S660のマイナーチェンジ・特別仕様車情報 モデルチェンジせず1代限りで生産終了

HONDA S660のマイナーチェンジ・特別仕様車・仕様変更の情報

ホンダs660のマイナーチェンジ・仕様変更・特別仕様車発売の情報をまとめました。
2022年3月で生産終了が決まっているホンダの軽規格2シーターオープンスポーツのs660は、2015年の発売以来から「走る喜び」を体現できる車としてコアなファンを惹きつけ、市場に受け入れられてきました。
S660は2020年1月には「Modulo X」のマイナーチェンジを行い、2021年3月には「S660 Modulo X」に「Version Z」の特別仕様車を設定し発売しています。

専用カスタマイズパーツのコンプリートカーのModulo XからS660特別仕様車を2021年3月12日に発売

S660特別仕様車バージョンZ

HONDAは2021年3月12日からS660の特別仕様車「Version Z」の発売を開始しました。
S660「Version Z」は専用カスタマイズパーツを装着したマイナーチェンジで発売済みの「Modulo X」に、専用のボディカラー、エンブレム、アクティブスポイラー、アルミホイールのエクステリアと、カーボン調のインテリアパネル、スエード＋合皮＋ステッチのドアライニングパネル、専用シートセンターバッグとコンソールプレートをインテリアに装備した特別仕様車です。
S660「Version Z」の販売価格は、「660cc/DOHCエンジン/6MT/MR駆動」で3,150,400円からとなっています。
現在S660バージョンZを注文すると納期は未定になっているとのことですから注文が殺到していることも予想されます。1年後の生産終了までに生産できた分までの発注となりますので早めにディーラーに相談しましょう。

S660特別仕様車バージョンZのエクステリアの変更点

S660特別仕様車「Version Z」の外装の違いは、ボディカラーがプレミアムスターホワイト・パールの他に「Version Z」の特別色としてソニックグレーパールが設定されています。
またフロントとリアのHマーク、車名エンブレム、S660リアエンブレムがブラッククローム調に変更されており、ガーニーフラップ付アクティブスポイラーもブラック塗装へ変更されています。
特別仕様車に装着するアルミホイールはシックなステルスブラックのホイールが装着されており、エクステリアは落ち着いた印象のS660に仕上がっています。

S660特別仕様車バージョンZのインテリアの変更点

S660特別仕様車「Version Z」の内装の違いは、カーボン調に整えたメーターバイザー、助手席エアアウトレット、センターコンソールのインテリアパネルが用意されており、ドアライニングパネルには、ラックススエード×合皮×グレーステッチの加工が施されています。
また、シートセンターバッグには「Modulo X」のロゴ、アルミ製コンソールプレートには「Version Z」のロゴが施されています。
インテリアカラーには「ボルドーレッド×ブラック」が設定されていますので、エクステリアとともにインテリアも落ち着いた雰囲気のS660に仕上がっています。

特別仕様車の発売と同時に2022年3月でS660の生産終了が発表

S660は2022年3月で生産を終了する

特別委仕様車「Version Z」の発表と同時にS660の生産終了もアナウンスされました。これにより2015年から発売されているホンダの軽オープンスポーツカーの発売は終了することとなります。
S660は軽オープンの販売台数でみれば3万台を超える販売で、カプチーノやビートなどに並ぶヒット作となりましたが、2022年3月でその歴史に幕を閉じることとなりました。
すでに生産終了しているバモス、2021年6月に生産終了するアクティに続いてS660が生産終了し、ホンダオートボディーの特徴的な軽自動車が立て続けに姿を消すこととなります。

2020年1月のS660のマイナーチェンジの情報 デザイン・スペックは？

ホンダS660のマイナーチェンジについてまとめました。S660は日常使いにもぴったりな2シーターの軽スポーツで、2015年より販売されています。 S660の一部改良情報を、エクステリアやインテリア、各種装備、パワートレインなどに触れて紹介していきます。

S660とS660 Modulo Xがマイナーチェンジ 内外装の質感をアップ

新型S660（アクティブグリーン・パール）のエクステリア

新型S660（アラバスターシルバー・メタリック）のエクステリア

新型S660 αのインテリア

新型S660 βのインテリア

2020年1月10日、マイナーチェンジを実施した新型S660が発売されました。価格はαタイプが2,321,000円、βタイプが2,031,700円です。

今回の改良では、車体色と同色のフロントピラーや新デザインのホイールを採用し、新色「アクティブグリーン・パール」と「アラバスターシルバー・メタリック」を追加設定。インテリアもシートデザインを変更し、αモデルにシートヒーターを設定するなど、質感の向上に努めています。

新型S660 Modulo X（カーニバルイエロー2）のエクステリア

新型S660 Modulo Xのインテリア

また、スポーティーな内外装が特徴のS660 Modulo Xも改良を実施。価格は3,042,600円、発売日は2020年1月31日です。

ブラックスパッタリング仕上げの新色アルミホイールを採用し、ドアミラーカバーをナイトホークブラック・パールに変更。新色「カーニバルイエローII」を追加設定しています。
インテリアはシートデザインの変更、アルカンターラ採用部位を拡充するなどの改良を行っています。

S660の特別仕様車「トラッドレザーエディション（Trad Leather Edition）」が2018年12月21日に発売を開始

ホンダは2018年12月21日に、S660のαタイプをベースとする特別仕様車「Trad Leather Edition（トラッドレザーエディション）」を新設定して、同日に発売した事をアナウンスしました。

「Trad Leather Edition」は、ライトタンにブラックを配色で組み合わせるトラッドレザーインテリアやブラウンロールトップを特別装備させる事によって、S660に洗練された上質感を加えます。また、同車はユーザーからのリクエストの多い、低速衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能が備わるシティーブレーキアクティブシステムを標準装備させて、安全性を向上させます。

特別仕様車「トラッドレザーエディション」のその他の特徴は、ブラッククリア塗装が施される専用アルミホイールとホイールナットが装備されている事と、Trad Leatherのロゴが入ったアルミ製コンソールプレートが設置されている事です。

Trad Leather Editionは特別装備によって内外装の上質感を向上

グレード「α」をベースとして開発され、2018年12月21日に発売を開始した「Trad Leather Edition」は、ブラウンロールトップなどの特別装備によって内外装の上質感を加えます。ここでは、それらアイテムの特徴を紹介します。

「Trad Leather Edition」は主要パーツであるロールトップにシックなブラウンカラーを採用する

Trad Leather Editionが特別装備するブラウンロールトップは、ブリティッシュグリーン・パールなど設定される3色のボディカラーとの相性も抜群です。

特別仕様車「Trad Leather Edition」は採用するホイールナットにブラック塗装を施す

Trad Leather Editionは、ブラッククリア塗装が施されたアルミホイールによって、足回りをドレスアップして存在感を高める。

アルミ製コンソールプレートはクラシカルで格式の高いデザインが特徴的

「Trad Leather S660」という文字情報が記載されるアルミ製コンソールプレートは、オーナーに更なる特別感を与えます。

「Trad Leather S660」は、質感の良さだけではなくて、上質感も追求したライトタンとブラックのツートンカラーを採用したスポーツレザーシートを搭載します。

トラッドレザーインテリアは、スポーツシートだけではなくて、本革巻ステアリングホイールやインパネソフトパッドにも導入されています。

特別仕様車「トラッドレザーエディション」のボディカラーはシックな色合いが印象的な3色展開

2018年12月21日に誕生した特別仕様車「Trad Leather Edition」のボディカラーは、ブリティッシュグリーン・パール、プレミアムスターホワイト・パール、ナイトホークブラック・パールの3色展開となっています。

• ブリティッシュグリーン・パール
• プレミアムスターホワイト・パール
• ナイトホークブラック・パール

軽自動車の本格的なスポーツカー「S660」はマイナーチェンジや特別仕様車によって商品力を強化して非日常ドライブをもっと楽しめる車へと進化していく

軽自動車ながらミッドシップレイアウトを採用する事で、本格的なスポーツ走行も可能とするS660は、リーズナブルな価格で非日常ドライブを体感させてくれます。

2018年12月21日に発売をスタートした特別仕様車「Trad Leather Edition」は、ロールトップにブラウンカラーを導入して、トラッドレザーインテリアを採用し、内外装に上質感を与えて商品力を強化しました。

積載性や実用性はさほど重視しないからこそ、非日常ドライブを軽自動車ながら本格的に堪能できるS660は、ドライブを楽しめる車として歴史に名を遺したでしょう。