フェアレディZのモデルチェンジ

フェアレディZのモデルチェンジ情報:2026年8月27日にマイナーチェンジで新色・新装備・6MT追加・NISMOも

四半世紀ぶりのフロントZエンブレム復活、新設計フロントバンパー、大径モノチューブダンパーの新採用など、フェアレディZのモデルチェンジ情報を変更点別に整理しました。対自転車検知に対応した緊急ブレーキやQi2ワイヤレス充電器まで、進化のポイントを網羅します。

フェアレディZのモデルチェンジ情報:Zエンブレム復活とNISMOに待望の6MT追加

日産自動車が、スポーツカー「フェアレディZ」と、その走りをさらに磨き上げた高性能モデル「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジして発売しました。初代S30型の登場以来、モデルチェンジを重ねながら半世紀以上にわたって進化を続けてきたフェアレディZにとって、今回の改良は歴代モデルへのオマージュと走行性能の深化を同時に果たす内容となっています。

ここでは、四半世紀ぶりに復活したフロントZエンブレムをはじめとするエクステリアの変更点から、新設定の内装色「タン」を採用したインテリア、新採用の大径モノチューブダンパー、そしてNISMOに追加された専用6MTまで、注目ポイントを詳しくご紹介します。価格・主要諸元もあわせて確認していきましょう。

  • 歴代モデルへのオマージュとしてフロントZエンブレムが復活
  • 新色「雲龍グリーン」を含む全10色のボディカラーを設定
  • 初代オマージュの内装色「タン」を新設定
  • 大径モノチューブショックアブソーバーを新採用
  • NISMOに専用ショートストローク6MTを追加し420PSへ強化
  • Qi2規格対応ワイヤレス充電器と対自転車検知対応の緊急ブレーキを新搭載

新型フェアレディZ フロント斜め前

日産、新型「フェアレディZ」および「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジして発売、デザインの深化と走行性能の向上を実現

日産自動車は、スポーツカー「フェアレディZ」と、その高い走行性能をさらに磨き上げた高性能モデル「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジし、発売しました。今回の仕様変更では、初代モデルから受け継がれてきたデザインのヘリテージをさらに深化させるとともに、ドライバーが意のままに操る走りの楽しさに磨きをかけています。

標準モデルにおける外観の大きなトピックとして、歴代モデル(S30型からZ32型)へのオマージュである「フロントZエンブレム」が復活しました。これに合わせて新設計されたフロントバンパーは、ロングノーズ・ショートデッキのデザインを強調しながら、空気抵抗の低減とフロントリフトの抑制を両立させています。

四半世紀ぶりに復活したフロントZエンブレム

また、3代目のデザインから着想を得た鍛造アルミホイールや、伝統色「グランプリグリーン」を現代的に解釈した新色「雲龍グリーン」など、合計10種類のボディカラーが用意されています。室内では初代をオマージュした上質な「タン」の内装色が新たに設定されたほか、12.3インチのフルカラーメーターには歴代モデルのシルエットが登場する新規オープニングムービーが採用されました。さらに、足回りには新たに大径モノチューブショックアブソーバーを導入し、高速走行時におけるしなやかで安定した乗り心地を追求しています。

デザインの原点となった初代フェアレディZ(S30型)

スポーツカーファン待望のアップデートとして、「フェアレディZ NISMO」には専用ショートストローク6速マニュアルトランスミッション(6MT)が新たに追加されました。アクセルを踏んだ瞬間からリニアに反応する専用のエンジン制御チューニングが施され、高回転域まで伸びやかな加速フィールが体感できます。シャシー面では「NISSAN GT-R」に採用されていたフロント2ピースドリルドローターを搭載し、優れた放熱性による制動力向上とバネ下重量の軽量化を達成しました。

全車共通の先進機能として、走行時の振動でもずれにくい最新のQi2規格対応ワイヤレス充電器が新搭載されています。さらに、強い横Gがかかるスポーツ走行時にも安定して燃料を供給する「燃料タンクチャンバー」の追加や、対自転車の制動要件に適合した「衝突被害軽減ブレーキ(インテリジェント エマージェンシーブレーキ)」の新規採用など、日常の快適性と安全性が一段と引き上げられています。

伝統と最新技術が融合する機能美、新型「フェアレディZ」のエクステリアを徹底解剖

今回のマイナーチェンジによって登場した新型「フェアレディZ」は、「伝統と最新技術の融合」をデザインテーマに掲げています。初代(S30型)から受け継がれ、歴代のモデルチェンジを通じて磨き上げられてきたロングノーズ・ショートデッキの美しいプロポーションや低重心のリヤスタンスを忠実に継承しつつ、最先端のエアロダイナミクスや安全テクノロジーをシームレスに融合。目にした瞬間に「Z」と分かる、洗練されたダイナミックなスタイリングの全貌に迫ります。

四半世紀ぶりの「Zエンブレム」復活と新設計フロントバンパー

フロントフェイスにおける最大のトピックは、初代(S30型)から4代目(Z32型)まで採用されていた「フロントZエンブレム」が四半世紀ぶりに復活したことです。これに合わせてフロントバンパーも新設計され、フロントノーズの先端を延長することで、ロングノーズ・ショートデッキの佇まいがさらに強調されました。

フロントグリルには、初代S30型へのオマージュとしてグリルを上下に二分割するボディカラー同色のバーを配置。ダクトやソナーのレイアウトも見直され、ロー&ワイドなスタンスを引き立てながら、フロントリフト(揚力)を3.3%低減、空気抵抗を1.0%低減することに成功しています(Version S、Version ST数値)。

新設計フロントバンパーが際立つ新型フェアレディZ

歴代Zの魂を宿す先進のシグネチャーランプと伝統のディテール

ライト類にも歴代モデルへの敬意と先進技術が注ぎ込まれています。フロントのシグネチャーLEDポジションランプは、初代S30型のレンズカバーに反射して浮かび上がっていたアイラインを最新の面発光技術で再現したものです。上部がターンランプやデイタイムランニングランプを兼ね、下部もポジション・デイタイムランプとして機能します。

リヤのLEDコンビネーションランプは、4代目Z32型を彷彿とさせる縦積みの2重リングテールランプを採用し、手前と奥のインナーレンズ発光による奥行きのある3Dシグネチャーが特徴です。

歴代Zへのオマージュを込めたランプデザイン

さらに、ルーフラインに配されたルーフフィニッシャーは、日本伝統の「刀」が持つ鋭いハイライトと半光沢の強い輝きを特別な塗装技術で再現しています。美しいファストバックスタイルを損なわないよう、内部構造を工夫した薄型軽量のアルミ製バックドアも新開発されました。

Z31型をオマージュした新デザイン19インチアルミ鍛造ホイール

足もとを飾るのは、3代目(Z31型)が装着していた「エアロディッシュ・ホイールデザイン」を現代風に解釈した、新デザインのレイズ製19インチアルミ鍛造ホイールです(グレード別設定)。軽量かつ高剛性なスポークに加え、リム周辺には特徴的な幾何学パターンの切削加工が施されています。従来モデルと同じ19インチサイズでありながら、視覚的に大きく見せるデザイン処理により、路面をしっかりと捉える力強い存在感を際立たせています。

Z31型をオマージュしたレイズ製19インチアルミ鍛造ホイール

伝統色を受け継ぐ「雲龍グリーン」など全10色のカラーバリエーション

全10色が設定される新型フェアレディZのカラーバリエーション

ボディカラーは、2トーン5種類、モノトーン5種類の合計10種類という豊富なバリエーションが用意されています。

注目は、初代S30型のイメージカラー「グランプリグリーン」から着想を得た新色の「雲龍(うんりゅう)グリーン/スーパーブラック 2トーン」です。雲に乗って上昇する龍をイメージしたダイナミックな美しさを持ち、耐候性の高い黄色と青色の顔料を調合することで経年劣化しにくい高品質なグリーンに仕上げられました。

そのほか、光の角度や夜間の照明下で妖艶にブルーの色味が変化する4コート2ベイク塗装の「ワン湾(ワンガン)ブルー」や、初代のトップグレード「Z 432」がまとっていたグランプリオレンジをオマージュした鮮烈なソリッドカラー「432オレンジ」など、ZのDNAとパッションを体現するボディカラーがラインアップされています。

  • 雲龍グリーン/スーパーブラック 2トーン〈特別塗装色〉
  • バイブラントレッド/スーパーブラック 2トーン〈特別塗装色〉
  • ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック 2トーン〈特別塗装色〉
  • ステルスグレー/スーパーブラック 2トーン〈特別塗装色〉
  • ブリリアントシルバー/スーパーブラック 2トーン〈特別塗装色〉
  • ワンガンブルー〈特別塗装色〉
  • 432オレンジ〈特別塗装色〉
  • バーガンディー
  • ダークメタルグレー
  • ミッドナイトブラック〈特別塗装色〉

歴代Zのヘリテージと最先端機能が融合、新型「フェアレディZ」のモダンなコックピットを紐解く

日産が誇るスポーツカーのDNAを色濃く反映した新型「フェアレディZ」は、インテリアにおいてもその輝かしい歴史への敬意と、現代のドライバーが求める先進的な機能性を高次元で融合させています。初代(S30型)の設計思想を継承した機能的なレイアウトはそのままに、ドライバーの感性とシンクロするデジタルインターフェースや上質なマテリアルを贅沢に採用。ドアを開けて乗り込んだ瞬間に濃密なスポーツマインドに包まれる、洗練されたモダンコックピットの詳細をお届けします。

初代から受け継がれた縦積みレイアウトと伝統の3連サブメーター

インストルメントパネル中央部には、初代S30型から続く伝統の設計思想が息づいています。ドライバーの視線移動を最小限に抑えるため、最も見やすい位置に3連サブメーター(ブースト計、ターボ回転計、電圧計)を配置。その下に薄型エアコン吹き出し口、インフォテインメント用の9インチワイドディスプレイ、エアコンスイッチを縦一列に配置する独特のレイアウトを採用しました。

これにより、走行時の視覚的なノイズが低減され、スポーツドライビングに極限まで集中できる環境を提供しています。3連サブメーターは走行中の過給状態をリアルタイムに把握できるだけでなく、左側に電圧計を配置することで、新しさの中にも温故知新のヘリテージを感じさせるデザインとなっています。

初代から受け継がれる伝統の3連サブメーター

歴代Zが駆け抜ける液晶メーターとマルチモードディスプレイ

運転席正面には、12.3インチのフルカラー液晶「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」を搭載しています。プッシュエンジンスターターを押した瞬間、歴代モデル(S30型から最新のRZ34型まで)のシルエットが次々と登場する新規オープニングアニメーションが再生され、走り出す前の高揚感を極限まで高めてくれます。

液晶の表示レイアウトは、日常使いに適した「ノーマルモード」、ナビゲーションやオーディオ情報を大きく表示できる「エンハンスモード」、そしてタコメーターを中央に据えたスポーツ走行用の「スポーツモード」の3種類から、ドライビングシーンに応じて最適な表示を選択することが可能です。

12.3インチフルカラー液晶メーター

初代オマージュの上質な「タン」内装とホールド性を極めたシート

今回のマイナーチェンジにより、初代S30型をオマージュした上質で大人な空間を演出する内装色「タン」が新たに設定されました(Version ST、Version Tに特別内装色として設定)。シート地には、手触りの良い本革とスエード調ファブリックのコンビネーションが採用され、エレガントなプレミアムスポーツの世界観を構築しています。

シート設計自体にもNISMOのレース経験で培われたノウハウが惜しみなく投入されています。身体との接触面積を広く確保しつつ表皮素材を厳選することで、コーナリング時にかかる強い横Gに対しても上半身のブレを効果的に抑制。高いホールド性能と、ロングドライブでも疲れにくい快適なフィット感を両立させています。

新設定の内装色「タン」を採用したインテリア

最新Qi2充電器の初搭載と、劇的に向上した車内静粛性

日常の快適性を引き上げる先進機能として、最新規格である「Qi2」に対応した高速ワイヤレス充電器をセンタートレイ部に新搭載しました。充電器に内蔵されたマグネットにより、激しいスポーツ走行による横振動でもスマートフォンがずれることなく安定した充電を維持します。さらに冷却ファンを備えることで、充電に伴う発熱を抑制するスマートな設計となっています。

また、荒れた路面での不快な微振動を遮断するため、ロードホイールの剛性を従来比で3倍以上に向上。遮音・吸音材を適所に配置することで、従来比でロードノイズによる騒音レベルを50%も低減させました。ノイズを徹底的にシャットアウトした静粛な空間となったことで、スポーツ走行時に室内に響く官能的な加速サウンドがより一層引き立つ仕様となっています。

静粛性を高めた新型フェアレディZのコックピット

圧倒的なパワーと意のままに操る一体感、新型「フェアレディZ」が魅せる極限の走行性能

近年のスポーツカーはモデルチェンジのたびに電動化や環境性能への対応が進んでいますが、日産を代表するスポーツカーである新型「フェアレディZ」は、単に速さを追求するだけでなく、ドライバーの意図に正確に応え、クルマと心が通い合うような「ダンスパートナー」としての一体感を目指して開発されました。心臓部たるツインターボエンジンから、磨き上げられたトランスミッション、そして新技術が導入された足回りに至るまで、その圧倒的な走りのパフォーマンスに迫ります。

405馬力を誇る3.0L V6ツインターボ「VR30DDTT」エンジンの咆哮

新型フェアレディZの心臓部には、日産V6エンジンのDNAを受け継ぐ高性能な3.0L V6ツインターボ「VR30DDTT」エンジンが搭載されています。最高出力298kW(405PS)/6400rpm、最大トルク475N・m(48.4kgf・m)/1600-5600rpmという圧倒的なスペックを誇ります。

小径ツインターボ、水冷式インタークーラー、電動VVTシステムに加え、リサーキュレーションバルブを効果的に組み合わせることで、アクセル操作に対する俊敏でダイレクトな過給レスポンスを実現。エンジンを限界域まで使い切ることができる抜群の伸びの良さと、胸のすくような加速フィールを両立させています。

405PSを発生する3.0L V6ツインターボを搭載

快感を極めた「6MT」と、瞬時の変速を可能にする「9M-ATx」

スポーツドライビングの醍醐味であるトランスミッションには、特性の異なる2つの選択肢が用意されています。伝統的な6速マニュアルトランスミッション(6MT)は、シフトレバーが吸い込まれるような独自の快感をもたらすため、シフト機構を最適化。さらに、1速と2速に強固なシンクロナイザー機構を採用することで、スムースかつダイレクトなシフトフィールと優れた耐久性を手に入れています。

一方、最新の9速オートマチック(9M-ATx)は、ギヤの9速化によりワイドレンジかつクロスギヤ比に設定され、あらゆる速度域で常に最適なギヤ選択が可能です。油圧システムの応答性を高めることで電撃的な素早いシフト変速を実現しており、アクセルの踏み込みに対して意のままの加速フィールをもたらします。

6MTと9M-ATxの2種類のトランスミッションを設定

新採用「モノチューブダンパー」と、GT-Rの思想を受け継ぐ高剛性シャシー

シャシー性能においては、路面の変化にしなやかに反応する大径モノチューブショックアブソーバー(ダンパー)を新たに採用しました(レイズ製19インチアルミ鍛造ホイール装着車に設定)。ダンパーの受圧面積を従来モデル比で26.6%向上させたことで、路面からの入力による車体の姿勢変化を効果的に抑制し、高速走行時でもフラットで安定した乗り心地を実現しています。

フロントサスペンションには直進安定性を極めるハイキャスター仕様を採用し、修正舵を低減。ブレーキシステムには、「NISSAN GT-R」の開発思想を踏襲した4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキを搭載しました(グレード別設定)。0.01mmレベルの細緻な調整が施されたブレーキブースター特性により、短いペダルストロークで確実に制動力が立ち上がる、極めてコントロール性の高い仕様となっています。

GT-Rの開発思想を踏襲した対向ピストンブレーキ

走りの信頼性を高める「ローンチコントロール」と「燃料タンクチャンバー」

走りのパフォーマンスと信頼性を限界域まで引き上げる専用デバイスも数多く備わっています。ホイールスピンを最小限に抑え、タイヤのグリップを最大限に発揮させて加速する「ローンチコントロール」を6MTと9M-ATxの両車に搭載。さらに、スポーツ走行時の激しいコーナリングにより高い横Gが発生する状況でも、燃料の偏りを防いでガソリンをエンジンへ安定供給する「燃料タンクチャンバー」が全バージョンに標準装備されました。

また、前述の遮音・吸音対策によってロードノイズが徹底的に抑え込まれた室内では、ドライバーの挙動にシンクロして力強く響く「アクティブ・サウンド・コントロール」による洗練された加速サウンドが、より美しく響き渡ります。

全バージョンに燃料タンクチャンバーを標準装備

走りの歓びを支える安心感、新型「フェアレディZ」に搭載された最先端の安全運転支援システム

圧倒的なパフォーマンスを誇るスポーツカーにおいて、そのポテンシャルを心ゆくまで堪能するためには、高い安全性能に裏打ちされた「確かな安心感」が不可欠です。新型「フェアレディZ」は、走行時の安全を多角的にサポートする日産の先進運転支援技術を全車に標準装備しています。さらに今回のマイナーチェンジにより、先進の衝突被害軽減ブレーキが最新の規格に適合するなど、日常のドライビングから高速クルージングに至るまで、より安心してスポーツドライブを楽しめる仕様へと進化を遂げました。

対自転車検知を追加した「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」

今回の仕様向上における最も大きなトピックは、衝突被害軽減ブレーキである「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の機能強化です。従来の車両や歩行者の検知機能に加え、新たに「人が乗っている自転車」の検知に対応し、最新の対自転車の制動要件に適合させました。

システムが前方の対象物と衝突する可能性が高いと判断すると、まずは表示とブザー音でドライバーに回避操作を促します。万が一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、自動的にシステムがブレーキを作動させ、衝突の回避や衝突時の被害軽減を強力に支援します。

対自転車検知に対応した緊急ブレーキを新採用

2台前を監視して玉突きを防ぐ「インテリジェント FCW」とふらつき警報

高速道路での快適なクルージングや長距離ドライブでの疲労を軽減する機能も充実しています。「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」は、自車のわずか「2台前」を走る車両の挙動をミリ波レーダーで監視する画期的なシステムです。前方の急な状況変化をいち早く検知し、ドライバーの注意を促すことで、ブレーキの踏み遅れによる玉突き事故の回避をサポートします。

また、車速約60km/h以上で走行中、ドライバーのハンドル操作から注意力の低下を検知すると、音と表示で休憩を提案する「インテリジェント DA(ふらつき警報)」も備え、疲労に起因する事故の未然防止に努めています。

高速クルージングを支える先進運転支援技術

車線変更や死角での危険を低減する「BSW」と「LDW」

車線変更時や単調な直進走行時のヒューマンエラーを防ぐアクティブセーフティも万全です。隣接レーンの後側方を走る車両を検知する「BSW(後側方車両検知警報)」は、死角になりやすいエリア(自車ドアミラーから後方に約6m、横方向に約3m)に車両がいる場合、インジケーター表示で知らせます。その状態でウインカーを操作すると、警告音と表示の点滅によって危険を知らせます。

さらに、車速約60km/h以上での走行中に意図せず走行車線から逸脱しそうになった際には、「LDW(車線逸脱警報)」がメーター内の表示と警報音で注意喚起を行い、ドライバーの適切なステアリング操作を促します。

歴代Zから受け継がれた走りと最新の安全技術

駐車時の安全をバックアップするアシスト機能と高精度ソナー

低いシートポジションによる視界の影響を受けやすい駐車時や、後退時の安全確認にも細心のテクノロジーが注がれています。後退時に自車の後方を横切ろうとする車両を検知し、警告音でドライバーに注意を促す「RCTA(後退時車両検知警報)」は、後ろが見えにくい駐車場からの出庫時に大きな安心をもたらします。

また、9速オートマチック(9M-ATx)車には「踏み間違い衝突防止アシスト」が装備されており、ブレーキと間違えてアクセルを踏み込んだ際にエンジン出力を抑制してブレーキを制御します。前進時は壁などの障害物や車両、歩行者との衝突回避を、後退時は壁などの障害物や車両との衝突回避をアシストします。さらに、前後バンパーに設置された「フロント&バックソナー」が障害物との距離を警告音とインジケーターで段階的に知らせるため、日常のあらゆる場面で安全かつスムースな取り回しを可能にしています。

日常使いでも安心して乗れる新型フェアレディZ

待望の6MT追加! 420馬力へと進化した新型「フェアレディZ NISMO」がマイナーチェンジで登場

日産自動車は、スポーツカー「フェアレディZ」の走りの質を極限まで高めた高性能フラッグシップモデル、新型「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジして発売しました。今回の最大のトピックは、かねてより多くのファンから熱望されていたマニュアルトランスミッション(6MT)の新規ラインアップです。

新型フェアレディZ NISMO フロントアッパー

さらに、専用V6ツインターボエンジンの更なるパワーアップや、GT-Rの思想をフィードバックした先進のブレーキシステム、徹底的に突き詰められた専用空力ボディの採用など、その走りのパフォーマンスと人車一体感は極限にまで高められています。サーキットテクノロジーを惜しみなく注ぎ込み、ドライバーの魂を揺さぶる新型「フェアレディZ NISMO」の驚異の進化に迫ります。

サーキットを駆け抜けるフェアレディZ NISMO

自らの手足で420馬力を操る「専用ショートストローク6MT」と洗練の9M-ATx

新たにラインアップに加わったNISMO専用の6MTは、レバー比を最適化したショートストローク仕様を採用し、手首の細やかな動きで吸い込まれるようなクイックかつダイレクトなシフトフィールを実現しています。また、スロットルおよび点火タイミングのエンジン制御を6MT専用に最適化したエンジントルクプロフィールを新規開発。アクセルペダルを踏み込んだ瞬間から強力なレスポンスが立ち上がり、高回転域までいつまでも伸び感が続く圧倒的な加速フィーリングを構築しました。さらに、専用の「アクティブ・サウンド・コントロール」による加速サウンドチューニングを施し、走行モード(STANDARD / SPORT)に応じて最適化された官能的な咆哮がキャビンを包み込みます。

一方、マニュアルモード付9速オートマチック(9M-ATx)もさらなる高みへ進化しています。クラッチプレートの枚数を増やして熱容量を高めたほか、クラッチストロークを短縮して変速スピードを劇的に向上。マニュアルモード時には、エンジン制御との見事な協調により、コーナリング前のシフトダウンスピードを半減させることに成功しました。さらに「SPORT+」モードを搭載し、最適なギヤ保持やシフトダウンにより、まるで熟練のプロレーサーが操るような電撃的なシフト変速をシステムが自動でコントロールします。

NISMO専用タコメーターとシフトアップインジケーター

GT-R NISMOの気筒別点火時期制御を移植した「420PS専用V6ツインターボ」

搭載される3.0L V6ツインターボ「VR30DDTT[NISMO専用チューニング]」エンジンは、ベースモデルの405PSから、最高出力309kW(420PS)/6400rpm、最大トルク520N・m(53.0kgf・m)/2000-5200rpmへと大幅にパワーアップを果たしました。

ターボのブースト圧を高めるブーストアップとともに、電動ウエストゲートバルブの緻密な制御の変更を実施。さらに、最高峰スポーツ「NISSAN GT-R NISMO」のエンジン開発で培われた「気筒別点火時期制御」を導入しました。シリンダーごとに最適な点火タイミングをコントロールすることで、パワーとトルクを限界まで引き出しています。高出力化に伴う冷却性能強化として、サブラジエーターの増設によるエンジン冷却強化や、パワーを強固に受け止める高剛性エンジンマウントも採用されています。

420PSへ強化された専用V6ツインターボエンジン

GT-R譲りの2ピースドリルドローターとボディ剛性の徹底補強

足回りには、日産の最高峰スポーツ「NISSAN GT-R」に採用されていたフロント2ピースドリルドローターを贅沢に搭載しました。ローター表面に穴あけ加工を施したこのシステムは、卓越した放熱性能により耐フェード性能を向上させ、過酷なサーキット走行時でも極めて安定した制動力を発揮します。

さらに、2ピース構造化によりバネ下重量を1台あたり約9kgも軽量化することに成功。この軽量化に合わせて、専用サスペンションセッティングやステアリングフリクションチューニングを施し、低フリクションラックを採用したステアリングシステムと相まって、極めてスムースな操舵感と「オン・ザ・レール」で狙ったラインを正確にトレースできる抜群の回頭性を獲得しました。

GT-R譲りのフロント2ピースドリルドローターを搭載

ボディ剛性も専用フロントクロスバーを追加してフロントエンドを補強したほか、リヤに専用ラゲッジアンダーブレースとリヤアンダーフロアVバーを追加。車体のねじり剛性を劇的に高めることで、極めてシャープなステアリングレスポンスを支える強固な骨格を構築しています。

ボディ剛性を徹底補強し、あらゆる路面で安定した走りを実現

空力の本質を体現する専用ボディパーツと機能美デザイン

エクステリアは、「DESIGNED BY FUNCTION(速さを極めるほど美しくなる)」というNISMOの哲学に基づき、強力なダウンフォースを発生させる専用空力パーツが全身に纏われています。GT-Rで培った空力技術をフルに投入し、ロー&ワイドなスタンスを誇る新形状のフロントバンパー、アンダーカバー、カナード、サイドシルプロテクターを新規開発しました。カナードはフロントホイールハウス周辺の圧力を下げてダウンフォースを増加させ、同時にラジエーターへの冷却風の導入を最適化しています。

NISMOの哲学「DESIGNED BY FUNCTION」を体現

リヤバンパーは、側面からの気流を美しく剥離させて車両背面への巻き込みを防ぐデザイン処理により空気抵抗を抑制。大型化されたNISMO専用リヤスポイラーは、設置位置を見直すとともに断面形状を最適化し、幅を拡大したことでバックドア上面の圧力を高め、ボディ全体で強力なダウンフォースを発生してコーナリング限界を飛躍的に高めています。

足もとには、フロント19×10J、リヤ19×10.5Jという極太の専用レイズ製19インチアルミ鍛造ホイールを装備。ボディカラーは、NISMO専用となる「NISMOステルスグレー/スーパーブラック 2トーン」を含む全5色がラインアップされています。

大型化された専用リヤスポイラーが強力なダウンフォースを発生

レッドの情熱と体幹をホールドする「専用RECAROスポーツシート」

インテリアは、随所にNISMOのテーマカラーである「レッド」があしらわれ、ドライバーのモチベーションを最高潮に引き上げる情熱的な空間です。12.3インチのフルカラーメーターである「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」には、スポーツ走行に必要なGセンサーや過給圧などの情報を分かりやすく表示する専用スポーツアシストディスプレイが組み込まれています。

さらに、クルマとドライバーを究極の一体感で結びつけるため、RECARO社と共同開発した「NISMO専用チューニングRECARO製スポーツシート」を標準装備。この専用シートは、運転席のバックシェルに強固なクロスビームを追加して剛性を大幅に引き上げたほか、肩甲骨を面で支える独特の設計を採用しました。これにより、ハイスピードコーナリングで身体が強く外側へ押し出される激しい横Gが発生しても、体幹を完璧に安定させ、正確無比なステアリングとペダル操作にすべての集中を注ぎ込める超実戦的なコックピット環境を提供しています。

NISMO専用チューニングのRECARO製スポーツシートを標準装備

新型「フェアレディZ」および「フェアレディZ NISMO」の価格・主要諸元まとめ

モデルチェンジ情報とあわせて必ず確認しておきたいのが、価格とスペックです。日産自動車がマイナーチェンジを施して発売した新型「フェアレディZ」ならびに高性能モデル「フェアレディZ NISMO」は、走りのポテンシャルを高めながら、最新の安全装備や利便性機能のアップデートが図られています。購入を検討する上で重要となる標準モデル各グレードおよびNISMOの全国希望小売価格(消費税込み)、ならびに運動性能を決定づける車体寸法、エンジンスペック、タイヤ・ホイールサイズなどの詳細な主要諸元を網羅してご紹介します。

全国希望小売価格およびグレード一覧

新型フェアレディZは、マニュアルトランスミッション(6MT)と9速オートマチック(9M-ATx)の双方に魅力的なグレードを展開しています。NISMOにも待望の6MTが追加され、選択肢が広がりました。

グレード トランスミッション 駆動方式 搭載エンジン メーカー希望小売価格(消費税込)
フェアレディZ 6MT 2WD(FR) VR30DDTT 5,737,600円
フェアレディZ Version S 6MT 2WD(FR) VR30DDTT 6,586,800円
フェアレディZ Version ST 6MT 2WD(FR) VR30DDTT 6,999,300円
フェアレディZ 9M-ATx 2WD(FR) VR30DDTT 5,737,600円
フェアレディZ Version T 9M-ATx 2WD(FR) VR30DDTT 6,199,600円
フェアレディZ Version ST 9M-ATx 2WD(FR) VR30DDTT 6,999,300円
フェアレディZ NISMO 6MT 2WD(FR) VR30DDTT[NISMO専用チューニング] 9,752,600円※
フェアレディZ NISMO 9M-ATx 2WD(FR) VR30DDTT[NISMO専用チューニング] 9,752,600円※

※フェアレディZ NISMOは特別塗装色の選択が必須となるため、特別塗装色代(49,500円〜)が上記車両本体価格に必ず合算されます。

標準モデルは5,737,600円から、NISMOは9,752,600円から

新型フェアレディZ(標準モデル)主要諸元

標準モデルは、日常での扱いやすさとFRスポーツカーならではのシャープな回頭性・しなやかな乗り心地を重視した設計値となっています。

項目 主要諸元および仕様・数値
全長 / 全幅 / 全高 4410mm / 1845mm / 1315mm
ホイールベース 2550mm
トレッド(前 / 後) フロント:1555mm〜1565mm / リヤ:1565mm〜1595mm(仕様・グレードにより異なる)
車両重量 1570kg(ベースモデル 6MT)〜1620kg(Version ST 9M-ATxなど)
最小回転半径 5.2m
乗車定員 2名
エンジン型式 VR30DDTT
エンジン種類・弁機構 DOHC・筒内直接燃料噴射V型6気筒ツインターボ
総排気量 2.997L
最高出力 298kW(405PS)/ 6400rpm
最大トルク 475N・m(48.4kgf・m)/ 1600-5600rpm
使用燃料 / タンク容量 無鉛プレミアムガソリン / 62L
タイヤサイズ(前 / 後) 【18インチホイール装着車(フェアレディZ、Version T)】
フロント&リヤ:245/45R18 100W XL
【19インチホイール装着車(Version S、Version ST)】
フロント:255/40R19 96Y / リヤ:275/35R19 96Y
ホイールサイズ(前 / 後) 【18インチホイール装着車】
フロント:18×9J(インセット34) / リヤ:18×9J(インセット15) PCD:114.3(5穴)
【19インチホイール装着車(レイズ製アルミ鍛造)】
フロント:19×9.5J(インセット40) / リヤ:19×10J(インセット30) PCD:114.3(5穴)

新型フェアレディZ NISMO 主要諸元

NISMOは、さらなるトラクション性能の確保、ダウンフォース増大、冷却・ブレーキ性能強化を目的に、各部が専用に拡幅・チューンされています。

項目 主要諸元および仕様・数値
全長 / 全幅 / 全高 4410mm / 1870mm / 1315mm
ホイールベース 2550mm
トレッド(前 / 後) フロント:1570mm / リヤ:1580mm
車両重量 1640kg(6MT車) / 1670kg(9M-ATx車)
最小回転半径 5.2m
乗車定員 2名
エンジン型式 VR30DDTT[NISMO専用チューニング]
エンジン種類・弁機構 DOHC・筒内直接燃料噴射V型6気筒ツインターボ
総排気量 2.997L
最高出力 309kW(420PS)/ 6400rpm
最大トルク 520N・m(53.0kgf・m)/ 2000-5200rpm
使用燃料 / タンク容量 無鉛プレミアムガソリン / 62L
タイヤサイズ(前 / 後) フロント:255/40R19 100Y XL / リヤ:285/35R19 103Y XL
ホイールサイズ(前 / 後) 【NISMO専用レイズ製アルミ鍛造】
フロント:19×10J(インセット33) / リヤ:19×10.5J(インセット23) PCD:114.3(5穴)

各部を専用に拡幅・チューンした新型フェアレディZ NISMO

フェアレディZの2025年モデルを発表 2024年11月8日発表・2025年1月9日発売

フェアレディZの2025年モデルはSOSコールを標準化するなど安全性が向上

フェアレディZとフェアレディZ NISMOへ、一部改良版となる2025年モデルを2024年11月8日に発表し、2025年1月9日に発売しました。受注は同年11月下旬から、台数の上限を設けたうえで再開され、NISMOについては500台を対象としたメーカー抽選という手法が採られています。
主な変更点は、フェアレディZの全グレードへSOSコールを標準装備したこと、ボディカラーにワンガンブルー、ミッドナイトパープル、バイブラントレッド×スーパーブラック、ブリリアントホワイトパール×スーパーブラックを追加し、セイランブルー、イカズチイエロー、カーマインレッド、プリズムホワイトそれぞれのスーパーブラックルーフ2トーンを廃止したことです。

現行フェアレディZ(マイナーチェンジ前)の販売価格一覧
グレード トランスミッション 値段
フェアレディZ 6MT 5,497,800円~
9M-ATx(9速AT)
フェアレディZ Version T 9M-ATx(9速AT) 5,959,800円~
フェアレディZ Version S 6MT 6,347,000円~
フェアレディZ Version ST 6MT 6,759,500円~
9M-ATx(9速AT)
フェアレディZ NISMO 9M-ATx(9速AT) 9,302,700円~

フェアレディZのボディカラーは10色展開 新色ワンガンブルーや432オレンジを設定

現行フェアレディZのボディカラーは、スーパーブラックルーフの2トーンを4色、モノトーンカラーを6色の合計10色を設定しています。
なかでも、Zのテーマにもなっている432オレンジや、2025年モデルの新色ワンガンブルーは注目のカラーです。
またモノトーンカラー・2トーンカラーいずれのボディカラーも、洗車傷など細かな傷を自動修復するスクラッチシールドとなっています。

フェアレディZのボディカラー一覧

  • ワンガンブルー(176,000円高)
  • ミッドナイトパープル(88,000円高)
  • 432オレンジ(110,000円高)
  • バーガンディー
  • ダークメタルグレー
  • ミッドナイトブラック(49,500円高)
  • バイブラントレッド×スーパーブラック(66,000円高)
  • ブリリアントホワイトパール×スーパーブラック(82,500円高)
  • ステルスグレー×スーパーブラック(82,500円高)
  • ブリリアントシルバー×スーパーブラック(66,000円高)
  • ワンガンブルー(176,000円高)
  • ミッドナイトパープル(88,000円高)
  • 432オレンジ(110,000円高)
  • バーガンディー
  • ダークメタルグレー
  • ミッドナイトブラック(49,500円高)
  • バイブラントレッド×スーパーブラック(66,000円高)
  • ブリリアントホワイトパール×スーパーブラック(82,500円高)
  • ステルスグレー×スーパーブラック(82,500円高)
  • ブリリアントシルバー×スーパーブラック(66,000円高)

トヨタのスープラなどではグレードによりパワートレインに違いがありますが、フェアレディZの場合は全てのグレードで3.0LのV型6気筒ツインターボエンジンを搭載します。
最高出力405ps、最大トルク475Nmを発揮するエンジンを全グレードで楽しめる、コストパフォーマンスの高さも魅力です。

フェアレディZのVR30DDTTエンジンの説明

フェアレディZのスペック(諸元)
全長 4,380mm
全幅 1,845mm
全高 1,315mm
ホイールベース 2,550mm
室内長 975mm
室内幅 1,495mm
室内高 1,065mm
車両重量 1,570kg-1,620kg
最小回転半径 5.2m
最低地上高 120mm
エンジン VR30DDTT DOHC・筒内直接燃料噴射V型6気筒
総排気量 2.997L
最高出力 298kW(405PS)/6,400rpm
最大トルク 475Nm(48.4kgm)/1,600rpm-5,600rpm
乗車定員 2名
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
タンク容量 62L
WLTCモード燃費 9.5km/L-10.2km/L

フェアレディZが2023年8月1日に2024年モデル(一部改良)発表 カスタマイズエディションや新色など設定

フェアレディZの2024年モデルへ東京オートサロン2023で出展したフェアレディZを再現するカスタマイズエディションをオプション設定

フェアレディZが2024年モデル(一部改良)を2023年8月1日に発表しました。
新色の特別内装カラー「ブルー」をVersion T/STグレードに設定し、ボディカラーには432オレンジを追加しています。

フェアレディZ 2024年モデルの改良内容

  • 新色ボディカラー 432オレンジ追加
  • 特別内装色ブルー(Version T/STグレードのみ)
  • 8インチナビゲーションディスプレイにAmazon Alexa搭載

また日産純正アクセサリーとして、フェアレディZ カスタマイズエディション(Z Customized Edition)を設定しました。専用フロントバンパー、グリル、アルミホイールなど、東京オートサロン2023の出展モデルを再現するオプションとなっています。

フェアレディZ NISMO(ニスモ)が2023年8月1日の改良と同時にラインナップ

フェアレディZのハイパフォーマンスバージョン Z NISMOは販売価格9,200,400円から

フェアレディZのハイパフォーマンスバージョンとして、フェアレディZ NISMO(ニスモ)が2023年8月1日に登場しました。
NISMOはトヨタで言うところのGRブランドのような位置づけで、NISMO社が足回りやエンジンチューニングを最適化し、パフォーマンスを高めたモデルを指します。

  • 日産 フェアレディZ NISMO
  • 日産 フェアレディZ NISMO
  • 日産 フェアレディZ NISMO
  • 日産 フェアレディZ NISMO
  • 日産 フェアレディZ NISMO
  • 日産 フェアレディZ NISMO

NISMOバージョンを設定する車種には、ノート、セレナ、GT-Rなどがあり、パフォーマンスのみならずエクステリアに専用パーツを多数装備して、レーシーな雰囲気を持つのが特徴です。

Zニスモのインテリアは、シートやインパネなどに専用パーツを装着。
パワートレインはVR30DDTT型3.0LのV6ツインターボと共通ながら、専用チューニングを施すことで最高出力420ps・最大トルク53.0kgmへ向上しています。

フェアレディZ カスタマイズドエディションが2023年に販売開始

2022年の発表から話題になったカスタマイズドエディションが2023年8月に発売開始

フェアレディZをオレンジカラーでドレスアップする「フェアレディZ カスタマイズドエディション」は、2022年の東京オートサロンで発表されました。
そして2023年8月1日に、満を持してディーラーオプションへ設定されています。

カスタマイズドエディションは特別仕様車ではないため、ディーラーで販売されるエアロパーツやカスタムパーツのようなイメージで、誰でもディーラーで購入できます。
ただしセットオプションになっているため、例えばカスタマイズドエディションのホイールだけを単体で注文する、といったことはできません。

新型フェアレディZの2022年販売分が完売 納期は2023年以降に

2022年8月発売の新型フェアレディZは、先行予約の段階で2022年度の販売分を売り切り、納車は2023年以降になるといわれていました。

自動車業界では電動化(EV化)が進むなか、3.0LのV型6気筒ツインターボを積む新型フェアレディZが2022年に発売まで至ったのは奇跡、とまで言われました。
最後のガソリンエンジン搭載・大排気量ピュアスポーツになる可能性が高いモデルだったため、注文が殺到したという見方もありました。

また、SNSなどを中心に「フェアレディZの標準グレードも抽選販売に変更になった」という情報も広がりました。これはあくまで2022年度分の抽選という意味で、その後も台数上限つきの受注が続いたものの、最終的には希望者が購入できる方向で運用されてきました。

新型フェアレディの見積もり開始は2022年4月下旬から

新型フェアレディZの通常モデルの見積もりは、2022年4月下旬から解禁されました。その後、同年8月に発売されています。
年間生産台数が限られていたこともあって納期が長期化し、購入希望者は早めにディーラーへ相談したほうがよい状況が長く続きました。

フェアレディZの市販車を2022年1月14日初公開 240台限定モデルのプロトスペックの販売価格発表

日産フェアレディZの日本仕様市販モデルは、2022年1月14日の東京オートサロン2022でワールドプレミアされました。
車両価格6,966,300円の240台限定特別モデル「Z Proto Spec(Zプロトスペック)」は、足回りにチタニウムゴールドの鍛造ホイールとイエローの専用キャリパー、インテリアの各所にイエローアクセントを配置。2022年8月に発売開始となりました。

フェアレディZ プロトスペックの特別装備

  • 専用カラー(チタニウムゴールド)レイズ製19インチアルミ鍛造ホイール
  • イエロー4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ
  • 本革・スエード調ファブリックコンビシート
  • 専用カラーステッチ インストルメントパネル
  • 専用カラーステッチ ドアトリムクロス
  • 専用カラーステッチ MTシフトノブブーツ
  • 専用カラーステッチ ニーパッド

日本仕様のグレード構成は、ベースグレード・バージョンS・バージョンT・バージョンSTの4種類でスタートしました。バージョンSは6速マニュアル限定、バージョンTはマニュアルモード付フルレンジ電子制御9速オートマチック(9M-ATx)限定のグレードです。
パワートレインは3.0LのV型6気筒ツインターボで、最高出力405ps、最大トルク48.4kgfmを発揮する強烈なモデル。正式な発売時期は、限定モデルのプロトスペックと同じ2022年8月となりました。

新型フェアレディZの米国モデル市販車を2021年8月18日に発表

新型Zの市販車 北米では240台限定の特別仕様車プロトスペックを販売することも発表

新型フェアレディZを米国で初公開することを、日産自動車が発表しました。日本時間で2021年8月18日9時から、米国で発売する市販モデル「Z」がお披露目されています。
それまでプロトタイプは何度か公開されていましたが、今回は市販モデルということで、日本で販売するフェアレディZも、この米国仕様に近いものになると見られていました。

新型Zは3.0LのV6気筒ツインターボVR30DDTTエンジンを搭載。 最高出力は405psで、先代モデルを69ps上回り、最大トルクも先代より110Nmアップの475Nmとなりました。トランスミッションは6速MTと新開発の9速ATを選べます。
さらに北米市場では240台限定の特別仕様車プロトスペック(ProtoSpec)が用意され、日本市場でも同様のモデルが設定されるのかが注目されました。

ボディカラーは鮮やかなセイランブルー、イメージカラーのイカズチイエローを含む2トーンカラーを6色設定。天井にはスーパーブラックルーフを組み合わせます。
モノトーンカラーも3色設定され、スポーツモデルとしてはボディカラーが豊富なのも新型Zの特徴でした。

この北米モデルの新型Zは2022年に発売され、日本では北米より早い2022年8月に発売されました。
また、新型フェアレディZはエクステリアが大きく刷新されたためフルモデルチェンジのように見えますが、型式がZ34系のままのため、位置づけとしてはビッグマイナーチェンジ扱いとなっています。

新型フェアレディZの発売は2022年8月 プロトタイプを2020年9月16日にオンライン公開

独創的なイエローカラーを表現した新型フェアレディZのプロトタイプ

NissanNextで発表された新型フェアレディZは、2020年9月16日にオンラインでプロトタイプがお披露目されました。
当時は最高出力400ps級とも言われた期待のモデルで、将来的にはe-POWERの搭載も取り沙汰されていました。

新型フェアレディZは歴代Zのモチーフを引き継いだデザインが特徴

エクステリアはソリッドパールの光と影により、メリハリのある特徴的なイエローカラーを表現。ブラックルーフとの2トーンで、未来的でモダンな雰囲気をデザインしています。
ルーフラインのモールディングは日本刀をイメージし、低重心のスタイルを強調するカラーリングになっています。

S30型を彷彿させるLEDヘッドライト

ティアドロップ形のLEDヘッドライトや、スクエアデザインのフロントグリルなど、S30型をはじめ歴代フェアレディZのアイデンティティを受け継ぐデザインを採用するのも、新型フェアレディZの特徴です。

フェアレディZプロトタイプは19インチホイールとダンロップのタイヤを装着

新型フェアレディZのプロトタイプには、19インチの鍛造ホイールが装着されています。ブレーキキャリパーもボディと同色のイエローで塗装され、統一感のあるデザインになっています。

リヤコンビネーションランプは水平が連なるデザイン

リヤは水平に連なるLEDコンビネーションランプを採用。それまでの日産にはない斬新なデザインで、開発陣の本気がうかがえました。
マフラーはサイドに1本ずつ配置したデュアルエキゾーストで、フェアレディZらしいスポーツテイストを感じさせます。

イエローがアクセントになった先進的なインテリア

新型フェアレディZの内装は、ボディカラーと同じイエローのステッチを効果的に使った、レーシーな仕立てが特徴。
3連スポーツメーターやデジタルコクピットも、フェアレディZの正統進化を感じさせる先進的なデザインになっています。

このプロトタイプは、後に2022年に登場するRZ34型市販車へとつながっていきました。日本での発売は2022年8月となっています。

フェアレディZが2022年に新型発表の可能性 NissanNextで新型フェアレディZを確認

NissanNextで発表された新型フェアレディZ

新型フェアレディZは、2020年5月28日に公開されたNissanNextの動画で、その姿を確認できました。当時の6代目(Z34型)は発売から12年を数える長寿モデルで、一時は次期モデルを開発しないという噂まで流れましたが、この頃には新型が登場するという見方が強まっていました。

フルモデルチェンジかマイナーチェンジかは明言されていませんでしたが、いずれにしろ新型と呼べる進化が示されました。パワートレインはスカイラインにも積む3.0LのV6ツインターボで、最高出力405psとも噂されており、結果的にこの数値どおりのモデルが登場しています。

新型フェアレディZのロゴが商標登録されたことが明らかに

日産が、新型フェアレディZに使う新しいロゴを商標登録していることが分かった、という話題もありました。ニュージーランドやカナダで確認されたこのロゴは、1971年の「240Z」を思わせるレトロなデザインで、グリルやヘッドライトも240Z寄りになるという情報もありました。
実際に登場したRZ34型では、こうしたヘリテージ志向がフロントマスクやエンブレムに色濃く反映され、2026年夏のマイナーチェンジでは、フロントノーズのエンブレムが歴代Zと同じ「Z」マークへと戻っています。

ビッグマイナーチェンジ版フェアレディZが2022年に登場

ビッグマイナーチェンジ版の日産フェアレディZが2022年に登場するという情報は、かねてより飛び交っていました。当時ニュルブルクリンクで目撃された車両には丸型エアダクトが複数確認され、ツインターボエンジンの採用が推測されていました。3.0リッターVR30DDTT型V型6気筒ツインターボを積む高性能モデル「Z400」が設定されるのでは、という見方もありました。

また、従来モデルをイメージしたクラシカルなデザインへ回帰し、「240Z」の円形ヘッドライトにスクエア型グリル、「300ZX」風のテールライトを採用する、といった噂もささやかれていました。
結果として、こうした方向性の多くは2022年に登場したRZ34型で現実のものとなりましたが、「Z400」という車名や明確な大型化は採用されず、型式もZ34系を踏襲する形に落ち着いています。

日産フェアレディZの新型モデルが近々登場?2019年内には発表か

日産の商品企画を担うイヴァン・エスピノーサ氏が、フェアレディZの新型に関する情報に言及していたことがありました。
当時のフェアレディZは2008年発売の6代目(Z34型)から10年以上が経過しており、ハイブリッド化・EV化の可能性も取り沙汰されていました。結果的に、後継として登場したRZ34型は電動化されず、V6ツインターボを積むモデルとなっています。

フェアレディZが2022年にビッグマイナーチェンジ?ターボ復活の可能性も

日産の現行フェアレディZが2022年にビッグマイナーチェンジを行い、過去に設定していたターボエンジンを復活させるのでは、という情報もありました。
フェアレディZのターボモデルは4代目Z32型を最後に途切れていたため、もし復活すれば実に約22年ぶりということになります。実際、2022年に登場したRZ34型はVR30DDTT型3.0L V6ツインターボを搭載し、この予想は現実のものとなりました。

新型フェアレディZが電動化!?という見方もあった

かつては、新型「フェアレディZ」が「GT-R」とともに電動化されるのではないか、という見方も出ていました。内燃機関からハイブリッドやe-POWER、あるいはフルEVへ移行しても走る楽しさは失われない、という日産側の発言が伝わっていたためです。

しかし実際に2022年に登場したRZ34型は、3.0L V6ツインターボという純粋な内燃機関を積むモデルでした。電動化どころか大排気量ターボのピュアスポーツとして世に出たことになり、2026年夏のマイナーチェンジでもパワートレインはガソリンのまま維持されています。

フェアレディZの50周年記念モデル「370Z 50th Anniversary Edition」を発表

50周年記念特別車はフェアレディZの北米販売から50年を迎える記念に発売される

フェアレディZが北米で発売されてから50年を迎えたことを記念し、「370Z 50thアニバーサリーエディション(370Z 50th Anniversary Edition)」を発表。2019年4月開催のニューヨーク国際オートショー2019で初公開されました。

懐かしさを感じるストライプの2トーンカラーが特徴

クラシカルな2トーンのボディカラーは「#46 BRE Datsun 240Z」へのオマージュで、現代でも映える懐かしい色合いが特徴です。ボディサイドにデカールをあしらい、リヤには50周年記念のバッジを装着。レイズが特別に製作した専用アルミホイールには、ブリヂストンのポテンザS007を組み合わせた満足度の高い1台です。

ボディサイドやリヤにフェアレディZ 50周年の記念バッヂを装着

シートには専用のレザートリミングシートを独自のステッチでデザイン。運転席中央のタコメーターやシフターベースプレートにも、50周年を記念する特別なロゴを配置しています。

特別な専用シートを採用してインテリアの各所にフェアレディZの50周年記念ロゴを配置

北米で公開されたフェアレディZの50周年特別記念車は、2019年7月から2020年3月末までの期間限定モデルとして日本でも発売されました。グレードは「フェアレディZ 50th Anniversary」の1種類のみで、6MTが4,588,920円、7M-ATxが4,666,680円という価格でした。

フェアレディZ 50th Anniversaryの販売価格
グレード ボディカラー 駆動 ミッション 販売価格
フェアレディZ
50th Anniversary
ブリリアントシルバー/
ダイヤモンドブラック
2WD(FR) 6MT 4,588,920円
ブリリアントホワイトパール/
バイブラントレッド
ブリリアントシルバー/
ダイヤモンドブラック
7M-ATx 4,666,680円
ブリリアントホワイトパール/
バイブラントレッド

フェアレディZのモデルチェンジ遍歴

フェアレディZは日産が販売するスポーツカーで、GT-Rと並び、日本を代表するフラッグシップモデルです。日本では「Z」と呼ばれますが、海外では「Z-Car」の愛称で親しまれています。1969年の初代S30型登場以来、半世紀以上にわたってモデルチェンジを重ねながら、ロングノーズ・ショートデッキのプロポーションというアイデンティティを受け継いできました。

フェアレディZ 初代 S30型系/1969年~1978年

1969年10月、ダットサン・フェアレディに代わって初代「フェアレディZ」がデビューしました。「Z」「Z-L」「Z432」のグレード展開です。
1970年、有鉛ハイオク仕様に加え、全グレードへ無鉛レギュラー仕様を追加。3速ATを「Z-L」に追加しました。
1971年、マイナーチェンジで3速ATを「Z」にも追加。輸出専用の「フェアレディ240Z」「240Z-L」「240Z-G」を追加発売しました。
1973年、「Z」シリーズのマイナーチェンジを実施し、「Z432」「240Z」の生産を中止。
1974年、全長を延長した4人乗りの「2by2」を追加。
1976年、上級グレードの「フェアレディZ-T」を追加。
1978年、2代目と入れ替わりのため生産を終了しました。

この初代のイメージカラー「グランプリグリーン」やフロントに掲げられた「Z」エンブレムは、後年のモデルにも受け継がれる象徴的な存在となっています。

フェアレディZ 2代目 S130型系/1978年~1983年

1978年8月、2000ccシリーズに加え、新たに2800ccシリーズを設定した2代目フェアレディZが誕生しました。
1979年、米国インポートカーオブザイヤー受賞を記念した特別仕様車「インポートカーオブザイヤースペシャルエディション」を台数限定で発売。
1980年3月、2800ccシリーズに「ニッサンECCS」を採用。11月には国産車初となるTバールーフ仕様車を追加しました。
1981年、北米で「280ZXターボ」が登場し、アメリカで大ヒット。10月にはマイナーチェンジを実施して後期型となります。
1982年、フェアレディZでは初のL20ET型2.0Lターボを積む「フェアレディZターボ」が追加されました。

フェアレディZ 3代目 Z31型系/1983年~1989年

1983年9月、よりシャープなエクステリアへフルモデルチェンジし、3代目フェアレディZが誕生。1984年2月には「Tバールーフ」仕様を追加設定しました。
1985年10月、新グレード「200ZR」を追加。
1986年10月、ビッグマイナーチェンジを実施。3.0Lモデルはワイドフレアーフェンダーで3ナンバー幅の専用ボディとなり、新グレード「300ZR」が加わりました。
1989年7月、4代目と入れ替わるため販売を終了しています。

この世代が装着していた「エアロディッシュ・ホイールデザイン」は、2026年のマイナーチェンジで登場した現行モデルのアルミ鍛造ホイールのモチーフとして復活しています。

フェアレディZ 4代目 Z32型系/1989年~2000年

1989年7月、「スポーツカーに乗ろうと思う」をキャッチコピーに、4代目フェアレディZが発表されました。300ZXツインターボなど、Zの高性能イメージを決定づけた世代です。
1992年8月、2シーターの「フェアレディZ コンバーチブル」を追加。フルオープンモデルとなります。
1994年10月の一部改良で安全装備を強化。
1997年1月、一部改良で新色と「バージョンR」を追加。
1998年10月、マイナーチェンジでボディ剛性を高め、シートカラーを変更。「コンバーチブル」を廃止しました。
2000年9月、販売を終了し、いったん歴史に区切りをつけました。

なお、フロントフェイスに「Z」をモチーフとするエンブレムを掲げていたのは、初代S30型(1969年)からこのZ32型(1989年登場)までの世代でした。

フェアレディZ 5代目 Z33型系/2002年~2008年

2002年7月、フェアレディZが日産リバイバルプランの一環として、2年ぶりに復活。クーペとオープンルーフのロードスターが設定され、2008年11月まで販売されました。

フェアレディZ 6代目 Z34型系/2008年~2020年

2008年12月、フルモデルチェンジで6代目(Z34型)が登場し、Z33型をさらに進化させました。海外では「370Z」の名で親しまれ、2019年には北米デビュー50周年を記念する特別仕様車も設定されています。

フェアレディZ 7代目 RZ34型系/2022年~(型式はZ34系を継承)

2020年9月、次期型のプロトタイプがオンラインで公開され、S30型のアイデンティティを踏まえたデザインが示されました。2021年8月には北米向けの市販モデル「Z」を発表し、「Sport」「Performance」に加え240台限定の「Proto Spec」も設定。
日本では2022年1月に東京オートサロンでお披露目され、同年夏に発売。標準の「フェアレディZ」、AT中心の「Version T」、MTの「Version S」、最上位の「Version ST」が用意されました。
2023年8月には2024年モデルへ改良し、ハイパフォーマンスモデル「NISMO」を追加。2024年11月発表の2025年モデルではSOSコールの標準化などを実施しています。

そして2026年8月27日、日産自動車は「フェアレディZ」および「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジし、同日より発売しました。日本での発売から約4年を経て初めてとなる本格的な仕様変更で、日産はこれを「受け継いできたヘリテージをさらに深化させるとともに、性能向上を図った」ものと位置づけています。型式はZ34系を継承しているため、媒体によっては6代目の後期型と数える場合もあります。

今回のマイナーチェンジにおける主な変更点は次のとおりです。

  • S30型からZ32型まで採用されていたフロントZエンブレムを復活(NISMOと共通装備)
  • フロントノーズ先端を延長した新造形フロントバンパーを採用し、フロントリフトと空気抵抗を低減
  • 3代目Z31型のエアロディッシュ・ホイールデザインをオマージュしたアルミ鍛造ホイールを設定
  • 初代S30型をオマージュした内装色「タン」を新設定(グレード別設定)
  • 新色「雲龍グリーン/スーパーブラック 2トーン」を含む、2トーン5種類・モノトーン5種類の全10色を設定
  • 大径モノチューブショックアブソーバーを採用し、ダンパー受圧面積を従来モデル比26.6%向上(グレード別設定)
  • 12.3インチフルカラー液晶メーターに、歴代モデル(S30型~RZ34型)のシルエットが登場する新オープニングムービーを設定
  • フェアレディZ NISMOに要望の多かった専用ショートストローク6MTを追加
  • NISMOのフロントブレーキに「NISSAN GT-R」で採用されていた2ピースドリルドローターを搭載
  • 全車にQi2規格対応ワイヤレス充電器、燃料タンクチャンバー、対自転車の制動要件に適合した衝突被害軽減ブレーキを採用

フェアレディZは、歴代のモデルチェンジで培われてきたデザインの記号を現代の技術で再解釈しながら、商品コンセプト「Dance Partner」を継承し、ドライバーとの一体感を高め続けているモデルといえます。

フェアレディZのモデルチェンジ遍歴
フェアレディZのモデル 販売年表
初代 S30型系 1969年~1978年
2代目 S130型系 1978年~1983年
3代目 Z31型系 1983年~1989年
4代目 Z32型系 1989年~2000年
5代目 Z33型系 2002年~2008年
6代目 Z34型系 2008年~2020年
7代目 RZ34型系(型式はZ34系を継承) 2022年~(2026年8月マイナーチェンジ)

フェアレディZの写真

  • 370Z(Z34型)ヘリテージエディション
  • 370Z(Z34型)ヘリテージエディション
  • 370Z(Z34型)ヘリテージエディション
  • 370Z(Z34型)ヘリテージエディション
  • 370Z(Z34型)ヘリテージエディション
  • 370Z(Z34型)ヘリテージエディション
  • 370Z(Z34型)ヘリテージエディション