エスクァイアの内装は4パターン!グレード別まとめ
エスクァイアの内装を紹介、グレード別に設定されているシートカラーやシート素材設定、コクピット周りやセカンドシート、サードシートの快適機能などを詳しくまとめました。
ノア・ヴォクシーをベースとして設計されたエスクァイアは、トヨタの5ナンバーミニバンの中でも高級志向なインテリアで、満足感が乗る人を包み込んでくれます。日産のセレナ、ホンダのステップワゴンにも負けないインテリアは、上質な時間を求めるビジネスパーソンや大人な女性に似合う1台です。
ファブリック×ブラックはエスクァイアに標準装備する内装パターン
ファブリック×ブラックは、ベースグレードの「HYBRID Xi」「ガソリンXi」グレードに標準装備されているシートで、通気性が良く夏も冬も快適なファブリック素材のシートに、オールブラックのシックな内装をまとったグレードです。
コクピット周りはシンプルな作りで、エアコンのボタン配置も送風を切りたい時の「OFFスイッチ」や、運転席側だけでも早く快適な温度にしたい時に使う「S-FLOWボタン」は、運転席側に配置してあるので押しやすい設計になっています。
エスクァイアハイブリッドXi/ガソリンXi装備の違い
・シートヒーターの有無
・オートエアコンの「S-FLOW」ボタンの有無
・スマートキー・プッシュスタートボタンの有無
同じXiグレードでもハイブリッドエンジンとガソリンエンジンでも標準装備に違いがあり、ハイブリッドグレードではスマートキーとプッシュスタートボタンがついていますが、ガソリンエンジンでは従来の鍵を差して回すタイプでリモコンキーになります。
また、ハイブリッドグレードではシートヒーターとエアコンの「S-FLOW」ボタンがついているのに対し、ガソリンエンジンでは装備されていません。
合成皮革×ブラックはベーシックで快適な標準装備の内装パターン
合成皮革×ブラックのシートは、上級グレードの「HYBRID Gi」「ガソリン Gi」グレードに標準装備されているシートで、革シートと聞くと蒸れたり冷たくて過ごしにくいと思われがちですが、昇温降温抑制機能付きですので夏も冬も快適に座れるようになっています。
コクピット周りは、ベースグレードと同じブラック内装色ですので配色などは同じですが、ステアリングの上部に黒木目調のシルバー加飾が施されています。
ハイブリッドGiとガソリンGiの違いは、エアコン「S-FLOW」ボタンの有無と、リヤオートエアコン(HV)とリヤクーラー(ガソリン)の違いがあります。ガソリン車のシフトノブには、ステアリングと同じく黒木目加飾がついた本革巻きシフトノブが装備されます。
合成皮革×バーガンディ・ブラックは落ち着いた雰囲気が魅力の内装パターン
合成皮革×バーガンディ・ブラック内装は、ハイブリッドGiとガソリンGiグレードでメーカーオプションとして注文できる内装色です。ワインレッドよりも深い色合いのバーガンディは、落ち着いたカラーが好みな人に人気のシートカラーです。
座面と背面がバーガンディ色になり、肩口や座面の耳はブラックの合成皮革シートになります。もちろん、昇温降温抑制機能がついているので、蒸れたり冷たい思いをする必要はありません。
ドアトリムと助手席側のパネル付近は、シートと同じバーガンディ色に統一されます。
Giグレードにメーカーオプションとして設定できるバーガンディ×ブラック内装は、他の人と差をつけたいと思う人にもピッタリの内装カラーです。
ブランノーブ・合成皮革×バーガンディ・ブラックは特別な内装パターン
ブランノーブ・合成皮革×バーガンディ・ブラックの内装カラーは、「ハイブリッドGiプレミアムパッケージ」と「ガソリンGiプレミアムパッケージ」にだけ標準装備される特別な内装パターンです。ブランノーブは、ヌバックをファブリックで表現したシート素材で、手が触れやすい座面と背面に採用されています。
肩口や座面の耳、ヘッドレストはバーガンディ色の合成皮革が使われていて、贅沢なコンビ仕様のシートになっています。
プレミアムパッケージのインパネ周りは、他のグレードにはないカーボン調の加飾が、ステアリング上部とシフトノブ周りに施されています。ガソリンGi車のシフトノブには、ブラウンカーボン調の加飾が施されていて、本革巻きのシフトノブになっています。
また、ドアトリムにはインパネと同じブラウンサイバーカーボン調の加飾があります。
3列7人乗り仕様は広い車内空間を活かせるシートアレンジが9種類
エスクァイアでは、7人乗りと8人乗りのグレードがあり、ガソリン車のみ8人乗りの設定があります。さっそくミニバンの大きさを活かした多彩なシートアレンジ方法をチェックしておいてください。
「スーパーリラックスモード」は、サードシートを収納してセカンドシートを1番後ろまで下げることで足をゆっくりと延ばせる空間ができます。
「フリーアクセスモード」は、セカンドシートを中央に寄せることで、いちいち真ん中の通路を通らなくても良くなるので、サードシートへの行き来が楽にできるモードです。
「だんらんモード」は、セカンドシートを運転席と助手席に近づけることで、1列目の人とも会話がしやすくなります。
「ハーフラゲージモード」では、サードシートの片方を跳ね上げ荷物を置くスペースを作り、5人乗車が出来るシートアレンジ方法です。セカンドシートもサードシートも広々とした足元スペースがあるのでゆったりと旅を楽しめます。
「前席ベビーケアモード」では、チャイルドシートを搭載したシートを前と横にスライドさせることで運転席に座っている人と近くなり、子供との会話を楽しんだり、お世話がしやすくなります。
「フロントフラットソファモード」は、フロントシートを寝かせてセカンドシートとくっつけることで、背もたれがあるソファーのようにくつろげて長旅での休憩時間などに役立つシートアレンジです。
「ラゲッジモード」は、サードシートを格納してたくさんの荷物を積めるようにし、4人乗りでドライブできるモードです。パパ・ママ・子供2人の4人家族に最適なシートアレンジです。
「ビックラゲッジモード」は、ラゲッジモードよりもさらに荷物を積めるようにしたシートアレンジで、セカンドシートをフロントシートにくっつけることで自転車なども積載できるようになります。
「リヤフラットソファモード」は、フロントシート以外のシートを倒してフルフラットになるモードで、車中泊などにも最適のシートアレンジです。オプションでフロントガラスとフロントサイドガラス以外の部分を覆うことが出来るカーテンもあるので、一緒につけることによりプライバシーも確保されます。
エスクァイアは多人数乗車でも十分な収納スペースを確保
エスクァイアには、大人数で乗車することが多いミニバンならではの豊富な収納があります。
運転席と助手席の間に設置してあるセンターコンソールには、セカンドシートで使えるUSB電源が2個、AC100Vのコンセントが設置してあり、スマホやモバイルWi-Fiルーターだけではなくパソコンの充電にも使える便利なセンターコンソールがあります。すべてのハイブリッドグレードにメーカーオプションで設置できます。
アクセサリーコンセントを設置していない場合はUSB充電端子が2個設置してあり、ハイブリッドグレードとGiプレミアムパッケージ、Giグレードに標準装備されます。
コンソールボックスを開けるとハイブリッド車ではティッシュボックスが入るくらいの大きさ、ガソリン車ではペットボトルが入るくらいの深さがあります。
マイナーチェンジしたエスクァイアでは、新たに助手席シートバックテーブルが備え付けられ、コーヒーカップなどがピッタリ収まるサイズに設計されています。
フロントドアとスライドドアのポケットには、ペットボトルと書類を収納できるスペースが、サードシートのトリムにはペットボトルが仕舞えるスペースがあります。
7人乗り仕様
8人乗り仕様
ドアやトリムサイドの収納スペースの他にも、セカンドシートには折り畳み式のサイドテーブル(7人乗り仕様)があり、8人乗り仕様ではセカンドシートの真ん中に格納式センターボックスが備え付けてあります。
デッキボード下にも収納スペースがあり、ゴルフバッグやスーツケースなど大容量の荷物を仕舞えるようになっています。
サードシートを展開した状態でも、足元に収納スペースがあるのでキャンプマットなどを丸めて納めておくことができます。
エスクァイアはサンシェードや室内灯など快適装備が充実
スライドドアのガラス内側にはサンシェードが装備されていて、日差しが強い時などに活躍します。
ハイブリッドGiプレミアムパッケージ、Giプレミアムパッケージの2グレードには、フロント・センター・リアの室内灯にLEDが標準装備され、白いLED灯が照らす光は車内を明るく先進的に照らしてくれます。
グレード毎に4・6・8個のスピーカーが搭載されていて、専用設計のアンプも装備しています。車内の広いミニバンでもどこに座っていても音楽をハッキリと聞けるので天井にも設置される8スピーカーはおすすめのオプションです。
ハイブリッドグレードと、Giプレミアムパッケージ、Giグレードに標準装備されるシートヒーターは運転席と助手席に設置されていて、寒い冬だけではなく冷房が効きすぎている時にも使えるコンフォート装備です。
プレミアムパッケージグレードではステアリングヒーターも標準装備され、寒い日でも我慢しながら冷たい本革巻きのステアリングを握る必要がなくなります。
エスクァイアの内装は高級感があふれ収納上手なのでファミリー世代にぴったり
5ナンバーミニバンの中でも高級感のあるエスクァイアは、見かけだけの使いにくい車ではなく、収納スペースも満載のとても実用的な車です。
ミニバンは子育て世代のパパ、ママにピッタリの車で、アルファードやヴェルファイアほどの豪華さはまだ子供が小さいから勿体ないけど、高級感も欲しいという人の気持ちにエスクァイアなら応えてくれます。