ランディのモデルチェンジ

ランディのモデルチェンジ最新情報:2026年6月一部改良で全車ハイブリッド・8人乗り仕様追加

全車エアロ仕様の採用、7インチカラーメーターの新搭載、2WD車への8人乗り追加など、ランディの変更点を網羅。これまでのモデルチェンジで培われた使い勝手はそのままに、上質さと機能性を高めた最新モデルの進化ポイントを紹介します。

ランディのモデルチェンジ最新情報:2026年6月一部改良で全車ハイブリッド・8人乗り仕様追加

ランディのモデルチェンジ情報:全車ハイブリッド化とエアロ仕様採用で上質に進化

スズキは2026年6月1日、3列シートミニバン「ランディ」の一部仕様変更を実施しました。OEM供給を受けながらモデルチェンジを重ねてきたランディシリーズの最新モデルは、全車がハイブリッド専用となり、専用エアロパーツを全車に標準装備するなど内外装を大きく刷新しています。ここでは、新しくなったランディのエクステリア・インテリア・走行性能・安全装備、そしてグレード別価格までを詳しく解説します。

スズキ「ランディ」が一部仕様変更で進化、ハイブリッド専用車となりエアロ仕様を全車に採用

ランディランディ

スズキは2026年6月1日、3列シートミニバン「ランディ」の一部仕様変更を実施し、同日より発売を開始しました。今回の改良では、従来のガソリンエンジン車を整理して全車ハイブリッドモデルに統一したほか、2WD車には新たに8人乗り仕様を設定してラインアップを拡充しています。外観デザインも大幅に見直され、全車に専用のバンパーやサイドマッドガードなどのエアロパーツを装着したエアロ仕様を採用することで、より上質で洗練されたスタイリングへと進化を遂げました。機能面では、メーター内のマルチインフォメーションディスプレイが7インチへと大型化され、視認性と先進性が一段と向上しています。走行性能においては、電気式4輪駆動の「E-Four」搭載車に「SNOW EXTRAモード」を新たに追加し、寒冷地や雪道走行時における後輪への駆動力配分を最適化して走行安定性をさらに高めました。安全面では、経済産業省などが推奨する「サポカーS ワイド」や、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置認定車」に引き続き該当しています。メーカー希望小売価格は3,845,600円から4,161,300円(消費税込み)となっています。

スズキのフラッグシップ・ミニバン「ランディ」の歩み。大地を駆けるその名の由来とOEMの変遷を辿る

スズキが日本国内で販売する「ランディ(LANDY)」は、広大な大地を意味する「LAND」をもとに名付けられた3列シートのミニバンです。スズキの乗用車ラインアップにおいて最大級の室内空間を持つモデルであり、家族や多人数での移動を支える重要な役割を担ってきました。2007年の初代誕生から現在に至るまで、他社からのOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受ける形でモデルチェンジを重ね、その時代ごとのニーズに応じた進化を続けています。

誕生の背景と日産自動車との提携による幕開け

ランディの歴史は、2006年6月にスズキと日産自動車の間で締結された完成車の相互供給に関する提携強化から始まりました。それまでスズキが販売していた「エブリイランディ」の実質的な後継車として、日産「セレナ」をベースとした供給を受け、2007年1月に初代モデル(SC25型)が発売されました。

この提携により、スズキは自社開発が難しい大型ミニバンのラインアップを迅速に拡充することに成功しました。初代ランディは「スズキの8人乗り」をキャッチフレーズに、スズキ車としては異例の大型乗用車として市場に投入されました。

15年に及ぶ「セレナ」ベースの時代と5ナンバーサイズの堅持

2010年には2代目(SC26型)、2016年には3代目(SC27型)へとフルモデルチェンジを実施しました。一貫して日産「セレナ」をベース車両としており、15年以上にわたり日本の道路事情に適した「5ナンバーサイズ」を維持しながら、スズキ独自のフロントグリルデザインなどを採用して差別化が図られてきました。

この期間中、ハイブリッドシステムの導入や先進安全装備の拡充など、ベース車の進化に合わせる形で着実にアップデートが行われ、スズキの普通車ラインアップにおけるフラッグシップとしての地位を確立しました。

トヨタ自動車へのOEM元変更と3ナンバー化による新章

2022年8月、ランディは大きな転換期を迎えます。4代目(R90C型)へのフルモデルチェンジを機に、OEM供給元が日産自動車からトヨタ自動車へと変更されました。ベース車両はトヨタ「ノア」となり、これまでの5ナンバーサイズから、全幅を拡大した3ナンバーサイズへと大型化されました。

日本国内のスズキ車において、トヨタからOEM供給を受けるのはこの4代目ランディが初となります。供給元の変更に伴い、プラットフォームやパワートレインも一新され、スズキのミニバンとして新たな歴史を刻み始めました。2026年6月の仕様変更では全車がハイブリッドモデルに統一されるなど、時代の要請である電動化への対応をさらに強めています。

スズキ「ランディ」が初の全車エアロ仕様へ。洗練された上質さと機能美を追求したエクステリア

ランディランディ

スズキは2026年6月の一部仕様変更において、3列シートミニバン「ランディ」の全車にエアロパーツを標準装備しました。これにより、従来のスタンダードなミニバンのイメージから、より上質で洗練されたスタイリングへと大きな進化を遂げています。スズキ独自の加飾や専用デザインの採用によって、ベース車両とは異なる「ランディ」ならではの存在感を際立たせています。

歴代初のエアロパーツ採用でよりダイナミックなスタイリングに

今回の改良における最大の特徴は、歴代モデルで初めて全車にエアロ仕様のデザインが採用されたことです。具体的には、専用設計のフロントバンパーおよびリヤバンパーに加え、サイドマッドガードといったエアロパーツが装着されています。フロントバンパーは下端を厚く張り出させ、左右コーナーに縦長の意匠を組み込むことで踏ん張りのある構えを形づくっています。サイドの裾にはボディ下部へ回り込むサイドマッドガードが連続し、リヤバンパー下部にも左右に並ぶ縦型のリフレクター意匠が配されています。これらの装備により、低重心でどっしりとした構えとなり、ミニバンとしての力強さとスポーティーな印象を両立させています。

独自の存在感を放つメッキグリルとスズキ伝統のエンブレム配置

フロントフェイスには、シルバー塗装にメッキモールを組み合わせたランディ専用デザインのフロントグリルを採用しています。上段には水平基調のメッキバーが横一文字に伸び、その中央にスズキのブランドマークである「Sマーク」を据えています。下段には格子状のメッシュグリルが大きく広がり、左右へ切れ上がる細身のヘッドランプが鋭い眼差しを形づくっています。バンパー下部のシルバーパネルには「LANDY」のロゴが配され、フードモールディングはボディーと同色に仕上げられて顔つきの一体感を高めています。

リヤデザインにおいては、バックドア上部から左右へ回り込むテールランプの中央に「Sマーク」を配置し、車名ロゴの「LANDY」エンブレムは車両右下に独立してレイアウトされる、スズキ伝統の配置が継承されています。ハイブリッド車には、専用のハイブリッドエンブレムが装着され、先進的なパワートレインを象徴しています。

精悍な印象を与えるボディカラーと足元の意匠

ボディカラーのラインアップは、時代に合わせて最適化されています。2026年6月の改良では、黒系のカラーが「アディチュードブラックマイカ」から、より精悍な「ニュートラルブラック」へと差し替えられました。深く落ち着いた漆黒のニュートラルブラック、輝きを上品に抑えたシルバーのメタルストリームメタリック、深みのある白のプラチナホワイトパールマイカが揃い、エアロ仕様のボディに引き締まった表情を与えています。現在の主要なバリエーションには、以下のカラーが含まれています。

  • プラチナホワイトパールマイカ(メーカーオプション)
  • メタルストリームメタリック
  • ニュートラルブラック

足元には、細身のスポークを放射状に配した16インチのアルミホイール(ミディアムグレーメタリック塗装)が採用されており、タイヤサイズは205/60R16となっています。このグレー塗装のホイールは、新採用されたエアロボディと相まって、サイドビューをより引き締まった印象に見せています。

家族全員が心地よく過ごせる「大容量空間」。スズキ「ランディ」が提供する進化したインテリア

ランディランディ

スズキの3列シートミニバン「ランディ」は、広大な室内空間と細やかな気配りが行き届いた装備が魅力のモデルです。2026年6月の改良では、機能性や快適性がさらに向上し、家族や多人数での移動をより豊かに彩る室内空間へと進化を遂げています。インストルメントパネルは水平基調で構成され、センター上部に大型のディスプレイオーディオを配置し、その下に空調スイッチ、さらに低い位置にシフトレバーを備えたセンターコンソールが連なります。ダッシュボードからドアトリムにかけてシルバーの加飾が水平に走り、ブラックを基調とした室内に落ち着いた立体感を添えています。

先進性と視認性を両立した「7インチTFTカラーメーター」を新採用

ランディランディ

今回の改良における大きな変更点の一つが、運転席のメーターパネルです。ステアリングの奥に独立した表示部として全車に標準採用された「7インチTFTカラーメーター」は、高精細な液晶画面によって多彩な車両情報を鮮明に表示します。メーター内にマルチインフォメーションディスプレイを組み込むことで、ハイブリッドシステムのエネルギーフローや安全装備の作動状況などを直感的に把握することが可能となりました。これにより、運転中の見やすさと先進的なイメージを両立させたコックピットを実現しています。

多彩なシートアレンジと圧倒的な開放感

ランディランディ

室内は、高い天井と長い横幅を活かした「大容量空間」が最大の特徴です。乗車定員は、独立型のキャプテンシートを採用した「7人乗り」と、今回の改良で2WD車に新設定された「8人乗り」からライフスタイルに合わせて選択できます。

7人乗り仕様では、セカンドシートを後方へ大きく下げてゆったりと足を伸ばせる「ストレート超ロングスライド」が可能です。一方、8人乗り仕様でも705mmものロングスライドが可能な分割チップアップシートを採用しており、車内移動のしやすさにも配慮されています。シートを格納すれば、大型のスーツケースや自転車をそのまま積み込めるフラットな荷室スペースが現れます。

サードシートは、軽い力で簡単に跳ね上げ固定ができる「ワンタッチホールドシート」となっており、車内に乗り込まずにバックドア側からスムーズに荷室を拡大できる点も大きなメリットです。

快適な空気環境を作る「ナノイーX」と充実の空調設備

ランディランディ

全ての乗員が心地よく過ごせるよう、空気環境にも徹底したこだわりが見られます。全車に標準装備されるフルオートエアコンには、パナソニックの微粒子イオン技術「ナノイーX」が搭載されています。これは、運転席外側の吹き出し口から「ナノイーX」を放出することで、車室内の脱臭や菌の抑制をサポートし、快適な空気環境を導くものです。

また、運転席と助手席で個別に温度設定ができる「左右独立温度コントロール」機能を備えるほか、後席用にも専用のオートエアコン(リアクーラー+リアヒーター)を完備しています。さらに、寒い日のドライブに役立つ「快適温熱シート(シートヒーター)」をフロント左右席に標準装備し、季節を問わず快適な移動を提供します。

気がきく収納と便利な「ハンズフリーパワースライドドア」

実用性を高める便利装備も充実しています。スライドドアには、携帯リモコンを身につけていればフロントドア下のセンサーに足先をかざすだけで自動オープンする「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」を全車に標準装備しています。荷物で両手がふさがっている際でも、スムーズに乗り降りや積み込みが行えます。

また、車内各所には多彩な収納アイテムが配置されており、スマートフォンの充電に最適なUSBソケット(Type-C)をフロントとセンターコンソールに計3個用意しています。さらに、休憩時の飲食に便利な折りたたみ式のサイドテーブル(7人乗り)や、助手席シートバックテーブル(8人乗り)など、乗員が「あったらいいな」と思う場所に使い勝手の良い機能が満載されています。

優れた燃費と雪道での信頼性、そして最新の「Safety Sense」がもたらすランディの走行・安全性能

ランディランディ

スズキの「ランディ」は、2026年6月の改良によって全車が1.8Lハイブリッドシステム搭載車へと刷新され、環境性能と走行性能のさらなる高次元での両立を果たしました。特に4WD車には最新の電動4輪駆動システムが採用されたほか、先進の予防安全パッケージ「Safety Sense」による多角的な運転支援により、家族の移動に大きな安心感を提供しています。

軽快な走りと低燃費を両立するハイブリッドシステムと「E-Four」

ランディランディ

ランディのパワートレインには、徹底した効率化が図られた最新の電動モジュールと、最大熱効率40%を実現したハイブリッド専用エンジンが組み合わされています。これにより、ハイブリッド車特有の軽やかな出足とダイレクトなレスポンス、そして優れた燃費性能(WLTCモードで最高23.6km/L)を実現しました。

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電気式4輪駆動システム「E-Four」を搭載する4輪駆動モデルでは、路面状況に応じて前後輪のトルク配分を自動的に制御し、滑りやすい路面での安定した発進や旋回をサポートします。今回の改良では新たに「SNOW EXTRAモード」が追加され、寒冷地や雪道において後輪への駆動力を最適に配分することで、ステアリングの効きや車両の安定性を一層高めています。

快適な乗り心地を支える高剛性ボディーと静粛性

走行中の安定感と乗り心地の向上にも、最新の技術が投入されています。スライドドアやバックドアの開口部に施されたスポット溶接や、補強部品の効果的な配置によって高剛性ボディーを実現し、ふらつきを抑えた上質な乗り心地を追求しました。また、広範囲な防音材の施工や骨格断面内への発泡材の充填により、エンジン音などの車内への侵入を徹底的に抑制し、会話を妨げない高い静粛性を確保しています。

進化した「Safety Sense」による全方位の予防安全

安全面では、最新の予防安全パッケージ「Safety Sense」が全車に標準装備されています。目玉となる「プリクラッシュセーフティ(PCS)」は、車両や歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼夜)に加え、昼間の自動二輪車も検知対象としています。さらに、交差点での右折時の対向直進車や、右左折時の横断歩行者・自転車を検知してブレーキを作動させる支援機能も備えており、多様な事故シーンに対応します。

また、後側方レーダーを活用した「ブラインドスポットモニター(BSM)」や、停車中のドア開放時に後方からの接近車両を検知して警告する「安心降車アシスト(SEA)」など、降車時まで含めた安全確保が図られています。

運転負荷を軽減する高度な運転支援機能

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長距離ドライブや渋滞時の運転負荷を軽減する機能も充実しています。「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」は、先行車との適切な車間距離を保ちながら追従走行を支援します。このシステムと連携する「レーントレーシングアシスト(LTA)」は、車線中央の走行を維持するようステアリング操作を支援し、ドライバーが無操作状態になった場合には自動で減速・停車させる「ドライバー異常時対応システム」も備えています。

これらの先進装備により、ランディは「サポカーS ワイド」や「ペダル踏み間違い急発進抑制装置認定車」に該当しており、幅広いユーザーに対して安全なカーライフを約束します。

スズキ「ランディ」のグレード別価格と詳細スペック。ハイブリッド専用モデルの最新諸元を網羅

スズキの3列シートミニバン「ランディ」は、2026年6月の仕様変更により、全車が1.8Lハイブリッドシステムを搭載した「HYBRID G」グレードへと統一されました。今回の改良では、従来の7人乗り仕様に加え、2WD車に新たに8人乗り仕様が設定され、ユーザーの家族構成や用途に応じた選択肢が広がっています。環境性能と実用性を兼ね備えた最新モデルの価格および主要諸元は以下の通りです。

メーカー希望小売価格(消費税10%込み)

最新のランディは、駆動方式と乗車定員の組み合わせにより、3つのバリエーションが用意されています。

グレード 乗車定員 駆動方式 変速機 メーカー希望小売価格(円)
HYBRID G 7人 2WD 電気式無段変速機 3,878,600
HYBRID G 8人 2WD 電気式無段変速機 3,845,600
HYBRID G 7人 E-Four(電気式4輪駆動) 電気式無段変速機 4,161,300
  • ※プラチナホワイトパールマイカ塗装車は33,000円高(消費税込み)となります。
  • ※価格には、リサイクル料金、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれません。

主要諸元

ランディは全長4,695mm、全幅1,730mmの3ナンバーサイズとなっており、高い居住性と取り回しの良さを両立しています。

項目 2WD(7人乗り/8人乗り) E-Four(7人乗り)
車両型式 6AA-ZWR90C 6AA-ZWR95C
全長×全幅×全高 (mm) 4,695 × 1,730 × 1,845 4,695 × 1,730 × 1,875
ホイールベース (mm) 2,860 2,860
車両重量 (kg) 1,640 1,690
エンジン型式 2ZR-FXE 2ZR-FXE
種類・総排気量 (L) 直列4気筒・1.797 直列4気筒・1.797
最高出力 (kW/rpm) 72 (98PS) / 5,200 72 (98PS) / 5,200
最大トルク (N・m/rpm) 142 (14.5kgf・m) / 3,600 142 (14.5kgf・m) / 3,600
WLTCモード燃費 (km/L) 23.6 21.9
タイヤサイズ 205/60R16 92H 205/60R16 92H
最小回転半径 (m) 5.5 5.5