三代目アウトランダーPHEVの純正タイヤサイズとグレード
三菱の三代目アウトランダーPHEVは、EV走行が可能な距離が大幅に延長され、駆動用バッテリーの容量拡大とともに走行性能も刷新されました。車両重量が2トンを超えるプラグインハイブリッドSUVのため、タイヤには重量を支える負荷能力と、電費に直結する転がり抵抗の両立が求められます。タイヤの選択によって、静粛性や乗り心地も大きく変わります。
ここでは、三代目アウトランダーPHEVの純正装着サイズである「235/60R18」と「255/45R20」に適合するおすすめのタイヤをご紹介します。純正サイズはグレードによって2種類に分かれます。
235/60R18タイヤを標準装備するアウトランダーPHEVのグレード
- M/5人乗り
255/45R20タイヤを標準装備するアウトランダーPHEVのグレード
- G/5人乗り・7人乗り
- BLACK Edition/5人乗り・7人乗り
- P/5人乗り・7人乗り
- P Executive Package/5人乗り・7人乗り
18インチが設定されるのはベースグレードのMのみで、G以上はすべて20インチです。純正指定は20インチが255/45R20 101W、18インチが235/60R18 103Hで、指定空気圧はどちらも250kPaに統一されています。ロードインデックス101は1本あたり825kg、103は875kgの負荷能力を示し、車両重量に対して余裕を持たせた設定です。社外タイヤに履き替える際は、この数値を下回らないことが前提になります。
もう一点、購入前に見落とされがちなのがスペアタイヤの有無です。三代目アウトランダーPHEVは駆動用バッテリーの搭載スペースの都合でスペアタイヤを積む場所がなく、全車パンク修理キットが標準装備となっています。サイドウォールを切ってしまった場合は修理キットで対応できないため、長距離移動が多い使い方ではロードサービスの加入状況を確認しておくと安心です。
アウトランダーPHEVにおすすめの低燃費/コンフォート/SUV専用タイヤ13選
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アウトランダー PHEV -
アウトランダー PHEV
全グレードがPHEVとなったアウトランダーに合う高性能タイヤを紹介します。モーター走行が主体の車では、エンジン音に隠れていたロードノイズが車内に届きやすくなるため、SUV専用の低燃費タイヤか、静粛性に振ったコンフォートタイヤが選択の中心になります。18インチと20インチの両方に設定があるかどうかも、選ぶ際の実務的なポイントです。
強力なグリップ力でブレーキングとコーナリングが安定する コンチネンタル プレミアムコンタクト7
Continental PremiumContact 7 235/60R18 107V
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | コンチネンタル |
| ブランド | PremiumContact 7 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 25,700円~(2026年調べ) |
コンチネンタルの PremiumContact 7(プレミアムコンタクト セブン)は、運動性能と快適性を高い次元で融合させたプレミアムコンフォートタイヤです。ドライとウェットの両路面で確実な制動性能を発揮し、ステアリング操作に対する応答も正確です。ロードインデックス107は純正の103を上回り、7人乗車で荷物を積んだ状態でも負荷能力に余裕が生まれます。
静粛性と乗り心地も確保されており、モーター走行時の静けさを損ないにくい性格です。ただし日本のタイヤラベリング制度の対象外であるため、転がり抵抗やウェットグリップの等級で国産品と横並びに比較できません。等級表示を判断材料にしたい場合は国産の低燃費タイヤ、欧州系の乗り味と高速巡航時の直進安定性を評価するならこちらという分け方になります。装着状態でトレッド面を見ると、センター寄りのリブが太く連続しており、これが直進時の安定感につながっています。
縦に走る太い溝でウェット性能が高い証の ダンロップ SPスポーツ MAXX 060+
DUNLOP SP SPORT MAXX 060+ 235/60R18 107W
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | SP SPORT MAXX 060+ |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 744mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 27,440円~(2026年調べ) |
路面との接地面積が広いからアウトランダーPHEVで安定した走りができる ダンロップ SPスポーツ MAXX 060+
DUNLOP SP SPORT MAXX 060+ 255/45R20 105Y
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | SP SPORT MAXX 060+ |
| タイヤサイズ | 255/45R20 |
| タイヤ外径 | 741mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 105 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 43,250円~(2026年調べ) |
ダンロップの SP SPORT MAXX 060+(エスピー スポーツ マックス ゼロロクゼロ プラス)は、スポーツ性能とウェット性能を両立させた低燃費パフォーマンスタイヤです。転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「a」という等級は、低燃費タイヤの中でもウェット側が最高位にあたります。雨天時の制動距離を優先したい場合、この「a」表示が判断の決め手になります。
接地面積を広く取る設計により、高速走行時の安定性とコーナリングの正確さを高めています。18インチと20インチの両方に設定があるため、Mグレードでも上位グレードでも同じ銘柄で揃えられます。速度記号Yは300km/hまで対応する規格で、アウトランダーPHEVの使用領域では完全に余裕がありますが、こうした高速度対応タイヤはトレッドが硬めに作られる傾向があり、乗り心地は快適性重視のタイヤより締まった印象になります。走りの質感を求めるオーナーに向く1本です。
雨の日の路面に強いプレミアムスポーツSUV専用タイヤ トーヨータイヤ プロクセス スポーツ SUV
TOYOTIRES PROXES SPORT SUV 235/60R18 107W
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | PROXES SPORT SUV |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
ナノバランステクノロジーがウェットグリップとハンドリングの安定性をアップした トーヨータイヤ プロクセス スポーツ SUV
TOYOTIRES PROXES SPORT SUV 255/45R20 105Y
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | PROXES SPORT SUV |
| タイヤサイズ | 255/45R20 |
| タイヤ外径 | 738mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 105 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | A/a |
トーヨータイヤの PROXES SPORT SUV(プロクセス スポーツ エスユーブイ)は、SUV専用に開発された高性能低燃費タイヤです。独自の「ナノバランステクノロジー」でコンパウンドを最適化し、ウェットグリップ性能を引き上げました。転がり抵抗「A」とウェットグリップ「a」を同時に取得しており、電費と雨天時の安全性のどちらも譲りたくない場合に候補になります。
重心が高く車重のあるSUVは、ブレーキング時に前荷重が大きくなり、フロントタイヤの負担が集中します。ここで接地面積を保つ設計が効いてくるため、7人乗車で高速道路を走る機会が多い使い方ほど恩恵を感じやすくなります。一方でスポーツ寄りの味付けのため、静粛性を最優先するなら後述するコンフォート系との比較が前提になります。18インチと20インチの両サイズが揃っている点も選びやすさにつながります。
アウトランダーPHEVの静かな空間と思いのままのハンドリングができる ヨコハマ ブルーアース-XT AE61
YOKOHAMA BluEarth-XT AE61 235/60R18 103W
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | BluEarth-XT AE61 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 15,510円~(2026年調べ) |
高い操縦安定性能と静粛性が快適なクロスオーバーSUV専用の ヨコハマ ブルーアース-XT AE61
YOKOHAMA BluEarth-XT 255/45R20 105W
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | BluEarth-XT |
| タイヤサイズ | 255/45R20 |
| タイヤ外径 | 738mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 105 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 22,440円~(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤの BluEarth-XT AE61(ブルーアース エックスティー エーイー ロクイチ)は、オンロード走行を主眼に置いたSUV専用の低燃費タイヤです。専用の非対称トレッドパターンにより、リニアなハンドリング性能と耐偏摩耗性能を両立しています。転がり抵抗とウェットグリップの両方で高い等級を取得しており、電費と安全性のバランスが取れた構成です。
この13本の中では価格が抑えられている点も実務的なメリットです。SUV用の大径タイヤは1本あたりの単価が高く、4本交換の総額は小型車の倍以上になります。性能等級を落とさずに費用を抑えたい場合の現実的な選択肢になります。静粛性の面でも、SUV特有の低周波のロードノイズを抑える設計が入っており、モーター走行中の車内の静けさを損ないにくい性格です。長距離の高速移動が多いオーナーに合います。
SUV専用設計によってふらつきにくいSUV専用コンフォートタイヤ ブリヂストン アレンザ LX100
BRIDGESTONE ALENZA LX100 235/60R18 103H
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ALENZA LX100 |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | H |
| 低燃費グレード | A/c |
| 値段 | 24,570円~(2026年調べ) |
新たなトレッドパタン技術によって静粛性が摩耗しても続く ブリヂストン アレンザ LX100
BRIDGESTONE ALENZA LX100 255/45R20 101W
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ALENZA LX100 |
| タイヤサイズ | 255/45R20 |
| タイヤ外径 | 738mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 101 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/c |
| 値段 | 48,740円~(2026年調べ) |
ブリヂストンの ALENZA LX100(アレンザ エルエックス ヒャク)は、静粛性を最優先に開発されたSUV専用コンフォートタイヤです。新品時の静かさだけでなく、摩耗が進んだ後も静粛性を維持する点に技術が投入されています。タイヤのノイズは溝が減るにつれて増えるのが一般的で、車内が静かなPHEVでは、この経年の変化がそのまま体感差として現れます。
13本の中で最も静粛性に振られた選択肢で、モーター走行時の静けさを保ちたいという要望に最も直接的に応えます。トレードオフとして、ウェットグリップ性能は「c」で、雨天時の制動を重視する銘柄ではありません。また20インチの価格は13本の中で最も高く、4本交換の総額はまとまった金額になります。静かさに予算を配分する判断が明確にできる場合に選ぶタイヤです。
ウェット性能と耐摩耗性能の他に運動性能も持ち合わせたSUV専用コンフォートタイヤ ダンロップ エフィシェントグリップ 2 SUV
DUNLOP EfficientGrip 2 SUV 235/60R18 107V XL
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | EfficientGrip 2 SUV |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 735mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 107 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 29,840円~(2026年調べ) |
ダンロップの EfficientGrip 2 SUV(エフィシェントグリップ ツー エスユーブイ)は、ドライとウェット双方の性能と快適性を融合させたSUV専用のコンフォートタイヤです。転がり抵抗「A」、ウェットグリップ「a」の等級を確保しながら、静粛性と乗り心地にも配慮しています。XL規格でロードインデックス107を確保しており、負荷能力の面でも余裕があります。
XL(エクストラロード)規格のタイヤは、標準規格より高い空気圧を入れることで負荷能力を高める構造です。指定空気圧の設定が標準品と異なる場合があるため、装着時に適正値を確認しておく必要があります。この点を確認せずに標準規格と同じ空気圧で使うと、本来の負荷能力が出ません。静粛性ではアレンザに譲りますが、雨天性能を落とさずに快適性も確保したいという中間的な要望に合う構成です。
最新の技術で生まれた低燃費でCO2の排出量を削減しているピレリ スコーピオン ヴェルデ
PIRELLI SCORPION VERDE 235/60R18 103V
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | ピレリ |
| ブランド | SCORPION VERDE |
| タイヤサイズ | 235/60R18 |
| タイヤ外径 | 739mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | 該当なし |
| 値段 | 11,300円~(2026年調べ) |
SUV特有のふらつきを抑制してハンドリング操作も安定しているハイウェイテレーンタイヤ ピレリ スコーピオン ヴェルデ
PIRELLI SCORPION VERDE 255/45R20 101V
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | ピレリ |
| ブランド | SCORPION VERDE |
| タイヤサイズ | 255/45R20 |
| タイヤ外径 | 738mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 101 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | 該当なし |
| 値段 | 34,520円~(2026年調べ) |
ピレリの SCORPION VERDE(スコーピオン ヴェルデ)は、オンロード走行に必要な性能を追求したSUV専用のハイウェイテレーンタイヤです。都市型SUVやクロスオーバーに向けた設計で、安定感のある走行性能と静かな乗り心地を両立します。トレッドパターンの工夫によって走行中のノイズを抑えています。
18インチの価格が13本の中で最も抑えられており、費用を優先する場合の選択肢になります。ただし日本のタイヤラベリング制度の対象外で、等級による比較ができません。輸入タイヤ全般に言えることとして、流通量の少ないサイズでは製造からの経過期間が長い在庫に当たる場合があります。購入時は側面の4桁の製造年週表示を確認しておくと、装着直後から硬化が進んだ状態を避けられます。オンロード中心で、価格と快適性のバランスを重視する使い方に合います。
静粛性と低電費なEV専用タイヤ ヨコハマ アドバン スポーツ EV
YOKOHAMA ADVAN Sport EV 245/45R20 103Y
| 車種 | アウトランダーPHEV |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | ADVAN Sport EV |
| タイヤサイズ | 245/45R20 |
| タイヤ外径 | 729mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 103 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | – |
ヨコハマタイヤの ADVAN Sport EV(アドバン スポーツ イーブイ)は、電気自動車専用に開発されたウルトラハイパフォーマンスサマータイヤです。電動車が発生させる大きなトルクと重い車重に耐える構造を持ちながら、電費に直結する転がり抵抗の低減と静粛性を追求しています。モーター音が静かな車では、タイヤの発するノイズが相対的に目立つため、この方向の開発は電動車と相性の良い設計です。
注意したいのは245/45R20が純正の255/45R20とは異なるサイズである点です。外径は約729mmで純正比マイナス9mm、幅は10mm狭くなります。速度計の誤差は許容範囲に収まりますが、純正20×8Jホイールに対しては適正リム幅の下限付近になるため、装着前に適合確認が必要です。純正サイズにこだわらず、電動車専用設計の性格を優先したい場合の選択肢と考えるのが現実的です。
三代目アウトランダーPHEVのタイヤ選びに必要な純正タイヤサイズとホイールサイズ
| アウトランダーPHEVのグレード | タイヤサイズ | ホイールサイズ | 型式 |
|---|---|---|---|
| M | 235/60R18 | 18インチ X 7.5J(+35) | 5LA-GN0W |
| G | 255/45R20 | 20インチ X 8.0J(+35) | 5LA-GN0W |
| BLACK Edition | 255/45R20 | 20インチ X 8.0J(+35) | 5LA-GN0W |
| P | 255/45R20 | 20インチ X 8.0J(+35) | 5LA-GN0W |
| P Executive Package | 255/45R20 | 20インチ X 8.0J(+35) | 5LA-GN0W |
ホイールの取り付け部はPCD114.3・5穴で全グレード共通、ハブ径は66mmです。純正ホイールナットのサイズはM12×P1.5で、社外ホイールを装着する場合はホイール側が指定する座面形状に合ったナットを別途用意します。純正ナットをそのまま流用すると座面が合わず、締結力が確保できない場合があります。
20インチから18インチへのインチダウンはできるか
20インチ車のオーナーが検討しやすいのが、Mグレードと同じ235/60R18へのインチダウンです。外径は255/45R20が約738mm、235/60R18が約739mmとほぼ同一のため、速度計の誤差はほとんど生じません。タイヤの厚みが増える分、路面からの突き上げが和らぎ、20インチで気になりがちな段差の当たりが穏やかになります。タイヤとホイールの価格が下がる点も実利です。
ただし17インチ以下には落とせません。三代目はブレーキ装置が大型化されており、18インチ未満のホイールは物理的に干渉します。スタッドレスタイヤをホイールセットで揃える際も、18インチが下限になると考えて選定してください。18インチのホイールであっても、デザインによってはキャリパーとのクリアランスが確保できない製品があるため、購入前の適合確認は欠かせません。
もう一つの選択肢が19インチです。235/55R19であれば外径が純正に近く、20インチと18インチの中間的な性格になります。18インチでは物足りない、20インチでは硬すぎるという場合の折衷案として機能します。ただし設定銘柄は限られるため、選べるタイヤの幅は狭くなります。
アウトランダーPHEVのタイヤは低燃費性能に優れてSUV専用がおすすめ
三菱のアウトランダーは、三代目へのフルモデルチェンジでガソリン車の設定を廃止し、全グレードがプラグインハイブリッド車となりました。EV航続距離が延び、日常の移動をモーターだけでまかなえる場面が増えています。この特性を活かすには、転がり抵抗の低いタイヤを選ぶことが電費に直結します。
車重が2トンを超える点も選定条件です。重い車体は加速時にも制動時にもタイヤへ大きな負荷をかけ、乗用車用の汎用タイヤでは剛性が不足します。SUV専用タイヤはサイドウォールの剛性を高めてこの負荷に対応しており、コーナリング時のよれや偏摩耗を抑えます。モーターの立ち上がりの速いトルクは発進時にトレッドをよじる方向に働くため、実際に電動SUVではタイヤの摩耗が早く進むケースが見られます。専用設計を選ぶ意味は、見た目の問題ではなく耐久性の問題です。
純正装着がオールシーズンタイヤである点に注意する
見落とされやすいのが新車装着タイヤの種類です。18インチ車にはオールシーズンタイヤ(M+S)が装着されており、20インチ車も2024年10月のマイナーチェンジ以前はオールシーズンタイヤ、それ以降はサマータイヤに変更されています。つまり年式によって、納車時から履いているタイヤの想定シーンが異なります。
これを知らずにサマータイヤへ履き替えると、これまで対応できていた浅い雪や凍結の入り口で走行条件が変わります。オールシーズンタイヤは冬用タイヤとして扱われる製品もありますが、氷上性能はスタッドレスに及びません。降雪地域では冬用のスタッドレスを別に用意し、それ以外の地域ではオールシーズンで通年運用するという整理が現実的です。純正と同じ性格のタイヤを選ぶのか、あえて変えるのかを意識して決めてください。
タイヤチェーンと空気圧の管理はどうするか
三代目アウトランダーPHEVは全車パンク修理キットのみでスペアタイヤを積みません。チェーン規制が出る区間を走る予定があるなら、あらかじめ適合するタイヤチェーンを用意しておく必要があります。三菱は20インチ用と18インチ用にそれぞれ純正の簡易装着チェーン(亀甲タイプ)を設定しており、純正品を選べばクリアランス不足による干渉を避けられます。
空気圧の指定値は18インチ・20インチともに250kPaです。SUV用の大径タイヤは空気の容量が大きく、多少減っても見た目では判断しにくいという性質があります。月に1回の点検を習慣にすると、偏摩耗の進行と電費の悪化をまとめて防げます。空気圧が不足した状態はショルダー部の摩耗を早め、結果的にタイヤ代を押し上げます。
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