Nワゴンの維持費

N-WGNの年間維持費はいくら?ノーマルとカスタムターボで比較解説

ホンダN-WGNの維持費は年間いくら?2025年9月一部改良後の最新グレード構成と価格、2026年11月に予定される自賠責保険料改定の影響まで、購入前に知っておきたい情報をまとめました。

N-WGNの年間維持費 ~ ノーマル仕様「L」とカスタムターボ車「カスタムL・ターボ」をモデルケースに概算

2019年8月の発売以降、Honda SENSINGを全車標準装備した安全性の高さと広い室内空間で人気を集めるN-WGN(JH3/4型)の年間維持費を求めます。維持費の概算にモデルケースとして選んだのは、ノーマル仕様のグレード「L」と、9灯式フルLEDヘッドライトなどを標準装備するドレスアップ仕様のカスタムモデル「カスタムL・ターボ」の2グレードです。

N-WGNは2022年9月にマイナーチェンジ(後期型)を実施してグレード構成を整理し、2024年7月には原材料費や物流費の高騰を理由とした価格改定を実施しています。さらに2025年9月の一部改良では、近距離衝突軽減ブレーキの追加やフロントパーキングセンサーの新設、7インチTFT液晶メーターへの変更に加え、新グレード「Lファッションスタイル」とカスタムの特別仕様車「BLACK STYLE」が設定されました。ノーマル仕様かカスタム仕様か、ターボ車にすべきかを検討している方の参考になる情報をお届けします。

N-WGNの特徴とグレード別の主要諸元

2代目N-WGN最大の特徴は、ホンダの軽自動車として初めて渋滞追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を含む「Honda SENSING」を全車標準装備した点です。衝突軽減ブレーキは軽乗用車として初めて横断中の自転車にも対応し、街灯のない夜間の歩行者検知にも対応しています。2022年9月のマイナーチェンジではHonda SENSINGに急アクセル抑制機能が追加され、2025年9月の一部改良では近距離衝突軽減ブレーキが新たに加わりました。整備性の観点では、Honda SENSINGの主要センサーはフロントガラス上部とフロントバンパーに集約されているため、フロントガラス交換時にはカメラの再キャリブレーションが必要になる点は覚えておきたいポイントです。

室内はN-BOXと同じセンタータンクレイアウトを採用し、広い室内空間と使い勝手の良さを両立。ショッピングカートと同じ高さに設定した荷室ボード、濡れた傘も置けるリアシートアンダートレーなど、日常使いを意識した収納の工夫も随所に見られます。

「N-WGN L」と「N-WGN カスタムL・ターボ」の主要諸元
グレード L カスタムL・ターボ
全長 3,395mm 3,395mm
全幅 1,475mm 1,475mm
全高 1,675mm(1,695mm) 1,705mm(1,725mm)
ホイールベース 2,520mm 2,520mm
最小回転半径 4.5m(4.7m) 4.7m
燃費(WLTCモード) 23.2km/L(21.2km/L) 21.2km/L(20.0km/L)
燃料 無鉛レギュラーガソリン 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 4名 4名
車両重量 850kg(910kg) 870kg(930kg)
エンジン S07B 水冷直列3気筒横置 S07B 水冷直列3気筒横置ターボ
総排気量 0.658L 0.658L
タイヤサイズ 155/65R14 165/55R15

():4WD値

N-WGNのグレード構成は2025年9月の一部改良で再び見直されています。ノーマル仕様はターボの設定がなく、標準的な「L」と、専用のオフホワイト塗装ドアミラー・アウターハンドルを装備した「Lファッションスタイル」の2グレード構成です。以前ラインアップにあった廉価グレード「G」は現在廃止されており、中古車を検討する際は年式によって選べるグレードが異なる点に注意が必要です。カスタムモデルは「カスタムL」「カスタムL・ターボ」に加え、黒基調の内外装パーツをまとった特別仕様車「カスタムL特別仕様車BLACK STYLE」「カスタムL・ターボ特別仕様車BLACK STYLE」が用意されています。

カスタムモデルでは9灯式フルLEDヘッドライト・LEDシーケンシャルターンシグナルランプ(フロント)・専用シート・ダーククロームメッキ加飾などを標準装備し、内外装に個性と上質感を与えます。「カスタムL・ターボ」はパワフルな加速を実現するターボエンジンを搭載し、15インチアルミホイールも装備します。試乗すると分かるのは、ターボ車は信号発進や合流時の余裕がノーマル仕様よりはっきりと大きい一方、静粛性ではノーマル仕様がやや有利という点で、日常の使い方によって体感差が変わってきます。

2026年6月時点でのメーカー希望小売価格(消費税込み)は157万6,300円から212万4,100円のレンジで、最安値は「L」(FF)、最高値は「カスタムL・ターボ特別仕様車BLACK STYLE」(4WD)です。実際の販売価格は販売会社が独自に定めているため、正確な最新価格はホンダ公式サイトまたは販売店で確認することをお勧めします。

N-WGN(2025年9月一部改良モデル)グレード別 車両価格の目安
グレード 車両本体価格(税込)
L 約157.6万円~172.2万円
Lファッションスタイル 約167.5万円~182.1万円
カスタムL 約179.4万円~193.9万円
カスタムL特別仕様車BLACK STYLE 約186.0万円~200.5万円
カスタムL・ターボ 約191.3万円~205.8万円
カスタムL・ターボ特別仕様車BLACK STYLE 約197.9万円~212.4万円

※各グレードとも2WD(FF)と4WDで価格が異なります。上記は目安の価格帯です。オプション価格・取付費・登録などに伴う諸費用は別途必要です。最新の正確な価格はホンダ公式サイトでご確認ください。

N-WGNの年間維持費(概算)~「L」は約32.5万円・「カスタムL・ターボ」は約34.5万円

年間走行距離を1万kmと設定して求めた燃料代、自動車税・車検代・任意保険料・駐車場代・諸経費を合算したN-WGNの年間維持費を概算しました。2023年4月以降の自賠責保険料率とレギュラーガソリン170円/L(2026年6月時点の全国平均を参考にした値)で試算した場合、「L」は約32.5万円(初回車検ベース)、「カスタムL・ターボ」は約34.5万円となります。

ノーマル仕様の「L」を選んだのは全グレードで最もユーザーの支持を集めると考えられるため、「カスタムL・ターボ」を選んだのはターボエンジンと専用装備を求めるユーザーから高い評価を受けているためです。オーナーから聞かれる声としては、通勤や買い物中心の使い方であれば「L」の走りで十分満足できるという意見が多く、坂道の多い地域や高速道路の利用が多い方はターボ車の余裕を評価する傾向が見られます。

グレード L カスタムL・ターボ
自動車税 10,800円 10,800円
燃料代(参考値) 73,300円 80,200円
駐車場代 120,000円 120,000円
車検代(年換算) 21,670円(27,870円) 21,670円(27,870円)
任意保険料 72,500円 73,800円
諸経費 26,250円 39,000円
合計金額(目安) 約32.5万円(約33.1万円) 約34.5万円(約35.2万円)

():継続審査時。燃料代は170円/L(2026年6月時点の全国平均を参考にした値)で計算。車検代は2023年4月以降の自賠責料率で算出。任意保険料は条件次第で大きく変わります。

N-WGNを自家用として利用する場合の自動車税は10,800円

軽自動車の自動車税は、自家用・営業用の用途区分と新規登録年月によって決まります。2015年4月1日以降に新規登録した自家用乗用軽自動車には新税率10,800円が適用されます。2019年8月以降に登録されたN-WGN(JH3/4型)はすべて新税率の対象です。

軽自動車の自動車税
用途区分 総排気量 税額
自家用乗用軽自動車 660cc以下(2015年4月1日以降) 10,800円
660cc以下(2015年3月31日以前) 7,200円
営業用乗用軽自動車 660cc以下(2015年4月1日以降) 6,900円
660cc以下(2015年3月31日以前) 5,500円

※グリーン化特例が適用される車両には、新車登録の翌年度にかかる自動車税に対して税の軽減措置が受けられます。
※年度の途中に新規登録した場合は、新規登録の翌月から翌年3月までの月割分を支払います。

年間走行距離1万km・ガソリン170円/Lで試算したN-WGNの年間燃料代は「L」が約7.3万円・「カスタムL・ターボ」が約8.0万円

N-WGNの年間燃料代は「年間走行距離」「燃費」「ガソリン価格」の3項目で概算できます。N-WGNはWLTCモードを採用しており実燃費に近い値とされていますが、渋滞や空調使用、走行パターンによって実際の燃費は変わります。ガソリン価格は原油市況や政府の激変緩和措置の影響で短期間に変動しやすいため、資源エネルギー庁の公表値を参考に定期的に再計算することをお勧めします。

年間走行距離の目安

通勤・通学(往復30km×120日=3,600km)
週1度のお買い物(往復30km×52週=1,560km)
月1度のレジャー(往復400km×12回=4,800km)
合計:3,600km+1,560km+4,800km=9,960km → 10,000km(切り上げ設定)

「L」「カスタムL・ターボ」の年間燃料代(概算値)の算出法

年間燃料消費量
「L」:10,000km ÷ 23.2km/L(FF値)= 431L
「カスタムL・ターボ」:10,000km ÷ 21.2km/L(FF値)= 472L

1年間にかかる燃料代(ガソリン170円/Lで試算)
「L」:431L × 170円/L = 73,270円
「カスタムL・ターボ」:472L × 170円/L = 80,240円

※N-WGNはWLTCモード燃費を採用しているため、カタログ燃費の値をそのまま使用
※ガソリン価格は170円/L(2026年6月時点の全国平均を参考にした値)で設定。最新価格での再計算をお勧めします。

月極駐車場1万円のオーナーを想定した年間駐車場代は12万円

駐車場代は年間維持費のなかで最も個人差が出やすい項目です。自宅に駐車スペースがあれば0円ですが、月極駐車場を借りる場合は大都市と地方で月数万円の差が生じます。ここでは全国平均の月1万円として年12万円で計算しています。実費に近い金額を把握したい方は、実際の月極料金で再計算してください。

全国主要都市の月極駐車場の相場(目安)

東京(23区):30,000円

大阪市:25,000円

横浜市:17,000円

名古屋市:11,000円

福岡市:11,000円

札幌市:10,000円

全国の平均相場:10,000円

N-WGNの車検代 ~ 年換算では初回時が約2.2万円・継続審査時が約2.8万円(2023年4月以降の自賠責料率で算出)

車検代は法定費用(自賠責保険料・重量税・印紙代)と、ディーラーや整備工場に支払う代行手数料・整備費用で構成されます。2023年4月の自賠責保険料改定により法定費用の合計が従来から変わっています。

N-WGNの法定費用(2023年4月以降の自賠責料率適用)
車検の有効期間 3年(初回) 2年(継続)
自賠責保険料 24,010円(37ヶ月) 18,040円(25ヶ月)
重量税(エコカー外) 9,900円 6,600円
印紙代 1,100円 1,100円
合計 35,010円 25,740円

※エコカー減免が適用される場合は重量税が大幅に軽減または免除されます。N-WGNはグレードによってエコカー減免の適用区分が異なるため、購入時に確認してください。

大きな故障を伴わないケースを想定して代行手数料・整備費用を一律3万円として計算すると、N-WGNの初回車検費用は65,010円、継続車検費用は55,740円となります。年換算ではそれぞれ21,670円(65,010円÷3)と27,870円(55,740円÷2)です。

車検の有効期間 3年(初回) 2年(継続)
法定費用 35,010円 25,740円
代行手数料・整備費用(目安) 30,000円 30,000円
合計 65,010円 55,740円
年換算 21,670円 27,870円

※代行手数料・整備費用は故障の有無や依頼先によって大きく異なります。上記はあくまでも目安です。ディーラー車検は割高になりやすい一方で純正部品による整備の安心感があり、車検専門店やユーザー車検は費用を抑えやすい代わりに整備内容の確認は自分でしっかり行う必要があります。

N-WGNの重量税 ~ エコカー外の場合は初回3年分で9,900円・継続2年分で6,600円

重量税は軽自動車であれば車両重量に関わらず一律額が定められており、車検の有効期間分をまとめて支払います。エコカー外の場合、新車購入時の初回車検(3年分)は9,900円、継続車検(2年分)は6,600円です。エコカー減免が適用される場合は税額が大幅に軽減または免除されます。登録から13年・18年が経過すると重量税が加算されます。

自動車重量税(軽自動車)
エコカー外 エコカー
税率 減税無し 本則税率 25%減税 50%減税 75%減税
3年(新車初回) 9,900円 7,500円 5,600円 3,700円 1,800円
2年(継続審査) 6,600円 5,000円 3,700円 2,500円 1,200円

※登録から13年・18年が経過すると重量税が加算されます。
※エコカー減免制度が適用される車であれば、税額が免除または一定割合減免されます。
※重量税は車検証の有効期間分を一括して支払います。

N-WGNの自賠責保険料 ~ 2023年4月以降は37ヶ月加入で24,010円・25ヶ月加入で18,040円

自賠責保険は公道を走るすべての車両への加入が法律で義務付けられています。2023年4月の料率改定で軽自動車の保険料が大幅に引き下げられ、N-WGNを新車で購入した場合の初回は37ヶ月加入(24,010円)、継続車検時は25ヶ月加入(18,040円)となっています。この料率は2026年10月31日までに保険期間が始まる契約に適用されるものです。

金融庁は2026年4月30日、自動車損害賠償責任保険審議会において全車種平均6.2%の保険料引き上げを正式に決定しており、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から新料率が適用されます。13年ぶりの引き上げとなり、これから車検やN-WGNの新車購入を控えている方は、車検・登録のタイミング次第で自賠責保険料が変わる可能性がある点を押さえておくと安心です。

2017年4月1日以降、2020年3月31日以前の軽自動車自賠責保険料(旧料率・参考)
軽自動車 保険期間
37ヵ月 36ヵ月 25ヵ月 24ヵ月 13ヵ月 12ヵ月 1ヵ月
35,610円 34,820円 25,580円 25,070円 15,960円 15,130円 5,840円
2023年4月1日以降、2026年10月31日以前の軽自動車自賠責保険料(現行料率)
軽自動車 保険期間
37ヵ月 36ヵ月 25ヵ月 24ヵ月 13ヵ月 12ヵ月 1ヵ月
24,010円 23,520円 18,040円 17,540円 11,950円 11,440円 5,740円

※新車を購入した場合は、自賠責保険は37ヶ月加入となります
※車検を通すには自賠責保険に加入する必要があります
※2026年11月1日以降の始期契約分からは、金融庁の審議会で了承された新料率(全車種平均6.2%引き上げ)が適用されます
※沖縄・離島は除く

N-WGNの車検を指定工場に依頼した場合の印紙代は1,100円

印紙代は車検の適合性を公的機関に認定してもらう際の手数料です。指定工場(保安基準適合証を発行できる工場)に依頼した場合は、普通車・軽自動車を問わず一律1,100円となります。

指定工場 1,100円(一律)
認定工場 軽自動車:1,400円
5ナンバー:1,700円
3ナンバー:1,800円

車両保険あり・10等級・26歳以上の条件で試算した任意保険料は「L」が約7.3万円・「カスタムL・ターボ」が約7.4万円

任意保険は自賠責保険では補えない人身事故・物損事故に備えて多くのドライバーが加入します。保険料は等級・年齢・補償内容・車両の型式別料率クラスなどで大きく変動します。以下の条件で概算した参考値です。

  • 年齢26歳以上
  • 年間走行距離11,000km以下
  • 対人賠償・対物賠償ともに無制限
  • 10等級
  • ゴールド免許保有

N-WGNは車両価格帯から20代後半でも新車購入しやすい車種と判断し、加入者年齢は26歳以上と設定。車両保険あり・等級10などの条件でシミュレーションした結果、「L」は72,500円(車両保険なし:32,500円)、「カスタムL・ターボ」は73,800円(車両保険なし:32,800円)となりました。なお大手損害保険会社では2025年10月以降、修理費用の高騰などを背景に任意保険料の値上げが相次いでいるため、実際に見積もりを取る際は上記より高めに出るケースが多い点に注意してください。

N-WGNの任意保険料の見積り額(参考値)

  • 「L」:72,500円(32,500円)
  • 「カスタムL・ターボ」:73,800円(32,800円)

※()内は車両保険なしの金額
※実費に近い保険料を把握したい方は、ご自身の条件設定に合わせて再計算することをお勧めします

タイヤ購入費とオイル交換代を含む諸経費は「L」が約2.6万円・「カスタムL・ターボ」が約3.9万円

夏用・冬用タイヤの年間積立購入費とエンジンオイル・エレメント交換費用を合算した諸経費は、「L」が26,250円・「カスタムL・ターボ」が39,000円となりました。バッテリー交換やエアコンフィルターの交換が必要な場合はさらに加算が必要です。整備性の面では、N-WGNはエンジンルームの余裕があるためオイル・バッテリー交換自体は取り組みやすい部類ですが、ターボ車はオイル劣化の進みが早く、交換サイクルを守らないとタービン周りの摩耗が早まりやすい点は覚えておきたいところです。

N-WGNのグレード別 諸経費(概算値)
グレード L カスタムL・ターボ
タイヤ購入費(年換算) 18,250円 25,500円
オイル・エレメント交換代 8,000円 13,500円
合計 26,250円 39,000円
タイヤを4年周期で購入した場合の年間積立金は「L」が約1.8万円・「カスタムL・ターボ」が約2.6万円

タイヤは走行によって摩耗・劣化する消耗品で、定期的な新品交換が必要です。N-WGNはアジャイルハンドリングアシストなどの装備でタイヤへの負担を抑える設計となっているため、4年サイクルで交換することを想定して1年間の積立金を計算します。

N-WGN(2代目)新品タイヤの購入費の内訳(目安)

夏タイヤ:4本セット安値相場 36,000円(155/65R14)/46,000円(165/55R15)

冬タイヤ:4本セット安値相場 37,000円(155/65R14)/56,000円(165/55R15)

合計:73,000円(155/65R14)/102,000円(165/55R15)

※タイヤ価格は銘柄・時期によって変動します。購入時の最新価格でご確認ください。(2026年調べ)

上記の合計額を4年で割ると、年間積立金は18,250円(73,000円÷4)と25,500円(102,000円÷4)となります。

グレード L カスタムL・ターボ
タイヤサイズ 155/65R14 165/55R15
タイヤ購入費(夏+冬) 73,000円 102,000円
年換算(÷4) 18,250円 25,500円
オイル・エレメント交換費用 ~ NAエンジン搭載の「L」は年間8,000円・ターボ車「カスタムL・ターボ」は13,500円

S07B型エンジンのコンディションを良好に保つためには定期的なオイル・エレメント交換が必要です。ホンダはターボ車のオイル交換目安を5,000kmまたは6ヶ月ごと、NAエンジン搭載車は10,000kmまたは6ヶ月ごとと推奨しています。エレメントは両グレードとも年1回の交換を想定して計算します。

N-WGNのオイル・エレメント交換費用の内訳

「カスタムL・ターボ」(ターボ車)
オイル交換(年2回):5,000円×2=10,000円
エレメント交換(年1回):2,000円
作業工賃:1,500円
合計:13,500円

「L」(NAエンジン)
オイル交換(年1回):5,000円
エレメント交換(年1回):2,000円
作業工賃:1,000円
合計:8,000円

※金額はディーラーやガソリンスタンドなど依頼先によって異なります。工賃は1作業あたり500円で計算。

同クラスの軽自動車と比べたN-WGNの維持費の位置づけ

軽自動車同士であれば自動車税・重量税はほぼ同額になるため、車種による年間維持費の差は主に「燃費」「任意保険料」「駐車場代」の3項目に集約されます。N-WGNは軽ハイトワゴンのなかでも燃費性能が安定しているタイプで、街乗り中心であれば大きな出費にはなりにくいというのが実際のオーナーからよく聞かれる感想です。一方で、N-BOXなど全高がより高いモデルと比べると室内の余裕はやや控えめなので、日常の使い勝手と維持費のバランスを比較しながらグレードを選ぶのが後悔しないコツといえます。長距離移動や高速道路の利用が多い方はターボ車の余裕を評価しやすく、街乗り中心で燃費を優先したい方はノーマル仕様のほうが向いているというのが購入前に押さえておきたいポイントです。

N-WGNの維持費に関するよくある質問

Q. N-WGNの年間維持費はどれくらいが目安ですか。
年間走行距離1万km・月極駐車場1万円という条件では、「L」で約32.5万円、「カスタムL・ターボ」で約34.5万円が目安です。自宅に駐車スペースがある場合は年間駐車場代の12万円がまるごと不要になるため、体感の負担は大きく下がります。

Q. ノーマル仕様とカスタム仕様で維持費に大きな差はありますか。
自動車税・重量税・自賠責保険料は同額ですが、燃費とタイヤサイズ、オイル交換頻度の違いから年間で1万円台後半から2万円程度の差が生まれます。見た目や装備の好みに加えて、この差を踏まえてグレードを選ぶオーナーも少なくありません。

Q. 中古のN-WGNを購入した場合、維持費はどう変わりますか。
新車購入時と税額の仕組みは同じですが、登録から13年・18年を超えた車両は重量税や自動車税が重課されるため、年式が古い個体では税負担が増える点に注意が必要です。また中古車では前オーナーの整備履歴が分からないケースもあるため、購入前にオイル漏れやタイミング系部品の状態を確認しておくと、想定外の整備費用を避けやすくなります。

安全装備が充実したN-WGNでノーマル仕様かカスタム仕様か・ターボかNAかを選ぶ際は維持費も考慮しよう

Honda SENSINGを全車標準装備し、2022年9月のマイナーチェンジで急アクセル抑制機能を追加、2025年9月の一部改良では近距離衝突軽減ブレーキやフロントパーキングセンサーの追加、新グレード「Lファッションスタイル」やカスタムの特別仕様車「BLACK STYLE」の設定など、N-WGNは安全装備とデザインバリエーションの両面で進化を続けています。かつて設定のあった廉価グレード「G」は現在廃止されているため、中古車を検討する際は年式ごとのグレード構成の違いも確認しておくと安心です。

N-WGNを選ぶ際は、ノーマル仕様とカスタム仕様の内外装の違い、NAエンジンとターボエンジンの走行性能の差だけでなく、タイヤサイズやオイル交換頻度の違いから生まれる年間数万円の維持費差も判断材料の一つになります。通勤や買い物中心で燃費を重視したい方には「L」、長距離移動や個性的なスタイルを重視する方には「カスタムL・ターボ」が向いているといえるでしょう。特に駐車場代・任意保険料は地域や条件によって大きく変動し、2026年11月には自賠責保険料の引き上げも予定されているため、ご自身の状況に合わせて実費に近い金額で再計算することをお勧めします。