クラウンのモデルチェンジ

クラウンセダンのモデルチェンジ 第3弾伝統のFRベースで正統進化HEVとFCEVで登場

クラウンがフルモデルチェンジで日本だけでなく全世界で販売する世界戦略車に。第1弾のクロスオーバー、その後続くクラウンセダンで正当進化、キリッとしたヘッドライトで上品なハンマーヘッドスタイルで新しいクラウンが誕生。

クラウンセダンのモデルチェンジ 第3弾伝統のFRベースで正統進化HEVとFCEVで登場

新型クラウンの搭載エンジンはターボ1種とハイブリッド2種でプラットフォームはTNGA

フルモデルチェンジ後の新型クラウン2018に搭載されるエンジンは3種類あり、「2.0Lのターボエンジン」「2.5Lのハイブリッドエンジン」「3.5Lのハイブリッドエンジン」が設定されると考えられます。

新型クラウンの搭載エンジンは3種類

  • 8AR-FTS型 2.0Lターボエンジン
  • A25A-FXS型THS2 2.5Lハイブリッドエンジン(新型カムリに採用されているエンジン)
  • 8GR-FXS型 3.5Lマルチステージハイブリッドエンジン

トヨタ新型クラウンに搭載されている2.0Lターボエンジン最大出力245psの2.0Lダウンサイジングターボエンジン

2.0Lのターボエンジンは、14代目クラウンに搭載されている「8AR-FTS」で、排気量は1,998cc、最高出力は245PS、最大トルクは350Nmのエンジンです
高級セダンといえば、4.0L以上の大排気量エンジンでパワフルに走るイメージがありますが、クラウンはダウンサイジングターボエンジンの発展により高級セダンの中でも小排気量で、環境にもお財布にも優しいエンジンになっています。

新型クラウン2.0Lターボエンジンの仕様
型式 8AR-FTS
種類 直列4気筒
排気量 1,998cc
最高出力 180kW(245ps)/5,200~5,800rpm
最大トルク 350Nm(35.7kgm)/1,650~4,400rpm

トヨタ新型クラウンに搭載されている2.5Lダイナミックフォースエンジン新型カムリに搭載されているダイナミックフォースエンジンが進化した2.5Lハイブリッドエンジン

2.5Lのハイブリッドエンジンは、ダイナミックフォースエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせです。エンジンの最高出力は184PS、最大トルクが221Nm、モーターの最高出力が105PS、最大トルクが300Nmになっています。

新型クラウン2.5Lハイブリッドエンジンの仕様
型式 A25A-FXS
種類 直列4気筒
排気量 2,487cc
エンジン最高出力 135kW(184ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 221Nm(22.5kgm)/3,800~4,400rpm
モーター最高出力 105kW(143PS)
モーター最大トルク 300Nm(30.6kgm)

トヨタ新型クラウンに搭載されている3.0Lマルチステージハイブリッドエンジントヨタブランドでは初採用の3.0Lマルチステージハイブリッドエンジン

また3.5Lのハイブリッドエンジンは、LSなどのレクサスで販売している車種に採用されるハイブリッドエンジンです。このマルチステージハイブリッドエンジンはトヨタブランドでは初採用となる注目のパワートレインです。エンジンの最高出力は299PS、最大トルクは356Nm、モーターの最高出力は180PS、最大トルクが300Nmあります。

新型クラウン3.5Lマルチステージハイブリッドエンジンの仕様
型式 2GR-FXE
種類 V型6気筒
排気量 3,456cc
エンジン最高出力 220kW(299ps)/6,600rpm
エンジン最大トルク 356Nm(36.3kgm)/5,100rpm
モーター最高出力 132kW(180PS)
モーター最大トルク 300Nm(30.6kgm)

15代目クラウンと16代目クラウン

また、新型クラウンにはTNGAと呼ばれる新しいプラットフォームが採用され、低床化します。ドライビングポジションが変わり運転しやすくなるだけではなく、剛性がアップしたり、燃費もアップしたりといいことづくめの次世代プラットフォームです。