ブーンの内装

ブーンの内装をグレード別に解説 コックピット・シートデザイン・安全装備・収納を比較

ブーンの内装が気になる方へ。2眼メーター・プッシュ式オートエアコン・レザー調シートのオプション・インテリアパネルセットなど、グレード別の装備差をわかりやすく比較。2023年生産終了後の中古車選びの参考にも。

ブーンの内装をグレード別に解説 コックピット・シートデザイン・安全装備・収納を比較

ダイハツ ブーンの内装をコックピット・シート・安全装備・ラゲッジルームから徹底解説

2004年より販売されたコンパクトカー、ダイハツ・ブーン(3代目)の内装を紹介します。3代目ブーンは2016年に登場し、2018年10月のマイナーチェンジでスタンダード・シルク(CILQ)・スタイルの3グレード構成に刷新されました。この改良でエクステリアとともに内装の質感も大きく向上し、よりスタイリッシュで上質なデザインへと生まれ変わっています。

なお、ダイハツ ブーンは2023年12月中旬に生産を終了しており、現在は中古車のみ流通しています。2004年の初代発売から約19年・3世代にわたって愛されてきた名コンパクトカーです。後継モデルについてはトヨタ主導での開発が進んでいるという情報がありますが、正式発表には至っていません。コックピット・シートデザイン・ラゲッジルーム・安全装備・純正アクセサリーを中心に、ブーンの内装を詳しく解説します。

ダイハツ ブーンのコックピットは実用性とおしゃれを両立した機能美デザイン

  • ダイハツ・ブーンスタンダードのコックピットダイハツ・ブーンスタンダードのコックピットは機能性を重視したデザイン
  • ブーンスタイルのコックピットブーンスタイルのコックピットはマゼンダカラーのインパネが華やか
  • ブーンシルクのコックピットブーンシルクのコックピットはカッパーやピアノブラック調のインパネが上質感のあるインテリア

スタンダード・スタイル・シルクのコックピットを比較すると、エアコンレジスターやオーディオ・エアコンパネルの加飾デザインがグレードごとに異なります。スタイルはマゼンダカラーのインパネが華やかな印象を与え、シルクはカッパーカラーとピアノブラック調の加飾で上質感を演出しています。女性ドライバーを主要ターゲットとするGパッケージでは、本革ステアリングホイールやメッキシフトレバーボタンを採用し、質感をさらに高めています。

ブーンシルクの二眼メーター

スタイルとシルクは2眼メーター、スタンダードは単眼メーターを搭載しています。いずれも視認性が高く、走行中も細かな数値を確認しやすい設計です。エコドライブをサポートするマルチインフォメーションディスプレイとエコインジケーターは、全グレードに標準装備されています。

ダイハツ・ブーンのオートエアコンコンソールプッシュ式のオートエアコンは操作が簡単でブーン車内の快適な温度を維持する

プッシュ式オートエアコンは「X “SA3″」と「X」の2グレードを除く全車に標準装備されていました。液晶ディスプレイで設定温度が見やすく、スイッチとダイヤルの組み合わせで直感的に操作できる設計です。

ダイハツ・ブーンのチルトステアリング機構とシートリフターの動作説明図チルトステアリング機構・シートリフターにより最適なドライビングポジションをキープ

ハンドルの高さを自在に調整できるチルトステアリングは全グレードに標準装備されていました。座面の高さを変えられる運転席シートリフターは「X “SA3″」と「X」以外の全車にメーカーオプション設定があり、体型に合ったドライビングポジションを細かく作り込めます。

ブーンのシートはグレードごとに個性が感じられるおしゃれなデザインが特徴

ブーンスタンダードのシート内装ブーンスタンダードのシート内装はグレーカラーのジャージ素材が設定される

ブーンシルクのシート内装ブーンシルクのシートデザインはカッパー×グレーの大人っぽいファブリックデザイン。メーカーオプションのドレスアップパッケージでレザー調×ファブリックシートに変更可能

ブーンスタイルのシート内装ブーンスタイルのシートはマゼンダカラーのインパネに合わせた専用のスエード調トリコットを採用

ブーンのシートデザインはコックピットと同様、各グレードのイメージに合わせて個性的に設定されています。素材は全グレードともファブリックベースですが、スタンダードはグレーのジャージ素材、シルクとスタイルにはそれぞれ専用デザインのスエード調トリコットが設定されていました。シルクはカッパー×グレーの落ち着いた大人っぽいデザイン、スタイルはマゼンダカラーのインパネに合わせた鮮やかな専用シートが特徴です。

なお、シルクの「Gパッケージ SA3」に限り、メーカーオプションでウォームグレーステッチ入りのレザー調×ファブリックシートに変更することができました。

ダイハツ ブーンのラゲッジルームは多彩なシートアレンジで大きな荷物も積載可能、車内収納も充実

ブーン後部座席のシートアレンジ例ブーンは後部座席に6:4分割可倒式リヤシートを採用し長尺物や大きな荷物もラクラク収納可能に!

ダイハツ・ブーンは6:4分割可倒式リヤシートを採用しており、荷物の形状やサイズに合わせてシートアレンジが可能です。トランクケース・カーペット・自転車など長尺・大型の荷物も収納しやすく、一見コンパクトなボディからは想像できない積載力があります。室内長1,975mm・室内幅1,420mmと、Aセグメントながら十分なゆとりを確保しています。

ブーン前席のセンターアームレスト、グローブボックス、センターロアボックス、カップホルダー、ショッピングフック前席にはセンターアームレスト・グローブボックス・センターロアボックス・カップホルダー・ショッピングフックを配置

ダイハツ・ブーンのドアポケット/ボトルホルダーとプルハンドルポケットフロント・リアともにドアポケット/ボトルホルダーとプルハンドルポケットを標準装備

助手席シート背面のバックポケット助手席シートの背面にはバックポケットを用意

センターアームレスト・ドリンクホルダー・ドアポケット・ボトルホルダー・プルハンドルポケット・助手席シート背面のバックポケットは全グレードに標準装備されていました。スマートフォンや飲み物などをすっきり収納できる実用的な配置です。

ブーンスタイルとブーンシルク(左)、スタンダード(右)の助手席前収納ブーンはスタイルとシルク、スタンダードで助手席前の収納の構造は異なる

助手席前の収納はグレードで異なり、スタイル・シルクにはインパネアッパーボックス/センタートレイ、スタンダードにはインパネロングアッパートレイが標準装備されていました。日常的に使う小物の収納のしやすさも、グレード選びのポイントのひとつです。

ダイハツ・ブーンのスマートアシスト3搭載車はセーフティ・サポートカーS ワイドに該当

ダイハツ・ブーンのスマートアシスト3動作イメージダイハツ・ブーンは先進安全装備スマートアシスト3をエントリーモデル以外の全車に標準装備している

ダイハツ ブーンはエントリーモデルの「X」を除く全グレードにスマートアシスト3を標準搭載していました。スマートアシスト3に含まれる安全機能は以下のとおりです。

  • 衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)
  • 衝突警報機能(対車両・対歩行者)
  • 車線逸脱警報機能
  • 誤発進抑制制御機能(前方・後方)
  • 先行車発進お知らせ機能
  • オートハイビーム

対歩行者自動ブレーキ・ペダル踏み間違い時加速抑制・車線逸脱警報・先進ライトの4機能を備えるモデルは、政府が推奨するセーフティ・サポートカーS ワイドに該当します。中古車でブーンを検討する際は、スマートアシスト3が搭載されているグレードかどうかを確認することをおすすめします。

ダイハツ・ブーンの純正インテリアアクセサリーはカラフルでドレスアップにぴったり

ブーンオプションのインテリアパネルセット マゼンダ(上)とカッパー(下)カラフルで気持ちがアガるインテリアパネルセットはマゼンダとカッパーから選べる

センタークラスターパネル・フロントおよびリアのパワーウィンドウスイッチパネルの3点がセットになったインテリアパネルセットは、ブーンの内装イメージを手軽に一新できるアクセサリーでした。「X “SA3″」と「X」を除く全グレードに装備可能で、マゼンダとカッパーの2色から選択できました。

ブーンの黒×赤のシート(上)とホワイト(下)のシートカバー黒×赤のシートはスポーティに、ホワイトのシートは開放的な空間を演出する

本革風シートカバーは赤ステッチ入りのブラックとホワイトの2色展開で、どちらも高級感のある仕上がりです。シートカバーを換えるだけで内装の雰囲気がガラリと変わるため、中古車を購入してカスタムを楽しみたい方にもおすすめのアイテムです。

ブーンのLEDフロアイルミネーションブーンとの夜のドライブの雰囲気を高めるブルーのLEDフロアイルミネーション

ブルーのLEDフロアイルミネーション(フロント・リアセット)はドアを開くと自動点灯するムーディなオプションでした。ナイトドライブの雰囲気を高める演出として人気のアクセサリーです。

ダイハツ・ブーンの内装は上質さを追求した女性好みのデザインで安全性能も充実

ブーンの内装

ダイハツ・ブーンの内装をスタンダード・シルク・スタイル別に紹介しました。上位グレードのシルクとスタイルでは質感の高いインテリアデザインが採用されており、メーカーオプションや純正アクセサリーによるカスタムも楽しめます。スタンダードも安全装備と収納の充実度は高く、老若男女問わず使いやすいモデルでした。

燃費性能は2WD車で28.0km/Lを達成しており、維持費を抑えたい方にも魅力的な1台でした。ダイハツ ブーンは2023年12月中旬に生産を終了し、2004年からの19年間・約9万5,570台の歴史に幕を閉じました。現在は中古車市場で流通しており、程度の良い個体はスマートアシスト3搭載モデルを中心に人気が続いています。購入の際は走行距離・整備記録・安全装備の有無を確認のうえ、信頼できる販売店を選ぶことをおすすめします。