レヴォーグに適合する純正タイヤサイズとグレード
スバルのステーションワゴンであるレヴォーグは、洗練された佇まいとスポーティな走行性能を両立させたパフォーマンスワゴンです。2020年10月に登場した2代目(VN型)は年次改良を重ねており、2026年6月4日の一部改良ではSI-DRIVEの全モードで加速レスポンスが向上し、Sモードにアクセル操作へ応じて特性を切り替える新制御が採用されました。エンジンの応答が鋭くなるほど、路面へ力を伝えるタイヤの選択が走りの印象を左右します。
2代目レヴォーグの新車装着サイズは「215/50R17」と「225/45R18」の2種類です。17インチはGT・GT EXに設定されていたサイズで、両グレードはすでに生産を終えており、現行カタログのグレードはいずれも18インチを標準装着します。ただし17インチは冬タイヤの指定サイズとして現在も現役で、17インチのホイールセットを冬用に組む例は少なくありません。なお特別仕様車のSTI Sport♯は225/40R19という別サイズを履きます。
「215/50R17」タイヤを標準装備するレヴォーグのグレード
- GT
- GT EX
「225/45R18」タイヤを標準装備するレヴォーグのグレード
- GT-H/GT-H EX
- Smart Edition/Smart Edition EX
- V-SPORT
- STI Sport/STI Sport EX
- STI Sport EX Black Interior Selection
- STI Sport R/STI Sport R EX
- STI Sport R-Black Limited
18インチと17インチでは外径が660mm前後と647mm前後で、その差は2%程度に収まります。スピードメーターの誤差が許容範囲に収まる関係から、17インチへのインチダウンは車検上も問題になりません。この外径差の小ささが、後述する冬タイヤのサイズ選びにも効いてきます。
レヴォーグにおすすめの低燃費/コンフォート/スポーツタイヤ15選
ここからは純正サイズに適合する銘柄を、低燃費タイヤ、快適性重視のコンフォートタイヤ、グリップと応答性を重視したスポーツタイヤの3カテゴリーから15種類紹介します。ブリヂストン、ヨコハマタイヤ、ダンロップ、トーヨータイヤ、ミシュラン、コンチネンタル、グッドイヤーといった主要メーカーの製品が対象です。どのタイヤも「静粛性」「ウェット性能」「転がり抵抗」のどこに重心を置いているかが異なるため、走る場面を思い浮かべながら読み進めてください。
トラクションの瞬間からグリップ力を発揮して高いハンドリング性能を誇る コンチネンタル プレミアムコンタクト7
Continental PremiumContact 7 215/55R17 94V
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | コンチネンタル |
| ブランド | PremiumContact 7 |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| タイヤ外径 | 668mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 20,900円~(2026年調べ) |
どんな道路状況でもハンドリング性能が安定していてレヴォーグの快適走行ができる コンチネンタル プレミアムコンタクト7
Continental PremiumContact 7 225/45R18 95Y
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | コンチネンタル |
| ブランド | PremiumContact 7 |
| タイヤサイズ | 225/45R18 |
| タイヤ外径 | 659mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | ラベル対象外 |
| 値段 | 25,100円~(2026年調べ) |
コンチネンタル PremiumContact 7(プレミアムコンタクト セブン)は、ドライ路面とウェット路面のどちらでも接地感が途切れにくく、レヴォーグの水平対向エンジン+シンメトリカルAWDが生む安定した挙動と相性のよいコンフォートタイヤです。速度域が変わってもステアリングの手応えが一定に保たれるため、高速道路の合流やレーンチェンジで舵を当てた量だけ素直に向きが変わります。国産のプレミアムコンフォートタイヤと比べると、直進時のどっしり感とやや硬めの当たりが特徴で、欧州車から乗り換えたオーナーが違和感を覚えにくい味付けです。
手を当てるとトレッド面のブロックは意外なほど硬く、指で押しても大きくたわみません。この剛性感が、荷物を積んだ状態でのふらつきの少なさにつながります。一方で、段差を越えたときの突き上げは国産コンフォートタイヤより明確に伝わるため、乗り心地の柔らかさを最優先するなら後述のレグノ系やビューロ系のほうが合います。長距離巡航の安定感を求める場合に刺さる一本です。
静粛性・快適性・ウェット性能がバランスよく両立されて心地よい乗り心地の ダンロップ ルマン V+
DUNLOP LE MANS V+ 215/50R17 95V
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | LE MANS V+ |
| タイヤサイズ | 215/50R17 |
| タイヤ外径 | 651mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | AA/b |
| 値段 | 15,510円~(2026年調べ) |
雨の日や濡れた路面でも確かなグリップ力で安心 快適性も抜群の ダンロップ ルマン V+
DUNLOP LE MANS V+ 225/45R18 95W
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | LE MANS V+ |
| タイヤサイズ | 225/45R18 |
| タイヤ外径 | 662mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | AA/b |
| 値段 | 22,910円~(2026年調べ) |
ダンロップ LE MANS V+(ルマン ファイブプラス)は、プレミアムコンフォートの一段下の価格帯にありながら、静粛性と転がり抵抗の両方でまとまった性能を確保した一本です。転がり抵抗性能は「AA」、ウェットグリップ性能は「b」で、燃料消費率を抑えつつ雨天時の制動も確保する構成になっています。粗い舗装で発生する「ゴー」という低い帯域のロードノイズが穏やかになるため、後席との会話が成立しやすくなる点が実用上の利点です。
コストの面でも扱いやすく、レグノやデシベルといった最上級コンフォートと比べると、同サイズで数千円単位の差が出ます。快適性の8割を確保しつつ費用を抑えたいという狙いに合致します。一方で、STI Sport RのようにパワーのあるグレードでSモードを多用する走り方をすると、コーナー進入時に外側のショルダーがたわむ感覚が出やすくなります。走りの正確さを重視するなら、スポーツ寄りの銘柄を選んだほうが満足度は上がります。
すぐれた運動性能と低燃費性能でレヴォーグの走行を快適にする グッドイヤー エフィシェントグリップ パフォーマンス2
GOODYEAR EfficientGrip Performance 2 215/50R17
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | グッドイヤー |
| ブランド | EfficientGrip Performance 2 |
| タイヤサイズ | 215/50R17 |
| タイヤ外径 | 644mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | AA/a |
| 値段 | 27,680円~(2026年調べ) |
グッドイヤー EfficientGrip Performance 2(エフィシェントグリップ パフォーマンス ツー)は、転がり抵抗性能「AA」とウェットグリップ性能「a」という、国内タイヤラベリング制度で上位に位置する組み合わせを実現したモデルです。この「AA/a」という等級は、経済性と雨の日の安全性のどちらかを諦めなくてよいことを意味します。レヴォーグの1.8Lターボで実燃費12km/L前後の使い方をしている場合、月1,000km走行でのガソリン代はレギュラー175円/L想定で約14,600円になる計算で、転がり抵抗の等級差が積み重なると年間で無視できない差になります。
耐摩耗性に配慮した設計も特徴で、走行距離が伸びても溝の減り方が比較的そろいます。AWD車は4輪すべてが駆動するぶんタイヤの摩耗が均等に進みやすい反面、前後のローテーションを怠ると差が出やすくなります。5,000km前後を目安にローテーションを行うと、この銘柄の長寿命な性格を活かしやすくなります。
タイヤが摩耗してもすぐれたウェットブレーキング性能を維持する ミシュラン プライマシー 4+
MICHELIN PRIMACY 4+ 215/50R17 95W
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | PRIMACY 4+ |
| タイヤサイズ | 215/50R17 |
| タイヤ外径 | 648mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/b |
| 値段 | 21,300円~(2026年調べ) |
濡れた路面でウェットブレーキ性能を発揮してすぐれた静粛性もある ミシュラン プライマシー 4+
MICHELIN PRIMACY 4+ 225/45R18 95Y
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | PRIMACY 4+ |
| タイヤサイズ | 225/45R18 |
| タイヤ外径 | 659mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 26,600円~(2026年調べ) |
ミシュラン PRIMACY 4+(プライマシー フォー プラス)の設計思想は、新品時の性能ではなく「摩耗が進んだ状態でのウェット制動」に重心を置いている点にあります。タイヤは残溝が減るほど排水能力が落ち、雨天時の制動距離が延びます。この銘柄は溝の形状を工夫することで、その落ち込みを小さく抑えています。5年・4万km近くまで使い切る前提で考えると、後半2年間の安心感が価格差を埋めてくれる構成です。
ラベリング上の等級は、17インチ相当でウェットグリップ性能「b」、18インチ相当で最高等級の「a」です。同じ銘柄でもサイズによって等級が変わる点は見落とされやすく、17インチと18インチで比較検討する際は必ずサイズごとの表示を確認してください。間近で見るとトレッド面の溝は深く彫り込まれ、指を入れると第一関節が隠れる程度の深さがあり、摩耗後を見越した設計であることが伝わってきます。
ハイレベルのハンドルレスポンスと静粛性を両立した ヨコハマ アドバン フレバ V701
YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701 215/50R17 95W
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | ADVAN FLEVA V701 |
| タイヤサイズ | 215/50R17 |
| タイヤ外径 | 648mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 18,479円~(2026年調べ) |
路面への設置にかかる圧力を均一化して偏摩耗を防ぎ性能を維持する ヨコハマ アドバン フレバ V701
YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701 225/45R18 95W
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | ADVAN FLEVA V701 |
| タイヤサイズ | 225/45R18 |
| タイヤ外径 | 659mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 27,581円~(2026年調べ) |
ヨコハマ ADVAN FLEVA V701(アドバン フレバ ヴイ ナナマルイチ)は、スポーツタイヤに分類されながら転がり抵抗性能「A」とウェットグリップ性能「a」を獲得しており、日常使いの経済性を大きく損なわないバランス型です。ステアリングを切り込んだ際の反応が早く、切り足したぶんだけ素直に向きが変わるため、ワインディングでの手応えは純正装着タイヤより明確に濃くなります。
ハイグリップタイヤと比べると絶対的なグリップ限界は控えめですが、限界の手前で挙動が穏やかに変化するため、公道で扱いやすいのが実際のところです。長期使用で指摘されやすいのはショルダー部の摩耗で、空気圧が低いまま走り続けると外側だけが早く減ります。走りを楽しみつつ通勤にも使う、という併用の仕方に向いた一本です。
上質な静粛性を維持し続けて優雅な乗り心地を実現する ブリヂストン レグノ GR-X2
BRIDGESTONE REGNO GR-X2 215/50R17 95V
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | REGNO GR-X2 |
| タイヤサイズ | 215/50R17 |
| タイヤ外径 | 650mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | AA/b |
| 値段 | 23,349円~(2026年調べ) |
路面からの衝撃を分散して上質な乗り心地を実現 ハンドリングレスポンスにもすぐれた ブリヂストン レグノ GR-X2
BRIDGESTONE REGNO GR-X2 225/45R18 95W
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | REGNO GR-X2 |
| タイヤサイズ | 225/45R18 |
| タイヤ外径 | 661mm |
| タイヤの種類 | 低燃費タイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | AA/b |
ブリヂストン REGNO GR-X2(レグノ ジーアール エックス ツー)は、ノイズ吸収シートによって車内に入り込む音の量を減らし、粗い舗装でも会話の音量を上げずに済む静けさを実現したプレミアムコンフォートタイヤです。レヴォーグはワゴンボディの荷室が共鳴箱のように働くため、後方から響く低い帯域の音が気になりやすく、この静粛性の効き方が体感しやすい車種です。
現在はモデルチェンジして後継のREGNO GR-XIII(ジーアール エックス スリー)が登場しており、GR-X2は流通在庫が中心になります。前世代モデルは価格がこなれてくるため、静粛性の水準を確保しつつ費用を抑える買い方として選ばれています。ただし在庫品は製造年週が古い場合があるので、購入時にサイドウォールの4桁の製造週表示を確認しておくと安心です。
ピッチとサイプが静粛性に貢献してレヴォーグの上質な走行を後押しする トーヨータイヤ プロクセス 2s
TOYOTIRES PROXES comfort 2s 215/50R17 95V
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | PROXES comfort 2s |
| タイヤサイズ | 215/50R17 |
| タイヤ外径 | 648mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | V |
| 低燃費グレード | AA/b |
| 値段 | 18,650円~(2026年調べ) |
高剛性のリブ・ブロック・ベルト補強・高張力スチールベルトが操縦安定性能を担う トーヨータイヤ プロクセス コンフォート 2s
TOYOTIRES PROXES comfort 2s 225/45R18 95W
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | PROXES comfort 2s |
| タイヤサイズ | 225/45R18 |
| タイヤ外径 | 659mm |
| タイヤの種類 | コンフォートタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | W |
| 低燃費グレード | A/b |
| 値段 | 21,580円~(2026年調べ) |
トーヨータイヤ PROXES comfort 2s(プロクセス コンフォート ツーエス)は、プレミアムコンフォート帯より一段控えめな価格でありながら、静粛性と操縦安定性のバランスを取った製品です。17インチ相当では転がり抵抗性能「AA」、18インチ相当では「A」となっており、同じ銘柄でもサイズによって等級が変わります。18インチ装着車が17インチのホイールセットを別に用意する場合、この等級差も選択の判断材料になります。
快適性を優先しつつ4本の総額を抑えたい、という条件で選ばれることが多い銘柄です。プレミアムコンフォート帯との差が最も出るのは、荒れた路面を高い速度で通過したときの収まり方で、上位帯のタイヤほど一発で振動が止まりません。街乗りと高速巡航が中心なら、この差が気になる場面は限られます。
排水性が高いからウェット性能にすぐれ雨の日や濡れた路面でも安定走行の ダンロップ SP スポーツ MAXX 060+
DUNLOP SP SPORT MAXX 060+ 215/50R17 95Y
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | SP SPORT MAXX 060+ |
| タイヤサイズ | 215/50R17 |
| タイヤ外径 | 651mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | A/a |
| 値段 | 16,680円~(2026年調べ) |
路面への接地面積が広いから操縦安定性があり高速時でも安心の ダンロップ SP スポーツ MAXX 060+
DUNLOP SP SPORT MAXX 060+ 225/45R18 95Y
| 車種 | レヴォーグ |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | SP SPORT MAXX 060+ |
| タイヤサイズ | 225/45R18 |
| タイヤ外径 | 662mm |
| タイヤの種類 | スポーツタイヤ |
| ロードインデックス | 95 |
| 速度記号 | Y |
| 低燃費グレード | B/a |
| 値段 | 26,880円~(2026年調べ) |
ダンロップ SP SPORT MAXX 060+(エスピー スポーツ マックス ゼロロクゼロ プラス)は、ウェットグリップ性能で最高等級「a」を確保したプレミアムスポーツタイヤです。18インチサイズでは転がり抵抗性能が「B」となるため、燃料消費率の面では低燃費タイヤに一歩譲ります。その代わり、高速域からのブレーキングやコーナリング中の姿勢の安定に効いてくる剛性感が得られます。
STI Sport RやSTI Sport R-Black Limitedのように2.4Lターボを積むグレードは車両重量が増え、加減速時にタイヤへかかる負担も大きくなります。こうした条件では、グリップに余力がある銘柄のほうが安心して踏めます。逆に、街乗り中心で年間走行距離が5,000km程度なら、性能を使い切る前に経年でゴムが硬化する可能性が高く、コンフォート系のほうが費用対効果は上がります。
レヴォーグのタイヤ交換時期はいつか 残溝と使用年数で見極める
タイヤの交換時期は走行距離だけで決まりません。判断材料は「残溝」「使用年数」「ひび割れなどの劣化」の3つです。道路運送車両法の保安基準では、乗用車のタイヤ溝は1.6mm以上と定められており、これを下回るとスリップサインが露出して車検にも通りません。ただし1.6mmは限界値であり、ウェット路面での排水能力は残溝4mmを切るあたりから目に見えて落ちます。雨天の高速走行が多いなら、3mm前後を交換の目安に据えると余裕を持てます。
使用年数の面では、溝が残っていてもゴムは経年で硬化します。製造から5年を超えたタイヤは、外観に問題がなくても点検を受けたほうがよいというのがタイヤメーカー各社の共通した案内です。製造年週はサイドウォールに刻まれた4桁の数字で分かり、たとえば「2524」なら2024年の第25週製造という意味になります。中古車で購入したレヴォーグは、装着タイヤの製造年週が車両の年式より古いこともあるため、納車時に確認しておくと交換予算を組みやすくなります。
走行距離での目安は、AWDのレヴォーグで年間1万km前後の使い方なら3年から4年程度です。前後のローテーションを5,000kmごとに実施しているかどうかで、この寿命は大きく変わります。AWD車は4輪の外径差が駆動系に負担をかけるため、1本だけパンクで交換する場合も、残り3本との摩耗差が大きいなら4本同時交換を検討する場面が出てきます。
レヴォーグのタイヤ交換費用はどれくらいか 工賃と総額の考え方
タイヤ本体以外にかかる費用は、組み替え工賃、バランス調整、廃タイヤ処理料、ゴムバルブ交換の4つが基本です。17インチから18インチのサイズでは、組み替えとバランス調整を合わせて1本あたり1,500円から3,000円程度が相場で、4本で1万円前後を見込むと大きく外れません。これに廃タイヤ処理料が1本300円から500円程度、ゴムバルブ交換が1本200円から500円程度加わります。
ホイールセットで冬用と夏用を持っている場合、シーズンごとの脱着だけなら1本あたり500円から1,000円程度と、組み替えより大幅に安く収まります。年2回の履き替えを続けるなら、ホイールを2セット用意する初期費用は数シーズンで回収できる計算です。18インチのタイヤ4本を毎回組み替える手間と費用を考えると、この差は無視できません。
購入前に見落とされがちなのが、18インチと17インチの本体価格差です。同じ銘柄でも18インチのほうが1本あたり数千円高く、4本では1万円以上の開きが出ることも珍しくありません。17インチのホイールセットを冬用として持っておくと、夏タイヤの交換サイクルとは別に、この価格差を活かした運用ができます。
レヴォーグのホイールサイズとPCD インセットやハブ径の基礎知識
2代目レヴォーグのホイール仕様は、PCD114.3mm、5穴、インセット+55、ハブ径56mmが基本です。社外ホイールを選ぶ際は、この4項目とリム幅が適合するかどうかを確認します。ハブ径が車両側より大きいホイールを使う場合はハブリングで隙間を埋めますが、これは一箇所で押さえておけば十分な項目で、サイズやPCDと同じ比重で確認すれば問題ありません。
空気圧はグレードと装着サイズによって指定値が異なります。運転席側のドアを開けた開口部に貼られたラベルに指定空気圧が記載されているので、給油ついでに点検する際はこの数値に合わせてください。SUBARU公式サイトのよくあるご質問には、レヴォーグの型式・年式ごとにタイヤサイズ、空気圧、ホイール重量、締付トルク、インセット、PCD、ハブ径をまとめた仕様表がPDFで公開されており、2020年10月のA型から2026年6月のF型まで確認できます。
空気圧が不足したまま走ると、ショルダー部だけが早く摩耗し、転がり抵抗も増えて燃料消費率が悪化します。月1回の点検を習慣にすると、タイヤ寿命と燃費の両方で効いてきます。実際のオーナーから聞かれるのは、冬場に空気圧が下がりやすく、秋に合わせた圧のまま真冬を迎えると明らかに低くなっているという指摘です。気温が10度下がると空気圧はおよそ10kPa低下するため、季節の変わり目の点検が効果的です。
冬用タイヤは17インチへのインチダウンがSUBARU指定
18インチを標準装着するVN型レヴォーグについて、SUBARUはスタッドレスタイヤのサイズとして215/50R17を指定しています。SUBARU指定の18インチホイールと18インチスタッドレスタイヤの組み合わせを除き、17インチへ落とすことが前提です。スタッドレスタイヤはサマータイヤより肉厚な構造のため、18インチのまま装着するとフルステアリング時にフェンダー内側と干渉するおそれがあり、タイヤチェーンの装着にも制約が生じます。
17インチ化には雪道での実利もあります。接地幅が225mmから215mmへ狭くなることで雪面への面圧が上がり、深い雪でも路面を捉えやすくなります。サイドウォールが厚くなるぶん、圧雪路の凹凸に対する当たりも穏やかになります。北海道や東北のように積雪期間が長い地域では、17インチのホイールセットを冬用として組む選択がAWDの走破性を活かす方向に働きます。
SUBARU指定以外の18インチホイールとスタッドレスタイヤの組み合わせについては、公式に検証されていない旨が明記されています。冬用ホイールを社外品から選ぶ場合は、17インチで純正相当のインセットに収まる製品を選ぶのが確実です。
純正装着銘柄と後継モデル 世代交代したタイヤの選び方
この記事で紹介している銘柄のうち、いくつかはすでに後継モデルへ切り替わっています。ブリヂストン REGNO GR-X2はREGNO GR-XIIIへ、ヨコハマ ADVAN dB V552は約7年ぶりのモデルチェンジでADVAN dB V553へ、ダンロップ VEURO VE303はVEURO VE304へと世代が進みました。ミシュランからはPRIMACY 5、ダンロップからはSPORT MAXX LUXといった新しいプレミアムコンフォートも加わっています。
新世代のプレミアムコンフォートに共通するのは、摩耗が進んだ状態での性能低下を抑える方向へ開発の軸が移っている点です。ADVAN dB V553は先代比でパターンノイズを15%低減し、摩耗時のノイズエネルギーを22%低減、ウェット制動距離を9%短縮しています。5年使う前提なら、この「後半の性能」が効いてきます。
一方で、前世代モデルが選択肢から外れるわけではありません。世代交代の直後は旧モデルの価格がこなれるため、静粛性の水準を大きく落とさずに費用を抑える買い方として成立します。判断の分かれ目は使用年数で、3年程度で履き替えるなら旧世代、5年使い切るなら新世代の摩耗後性能が価格差に見合います。
レヴォーグのタイヤ選びに必要な純正タイヤサイズとホイールサイズ
| レヴォーグのグレード | タイヤサイズ | ホイールサイズ | 型式 |
|---|---|---|---|
| GT | 215/50R17 | 17インチ | 4BA-VN5 |
| GT EX | 215/50R17 | 17インチ | 4BA-VN5 |
| GT-H | 225/45R18 | 18インチ | 4BA-VN5 |
| GT-H EX | 225/45R18 | 18インチ | 4BA-VN5 |
| Smart Edition/Smart Edition EX | 225/45R18 | 18インチ | 4BA-VN5 |
| V-SPORT | 225/45R18 | 18インチ | 4BA-VN5 |
| STI Sport | 225/45R18 | 18インチ | 4BA-VN5 |
| STI Sport EX | 225/45R18 | 18インチ | 4BA-VN5 |
| STI Sport R | 225/45R18 | 18インチ | 5BA-VNH |
| STI Sport R EX | 225/45R18 | 18インチ | 5BA-VNH |
| STI Sport R-Black Limited | 225/45R18 | 18インチ | 5BA-VNH |
型式は1.8Lターボ車が4BA-VN5、2.4Lターボ車が5BA-VNHです。中古車で購入した場合や、社外ホイールの適合を確認する際は、車検証に記載された型式を基準にすると確実です。
レヴォーグの優れた走行性能をどんなタイヤで活かす?
レヴォーグは街乗りから高速巡航、山道のワインディングまで守備範囲が広く、そのぶん求められるタイヤ性能も使い方によって変わります。水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの組み合わせは低い重心と前後の重量バランスに優れ、4輪すべてに駆動力が配分されます。この特性を活かすには、4本の接地状態がそろっていることが前提になるため、銘柄選び以上にローテーションと空気圧管理が効いてきます。
選択の軸は3つです。高速道路での長距離移動が中心ならプレミアムコンフォート系の静粛性が疲労軽減に直結します。ワインディングでの手応えを求めるならスポーツ系の応答性が満足度を左右します。通勤で毎日走り、年間の走行距離が1万kmを超えるなら、転がり抵抗性能「AA」以上の低燃費タイヤが年間のガソリン代に効いてきます。
買って後悔しやすいのは、走りの質を期待して価格だけでスポーツタイヤを選び、街乗りでロードノイズの大きさに気づく場合です。逆に、静粛性を最優先してコンフォートタイヤを入れたSTI Sport Rのオーナーが、Sモードでの姿勢の落ち着かなさに物足りなさを感じるケースもあります。使う場面の比率を先に決めてからカテゴリーを絞ると、この種のミスマッチを避けられます。
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