レクサスESのデジタルアウターミラー

レクサスESが装備するデジタルアウターミラーの仕組みと5つのメリット

レクサスESは量産車として世界で初めて「デジタルアウターミラー」を搭載した事で話題を集めています。 サイドミラーではなくて室内に設置するディスプレイで後方部の安全確認を行うなどの特徴や、光学式タイプよりも天候の影響を受けにくい、夜間走行時の視認性がアップするなどのメリットを紹介します。

レクサスESが装備するデジタルアウターミラーの仕組みと5つのメリット

レクサスESが量産車として世界初採用した「デジタルアウターミラー」の仕組みやメリットは?

2018年10月下旬に日本市場に投入される新型レクサスESは量産車として世界で初めて「デジタルアウターミラー」を装備する事で話題を集めています。

ここでは、レクサスESが装備する「デジタルアウターミラー」の特徴や仕組み、天候の影響を受けずに安全確認を行えるなどのメリットを従来タイプの光学式サイドミラーと比較しながら紹介します。

ESが搭載する「デジタルアウターミラー」は、サイドミラーの位置にカメラを取り付けて室内に設置するディスプレイで安全確認を行う

レクサスESが量産車として世界で初めて搭載した「デジタルアウターミラー」は、サイドミラーの位置に小型サイズの高性能カメラを取り付けて、室内に設置する5インチのディスプレイで左右後方の安全確認を行うシステムです。

レクサスESのデジタルアウターミラーデジタルアウターミラーとはサイドミラーの替わりをカメラが担う市販車では世界初の技術

ESが装備する「デジタルアウターミラー」は、利用しない時にはコンパクトに収納する事ができる機能は、狭いスペースに駐車する際に役立ちます。

レクサスESデジタルアウターミラーの平時の視野角範囲平時の視野角範囲

レクサスESデジタルアウターミラーのウィンカー連動時の視野角範囲ウィンカー連動時の視野角範囲

同システムではウィンカー操作などと連動させて、表示エリアを自動的に拡げる事ができる他、ドライバーの任意操作によっても表示エリアをワイドにして、その都度必要となる視覚情報によって、安全確認を行える機能も備えます。

同乗者もディスプレイに表示される映像を通じて安全確認のサポートを行いやすくて、スイッチ操作で視野角を簡単に調整できる「デジタルアウターミラー」は、従来の光学式タイプのサイドミラーと比較するとメリットが多く、運転中の死角を限りなくゼロにする事が可能なシステムです。

レクサスESが搭載するデジタルアウターミラーの5つのメリットを従来タイプの光学ミラーと比較して解説

レクサスESが搭載する「デジタルアウターミラー」のメリットを、従来タイプの光学ミラーと比較しながら紹介します。

1.光学ミラーよりもコンパクトな「デジタルアウターミラー」には斜め前方部の視界を拡げる・風切り音を抑える・エアロ効果が備わる

レクサスESのサイドミラー比較デジタルアウターミラーと光学ミラーとのサイズ比較

レクサスESが装備するデジタルアウターミラーと、従来タイプの光学ミラーを比較すればデジタルアウターミラーの方がコンパクトです。

左右のドア部に設置するパーツがコンパクトになれば、構造的特徴により斜め前方部の視界が拡がる、スピードが上がるにつれて大きくなる風切り音を抑制できる、空気による抗力を受けにくくなります。

2.デジタルアウターミラーを搭載するレクサスESは目線移動量が狭まるために運転時の安全性は増す

レクサスESの目線移動量の比較デジタルアウターミラーと光学ミラーの目線移動量の比較

デジタルアウターミラーを搭載すれば、車線変更する際などに斜め後方の状況をサイドミラーで確認していたのが、室内に設置するディスプレイの映像でチェック出来るようになります。その分、目線移動量は狭められるため、運転時の安全性は向上します。

3.デジタルアウターミラーは天候の影響を受けにくいので常にクリアな映像で斜め後方部の安全確認を行える

レクサスESの雨天時のデジタルアウターミラー雨天時であっても映像はクリアに表示される

デジタルアウターミラーのカメラ部は、雨滴が付きにくい構造を採用し、ヒーターも装備させて天候の影響を受けにくいシステムを構築します。

光学ミラーであれば、ウインドウガラスやミラーに付着していた水滴によって影響を受けていた視界の確保は、デジタルアウターミラーではクリアとなるため雨天時等の車線変更は行いやすくなります。

4.デジタルアウターミラーを装備するレクサスESの夜間時の視認性はアップする

レクサスESデジタルアウターミラーの夜間時の視認性の比較デジタルアウターミラーと光学ミラーの夜間時の視認性の比較

レクサスESが採用するデジタルアウターミラーでは、ディスプレイに表示する映像に対して光補正などの画像処理が行えるため、光学ミラーと比較すれば夜間時の視認性はアップします。

5.デジタルアウターミラーを装備するレクサスESはバック駐車をしやすい車

レクサスESデジタルアウターミラーのバック駐車デジタルアウターミラーはバック駐車がしやすくなる

サイドミラーに映る歪みのある視覚情報では方向・立体感覚を巧く把握できずにバック駐車を苦手としていた方は、運転席側のパワーウインドウスイッチでカメラの位置を調整して、自分の見やすい映像に切り換えることのできるデジタルアウターミラーのシステムを利用すれば、バック駐車はしやすくなります。

デジタルアウターミラーは今後HD等の記憶媒体に映像を録画する新機能を追加する可能性が高い

今回の日本向けレクサスESが搭載するデジタルアウターミラーには導入されませんでしたが、今後はカメラが撮影した映像をHD等の記憶媒体にデータ保存して録画する新機能を追加する可能性は高いと考えます。

あおり運転の被害を受けた際・事故時の証拠映像を保存するドライブレコーダーのニーズが高まっています。そのため、デジタルアウターミラーにドライブレコーダーと同様の機能性を持たせればユーザー満足度は向上します。

レクサスESと同様にデジタルアウターミラーを搭載する車種は増えいく

レクサスESは天候の影響に左右されずに斜め後方の状況確認を行えるなどのメリットがあるデジタルアウターミラーを世界で初めて装備する量産車です。

道路運送車両法の保安基準に関する法律が一部改正されて、安全確認用の為に車に設置するバックミラーやサイズミラーは、光学式タイプだけではなくデジタル方式の「カメラモニタリングシステム」も搭載する事が可能となりました。

ボディ後部に設置したカメラによって撮影された映像をディスプレイに表示させるデジタル式バックミラーの普及率が高まっているように、今後はレクサスES同様にデジタルアウターミラーを採用する車が増えていきます。
ES以外のレクサスブランドだけではなくて、他の自動車メーカーもその流れに追従して競争を繰り広げる事でデジタルアウターミラーは更なる進化を遂げていきます。