストから耐摩耗性が51%アップした低燃費タイヤ<プリウス・サマータイヤ>
DUNLOP エナセーブ NEXT2 195/65R15 91H
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | エナセーブネクスト2 |
| タイヤサイズ | 195/65R15 |
| タイヤ外径 | 639mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | H |
| 転がり抵抗係数 | AAA |
| ウェットグリップ性能 | a |
ダンロップの「エナセーブ NEXT2」は、転がり抵抗係数AAAとウェットグリップ性能aという両最上位を取得した低燃費タイヤです。従来品のエナセーブ NEXTに対して耐摩耗性能を51%向上させ、ロングライフ性能も引き上げました。燃費、雨の日の安全性、寿命という3つを同時に狙う設計です。
2019年12月には後継の「エナセーブ NEXT III」が発売されました。タイヤとして初めて水素添加ポリマーを採用し、ウェットグリップ性能の低下をNEXT IIと比べてほぼ半減させたのが最大の変更点です。発売サイズは195/65R15 91Hの1サイズで、50系の15インチオーナーにとっては狙い撃ちの設定になります。1本を4年から5年かけて使い切る乗り方では、新品時の等級より性能の落ちにくさのほうが体感差として残ります。ただしこのクラスは価格が上がりますので、2年程度で走行距離が伸びて交換する使い方であれば、スタンダード系のほうが総額を抑えられます。
サイレントコアを搭載して静粛性能を高めるコンフォートタイヤ<プリウス・サマータイヤ>
DUNLOP VEURO VE303 195/65R15 91H
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | ビューロVE303 |
| タイヤサイズ | 195/65R15 |
| タイヤ外径 | 634mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | H |
| 転がり抵抗係数 | A |
| ウェットグリップ性能 | b |
ダンロップの「ビューロVE303」は、タイヤ内部に特殊吸音スポンジを貼り付けた「サイレントコア」を搭載したコンフォートタイヤです。タイヤ内部で空気が共鳴して発生する音を直接抑える仕組みで、トレッドパターンの工夫だけでは届きにくい帯域に効きます。従来品より耐摩耗性を25%向上させ、ライフ性能も高めています。
ビューロシリーズは現在VE304に移っており、VE303と比べてパターンノイズを約24%、ロードノイズを約29%低減しています。VE304は195/65R15にも設定がありますので、静粛性を突き詰めるならこちらとの比較が現実的です。特に効果が出やすいのは、荒れた舗装やコンクリート路面を日常的に走る使い方です。反対に、走行の大半がなめらかな新しい舗装であれば、スタンダード系との差は縮まります。
転がり抵抗係数がAAで燃費を向上させる低燃費タイヤ<プリウス・サマータイヤ>
BRIDGESTONE Playz PX 195/65R15 91H
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | プレイズPX |
| タイヤサイズ | 195/65R15 |
| タイヤ外径 | 635mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | H |
| 転がり抵抗係数 | AA |
| ウェットグリップ性能 | a |
ブリヂストンの「プレイズPX」は、「疲れにくさ」という切り口で開発された低燃費タイヤです。非対称サイド形状によって接地性を安定させ、運転中に無意識に行っている細かな操舵の修正(修正操舵)を減らします。これが長距離での疲労の差につながる設計です。転がり抵抗係数AA、ウェットグリップ性能aを獲得しています。
後継の「プレイズPX II」は2020年2月に発売され、シリカ配合のウェット重視ゴムと3次元のM字型サイプ(細い溝)によってウェット性能とライフ性能を伸ばしました。195/65R15サイズは低燃費グレードA/aという設定です。高速道路の巡航が長く、片道100kmを超える移動が定期的にある方には、この方向性の恩恵が分かりやすく出ます。一方で、走行の大半が10km未満の街乗りであれば、修正操舵の削減という価値は体感しにくいため、他の性能を軸に選んだほうが納得感があります。
プリウスの17インチに適合するサマータイヤ
ツーリングセレクションに装備される17インチアルミホイールには、215/45R17が組まれています。ホイールサイズは17×7.0J、インセット50mm、PCDは15インチと同じ100mmの5穴です。扁平率45はサイドウォールが低く、ステアリングを切ったときの反応が15インチよりはっきりします。見た目の張り出し感も大きく変わります。
ただし、扁平率が下がると路面の入力を空気室で吸収する余地が減るため、目地や段差の当たりは硬くなります。17インチで乗り心地に不満が出ている場合、タイヤ銘柄をコンフォート系に変えることで改善できる幅は残っています。以下では17インチに適合する低燃費タイヤとコンフォートタイヤを紹介します。
パワートレッドゴムによりすり減りが少ない低燃費タイヤ<プリウス・サマータイヤ>
BRIDGESTONE Playz PX 215/45R17 91W XL
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | プレイズPX |
| タイヤサイズ | 215/45R17 XL |
| タイヤ外径 | 626mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | W |
| 転がり抵抗係数 | A |
| ウェットグリップ性能 | a |
| 値段 | 23,990円~(2026年調べ) |
セダンやクーペ向けに開発されたプレイズPXシリーズは、オプションサイズの215/45R17を設定しています。従来の低燃費タイヤであるエコピアEX20に対して10%のロングライフ性能を実現し、走行中のふらつきを抑えるトレッドパターンでドライバーの負担を軽くする方向にまとめられています。
このサイズはエクストラロード規格(XL規格)です。純正タイヤの指定空気圧をそのまま入れると、必要な負荷能力に対して空気圧が足りなくなる可能性があります。交換時には規格が変わることを伝えたうえで、適切な充填空気圧を販売店のスタッフと確認してください。空気圧が不足した状態で走り続けると、サイドウォールがたわんで発熱しやすくなり、燃費の悪化と偏摩耗の両方が進みます。XL規格を選ぶこと自体は問題ありませんが、この一手間を省くと本来の性能が出ません。
非対称形状やパターンにより走行安定性があるコンフォートタイヤ<プリウス・サマータイヤ>
BRIDGESTONE REGNO GR-XⅡ 215/45R17 91W
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | レグノGR-XII |
| タイヤサイズ | 215/45R17 |
| タイヤ外径 | 628mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | W |
| 転がり抵抗係数 | A |
| ウェットグリップ性能 | b |
| 値段 | 28,340円~(2026年調べ) |
ブリヂストンの「レグノGR-XII」の215/45R17は、転がり抵抗係数A、ウェットグリップ性能bという等級で、素材と構造でロードノイズを抑えつつ、緻密なパターン設計でパターンノイズにも対処したコンフォートタイヤです。17インチの引き締まった見た目を保ったまま、乗り味を上質側に振りたい場合の定番でした。
このサイズも後継のGR-XIIIに更新されています。GR-XIIIの215/45R17はロードインデックス91W XLというエクストラロード規格になり、ウェットグリップ性能はaに上がっています。純正指定の空気圧では負荷能力が不足する可能性がありますので、GR-XIIからGR-XIIIへ履き替える場合は空気圧の設定を必ず見直してください。規格が変わることに気づかないまま同じ空気圧で組まれてしまう事例が実際に起きています。
衝撃を吸収し快適な乗り心地を体験できるコンフォートタイヤ<プリウス・サマータイヤ>
YOKOHAMA ADVAN db V552 215/45R17 91W XL
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | アドヴァンデシベルV552 |
| タイヤサイズ | 215/45R17 |
| タイヤ外径 | 626mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | W |
| 転がり抵抗係数 | A |
| ウェットグリップ性能 | a |
| 値段 | 33,550円~(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤの「アドヴァンデシベルV552」の215/45R17は、専用プロファイルによってタイヤ全体で荷重と入力を受け止める設計です。特定の部分に負荷が集中するのを避けることで、静粛性と乗り心地を両立させています。コンパウンド、ベースゴム、サイドゴムの素材を見直したことで、従来品より静かさを高めました。ウェットグリップ性能はaです。
このサイズもエクストラロード規格です。純正タイヤの指定空気圧では必要な負荷能力に届かないことがありますので、交換の際は適切な充填空気圧を確認してください。なお、後継のV553にも215/45R17 91Wの設定があり、こちらは静粛性の持続性が強化されています。ツーリングセレクションの硬さを和らげたいという動機で選ぶなら、扁平率45という条件の中では有力な候補です。ただし17インチのコンフォート系は価格帯が上がりますので、15インチへのインチダウンという選択と総額で比較しておくと判断材料が増えます。
燃費がよくロングライフなプリウスの低燃費タイヤ<プリウス・サマータイヤ>
DUNLOPエナセーブEC204 215/45R17 91W XL
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | エナセーブEC204 |
| タイヤサイズ | 215/45R17 |
| タイヤ外径 | 626mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | H |
| 転がり抵抗係数 | AAA |
| ウェットグリップ性能 | a |
| 値段 | 18,430円~(2026年調べ) |
ダンロップの「エナセーブEC204」の215/45R17は、転がり抵抗係数AAA、ウェットグリップ性能aという上位の等級を取得しています。同じ銘柄でもサイズによって等級が変わるのがタイヤの特徴で、17インチのこのサイズは60系の195/60R17より高い設定です。アウト側の剛性を高める設計により、外側の減りが抑えられています。
ツーリングセレクションは車重に対して幅の広いタイヤを履くため、走行距離が伸びてくるとフロント外側の摩耗が目に見えて進みやすくなります。ここに耐偏摩耗性を売りにするタイヤを合わせると、交換サイクルを揃えやすくなります。燃費と寿命の両方を取りたい17インチオーナーには噛み合う選択です。こちらもエクストラロード規格ですので、空気圧の設定は必ず確認してください。
SHINOBIテクノロジーで乗り心地と静粛性を実現したコンフォートタイヤ<プリウス・サマータイヤ>
DUNLOP LEMANS 5 215/45R17 91W XL
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | ルマン5 |
| タイヤサイズ | 215/45R17 |
| タイヤ外径 | 629mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | W |
| 転がり抵抗係数 | AA |
| ウェットグリップ性能 | b |
| 値段 | 15,510円~(2026年調べ) |
ダンロップの「ルマン5」は、吸音技術「SHINOBI(シノビ)テクノロジー」を採用したコンフォートタイヤです。しなやかなサイドウォールが路面からの衝撃を受け止め、新しいプロファイルによって滑らかな接地形状を実現しています。転がり抵抗係数AA、ウェットグリップ性能bという等級で、コンフォート系としては低燃費側にも寄せた設定です。
ルマンシリーズは現在「ルマンV+(ファイブプラス)」に移っており、静粛性とソフトな乗り心地にウェット性能を足す方向で改良されています。215/45R17 91W XLの設定があり、50系の17インチにそのまま合います。ルマン系はコンフォートタイヤの中では価格が抑えられている部類で、プレミアムコンフォートまでは予算が届かないが、17インチの硬さは何とかしたいという条件に合う選択です。エクストラロード規格ですので、充填空気圧は純正指定値より高くなります。交換時に必ず相談してください。
ウェット性能が向上したプリウスにおすすめの低燃費タイヤ<プリウス・サマータイヤ>
YOKOHAMA BluEarth-A 215/45R17 91W XL
| 車種 | プリウス(50系) |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | ブルーアースエース |
| タイヤサイズ | 215/45R17 |
| タイヤ外径 | 626mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | H |
| 転がり抵抗係数 | A |
| ウェットグリップ性能 | a |
ヨコハマタイヤのブルーアースシリーズは、15インチではハイブリッド車に特化した「ブルーアースワン」、17インチでは基本性能をまとめた「ブルーアースエース」という住み分けになっています。ブルーアースエースは転がり抵抗係数A、ウェットグリップ性能aに加えて耐摩耗性も確保した低燃費タイヤです。
17インチで低燃費タイヤを選ぶ場合、15インチほど極端な等級のモデルは揃いません。扁平率が低く幅の広いサイズでは転がり抵抗を削りにくいという物理的な制約があるためです。17インチのまま燃費を意識するなら、AAAを探すより、Aから AA帯でウェットグリップaを取っているモデルを選ぶほうが現実的です。エクストラロード規格ですので、こちらも空気圧の確認を忘れないようにしてください。なお、ブルーアースGT AE51も215/45R17に設定があり、走りの質を優先する場合の比較対象になります。
プリウスの夏タイヤ交換の参考に!純正タイヤサイズ・ホイールサイズ一覧表
| グレード | タイヤサイズ | 型式 | ホイールサイズ |
|---|---|---|---|
| 1.8 A ツーリングセレクション | 215/45R17 | ZVW51 | 17インチ X 7.0J(+50) |
| 1.8 A ツーリングセレクション E-Four 4WD | 215/45R17 | ZVW55 | 17インチ X 7.0J(+50) |
| 1.8 A プレミアム ツーリングセレクション | 215/45R17 | ZVW51 | 17インチ X 7.0J(+50) |
| 1.8 A プレミアム ツーリングセレクション 20thアニバーサリー リミテッド | 215/45R17 | ZVW51 | 17インチ X 7.0J(+50) |
| 1.8 A プレミアム ツーリングセレクション E-Four 4WD | 215/45R17 | ZVW55 | 17インチ X 7.0J(+50) |
| 1.8 A プレミアム ツーリングセレクション20th アニバーサリー リミテッド E-Four 4WD | 215/45R17 | ZVW55 | 17インチ X 7.0J(+50) |
| 1.8 S ツーリングセレクション | 215/45R17 | ZVW50 | 17インチ X 7.0J(+50) |
| 1.8 S ツーリングセレクション E-Four 4WD | 215/45R17 | ZVW55 | 17インチ X 7.0J(+50) |
| 1.8 A | 195/65R15 | ZVW51 | 15インチ X 6.5J(+40) |
| 1.8 A E-Four 4WD | 195/65R15 | ZVW55 | 15インチ X 6.5J(+40) |
| 1.8 A プレミアム | 195/65R15 | ZVW51 | 15インチ X 6.5J(+40) |
| 1.8 A プレミアム E-Four 4WD | 195/65R15 | ZVW55 | 15インチ X 6.5J(+40) |
| 1.8 E | 195/65R15 | ZVW51 | 15インチ X 6.5J(+40) |
| 1.8 S | 195/65R15 | ZVW50 | 15インチ X 6.5J(+40) |
| 1.8 S E-Four 4WD | 195/65R15 | ZVW55 | 15インチ X 6.5J(+40) |
50系のホイールはいずれもPCD100の5穴です。60系はPCD114.3に変更されているため、50系の純正ホイールを60系に流用することはできません。中古のホイールセットやスタッドレスセットを譲り受ける話が出たときは、世代とPCDを最初に照合してください。「同じプリウスだから使える」という思い込みが、最も多い失敗のパターンです。
プリウスは燃費のいいエコタイヤとの組み合わせがおすすめ
ハイブリッドシステムで高い燃料消費率を実現しているプリウスでも、履いているタイヤによって実際の燃費は変わります。転がり抵抗性能で最上位のAAA、あるいはそれに次ぐAAを選べば、車両が持っている経済性を落とさずに使い続けられます。逆に等級がBやCのタイヤに履き替えると、それまでより燃費が悪化する可能性があります。
乗り心地と静粛性を最優先するなら、コンフォートタイヤという選択になります。扁平率が高くサイドウォールに厚みのある15インチのほうが、路面からの入力を吸収しやすく、静かで穏やかな走りに寄せやすい傾向があります。17インチや19インチでも、コンフォート系の銘柄を選ぶことで硬さを和らげる余地は残っています。
迷ったときは、「1年でどれだけ走るか」「雨の日に走る頻度はどうか」「車内の音を気にしているか」の3つを先に決めてみてください。走行距離が長ければ耐摩耗性とロングライフ性能、雨が多ければウェットグリップ性能a、音が気になるならプレミアムコンフォートという順番で候補が絞れます。等級と価格だけを並べて比べるより、自分の使い方から逆算するほうが、履き替えた後の満足度は高くなります。