フレアワゴンの内装の魅力に迫る
フレアワゴンは2023年12月にフルモデルチェンジで4代目になり、「XG」「XS」「Custom Style XS」「Custom Style XT」の4グレード構成になりました。
機能性と走行にすぐれたフレアワゴンの内装は快適装備が満載で乗り心地も良く、毎日どこかに出かけたくなる、そんな一台です。魅力あふれるフレアワゴンのインテリアを紹介していきます。
フレアワゴンのグレード別コックピットの違い
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フレアワゴンXGのインストルメントパネル周辺 -
フレアワゴンXSのインストルメントパネル周辺 -
フレアワゴンCustom Style XSのインストルメントパネル周辺 -
フレアワゴンCustom Style XTのインストルメントパネル周辺
フレアワゴンの「XG」と「XS」はブラック×ブラウンカラーにさし色のアイボリーがカジュアルなイメージで、Custom Styleの「XS」と「XT」ではブラック×セミマットボルドーで落ち着いた上質感を印象付けます。どちらも視認性の高いモニターやスイッチ類の配置になっていて、運転のしやすさがドライブの楽しさにつながります。
フレアワゴンは「オートライトシステム」が、ヘッドランプを周囲の明るさに応じて自動点灯・消灯します。いくつもトンネルが続く道や、夕暮れ時のヘッドランプの無灯火状態を避けることができます。
「ライト自動消灯システム」では、エンジンをオフにして運転席のドアを開けることで、オートライトをオンにしていなくても自動でヘッドランプを消灯します。
フロントピラーを細くすることで、左右の死角を減らして前方の広い視界を確保しています。助手席側のドアミラーにはサイドアンダーミラーを装備して、運転席から見えない場所の安全確認を可能にしました。
運転席の視線上のダッシュボード上に、カラーで車速やシフト位置、警告などを表示するヘッドアップディスプレイを設置。運転中、メーターパネルなどへの視線移動をする必要がなく、安全運転につながります。
スピードメーターをデジタル化し、直観的に判断することができます。4.2インチのカラーTFT液晶マルチインフォメーションディスプレイには、車両情報や交差点案内、警告メッセージなど、様々な情報を表示します。
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大型9インチ画面の全方位モニター用メモリーナビゲーション -
ディスプレイの地図画面 -
ディスプレイの車両情報画面 -
ディスプレイのオーディオ画面
全方位モニター用メモリーナビゲーションは、9インチHDディスプレイで運転席からも助手席からも見やすく、操作もしやすくなっています。フルセグTVやAM・FMラジオ、ナビ機能はもちろん、走行距離や平均燃費などの車両情報の表示や、オーディオ画面の表示や、スマートフォンと連携させることでスマートフォン内のアプリをナビゲーション上で使用することができます。
ステアリングに手元で様々な操作や設定ができるスイッチが備わっています。「シフトスイッチ」では7速MTモードに切り替えることで、指先でシフトアップとダウンを操作でき、爽快なスポーツ走行を楽しむことができます。
「パワーモードスイッチ」は、エンジンやCVTの制御変更と、モーターアシストをトルクアップさせ、パワフルな加速力を発揮し、坂道や高速道路の合流地点などで力強さを実感できます。
電動パーキングブレーキはスイッチひとつで簡単操作できます。パーキングブレーキがシフト操作やアクセルと連動して作動・解除するため、発進もスムーズに行えます。
ブレーキホールドは、足をブレーキペダルから離してもブレーキ状態を保持します。アクセルペダルを踏むまでキープされるので、渋滞や信号待ちの際に便利なだけではなく、駐車券を取る際など、ブレーキペダルから足が離れても安心です。
冷えたドライバーの手をステアリングヒーターで素早く温め、寒い日の運転し始めでも快適にハンドルを握ることができます。自動でON/OFFを切り替えて温まりすぎないよう、調整機能がついています。
フレアワゴンのグレード別インテリアカラーと快適な室内
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フレアワゴンXGのインテリアカラー -
フレアワゴンXSのインテリアカラー -
フレアワゴンCustom Style XSのインテリアカラー -
フレアワゴンCustom Style XTのインテリアカラー
「XG」と「XS」ではシート表皮がグレー基調のカラーメランジで、カフェラテカラーをドアアッパー部分やサイドルーバーガーニッシュに配色し、明るくカジュアルなイメージです。
カスタムスタイルの「XS」と「XT」ではシート表皮がスエード調のファブリックとシートサイドにはパイピングが施されたレザー調で、ブラック基調のインテリアにはピアノブラックとセミマットなボルドーの加飾が施され、上質感を出しています。
後席のリアシートは背もたれの高さがあり、ソファのように座り心地がよく、ゆったりとくつろげる空間です。車内高もあるので圧迫感がなく開放感があり、独立型のシートスライドで乗る人の体格に合わせて足元のスペースを広く確保できます。
後席に装備される「マルチユースフラップ」は、フラップの位置を調整することで様々な使い方ができます。後席シート横のボタン操作で簡単に角度設定ができます。
- オットマンモード:後席で足を伸ばしてリラックス
- レッグサポートモード:姿勢をしっかりと安定させる
- 荷物ストッパーモード:シートに乗せた荷物の落下を予防
後席中央には左右独立したアームレストを搭載しています。長時間ドライブでも肘をおいてくつろぐことができます。使用しない時は格納しておくことができます。
後席シートは前後のスライドとリクライニング機構が備わります。好みに合わせて足元を広く、背もたれを倒してリラックスして過ごすことができます。マルチユースフラップをオットマンモードで使用する際、最もリラックスできるシートの角度を設定できます。
後席中央にスライドレバーを設置。大きいレバーで操作しやすく、片側のドア側から後席左右のスライドが可能です。
運転席と助手席の座面にシートヒーターを搭載しています。後席には温風を足元に送風するリアヒーターダクトを装備。寒い日でも座面や足元から温めてくれます。
室内上部には、インテリアにマッチするデザインのスリムサーキュレーターを搭載しています。静音タイプでエアコンの冷気や暖房の温かい空気を室内に満遍なく循環させ、後席でも快適に過ごすことができます。
下から持ち上げ、フックにかけるだけで設置できるロールサンシェード。後席への直射日光やプライバシー保護に便利です。ロールサンシェードを設置しても、外の様子はしっかりと見ることができます。
スマートフォンの充電などに便利なType-AとType-CのUSBチャージャーをインパネと運転席側、後席に装備しています。どの席に乗車していても充電が可能なのでとても便利です。
使い勝手の良いフレアワゴンのスライドドア
スライドドアの開口部が広く、乗り降りがとてもスムーズです。リアステップの地上高が345mm、スライドドアの開口高が1,250mm、開口幅じゃ600mmと広く、後席両側には145mmの乗降グリップがつかみやすい位置に設置されています。低床と広々開口で、小さな子供や高齢者でも、楽に乗り降りできます。
電動スライドドアは任意の場所で一時停止することもできます。悪天候で車内に雨が入り込むのを防いだり、物の出し入れで少しだけ開けたい場合に便利です。リクエストスイッチやドアハンドル操作で可能になります。
「スライドドアイージークロージャー」によって、半ドアの状態でも自動でしっかりと全閉してくれるので、半ドア状態になることはありません。
スライドドアのドアハンドルを握らなくても、スイッチを押すだけでスライドドアの自動開錠と自動オープンを行えるワンアクション電動スライドドア。
予約ロック機能がついており、ドアロックを予約しておくことでスライドドアが閉まりきるまで待たなくても、電動スライドドアが閉まり切ったと同時にロックされますので、降車後の行動がスムーズにできます。
フレアワゴンの室内随所に設置された便利な収納
フレアワゴンの室内には便利な収納が満載です。見える収納、見せない収納で、日ごろから使用するものからめったに使わないものの収納を分けて収納することができます。
- 折りたたみ式シートバックテーブル
- シートバックアッパーポケット(運転席/助手席)
- シートバックポケット(助手席)
- ボトルホルダー(リアドア2個)
- オープントレイ(運転席)
- フロントドアアッパーポケット(運転席/助手席)
- インパネアンダートレイ(運転席)
- インパネドリンクホルダー(運転席側)
- インパネドリンクホルダー(助手席側)
- USBチャージャー
- ビッグオープントレイ
- インパネボックス(助手席)
- アームレストボックス(フロント)
- グローブボックス
- ボトルホルダー付ドアポケット
- シートアンダーボックス(助手席)
- クォーターポケット(後席・運転席側)
ドリンクホルダーはペットボトルやカップだけではなく、幼児用のマグや四角い紙パックの飲料もしっかりとホールドして入れることができます。助手席下のシートアンダーボックスは、日ごろ使わないものや替えのシューズを収納するのにとても便利です。
シートアレンジで荷室空間を広げて使い方自由自在
多彩なシートアレンジで使い勝手が良いフレアワゴン。「フルフラット」にするとロングドライブでの休憩時に、足を伸ばして休むことができます。後席と助手席を倒すことで長尺の荷物を積み込むことができます。後席の片側だけ倒すと3人まで乗車でき、尚且つ大きな荷物を積み込むことができます。
分割可倒式のリアシートはワンタッチでフラットにすることが可能です。スライドドア側からでも荷室側からでも、後席シートの肩口にあるレバー操作だけで倒すことができ、簡単にラゲッジスペースを広げることができます。
また、リアシートを荷室側からスライドすることができるので、バックドアを開けてから荷物が入らなくて困ることもありません。
後席を倒しても床面がフラットで荷室高もしっかりと確保。自転車の積み下ろしガイドを開口部に設置しているので、自転車の積み下ろしも楽に行えます。
フレアワゴンの内装はグレード別で違う顔を見せてくれる性別を問わずにおすすめできるデザイン
フレアワゴンの内装は、「XG」「XS」ではカフェラテカラーがアクセントになっているカジュアルなイメージ。「Custom Style XS」「Custom Style XT」ではマットなボルドーカラーが上質で落ち着いたイメージの内装になっています。
運転席からの視界の良さとコックピットの操作性や視認性の高さで運転もしやすく、後席まで乗り心地に配慮した内装でゆったりと室内で過ごすことができ、快適ドライブで楽しいひと時を過ごすことができるでしょう。
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