クラウンのモデルチェンジ

クラウンセダンのモデルチェンジ 第3弾伝統のFRベースで正統進化HEVとFCEVで登場

クラウンがフルモデルチェンジで日本だけでなく全世界で販売する世界戦略車に。第1弾のクロスオーバー、その後続くクラウンセダンで正当進化、キリッとしたヘッドライトで上品なハンマーヘッドスタイルで新しいクラウンが誕生。

クラウンセダンのモデルチェンジ 第3弾伝統のFRベースで正統進化HEVとFCEVで登場

フルモデルチェンジした新型クラウンの発売日は2018年6月26日!価格帯・搭載装備・燃費

フルモデルチェンジした新型クラウンの発売日は、2018年6月26日です。新型コンパクトハッチバックのカローラスポーツと同時に発表・発売され、どちらも初代コネクティッドカーとして鮮烈なデビューを飾っています。

新型クラウンに搭載されるトヨタセーフティセンスP

次期クラウンの搭載装備は、アルファードなどに搭載される安全装備「トヨタセーフティセンスP」の次世代型を搭載し、自動車だけではなく歩行者も検知可能な自動ブレーキや車線逸脱警報の他に、オートマチックハイビームやレーダークルーズコントロールを備えています。
また次期クラウンはトヨタが推進するコネクティッドカーの第1号車種の側面もあるため、レクサスにも搭載されている通信装備のDCMを備えたこと、ナビゲーションシステムが全グレードで標準装備されることから車両価格は少し上昇しています。

新型クラウンの車両価格
2.0L ターボモデル
B 4,691,500円~
S 4,834,500円~
S Cパッケージ 5,032,500円~
RS B 5,093,000円~
RS 5,280,000円~
RS アドバンス 5,698,000円~
G 5,516,500円~
2.5L ハイブリッドモデル
S 5,071,000円~
S Cパッケージ 5,252,500円~
RS 5,516,500円~
RS アドバンス 5,907,000円~
G 5,725,500円~
S Four 5,291,000円~
S Four Cパッケージ 5,472,500円~
G Four 5,945,500円~
G エグゼクティブ Four 6,440,500円~
RS Four 5,736,500円~
RS アドバンス Four 6,127,000円~
3.5L マルチステージハイブリッドモデル
S 6,352,500円~
RS アドバンス 7,034,500円~
G エグゼクティブ 7,320,500円~
新型クラウンのJC08モード燃費
パワートレイン グレード 燃費
2.0L ターボモデル 全グレード 12.8km/L
2.5L ハイブリッドモデル S 24.0km/L
S Cパッケージ
G
G エグゼクティブ Four 20.8km/L
RS 23.4km/L
RS アドバンス
RS アドバンス Four 21.0km/L
RS Four
G Four
S Four
S Cパッケージ Four
3.5L マルチステージハイブリッドモデル S 18.0km/L
RS アドバンス
G エグゼクティブ 17.8km/L

新型クラウンはレクサス並みの装備と最新技術を搭載していることを考えると、そこまで高価な車というイメージはなく、最新技術が全て揃ったお手頃な車になったと言えます。
中でもマジェスタの後継にあたる、3.5Lマルチステージハイブリッドエンジンを搭載したモデルは、レクサスのフラッグシップセダンのLSにも搭載されているパワートレインと同一です。

LS500hのバージョンL 2WDの車両価格が14,600,000円~というのを考えると、次期クラウンの3.5Lマルチステージハイブリッドモデルの最上位グレードパッケージのベースグレードG Executiveの車両価格7,187,400円はとてもお買い得な価格に見えてきます。

初代コネクティッドカーとして登場した新型クラウン

トヨタ新型クラウンのオペレーターサービスレクサスに導入されている24時間365日オペレーターと繋がるサービスを用意

新型クラウンは車載通信機DCMを全てのグレードに標準装備しています。これにより24時間365日「車と人が繋がる」ことが可能になり、安心で快適なサービスを提供できるとしています。

新型クラウンのコネクティッド機能

  • 遠隔で走行アドバイスや車両診断が受けられるeケア
  • 24時間365日繋がるオペレーターサービス
  • 遠隔でも車の状況を操作・確認できるマイカーSecurity
  • 車同士が通信して見えない危険をお知らせするITS Connect
  • 車がお友達になるLINEマイカーアカウント

車と人を繋ぐ初代コネクティッドカーとして誕生した新型クラウンはLINEマイカーアカウントなど新機能が満載です。新型クラウンは安心で楽しいカーライフの未来の形を示しています。

注目度抜群!発表前には新型クラウンのバックオーダーは4万台を超えるという情報もあった

2018年6月26日にモデルチェンジを発表した新型クラウンのバックオーダー(先行予約受注)が4万台を超えるという情報がありましたが、トヨタが発表した発売後1か月の受注は約3万台になりました。
今回のモデルチェンジで今までロイヤル、アスリート、マジェスタという車種があったクラウンを統合しているため、既存の顧客を新型クラウンに上手く誘導できた形になったのだと考えます。
次世代のプラットフォームに変更し、室内空間を広く乗り心地を進化させたことで、商品力を強化したことも先行予約受注数に繋がっているのでしょう。

トヨタを代表するハイブリッドカーの4代目プリウスが発売前の予約が6万台、発売1か月で10万台を受注しています。
新型クラウンはプリウスとはセグメント(車格)が違うため一概に比較できませんが、高級車の代名詞とも言えるクラウンがプリウスに迫る約3万台の先行予約受注を獲得したのは驚きの状況です。

トヨタのフラッグシップモデルである新型クラウンセダンが2023年11月13日モデルチェンジ

旧クラウンと新クラウン

もともとトヨタのフラッグシップモデルであったセルシオがレクサスディーラーの展開によってレクサスLSとなってからは、クラウンマジェスタ・クラウンロイヤル・クラウンアスリートがトヨタブランドのフラッグシップセダンを担ってきました。

2022年には従来のクラウンのイメージを覆すクラウンクロスオーバーを設定。 FR(フロントエンジンリヤ駆動)からFFシャーシへ変更し、伝統のオートスイングルーバーを廃止。殆どのクラウンユーザーからは好意的に受け入れられたとのことですが、賛否はあったとの噂もあります。

2023年11月13日に発売するのはクラウンセダンは15代目まで続いたクラウンの伝統を受け継いだ、正当進化したモデルになります。
シャーシはクラウンクロスオーバーなどのクラウンシリーズは違い、クラウンFR(フロントエンジン・リヤ駆動)へ回帰することで、従来のクラウンらしい乗り味に。 パワートレインはハイブリッド(HEV)と燃料電池(FCEV)を設定することで、伝統と先進性を融合したフラッグシップセダンに生まれ変わります。