ハイラックスのモデルチェンジ

ハイラックスのモデルチェンジ Zベースの特別仕様車Z Revo ROCCO Edition発売

ハイラックスはピックアップ・トラックのボディタイプで、軽トラックを大きく豪華な内装にしたイメージです。耐久性があるのはもちろんのこと、プリクラッシュセーフティシステムを搭載してより安全になったハイラックスに注目が集まる。

ハイラックスのモデルチェンジや特別仕様車などの情報を紹介

2017年9月12日に「トヨタ・ハイラックス」が日本で発売。かつては日本でも販売していたピックアップ・トラックであるハイラックスは、日本で終売したあとも海外でモデルチェンジを続け、現在8代目まで成長しています。

日本で販売終了してからも根強い復活の声によりトヨタの名車ハイラックスが復活しました。約180の国で愛され、累計世界販売台数は約1,730万台を記録したハイラックスのエクステリアやインテリア、搭載されるエンジンや価格帯を紹介します。

ハイラックスの特別仕様車Z Revo ROCCO Editionを発売

  • Z Revo ROCCO EditionはハイラックスZグレードをベースにする特別仕様車
  • リヤはROCCOのデカールで存在感をアピール
  • 荷物の汚れ防止に役立つベッドライナーを特別装備
  • テールゲートリフトアシストで開閉をサポート

ハイラックスがZグレードをベースにする特別仕様車Z Revo ROCCO Edition(Z レボ ロッコ エディション)を設定。
18インチのホワイトレタータイヤにブラック塗装の切削光輝のアルミホイール、専用意匠のラジエーターグリル、専用フロントバンパー・リヤバンパー、前後の専用オーバーフェンダーなど、アグレッシブスタイルを実現するモデルです。

2024年ハイラックス特別仕様車 Z Revo ROCCO Editionの装備

  • 専用意匠ラジエーターグリル
  • 専用意匠フロントバンパー・リヤバンパー
  • フロントナンバープレートフレーム
  • 専用意匠フロント・リヤオーバーフェンダー
  • 専用ホワイトレタータイヤ/ブラック+切削光輝18インチアルミホイール
  • 照明付きデッキバー
  • ROCCOサブネームステッカー
  • リヤガーニッシュ
  • ベッドライナー
  • テールゲートリフトアシスト
  • ブラック塗装アウトサイドドアハンドル
  • 専用加飾付
  • Bi-Beam LEDヘッドランプ
  • ブラック塗装サイドターンランプ付電動格納式ドアミラー

ボディカラーはオキサイドブロンズメタリック、プラチナホワイトパールマイカ、アディチュードブラックマイカの3色を設定。
ハイラックス特別仕様車Z Revo ROCCO Editionの販売価格は4,772,000円。

9代目ハイラックスモデルチェンジの噂 ディーゼルハイブリッド設定の可能性も

ハイラックスにモデルチェンジの噂があり、次期モデルは全長を5,355mmまで延伸することで、車内の居住性を向上するとのこと。
ピックアップトラックの弱点でもあった乗り心地を改善する可能性があり、ファミリーのファーストカーにも最適なモデルになるでしょう。

注目のパワートレインは、2.4Lの直列4気筒ディーゼルターボと2.8Lの直列4気筒ディーゼルターボハイブリッドの2本立て。
モデルチェンジ時期もあることから、給電システム搭載のプラグインハイブリッド(PHEV)や、100%電気で走るBEV(電気自動車)を用意する可能性もあるようです。

また2024年にオーストラリア市場で発表したハイラックスのマイナーチェンジモデルには48Vマイルドハイブリッドを搭載するグレードが追加されていることから、次期ハイラックスにも同様のパワートレインが追加されることも考えられます。

IMVシリーズIMV 0の市販モデルHilux Champ(ハイラックス チャンプ)を2023年11月27日タイで発売

タイ市場で発売した暮らしを豊かにするモビリティ ハイラックスチャンプ

トヨタがジャパンモビリティショー2023で発表したIMVシリーズIMV 0の市販モデルとしてHilux Champ(ハイラックス チャンプ)をタイ市場で発売。
ハイラックス チャンプのボディサイズは全長5,300mm、全幅1,785mm、全高1,735mmの2ドアピックアップトラックで、日本でも発売するハイラックスと全長はほぼ同サイズですが、全幅はコンパクトになっているモデルです。

「自由な拡張性で暮らしを豊かにするモビリティ」というコンセプト通りに、高い拡張性とハイラックスよりも運転しやすい全幅で、働く車として暮らしを支えます。
パワートレインは2.0Lガソリンエンジン、2.7Lガソリンエンジン、2.4Lディーゼルエンジンの3タイプで、販売価格は459,000バーツから577,000バーツで販売。ハイラックスチャンプは日本市場でも発売するという噂もあります。

ハイラックスのBEV版の噂 ジャパンモビリティショー2023でEPU(イーピーユー)を世界初公開

  • 様々なニーズに対応するダブルキャブ仕様のピックアップコンセプトカーEPU
  • トヨタ EPU(イーピーユー)
  • トヨタ EPU(イーピーユー)

ハイラックスの次期型の噂があるEPU(イーピーユー)をジャパンモビリティショー2023でワールドプレミア。 EPUはダブルキャブ仕様(4ドア)ピックアップトラックのBEV(電気自動車)モデルで、フレーム構造はモノコック構造を採用、全長5,070mm、全幅1,910mm、全高1,710mm、ホイールベース3,350mmの存在感あるボディサイズ。
デッキスルー構造を採用することで荷台の拡張性を高めているため、様々なニーズに対応できる万能性を持ちます。
ハイラックスともサイズ感が近く、インテリアも造りこまれていることから、ハイラックスのBEVとしてそのままグレード追加しても違和感のない完成度になっています。

ハイラックスがマイナーチェンジ(一部改良)を2023年9月28日に実施 グレードのスリム化・標準装備の充実化

2023年一部改良でディスプレイオーディオやパノラミックビューモニターを標準化して装備が充実したハイラックス

ハイラックスが2023年9月28日にマイナーチェンジ(一部改良)を実施して、現在あるエントリーグレードのXを廃止してZとZ GRスポーツの2グレード体系になります。
またZグレードにはパノラミックビューモニターと、8インチのディスプレイオーディオを標準装備します。

既存カラーのスーパーホワイト2を廃止してプラチナホワイトパールマイカを追加するボディカラー整理も実施。
販売価格はZグレードを含む全てのグレードで上昇して4,072,000円から、上位グレードのZ GRスポーツは4,312,000円です。

ハイラックスRevo BEVコンセプトとIMV 0コンセプトを2022年12月14日のタイの式典で発表

トヨタは、トヨタ・モーター・タイランドの設立60周年を記念した式典をタイ・バンコクで行い、その式典の中でピックアップトラックの新しいコンセプトモデルであるハイラックスRevo BEVコンセプトとIMV 0コンセプトを2022年12月14日に発表しました。

IMV 0コンセプト(左)とハイラックスRevo BEVコンセプト(右)

ハイラックスRevo BEVコンセプトはタイで販売されているハイラックスRevoをベースにEV化したモデルで、フロントグリルが大きく刷新されているほかは現行型のハイラックスのデザインが引き継がれているようです。

タイにおけるピックアップトラックの需要は多く、トヨタはハイラックス・ヴィーゴの販売で販売台数を伸ばし「国民車」と呼ばれるまでにその市場を成長させています。
今回発表のハイラックスRevo BEVコンセプトとIMV 0コンセプトは、どちらもピックアップトラックの新しい時代をテーマに今後あるべき車の未来を体現したコンセプトモデルです。
ハイラックスRevo BEVコンセプトは挑戦的で革新的なピックアップトラックのEVモデルとして設計を行い、IMV 0コンセプトは自在に荷台部分の構造を変えられる新しいピックアップトラックとして作られているようです。

今回タイで発表されたハイラックスRevo BEVコンセプトとIMV 0コンセプトは、ハイラックスRevo BEVコンセプトが2023年に発売を目指しており、IMV 0コンセプトもそのあとに発売を計画しているとのことです。
ハイラックスRevo BEVコンセプトは、2023年に発売を目指しているということは、今回のコンセプトモデルが次期ハイラックスに近いデザインなのではないかと考えられます。
またトヨタのIMVプロジェクトは新興国市場をターゲットとしたプロジェクトのため、IMV 0コンセプトが日本に投入されるかどうかは少し期待が薄いでしょう。

ハイラックスの受注が2022年8月末で受注停止

ハイラックスの新規受注が2022年8月末で停止しているようです。ハイラックスの現行型が終了という情報が出ており、新型へのモデルチェンジや仕様変更があるかもしれません。
また合わせてランクルプラドやアルファードも新規受注を停止しています。これらのオーダーストップが半導体不足によるものか、新型への移行によるものなのか、納期が延びすぎていることが理由によるものなのかは今のところ不明です。

ハイラックスにピックアップトラック初のGRスポーツを設定する一部改良を2021年10月8日に実施

2021年の一部改良で追加した新型ハイラックスGRスポーツ

ハイラックスがマイナーチェンジ後初めての一部改良を2021年10月8日に実施。一部改良ではXグレードにプリクラッシュセーフティーなどの予防安全システムを標準化、Zグレードに左右独立式のオートエアコンを標準装備。
そして一部改良とともに待望のGRスポーツが新型ハイラックスに設定しました。

ハイラックスGRスポーツは、新型ランドクルーザー300のGRスポーツと同様にTOYOTAレターの専用グリルと、ボディ同色オーバーフェンダーを装備した専用エクステリアで、専用サスペンションを装備することで走行性能も強化しています。
パノラミックビューモニター(PVM)や運転席のパワーシートなど、快適装備も充実しているのも特徴です。

ハイラックスZ GRスポーツの装備

  • 専用オーバーフェンダー
  • 専用フロントバンパー
  • 専用グリル
  • 専用ブラック塗装+切削光輝18インチアルミホイール
  • 専用合成皮革+スエード調スポーツシートGRロゴ刺繍付
  • 専用スモークシルバー加飾本革巻きステアリングホイール
  • 専用パドルシフト
  • 専用サスペンション

新型ハイラックスの販売価格は、Xグレードが3,527,000円、Zグレードが3,882,000円、今回の一部改良で追加したZ GRスポーツが4,312,000円です。

ハイラックスが2020年8月19日にマイナーチェンジ 台形の新フロントグリルや燃費性能も向上

台形の力強いフロントグリルが特徴の新型ハイラックス

ピックアップトラックの新型ハイラックスが2020年8月19日にマイナーチェンジ。新意匠の台形型フロントグリルや、日本専用のバンパーガードガーニッシュなどを装備しました。
デザインコンセプトのTough & Recreationalらしい屈強でタフなイメージにピッタリのエクステリアになっています。

Xグレードには、自発光メーターや4.2インチのTFTマルチインフォメーションディスプレイを設定して、メッキ加飾をメーターの周囲に追加しました。
Zグレードには、クリアランスソナーとバックソナーを標準装備、悪路で活躍するオートLSD、ヘッドライトのBi-Beam LED化、パワーステアリングのオイル流量を制御するVFC機能も追加しています。

グレード共通の変更点は、サスペンションの改良、アイドリングストップを追加した2.4Lディーゼルエンジンの改良、エンジンを改良したことで、燃費性能が15%向上して、WLTCモード燃費が11.7km/Lになったことです。
また、ボディカラーに新色オキサイドブロンズメタリックを追加して全部で5色をラインナップしました。

2020年新型ハイラックスの販売価格
グレード 販売価格
X 3,471,000円~
Z 3,876,000円~

ヴァルドがトヨタ・ハイラックスのカスタムモデル「ブラックバイソンエディション」を発表!

トヨタ・ハイラックス ブラックバイソンエディションのエクステリア

日本のチューナー「ヴァルド・インターナショナル」が、トヨタ・ハイラックスに過激カスタムを施した「ブラックバイソンエディション」を発表しました。

過激なカスタムが目をひくトヨタ・ハイラックス ブラックバイソンエディション

ブラックバイソンエディションの足元にはオールテレーンタイヤ、20インチのJarret 1PCアルミホイールを装着。フェンダーエクステンションで最大22インチも装着可能です。
ワイルドなエアスクープカバーやルーフスポイラーLEDライト、カーボン製のワイドフェンダーなどを装備。車のサイドには3連エキゾーストシステムを備えます。

英国版ハイラックスが一部改良し環境性能や安全性能を強化

一部改良された新型ハイラックスのエクステリア

イギリス市場で2020年モデルのトヨタ・ハイラックスが一部改良されて発売されました。
今回の一部改良でベースグレードのアクティブシングル、エクストラキャブモデルを設定し、フローリングやリサイクル素材を利用したイージーケアPVCシートを採用。Toyota Safety Senseには事前衝突防止システムやアダプティブクルーズコントロール、道路標識アシスト、車線逸脱警告などの機能が新たに追加されています。

新型ハイラックスのパワートレインには、従来通りの排気量2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを用意。環境性能面で大幅に改善が図られているとのことです。

ハイラックスが2019年6月に一部改良で安全装備をアップグレード 夜間の歩行者にも対応する最新トヨタセーフティセンスを搭載

ハイラクスは2019年6月の一部改良で最新のトヨタセーフティセンスを採用してリヤデフロックを全グレードで標準装備

ハイラックスが2019年6月4日に一部改良を行い、安全装備のプリクラッシュセーフティを夜間の歩行者と昼間の自転車に対応するアップグレードを行いました。
これはトヨタの新型クラウンや新型アルファード・ヴェルファイアなどに搭載する新世代のセーフティセンスで、2019年現在、日本で販売する新型車の中でもトップクラスの安全性能になっています。

この他にもブザーとディスプレイで車線のはみだしを警告、この機能にプラスしてヨーアシスト機能で車輪を制御をする「レーンディパーチャーアラート」を新たに搭載しました。
「全車速追従型レーダークルーズコントロール」やディスプレイに道路標識を表示する「ロードサインアシスト」、先行車の発進を知らせる「先行車発進告知機能」も搭載しています。
踏み間違えやシフトの誤操作を制御する「ドライブスタートコントロール」も新たに搭載する安全な車に改良されました。

グレードによりオプション扱いだった「リヤデフロック」は全てのグレードに標準装備され走破性も向上、安全装備の充実もあり販売価格はも販売価格はXで54,000円、Zで14,040円アップしています。

2019年6月に一部改良を行った新型ハイラックスの販売価格一覧
X 3,382,500円~
Z 3,825,800円~
Z Black Rally Edition 4,034,800円~

新型ハイラックスの2019年モデルが海外で発表

2017年に日本で復活したピックアップトラックのハイラックスが海外で2019年モデルを発表しました。2019年モデルのハイラックスはブラジルで発表されたもので、世界180か国で発売するハイラックスも順次2019年モデルになると考えられます。

パワートレインは最大出力177psの2.8L直列4気筒のディーゼルターボを搭載して、内装の質感向上し標準装備も充実しています。日本で2019年モデルを発売するのは少し先かもしれませんが、マイナーチェンジか一部改良という形で導入されると考えます。

ハイラックス2019年モデルはフロントグリルやフォグランプを一新して従来のハイラックスより迫力が増した

フロントグリルの形状は逆台形になり表情豊かなフロントフェイスに進化

ハイラックスの2019年モデルはボディサイズなどに変更はないため日本でいうところのマイナーチェンジ(一部改良)に該当する

2019年モデルのハイラックスは日本でも発売される可能性もある

ハイラックスは1968年から製造していたトヨタのピックアップトラック

ハイラックスは走行路面に左右されない走破性と牽引できるほどのパワーが特徴

ハイラックスとは、1968年からトヨタが販売しているピックアップ・トラックで、日本ではあまり見ないボディタイプですが、イメージとしては軽トラックを大きくしたものと想像すれば分かりやすいです。

「トラック」と聞くと仕事に使う車で外装や内装を割り切っているイメージもありますが、トラックに乗っていると思えないほど豪華な内装となっています。

「トラック」というイメージとはかけ離れた使いやすく高級感のあるインテリア

グレードは、2ドアの2人乗りで荷台長を最大にとった「シングルキャブ」、2ドア5人乗りの「エクストラキャブ」、4ドア5人乗りの「ダブルキャブ」の3つラインナップがあります。

日本では、2004年の販売を最後に車種ラインナップから姿を消していましたが、2017年9月12日に新型ハイラックスとして復活しました。

キーンルックを採用した新型ハイラックスのエクステリアはLEDヘッドライトを装備するなど最新のスタイルに進化

LEDヘッドライトを装備した新型ハイラックス

2017年9月12日に復活したハイラックスは、LEDヘッドライトやデイライトを装備して最新のデザインに生まれ変わっています。ヘッドライトとグリルの形状は、2012年から展開している「キーンルック」を採用しています。

国産車では最長クラスの全長を持つハイラックスは商用車としても活躍できる

全長は5,335mm、全幅は1,885mm、全高が1,800mmあり、ランドクルーザーよりも全長は長いですが、幅や高さはひと周り小さい印象です。

新型ハイラックスとランドクルーザーのボディサイズ比較
ハイラックス ランドクルーザー
全長 5,335mm 4,950mm
全幅 1,855mm 1,980mm
全高 1,800mm 1,870mm
ホイールベース 3,085mm 2,850mm

トノカバーは屋外駐車では必須の装備

開口したまま駐車しておくと雨汚れやゴミが溜まるのが気になる時は、荷台を覆うことができるソフト・ハードのトノカバーがあります。

ハイラックスの車体からみると小さく見える17インチホイールだが走破性や乗り心地を考慮すると最適な組み合わせになる

タイヤサイズは、265/65R17で17インチの専用アルミホイールを履いています。

大きな「TOYOTA」デカールはピックアップトラックのボディに相性抜群

荷台アオリ部分に貼りつける「TOYOTA」デカールも用意されています。

ダブルキャブ(4ドア)の新型ハイラックス

2017年9月12日に公開された日本仕様のハイラックスでは、5人乗りのダブルキャブ仕様が発表されました。助手席側にはサイドアンダーミラーが装備され、ボディカラーは全5色で展開されています。

  • スーパーホワイト2
  • クリムゾンスパークレッドメタリック
  • シルバーメタリック
  • ネビュラブルーメタリック
  • アティチュードブラックマイカ

荷台寸法は最大床面長1,565mm、最小床面幅1,105mm、荷台高480mm、開口幅1,380mm、テールゲートの高さは845mmになっていて、最大積載量は500kgです。

新型ハイラックスのインテリアはピックアップトラックのイメージからは想像できないほど快適で豪華

インパネ周りはシルバーのガーニッシュで加飾されている

新型ハイラックスZグレードでは、シルバー加飾が多くツイーターも設定されていて、上級ファブリックシートやスマートキーにプッシュスタート、オートエアコンなどの快適装備が充実しています。

長距離ドライブもクルーズコントロールで快適

ステアリングには「クルーズコントロールスイッチ」があり、アクセルを自分でコントロールする必要が無くなるので長距離の運転がとても楽になります。

エアコンと直結したグローブボックス

上部のグローブボックスは、エアコンと接続されているので500mlのペットボトルを冷やしておくことができます。クーラーボックスと保冷剤を用意して冷やしておく必要もないのはとても便利です。

ハイラックスの走行距離や燃費情報などドライバーが必要な情報を表示

メーターのマルチインフォメーションディスプレイには、様々な情報が表示されます。

フルオートで作動するエアコンなので温度調節の手間がない

フルオートエアコンの他に、駆動方式の切り替えスイッチ、シガーソケットが2か所、USBソケットが見えます。

新型ハイラックスに搭載された2.4Lのディーゼルターボエンジンは最大トルク400Nmを発揮

新型ハイラックスには「2.8リットルターボディーゼルエンジン」と「4リットルV6ガソリンエンジン」の2種類が用意されていて、日本へ導入される際には「150系ランドクルーザー プラド」に搭載されている「1GD-FTV」のディーゼルエンジンを採用すると予想していましたが、2.4リットルターボエンジンの「2GD-FTV」が採用されました。

2GD-FTV
種類 直列4気筒DOHC
排気量 2,396cc
最高出力 150ps/3,400rpm
最大トルク 400Nm/1,600~2,000rpm

ディーゼルエンジンなので最大トルクは400Nmとパワフルな数値です。燃費はJC08モードで11.8km/Lを記録しています。

安全装備が充実したハイラックスは走破性の高いラダーフレーム構造を採用

新型ハイラックスに搭載された安全装備は、自動ブレーキシステムの「プリクラッシュセーフティシステム」、アクセルを踏んだままシフト操作をした時の急発進などを抑制する「ドライブスタートコントロール」、車線をはみ出した時に教えてくれる「レーンディパーチャーアラート」、ドライバーだけではなく乗員も守る「7つのエアバッグ」の4種類です。

また、本格4WDならではのオフロード走破性能を高めたラダーフレームの採用や「ダウンヒルアシストコントロール」「リアディファレンシャルロック」「ヒルスタートアシストコントロール」など、安全・確実に目的地までたどり着けるよう様々な装備が搭載されます。

新型ハイラックスの販売価格はXグレードが3,267,000円・Zグレードが3,742,200円

タイでの販売価格は「シングルキャブ」「エクストラキャブ」ともに、55万9千バーツ(約180万円)、「ダブルキャブ」で69万9千バーツ(約225万円)からとなっていて「ダブルキャブ 4x4 2.8G AT」の最上級グレードでは113万9千バーツ(約368万円)でした。

日本に導入されたハイラックスは、スタンダードグレードの「X」、上級グレードの「Z」の2種類展開で、どちらともダブルキャブの5人乗りです。

新型ハイラックスの価格帯
X Z
3,267,000円 3,742,200円

XグレードとZグレードの違いは搭載装備にあり、ZグレードにはLEDヘッドライト、LEDフォグランプ、プリクラッシュセーフティシステム、オートエアコン、オプティトロンメーター、全席オートパワーウインドゥ、スマートエントリー、上級ファブリックシートなど、装備が充実しています。

Zグレードの主要装備

  • LEDヘッドライト
  • LEDフォグランプ
  • プリクラッシュセーフティシステム
  • 本革巻きステアリング
  • オートエアコン
  • オプティトロンメーター
  • クルーズコントロール
  • スマートエントリー
  • 全席AUTOパワーウインドウ
  • 上級ファブリックシート
  • 車速感知ドアロック
  • アクティブトラクションコントロール
  • ダウンヒルアシストコントロール
  • リヤデフロック

ハイラックスが新型車として日本で復活!新型ハイラックスの画像12枚

  • ハイラックス
  • ハイラックス
  • ハイラックス
  • ハイラックス
  • ハイラックス
  • ハイラックス X
  • ハイラックス X
  • ハイラックス X
  • ハイラックス X
  • ハイラックス X
  • ハイラックス X
  • ハイラックス X

乗用車並みの豪華さを目指すハイラックスのモデルチェンジ遍歴

ハイラックスはトヨタが販売するピックアップトラックで、55年以上の歴史があります。7代目以降は世界戦略車の「トヨタIMVプロジェクト」を担うモデルとなっています。

ハイラックス 初代 10系(1968年~1972年)

1968年3月、ブリスカがモデルチェンジをして「ハイラック」に名称を変更して登場しました。グレードは「スタンダード」と「デラックス」。北米では「トヨタ・トラック」として販売しました。
1969年4月には、荷台が延長されたロングボディを追加。
1970年7月にはアルミバンと保冷車が追加されました。
1971年2月、1.6L 12R型にエンジンを変更しました。

ハイラックス 2代目 20系(1972年~1978年)

1972年5月、2代目ハイラックスが登場しました。1.6L 12R型エンジンに加え、2.0Lの18R型を搭載した「ハイウェイ」が新たに設定されています。
1975年10月、マイナーチェンジを実施してフロントグリルの変更と、「ハイウェイ」が廃止となりました。

ハイラックス 3代目 30/40系(1978年~1988年)

1978年9月、3代目ハイラックスの販売を開始しました。ヘッドランプが2灯式となり、「DX」以上にはフロントディスクブレーキが標準装備されました。
1979年12月に、ディーゼルエンジン搭載車の設定と、初の4WDモデルが追加されました。
1981年10月、マイナーチェンジを実施し、ヘッドランプの変更と、4WDディーゼルとダブルキャブを追加しました。
1983年11月、車種が整理され、廉価版のみとなりました。

ハイラックス 4代目 50/60/70系(1983年~1988年)

1983年11月、4代目ハイラックスが登場しました。R型だったガソリンエンジンはY型系列に、ディーゼルエンジンは2.4L 2L型となりました。ディーゼル車にはフロア4速ATの2人乗りが追加されています。

ハイラックス 5代目 80/90/100/110系(1988年~1997年)

1988年9月、5代目ハイラックスを発表。エンジンはガソリン2.0L 3Y型、ディーゼル2.8L 3L型となり、北米向けには2.4L 22R-E型と3.0L 3VZ-E型が設定されました。
1991年8月、マイナーチェンジを実施してフロントデザインを変更。操縦安定性と乗り心地が向上しています。
1994年のマイナーチェンジではフロントグリルのデザインが変更になり、「SSR-X」にオーバーフェンダーのワイドボディを追加しました。
1995年には北米向けのハイラックスが独立した車種として「タコマ」になりました。
1996年、限定で「トヨタ・クラッシック」を発売しました。

ハイラックス 6代目 140/150/160/170系(1997年~2004年)

1997年9月、6代目ハイラックスが登場しました。パーソナルユーズ仕様は「スポーツピックアップ」と呼ばれました。グレードは「2WDダブルキャブ」「2WDエクストラキャブ」、ワイドボディの設定のある「4WDダブルキャブ」「4WDエクストラキャブ」が設定されました。ピックアップの改造ブームもあり、TRDが手掛けたカスタマイズバージョンの用意もありました。
2001年8月、マイナーチェンジを実施。スポーツピックアップがフェイスリフトを受けました。
2004年7月、日本での販売を終了しました。

ハイラックス 7代目(2004年~2015年)

2004年、7代目となったハイラックスは世界戦略の「トヨタIMVプロジェクト」のピックアップトラックとして設定されました。乗用車並みの高級感を持たせ、新興国向けとして世界各国で販売されました。日本やタコマを展開している北米では導入されていません。タイ仕様では「ヴィーゴ」、南太平洋地域においては「ハイラックスIMV」のネーミングで展開されました。
2011年7月、大規模なフェイスリフトを受けたハイラックスがタイで販売を開始し、10月にはイギリスでも販売が開始されました。

ハイラックス 8代目 GUN125型(2015年~)

2015年5月、タイで、10月にはオーストラリアで8代目ハイラックスの販売が開始されました。タイ仕様は「レボ」のサブネームが与えられています。
2018年11月には南米で「GR SPORT」が発表され、南アフリカで2019年7月に展開されています。

ハイラックスのモデルチェンジ遍歴
ハイラックスのモデル 販売年表
初代 10系 1968年~1972年
2代目 20系 1972年~1978年
3代目 30/40系 1978年~1988年
4代目 50/60/70系 1983年~1988年
5代目 80/90/100/110系 1988年~1997年
6代目 140/150/160/170系 1997年~2004年
7代目 2004年~2015年
8代目 GUN125型 2015年~

新型ハイラックスが遂に日本で発売!アウトドアや仕事にも大活躍

ハイラックスはキャンプを楽しむ人やサーフィンをする人に人気があるだけではなく、消防指揮者から郵便収集車まで仕事にも個人の趣味にも応える頼もしい車です。

2017年9月12日に発表され発売が開始した新型ハイラックスは、2023年でも長期の納車待ちになる大ヒットとなりました。これから街で見かけることが増えてくるでしょう。