タントの内装

タントの内装は子育て層に嬉しい快適装備がいっぱいでシートアレンジも自由自在

タントの内装は子育て中のママに支持される快適・先進装備を搭載。コックピットは実用性重視でシートはシンプルでおしゃれなデザイン、一部グレードにダイハツの安全装備「スマートアシスト3」を採用。ミラクルオープンドアにより乗降性がアップし荷物の積載もスムーズ。

タントの内装は子育て層に嬉しい快適装備がいっぱいでシートアレンジも自由自在

タントの内装の特徴とは?デザイン面と性能面からインテリアを徹底解剖!

ダイハツタント(Tanto)は軽乗用車の中でもベスト5に入る人気の軽トールワゴンです。019年で4代目を迎え、2018年8月20日には特別仕様車X“リミテッド SA 3”とL“リミテッド SA 3”を販売しています。

大きく開く乗降性に優れたミラクルオープンドアや荷物を積みやすいテールゲート、広く確保された後部座席など、子育て中の女性に嬉しい設計・デザインがちりばめられており、おすすめのファミリーカーとして強く推される車でもあります。

現行型モデルのタントの内装を、コックピットやシート内装、荷室容量などはどうなっているのか今一度おさらいしてみましょう。

タントが2019年7月にフルモデルチェンジ!新型タントの内装は先進的でユーティリティの高い作り

2019年7月に次期型へと移行したダイハツ・タント2019年7月に次期型へと移行したダイハツ・タント

DAIHATSUの軽自動車であるタントが、2019年7月9日に6年ぶりのフルモデルチェンジを行いました。4代目を迎えるダイハツ新型タントは「新時代のライフパートナー」として多くの魅力が詰め込まれた1台となっています。

新型タントは世界初採用・軽初採用となる快適装備を多数搭載!乗降性に優れ子育て世代に優しい設計

新型タントの運転席ロングスライドシート世界初となる運転席ロングスライドシートを装備。運転席に座った状態で後部座席に座る子供のお世話も可能!

新型タントはミラクルウォークスルーパッケージを採用し、スムーズな車内移動を実現しています。Xターボ・Xの4グレードには運転席ロングスライドシートを標準装備。後部座席から運転席へのアクセスも良好となっていて、小さな子供を乗せることの多いドライバーにも嬉しい設計です。

ウェルカムオープン機能

さらに、軽自動車初となるウェルカムオープン機能つきパワースライドドアを採用しています。ウェルカムオープン機能は、降車後に車両に近づくと自動的にドアが開くよう設定できる便利な機能です。Xターボ・Xは左側パワースライドドアが標準装備されます。Xターボ・Xの右側パワースライドドアはメーカーオプションで装着可能です。

先進安全装備「次世代スマートアシスト」を備える新型タントはファミリーカーにもぴったり!

新型タントの次世代スマートアシスト

安全装備として、新型タントには次世代スマートアシストが搭載されます。フルLEDヘッドランプサイドビューランプは全車に標準装備、全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)・スマートパノラマパーキングアシスト・パノラマモニターはグレード別にメーカーオプションで設定が可能です。

新型タントのコックピット・シートデザインは遊び心のある楽しいデザイン

1…TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ 2…エコドライブアシスト照明付ドライブアシストイルミネーション1…TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ 2…エコドライブアシスト照明付ドライブアシストイルミネーション

新型タントのコックピットは良好な運転視界を確保し、必要な走行情報を集約したこだわりのレイアウトで、ドライバーの安全運転に貢献します。シフトレバーやエアコンも操作性に優れています。
TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイはタコメーターやエアコン情報などを見やすく表示。ドライブアシストイルミネーションは、エコ運転時にはグリーン、通常時にはブルーに光ることで運転情報を視覚的にドライバーへと伝えます。

ダイハツ新型タントのコックピットとシートカラーダイハツ新型タント Xのコックピットはアクセントカラーを散りばめた個性的なデザイン

ダイハツ新型タントのインテリアダイハツ新型タント Xのシートはグレーのファブリック素材を採用

新型タントXのコックピット・シートはグレーをベースカラーとしています。エアコン風向口やインパネ付近にアクセントカラーがあしらわれた遊び心のあるデザインです。

ボディカラーがブルーミングピンクメタリック・マスタードイエローマイカメタリック・アイスグリーンの場合はミントカラーが、それ以外のボディカラーにはネイビーカラーのインパネ加飾が設定されます。

メーター周りに注目すると、従来モデルでは自発光式の大型1眼メーターがセンターに配置されていましたが、4代目では運転席寄りにレイアウトされています。スイッチ類はシンプルに整頓されていて、操作性に優れています。
シートはファブリック素材で座り心地の良いしっかりとした構造です。

4代目タントのラゲッジルームは荷物のサイズ・形状や乗員人数に応じたシートアレンジが可能

新型タントの荷室

さまざまな使い方ができる新型タントの荷室には、軽自動車とは思えない大きなスペースが広がっています。カーペットやサーフボードなどの長尺物や自転車などもスマートに積載できます。
リヤシート左右分割ロングスライドはL・L(スマートアシスト非装着車)・スローパー全車以外の全てのタントに標準装備されていて、後部座席をスライドして荷室を拡大できます。

新型タントのインパネにはセンターメーターを採用

新型タントのセンターメーター新型タントのメーター文字は大きめに表示されていてパッと見てすぐに認識できる

DAIHATSUタントのインパネには、初代モデルからセンターメーターが採用されています。現行型タントのセンターメーターは従来モデルと比べて文字が大きめに設定されており、視認性がアップしているのが特徴です。

新型タントのエアコン細かい塵もカットするタントのスーパークリーンエアフィルター

L・L SA3の2グレードにはダイヤル式のマニュアルエアコン、その他のグレードには全てプッシュ式のオートエアコンが装着されています。

オートエアコンにはセットでスーパークリーンエアフィルターを搭載することで、クリーンな室内環境を保ちます。

新型タントのコックピット収納ポイントが豊富なタントのコックピット

タントのコックピットには、インパネアッパーボックスやアンダートレイ、スマホの保管などに便利なインパネセンターポケットなど、収納ポイントがあちこちに配置されています。フロントシートのセンターには小物入れとしても使える多機能なアームレストがあります。

ワイドビューでもっと運転しやすく車内からの視界をクリアに

新型タントのミラー

新型タントは窓の設計にも工夫し、車両付近や斜め前など死角になりやすいところの視界を明瞭にしています。室内に設置されたリヤアンダーミラーはバック駐車時の心強いサポーターとなります。

新型タントのコーナーセンサー

リヤのコーナーセンサーは、G“SA 3”・Xターボ“SA 3”・X“ホワイトアクセントSA 3”・X“SA 3”・L“SA 3”に標準装備されています。死角となる左右後方にある障害物を察知し、ブザーで警告します。駐車が苦手な人に嬉しい機能です。

タントのシートデザインはメーカーオプションを含め4タイプからセレクト可能

新型タントのブラウンファブリックシートブラウンのファブリックシートは自然な色合いで実用性も高い

新型TantoのG SA3・XターボSA3・X・X SA3・L・L SA3の6グレードにはフルファブリックのシート表皮(ブラウン)を使用しています。汚れが目立ちにくいブラウンで、ナチュラルな室内空間を演出します。

新型タントの福祉車両の内装タントの福祉車両はベージュの内装で心が安らぐ優しい雰囲気になっている

福祉車両である昇降シート車の「ウェルカムシートX SA3」と車いす移動車の「スローパーX SA 3」にも、フルファブリックのシートを採用しています。こちらはブラウンではなくベージュカラーが設定されていて、安らげる雰囲気が感じられます。

新型タントのホワイトソフトレザー内装オシャレな女性におすすめなのがホワイトソフトレザー調の生地を使った内装

Xグレードの”ホワイトアクセントSA2”には専用の撥水ファブリックと防汚加工を施したホワイトのソフトレザー調の生地が使われています。エクステリアにマッチするようインパネやドアトリム等に白を使ったデザインは、おしゃれな女性にぴったりです。

新型タントの撥水加工シートタントの魅力は小さな子どもがいる方も安心できる撥水加工シートを採用していること

なお、全てのシートが撥水加工となっているので、飲み物をこぼしたときもふき取りが簡単です。ファブリック素材もレザー調生地も、万が一のときシートを汚さずに済みます。

メーカーオプションでは大人な雰囲気のブラックインテリアパックがラインナップ

新型タントのブラックインテリアパック質感の高いブラックインテリアパックはタントの魅力をより一層高めてくれる

シックにまとめられたタントのブラックインテリアパックはメーカーオプションで設定可能となっており、G SA3・XターボSA3・X SA3・Xの4つのグレードにのみ適用されます。シルバー加飾がタントのインテリアの高級感を引き立てます。

バラエティ豊かなシートクロスでタントをカスタムするのもおすすめ

簡単に内装の雰囲気を変えてみたいという方には、純正アクセサリーとして販売されている着脱可能なシートクロスもおすすめです。福祉車両のフレンドシップタイプ以外の全車に対応しており、全4種類と柄のバラエティが豊富なので自分好みのシートが見つかります。

新型タントのブラックのシートクロス内装ブラックのシートクロスでカスタムしたタントの内装

ブラックのシートクロスを装着すれば、シンプルで大人っぽいインテリアにカスタムできます。保護材の使用により洗濯機で洗うことも可能なのが嬉しいポイントです。

新型タントのベージュのシートクロス内装ベージュのシートクロスでカスタムしたタントの内装

ベージュのシートクロスはキャメルのパイピングがおしゃれなデザインとなっています。ナチュラルで明るい雰囲気の内装にカスタムしたい方におすすめです。

新型タントのアーガイル柄のシートクロス内装アーガイル柄のシートクロスでカスタムしたタントの内装

アーガイル柄のシートクロスはグレーとブラックの2カラーが展開しています。どちらも可愛らしい印象で、それぞれボルドーとブラックのパイピングが施されています。

気候に振り回されず常に過ごしやすい車内環境を作るダイハツタントの快適装備

新型タントのリヤドアサンシェード日差しの強い日に便利なリヤドアサンシェードが標準装備しているのが嬉しい

ダイハツ・タントの全グレードに標準装備されている格納式リヤドアサンシェードは、真夏の日差しを遮り、後部座席の暑さや眩しさを軽減します。未使用時にはコンパクトに格納できるようになっています。

新型タントのスーパーUV・IRカットガラス

G“SA 3”・Xターボ“SA 3”・X“ホワイトアクセントSA 3”・X“SA 3”・Xの5つのグレードには、スーパーUV・IRカットガラスを装備しています。車内温度が上がりにくくなるのでエアコン効果もアップします。

新型タントのシートヒーター

運転席専用のシートヒーターは、L“SA 3”(2WD)とL(2WD)の2グレードを除く全てのタイプに標準装備されています。座面と背もたれの一部を加温します。

新型タントの風の流れ車内を均一の温度にするため後部座席にもヒーターダクトを装備

運転席シートヒーターと同様、L“SA 3”(2WD)とL(2WD)以外の全タイプにリヤヒーターダクトを標準搭載。前席との寒暖差が出てしまいやすい後部座席にも、足元から温かい風を送り届けます。

多彩なシートアレンジでどんな荷物も積みやすい

新型タントのシートアレンジタントはシートアレンジで自転車も載せられるほど積載性に優れる

現行型タントは、助手席まで倒せば絨毯や自転車のように長さのある大きな荷物も積載できます。荷室の開口部サイズは開口幅が1,080mm、開口高が1,045mm、荷室フロア高はわずか595mmです。

ゲートは大きく、地上からの高さは低く設定することで荷物の積み下ろしをよりスムーズに行えるようになっています。

新型タントのリヤシートレバー後ろから荷物を載せるとき移動しなくてもリアシートを倒せる

後部座席はテールゲート側からのリクライニングも可能です。リアシートの肩口にリクライニング用のレバーが設置してあり、レバーを引くだけの簡単な操作でその場に応じたシートアレンジができます。

新型タントのスライドドアとミラクルオープンドアタントが人気の理由はスライドドアとミラクルオープンドアを採用していること

子供を抱っこしての乗り降りや、狭い駐車場でも荷物を載せやすいスライドドアやミラクルオープンドアもタントの大きな魅力。

雨の日は傘を差した状態で乗り込むことができ、ベビーカーも畳まずに収納可能です。室内高は1,365mmで室内長は2,200mmと、子供の身体の大きさであればラクラク着替えられるサイズです。

スマートアシスト3を一部グレードに搭載し安全性を向上

タントのG“SA 3”・Xターボ“SA 3”・X“ホワイトアクセントSA 3”・X“SA 3”・L“SA 3”のグレードには、ダイハツ独自の先進安全システムであるスマートアシスト3が標準搭載されており、2016年度安全性能評価試験「JNCAP 予防安全性能アセスメント」では先進安全車ダブルプラスの評価を獲得しています。

スマートアシスト3は、衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能や誤発進抑制制御機能等をはじめとする5つの機能で運転中のヒヤリハットを減らし、ドライバーを万が一の事故から守ります。

タントの内装は子育て世代に嬉しい快適装備とデザイン性を兼ね備えている

タントの内装

子育て層が使いやすい設計を追求しているタントの内装は、開放的な室内空間で乗車する全員がのびのび過ごせる快適装備が満載です。

撥水加工生地により汚れを気にせず使える機能的なシート、見やすさを向上させたコックピットディスプレイ、いざというときに安心なスマートアシスト3の搭載など、さまざまなポイントにおける実用性の高さが売りとなっています。
フルモデルチェンジも間近となり、タントの今後の動向から目が離せません。