アテンザに適合するスタッドレスタイヤをグレード別に紹介
マツダのセダン・ワゴンのフラッグシップモデルとして2012年から販売された「アテンザ」(2019年以降はMAZDA6に改名、現在は販売終了)にぴったりのスタッドレスタイヤを紹介します。
タイヤサイズ「225/55R17」を標準装備しているアテンザのグレード
- 20S
- 20S PROACTIVE
- XD
- XD PROACTIVE
タイヤサイズ「225/45R19」を標準装備しているアテンザのグレード
- 25S L Package
- XD L Package
ここでは、各グレードに装着可能なスタッドレスタイヤの氷上・雪上性能や技術的特徴を中心に取り上げます。アテンザは静粛性と快適性を重視した設計のフラッグシップカーであるため、スタッドレスタイヤもロードノイズが少なく乗り心地への配慮があるモデルを選ぶと、冬道でも車本来の上質な走りが損なわれにくいという点がポイントです。
また、アテンザの最上級グレード(L Package)は19インチ純正装備のため、スタッドレス4本セットの費用が割高になりやすい傾向があります。19インチから17インチへのインチダウンを検討する方も多く、225/55R17への変更であれば選択肢が広がり費用も抑えられますが、外径の変化がスピードメーター誤差や車検適合に影響する場合があるため、実施前にショップで確認することをおすすめします。
アテンザのグレード「20S」「XD」などに装着可能なスタッドレスタイヤ
タイヤサイズを「225/55R17」とする、アテンザのグレード20S・20S PROACTIVE・XD・XD PROACTIVEに装着できるスタッドレスタイヤを紹介します。扁平率55という適度なサイドウォールの厚みがあるサイズで、冬道の凹凸や衝撃を吸収しやすく、各メーカーのラインナップも充実しています。
鬼クルミ殻を配合したNEO吸着ナノゲルゴムで氷への密着力を高めるオブザーブ・ガリットギズは凍結路面が多い地域のアテンザオーナーに向く冬タイヤ
TOYOTIRES OBSERVE GARIT GIZ 225/55R17
| 車種 | アテンザ |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | オブザーブ・ガリットギズ |
| タイヤサイズ | 225/55R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 680mm |
| ロードインデックス | 97 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレス |
| 値段 | 14,015円〜(2026年調べ) |
トーヨータイヤのオブザーブ・ガリットギズは、「NEO吸水カーボニックセル」「ナノゲル」「鬼クルミ殻」を組み合わせた独自の「NEO吸着ナノゲルゴム」によって、凍結路面への密着力と引っかき力を高めたスタッドレスタイヤです。鬼クルミ殻は粉砕後に不規則な表面形状が残るため、氷面をひっかくエッジ効果が生まれます。
サイプ内側に空洞を設けた「新吸着3Dサイプ」は、除水性とエッジ効果のレスポンスを向上させ、ブロック全体を均一に接地させる立体加工が加わることで、アイスバーンでの制動力とコーナリング安定性を確保します。ブラックアイスバーンのように見た目では判断しにくい凍結路面が多い地域のオーナーが、実際の使用感として「思ったより止まる」と感じやすい設計といえます。圧雪路よりも凍結路面での走行機会が多い降雪地帯のアテンザオーナーに向いた選択肢です。
安全性と経済性を両立するアイスナビ6はコストパフォーマンスを重視するアテンザオーナーにも対応するスタンダードモデル
GOODYEAR ICE NAVI6 225/55R17 XL
| 車種 | アテンザ |
|---|---|
| メーカー | グッドイヤー |
| ブランド | アイスナビ6 |
| タイヤサイズ | 225/55R17 XL |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | – |
| ロードインデックス | 101 |
| 速度記号 | H |
| タイヤ種類 | スタッドレス |
| 値段 | 13,200円〜(2026年調べ) |
グッドイヤーのアイスナビ6は、撥水シリカとポリマーを結合させた「アクアフィラー」をカップリング剤として用いることで、タイヤと氷面の間に生じる水膜の除去能力を高めたスタッドレスタイヤです。先代ICE NAVI ZEA2と比較して氷上ブレーキ性能が10%向上し、ライフ性能は35%改善されています。
「高剛性プロファイル設計」では2層トレッドとオーバーレイヤを組み合わせることで、ブロックの倒れ込みを抑えて接地面積を確保し、摩耗も均一化されやすい構造になっています。スタンダードクラスながら実用十分な氷上性能を持ち、アテンザのスタッドレスタイヤに安全性と経済性の両立を求めるオーナーに向いたモデルです。なお、XL(エクストラロード)規格のため、装着時は純正指定より空気圧を高めに設定する必要があります。
快適性と静粛性を備えたトータルパフォーマンスのエックスアイス エックスアイ3は冬でも上質なドライブを楽しみたいアテンザオーナーにマッチする
MICHELIN X-ICE XI3 225/55R17
| 車種 | アテンザ |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | エックスアイス エックスアイ3 |
| タイヤサイズ | 225/55R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 684mm |
| ロードインデックス | 97 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレス |
| 値段 | 15,300円〜(2026年調べ) |
ミシュランのエックスアイス エックスアイ3は、凍結路面でのアイスブレーキ性能に加えて快適性・低燃費性・耐久性も高い水準でまとめたトータルパフォーマンスモデルです。「マイクロポンプ」によるトレッドと路面の密着力向上、「ZigZagマイクロエッジ」によるエッジ効果強化など独自技術を組み合わせた「トリプル・エフェクト・ブロック」が、凍結路面でのグリップを実現します。
「周波数コントロール」「サイレントアイ」による静粛性設計は、アテンザが追求する上質な車内空間とも相性がよく、スタッドレスに履き替えても冬の走りが騒がしくなりにくいと感じるオーナーが多いモデルです。なお後継モデルとしてX-ICE SNOWが展開されており、新規購入の際はあわせて比較することをおすすめします。
シャープエッジ構造とナノフィットゴムを採用するウィンターマックス01はアテンザの日常ドライブを支えるベーシックタイプのスタッドレス
DUNLOP WINTER MAXX01 225/55R17
| 車種 | アテンザ |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | ウィンターマックス ゼロワン |
| タイヤサイズ | 225/55R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 685mm |
| ロードインデックス | 97 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレス |
ダンロップのウィンターマックス ゼロワンは、凍結路面へのグリップ力を高めるMAXXシャープエッジと、表面に柔らかさを持たせながらブロック全体では高剛性を確保するナノフィットゴムを採用したベーシックタイプのスタッドレスタイヤです。先代DSX-2と比較して氷上ブレーキ性能が11%向上し、ライフ性能も1.5倍に伸びています。1シーズン長く使える耐久性は、通勤と日常の買い物がメインのアテンザオーナーにとってコスト面でのメリットが大きいといえます。
後継モデルとしてウィンターマックス02・03が発売されており、これらはさらに氷上性能と耐久性が向上しています。新規購入の場合は後継モデルも検討の余地があります。
独自の3Dサイプテクノロジーで雪道・氷上・ドライの3路面に対応するコンチ・バイキング・コンタクト6はアテンザを1年中使いたいオーナーに向く
CONTINENTAL ContiVikingContact6 225/55R17 XL
| 車種 | アテンザ |
|---|---|
| メーカー | コンチネンタル |
| ブランド | コンチ・バイキング・コンタクト6 |
| タイヤサイズ | 225/55R17 XL |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | – |
| ロードインデックス | 101 |
| 速度記号 | T |
| タイヤ種類 | スタッドレス |
コンチネンタルのコンチ・バイキング・コンタクト6は、3分割型トレッドパターンと独自の3Dサイプテクノロジーを組み合わせたスタッドレスタイヤです。方向を多様化させたマルチエッジサイプと縦溝内に配置したスノーチェーン形状が、雪上での横滑り抑制とコーナリング安定性を確保します。氷上では凍結の原因である水膜をスムーズに除去できる角度にサイプを調整しており、ブレーキ力向上に貢献します。
パズルのようにブロック同士を隣り合わせる設計がドライ路面でのグリップも確保しており、雪道だけでなく泥道や濡れた路面でも安定した走りが得られます。ヨーロッパで培われた雪上性能の高さが特徴で、日本のフラッグシップセダンであるアテンザの静粛性重視の走りとも相性がよいモデルです。XL規格のため装着時には指定より高めの空気圧設定が必要です。
アテンザの最上級グレードに装着可能なスタッドレスタイヤ
タイヤサイズが「225/45R19」であるアテンザ最上級グレード25S L Package・XD L Packageに装着可能なスタッドレスタイヤを紹介します。19インチの低扁平サイズはスタッドレスのラインナップが限られる上、1本あたりの価格も17インチより高めになります。購入を検討しているオーナーは、純正19インチのまま装着するか、17インチへのインチダウンで選択肢と費用を抑えるかを先に検討しておくと整理しやすいでしょう。
オレンジオイルS配合のプレミアム吸水ゴムで4年後も氷上性能をキープするアイスガード6は長期使用を重視するアテンザオーナーに向いている
YOKOHAMATIRE iceGUARD6 225/45R19
| 車種 | アテンザ |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | アイスガード6 |
| タイヤサイズ | 225/45R19 |
| ホイールサイズ | 19インチ |
| タイヤ外径 | 685mm |
| ロードインデックス | 92 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレス |
| 値段 | 28,340円〜(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤのアイスガード6は、先代アイスガード5プラスと比較して氷上性能を15%アップさせた19インチ対応のプレミアムスタッドレスタイヤです。IN側ではパワーコンタクトリブで多方向のエッジ効果を高め氷上性能を向上させ、OUT側では「トライアングルスポット」「ライトニングループ」を導入して雪上性能を確保する非対称パターンを採用しています。
最大の特徴が「オレンジオイルS」の配合です。スタッドレスタイヤはゴムが経年硬化すると、溝が残っていても氷上で十分なグリップが得られなくなりますが、オレンジオイルSはこの硬化を抑えることでゴムの柔らかさを4年後まで維持します。19インチのスタッドレスは1本あたりの価格が高いため、長く使えることがコストパフォーマンスの観点でも重要です。ヨコハマの低燃費タイヤシリーズ「BluEarth」の技術も反映されており、冬道での燃費悪化を抑えたいオーナーにも向いています。
アクティブ発泡ゴム2と非対称パターンを採用するブリザックVRX2は雪国でのアテンザ使用に支持される実績あるスタッドレスタイヤ
BRIDGESTONE BLIZZAK VRX2 225/45R19
| 車種 | アテンザ |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ブリザック VRX2 |
| タイヤサイズ | 225/45R19 |
| ホイールサイズ | 19インチ |
| タイヤ外径 | 693mm |
| ロードインデックス | 92 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレス |
| 値段 | 46,904円〜(2026年調べ) |
ブリヂストンのブリザックVRX2は、タイヤ表面を親水性素材でコーティングし摩擦力向上剤をブレンドした「アクティブ発泡ゴム2」により、先代VRXと比較して氷上ブレーキ距離を10%短縮したプレミアムスタッドレスタイヤです。新たな非対称パターン(マルチアングルグルーブ・Wシェイプブロック)は発泡ゴムのグリップ力を最大限に引き出すとともに、静粛性・快適性・耐久性のバランスも高水準でまとめています。
北海道・北東北の主要5都市における装着率の高さは、雪国での実績の積み重ねによるものです。アテンザは室内の静粛性にこだわった車ですが、VRX2のように静粛性設計を持つスタッドレスを選ぶことで冬でもその車内環境が損なわれにくくなります。なお後継モデルのVRX3も同サイズをラインナップしており、性能重視であればVRX3との比較もおすすめです。
液状ファルネセンゴムで氷上性能を長期間維持するウィンターマックス02は品質と持続性を重視するアテンザオーナーに向いた19インチスタッドレス
DUNLOP WINTER MAXX 02 225/45R19
| 車種 | アテンザ |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | ウィンターマックス ゼロツー |
| タイヤサイズ | 225/45R19 |
| ホイールサイズ | 19インチ |
| タイヤ外径 | 695mm |
| ロードインデックス | 92 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレス |
ダンロップのウィンターマックス02は、株式会社クラレが専用設計した新素材「液状ファルネセンゴム」を採用したスタッドレスタイヤです。低温域でも密着力とゴムの柔らかさを長期間維持できるこの素材を、ミクロな隙間をふさぐ「高密度ゴム」と組み合わせることで、先代ウィンターマックス01よりもロングライフ化を実現しています。ベーシックモデルのウィンターマックス01と比較して氷上ブレーキ性能は12%アップ、コーナリング性能は3%向上しています。
4年後も氷上ブレーキ性能などが持続されるロングパフォーマンス性能を持ち、19インチという高単価のスタッドレスだからこそ長く使えることが費用対効果の観点でも重要になります。高品質なスタッドレスタイヤを長期間使いたいアテンザオーナーに向いた一本です。
アテンザにマッチするスタッドレスタイヤ探しの参考になる純正タイヤサイズ一覧表
| 年式 | グレード | 型式 | タイヤサイズ |
|---|---|---|---|
| 2015〜 | XD (6EC-AT) | GJ2AP | 225/55R17 97V |
| 2015〜 | XD PROACTIVE (6EC-AT) | GJ2FP | 225/55R17 97V |
| 2015〜 | XD (6MT) | GJ2AP | 225/45R19 92W |
| 2015〜 | XD PROACTIVE (6MT) | GJ2FP | 225/45R19 92W |
| 2015〜 | XD PROACTIVE (6EC-AT) | GJ2AP | 225/55R17 97V |
| 2015〜 | XD PROACTIVE (6MT) | GJ2AP | 225/45R19 92W |
| 2015〜 | XD Lパッケージ | GJ2AP | 225/45R19 92W |
| 2015〜 | 20S PROACTIVE | GJEFP | 225/55R17 97V |
| 2012〜 | XD (6EC-AT) | GJ2FP | 225/55R17 97V |
| 2012〜 | XD (6MT) | GJ2FP | 225/45R19 92W |
| 2012〜 | XD Lパッケージ | GJ2FP | 225/45R19 92W |
| 2012〜 | 25S Lパッケージ | GJ5FP | 225/45R19 92W |
| 2012〜 | 20S | GJEFP | 225/55R17 97V |
| 2010〜 | 2.0 20S | GHEFP | 205/60R16 92V |
| 2010〜 | 2.5 25C 4WD | GH5AP | 195/65R16 92V |
| 2010〜 | 2.5 25EX | GH5FP | 195/65R16 92V |
| 2008〜 | 2.0 20E | GHEFP | 195/65R16 92V |
| 2008〜 | 2.0 20C | GHEFP | 195/65R16 92V |
| 2008〜 | 2.5 25F 4WD | GH5AP | 195/65R16 92V |
| 2008〜 | 2.5 25EX | GH5FP | 215/50R17 91W |
| 2005〜 | 2.3 23EX | GG3P | 205/55R16 89V |
| 2005〜 | 2.0 20E | GGEP | 205/55R16 89V |
| 2002〜 | 2.0 20F | GGEP | 195/65R15 91H |
| 2002〜 | 2.0 20C | GGEP | 195/65R15 91H |
| 2002〜 | 2.3 23E | GG3P | 195/65R15 91H |
| 2002〜 | 2.3 23Eラグジャリー | GG3P | 205/55R16 89V |
スタッドレスタイヤを装着してアテンザで冬のドライブも安全・快適に楽しもう
マツダのセダン・ワゴンのフラッグシップとして長く支持されたアテンザは、SKYACTIVエンジンが生み出す走行性能と、フルオートエアコン・高音質音響システム・上質なシートなど快適な室内環境が両立した車です。2019年以降はMAZDA6へ改名して現在は販売終了となっていますが、中古市場では引き続き人気があります。
スタッドレスタイヤを選ぶ際は、アテンザが持つ静粛性・快適性の高さを冬でも損ないにくいモデルを選ぶのがポイントです。ロードノイズが少なく乗り心地への配慮があるタイヤは、フラッグシップカーとして設計されたアテンザの車内環境と相性がよくなります。また、19インチ純正の最上級グレードオーナーはスタッドレス1本あたりの費用が高くなりやすいため、予算を踏まえた上でインチダウンの検討も視野に入れて選ぶとよいでしょう。