ハイラックスに誕生50周年特別仕様車を設定 18インチホワイトレタータイヤを装備するなどスポーティな外観に
トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」に誕生50周年を記念した特別仕様車ブラックラリーエディションが2018年11月12日に追加されました。
トヨタの正式発表前にも某有名掲示板で紹介されていて、ハイラックス「Black Rally Edition(ブラックラリーエディション)」という特別仕様車が発売されるのではないかと噂されていたモデルです。
掲示板では海外で好評なスポーツグレードと記述されており、タイで販売されているロッコ(Rocco)をベースにしたモデルないかと思われていました。
ホワイトレタータイヤを初期装備していて、ロッコの画像と同じダンロップのオールテレーンタイヤを装着しているため、ロッコで間違いないと考えられました。
2018年11月12日に正式発表された特別仕様車ブラックラリーエディションはZグレードをベースにして、ロッコと同じ装備で登場しました。
2017年の発売から好調を維持するハイラックスの特別仕様車「Black Rally Edition」について、海外で発売されている今回の特別仕様車のモデルになるスポーツグレード「ロッコ(Rocco)」について、詳しく紹介します。
新型ハイラックス初めての特別仕様車ブラックラリーエディションが追加 ブラックの内外装やホワイトレタータイヤがワイルドなスポーツグレード
2018年11月12日ハイラックスに初めての特別仕様車が追加されました。
ハイラックス誕生50周年を記念して設定された従来のZグレードをベースにしたモデルで、フロントフェイスをブラックで統一し、18インチの専用ホイールにはダンロップのホワイトレタータイヤを装着したワイルドな特別仕様車になっています。
注目されるのは専用の18インチホイールとホワイトレターのタイヤです。 18インチのブラックホイールは専用にデザインされたもので、ハイラックスのオフローダーとしての性格とマッチする力強いスタイルを強調しています。
この18インチホイールに組み合わせるのがダンロップ製のホワイトレタータイヤです。ブラックホイールとも相性抜群でハイラックスの足元を従来モデルよりも力強く表現しています。
ステアリング・オプティトロンメーター・シフトノブ・アッパーボックス・サイドレジスターなどに特別仕様車専用のブラック加飾が施されています。商用車として使うにはもったいないほど豪華な質感なので、普段乗りとして購入したい方の需要も高いでしょう。
ボディカラーは全5色でオプションカラー無しが嬉しい
ハイラックス特別仕様車ブラックラリーエディションは5つのボディカラーを設定しています。ハイラックスのボディカラーの特徴は別途お金がかかるオプションカラーが無いことです。クリムゾンスパークレッドメタリックやネビュラブルーメタリックなど、メタリック系のボディカラーも用意されているのが嬉しいです。
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スーパーホワイト2 -
シルバーメタリック -
アティチュードブラックマイカ -
クリムゾンスパークレッドメタリック -
ネビュラブルーメタリック
ブラックラリーエディションに用意されているボディカラーの中でも特にシルバーメタリックやアティチュードブラックマイカは専用のホワイトレタータイヤとマッチしています。
ベーシックなスーパーホワイト2、クリムゾンスパークレッドメタリックやネビュラブルーメタリックも個性的ではずれのないボディカラーが揃っています。
ハイラックスの特別仕様車「Black Rally Edition(ブラックラリーエディション)」の特別装備一覧
ハイラックスの特別仕様車「Black Rally Edition」は内外装に専用装備を施した50周年記念特別仕様車です。
専用装備は18インチホワイトレタータイヤやオーバーフェンダー、バンパーやフロントグリルなど多岐にわたり、「ブラックを基調とした内外装」でスポーティと迫力感をイメージしています。
ハイラックス特別仕様車「Black Rally Edition(ブラックラリーエディション)」の専用装備
- 専用デザイン フロントグリル
- 専用デザイン フロントバンパー
- 専用デザイン オーバーフェンダー
- 専用18インチブラックホイール&ホワイトレタータイヤ(ダンロップ)
- 専用デザイン オプティトロンメーター
- グレー加飾 アッパーボックス
- ハイラックスデザイン 専用スマートエントリーキー
- ブラックメタリック加飾 アウトサイドドアハンドル
- ブラック加飾 テールゲートハンドル
- ブラックメタリック サイドターンランプ付電動格納式ドアミラー
- グレー塗装 リヤバンパー
- ブラック加飾 室内ルーフとトリム
- ファブリックとブラック加飾 ドアトリム
- ブラックメタリック加飾 シフトレバーベゼル
- ブラックとメッキとブラックメタリック加飾 センタークラスター
- ブラックとメッキ加飾 サイドレジスター
- ブラックとメッキ加飾 シフトノブ
- ブラックメタリック加飾 ステアリングホイール
ハイラックスの「Black Rally Edition」は専用の装備や加飾が多いため、日本でラインナップされている商用車のハイラックスとはイメージが違い、乗用車として普段使いするのに最適な特別仕様車になっています。
またワイルドな見た目から趣味やレジャーでより遊べる車として人気になると感じます。
ハイラックスの特別仕様車「Black Rally Edition(ブラックラリーエディション)」の発売日は2018年12月17日で販売価格は3,947,400円
ハイラックスの特別仕様車「Black Rally Edition(ブラックラリーエディション)」はタイで販売されている従来モデルをフェイスリフトした「ロッコ」で販売価格は日本で販売されている既存のハイラックスXグレードの3,267,000円から105,000円上乗せされた3,372,000円から販売されると予想されていました。
これはタイで販売されるハイラックスの通常グレードの販売価格とロッコの販売価格の差が30,000バーツ(日本円で約105,000円)あることを日本円で換算した数字です。
トヨタから正式発表されたブラックラリーエディションはXグレードではなくZグレードをベースにしているため、販売価格はZグレードの3,742,200円から205,200円上乗せされた3,947,400円で販売されています。
ハイラックス誕生50周年を記念した特別仕様車ブラックラリーエディションの発表日・発売日は2018年11月12日で全国のトヨタ店で販売開始します。
ハイラックス「Black Rally Edition」はホワイトレタータイヤやオーバーフェンダーを装備することからタイで発売中のフェイスリフトしたスポーツグレード「ロッコ」と同じ装備
ハイラックスは日本で販売終了していたものの、日本で復活した2017年以前から海外で大人気のピックアップトラックです。そのため日本には導入していないグレードや特別仕様車も多々あります。
今回特別仕様車として設定された「Black Rally Edition」は東南アジアのタイで販売されているスポーツグレードで従来のハイラックスからフェイスリフトした「ロッコ」をベースにした特別仕様車です。
ロッコをベースと考える理由は特別装備の1つに挙げられるホワイトレタータイヤです。タイでスポーツグレードに設定されるロッコもホワイトレタータイヤを標準装備しています。また「Black Rally Edition」の特別装備の1つ、オーバーフェンダーもロッコに装備されています。また日本で販売するハイラックスはタイで製造され、逆輸入されていることも理由になります。
ハイラックスに初めての特別仕様車ブラックラリーエディションが追加
ハイラックスは海外ではポピュラーなボディタイプのピックアップトラックですが、日本ではあまり需要がないとされ2004年に販売終了しました。
しかし2017年に再登場したハイラックスは商用車として、また乗用車として注目を集め発売から1年後の2018年でも約3か月待ちの大人気車種になっています。
ブラックラリーエディションは人気のハイラックスが初めて設定する特別仕様車なので、大きな話題になることは間違いないでしょう。ブラックを基調としたワイルドでスポーティなスタイルは、新たなファンを獲得してハイラックスの人気を盤石なものにするのか期待しましょう。