ホンダeにおすすめスタッドレスの純正サイズとグレード
ホンダ初の量産EVとして登場したホンダeは、リアモーター後輪駆動(RR)レイアウトと前後異サイズのタイヤ装着という個性的な構造を持ち、加速が必要な場面では素早く立ち上がる走りを備えています。そんなホンダeの純正サイズに適合するスタッドレスタイヤを紹介します。前後でタイヤサイズが異なる点が選択時の最大のポイントです。なお、ホンダeは2024年1月に生産終了、同年7月に販売終了となっており、現在新車購入はできません。中古車市場で取引されているオーナー向けの冬支度として参考にしてください。
ホンダeの前輪に「205/45ZR17」タイヤを標準装備するグレード
- Honda e Advance
ホンダeの後輪に「225/45ZR17」タイヤを標準装備するグレード
- Honda e Advance
タイヤサイズにある「ZR」とは速度記号で、最高速度240km/h以上に対応することを示します。スタッドレスタイヤは速度域が乗用ラジアルより低い設計のため、ここで紹介するスタッドレスは「205/45R17」「225/45R17」をピックアップしています。
ホンダeのスタッドレスタイヤを選ぶときのポイント
ホンダeはRRレイアウトに前後異サイズという、国産車では珍しい構造を持ちます。実際のオーナーから聞かれるのは「リアの太い225で雪道のトラクションを稼ぎたい」「モーターのトルクが瞬間的に立ち上がるため、発進時のスタッドレスのグリップが特に重要」といった声で、選び方には次の3点を意識する必要があります。
前後で4本同じ銘柄をそろえる
前205/45R17、後225/45R17と前後でサイズが違うため、銘柄を統一しないと氷上での前後グリップバランスが崩れます。スタッドレスは銘柄ごとにコンパウンドの硬さや効きの立ち上がりが異なるため、前後で違う銘柄を組み合わせるとリアが先に滑る・フロントが切れ込みすぎるといった挙動につながりやすくなります。コストを抑える場合でも、必ず4本同一銘柄で揃えるのが原則です。
EV特有のトルクと重量に対応する氷上性能を優先
ホンダeの車両重量は1,540kg(Advance)で、同クラスのコンパクトカーより200〜300kg重い数値です。さらにモーターの瞬間最大トルクは315Nmと、同クラスのガソリン車を大きく上回ります。発進時のホイールスピンや、回生ブレーキでの減速時にタイヤがロックぎみになる場面が想定されるため、氷上ブレーキ性能とアイスグリップを優先するブリヂストン「ブリザックVRX3」やヨコハマ「アイスガード7」のような国産プレミアム銘柄が向きます。
航続距離への影響を考慮する
ホンダeのカタログ航続距離は259km(WLTCモード)で、もともと短めです。スタッドレスは転がり抵抗がサマータイヤよりも大きく、銘柄や使用条件によっては冬期の実航続距離が1〜2割短くなる傾向があります。低燃費(低電費)を意識する場合は、転がり抵抗を抑えたヨコハマ「アイスガード7」やダンロップ「ウインターマックス03」が候補に入ります。寒冷地ではバッテリー性能自体も低下するため、夏期感覚で航続距離を見込まず、余裕を持った充電計画が必要です。
ホンダeにおすすめのスタッドレスタイヤ10選
ホンダeのスタッドレスをブリヂストンやヨコハマ、ピレリやダンロップなど、国内外のタイヤメーカーからおすすめ10選をピックアップしました。ホンダeの走行性能を発揮できるスタッドレスタイヤを厳選しています。
氷雪路での性能向上とロングライフがコンセプトの グッドイヤー アイスナビ8
GOODYEAR ICE NAVI8 205/45R17 88Q XL
| 車種 | ホンダe |
|---|---|
| メーカー | グッドイヤー |
| ブランド | ICE NAVI8 |
| タイヤサイズ | 205/45R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 621mm |
| ロードインデックス | 88 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 23,100円~(2026年調べ) |
アシメトリックNAVIパターンで氷雪路にもドライ路面にも性能を発揮する グッドイヤー アイスナビ8
GOODYEAR ICE NAVI8 225/45R17 91Q
| 車種 | ホンダe |
|---|---|
| メーカー | グッドイヤー |
| ブランド | ICE NAVI8 |
| タイヤサイズ | 225/45R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 640mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 18,000円~(2026年調べ) |
グッドイヤーのICE NAVI8(アイスナビ エイト)は、アシメトリックNAVIパターンが操縦安定性を確保し、路面への接地面積を広くして密着性を高めたスタッドレスタイヤです。エッジやピッチ数の改良によって、氷上ブレーキのひっかき効果も向上しており、雪に対してのグリップ力もアップしています。国産プレミアム銘柄の中では価格が抑えやすく、ホンダeの前後異サイズを4本セットでそろえる際にコストパフォーマンスを意識するオーナーに選ばれる傾向があります。
路面への接地面積とブロック剛性を増やして「氷に効く」を追求した ヨコハマ iceGUARD7
YOKOHAMA iceGUARD7 205/45R17 88Q
| 車種 | ホンダe |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | iceGUARD7 |
| タイヤサイズ | 205/45R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 616mm |
| ロードインデックス | 88 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 25,440円~(2026年調べ) |
エッジの量を増やして「雪に効く」を実現してホンダeの冬道も安心の ヨコハマ iceGUARD7
YOKOHAMA iceGUARD7 225/45R17 91Q
| 車種 | ホンダe |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | iceGUARD7 |
| タイヤサイズ | 225/45R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 634mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 18,990円~(2026年調べ) |
ヨコハマのiceGUARD7(アイスガード セブン)は、ウルトラ吸水ゴムが水膜を素早く吸水して路面をしっかりグリップするスタッドレスタイヤです。路面への接地面積を広くしてブロック剛性を高めることでグリップ力がアップしており、ホンダeの氷上での操縦安定性を確保できます。転がり抵抗が抑えられた設計のため、電費を気にするEVオーナーとの相性が良く、長距離走行が多い使い方に向きます。
発泡ゴムの進化で除水力アップと接地面を広く確保して氷で滑らない ブリヂストン ブリザック VRX3
BRIDGESTONE BLIZZAK VRX3 205/45R17 84Q
| 車種 | ホンダe |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | BLIZZAK VRX3 |
| タイヤサイズ | 205/45R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 624mm |
| ロードインデックス | 84 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 32,170円~(2026年調べ) |
路面に接地した際のすべりを低減してロングライフが実現した ブリヂストン ブリザック VRX3
BRIDGESTONE BLIZZAK VRX3 225/45R17 91Q
| 車種 | ホンダe |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | BLIZZAK VRX3 |
| タイヤサイズ | 225/45R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 640mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 36,770円~(2026年調べ) |
ブリヂストンのBLIZZAK VRX3(ブリザック ブイアールエックス スリー)は、氷上性能に優れ、ロングライフを実現しているスタッドレスタイヤです。ロングステイブルポリマーによってグリップ力の経年劣化を抑制し、効き目が長く持続します。VRX3はSUVや大型セダンでも採用される銘柄で、車重1,540kgのホンダeを支えるロードインデックス91(225サイズで615kg/本)に対応できる余裕設計が安心材料となります。価格はSUV用スタッドレスの最上位帯で、4本そろえると12〜13万円台が目安です。氷上性能の絶対値を優先するオーナーには定番として支持されています。
タイヤが路面に瞬間密着する秘密は特許を取得しているナノ凹凸ゴムの ダンロップ ウインターマックス 03
DUNLOP WINTER MAXX 03 205/45R17 84Q
| 車種 | ホンダe |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | WINTER MAXX 03 |
| タイヤサイズ | 205/45R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 621mm |
| ロードインデックス | 84 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 29,697円~(2026年調べ) |
瞬時に路面の水膜を除去するから路面への密着時間も長い ダンロップ ウインターマックス 03
DUNLOP WINTER MAXX 03 225/45R17 91Q
| 車種 | ホンダe |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | WINTER MAXX 03 |
| タイヤサイズ | 225/45R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 640mm |
| ロードインデックス | 91 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 33,775円~(2026年調べ) |
ダンロップのWINTER MAXX 03(ウインターマックス ゼロスリー)は、ナノ凹凸ゴムの働きで瞬間的に水膜を除去し、タイヤが路面に密着するまでが速く、隙間なく路面をグリップする氷上特化型のスタッドレスタイヤです。摩耗しても新しい凹凸構造が出てくるため性能が変わりにくく、ホンダeに長く使用できる点が特徴です。VRX3と比較すると価格が抑えやすく、氷上性能と耐摩耗性のバランスを重視するオーナーから選ばれる傾向があります。
最新の車の進化を考慮して開発された雪へのグリップ力が強い ピレリ ウインター ソット ゼロ 3
PIRELLI WINTER SOTTO ZERO3 205/45R17 88V
| 車種 | ホンダe |
|---|---|
| メーカー | ピレリ |
| ブランド | WINTER SOTTO ZERO3 |
| タイヤサイズ | 205/45R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 616mm |
| ロードインデックス | 88 |
| 速度記号 | V |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 49,390円~(2026年調べ) |
新技術のコンパウンドとサイプ設計で雪道にその性能を発揮する ピレリ ウインター ソット ゼロ 3
PIRELLI WINTER SOTTO ZERO3 225/45R17 94V
| 車種 | ホンダe |
|---|---|
| メーカー | ピレリ |
| ブランド | WINTER SOTTO ZERO3 |
| タイヤサイズ | 225/45R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 634mm |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | V |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 36,100円~(2026年調べ) |
ピレリのWINTER SOTTO ZERO3(ウインターソット ゼロ スリー)は、雪上性能に優れた欧州系ウインタータイヤです。雪上だけでなく、乾いた路面や濡れた路面でもグリップ力を発揮することから、路面が凍結しにくい地域や、高速道路での移動が多いホンダeユーザーに刺さりやすい選択肢です。速度記号Vで240km/hまでの対応に余裕があり、ドライ路面のステアフィールに芯のある銘柄を求めるオーナーに向きます。一方で、北海道・東北・北陸など凍結路の頻度が高いエリアでは国産プレミアム銘柄のほうが氷上の絶対性能で勝ります。
ホンダeのスタッドレス選びに必要な純正タイヤサイズとホイールサイズ
| ホンダeのグレード | 型式 | タイヤサイズ | ホイールサイズ |
|---|---|---|---|
| Honda e Advance/前輪 | ZAA-ZC7 | 205/45ZR17 | 17インチ |
| Honda e Advance/後輪 | ZAA-ZC7 | 225/45ZR17 | 17インチ |
ホンダeにはEVの高い走行性能が最大限にいかせるスタッドレスタイヤがおすすめ
ホンダeは電気自動車で、走り始めてすぐに最大トルク315Nmを発生し、停止や発進が多い街乗りでスムーズに運転できる走行性能を備えています。リアモーター後輪駆動(RR)レイアウトと前後異サイズという珍しい構造により、街中での小回り性能とスポーティな走りを両立した個性的なモデルです。グリップ力の優れたスタッドレスタイヤを選ぶことで、ホンダeの走行性能を損なうことなく冬道に対応できます。氷上性能とアイスグリップに優れたスタッドレスがおすすめです。
なお、ホンダeは2024年1月に生産終了、同年7月に販売終了となっており、現在新車購入はできません。国内総販売台数は約1,800台と希少なモデルで、中古車市場では走行距離の少ない個体も流通しています。中古車として購入したホンダeの冬支度では、製造年週(タイヤ側面の4桁数字)を確認し、ゴムの硬化が進んだ古い純正タイヤから新しいスタッドレスへの履き替えを検討するのが安心です。希少車であるホンダeを長く乗り続けるためにも、タイヤ・バッテリー・回生ブレーキの状態を毎冬チェックし、必要に応じた交換を計画的にすすめてください。