ランディの内装

ランディの内装 OEM元をセレナからノアに変更で4代目へモデルチェンジ

ランディの内装はブラックのインパネ・シートでスタイリッシュなデザイン。ミニバンクラス1の広さで荷室スペースも大きく、キャンプや買い物での大荷物も余裕で積載でき車中泊も可能。安全装備も充実で最新の技術を投入。

ランディの内装はどうなってる?コックピットやシートのデザインや機能性に注目!

ランディ(LANDY)の内装を紹介します。スズキ・ランディは日産・セレナのOEMモデルとして販売されていた5ドアのミニバンですが、2022年8月にOEM供給元をTOYOTAノアに変更しました。スズキが他社のOEM供給を受けているのはランディのみ。2007年に初代を発表し、2016年に3代目ランディが登場。2022年7月に4代目ランディが発表され2022年8月8日から発売。

実用性と広さを備え、ファミリーカーにぴったりなスズキ・ランディのコックピットやシート、安全装備、ラゲッジルームなどをチェックしていきます。

ランディがセレナからノアへOEM元変更で2022年8月8日に大幅変更

スズキ株式会社がランディがモデルチェンジすることを2022年7月28日に発表しました。

2022年モデルチェンジ後のランディ

ランディは今まで日産セレナのOEMモデルとして販売されていましたが、ここにきて供給元をトヨタのノアに変更し、デザインや内装・車両が大幅にモデルチェンジしました。
ランディの発売は2022年8月8日からで、価格は3,106,400円~3,697,100円(ハイブリッドモデル)となっています。

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スズキ・ランディが一部仕様変更!安全装備の強化やボディカラーを追加設定

スズキ・ランディ 新色アズライトブルーパール

スズキ・ランディ 新色マルーンレッドパールメタリック

スズキは2020年2月24日、ミニバンのランディを一部仕様変更し、2020年3月4日より発売すると発表しました。

今回の仕様変更では「車線逸脱防止支援システム」「後退時車両検知警報」「後側方衝突防止支援システム+後側方車両検知警報」などの安全装備をプラス。2.0Gグレードには「インテリジェント ルームミラー」「アダプティブLEDヘッドライトシステム」が搭載されます。

スズキ・ランディ 2.0Gのコックピット・シートデザイン

ヘッドランプやフロント・リヤのバンパー、フロントグリル、インパネなど内外装デザインについても新デザインを採用しています。ボディカラーには受注生産色として「アズライトブルーパール」「マルーンレッドパールメタリック」の2カラーを新設定しました。

スズキランディの価格リスト
グレード 2.0S 2.0X 2.0G
駆動方式 2WD 2WD 4WD 2WD 4WD
エンジン 2.0L 2.0Lスマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)
トランスミッション CVT
燃費性能 15.0km/L 16.6km/L 15.0km/L 16.6km/L 15.0km/L
価格 2,555,300円 2,765,400円 3,014,000円 3,154,800円 3,447,400円

スズキ・ランディの車内空間はミニバントップクラスの広さを誇る

乗降性に優れ、席から席への移動もスムーズなランディの内装

ランディの車内は室内長が3,240mm、室内幅が1,545mm、室内高が1,400mmと、ミニバンクラスの中でもトップクラスの広さ。フロントシートからセカンドシート、サードシートに至るまでどの席でもゆとりがあります。
また、シート間隔やセンターコンソール、運転席とステアリングとの間隔などが広く設計されているため、前後席や左右席でのウォークスルーもスムーズです。

ランディのコックピット・シートは落ち着きのあるブラックで統一

ランディのコックピットとシートは黒を基調としたスタイリッシュなデザイン

ランディのグレードは最上級グレードの「2.0G」、「2.0X」、エントリーグレードの「2.0S」の3種類から構成されています。2.0Gと2.0Xは2WDと4WDが設定されていますが、2.0Sは2WDのみとなります。

内装カラーは全グレードブラックで共通となっていて、シートに採用される素材も織物/トリコットに。フロントシートとセカンドシートにはスパイナルサポート(中折れ)形状を採用し、長時間のドライブでも快適に過ごせる構造としています。

視認性の高い7インチのカラーディスプレイとステアリングスイッチ

ピアノ調のセンターパネルはシックで高級感があります。スタイリッシュな7インチカラーディスプレイ内のマルチインフォメーションディスプレイには、燃費情報やタコメーターなどが精細に表示されます。

ランディの上級グレード「2.0G」には、握り心地のよい本革巻のステアリングホイールを採用。その他の2グレードはウレタン製です。ステアリングスイッチではディスプレイの画面の切り替えが可能です。

フルオートエアコン+リヤクーラーやプレミアムUVカット断熱グリーンガラス、ロールサンシェードで快適な車内空間を実現

フルオートエアコンとリヤクーラーはランディの2WD車に標準装備。4WD車には前席と後部座席とで異なる温度を設定可能なフルオートデュアルエアコンを搭載します。風向や風量も席ごとに調整できます。
プレミアムUVカット断熱グリーンガラスは2.0Gと2.0Xに標準装備、ロールサンシェードはランディ全車に標準装備されます。強い紫外線から乗員を守り、快適な室内空間を保ちます。

スズキ・ランディの荷室スペースは広々使えて様々な機能が盛りだくさん!収納も各所に設置

ハーフバックドアを使えば、狭い駐車場でも後ろにドアがぶつかる心配なし!

スズキ・ランディの荷室には2タイプの開け方が可能なデュアルバックドアを採用。小さく開くハーフバックドアは、ドアを開けたときに荷物が崩れ落ちないようにしたいとき、駐車場などで後部の車や壁との距離が近いときに便利です。

シートアレンジによって使い道が広がるランディの車内スペース

3列シート8人乗りのスズキ・ランディは、シートアレンジの自由度も高いのが魅力です。定員の8名が乗ってもゆったりとした空間が広がります。

全員が乗っていてもゆとりのある荷室容量を確保!

ランディは多彩なシートアレンジが可能で、どんな荷物の積載も容易です。自転車やベビーカーなどの大きな荷物も余裕で積むことができます。
メーカーオプションでは、折りたためるラゲッジテーブルや撥水加工のラゲッジフルカバー、水洗いできるラゲッジアンダーボックストレイを用意。ランディの広い荷室をさらに便利に使用できます。

なお、ランディでは全席を倒しフルフラットモードにすることで車中泊も可能に。そのままの状態では段差があるので、専用のベッドマットを使用し段差を解消すると快適に眠ることができます。純正アクセサリーとして販売されている、遮光生地を使用した「プライバシーカーテン」や「手動カーテン」を装着するとより安心でしょう。

ランディの車内に用意されている多彩な収納スペース

運転席・助手席だけでなく、セカンドシートやサードシートなど、どの席にも収納を多数用意しているランディのキャビン。パーソナルテーブルやスマホ・タブレットを入れられるシートバックポケットなど、車内で快適に過ごすための工夫が散りばめられています。

ランディはエマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなどの先進安全装備

スズキ・ランディは2016年度JNCAP予防安全性能アセスメントで「ASV++」の評価を獲得し、その予防安全技術が評価されています。ランディには以下の安全装備が全グレードに標準搭載されます。

スズキ・ランディが標準装備する先進安全機能

  • エマージェンシーブレーキ
  • LDW(車線逸脱警報)
  • 踏み間違い衝突防止アシスト
  • フロント&バックソナー
  • 標識検知機能[進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知]
  • ふらつき警報
  • ハイビームアシスト
  • 全方位モニター[MOD(移動物検知)機能付]

スズキ・ランディに搭載されるエマージェンシーブレーキはおよそ10km/h〜80km/hの速度域で作動し、歩行者や車両との衝突を防ぎます。標識検知機能は進入禁止標識や最高速度標識、一時停止標識を検知して運転手に警告する機能です。

ハイビームアシストは前方車両や街路灯を検知し、自動的にハイビームとロービームを切り替える機能です。視界が悪く暗い夜間の安全運転を支援します。
ドライバーの運転に異常を認識した際には、車線逸脱警報やふらつき警報が作動します。

移動物検知機能つきの全方位モニターでは、シフトレバーを「D」または「R」に入れると、マルチインフォメーションディスプレイに車両を頭上から見下ろしたような映像が表示されます。これにより、死角を減らして衝突事故を防ぐことが可能です。

駐車場などでは、低速衝突軽減ブレーキ機能や低速加速抑制機能を搭載する踏み間違い衝突防止アシストが活躍します。ガラスや壁、車両などを検知した場合、警告などでブレーキ・減速を促します。

ランディの内装は快適な移動空間が広がるユーティリティの高い作り

スズキ・ランディの内装には、ドライバーが運転しやすいコックピット環境や快適な移動体験を実現するシートを用意。衝突防止システムのエマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなどの安全装備を全車に搭載するなど、安全性能にも優れた一台となっています。

また、ランディのラゲッジスペースは広々としていて、自由度の高いシートアレンジによってさまざまな使い方が可能。折りたたみ自転車やキャンプグッズなどの積載はもちろん、シートをフルフラットにすれば車中泊もできます。ファミリーカーとしても、アウトドア仕様としても活躍してくれるでしょう。