新型パジェロのモデルチェンジは行われず国内では生産終了に 海外では引き続き販売してパジェロの名前も継承
三菱が販売するSUV「パジェロ」は、ダカール・ラリー(パリダカ)も制覇した実績を持つ車で、2006年から4代目のパジェロが販売されています。初代から数えても4代目パジェロは販売から10年以上経ち、歴代で1番長いモデルライフです。
次期パジェロと予想されるコンセプトカーが続々と発表され、そろそろフルモデルチェンジすると噂されているなか、2019年8月にパジェロの国内生産・販売を終了する三菱公式が発表しました。同時にパジェロ最後の特別仕様車になるファイナルエディションも700台限定で販売することを発表、パジェロの最後を飾るモデルになります。
パジェロの国内販売終了前に噂されたコンセプトカーの概要、搭載すると予想されていたエンジンや装備、モデルチェンジする時期パジェロの発売日や価格帯の噂も紹介します。
パジェロ復活に現実味 時期は2027年までにパワートレインはPHEVか
三菱の名車パジェロが2027年までに復活する噂があります。
2019年ファイナルエディション発売を最後に生産終了したパジェロの復活に、現実味がでてきました。
復活する新型パジェロのパワートレインは、アウトランダーPHEVのパワーユニットを転用する可能性が考えられますが、パジェロはトヨタでいうところのランドクルーザーのような立ち位置で、三菱ではアウトランダーを超えるフラッグシップモデルです。
パワートレインをアウトランダーと共用せず、出力向上した新設計のPHEVユニットを用意するかもしれません。
プラットフォームもアウトランダーPHEVと共用する噂がありますが、モノコックボディを採用するアウトランダーPHEVよりも、2024年に発売したトライトンにも採用した走破性の高い新開発ラダーフレームを採用する可能性も考えらます。
新型パジェロの生産はタイで、日本で販売する場合は逆輸入という形になるという噂もあります。
日本では惜しまれつつ引退のパジェロだが海外では次期型はPHEVを搭載して生まれ変わる
日本ではパジェロ最終モデルの「ファイナルエディション」が好調な売り上げを記録しており、おしまれつつ生産終了になりました。ですが、トヨタの86やスープラなど、一度生産を終了させたモデルが復活を遂げているように、2027年以降のパジェロの復活に向けて、すでに三菱では動きがあるとの情報をキャッチしました。
復活の噂があるパジェロはPHEVで生まれ変わり、EV走行をメインとするアウトランダーに対して、復活するパジェロはエンジン動力がメインとなります。
3.0L V6スーパーチャージャーエンジンと電気モーターの組み合わせのPHEVで、エンジントモーターを組み合わせた際の最大トルクは70kgm以上となるため、パジェロのような大型ボディでも動力性能には満足できるでしょう。巨大クラスのSUVとしては、望んでいた以上の燃費性能を得ることができます。
駆動方式は言わずと知れた4WDで、車両統合制御システムの「S-AWC」を取り入れ、4輪に走行状況によって適切な駆動力を配分し、どんな路面状況でも高い走破性を保つことができます。
東京モーターショー2019では、PHEVを搭載した次期パジェロのコンセプトカーが出展されると予想され、おそらく市販を意識したモデルとなるため、どんなデザインで登場するのか期待が膨らみます。
圧倒的人気を誇っていた三菱「パジェロ」がついに国内販売終了へ!
三菱自動車工業は、SUV人気のもととなった四輪駆動車、RV車の火付け役となり、圧倒的な人気を誇っていたパジェロの国内販売を2019年8月に終了することを公式発表。
昭和57年に発売されたパジェロは徐々にその人気を高め、2代目パジェロは月間販売台数を爆発的に伸ばすなど、大人気の車種でした。
過酷なレースで知られるダカールラリーでは常連の車となって活躍し、四輪駆動を生かして海辺や山でのアクティビティを楽しんだり、冬はスキーに行くのが大流行しました。
ですが、SUV人気が上がるのと同時にパジェロの販売台数は徐々に下降線をたどることとなり、2019年4月24日から発売するパジェロ特別仕様車ファイナルエディションを最後に、2019年8月に販売終了しました。
パジェロ販売終了と同時に発表した最後の特別仕様車ファイナルエディションは、クリーンディーゼルエンジンのエクシードをベースにしています。電動ロングサンルーフをルーフレール、デフロックなどを標準装備にしたお得なモデルで、限定700台のみ販売。日本国内で購入できる最後の特別仕様車なので希少な1台になるでしょう。
パジェロ生産終了の発表前に噂された次期型の噂
デリカD5のマイナーチェンジが話題になっている2018年ですが、パジェロについて気になる噂が入りました。
三菱の看板車種ともいえる本格クロスカントリー4WDの「パジェロ」が2019年8月に消滅する可能性があるとのことです。パジェロは2018年2月21日にショートボディの生産を終了していますがロングボディはいまだ根強い人気をもっています。
パジェロの生産終了で考えられるのは、一旦生産終了して数年後に復活するパターンです。世界のラリー選手権で活躍したパジェロは世界的にも有名です。そのため簡単には「パジェロ」の名前は捨てないでしょう。2021年に日産と共同開発したPHEVの新型モデルをOEM(どちらが提供元かは不明)で販売してパジェロの後継モデルにする、という情報もあります。
もう一つの可能性はパジェロを生産終了して主にアジア地域で販売している「パジェロスポーツ」を導入することです。シャープなスタイルで人気のパジェロスポーツは海外専売車種ですが、2017年以降に日本でも目撃例が増えています。
海外で取材を受けた三菱のマンCOOの発言では「次期型の開発は現在停止中」ということや「環境規制に適合するために電動化(PHEV)は不可欠」という旨の発言をしています。日産が海外で販売するパトロールと車体を共有する可能性も低いとしているので、総合的に見るとパジェロ廃止の方向に傾いているようにも思えます。
新型パジェロの発表に先立って2018年10月11日には4代目パジェロに一部改良のマイナーチェンジが実施
2018年10月11日に行われた一部改良のマイナーチェンジでは、エントリーグレードの「GR」に人気のあるメーカーオプションを標準装備にしたお買い得感溢れるアップグレードです。ディスチャーチドヘッドライト(HID)やLEDポジションランプ・ハロゲンフォグランプの標準装備や、ステアリングやシフトレバーを本革にするなど快適装備が初めから装備されています。
一部改良でパジェロGRに搭載された標準装備
- プロジェクター式HIDヘッドライト
- ヘッドライトウォッシャー
- オートライトコントロール
- 電動格納ドアミラー
- LEDポジションランプ
- ハロゲンフォグランプ
- 本革巻きステアリング
- 本革巻きシフトレバー
- 本革巻きトランスファーレバー
- 本革巻きパーキングブレーキ
2018年以降の車種には主流になってきているLEDヘッドライトではなく、HID(ディスチャーチドランプ)が搭載されています。フロントフォグランプもハロゲンと旧世代の装備ですが、雪の中を走るときはLEDでは溶けない雪を融かしてくれるハロゲンフォグランプやHIDヘッドライトは頼もしい存在です。
また、上級グレードのEXCEEDとSUPER EXCEEDには、ルーフレールと電動スライド・チルトサンルーフをパッケージメーカーオプションとしてまとめています。
一部改良後の価格帯は、EXCEEDとSUPER EXCEEDは据え置きですが、GRは113,400円値上がりしています。
ガソリン | ディーゼル | |
---|---|---|
GR | 3,391,200円 | 3,865,320円 |
EXCEED | 3,839,400円 | 4,282,200円 |
SUPER EXCEED | – | 4,951,800円 |
次期パジェロのショートボディと予想されるコンセプトカー「GC-PHEVコンセプト」
2013年の東京モーターショーで発表された「GC-PHEVコンセプト」で、5代目パジェロはショートボディとなる予想があります。
「GC」とは「Grand Cruiser」のことで、アウトランダーにも搭載されているPHEV技術を使うことで、1回の給油で長距離の航続距離を可能にします。
全長 | 4,930mm |
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全幅 | 1,940mm |
全高 | 1,980mm |
定員 | 4名 |
エンジン | 3.0リットルV型6気筒 |
駆動方式 | フルタイム4WD |
トランス | 8速AT |
フロントマスクはダイナミックな顔立ちで、グリルと繋がったポジションとウィンカー、独立したヘッドライト、グリル内に埋め込まれたフォグランプが印象的です。
車内への乗車は、Bピラー(車体中央の柱)がない構造になっていて、乗り降りがとても楽になっています。フロントシートから後部座席にわたり様々な情報を表示できるタッチスクリーン式のテーブルが配置されていて、とても未来感のある車です。
PHEV(プラグイン・ハイブリッド)システムを備えているので、近場への移動なら電気だけで走行してガソリンの消費を抑えるEV走行が可能です。ハイブリッド走行では、3リットルV6エンジンのパワーだけではなく、モーターの出力も手伝い、低速からトルクのある走りができます。
また、アウトランダーPHEVに搭載されている「AC100V電源・1500W」の車内コンセントを使うことにより、アウトドアでホットプレートやドライヤーを使うことができます。他にも、家庭へ電力を供給することも出来るので、停電時や緊急時に役立つ1台です。
パジェロ・デューククロスと予想されるコンセプトカー「GT-PHEVコンセプト」
2016年パリモータショーで発表された「GT-PHEVコンセプト」で、5代目パジェロの派生モデル「デューククロス」になると予想されている1台で、三菱自動車の次世代最上級SUVモデルです。
「GT」とは「Grand Tourer」のことで、進化していくPHEV技術を使いEV走行を120km、ガソリンを使った総合距離で1,200km以上の長距離運転を目指しています。
フロントフェイスは「ダイナミックシールド」を採用し、GC-PHEVコンセプトと同様にグリルと繋がったポジションライトやウィンカー、独立したヘッドライトユニットが見えます。ヘッドライトは単独ではなく、3つ縦に配置されています。
サイドビューは、クロスオーバーSUVに多いクーペスタイルで、高級感があります。フロントからテールまで大胆に入ったサイドスリットや、サイドまで伸びるテールが印象的なデザインです。
ドアは観音開きで、Bピラーが無く、後部座席にもスムーズに乗車できます。
センターコンソールに配置されているスイッチ類は、ドライブレンジセレクター、S-AWC走行モードセレクター、プッシュスタートボタンやインフォメーションディスプレイが見えます。また、サイドミラーが細いデザインになっているので最新のカメラ型ミラーを装備し、運転席のマルチインフォメーションディスプレイの左右にミラーの映像も見えます。
PHEVシステムは、次世代バッテリーやトリプルモーターを搭載し、フロントに1つ・リアに2つのモーターで制御する「S-AWC(フルタイム4WD)」により、安定した走りを実現します。
また「MITSUBISHI CONNECT」も搭載し、スマートフォンとの連携・他のサービスとの通信により得られる情報を表示し、最適なルートや電費・燃費を実現してくれると予想します。
新型パジェロに搭載が予想されるエンジンはPHEVとディーゼルエンジン
5代目パジェロに搭載されるエンジンは「GC-PHEVコンセプト」に積んでいるエンジンになると予想されています。
エンジンスペックは、3.0L V型6気筒スーパーチャージドMIVECエンジンで、最高出力は250kWあります。また、4代目パジェロにも搭載されている3.2リットルクリーンディーゼルエンジンを続投する可能性もあり、次期パジェロのエンジンラインナップは「ガソリンPHEV・ディーゼルエンジン」の2種類になると予想します。
型式 | 4M41 |
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種類 | 直列4気筒 |
排気量 | 3,200cc |
最高出力 | 190ps/3,500rpm |
最大トルク | 441Nm/2,000rpm |
燃料 | 軽油 |
タンク容量 | 88L |
燃費 | 10.0km/L |
新型パジェロの搭載が予想される装備・PHEVも設定すると考える
モデルチェンジするパジェロに搭載されると予想される装備は、安全装備の「e-Assist」や「MITSUBISHI CONNECT」に、パジェロでは初のPHEV(プラグイン・ハイブリッド)システムを搭載します。
「衝突被害軽減ブレーキシステム」や「車線逸脱警報システム」「レーダークルーズコントロール」「誤発進抑制機能」などの安全装備や、周りの車や道路状況と通信して情報共有するコネクテッドカーの技術、モーターと電池を使ったEV走行・ハイブリッド走行を可能にするPHEVシステムを装備します。
RVブームの立役者 パジェロのモデルチェンジ遍歴
パジェロは三菱が販売していたSUVで、RVブームで販売台数を飛躍的に伸ばし、製造していた岐阜県加茂郡にある「パジェロ製造」のある町は「パジェロの町」とも呼ばれ、町のWEBサイトでは特産物を「パジェロ」と紹介するほどでした。初代モデルは日本の自動車史に大きな足跡を残した名車として、日本自動車殿堂から「2023年度 歴史遺産車」に選定されています。
パジェロ 初代 L044・049GV/141・GW/144G・GW/146GW/149GWG・GW型:1982年~1991年
1973年から1981年にかけ、モーターショーで「ジープパジェロ」「パジェロⅡ」「パジェロ」の名称でコンセプトカーを出展してきました。
1982年5月、マルチパーパスなオフロード車として「パジェロ」がデビュー。ディーゼル、ディーゼルターボ、4ナンバーのガソリン車のラインナップ。
1983年3月、4D55型ディーゼルターボとG63B型ガソリンターボの5ナンバーの乗用モデルを追加。同年7月、ボディサイズを拡大したハイルーフの4ドアモデルを追加。5ナンバーのエステートワゴンと4ナンバーのエステートバンが設定されました。
1984年6月、ワゴンのディーゼルモデルに最上級グレードの「XL」を設定。翌年にはクラス初の4速AT搭載車を追加。
1986年5月、4ドアのミッドルーフが登場。
1989年6月に一部改良で、オーバーフェンダーとワイドタイヤを装着したワイドシリーズを設定葬儀が向上した「GLグレード」は「JX」に変更。
1990年6月、特別仕様車「スーパーロイヤルエクシード」を発売。
パジェロ 2代目 V14・24・34・46V/21・23 – 26・43 – 46W/24・26・44・46・47WG/23 – 26C型:1991年~1999年
1991年1月、フルモデルチェンジで2代目になり、水中走行がある程度可能となってRVブームの中心的存在に。新車月間販売台数1位を獲得しています。
1993年7月にマイナーチェンジ。V型6気筒3,500cc 6G74型と、直列4気筒2,800ccインタークーラーターボディーゼル4M40型のエンジンを追加。走行性能と安全性能が強化されました。
1994年2月、’94パリ・ダカールラリー出場を記念した限定車の特別仕様車「リミテッドエディション」を発売。5ふぁつには特別仕様車「ホワイトパジェロ」を発売。10月には一部改良と共に特別仕様車「ブルームーン」が登場。
1995年2月、特別仕様車「リミテッドエディション」を発売。5月には「グリーンフィールド」と「スーパーグリーンフィールド」を発売。ミッドルーフワゴンに2人乗りの「Gシリーズ」を追加。
1996年1月、グラナダ・ダカールラリー出場記念車、「フィールドマスター」を、9月には特別仕様車「スノーアスリート」を発売。
1997年1月、特別仕様車「フィールドマスター」「フィールドマスターリミテッドエディション」を発売。5月にはマイナーチェンジで3,500cc GDI6G74エンジンを搭載。パリだかのレギュレーション改正に対応した「パジェロエボリューション」を限定販売。
1998年2月、一部改良と共にミッドルーフワイドに「エクシードジオ」と「ジオマスター」を追加。
1999年2月、ミッドルーフワイドに「エクシードリミテッド」を追加。
パジェロ 3代目 V63・65・68・73・75・77・78W型:1999年~2006年
1999年2月にフルモデルチェンジが実施され、3代目パジェロに。
2000年1月、特別仕様車「EXCEED-S」「EXCEED-L」を発売。同年8月に一部改良で「EXCEED」を「EXCEED-Ⅰ」と「EXCEED-Ⅱ」に分けて設定。
2002年1月、パジェロ20周年を記念して「20thアニバーサリープレミアムパッケージ」を限定販売。同年9月にマイナーチェンジでエクステリアデザインを一新。
2003年10月、特別仕様車「HDDナビエディション」を限定販売。
2004年1月、特別仕様車「アクティブフィールドエディション」を限定販売。同年12月、一部改良でスポーティなデザインに。
2005年11月にマイナーチェンジと共に、上級指向の「アクティブフィールドエディションSE」を追加。
パジェロ 4代目 V83・87・88・93・97・98W型:2006年~2021年
2006年10月、フルモデルチェンジで4代目へ。以前からの三菱ファンに受け入れられやすい要素が満載のモデルに同年12月、ロングボディの特別仕様車「Limited Edition」、ショートボディの「SUPER EXCEED Edition」、ショートボディ「VR-I」専用メーカーオプションパッケージの「カラードパッケージ」を発表。翌年1月より発売。
2007年2月、ショートボディの特別仕様車「ラリーレプリカ」を3月末までの期間限定注文車として発売。同年6月、特別仕様車「EXCEED Premium Edition」を発売。10月には一部改良と共に最上級グレード「SUPER EXCEED」を追加。
2008年10月に一部改良で、ディーゼルエンジン搭載車が4年ぶりに復活。「ZR」「VR」の廃止。
2009年3月、ディーゼルエンジンモデルをショートボディの「VR-Ⅱ」に追加。11月一部改良でエンジンの見直しや燃費が向上。ロングボディの「EXCEED-X」を廃止。特別仕様車の「EXCEED Premium Edition」を発売。
2010年9月に一部改良。環境性能を強化。
2011年10月、「ZRパッケージ」を追加。10月に一部改良でフロントデザインを刷新。
2012年10月、一部改良でグレード体系の集約。「GR」と「VR-Ⅰ」に設定されていた5速MTを廃止。
2013年7月、マイナーチェンジ。GRグレードの価格変更も行われました。
2014年7月、マイナーチェンジでフロントフェイスを刷新し、静粛性とインテリアの質感を向上。
2015年7月、一部改良。安全性能を強化。
2018年2月、国内向けのパジェロショートの生産を終了。7月にマイナーチェンジと10月に一部改良が施されます。
2019年4月、「パジェロ・ファイナルエディション」を発売。
2021年7月、RVブームを牽引し続けたパジェロがその歴史に幕を降ろします。
パジェロ・ファイナルエディション:2019年4月
パジェロの国内向けモデルの生産終了の発表と共に、2019年4月、特別仕様車「FINAL EDITION」が700台限定で発売されました。「FINAL EDITION」のロゴとシリアルナンバーが刻印されたイルミネーション付スカッフプレート、シリアルナンバー入りオリジナルウォッチ、オリジナルステッカーが制約得点として用意されました。
パジェロのモデル | 販売年表 |
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初代 L044・049GV/141・GW/144G・GW/146GW/149GWG・GW型 | 1982年~1991年 |
2代目 V14・24・34・46V/21・23 – 26・43 – 46W/24・26・44・46・47WG/23 – 26C型 | 1991年~1999年 |
3代目 V63・65・68・73・75・77・78W型 | 1999年~2006年 |
4代目 V83・87・88・93・97・98W型 | 2006年~2021年 |
パジェロ・ファイナルエディション | 2019年4月 |
パジェロはモデルチェンジで未来の車に近づく
5代目パジェロの「GC-PHEVコンセプト」、アッパーラインであるパジェロ・デューククロスの「GT-PHEVコンセプト」が実現すると、AR技術やセンターコンソールテーブルを大胆に配置するインテリアデザイン、カメラを使った安全技術やサイドミラーなど、また1歩未来の車に近づきます。
また、技術面だけではなく燃費も、パジェロでは初のPHEVシステムを導入してGT-PHEVコンセプトの目標値である航続距離1,200km以上の実現や、アウトランダーのように、アウトドアで電気を使ったり、停電などの時に家庭へ電源を供給したりなど、より便利な車へと進化する可能性も。
2027年頃に発売予想のモデルチェンジした新型5代目パジェロが街中を走る日が楽しみです。