トールのホイール選びの基本と人気メーカーを厳選
ダイハツトールは、トヨタのルーミー、スバルのジャスティにOEM供給されているコンパクトトールワゴンです。ゆとりのある室内空間と収納力の高さも魅力のひとつで、ファミリーカーとしても人気が高まっています。ボディーカラーはモノトーンとツートーン合わせて多彩なバリエーションがあり、フロントフェイスも標準とカスタムの2パターンから選べます。なお、姉妹車だったトヨタ「タンク」は2020年9月のマイナーチェンジで廃止され、ルーミーへ一本化されました。
トールに似合う社外アルミホイールを、ギャルソン、ウェッズ、ワーク、ブリヂストンなどの主要メーカーから幅広く厳選しました。純正サイズと適合範囲をチェックしたうえで、自分好みにカスタムしていきましょう。実際のオーナーから聞かれるのは「足元を変えるだけで車格が一段上がって見える」という声が多く、トールは特にホイール交換の効果が表れやすい一台です。
トールに適合するアルミホイールの基準サイズ
| ホイールピッチ(P.C.D.) | 100mm |
|---|---|
| ホール数 | 4H |
| リム径 | 14インチ/15インチ/16インチが多い |
| リム幅 | 4.5J/5J/5.5J/6J/6.5Jが多い |
| インセット | 36mm~45mm周辺が多い |
| 純正タイヤサイズ | 「165/65R14」「175/55R15」 |
トールに適合するホイールは、P.C.D.が100mm、ホール数が4H、リム径は15インチを中心に14インチから16インチが多く、リム幅は4.5J~6.5Jあたり、インセットは36mm~45mm周辺が多いです。タイヤサイズから選ぶ場合は「165/65R14」「175/55R15」あたりで探すと純正と同等のサイズになります。
17インチへのインチアップも社外ホイールでは一般的に行われており、ショップによる装着事例ではタイヤサイズ195/45R17がよく選ばれます。ただし、扁平率が下がるほど乗り心地は硬くなり、段差での衝撃も伝わりやすくなる点は購入前に押さえておきたいポイントです。トールは車高が高くロールしやすい性格のため、極端なインチアップよりも15インチや16インチのバランスを狙うのが、見た目と実用性の両立という意味でも無難な選択になります。
繊細なY字メッシュが煌めくラグジュアリーホイール
ウェッズ レオニス MX
| リム径 | 16inch/17inch |
|---|---|
| インセット | 42mm/45mm |
| リム幅 | 5.0J/6.5J |
| カラー | ハイパーシルバー3/SCマシニング パールブラック ミラーカット/チタントップ ブラックメタルコート ミラーカット |
| 値段 | 17,061円/1本~(2026年調べ) |
| 参考 | ウェッズ[ホイールメーカー一覧] |
ウェッズ レオニス MXは枝分かれしたY字メッシュが繊細なイメージのアルミです。ホイールカラーは王道のハイパーシルバー、光沢を抑えた落ち着きのあるパールブラック、品のある輝きのブラックメタルコートなどがそろいます。間近で見ると細やかなスポークの陰影とミラーカット部分のコントラストが目を引き、トールの白系ボディと合わせれば足元だけシャープな表情が際立ちます。16インチの場合は5.0Jに45mm、17インチの場合は6.5Jに42mmがトールへの適合サイズです。
ピアスボルトの装飾でラグジュアリーに振るデザイン
KYOHO AME シャレン XF-55 モノブロック
| リム径 | 16inch/17inch |
|---|---|
| インセット | 43mm/45mm/48mm |
| リム幅 | 5.5J/6.0J/6.5J |
| カラー | ダイヤモンドフィニッシュ×ブラウンドブラック |
| 参考 | KYOHO[ホイールメーカー一覧] |
レッドのオーナメントがアクセントとなったKYOHO AME シャレン XF-55 モノブロックは、シャープなナイフをモチーフとしたXF-55をモノブロックで再現したモデルです。リム外周に並ぶピアスボルト風の装飾が立体感を生み、ノーマル車高でも足元の情報量がぐっと増える印象を受けます。16インチでは6.0Jに43mm、17インチでは5.5Jに48mmと6.5Jに45mmがマッチングします。サイズ展開が幅広いため、車高を落としているか純正車高のままかでJ数とインセットを使い分けやすい点も魅力です。
優雅なフィンデザインで足元を格上げするホイール
モンツァ ワーウィック アデッサー
| リム径 | 16inch |
|---|---|
| インセット | 43mm/45mm |
| リム幅 | 5.0J/6.0J |
| カラー | ハイパーブラック/ハーフミラーカットポリッシュ |
| 値段 | 67,571円/4本~(2026年調べ) |
| 参考 | モンツァ[ホイールメーカー一覧] |
モンツァ ワーウィック アデッサーは、ハーフミラーポリッシュ加工が施されたフィンタイプのホイールです。リムオーバーの造形で足元を大きく見せる効果があり、トール特有の腰高なフォルムを引き締めて見せたい人に向きます。16インチの5.0Jに45mm、6.0Jに43mmが適合サイズです。週末のショッピングモールでさりげなく目立たせたい、あるいは送り迎えの時間を少し上品に演出したい、というオーナーには刺さる一本です。
ディッシュデザインが個性を主張するホイール
クリムソン グーフィー スプリッター
| リム径 | 15inch |
|---|---|
| インセット | 42mm/45mm/50mm |
| リム幅 | 5.0J/6.0J |
| カラー | パールホワイト ガンメタリック |
| 値段 | 19,140円/1本~(2026年調べ) |
| 参考 | クリムソン[ホイールメーカー一覧] |
クリムソン グーフィー スプリッターは、プレートの装着で3通りのデザインが楽しめるディッシュタイプのアルミです。やわらかい雰囲気のパールホワイトと渋いガンメタリックの2カラーから選べます。スポーク主体のホイールが多い中、面で見せるディッシュ系は希少で、ネオクラ志向や2トーンボディと組み合わせる流行とも相性が良好です。サイズは15インチのリム幅5.0Jにインセット45mm、6.0Jに42mmまたは50mmが用意されます。
ワイルドな白と黒でドレスアップにおすすめ
レアマイスター マストロ
| リム径 | 16inch/17inch |
|---|---|
| インセット | 45mm |
| リム幅 | 5.0J/5.5J |
| カラー | グロスブラック/ブラッシュド マットブラック/ブラッシュド ホワイト/ブラッシュド |
| 値段 | 42,800円/4本~(2026年調べ) |
| 参考 | レアマイスター[ホイールメーカー一覧] |
ブランドのLマークが刻印されたビスがおしゃれなレアマイスター マストロは、トールの足元をスタイリッシュに演出します。ブラッシュド仕上げはアルミの削り痕を質感としてあえて残す加工で、メッキ系の派手さとは違う渋みのある光り方をするのが持ち味です。16インチのリム幅5.0Jと17インチのリム幅5.5J、オフセットはどちらも45mmで設定されます。
軽量・スリムスポークでスポーティーに
ワーク EMOTION RSα
| リム径 | 15inch/16inch |
|---|---|
| インセット | 45mm/48mm/53mm |
| リム幅 | 5.0J/6.5J |
| カラー | フォースゴールドマシニング グローリーブラックマシニング ハイパーシルバーマシニング |
| 参考 | ワーク[ホイールメーカー一覧] |
オーソドックスな10本スポークで構成されたワーク EMOTION RSαは、ホイールカラーがゴールド・シルバー・ブラックの3色展開です。バネ下重量が軽くなるとハンドリングのレスポンスや発進加速の体感が変わるとされ、トールのような車重1トン前後のコンパクトカーでは特に違いが感じやすいといわれます。15インチの場合は5.0Jに45mm、6.5Jに48mmまたは53mmがダイハツトールに対応しています。
スポーティーかつ品のあるバランス型ホイール
ホットスタッフG.speed P-02
| リム径 | 14inch/15inch |
|---|---|
| インセット | 43mm/45mm/50mm |
| リム幅 | 5.5J |
| カラー | メタリックブラックポリッシュ |
| 値段 | 11,165円/1本~(2026年調べ) |
| 参考 | ホットスタッフ[ホイールメーカー一覧] |
5×2スポークラインがスラリとリムへ伸びるホットスタッフG.speed P-02は、軽快でスポーティーな雰囲気を持ちつつ上品さも感じられるバランス型のデザインです。価格帯が比較的抑えめなため、初めての社外ホイールでまず純正からの脱却を狙いたいユーザー層にも刺さります。14インチは5.5Jの45mm、15インチは5.5Jのインセット43mmまたは50mmがトールに適合します。
レトロモダンなバナナ型8スポークの復刻ホイール
エンケイ オールエイティーン コンペ
| リム径 | 15inch |
|---|---|
| インセット | 38mm |
| リム幅 | 6.0J |
| カラー | マシニングゴールド マシニングシルバー |
| 値段 | 22,700円/1本~(2026年調べ) |
| 参考 | エンケイ[ホイールメーカー一覧] |
1970年代にエンケイの人気モデルだったCOMPE8を復刻したall eighteen COMPE。バナナ型の8スポークはレトロでほどよく力の抜けたカッコよさで、奇抜になりすぎないため家族で乗るトールに合わせやすいのが特徴です。
軽量・高強度・高剛性を両立させるエンケイ独自のMAT製法を取り入れ、タイヤとホイールをより密着させるローレット加工も施されています。懐かしいデザインと最先端の技術を融合させたモデルです。
センターオーナメントで印象が変わる落ち着いたデザイン
ビッグウェイ エクスプラウド BPV
| リム径 | 14inch/15inch |
|---|---|
| インセット | 38mm/43mm |
| リム幅 | 5.5J |
| カラー | ブラックポリッシュ |
| 値段 | 15,290円/1本~(2026年調べ) |
| 参考 | ビッグウエイ[ホイールメーカー一覧] |
やや太めの10本スポークが特徴的なBIGWAY EXPLODE BPV。躍動感がありつつスポーティーになりすぎないデザインはトールにもマッチします。センターキャップは赤と黒の両方が付属し、黒ならクールに、赤ならスタイリッシュなイメージへと印象を切り替え可能です。14インチはリム幅5.5Jのインセット38mm、15インチはリム幅5.5Jのインセット43mmがトールに適合します。
大口径ディスクで特別感を演出するラグジュアリー系ホイール
ギャルソン D.A.D ツェンレイン109
| リム径 | 16inch/17inch |
|---|---|
| インセット | 45mm/48mm |
| リム幅 | 5.5J/6.0J |
| カラー | ブラック/ポリッシュ |
| 参考 | ギャルソン[ホイールメーカー一覧] |
ギャルソンらしいラグジュアリーなディスクデザインが魅力のギャルソン D.A.D ツェンレイン109。ポリッシュ塗装部分が浮き上がっているようにも見える立体的な造形が特徴です。コンパクトカーでありながらVIPテイストへ寄せたい方に向く一本で、エアロやローダウンと組み合わせると一気にカスタムカーらしい雰囲気が完成します。16インチの5.0Jに45mm、17インチの5.5Jに45mmがトールの適合サイズです。
曲線スポークで足長感を演出するホイール
ビッグウェイ B-win KRX
| リム径 | 14inch/15inch |
|---|---|
| インセット | 42mm/50mm |
| リム幅 | 5.5J/6.0J |
| カラー | ブラックポリッシュ メタリックシルバー |
| 参考 | ビッグウェイ[ホイールメーカー一覧] |
曲線を描く細身のスポークラインが美しいビッグウェイ B-win KRXは、ラグジュアリーな雰囲気でトールを格上げしてくれます。スポークが緩やかにリムへ伸びる造形のおかげで、ノーマル車高でもホイール径が実寸より大きく見える印象を受けます。サイズは14インチの5.5Jに42mmまたは50mm、15インチの5.5Jに42mmまたは50mmと6.0Jに50mmが用意されます。
リーズナブルでコスパに優れる12スポークホイール
阿部商会 ラ・ストラーダ ティラードγ
| リム径 | 14inch/15inch |
|---|---|
| インセット | 42mm/43mm/45mm/50mm/52mm |
| リム幅 | 5.5J/6.0J |
| カラー | ガンメタ シルバー |
| 参考 | 阿部商会[ホイールメーカー一覧] |
阿部商会 ラ・ストラーダ ティラードγは、シンプルなのに存在感のあるアルミホイールです。カラーはガンメタとシルバーが用意されています。「まずは費用を抑えて社外感を出したい」というオーナー層には現実的な選択肢になります。14インチの場合は5.5Jに42mmまたは52mm、15インチの場合は5.5Jに43mmか50mmと6.0Jに45mmが適合します。
躍動的な5本スポークのスポーティーホイール
ブリヂストン バルミナ Z5
| リム径 | 14inch/15inch |
|---|---|
| インセット | 39mm/42mm/45mm/50mm |
| リム幅 | 5.5J |
| カラー | ブラック塗装後表面切削 |
| 参考 | ブリヂストン[ホイールメーカー一覧] |
躍動感のある5本スポークデザインで、スポーティーな走りを連想させるブリヂストン バルミナ Z5。タイヤメーカー系列ブランドのアルミホイールは、流通網が広く修理や問い合わせ時に取り扱い店が見つかりやすいというメリットもあります。トールに対応しているのは14インチのインセット39mmと45mm、15インチのインセット42mmと50mmで、リム幅はすべて5.5Jです。
インチアップなしでも立体感を出せる切削仕上げホイール
ウェッズ ライツレー ディーケー
| リム径 | 14inch/15inch |
|---|---|
| インセット | 38mm/42mm |
| リム幅 | 5.5J |
| カラー | ブラックメタリックポリッシュ |
| 参考 | ウェッズ[ホイールメーカー一覧] |
切削によるコントラストが効いたweds RIZLEY DKは、純正サイズのままでも足元に立体感を与えられるおすすめホイールです。低価格でありながら粉体クリアーにより耐腐食性を高めており、海沿いや融雪剤を撒く地域での冬期使用でも安心感があります。14インチはリム幅5.5Jのインセット38mm、15インチはリム幅5.5Jのインセット42mmがトールにマッチングするサイズです。
ツインスポークで力強さを演出するホイール
KYOHO クリエイティブディレクション CDS2
| リム径 | 15inch |
|---|---|
| インセット | 43mm/50mm |
| リム幅 | 5.5J |
| カラー | ラスタガンメタリック ピアノブラック |
| 参考 | KYOHO[ホイールメーカー一覧] |
ツインスポークが力強さを感じさせるKYOHO クリエイティブディレクション CDS2は、ラスタガンメタリックとピアノブラックの2色から選べます。ピアノブラックはホワイト系ボディと組み合わせるとコントラストがはっきり出て足元が締まる印象になります。サイズは15インチのリム幅5.5Jにオフセット43mmと50mmがマッチングします。
力強いスポークでインチアップにマッチするホイール
OZ MSW X4
| リム径 | 16inch |
|---|---|
| インセット | 40mm |
| リム幅 | 6.0J |
| カラー | グロスブラックポリッシュ |
| 参考 | OZ[ホイールメーカー一覧] |
トールの純正アルミに似たデザインのOZ MSW X4は、力強いスポークデザインが特徴的なアルミホイールです。どんなボディーカラーとも相性が良いブラックポリッシュカラーがラインナップしています。イタリア老舗ブランドのセカンドラインということで、欧州車的な雰囲気をコンパクトカーにもたらしたいユーザーに刺さります。ダイハツトールにマッチングするのは16インチのリム幅6.0Jにインセット40mmのみです。
エッジの効いたユーロスポーツデザインのホイール
マルカサービス ユーロスピードMX-02
| リム径 | 14inch/15inch |
|---|---|
| インセット | 38mm/42mm/50mm |
| リム幅 | 5.5J |
| カラー | ブラックポリッシュ+ブラッククリア |
| 参考 | マルカサービス[ホイールメーカー一覧] |
マルカサービス ユーロスピードMX-02はシャープなユーロスポーツフォルムのアルミで、透明感のあるブラックポリッシュ+ブラッククリアがトールのドレスアップにぴったりです。14インチがインセット38mmまたは45mm、15インチがインセット50mmで、いずれもリム幅は5.5Jになります。
ダイハツトールの純正ホイールスペックは14インチと15インチ
ダイハツトールの純正ホイールサイズはグレードによって異なります。ターボ系の上級グレード(カスタムGターボSAII等)は15インチ、その他のモデルは14インチで構成され、カスタムグレードにはアルミホイール、標準グレードには14インチのフルホイールキャップが標準装備されました。
メカニック的な視点では、トールはトーションビーム式リアサスペンションを採用しており、リアのキャンバー調整ができない構造です。ツライチを攻めすぎるとリアだけはみ出すケースが発生しやすく、装着前に実車計測を行うショップでサイズを詰めるのが現実的です。
| リム径 | 14inch | 15inch |
|---|---|---|
| インセット | 35mm | 40mm |
| リム幅 | 5.0J | 5.0J |
| ボルト穴数 | 4穴 | 4穴 |
| P.C.D(ピッチ) | 100mm | 100mm |
| ハブ径 | 54φ | 54φ |
| タイヤサイズ | 165/65R14 | 175/55R15 |
| タイヤ外径 | 570mm | 573mm |
| ナットサイズ | M12×P1.5 | M12×P1.5 |
| 型式 | DBA-M900S/DBA-M910S | |
新型トールのカスタム参考に!純正タイヤ・ホイールサイズ一覧
| トールのグレード | ホイールサイズ | タイヤサイズ | 型式 |
|---|---|---|---|
| 1.0 カスタムG ターボ SAII | 15インチ X 5.0J(+40) | 175/55R15 | M900S |
| 1.0 G | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M900S |
| 1.0 G 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M910S |
| 1.0 G SAII | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M900S |
| 1.0 G SAII 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M910S |
| 1.0 Gターボ SAII | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M900S |
| 1.0 X | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M900S |
| 1.0 X 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M910S |
| 1.0 X SAII | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M900S |
| 1.0 X SAII 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M910S |
| 1.0 カスタムG | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M900S |
| 1.0 カスタムG 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M910S |
| 1.0 カスタムG SAII | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M900S |
| 1.0 カスタムG SAII 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | 165/65R14 | M910S |
2020年9月のマイナーチェンジ後はグレード構成が再編され、現行のラインナップでは標準系がG・X、ターボがGターボ、カスタム系はカスタムGとカスタムGターボとなりました。タイヤサイズは現行モデルでも165/65R14と175/55R15の2種類が継続採用されており、社外ホイール選びの基準は変わっていません。
トールのインチアップとサイズ選びのポイント
トールはホイール径を上げると見た目の印象が大きく変わり、SUVライクな迫力を出したり、低重心に見せてミニバンらしいスタイリッシュさを演出したりが可能です。一方で、扁平率が下がるほど乗り心地はゴツゴツしやすくなり、燃費にも数%程度の悪影響が出る傾向があります。
純正14インチからのインチアップでは、外径をできるだけ純正に近づけることが基本です。一般的に外径誤差は−3%〜+2%程度が目安と言われており、これを大きく外れると速度メーターに誤差が出たり、車検に通らなくなる場合があります。代表的な互換タイヤサイズとしては、16インチで195/45R16、17インチで195/45R17が選ばれることが多く、ショップの装着実績でも定番です。
購入前に見落とされがちなのは、トールはトーションビーム式リアサスペンションのため、リアのキャンバー調整で出ヅラを引っ込める手段が限られる点です。攻めたツライチを狙う場合はマルチピース構造でインセット選びの自由度が高いホイールが有利ですが、価格は上がります。実用性重視なら、16インチで5.5J〜6.0J、インセット+43〜+50mmあたりが無難な落としどころになります。
はみ出しとロードインデックスの注意点とは
ホイール選びで失敗しやすいのが、車検基準の見落としです。独立行政法人 自動車技術総合機構の通達(平成29年6月22日付)により、車軸中心から前方30度・後方50度の範囲で、最外側がタイヤ部分(ラベリング表示やリムガードなど)であれば外側方向への突出量が10mm未満まで「外側方向に突出していないもの」とみなされます。ただしこの緩和措置はあくまでタイヤ側面のラベリング部分が対象で、ホイール本体・ホイールキャップ・ナットがフェンダーから外側に出ているとアウトになります。ツライチを狙う方は、ここを混同しないよう注意が必要です。
もうひとつの落とし穴がロードインデックス(荷重指数)です。トール標準グレードの165/65R14は荷重指数79、上級グレードの175/55R15は同じく79が基準とされます。インチアップ時に細いタイヤを選ぶと荷重指数が下がり、車重を支えきれず車検不適合となるケースもあるため、メーカーの公表値以上のロードインデックスを満たすタイヤを選ぶことが大切です。
ホイールナットのサイズと選び方
ダイハツトール(M900S/M910S型)の純正アルミホイール用ナットは、ネジ径M12・ピッチ1.5の袋ナット仕様です。社外ホイールに交換する際は、ホイール側のナット穴形状(テーパー60度が一般的)に合うナットを使用してください。社外ホイールの中にはホンダ車用の球面座(R12〜R14)など別形状を採用しているものもあるため、購入前に商品仕様の確認は必須です。
メカニック的な視点では、ロックナットの締めすぎや、ロングナット・突き出しナットを純正フェンダー側に使うとはみ出し違反となる例も多く見られます。意匠優先のロングナットは構造変更や保安基準違反リスクと隣り合わせなので、日常使いの車両では純正準拠の長さに留めるのが賢明です。
トール用ホイールでよくある失敗例と向き不向き
購入前に知っておきたいのが、トール特有の「向かない買い方」です。多くのユーザーが指摘するのは次のようなパターンです。
- 17インチ+195/45R17で攻めすぎ、段差越えで突き上げが強くなり家族から不評になる
- ローダウン未実施でディープリムを履き、サイドにタイヤがはまり切らず干渉音が出る
- 4WDモデル(M910S)で重量増を考慮せず、低荷重指数のタイヤを選んでしまう
逆に「特に刺さるユーザー像」としては、純正の腰高シルエットを締めて見せたい人、家族を乗せる頻度が高くて15〜16インチで実用性とドレスアップを両立したい人、姉妹車のルーミー・ジャスティと差をつけたい人などが挙げられます。トールはOEM元として共有のホイール市場が大きく、選択肢は豊富です。
トールを自分好みにカスタマイズして理想のクルマに近づけよう
ダイハツトールのボディーカラーは華やかなパステル系から王道のブラック・シルバー・ホワイト、おしゃれな2トーンまで幅広くラインナップされており、合わせやすいホイールのカラーやデザインも豊富です。次期型は2027年6月以降のフルモデルチェンジが見込まれており、現行型はモデル末期に差し掛かっています。とはいえ社外ホイール市場は安定しており、自分の用途と車両の使い方に合うサイズ・デザインを選べば、何年経っても色あせない足元を演出できます。性能と見た目の両方を理想に近づけて、トールとのカーライフをより楽しんでいきましょう。