スペーシアのグレード

スペーシアとスペーシアカスタムのグレード別特徴と標準装備を比較

スペーシアのグレード選びで迷っている方へ。ベースのHYBRID Gからカスタムのターボモデルまで、各グレードの装備差と価格差をわかりやすく解説します。

スペーシア・スペーシアカスタムのグレードまとめ

現行スペーシアは2023年11月に3代目へとフルモデルチェンジし、プラットフォームの刷新・後席マルチユースフラップの採用・電動パーキングブレーキの全車標準化など、大幅な進化を遂げました。標準モデルの「スペーシア」とドレスアップ仕様の「スペーシアカスタム」の2ラインを展開しており、全車にマイルドハイブリッドシステムとスズキセーフティサポートを標準装備しています。

グレード構成はスペーシアが「HYBRID G」「HYBRID X」の2種類、スペーシアカスタムが「HYBRID GS」「HYBRID XS」「HYBRID XSターボ」の3種類です。駆動方式は全グレードで2WD・4WDを選択でき、トランスミッションはすべてCVTです。以下でグレードごとの特徴・標準装備・価格を詳しく解説します。

スペーシアのベースグレード「HYBRID G」

HYBRID Gはスペーシアの中で最も購入しやすい価格帯のエントリーグレードです。マイルドハイブリッド搭載でWLTCモード燃費2WDは25.1km/Lと、軽スーパーハイトワゴンクラストップレベルの低燃費を実現しています。LEDヘッドランプ・フルオートエアコン・キーレスプッシュスタートシステムは標準装備されており、日常使いに必要な機能は十分に揃っています。

ただし、HYBRID Gでは左右両側スライドドアが手動式であり、オプションによる電動化もできません。後席へのサーキュレーターやロールサンシェード・後席テーブルなど居住性を高める装備も省かれているため、小さいお子さんがいるファミリー層はパワースライドドアが標準装備となる上位グレード「HYBRID X」も検討するとよいでしょう。

HYBRID Gの主な標準装備

  • スズキセーフティサポート(全車標準)
  • LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)
  • オートライトシステム
  • フルオートエアコン
  • キーレスプッシュスタートシステム
  • 電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド
  • 運転席シートヒーター
  • 助手席シートヒーター(4WDのみ)
  • 14インチスチールホイール(フルホイールキャップ)
スペーシア HYBRID Gのスペック・価格
WLTCモード燃費(2WD) 25.1km/L
WLTCモード燃費(4WD) 22.4km/L
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,785mm
室内長 2,240mm
室内幅 1,330mm
室内高 1,410mm
価格(2WD) 1,531,000円~
価格(4WD) 1,650,900円~

スペーシアの上位グレード「HYBRID X」

HYBRID Xはスペーシアの上位グレードで、ファミリー層に特に人気の高いグレードです。HYBRID Gとの最大の違いは両側ワンアクションパワースライドドアが標準装備される点で、子どもを抱えながらでもスムーズに乗り降りできます。また、後席マルチユースフラップ(角度調整式のオットマン機能)・センターアームレスト・後席テーブル・スリムサーキュレーターなど、後席の快適性を高める装備も充実しています。

さらに、メーカーオプションの「セーフティプラスパッケージ」(66,000円)を選択すると、アダプティブクルーズコントロール・電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド・後退時ブレーキサポートなどが追加でき、長距離ドライブや高速道路を頻繁に使う方にも対応できます。ボディカラーはモノトーン8色・2トーン4色の全12色から選択可能です。

HYBRID Xの主な標準装備(Gからの追加・変更点)

  • 両側ワンアクションパワースライドドア
  • 後席マルチユースフラップ(オットマン・テーブル機能)
  • センターアームレスト(前席)
  • スリムサーキュレーター(後席送風)
  • ロールサンシェード(リヤドア)
  • 後方視界支援ミラー
  • ヘッドアップディスプレイ
  • 助手席シートヒーター(2WD・4WD共通)
スペーシア HYBRID Xのスペック・価格
WLTCモード燃費(2WD) 25.1km/L
WLTCモード燃費(4WD) 22.4km/L
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,785mm
価格(2WD) 1,705,000円~
価格(4WD) 1,824,900円~

スペーシアカスタムのベースグレード「HYBRID GS」

スペーシアカスタムは、精悍な顔つきのフロントフェイスと大型メッキグリルを採用したドレスアップモデルです。流れるウィンカー(シーケンシャルウィンカー)やメッキ加飾など、標準モデルとは一線を画す上質感が特徴です。

HYBRID GSはスペーシアカスタムのエントリーグレードながら、LEDヘッドランプ・LEDフォグランプ・14インチアルミホイール・シートヒーター(前席)・助手席側パワースライドドアが標準装備されており、標準モデルのHYBRID Xと同等以上の装備水準を持っています。燃費はWLTCモードで2WD 23.9km/Lです。

ボディカラーはモノトーン6色・2トーン(ブラックルーフ)5色の全11色から選択可能です。カスタム専用色も設定されており、個性的なカラーリングが楽しめます。

スペーシアカスタム HYBRID GSの主な標準装備

  • スズキセーフティサポート(全車標準)
  • LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)
  • LEDフロントフォグランプ
  • シーケンシャルウィンカー(フロント)
  • フルオートエアコン
  • ロールサンシェード(リヤドア)
  • 助手席側ワンアクションパワースライドドア
  • 運転席・助手席シートヒーター
  • 電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド
  • 14インチアルミホイール
スペーシアカスタム HYBRID GSのスペック・価格
WLTCモード燃費(2WD) 23.9km/L
WLTCモード燃費(4WD) 22.4km/L
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,785mm
価格(2WD) 1,801,800円~
価格(4WD) 1,925,000円~

スペーシアカスタムの上位グレード「HYBRID XS・HYBRID XSターボ」

HYBRID XSはスペーシアカスタムの最上位グレードで、カスタムモデルとしての快適装備と安全装備が最も充実した1台です。HYBRID GSとの大きな違いは、パワースライドドアが両側電動になる点・後席マルチユースフラップ・スリムサーキュレーター・15インチアルミホイールが標準装備される点です。ヘッドアップディスプレイも備わり、運転中の視線移動を最小限に抑えられます。

さらに、ターボエンジンを搭載した「HYBRID XSターボ」も選択可能です。ターボ車はNA車よりも力強い加速性能を持ち、クルーズコントロール・パドルシフトが標準装備されます。高速道路を頻繁に使う方や、山道・坂道での走行が多い方にはターボモデルが特に適しています。ターボ車のWLTCモード燃費は2WDで20.5km/Lです。

HYBRID XSの主な標準装備(GSからの追加・変更点)

  • 両側ワンアクションパワースライドドア
  • 後席マルチユースフラップ(オットマン・テーブル機能)
  • スリムサーキュレーター(後席送風)
  • ヘッドアップディスプレイ
  • 15インチアルミホイール
  • クルーズコントロール(ターボのみ)
  • パドルシフト(ターボのみ)
スペーシアカスタム HYBRID XS・XSターボの価格
HYBRID XS(2WD) 1,995,400円~
HYBRID XS(4WD) 2,115,300円~
HYBRID XSターボ(2WD) 2,073,500円~
HYBRID XSターボ(4WD) 2,193,400円~

新しくなったスペーシアはより快適で安全な軽トールワゴンに

現行スペーシアは先代モデルから室内空間の使い勝手が大幅に向上しています。後席マルチユースフラップはスズキ軽自動車として初めて採用されたもので、オットマンとしての足置き利用や買い物かごの転倒防止など多様な使い方ができます。標準モデル・カスタムモデルともにHYBRID X・XS以上で標準装備されます。

安全装備については、スズキセーフティサポートが全グレード標準装備で、デュアルセンサーブレーキサポートII・後退時ブレーキサポート・車線逸脱抑制機能などが含まれます。ACCなどより高度な運転支援機能はHYBRID Xのセーフティプラスパッケージ(66,000円)や上位グレードで対応しています。

全モデルに2WDと4WDが設定されており、雪国や寒冷地での使用にも対応しています。ドアミラーヒーターなどの寒冷地仕様も全車標準装備です。

価格帯はHYBRID Gの2WDで約153万円から、スペーシアカスタムのHYBRID XSターボ4WDで約220万円まで幅広い選択肢があります。グレード選びに迷ったときは、パワースライドドアを重視するならHYBRID X以上、カスタムのスタイルも欲しいならHYBRID GSからを目安にするとよいでしょう。購入前にはスズキ公式サイトや販売店で最新の価格・装備を確認することをおすすめします。