プレオプラスのアルミホイール

プレオプラスのホイール 純正13・14インチに合う社外アルミの選び方とおすすめメーカー

プレオプラス(LA350F/LA360F)に適合する社外ホイールの選び方を解説。13インチから16インチまでのサイズ別外径比較表で失敗しないインチアップの目安がわかります。鍛造と鋳造の使い分け、ハブリングの必要性、スタッドレス用に13インチと14インチのどちらを選ぶかまで踏み込んで紹介します。

プレオプラスのホイールを社外品に変更!おすすめのアルミメーカー品をピックアップ

プレオプラスのホイール交換で押さえておきたい適合スペックと、ボディに似合う社外アルミの選び方をまとめました。純正サイズの考え方からインチアップの上限、ナットやハブリングといった周辺パーツ、車検で見られるポイントまでを一度に確認できます。

プレオプラスは、ダイハツ ミライースのOEM供給を受ける軽ハッチバックです。現行モデルは2017年5月に登場した2代目で、型式は2WDがLA350F型、4WDがLA360F型。2024年10月の一部改良以降はF・L・Gの3グレード構成となり、後方コーナーセンサーが4個に増やされ、2WD車にも寒冷地仕様が標準装備されました。車両重量は2WDで700kgを切り、燃料消費率はWLTCモードで2WDが25.0km/L、4WDが23.2km/L。この軽さと経済性が持ち味の車だからこそ、ホイールはデザインだけでなく重量と外径の相性まで見て選ぶと、走りとガソリン代の両方を崩さずに足元を仕立て直せます。

プレオプラスに適合する社外ホイールのサイズとPCDの基礎知識

ホイールピッチ(P.C.D.) 100mm
ホール数 4H
リム径 13インチ/14インチ/15インチ/16インチが多い
リム幅 4J/4.5J/5Jが多い
インセット 42mm~46mm周辺が多い
純正タイヤサイズ 「155/70R13」「155/65R14」
ハブ径 54mm

プレオプラスに適合するホイールは、P.C.D.(ボルト穴の中心を結んだ円の直径)100mm・4穴を基本に、リム径は純正の13インチと14インチを軸として15〜16インチまで選べます。リム幅は4.0J〜5.0J、インセットは42〜46mm前後が中心レンジです。インセットとは取り付け面がリム幅の中心からどれだけ外側にあるかを示す数値で、数字が小さくなるほどホイールは外へ出ます。純正の45mmに対して42mmを選べば3mmだけ外側に張り出す計算になり、車高を変えなくてもフェンダーとの隙間の見え方が変わります。

純正と同じ感覚で履き替えるなら「155/70R13」「155/65R14」を基準に探すと外径のズレが出ず、スピードメーターの表示も純正のままです。サイズを上げる場合も、細身のトレッドと軽い車重というプレオプラスの素性に対して、15インチ前後までで収めるとバランスを崩しにくくなります。同じPCD100・4穴でも、ミニバンやコンパクトカー向けのホイールは4.5Jより幅の広い設定が中心になるため、軽自動車向けラインナップから探すほうが適合サイズにたどり着きやすくなります。

軽量性に優れたレイズの軽自動車専用鍛造ホイール

レイズ TE37 KCR

軽自動車用に設計されたレイズ TE37 KCRは黒アルミとハイメタブロンズの2タイプが展開

リム径 15inch
インセット 45mm
リム幅 5.0J
カラー ブラック/FDMCリム
ハイメタブロンズ
値段 40,040円/1本~(2026年調べ)
参考 レイズ[ホイールメーカー一覧]

レイズ TE37 KCRは、伝統の6本スポーク「TE37」を軽自動車用に再設計した鍛造アルミです。鍛造は素材を高圧で押し固めて成形するため、同じ強度でも鋳造より薄く軽く作れます。バネ下(サスペンションより下側の重量)は1kgの軽量化が車体側の10kg前後に相当するという考え方が整備やチューニングの現場で定着しており、発進時の蹴り出しの軽さや、段差を越えたあとのサスペンションの収まりの速さといった形で体感差が出ます。間近で目の前にすると、薄く削ぎ落とされたスポーク断面と艶を抑えたリムのコントラストが、同じ15インチでも鋳造ホイールとは別物の立体感を生んでいる印象を受けます。

プレオプラスに装着するなら、15インチのリム幅5.0J・インセット45mmが基本マッチングです。4本そろえると鋳造ホイール2〜3セット分の予算になるため、見た目だけを変えたい用途にはオーバースペックになります。ストップ&ゴーの多い街乗りが中心で、軽さそのものを味わいたいオーナーに刺さる一本です。

マシニングカラーがプレオプラスに似合うエンケイの定番アルミ

エンケイ all ten

スタイリッシュな足元を演出するエンケイ all ten

リム径 15inch
インセット 45mm
リム幅 5.0J
カラー マシニングガンメタリック
参考 エンケイ[ホイールメーカー一覧]

エンケイ all tenは、リムオーバーした8交点メッシュデザインで、実際のリム径よりひと回り大きく見せる一本です。マシニング加工とはディスク表面を切削してアルミの地肌を出す仕上げのことで、シルバー光沢とガンメタの濃淡が立体感を強調します。間近で見ると切削ライン1本1本のピッチがそろっており、廉価な鋳造ホイールにありがちな塗装の厚ぼったさが出にくい仕上がりという印象を受けます。

装着サイズは15インチのリム幅5.0J、インセット45mm。純正14インチからのインチアップ用途で選ばれやすい組み合わせです。ボディカラーを選ばないガンメタ系のため、白系やパステル系から濃色まで幅広く合わせられる一方、足元だけを主張させたい場合はインパクト不足に感じる場面もあります。

精細なメッシュデザインがクールなウェッズスポーツの黒アルミ

ウェッズスポーツ SA-20R

引き締まった足回りを演出するウェッズスポーツ SA-20R

リム径 15inch
インセット 45mm
リム幅 5.0J
カラー ウォースブラッククリア
値段 18,056円/1本~(2026年調べ)
参考 ウェッズ[ホイールメーカー一覧]

ウェッズスポーツ SA-20Rは、Y字スポークが二股に枝分かれするモダンスポーツデザインで、艶を抑えたウォースブラッククリアが足元を一気に引き締めます。リムを回転させながら成形するAMF製法により、鋳造でありながらリム部を薄く仕上げているのが構造上の特徴です。ホワイト系ボディではコントラストが、ダーク系ボディではモノトーンの一体感が引き立ちます。

マッチングは15インチ・リム幅5.0J・インセット45mm。軽自動車らしさを抑えて小さなコンパクトスポーツの雰囲気に振りたい場合に向きます。一方で濃色の艶消し系は、洗車後に残った水滴の跡やブレーキダストが目立ちやすく、シルバー系より手入れの頻度は上がります。

5つのレンコンホールが個性的なハイペリオンのコンパクト向けホイール

ハイペリオン ポポロ

ハイペリオン ポポロには軽自動車のドレスアップにぴったりな14・15インチがラインナップ

リム径 14inch/15inch
インセット 45mm
リム幅 4.5J
カラー パールホワイト
ライトグレー
パールホワイト+ポリッシュリム
値段 13,530円/1本~(2026年調べ)
参考 ハイペリオン[ホイールメーカー一覧]

ハイペリオン ポポロは、太めのスポークの間に大きな丸穴を開けたレンコン型デザインが目を引く軽自動車向けアルミです。可愛さとクラシックの中間に立つ造形で、パールホワイト+ポリッシュリムの組み合わせは、明るいボディカラーと合わせるとレトロモダンな雰囲気を作りやすいタイプです。手を当てるとスポーク面の丸みがはっきり分かる厚みのある形状で、写真で見るよりも押し出しが強く感じられます。

14インチ・15インチともリム幅4.5J、インセット45mmで適合します。純正14インチからデザインだけを変えたい場合は同サイズの14インチ、ひと回り大きく見せたい場合は15インチという使い分けになります。ポリッシュリムは切削したアルミにクリア塗装を重ねた仕上げのため、縁石ヒットで一度削れると部分補修が効きにくく、狭い駐車場で日常的に据え切りをする使い方では傷が目立ちやすくなります。

スター形状の5本スポークが目をひくホットスタッフの人気アイテム

ホットスタッフ ララパーム スター

可愛い系をカスタムするならホットスタッフ ララパーム スターがイチオシ!

リム径 14inch/15inch
インセット 45mm
リム幅 4.5J
カラー ハイパーメタルandリムポリッシュ
パールホワイトandリムポリッシュ
値段 15,548円/1本~(2026年調べ)
参考 ホットスタッフ[ホイールメーカー一覧]

ホットスタッフ ララパーム スターは、5本の太いスポークを星型シルエットに配置した個性派デザインで、ストリート系にもガーリー系にも振りやすい一本です。リムのポリッシュ仕上げが光を拾うため、停車中でも足元がぼやけて見えにくく、純正ホイールキャップにありがちな地味さを払拭してくれます。

14インチ・15インチともリム幅4.5J・インセット45mm。ホワイト系ボディならパールホワイトでまとめ、濃色ボディならハイパーメタルでメリハリを付ける選び方が定番です。スポークが太く本数も少ないため、ホイール裏側まで手が届きやすく、洗車の手間という点では細かいメッシュ系より扱いやすくなります。

躍動感のあるタービン形状がスポーティーな鋳造ホイール

ホットスタッフ プレシャス C-1

クールなガンメタポリッシュのホットスタッフ プレシャス C-1

リム径 14inch/15inch
インセット 45mm
リム幅 4.5J
カラー ガンメタポリッシュ
値段 15,400円/1本~(2026年調べ)
参考 ホットスタッフ[ホイールメーカー一覧]

ホットスタッフ プレシャス C-1は、竜巻のうねりをイメージしたタービン状ディスクを持つ鋳造アルミです。ガンメタにポリッシュを重ねたカラーリングは、シルバー系の純正ホイールキャップから一段階クールに振るのに丁度よく、ボディとフェンダーアーチの間で締まった一塊として見える印象を受けます。

14インチと15インチがあり、いずれもリム幅4.5J・インセット45mmで適合します。純正14インチと同径の14インチを選べば、タイヤも155/65R14をそのまま使えるため、ホイールだけの交換で済むのが実用面での利点です。スポーツ寄りの雰囲気を求めつつ、外径も乗り心地もノーマルから大きく変えたくない場合に向く選択になります。

スポークとディッシュを融合させたネオクラシックホイール

ニューレイトン ビートステージ SD-C

個性派ホイールを求めるユーザーにはニューレイトン ビートステージ SD-Cがぴったり

リム径 14inch/15inch
インセット 45mm
リム幅 4.5J
カラー ブラックポリッシュ
クラシックシルバー
値段 11,394円/1本~(2026年調べ)
参考 ニューレイトン[ホイールメーカー一覧]

ニューレイトン ビートステージ SD-Cは、ディッシュ寄りのフェイスにスポークの抜きを少しだけ残したネオクラシック系のデザインです。ディッシュとは皿のようにディスク面が平らに近い形状のことで、面積が大きいぶん光の当たり方で表情が変わります。クラシックシルバーは旧車の純正キャップに近い雰囲気、ブラックポリッシュは現代的に締めた印象になり、同じ型でも狙うテイストを切り替えられます。

14インチ・15インチとも4.5J・インセット45mmで適合。ベージュ系やホワイト系のボディと合わせるとレトロな統一感を出しやすく、街乗り中心の使い方にしっくりきます。ディスク面が平らな形状はブレーキダストが溜まりやすいぶん、汚れが一目で分かるため、洗車のタイミングを判断しやすい面もあります。

奥行きのある花びらディスクとアクセントカラーが目を引くアルミ

トレジャーワン クリフクライム TC-05

花びらのようなディスクデザインが特徴のトレジャーワン クリフクライム TC-05

リム径 14inch/15inch
インセット 43mm/45mm
リム幅 4.5J
カラー ブラックポリッシュ
ブラックポリッシュ レッドクリア
ブラックポリッシュ ブルークリア
値段 8,750円/1本~(2026年調べ)
参考 トレジャーワン[ホイールメーカー一覧]

クリフクライム TC-05は、花びらが重なるような立体ディスクの間からブルーまたはレッドのクリアが覗くアクセント仕上げが特徴です。今回取り上げたなかでは最も手に取りやすい価格帯で、4本まとめてもインパクトの出やすい一本という印象を受けます。

14インチはリム幅4.5J・インセット45mm、15インチはリム幅4.5J・インセット43mmが適合します。15インチはインセットが2mm抜けるため、ノーマル車高でもフェンダーとの面ツラ感をわずかに出しやすくなります。ボディカラーとクリアの色が喧嘩すると一気にちぐはぐに見えるため、レッドやブルーのアクセントを選ぶ場合はボディカラーとの相性を先に決めておくと失敗しにくくなります。

シャープな2×5スポークがクールなブラックポリッシュアルミ

モンツァ JP STYLE GRID

モンツァ JP STYLE GRIDはシャープなスポークデザインがかっこいいホイール

リム径 13inch/14inch/15inch
インセット 42mm/45mm
リム幅 4.0J/4.5J
カラー ブラックメタリック/ポリッシュ
参考 モンツァ[ホイールメーカー一覧]

モンツァ JP STYLE GRIDは、5本スポークが二股に分かれて10本に見える定番のツインスポーク構成です。鏡面ポリッシュとブラックメタリックの組み合わせは、ブラック系・グレー系のボディと合わせると面の均一感を作りやすく、足元を整える方向のドレスアップに向きます。

13インチ4.0J・インセット42mm、14インチ4.0J・インセット45mm、15インチ4.5J・インセット45mmと、13インチから15インチまでを1つの型でカバーしているのが選びやすさにつながります。Fグレードの13インチからデザインだけを変えたい場合も、L・Gグレードの14インチからインチアップしたい場合も、同じ意匠のまま狙いのサイズに合わせられる点は他のモデルにない強みです。

10本スポークのシンプルなブラックポリッシュホイール

KOSEI プラウザー デュエル

どんな車種にも合わせやすい王道の10本スポークデザインを採用したKOSEI プラウザー デュエル

リム径 13inch
インセット 43mm
リム幅 4.0J
カラー ブラックポリッシュ
参考 KOSEI[ホイールメーカー一覧]

KOSEI プラウザー デュエルは、リーズナブルな価格帯で手に入る10本スポークのブラックポリッシュアルミです。スポーク1本1本が細く長く伸びる構成のため、鉄ホイール+樹脂キャップから履き替えただけで足元の印象が大きく引き締まります。

プレオプラスへの装着は13インチ・リム幅4.0J・インセット43mmが推奨サイズです。13インチは155/70R13というタイヤ側の選択肢が価格・入手性ともに安定しているため、冬用スタッドレスを組む通年用ホイールとしても扱いやすい一本になります。デザインの主張は控えめで、足元を派手に見せたい狙いには物足りなさが残ります。

純正13・14インチからのインチアップは何インチまで?外径とメーター誤差の考え方

プレオプラスはグレードによって13インチと14インチの2種類が純正設定されており、タイヤ外径はそれぞれ約547mmと約557mmです。インチアップの成否は、この外径をどれだけ純正に近づけられるかでほぼ決まります。主な候補サイズの外径を並べると、選ぶべきサイズははっきりします。

純正サイズと主なインチアップ候補の外径比較
タイヤサイズ 外径の目安 純正13インチ(547mm)との差 純正14インチ(557mm)との差
155/70R13(純正) 547mm ±0mm -10mm
155/65R14(純正) 557mm +10mm ±0mm
165/60R14 554mm +7mm -3mm
165/50R15 546mm -1mm -11mm
175/50R15 556mm +9mm -1mm
165/55R15 562mm +15mm +5mm
165/45R16 555mm +8mm -2mm

13インチ純正のFグレードから15インチへ上げるなら165/50R15、14インチ純正のL・Gグレードからなら175/50R15が、外径差1mm前後というほぼ完璧な組み合わせになります。165/55R15は14インチ比で5mm大きくなる程度なので実用上の許容範囲ですが、13インチ純正車に組むと15mm大きくなるため、同じ15インチでもグレードによって選ぶべき扁平率が変わります。16インチにする場合は165/45R16が外径的に近く、リム幅は5.0J以上が前提になります。

外径を気にする理由はスピードメーターです。道路運送車両の保安基準では、平成19年1月1日以降に製作された自動車について、速度計が40km/hを指示したときの実速度が「10(V1-6)/11 ≦ V2 ≦(100/94)V1」を満たすことが求められ、V1が40km/hなら実速度は約30.9〜42.55km/hが合格範囲です。外径が純正より大きくなると、同じメーター表示でも実速度が上がる方向にずれ、この上限側の余裕を削っていきます。純正比で数mmの差なら影響はほとんど出ませんが、外径を10mm以上伸ばす方向のサイズ変更を重ねると、走行距離計の進み方も実走行より少なくなり、車検やメンテナンス時期の管理にもズレが出てきます。

もう1つ確認したいのがロードインデックス(LI/荷重指数)です。純正の155/65R14は75で、1本あたり387kgの負荷能力を持ちます。165/55R15や175/50R15は同じ75をキープできる一方、165/50R15は73へ下がるサイズが中心です。LIが下がる場合は「(交換前のLI-交換後のLI)×10kPa」を目安に空気圧を高めて負荷能力を補う考え方があり、指定空気圧は運転席側のドア開口部に貼られたラベルで確認します。大人4人乗車で高速道路を走るような使い方をするなら、LIを落とさないサイズを選んでおくほうが安心です。

プレオプラスが装着する純正ホイールのスペック

現行プレオプラス(LA350F/LA360F型)の純正ホイールは、13インチ4.0J・インセット45mmと14インチ4.5J・インセット45mmの2タイプです。2024年10月の一部改良以降のグレード構成では、スタンダードのFが13インチ、装備が充実するLと最上級のGが14インチを装着し、2WD・4WDでサイズの違いはありません。P.C.D.100mm・4穴・ハブ径54mmという仕様は初代のLA300F/LA310F型から変わっておらず、初代は全グレードが14インチ4.5J・インセット45mmでした。世代をまたいでも社外ホイールの適合条件が共通しているため、中古市場でも探しやすい部類に入ります。

プレオプラスが装備する純正ホイールのスペック一覧
リム径 13inch 14inch
インセット 45mm 45mm
リム幅 4.0J 4.5J
ボルト穴数 4穴 4穴
P.C.D(ピッチ) 100mm 100mm
ハブ径 54mm 54mm
タイヤサイズ 155/70R13 155/65R14
タイヤ外径 547mm 557mm
ナットサイズ M12×1.5 M12×1.5
型式 LA350F/LA360F型

ホイールナットとハブリングはどれを選ぶ?装着前にそろえたい周辺パーツ

ホイール本体のサイズが決まっても、そのままボルトオンで終わらないのがホイール交換です。まずナットで、LA350F/LA360F型のホイールナットはネジ径M12・ピッチ1.5、六角部21mmの60度テーパー座が指定です。純正ホイールに使われている袋ナットは、そのまま社外アルミに流用できない形状のものもあるため、ホイールを買うときにナット20個も同時に手配しておくと当日の作業が止まりません。締め付けトルクはダイハツ指定の103N・m(約10.5kgf・m)で、これは軽自動車としては高めの部類に入ります。感覚だけで締めるとハブボルトを伸ばすか、逆に緩みを残すことになるため、トルクレンチを1本持っておく価値があります。

もう1つがハブリングです。プレオプラスの車両側ハブ径は54mmですが、社外ホイールは複数車種で使い回せるよう73mm前後の大きめの穴で作られている製品が中心です。この隙間を埋めるのがハブリングで、装着するとホイールのセンターが機械的に出るため、走行中の微振動が出にくくなります。ホイールを保持しているのはナットのテーパー部なので、ハブリングがなければ即座に危険ということではありませんが、装着後に速度域によっては微振動が残るケースが見られ、原因の切り分けで最初に疑われる箇所でもあります。なお社外ホイールのハブ径は製品によって67mmなど別の値が使われることもあるため、購入前に商品仕様の数値を確認しておきます。

組み替え後は、100km前後走ったところで一度増し締めをします。新品ホイールは座面がなじむ過程でわずかに緩む方向に動くため、この一手間を省いた結果として走行中にナットの緩みが出るケースが見られます。エアバルブも消耗品で、ゴム製バルブは紫外線とオゾンで劣化するため、タイヤ交換のタイミングで一緒に新品にしておくと空気漏れのトラブルを避けられます。

車検で問われるホイールの基準とJWL・VIAマークの見方

社外ホイールを選ぶとき、デザインとサイズの次に確認しておきたいのが刻印です。国産の乗用車用アルミホイールには、国土交通省が定める技術基準に適合したことを示す「JWL」の刻印が必要で、これが入っていないホイールは車検に通りません。あわせてよく見かける「VIA」は、日本車輌検査協会の試験に合格した製品に付く任意のマークで、JWLの基準を第三者機関が確認したという位置づけになります。海外通販で流通する格安ホイールにはこの刻印がない製品も混ざるため、リムやディスク裏側の刻印を確認しておくと後から慌てずに済みます。

もう1つの判断ポイントがフェンダーからのはみ出しです。2017年6月22日施行の保安基準改正により、乗車定員9人以下の乗用車では、車軸中心から前方30度・後方50度の範囲において、最外側がタイヤとなる部分に限り10mm未満のはみ出しは突出していないものとみなされるようになりました。ここで見落とされがちなのは、緩和の対象がタイヤのゴム部分だけという点です。ホイールのリムやナット、ホイールキャップがフェンダーより外に出ていれば従来どおり不適合となります。プレオプラスで社外ホイールを選ぶ場合、インセット42mm前後までであれば純正比3mm程度の張り出しにとどまるため、この基準に触れる場面はまず出てきません。

スタッドレス用にもう1セット組むなら13インチと14インチのどちらか

降雪地域でホイールを2セット運用する場合、夏タイヤ用に社外アルミを選び、冬用に純正ホイールを回すという組み方が最も無駄がありません。問題は14インチ純正のL・Gグレードで、13インチへ落とせるかどうかです。プレオプラスは同じ型式内にFグレードという13インチ純正設定があるため、ブレーキ構成が共通であれば13インチのクリアランスは確保できる計算になります。ただしグレードやオプションでブレーキ仕様が異なる場合もあるため、13インチホイールを新規に買う前に、実車でキャリパーとの隙間を確認しておくと確実です。

サイズを落とす利点は2つあります。1つはタイヤの価格で、155/70R13は155/65R14よりも1本あたりの相場が下がり、4本で組むと差がはっきり出ます。もう1つは雪上性能で、同じ幅なら扁平率が高い13インチのほうがタイヤがたわみやすく、雪を噛む感触が得やすい傾向があります。逆に、乾いた高速道路を走る機会が多い場合はふらつきが気になる場面も出てくるため、通勤路が高速中心なら14インチのまま揃えるほうが素直です。冬用ホイールは融雪剤にさらされるため、高価な鍛造よりも塗装が厚めの鋳造ホイールを割り当てるという使い分けが実用的になります。

プレオプラスのホイール交換でよくある失敗例と向き不向き

軽量コンパクトかつ低燃費に振った素性のクルマだけに、ホイール選びの方向性によって満足度の差が出やすい車種です。オーナーから一般的に聞かれるのは「インチアップしたら見た目は良くなったが、街乗りでアクセルが重く感じるようになった」「タイヤが薄くなって段差通過時のゴツゴツ感が増えた」といった声で、外径を大きく変えないサイズを選ぶか、扁平率を維持できる14インチで止めておく判断が無難です。

燃費の面でも影響は数字に出ます。WLTCモードの25.0km/L(2WD)を基準に月1,000km走ると、レギュラー170円/L換算で月々のガソリン代は約6,800円です。仮にインチアップとタイヤ幅の拡大で実燃費が1割落ちた場合は月々約7,550円となり、年間では9,000円ほどの差になります。ドレスアップ費用とは別に、この維持費の変化まで見込んでサイズを決めると後悔しにくくなります。

部品の入手性という点では条件に恵まれた車種です。P.C.D.100・4穴・M12×P1.5・ハブ径54mmという仕様は、ダイハツ ミライースやトヨタ ピクシスエポック、スバル ステラなど近隣車種と共通しているため、社外ホイールのラインナップが厚く、中古の純正ホイールも見つけやすくなっています。走行距離が伸びてくるとハブボルトのネジ山の傷みやテーパー座面の摩耗が出やすくなるため、履き替えのタイミングでナットの座面を目視しておくと、緩みの原因を早めに潰せます。

向き不向きをまとめると、燃費と軽快さを重視するならバネ下が軽い鍛造系が刺さり、見た目と価格のバランスで選ぶなら鋳造のハイバリュー系が向きます。一方で「太く見せたい」「ローダウンして攻めたい」といった方向性には車格的に合わせにくく、無理にワイドサイズや低インセットへ振るとフェンダー干渉と車検不適合のリスクが同時に上がります。プレオプラスの足元は、張り出しではなく軽さとデザインで作るほうが結果的にまとまります。

プレオプラスは装着可能な社外ホイールが豊富!自由にカスタムを楽しもう

プレオプラスのホイールサイズは軽自動車の主流規格と共通しているため、各メーカーから様々なデザイン・カラーを選べます。純正13・14インチをベースに、見た目重視なら15インチと低扁平タイヤで一段引き締め、走りや経済性を重視するなら純正サイズ近辺で軽量アルミに置き換えるなど、優先したい価値で方向性を決めると失敗しにくくなります。サイズとインセット、ナット規格、外径という4つを押さえたうえで、自分の使い方に合った1本を選び、プレオプラスならではの軽快さを足元から仕立て直してみてください。