ドライブレコーダー前後カメラタイプの人気おすすめ20商品と購入する際に意識すべき5つのチェックポイント
ドライブレコーダーの国内販売台数は、近年著しい伸び率を記録しており、その増加傾向は2019年以降も続いています。
ドライブレコーダーの販売台数増加に大きく影響を与えたのは、2017年6月に発生した「あおり運転」が原因とされる痛ましい交通事故です。あおり運転だけでなく、後続車からの嫌がらせ行為を経験したドライバーは少なくないでしょう。各メディアで報道されたあおり運転に関するニュースは、消費者のドライブレコーダーへの関心を高め、購買意欲を刺激しました。
中でも人気を集めているのが、追突事故やあおり運転などの決定的な瞬間を記録できる、車両の前後両方にカメラを搭載するタイプのドライブレコーダーです。
ここでは、国内市場で圧倒的なシェア率を誇るコムテック、ユピテル、ケンウッドといった大手3社以外の商品も含めて、その解像度や画角などを比較します。数あるドライブレコーダー前後カメラタイプの中から、ご自身に最適なアイテムを選ぶ際に役立つ情報をご紹介します。
前後にカメラを搭載するドライブレコーダーは交通事故で最も起こりやすい追突事故や社会問題化しているあおり運転対策に有効です
交通事故は、警察庁の統計によると「歩行者対車両」「車両相互」「車両単独」の3つのカテゴリーに大別されます。このカテゴリーの中で、最も年間発生件数が多いのは、車同士が接触、あるいは衝突する「車両相互」の交通事故です。
車両相互事故の内訳を見てみると、発生割合が約35〜40%と最も多いのは追突事故です。つまり統計的事実から、車を運転している際に最も発生しやすい事故は、車の後ろ側から衝突される追突事故であるといえます。 追突事故が起きた際に、相手側の不注意(例:スマートフォンを操作していた、居眠りをしていたなど)が映像に収められていれば、自身の過失割合を軽減できる可能性があります。
2017年の痛ましい事故以降、あおり運転(正式には「妨害運転罪」として2020年6月に道路交通法が改正・施行されました)の厳罰化が進むなど、社会的な関心は非常に高まっています。
あおり運転への社会的な関心が高まるにつれて、販売台数を伸ばしているのが、事故が起きた際に客観的な映像証拠をデータとして保存するドライブレコーダーです。ドライブレコーダーの中でも、特に販売数を伸ばしているのが、追突事故やあおり運転の決定的な瞬間をよりリアルに、間近で撮影することが可能な前後にカメラを搭載するタイプのドライブレコーダーです。
ドライブレコーダーを選ぶ際の5つのチェックポイント
国内のドライブレコーダー市場は、映像が持つ力が広く認知されたことで、タクシーなどの商用車だけでなく、一般のドライバーの購買意欲を刺激し、爆発的に伸びています。
ここでは、前後カメラタイプに限らず、ドライブレコーダー全般を選ぶ際に役立つ情報をお届けします。
1:解像度が高く、画質はフルHD(200万画素)以上を実現しているカメラを搭載しているか
ドライブレコーダーは、事故が起きた際の状況を撮影して保存するために取り付けます。記録されている映像は鮮明であるほど、客観的で有効な証拠として認定されやすくなります。
デジタル画像や映像の鮮明さは画素数で判断できます。画素数が多いほど画像や映像の鮮明さは増します。画素数は、水平画素数と垂直画素数を掛け合わせることで求まります。最も画質が高いのは、4Kとも呼ばれるUHD(3840×2160)です。
事故が起きた際には、相手の車両が現場から逃走することも想定されます。その時に車両を特定するために有効となるナンバープレートを認識するのに理想的な画素数は、フルHDが実現する200万画素(1920×1080)以上であるといわれています。
そのため、ドライブレコーダーの前後カメラタイプを購入する際には、あおり運転などの瞬間を撮影するリヤカメラの解像度もフルHD以上であるかをチェックする必要があります。
| 名称 | 画素数 |
|---|---|
| UHD(4K) | 3840×2160 |
| WQHD(2K) | 2560×1440 |
| フルHD | 1920×1080 |
| HD | 1280×720 |
2:HDR/WDR対応機種で白とびや黒つぶれに対する抑制効果が備わっているかどうか
交通事故が発生しやすい場所の一つがトンネルの出口です。人の眼は暗い場所から急に明るい場所に行ってもすぐに順応できますが、カメラはうまく対応できないために、一瞬画面が真っ白になってしまう「白とび」が起こってしまうことがあります。
また、人の眼は夜間でも対象物にある程度は認識できますが、夜間やトンネルに入った瞬間など、暗い環境ではカメラの映像が真っ暗になってしまう「黒つぶれ」が起きてしまい、撮影した対象物がぼやけてしまうことがあります。
そういった「白とび」や「黒つぶれ」を抑制する機能を備えるHDR/WDR対応機種であれば、トンネルの出入口や夜間時、あるいは強い逆光を受けている際にも、対象物をクリアに撮影することができます。
3:LED信号機対策済み機種であるかどうか
交通事故の過失割合を決める際に、どちらの車が赤信号であるにもかかわらず交差点に侵入してしまったのかについての情報は重要です。
信号機のLED化が進む中で、ドライブレコーダーが撮影した映像内で信号の色が消えるという現象が指摘され始めました。その原因は、LED信号機の点滅周波数とドライブレコーダーのカメラの1秒当たりのコマ数であるフレームレートの撮影周期が、同調(一致または近接)することによって起こります。
市販されているドライブレコーダーの中には、点滅周波数の影響を受けにくいフレームレート(例:27.5fpsなど)を採用したり、特殊な技術を用いることで、信号機の色が映らない現象を回避している商品も販売されています。
ドライブレコーダーで信号の色の判別ができないと設置している意味がありませんので、購入の際にはLED信号機に対応しているかどうか、必ずチェックしましょう。
4:撮影可能なエリアを広げて死角を減らすカメラの画角を広く設定している商品を選ぶ
ドライブレコーダーのパッケージなどに記載されている水平画角や垂直画角は、映像を撮影できる角度を数値で示したものです。垂直画角は縦方向で最大限に撮影できる角度を表し、水平画角は横方向で最大限に撮影できる角度を表しています。
水平画角が108°と記載されている商品よりも、120°と記載されている商品の方が、より広い範囲を撮影できることを意味しています。
あおり運転や追突事故を受けた際に相手の車を特定し、証拠とするためには、リヤカメラの水平画角は100度以上、垂直画角は60度以上を実現していれば望ましいと一般的にいわれています。ただし、これはあくまで目安であり、車両の種類や設置位置によって最適な画角は異なります。
画角を広げれば撮影範囲が広がって死角を減らせるというメリットがありますが、撮影範囲が広がるために映像の解像度が低下してしまうというデメリットもあります。
数あるドライブレコーダーの中から商品を購入する際には、どの項目を最重要事項にするのかを決めることも大切です。
ポイントとしては、横幅のあるセダンなどには水平画角が広いタイプ、車高のあるミニバンなどでは、垂直画角が広いものを選ぶのがおすすめです。
5:駐車しているときも映像を保存できる駐車監視機能が付いているかどうか
事故は車を停車している状態であっても発生します。発生事例として多いのは、自分の車を駐車場に停めている際に起こる当て逃げ事故です。
駐車場で発生する事故は、目撃者がいなければ当て逃げされてしまうことも多々あります。その際に、駐車監視機能が付いたドライブレコーダーを搭載していれば、証拠映像を警察に提供することで、自車に衝突した車を迅速に特定することが可能です。
駐車監視機能には、遠隔操作によって起動できるタイプ、衝撃を感知して録画を開始するタイプ、動く物体を検知すると録画を開始するなどのタイプがあります。
どのタイプも、当て逃げ車両を特定するだけでなく、車上荒らしや自車へのいたずらをした犯人を特定する際の映像を記録することも可能です。ドライブレコーダーを設置していると、カメラの存在そのものが車上荒らしに遭わないよう、防犯対策にもなります。
ドライブレコーダー前後カメラタイプの人気20商品
国内のドライブレコーダー市場は、コムテック、ユピテル、ケンウッドの3社の合算値が75%を超える高いシェア率を占めています。ここでは、それら3社に追いつこうと技術力を磨く各メーカーが製造する商品も含めて、その魅力と性能を紹介します。
ケンウッドの前後タイプドライブレコーダー「DRV-MR480」は白とび・黒つぶれ現象を抑えたクリアな映像を撮影可能で、保存されたデータはパソコンで確認できます
KENWOOD DRV-MR480
2023年9月に発売された前後撮影を可能とする「DRV-MR480」は、KENWOOD(ケンウッド)が培ってきた撮影技術と車載テクノロジーを駆使することで、ドライブレコーダーに求められるクリアで鮮明な映像を、撮影・保存ができる新商品です。
「DRV-MR480」にセットされるフロント用・リヤ用カメラは、従来モデルよりも画角を拡大させた広視野角レンジを採用することで、より広い範囲の撮影を可能としました。
付属されるカメラには、HDR機能が付与されているため、逆光やトンネルの出入り口などで起こり得る、白とび・黒つぶれ現象を抑えてクリアな映像を記録する機能性も備えています。
ケンウッドの新たなドライブレコーダーである「DRV-MR480」は、最大128GBの大容量のmicroSDカードに対応可能で、必要時には長時間録画も行えます。SDカードに保存されたデータは、無償で提供される専用ビューワーをインストールすれば、パソコンで確認できるのも本製品の魅力です。
| メーカー | ケンウッド |
|---|---|
| 画素数 | 最大207万画素(フロント/リア) |
| 最大解像度 | 1920×1080 |
| 画角 | 水平:約122°/垂直:約63°/対角:約150°(フロント) 水平:約126°/垂直:約63°/対角:約150°(フロント) |
| フレームレート | 27.5fps(フロント/リヤ) |
| 動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
| 録画機能 | イベント/静止画/衝撃/手動/駐車監視 |
| GPS | 有 |
| 参考価格 | 16,850円~(2025年調べ) |
前後タイプのドライブレコーダー「ZDR055」はソニー製センサー・STARVIS 2を搭載し、夜間時も鮮明な映像を撮影できるCOMTECの新商品です
コムテックZDR055
2023年10月に発売を開始したコムテックの前後タイプドライブレコーダー「ZDR055」は、ソニーグループの企業が開発した、Clear HDR機能を備えるセンサーであるSTARVIS 2を搭載しています。これにより、照度の低い夜間時等であっても、事故時の客観的な証拠となり得るクリアな映像を記録できる撮影システムを構築しています。
コムテックの新たなドライブレコーダーである「ZDR055」は、フロントとリヤに設置するカメラの対角を168°に設定することで、従来製品では捉えることができなかった広い範囲の撮影を可能とします。
「ZDR055」にオプションで追加設定できる駐車監視機能を利用すれば、消費電力を抑えて長時間の撮影を可能とする衝撃クイック録画システムなどの効果によって、駐車場で当て逃げした車を特定できます。
| メーカー | コムテック |
|---|---|
| 画素数 | 200万画素 |
| 最大解像度 | FullHD(1920×1080)/HD(1280×720) |
| 画角 | 水平138°/垂直70 °/ 対角168°(フロント/リヤ) |
| フレームレート | 27.5fps/17.5fps |
| 動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
| 録画機能 | 常時/イベント録画(衝撃・後続車接近)/駐車監視 |
| GPS | 有 |
| 参考価格 | 21,800円~(2025年調べ) |
コムテックの「ZDR038」はデジタルインナーミラーで後方の状況をクリアな映像で確認できるほか、あおり運転を注意喚起するお知らせ機能も付いた前後タイプドライブレコーダーです
コムテックZDR038
コムテックのドライブレコーダー「ZDR038」は、付属されるデジタルインナーミラーを、シリコンゴムを用いてルームミラーに固定し、フロントおよびリヤの特定の位置にカメラを設置することで、通常のミラーでは荷物などで遮られて確認しにくい後方部の状況を、デジタル化されたミラーに表示される映像から判断することが可能となります。
コムテックの人気商品である「ZDR038」は、後続車が自車に必要以上に接近した場合、あるいは自車が先行車に対して急接近してしまった状況下においては、アラーム機能を作動させて、あおり運転の抑止力を高めます。
本製品は、事故などが発生して車体に大きな衝撃力が与えられた際に、録画を自動的に停止させて、上書きを防ぐ緊急録画停止機能などを導入しており、SDカードに保存された大切な証拠映像を守ります。
| メーカー | コムテック |
|---|---|
| 画素数 | 200万画素(フロント / リヤ) |
| 最大解像度 | FullHD (1920×1080) / HD(1280×720) |
| 画角 | 水平138° / 垂直70° / 対角168°(フロント / リヤ) |
| フレームレート | 27.5fps / 17.5fps |
| 動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
| 録画機能 | 常時/イベント録画(衝撃・後続車接近)/駐車監視 |
| GPS | 有 |
| 参考価格 | 33,800円~(2025年調べ) |
「CS-91FH」は準天頂衛星みちびきから送られる災害情報を画面上に表示させて注意喚起を与える機能性も備えたセルスター製のおすすめドライブレコーダーです
セルスター CS-91FH
自社工場での開発・設計・生産・品質管理にこだわるセルスター製のドライブレコーダー「CS-91FH」は、近赤外領域にも対応するSTARVIS IMX327を搭載することで、スモークガラスを貼っている車であっても、リヤカメラによって鮮明かつクリアな撮影を可能とします。
ナイトビジョンVer.3が搭載される本製品は、夜の交差点だけでなく、トンネル内などの薄暗い環境下であっても乱れの少ない映像の撮影を可能とします。
後続車が急接近し、危険性があるとシステム側が判断した場合には、警告音を鳴らしイベント録画を開始する「CS‐91FH」は、準天頂衛星みちびきなどの全81基から送られる信号によって、災害情報を受信・表示できるシステムを構築する、機能性が充実したセルスターのおすすめ商品です。
| メーカー | セルスター |
|---|---|
| 画素数 | 200万画素 |
| 最大解像度 | Full HD1920×1080 |
| 画角 | 水平119°/垂直62°/対角147°(本体カメラ) 水平114°/垂直61°/対角141°(本体カメラ) |
| フレームレート | 30fps |
| 動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
| 録画機能 | 常時録画/イベント録画/クイック録画 |
| GPS | 有 |
| 参考価格 | 34,800円~(2025年調べ) |
スモークガラスの車にも搭載OKなケンウッドの前後カメラ新フラグシップモデル
JVCケンウッドDRV-MR745
| メーカー | ケンウッド |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080 |
| 画素数 | 207万画素 |
| 画角 | 水平:約122°/垂直:約63°/対角:約150°(フロント) 水平:約100°/垂直:約52°/対角:約111°(リア) |
| フレームレート | 27.5fps |
| 動作温度範囲 | -10℃~+60° |
| 録画機能 | 常時録画・イベント記録・手動録画・駐車監視録画 |
| 参考価格 | 32,543円~(2025年調べ) |
2019年11月に発売された「DRV-MR745」は、ケンウッドの人気2カメラタイプ「DRV-MR740」をさらにブラッシュアップした新フラグシップモデルです。
MR745のフロントカメラには、従来製品よりも広い範囲を撮影できる「水平122° 垂直63° 対角150°」の広角レンズを採用しています。ドライブレコーダーとしてトップクラスの明るさを誇る「F1.8レンズ」は、夜道やトンネル内でも鮮明な映像を記録します。
リアカメラには、「スモークシースルー機能」を搭載。3段階の設定によって、スモークガラスの車でも、後続車の様子をしっかり記録できるように調整が可能です。
最長24時間の「駐車監視機能」がついているので、自宅での駐車時にも安心です。
他にも、前方の車と適切な車間距離が保たれていない場合や車線逸脱の危険がある場合には、警告音で知らせてくれるなど、「運転支援機能」を備えています。
VANTRUE N2 PROは広角レンズで車内映像も記録できる前後一体型のドライブレコーダーです
VANTRUE N2 PRO
| メーカー | VANTRUE |
|---|---|
| 解像度 | 2560×1440P/30fps 1920×1080P/60fps |
| 動作温度範囲 | -20℃~+70℃ |
VANTRUE N2 PROは、IR暗視機能つきなので、夜間でもしっかりとした映像を撮影できます。フロント170度、リア140度の広角レンズで、360度ドライブレコーダーのように死角なく広範囲の撮影が可能です。インカメラで室内の様子もはっきりと撮影でき、音声記録もできるので、旅行やドライブの思い出作りにも活用できます。
駐車監視機能つきで、車両に5分間振動がなければ、自動的に駐車録画モードに移行します。外国製ドライブレコーダーですが、初期設定で「Japanese(日本語)」に設定できるので心配ありません。
ケンウッド「DRV-MR740」は運転中の視界を妨げないコンパクトサイズの高性能カメラを前後に搭載しています
ケンウッドDRV-MR740
| メーカー | ケンウッド |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080 |
| 画素数 | 208万画素 |
| 画角 | 水平:約100°、垂直:約52°(フロント・リヤ) |
| フレームレート | 27.5fps |
| 動作温度範囲 | -10℃~+60° |
| 録画機能 | 常時録画・イベント記録・手動録画・駐車監視録画 |
| 参考価格 | 58,818円~(2025年調べ) |
2018年10月に発売されたケンウッドの「DRV-MR740」は、前後にカメラを搭載するタイプのドライブレコーダーです。フロントとリヤに設置するカメラは、高密度設計技術によりコンパクト化が実現され、取り付けても運転中の視界を妨げることはありません。
「DRV-MR740」は、リフレッシュ通知や車線逸脱警告などの運転支援機能を充実させており、事故を積極的に回避するようサポートします。車体が衝撃を受けた際に、自車の速度や緯度などの情報を記憶するGPS機能を搭載しており、別売りで購入できる車載電源ケーブルを利用すれば、業界トップクラスの最長24時間の駐車監視録画を可能とする防犯力を備えることができます。
コムテック「ZDR-015」はファイル保護機能など撮影された映像を守る機能も充実したドライブレコーダーです
コムテック ZDR-015
| メーカー | コムテック |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080(フロント、リヤ) |
| 画素数 | 200万画素 |
| 画角 | 水平:115°、垂直:58°(フロント)/水平112°、垂直84°(リヤ) |
| フレームレート | 19.1fps、29.1fps |
| 動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
| 録画機能 | 常時録画、衝撃録画、マニュアル録画 |
| 参考価格 | 38,690円~(2025年調べ) |
国内のドライブレコーダー市場においてシェア率トップを誇るコムテックの「ZDR-015」は、200万画素のフルHDに対応する2つの高性能カメラによって、前方部と後方部を同時に録画することを可能とします。撮影された映像は液晶画面だけでなく、パソコン上でも確認できます。
「ZDR-015」は、先端の画像補正技術であるHDR・WDR機能を搭載することで、白とびや黒つぶれを防ぎ、逆光下あるいはトンネルの出入口などのシビアな状況下であっても、映像をクリアに撮影します。
全国のLED信号機に対応し、地デジやナビに対するノイズ対策を行っている同商品は、オプションで駐車監視・直接配線コードを購入すれば、エンジンOFFの状態であっても駐車中に前後の映像を記録可能となります。
PAPAGO「GoSafe S36GS1」は運転サポートシステムも充実するドライブレコーダーです
PAPAGO GoSafe S36GS1
| メーカー | PAPAGO |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080(フロント、リヤ) |
| 画素数 | 200万画素 |
| 画角 | 水平:119°、垂直:66°(フロント)/ 水平:143°、垂直:75°(リヤ) |
| フレームレート | – |
| 動作温度範囲 | 0°~65° |
| 録画機能 | 常時録画、衝撃録画、手動録画 |
| 参考価格 | 18,290円~(2025年調べ) |
PAPAGOの「GoSafe S36GS1」は、光を電気信号に変換するカメラの主要パーツであるイメージセンサーにSONY Exmor CMOSを採用しています。高感度を実現するイメージセンサーであるSONY Exmor CMOSを導入することで、従来のフルHDよりもクリアな映像を撮影でき、ノイズは極小化されます。
「GoSafe S36GS1」が導入するリヤカメラは広いエリアをフルHDの高画質で撮影できるため、あおり運転や追突された際の証拠映像として、捜査機関に採用される可能性が高いです。
同商品は、Googleマップと連動するGPS機能、ドライバー疲労警告や速度制限標識警告などの運転サポートシステムも充実させています。
セイワの「PDR800FR」はダブル駐車監視機能によって当て逃げやいたずら犯を監視します
SEIWA PDR800FR
| メーカー | セイワ |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080(フロント、リヤ) |
| 画素数 | 200万画素 |
| 画角 | 対角:140°(リヤ・フロント) |
| フレームレート | 29fps |
| 動作温度範囲 | – |
| 録画機能 | 衝突検知録画、モーション検知録画 |
| 参考価格 | 34,980円~(2025年調べ) |
セイワの「PDR800FR」は、フロント・リヤにスーパーナイトビジョン2.0とSONY Exmor R STARVIS画像センサーを搭載することで、暗い路地などの低照度環境下においても鮮明な映像を撮影することを可能とします。
「PDR800FR」は、車線逸脱警報や前方衝突警報などの4つの安全運転警告を搭載させて、ドライバーの満足度を高めます。同商品は、エンジンOFFの状態でも作動するモーション検知録画機能や衝撃検知機能によって、駐車時に起きた当て逃げやいたずらなどの決定的瞬間をクリアに撮影します。
ユピテルの「DRY-TW9100d」はスマホアプリで遠隔操作を行って動画や静止画を撮影できるドライブレコーダーです
ユピテル DRY-TW9100d
| メーカー | ユピテル |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080(フロント、リヤ) |
| 画素数 | 200万画素 |
| 画角 | 水平:117°、垂直:58°(フロント)/水平:127°、垂直:66°(リヤ) |
| フレームレート | – |
| 動作温度範囲 | 0°~+60° |
| 録画機能 | 常時録画、Gセンサー録画、手動録画 |
ユピテルの「DRY-TW9100d」は、2018年10月発売された前後にカメラを搭載するタイプのドライブレコーダーです。
FULL HD対応のリヤカメラは、プライバシーガラスやスモークフィルムを取り付けていても後部エリアの映像を鮮明に撮影することができます。「DRY-TW9100d」が採用するカメラは、ブラケット一体式のため、ガラスとの間に隙間が生じにくい位置に設置することができます。その効果により反射は起こりにくくなり、映像は鮮明化します。
16GB microSDカードが付属され、白とびや黒つぶれを抑制するHDR(ハイダイナミックレンジ)を搭載するユピテルの「DRY-TW9100d」は、別売りオプションによって駐車中に一定時間映像を記録できる「駐車監視モード」を追加設定可能とします。
セルスター「CSD-790FHG」は3年保証が魅力的な日本製のドライブレコーダー前後カメラ搭載モデルです
Cellster CSD-790FHG
| メーカー | セルスター |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080(フロント)、1280×720(リヤ) |
| 画素数 | 200万画素(フロント)、100万画素(リヤ) |
| 画角 | 水平:115.8°、垂直:60.2°(フロント)/水平:107°、垂直:59°(リヤ) |
| フレームレート | 30fps |
| 動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
| 録画機能 | 常時録画、イベント録画、クイック録画 |
| 参考価格 | 50,116円~(2025年調べ) |
セルスターの「CSD-790FHG」は、GPS機能を利用すれば危険なエリアを走行する際に警戒音あるいは画面表示によって、ドライバーに注意喚起を与える安全性の高いドライブレコーダーです。
「CSD-790FHG」の別体カメラの解像度は低いものの、白トビや黒ツブレを抑えることが可能なHDR(ハイダイナミックレンジ)を搭載するなどして機能性を高めています。また、タッチパネル式液晶画面による操作は、先進のデジタル機器を苦手とする方や高齢ドライバーにとっても魅力的です。
交通事故時ドライブレコーダー買替保証金制度の対象となる同商品は、事前登録を行えば、事故が理由によってドライブレコーダーを買い替える必要が生じた場合に、費用の一部が保証されます。
1万円を切る最安値クラスの前後一体型ドライブレコーダー
恵安 KDR-L30
メーカー直営ショップの販売価格が7,980円と1万円を切る低価格ドライブレコーダー恵安KDR-L30。リヤカメラはフロントカメラと一体になっており、後方映像は車内越しの撮影となります。後続車の様子を鮮明に残すのは難しいですが、手動で角度を調整すれば側面も記録できます。
安価なため耐久性が心配になるかもしれませんが、動作温度環境は「-20℃~80℃」と一般的な数値ですし、1年間の保証付きです。
| メーカー | 恵安 |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080 |
| 画素数 | – |
| 画角 | 対角:約146°(フロント) 対角:約105°(リア) |
| フレームレート | 27fps(フロント) 30fps(リア) |
| 動作温度範囲 | -20℃~80℃ |
| 録画機能 | 常時録画・イベント記録・・駐車監視録画 |
ドライブレコーダーが既にある人におすすめなリヤ専用カメラ
JVCケンウッド GC-BR21
| メーカー | ケンウッド |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080 |
| 画素数 | 200万画素 |
| 画角 | 水平:約114°/垂直:約60°/対角:約145° |
| フレームレート | 27fps |
| 動作温度範囲 | -10℃~+60° |
| 録画機能 | 常時録画・イベント記録(衝撃検知) |
一般的なドライブレコーダーが既に車についている人におすすめな追加設置できるリヤ専用カメラです。縦5.1センチ、横6.1センチのコンパクトサイズなので、リヤガラスが小さめの小型車でも、視界を遮りません。「ドライブレコーダー録画中」のステッカーも付属します。
無料アプリをダウンロードすれば、スマートフォンで映像を確認できるので、万が一の事故時も状況説明がしやすいでしょう。後続車のナンバープレートもしっかり記録できる高画質です。
パイオニア・カロッツェリアから1カメラと前後同時録画できる2カメラのドライブレコーダー7機種が発売されました
カロッツェリアVREC-DZ600C・DZ600・DZ200・DH200・DZ700DLC・DZ700DSC・DS500DC
| メーカー | パイオニア・カロッツェリア | |||
|---|---|---|---|---|
| 型番 | VREC-DZ600C | VREC-DZ600 | VREC-DZ200 | VREC-DH200 |
| 解像度 | 1920×1080p(フルHD画質) | |||
| 画素数 | 約200万画素 | |||
| 画角 | 水平:130度、垂直:68度、対角:160度 | 水平:95度、垂直:52度、対角:111度 | 水平:114度、垂直:62度、対角:130度 | |
| フレームレート | 27.5fps | |||
| 動作温度範囲 | -10℃~+60℃ | |||
| 録画機能 | 連続録画・イベント録画・手動イベント録画・静止画撮影 | イベント録画・ジェスチャーイベント録画 | ||
| メーカー | パイオニア・カロッツェリア | ||
|---|---|---|---|
| 型番 | VREC-DZ700DLC | VREC-DZ700DSC | VREC-DS500DC |
| ダブルレコーディング機能 | 前方+後方 | 前方+車室内 | 前方+後方 |
| 解像度 | 1920×1080p(フルHD画質) | ||
| 画素数 | 約200万画素 | ||
| 画角 | 前方:水平130度、垂直68度、対角160度 後方/車室内:水平112度、垂直58度、対角 137度 |
水平120度、垂直64 度、対角142度(前/後カメラ共通) | |
| フレームレート | 27.5fps | ||
| 動作温度範囲 | -10℃~+60℃ | ||
| 録画機能 | 連続録画・駐車監視機能・イベント録画・主導イベント録画・静止画撮影 | ||
2019年7月と8月に、カロッツェリアのドライブレコーダーが1カメラタイプが4機種、前後同時録画できる2カメラタイプが3機種、合計7機種が新しく発売されました。
エンジンを始動すると自動で録画を開始し、録画中でもボタンを押すと、最大400枚まで静止画として保存できる機能があります。
2カメラ全タイプと1カメラのVREC-DZ600C、DZ600には、夜間でも高感度・高画質で録画ができる「ナイトサイト」を搭載し、前方の車のナンバープレートや、明かりの少ない駐車場など、暗闇でも鮮明な画像が録画できます。VREC-DZ700DLCとDZ700DSCでは、衝撃を受けると車のバッテリーを使って撮影する機能もついています。
また、専用アプリ「ドライブレコーダーインターフェース」「ドライブレコーダーリモート」をiPhoneやスマートフォンにインストールし、ドライブレコーダー本体の設定を行ってWi-Fiと接続することで、ドライブレコーダーが撮影中の映像を手元でリアルタイムで確認することができ、さらにiPhoneやスマートフォンへ保存することができます。
APEMAN「C860」はSONYの赤外線センサーを搭載することで夜間時や悪天候下にもクリアな映像を記録します
APEMAN C860
| メーカー | APEMAN |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080 |
| 画素数 | 200万画素 |
| 画角 | – |
| フレームレート | 30fps |
| 動作温度範囲 | – |
| 録画機能 | 常時録画、衝撃録画、ループ録画 |
APEMANの「C860」は、IR技術に優れるSONYの赤外線センサーと6層ガラスレンズを搭載することで、夜間時撮影の視認性を向上させています。
「C860」はSDカードのデータ容量がいっぱいになると、新たな映像を上書きするループ録画機能を導入していますが、Gセンサーが衝撃を感知した際には、映像ファイルが上書きされないようにロック機能が作動して自動保存させます。
ドライブレコーダー本体にバッテリーを内蔵させるタイプの同商品は、駐車中に衝撃を受ける・動体を感知した際には、30秒間の映像を記録させて運転時以外の安心感も高めます。
スタイリッシュなデザインが魅力的なTCLのスマートレコ WHSR-510には駐車監視機能が備わります
TCL Smart Reco WHSR-510
| メーカー | TCL |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080(フロント)、1280×720(リヤ) |
| 画素数 | 200万画素(フロント)、100万画素(リヤ) |
| 画角 | 水平105°、垂直60°(フロント)/水平110°、垂直57°(リヤ) |
| フレームレート | 27.5fps |
| 動作温度範囲 | -20℃~+70℃ |
| 録画機能 | 常時録画、イベント録画、強制録画、駐車モーション録画 |
TCLの「スマートレコWHSR-510」は、ユーザーの意見を取り入れて進化を続けるドライブレコーダーです。別売りで購入できる後方カメラを搭載すれば、追突事故やあおり運転の瞬間を撮影することが可能となります。
「スマートレコWHSR-510」の後方カメラは、前方に搭載するカメラよりも画素数が劣るものの、水平画角を広げることによって、より広いエリアの撮影を可能とします。また、LED信号機対応や当て逃げお知らせボイスなどの機能を充実させることによっても商品力を強化しています。
タッチパネル液晶と音声案内によって操作性を向上させる同商品は、アウディ、プジョー、シトロエンなど外国車のメーカーオプションとしても利用されています。
インバイトの「FineVu CR3000S」はフロント・リヤカメラの映像を同期させて同時に再生可能です
INBYTE FineVu CR-3000S
| メーカー | インバイト |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080(フロント・リヤ) |
| 画素数 | – |
| 画角 | 水平107°、垂直56.2°(フロント)/水平99.8°、垂直51.6°(リヤ) |
| フレームレート | 30fps |
| 動作温度範囲 | -10°~+60° |
| 録画機能 | 常時録画、イベント録画、パーキング録画、動体検知 |
インバイトの「FineVu CR-3000S」は、前方衝突警報や先行車発進通知などの3つの運転支援システムを搭載することで、事故を未然に防ぐサポートも行ってくれるドライブレコーダーです。
32GBのmicroSDカードがパッケージされる「FineVu CR-3000S」は、あおり運転を行った車両を特定するのに効果を発揮するフロント・リヤカメラが撮影した映像を同時に再生することを可能とする2カメラ同時再生モードを搭載します。
同商品に保存されたデータは、上書きによるデータ損失が起こりにくく、「FineVu Player」をインストールした上で、専用アダプタを使用すればパソコン画面でも録画ファイルを確認することができます。
F値1.2のレンズを採用し夜間の録画も明るく鮮明に記録します
「ストラーダ」 専用ドライブレコーダー CA-DR03TD
| 画素数 | 約200万画素 |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080 |
| 画角 | 水平:117°垂直:63° |
| フレームレート | 高画質:28 fps(駐車録画の場合は14 fps) 標準画質:14 fps |
| サイズ | 36 mm×63 mm×42 mm |
| 重量 | 約63 g(コード含む) |
ストラーダ連携モデルをお探しなら、ストラーダ専用ドライブレコーダー CA-DR03TDがおすすめです。
リバース後方ビュー機能とワンタッチ後方ビュー機能を搭載し、後方視界の目視補助や映像が確認できます。業界最高水準のF値1.2のカメラレンズを採用することで、夜間走行中の録画映像がより鮮明になりました。バックアップ電源ではファイルの破損を防ぎます。
また、周囲の車両に録画中であることを認知させるオリジナルステッカーも付属しています。
前後カメラタイプのドライブレコーダーは、360度撮影タイプが進化するまで性能を強化してユーザーの期待に応えていきます
前後にカメラを搭載するタイプのドライブレコーダーは、あおり運転や追突事故が起きた際の状況証拠となり得る映像を撮影します。