GT-Rの内装

GT-Rの内装は乗り込む度にドライバーをワクワクさせるデザインと快適装備が充実

GT-Rの内装の特徴をグレード別に紹介。メーカーオプションでインテリアカラーは変更可能ですがモデルによってデザインが異なります。日産GT-Rのコックピットやインパネ周りはスポーツ走行を前提とし、機能美を体現した使い勝手の良い設計。荷室にはスーツケースやゴルフバッグを積載可能です。

GT-Rの内装は乗り込む度にドライバーをワクワクさせるデザインと快適装備が充実

GT-Rの「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」がついに発売開始!内装デザインはどうなってる?

2018年12月より予約受付がスタートしていた、日産GT-R「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」がいよいよ2019年1月11日から発売されました。大阪なおみ選手にインスパイアされたというデザインはスポーティかつ高級感があってとてもかっこいい仕上がりとなっています。

「GT-R プレミアムエディション」をベースに特別仕様車専用のインテリアが設定されています。日産GT-R「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」の内装デザインの詳細について、コックピットやシートデザインを中心に見ていきましょう。

GT-Rの特別仕様車「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」は3つのインテリアカラーがラインナップ

GT-R大坂なおみモデルのコックピットGT-R特別仕様車「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」のコックピット

GT-Rの特別仕様車「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」のコックピットは、先進的な雰囲気とスポーティさを融合したスタイルです。ひとたび乗り込めばすぐに車を走らせたくなるような高揚感に包まれます。

GT-R大坂なおみモデルの内装上からGT-R特別仕様車「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」のアイボリーレザーインテリア・アンバーレッドレザーインテリア・タンレザーインテリア

「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」のインテリアカラーは、この特別仕様車だけに用意されたアイボリーレザーインテリア・アンバーレッドレザーインテリア・タンレザーインテリアの3つの内装色から選ぶことができます。
シートは本革生地を採用したアーバンブラックレザーフロントシートがそれぞれに設定されています。しっかりとした構造で座り心地がよく、また滑りにくいので快適にドライブを楽しむことができます。

3タイプともカラーを除けばデザインは同じです。なお、アンバーレッドレザーとタンレザーの内装を選んだ場合は、ステアリングホイールにも同じ色のステアリングが採用されます。ベース車であるGT-Rプレミアムエディションの内装と比較すると、「大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」の方が全体的にブラックの比率が多く、より落ち着きのある洗練されたデザインとなっているのがポイントです。

誰もが憧れるプレミアムスポーツGT-Rの内装を徹底調査!グレードごとのデザインや装備差をチェック

2007年の販売以来、イヤーモデル制により毎年新しい姿を見せてくれるGT-Rは、日産のスポーツモデルとして誰もが知るハイパフォーマンスカーです。ソリッドで力強い外観と頂点に立つ高い走行性能で、長年にわたり多くの走り屋の心を掴んできました。日産のGT-Rの内装は、その走りに相応しいスポーツテイストを前面に押し出したデザインや色遣いを採用しています。さらにGT-Rとのドライビングを最大限に楽しむための先進装備も充実しており、ドライバーを十分に満足させてくれます。

GT-Rは標準仕様のGT-R Pure edition・GT-R Black edition・GT-R Premium edition・ベースモデルとニスモの中間的ポジションとなるGT-R Track edition engineered by nismo・GT-R最上級グレードNISMOの5モデルが展開中です。気になる各グレードのシートデザインやコックピット・インパネ周りなどに注目してみましょう。

GT-Rのシートインテリアをグレードごとにチェック!

GT-Rのシートデザインをグレード別に見ていきます。GT-Rはモデルによって選べるデザインが違うことや選択肢が少ない場合があります。
なお、GT-Rの2017年モデルからは上半身を面で支える助手席の構造をドライバー席にも反映し、身体への負担を軽減するとともに乗り心地アップを実現しています。

GT-R Pure editionはメーカーオプションでアーバンブラックのセミアニリン本革シートに変更可能

GT-Rのピュアエディションのオプション内装GT-Rピュアエディションにオプション設定されているアーバンブラックのセミアニリン本革の内装

GT-Rのベースモデルであるピュアエディションにはクールなブラックのインテリアカラーが設定されています。しっかりとした作りの本革とパールスエードのコンビシートがドライバーの身体に良くフィットします。メーカーオプションを選択した場合はアーバンブラックのセミアニリン本革シートに変更できます。

GT-R Black editionとGT-R Track edition engineered by nismoにはレカロシートを設定

GT-Rのレカロシートレッドとブラックのレカロシートはレーシーな雰囲気でGT-Rにぴったり

GT-R ブラックエディションとGT-R トラックエディション engineered by nismoのインテリアには黒をベースに赤のアクセントを取り入れた専用RECAROシートを採用しています。レカロシートは乗員の身体への負担を和らげる機能性に優れたシートです。
GT-R トラックエディション engineered by nismoの場合は、メーカーオプションでアルカンターラ・本革専用カーボンバックバケットシートを装着可能です。

GT-R Premium editionの標準装備シートはGT-R Pure editionと同じデザインだがメーカーオプションの選択肢が豊富

GT-Rのタンカラー内装ファッショナブルインテリアのタンカラーは外車のスーパーカーのようなプレミアム感がある

GT-R プレミアムエディションはGT-R ピュアエディションと同じ黒の内装が標準装備されていますが、GT-R プレミアムエディションにのみ適用されるメーカーオプションのファッショナブルインテリアを選ぶこともできます。タンカラーのインテリアはオーナーの所有欲を刺激する高級感たっぷりのスポーツカーらしい内装です。
なお、GT-R プレミアムエディションのファッショナブルインテリアには、タンの他にアンバーレッド・アイボリー・GT-R Pure editionと同じアーバンブラックの3色もラインナップしています。

コンプリートモデルのGT-R NISMOには専用のフルバケットシートを搭載

GT-RのNISMOグレードGT-Rの頂点に立つNISMOグレードはレカロの専用フルバケットシートを装備

GT-RのコンプリートモデルであるNISMOは、GT-R トラックエディション engineered by nismoのメーカーオプションでもあるRECARO製の専用カーボンバックバケットシートを装備しています。深紅の生地とステッチを組み合わせたスポーティなデザインは最上級グレードのニスモに相応しいビジュアルで、デザイン性重視のドライバーも満足するインテリアです。

エネルギッシュな走りを予感させるGT-Rのコックピットの全貌

GT-Rのコックピット上がGT-R Track edition engineered by nismo、下がGT-R ニスモのコックピット

GT-Rのコックピットは、目的別に「スタートエリア」「ドライバー操作系エリア」「視認・情報エリア」「助手席ホスピタリティエリア」の4つのエリアに分類してデザインされているのが特徴です。

Pure edition・Black edition・Premium editionTrack edition engineered by nismoの4グレードのコックピットは内装色の違いを除けばデザインの違いはそこまでなく、メーターにカーボン調コンビメーターを標準装備。いずれも安定した水平基調の設計です。クロームリングがスタイリッシュに輝きを放ちます。
ニスモの機器類はコンビメーターという点は同じですが、タコメーターのリングに赤を採用しているという違いがあります。

GT-Rの走行モードスイッチGT-Rの走行モードの切り替えはスイッチ一つで完結

走りのテイストをスイッチひとつで変更できるセットアップスイッチは全車に搭載。市街地での走行から雪深い土地やぬかるみなどの悪路での走行まで対応します。

GT-Rのエキゾースト・サウンド・コントロール夜間や同乗者がいるときに便利なのが排気音の大きさを調整できるエキゾースト・サウンド・コントロール

エキゾースト・サウンド・コントロールはピュアエディション以外の全グレードに標準装備されています。排気音量を低減し、静かな走行を実現します。

GT-Rのディスプレイ8インチ大型ディスプレイでドライビング情報を表示

メーターパレットやドライビングサポート、USBデータ吸出し機能など様々な機能を搭載しているマルチファンクションメーター。8インチの大きなディスプレイで情報の視認性が高く、ドライバーに多くの情報をわかりやすく提供します。

GT-RのニッサンコネクトナビゲーションGT-Rはニッサンコネクトナビゲーションが全グレードに標準装備

8インチワイドディスプレイを装備するNissanConnectナビゲーションシステムは、全グレードに標準装備されます。音楽やDVDの視聴といったオーディオ機能はもちろん、先進技術を駆使した精度の高いリアルタイム交通情報を得ることが可能です。NissanConnectサービスを利用する場合は会員登録が必要となります。

GT-Rのオートエアコン独立式オートエアコンで快適にドライブできる

GT-Rのオートエアコンはダイヤル式で感覚的に操作できます。運転席と助手席で独立して温度調整ができるのが便利です。
トランスミッション・ショックアブソーバー・VDC-Rを操作するセットアップスイッチは、それぞれオートエアコンの下部に設置してあります。

GT-Rのフロアマット消臭機能付きのGT-R専用フロアマットは「GT-R」のエンブレムが嬉しい

ディーラーオプションのGT-R専用フロアカーペットはニスモ以外の全車に対応。消臭機能付きで、運転席と助手席の両方に配置された重厚感のあるエンブレムがポイントです。カラーはレッドとブラックから選べます。ニスモに対応するのは赤く縁取られたブラックのフロアマットで、全車対応のデザインと同様エンブレムがついています。

迫力のある音質を再現するBOSEサウンドシステムを採用

GT-RのBOSE製サウンドシステムGT-Rの車内には計11個のBOSE専用スピーカーを装備

電力消費や発熱を抑えるデジタルアンプを採用したBOSEのサウンドシステムを装備しているGT-R。車内には11個ものスピーカーを設置しており、クリアな低音がしっかりと乗員に届けられます。

GT-Rが持つ収納力はどれくらい?

スポーツカーとなるとやはり荷物の積載量はミニバンのようにはいきませんが、GT-Rの場合、二人で旅行する程度の荷物は十分に積載可能です。ゴルフバッグやスーツケースなど、大きなものも比較的すんなり積み込めます。
その他の収納ポイントとして、ドリンクホルダーやアームレストのついたセンターコンソールボックス、鍵付きのグローブボックスなどが設置されています。

GT-Rの内装はドライバーの心を煽るスーパースポーツカーらしいデザイン

GT-Rのインテリア

GT-Rの内装はグレード間で違いがありますが、どのグレードにおいてもGT-Rが持つ究極の走行性能に見合ったシートデザインが設定されています。ボディカラーとの組み合わせを考慮しながら自分好みの内装カラーを選ぶことができます。人気車種ということもあり、インテリアカスタムを手掛けるメーカーも多いので、オンリーワンを求めるなら思い切って張替えなどを考えるのも手です。

コックピットは運転の楽しさをとことん追求し、デザインと機能性を両立した設計です。ドアを開けるとオーナーの所有欲を刺激するプレミアムな空間が広がります。先進性を感じるインパネ周りやNissanConnectサービス等の装備が充実している点もGT-Rの魅力のひとつです。さらにBOSE社のサウンドシステムを採用するほか、遮音・吸音対策も万全でシーンに応じて静かなドライビングも楽しめます。
イヤーモデル制をとるGT-Rは内装・外観・走りなど全ての面において進化を続けてきました。今後も多くのファンを魅了し、モータースポーツ界の先陣を切って駆け抜けていくでしょう。