200系ハイエースワゴン5型の内装は乗車する人をおもてなす快適設計
2017年12月1日から発売した200系ハイエースワゴン5型の内装の特徴を紹介します。最大10人が乗車できるハイエースワゴンは、映画やTVの撮影が行われるロケ現場、工事が行わる現場までスタッフを乗せて移動する車として親しまれています。
マイナーチェンジによって、5型に進化したハイエースは、プリクラッシュセーフティシステムなどをパッケージングするトヨタセーフティセンスPを標準装備します。
そんな安全性が飛躍した、ハイエースワゴンへ乗車する人達をおもてなす内装パーツの特徴や、T-Connectナビなどのお勧めしたい販売店装着オプションの情報もお届けします。
ハイエースワゴンのコックピット周りの内装パーツの特徴
ワイドサイズな車を運転している喜びを体感できる。男性なら特に意識してしまうハイエースワゴンのコックピット周りの特徴を紹介します。
インストルメントパネル
フロントオートエアコンや吹き出し口が配置される、インストルメントパネルアッパー部では、各ユニットとの境界部にシルバーメタリック加飾を施して、デザインの魅力を引き上げます。
フロントオートエアコン
グランドキャビンやGLに標準装備されるフロントオートエアコンは、高性能センサーを設置して、外の環境情報をキャッチします。日射量などの情報は、設定温度へとスムーズに近づけるように風量や吹出しモードをコントロールするために活用されます。
センターコンソール
センターコンソールには、運転席と助手席に座る方のためにカップホルダーが2個設置されます。センターコンソールは、小物トレイの設置、溝の深さに変化を加える、内部スペースや手帳を置くのに便利な箇所を設ける事で、収納力を飛躍させます。
オプティトロンメーター
ハイエースワゴンのオプティトロンメーターでは、タコメーターや燃料メーターなど各部でクリアな視界が魅了的な3眼タイプを採用します。
速度計と燃料メーターの間に表示されるガソリン残量警告灯や油圧警告灯、充電警告灯などのインジケーターランプは、多数のアイコンをベストな位置に配置する事で、安全運転をサポートします。
マルチインフォメーションディスプレイ
速度メーターの下端中央に配置される「マルチインフォメーションディスプレイ」には、エコドライブのモチベーションアップにつながる平均燃費やインジケーターゾーンを表示させます。
ハイエースワゴン シート表皮・内装色の特徴
200系ハイエース5型は、内装色では、好き嫌いが少なく万人受けしやすいカラーであるダークーグレーを採用します。モノトーンカラーとはせずに、まだら模様も取り入れる事でデザインに幅を持たせます。
シート表皮は、トリコットを採用し、長時間の移動や待機時間を考慮して座り心地にこだわり、クッション性を高めます。
ハイエースワゴンの室内装備
最大で10人が乗車できるハイエースワゴンは、乗車する方々をおもてなすために、室内装備を充実させます。ハイエースワゴンの室内装備の特徴を紹介します。
リヤトリムポケット(リヤ1列目シート)
グランドキャビンやGLに標準装備されるリヤトリムポケットには、カップホルダーが2個設置されます。ハイエースワゴンは、TVや映画の撮影時に移動用の車として利用される事を考慮して、トリムポケットは台本を収納しやすいように設計します。
リヤトリムポケット(リヤ3列目シート)
リヤ3列目シートサイド部に備わるリヤトリムポケットには、サイズの異なるポケットが2つ備わります。乗車する方の利用しやすさを追求するためにフックを設置し、ポケットの幅や深さにこだわります。
リヤクーラー
リヤクーラーは、移動中あるいは待機中に、車内が蒸し暑くてストレスを感じたり、体調を崩したりしないように、吹き出し口を多数もうけて一人ひとりの快適性を高めます。
ルームランプ
居住空間の広いハイエースワゴンでは、リヤ部には大型サイズのものを2個、フロント部には1個のルームランプを設置して、必要時に応じて光の種類を変えて室内を明るく照らします。
リヤシートバックポケット
リヤシートのバックエリアは多機能です。路面状況が悪い道を走行する際には、アシストグリップが役立ちます。バックポケットには、スポーツ新聞や週刊誌等を入れておけば、仕事現場に到着するまでの移動時間の楽しみが増えます。
リヤクォーターコンソールは内装に便利をプラスするテーブル装備
GLに標準装備されるリヤクォーターコンソールの上部には、カップホルダーとテーブルが備わります。
蓋を開ければ、ワイドな内側収納を利用できます。
テーブルにお菓子やおつまみを置いておけば、リヤシートに座る方達は、軽食を楽しみ談笑しながらリラックスできます。
ワイドサイズのスライドドア
ハイエースワゴンは、大人数を乗せる事を目的とする車です。あらゆる人の乗り降りをスムーズにするために、開口幅は1,180mm、開口高は1,610mm(ウェザーストリップ~ステップ)とワイドサイズのスライドドアを採用します。
ステップ高は、2WDでは390mmに、4WDは410mmと体に負担のかかりにくい設定です。
最後列ステップアップシートは荷物を運ぶ時に便利なハイエースワゴンの機能
グレード「GL」では、4人掛けの最後列シートを、左右両側にはね上げる事で座席を大容量のラゲッジルームへとチェンジできるスペースアップ機能を標準装備します。スペースアップ機能が備わる事で、ハイエースワゴンの活用の幅は広がります。
ハイエースワゴンの販売店装着オプション(ディーラーオプション)
ハイエースワゴンの安全性や娯楽性を高める、販売店装着オプションを紹介します。これらはディーラーオプションとも言われていて、納車後にも購入できるためハイエースワゴンの購入後に後付けできます。
T-Connectナビ
ステアリングスイッチ付車 メーカー希望価格: 157,680円(税込)
ステアリングスイッチ無車 メーカー希望価格: 156,600円(税込)
商用車として利用されるハイエースには、ナビ機能の充実が求められます。トヨタの純正「T-Connectナビ」は、Tルート検索やオペレーターサービス、スマホアプリ等の機能性を高める事で、ドライバーのニーズに応えます。
T-Connectナビでは、スマホに保存される音楽や映像、地デジやDVDなどのメディア情報を、オーディオ・ビジュアルシステムを通じて楽しめます。
ETC2.0ユニット
メーカー希望価格 32,400円(税込)
T-Connectナビを備えるハイエースワゴンでは、一般道から高速道路への合流をスムーズとする「ETC2.0ユニット」をオプション設定できます。
周辺エリアの渋滞・規制等の交通情報を提供する光ビーコンのシステムを、ETC2.0に組み合わせる事で、状況に応じた適切なルート選びが可能となり安全性が高まります。
ハイエースワゴンのリヤシートを華やかにする内装が12.1型後席ディスプレイ
メーカー希望価格 99,360円(税込)
12.1型後席ディスプレイは、グレードGL・DXのT-Connectナビ付車にオプション設定できます。大人数で、同じ映像を視聴すれば会話は盛り上がり、リラックスした時間を過ごせます。
200系ハイエースワゴン5型の内装には仕事を楽しくする工夫がいっぱい
2017年12月1日に誕生した、200系ハイエースワゴン5型の内装には仕事を楽しくする工夫がいっぱいです。
モデルは現場に向かうまでの移動時間や、待機時間がストレスにならないように室内装備を充実させます。みんなで軽食を楽しめるリヤクォーターコンソールを設置し、会話のネタとなるスポーツ新聞や週刊誌を収納しやすい、リヤシートバックポケットを装備します。
販売店装着オプションで、T‐Connectナビや12.1型後席ディスプレイを設定すれば、仕事に向かうまでの時間や待ち時間がもっと楽しくなります。
移動中や待機中にストレスが溜まる状態と、リラックスできる状態では、後者の方が仕事を楽しめます。日本を代表する商用車であるハイエースワゴンに乗って、移動時間も仕事も楽しみましょう!