エクリプスクロスのグレード

新型エクリプスクロスのグレード別特徴と販売価格の違い

「エクリプスクロス」のグレード別特徴を紹介。三菱の世界戦略車の「G」などグレードを、内外装等で標準装備するパーツで比較。ボディカラーや駆動方式別の販売価格、搭載するエンジンやトランスミッション等のスペック情報についても詳しく取り上げ。

新型エクリプスクロスのグレード別特徴と販売価格の違い

新型エクリプスクロスのグレード選びに役立つ~主要装備や販売価格の違い

2018年3月1日に発売をスタートした三菱の新型「エクリプスクロス」は、クーペSUVが魅せるスマートさ、高級車が装備するイメージが定着しつつあるヘッドアップディスプレイを採用するパフォーマンスなど、国内外で加熱するSUV市場で十分に勝負できる魅力をもった車です。

ここでは、新型エクリプスクロスのグレード選びで迷っている方の購入をアシストするために、グレード「M」「G」「G Plus Package」が、内外装等で標準装備するパーツや、駆動方式ごとの販売価格を比較します。また、全グレード共通のボディカラー、搭載するエンジン等のスペック情報も取り上げます。

新型エクリプスクロスのボディカラー・スペック情報

三菱の新型エクリプスクロスのボディカラーとスペックを紹介します。直線基調のキャラクターラインで力強いスタイルが特徴のエクリプスクロスは全部で8色のボディカラーを設定しています。シンボルカラーのレッドダイヤモンドは75,600円の有償カラーですがエクリプスクロスのスタイルに映える一押のボディカラーです。

新型エクリプスクロスのボディカラーは全8色

新型エクリプスクロスのグレード「M」「G」「G Plus Package」間では、ボディカラーに変化はなく、全8色をラインナップさせます。

塗装色には、鮮やかで光沢感がある有料色・レッドダイヤモンドや、シックでモダンな色合いが印象的なブラックマイカなどが揃います。

新型エクリプスクロスのボディカラー

  • レッドダイヤモンド(有料色:75,600円が販売価格に加算されます)
  • レッドメタリック
  • ブロンズメタリック
  • ライトニングブルーマイカ
  • チタニウムグレーメタリック
  • ブラックマイカ
  • スターリングシルバーメタリック
  • ホワイトパール(有料色:32,400円が販売価格に加算されます)

新型エクリプスクロスのスペック

新型エクリプスクロスの全長・全幅・全高・ホイールベースは、グレードに関係なく同一です。車両重量は、装備パーツが充実するグレード「G」「G Plus Package」では、「M」と比較すると20kgアップします。

タイヤサイズは、グレード「M」が215/70R16(4WD)であるのに対して、「G」「G Plus Package」ではインチアップが行われて225/55R18(4WD)となります。

新型エクリプスクロスのスペック
駆動 2WD 4WD
グレード M G G Plus Package M G G Plus Package
全長 4,405mm
全幅 1,805mm
全高 1,685mm
ホイールベース 2,670mm
最低地上高 175mm
車両重量 1,460kg 1,480kg 1,530kg 1,550kg
タイヤ 215/70R16 225/55R18 215/70R16 225/55R18
最小回転半径 5.4m
燃費 15.0km/L 14.0km/L
エンジン 直噴MIVECインタークーラー付ターボ
DOHC16バルブ・4気筒
総排気量 1,498cc
最高出力 110kW/5,500rpm
最大トルク 240Nm/2,000-3,500rpm
変速機 INVECS-3 8速スポーツモードCVT

新型エクリプスクロス グレード「M」の主要装備品と販売価格

新型エクリプスクロスのエントリーグレードにあたるグレード「M」の主要装備品を、エクステリアやインテリア等で分けて紹介します。また、販売価格についても取り上げます。

グレード「M」の主要装備(エクステリア)

新型エクリプスクロスのエクステリア

グレード「M」では、エクステリアにルーフスポイラーやルーフレール、シャークフィンアンテナといった装飾効果と機能性の高いアイテムを標準装備します。フロント・リヤ部に設置されるスキッドプレートは、オフロード走行時にスタビライザーを保護する等の効果を発揮します。

LEDリヤコンビネーションランプは、新型エクリプスクロスのワイルドなフロントマスクにマッチする仕上がりです。

エクリプスクロス グレード「M」の主要装備(エクステリア)

  • ハロゲンヘッドライト(光軸調整機構付)
  • LEDデイライト/LEDポジションランプ
  • LEDリヤコンビネーションランプ
  • サイドウィンドウモール(メッキ)
  • スキッドプレート(フロント/リヤ)
  • ルーフスポイラー
  • ルーフレール
  • シャークフィンアンテナ

グレード「M」の主要装備(インテリア)

新型エクリプスクロスのインテリア

新型エクリプスクロスは、エントリーグレードである「M」においても、本革巻ステアリングホイールと本革巻シフトノブを標準装備させ、ドライバーの満足度を高めます。

その他には、マルチインフォメーションディスプレイを装備する事で、室内で過ごす時間を充実させ、左右独立温度コントロール式フルオートエアコンを搭載させて、季節の関係ない快適性を車内空間にもたらします。

新型エクリプスクロスのシート

グレード「M」は、シート生地でファブリックを採用し、レバー式の「運転席ハイトアジャスター」を装備します。

エクリプスクロス グレード「M」の主要装備(インテリア)

  • ハイコントラストメーター(常時照明点灯タイプ/照度調整機能付)
  • マルチインフォメーションディスプレイ
  • 本革巻ステアリングホイール+本革巻シフトノブ
  • 左右独立温度コントロール式フルオートエアコン(クリーンエアフィルター付)
  • オーディオ非装着(2DINスペース、オーディオ取付キット)+6スピーカー

グレード「M」の主要装備(安全装備)

新型エクリプスクロスの安全装備

グレード「M」の4WD車は、雪道やラフロードなど路面状況下においても安定走行を実現するために、左右輪の駆動力・制動力をアシストする「S-AWC(車両運動統合制御システム)」を装備します。

e-Assistでは、衝突被害軽減ブレーキシステム・車線逸脱警報システム・オートマチックハイビーム・誤発進抑制機能をパッケージングします。

エクリプスクロス グレード「M」の主要装備(安全装備)

  • S-AWC(4WD)
  • アクティブスタビリティコントロール[ASC]
  • ABS(EBD付)
  • e-Assist
  • パーキングセンサー(フロント/リヤ)
  • 運転席&助手席SRSエアバック
  • ヒルスタートアシスト[HSA]

グレード「M」の主要装備(機能装備)

グレード「M」は、16インチアルミホイールに215/70R16タイヤを足回りで組み合わせます。パンクタイヤ応急修理キットは、タイヤにアクシデントが起きた際に役立ちます。雨滴感応オートワイパーは、降雨時に自動でワイパーを動かして、ドライバーのハンドル操作の集中力を高めるサポートを行います。

エクリプスクロス グレード「M」の主要装備(機能装備)

  • オートストップ&ゴー
  • 215/70R16タイヤ+16インチアルミホイール
  • パンクタイヤ応急修理キット
  • キーレスオペレーションシステム+エンジンスイッチ
  • 雨滴感応オートワイパー

グレード「M」の販売価格は250万円台から

グレード「M」の販売価格は、2WDでは250万円台、4WDでは270万円台です。

新型エクリプスクロスは、エントリーグレードにおいても、ルーフスポイラー等のエアロパーツを装着させ、本革巻ステアリングホイールを装備させているのにもかかわらず、販売価格を300万円以下に抑えるコストパフォーマンスは魅力的です。

グレード「M」販売価格
駆動方式 2WD 4WD
燃費 15.0km/L 14.0km/L
販売価格 2,532,600円~ 2,748,600円~

新型エクリプスクロス グレード「G」の主要装備品と販売価格

新型エクリプスクロスの上級グレードにあたるグレード「G」の主要装備品を、エクステリアやインテリア等で分けて紹介します。

グレード「G」の主要装備(インテリア)

新型エクリプスクロスのバックビュー

グレード「G」では、光軸自動調整機構が付いたLEDヘッドランプを採用、フロントグリルにはシルバー加飾とメッキ加工を施すことで、フロントマスクに高級感を与えます。

シルバー加飾は、サイドドアガーニッシュにも施されます。メッキ加工されたテールゲートガーニッシュは、リヤビューにインパクトを与えます。

新型エクリプスクロスのサンルーフ

グレード「G」からは、メーカーオプション(124,200円)で電動パノラマサンルーフを設置する事ができます。設置効果で、夜空で美しく輝く星々を車内で観測するなどのアウトドアの楽しみが広がります。

エクリプスクロス グレード「G」の主な主要装備(エクステリア)

  • LEDヘッドライト(光軸自動調整機構付)
  • LEDリヤコンビネーションランプ
  • フロントグリル(シルバー+メッキ)
  • フロントバンパーセンター(ピアノブラック)
  • サイドガーニッシュ(シルバー)
  • テールゲートガーニッシュ(メッキ)

グレード「G」の主要装備(インテリア)

新型エクリプスクロスのインパネ

グレード「G」では、車速やレーダークルーズコントロールシステム等を表示させる、ヘッドアップディスプレイを標準装備します。ヘッドアップディスプレイは、スタイリッシュかつ運転中の視線移動が少なくなることで、安全性にも貢献します。

新型エクリプスクロスのHUD

新型エクリプスクロスのファブリックシート

グレード「G」からは、メーカーオプション(248,400円)で本革素材、パワーシートやシートヒーターの機能性が備わるシート仕様を選ぶ事ができます。

エクリプスクロス グレード「G」の主な主要装備(インテリア)

  • マルチインフォメーションディスプレイ
  • ヘッドアップディスプレイ
  • 本革巻ステアリングホイール+本革巻シフトノブ
  • 左右独立温度コントロール式フルオートエアコン(クリーンエアフィルター付)
  • 運転席ハイトアジャスター(レバー式)
  • ステアリングリモコンオーディオスイッチ

グレード「G」の主要装備(安全装備)

グレード「G」では、坂道運転時の発進をアシストする「ヒルスタートアシスト」、4WD車では走行中の車に加わるヨーモーメントを最適に制御する技術「アクティブ・ヨー・コントロール」を装備させます。

e-Assistでは、衝突被害軽減ブレーキシステムや誤発進抑制機能に加え、メーカーオプション(54,000円)で後側方車両検知警報システムや後退時車両検知警報システムもパッケージングする事が可能です。

エクリプスクロス グレード「G」の主な主要装備(安全装備)

  • S-AWC(4WD)
  • アクティブ・ヨー・コントロール[AYC] (4WD)
  • ABS(EBD付)
  • e-Assist
  • SRSサイド&カーテンエアバック
  • 運転席SRSニーエアバック
  • ヒルスタートアシスト[HSA]

グレード「G」の主要装備(機能装備)

グレード「G」では、切削光輝仕上げで光沢感と迫力を飛躍させた18インチアルミホイールに、225/55R18タイヤを装着させる事で、エクリプスクロスで走る更なる高揚感をドライバーに与えます。

エクリプスクロス グレード「G」の主な主要装備(機能装備)

  • 225/55R18タイヤ+18インチアルミホイール(切削光輝仕上げ)
  • 電動パーキングブレーキ/ブレーキオートホールド
  • キーレスオペレーションシステム+エンジンスイッチ
  • エンジンスイッチ
  • 自動防眩ルームミラー

グレード「G」の販売価格は270万円台から

グレード「G」の販売価格は、2WD車で270万円台、4WD車では290万円台からとなります。

グレード「M」と比較すれば20万円ほどの価格上昇が見られますが、インチアップされ切削光輝仕上げされたホイールの装備、フロントグリルにメッキ加工を施す、ヘッドアップディスプレイ等の先進装備を加えるなど、価格上昇以上の付加価値が加わります。

グレード「G」販売価格
駆動方式 2WD 4WD
燃費 15.0km/L 14.0km/L
販売価格 2,706,480円~ 2,922,480円~

新型エクリプスクロス グレード「G Plus Package」の主要装備品と販売価格

新型エクリプスクロスの最上級グレードにあたるグレード「G Plus Package」の主要装備品を、エクステリアやインテリア等で分けて紹介します。

グレード「G Plus Package」の主要装備(エクステリア)

新型エクリプスクロスのフロントビュー

グレード「G Plus Package」では、クーペSUVの魅力であるスポーティさとアグレッシブさを最大限に引き上げるために、フロントバンパーセンターにピアノブラック加飾を施す、LEDターンランプ付電動格納式リモコンドアミラーの塗装色にもこだわります。

エクリプスクロス グレード「G Plus Package」の主な主要装備(エクステリア)

  • LEDヘッドライト(光軸自動調整機構付)
  • LEDターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(カラード)
  • フロントグリル(シルバー+メッキ)
  • フロントバンパーセンター(ピアノブラック)
  • サイドドアガーニッシュ(シルバー)
  • テールゲートガーニッシュ(シルバー)

グレード「G Plus Package」の主要装備(インテリア)

新型エクリプスクロスのセンターパネル

グレード「G Plus Package」では、Human Connectivityのコンセプトを具体化するためにスマートフォン連携ディスプレイオーディオやタッチパッドコントローラー、マルチアラウンドモニター等のハイテク装備を充実させます。

コックピック周りに、スマートフォンとコネクト性の高いアイテムを設置することで、ドライバーは車を運転する際に新たな魅力を発見できます。

「G Plus Package」では、車内で音楽を満喫したいというニーズに応えて、メーカーオプションで「ロックフォードフォズゲートプレミアムサウンドシステム」を用意します。

新型エクリプスクロスのサウンドシステム

新型エクリプスクロスのタッチパッド

新型エクリプスクロスのシフトレバー

新型エクリプスクロスUSBポート

エクリプスクロス グレード「G Plus Package」の主な主要装備(インテリア)

  • マルチインフォメーションディスプレイ
  • ヘッドアップディスプレイ
  • 本革巻ステアリングホイール+本革巻シフトノブ
  • 左右独立温度コントロール式フルオートエアコン(クリーンエアフィルター付)
  • タッチパッドコントローラー
  • マルチアラウンドモニター(バードアイビュー機能付)
  • ボイスコマンド機能(音声操作)
  • リンクシステム
  • スマートフォン連携ディスプレイオーディオ(USBポート×2)

グレード「G Plus Package」の主要装備(安全装備)

グレード「G Plus Package」では、e-Assistで「後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)」や「後退時車両検知警報」も標準装備させる事で、全方向での安全性をレベルアップさせます。

エクリプスクロス グレード「G Plus Package」の主な主要装備(安全装備)

  • S-AWC(4WD)
  • アクティブスタビリティコントロール[ASC]
  • e-Assist
  • パーキングセンサー(フロント/リヤ)
  • SRSサイド&カーテンエアバック
  • 運転席SRSニーエアバック
  • ヒルスタートアシスト[HSA]

グレード「G Plus Package」の主要装備(機能装備)

グレード「G Plus Package」では、電動パーキングブレーキやブレーキオートホールド、自動防眩ルームミラー等の、新型エクリプスクロスがラインナップする機能装備を充実させる事で、購買意欲を刺激します。

エクリプスクロス グレード「G Plus Package」の主な主要装備(機能装備)

  • オートストップ&ゴー
  • 225/55R18タイヤ+18インチアルミホイール(切削光輝仕上げ)
  • 電動パーキングブレーキ/ブレーキオートホールド
  • 自動防眩ルームミラー
  • 雨滴感応オートワイパー

グレード「G Plus Package」の販売価格は280万円台から

グレード「G Plus Package」の販売価格は、2WD車で280万円台、4WD車で300万円台となります。

グレード「G」と比較すれば、15万円ほどの価格上昇となりますが、スマートフォン連携ディスプレイオーディオやタッチパッドコントローラー等のハイテク装備が充実し、e-Assistでは衝突被害軽減ブレーキシステムや後退時車両検知警報システムなどの安全装備がフルパッケージされ、機能装備が充実しているため、上昇価格以上の満足感が得られます。

グレード「G Plus Package」販売価格
駆動方式 2WD 4WD
燃費 15.0km/L 14.0km/L
販売価格 2,879,280円~ 3,095,280円~

新型エクリプスクロスのグレード選びをアシスト

2017年10月にヨーロッパ市場で先行発売され、北米市場でも出荷を開始した三菱の世界戦略車、新型エクリプスクロスが2018年3月1日に日本市場でも販売を開始しました。

新型エクリプスクロスは、エントリーグレードである「M」においても、エアロパーツを積極的に採用し、本革巻ステアリングホイールを装備させるなど、クロスオーバーSUVとして先行するライバル勢にとって脅威となる性能と魅力を秘めた車です。

そんな、新型エクリプスクロスのグレード選びで迷っている方は多いはず!

車の内外装にはこだわらず、新型エクリプスクロスのエンジンやトランスミッションが織りなす走りの魅力をリーズナブルに体感したい方には、グレード「M」をお勧めします。

アルミホイールで足回りの魅力を強化して、エアロパーツに装飾効果も求めて、ヘッドアップディスプレイを利用したい方は、グレード「G」が満足できます。

スマホと連携するオーディオシステムのハイテク機器を充実させ、フルパッケージさせるe-Assistで安全性の飛躍を望む方には、グレード「G Plus Package」が魅力的です。
自分が乗りたいグレードを決めて、2018年の世界のSUV市場を賑わすこと間違いなしの新型エクリプスクロスでドライブをしよう。