N-ONEの内装は選ぶ楽しみがいっぱい!室内空間やシートデザイン
Nシリーズ第3弾として登場したN-ONEは、2012年11月に発売を開始した軽自動車です。
N-ONEのグレードは大きく分けるとスタンダード・セレクト・プレミアム・RSの4タイプで、その中で低全高モデルの「ローダウン」やターボ付きの「ツアラー」などさらに区分されています。Nシリーズの中では最もコンパクトなモデルですが、グレードのラインナップが豊富で自分のイメージに合うデザインを選ぶ楽しみがあるクルマです。
自分好みのスタイルによってセレクトできるN-ONEの内装を、室内空間・インテリアカラーのバリエーション・収納スペース等を中心に詳しく解説していきます。
N-ONEに特別仕様車「ホワイトクラッシースタイル」が登場!優しいパステルカラーに白色を利かせた内外装が魅力
2018年11月2日より、ホンダN-ONEの特別仕様車「WHITE CLASSY STYLE(ホワイトクラッシースタイル)」が発売されました。可愛らしいエヌワンのエクステリア・インテリアに清潔感と上品さが加えられています。
N-ONEホワイトクラッシースタイルの内装は、白で統一された爽やかなインテリアデザインが特徴です。派手過ぎず地味過ぎない、程よいシンプルさでドライバーの心を満たします。
ホワイトクラッシースタイルの内装シートには、パステルカラーのボディカラーにもマッチした優しいホワイトアイボリーのトリコットシートが設定されています。運転席・助手席だけでなく、リアシートに座るゲストも居心地の良さを体感できます。
特許技術「センタータンクレイアウト」を採用し広々とした室内空間づくりに貢献
「センタータンクレイアウト」とは、燃料タンクをフロントシートの下部に納めるというホンダ独自の特許技術です。この合理的な技術によって、N-ONEの持ち味であるコンパクトさとゆとりのある室内空間の両方を維持しています。
フロントシートの背面を後部座席に乗る人の膝に沿わせて形取ることで、リアシートでも足を組めるほどのゆとりを生み出しています。
高い視認性でドライバーの安全運転をサポートするインパネ周りはメーターの違いに注目!
N-ONEスタンダードのコックピットに注目してみると、計器類やインパネ周りは立体感のある構造となっています。ホワイトの照明が細かな数字もクリアに表示しているので、ドライバーは重要な走行情報を逃さずキャッチできます。インパネ周辺はセレクトグレードも同じデザインとなります。
プレミアムグレードのメーターはスタンダードやセレクトと同じくホワイトの照明が使用されていますが、スタンダードと比較すると盤面がブラックに変更されており、カジュアルさが抑えられています。シンプルですがスタイリッシュな印象です。
RSのコックピットには赤のイルミネーションをアクセントに採用しています。力強い走りを予感させるスポーティなデザインがかっこいいです。
スマホとの連携が可能なディスプレイオーディオはメーカーオプションで装備可能
スマートフォンとの連携によりカーナビとして使えるディスプレイオーディオは、メーカーオプションでスタンダードとスタンダードLに装着可能です。Bluetooth接続でスマートフォンの音楽を聴いたり、ハンズフリー通話もできます。明るくクリアなディスプレイで見やすさも考慮されています。
N-ONEのシートバリエーションは4種類からセレクト
エヌワンのシートデザインは、スタンダード・セレクト・プレミアム・RS の4つのグレードにそれぞれ対応する形で設定されています。ステアリングやパネル類も各シートに合わせてコーディネートされています。
スタンダードは優しい色合いでシンプルを極めたインテリアカラー
温かくナチュラルな風合いを出しているスタンダードのシートデザインは、スタンダード・スタンダードローダウン・スタンダードL・スタンダードローダウンL・スタンダードツアラーに適用されます。シートにはブルーが織り込まれたモカカラーのトリコット素材を使用しています。スタンダードとスタンダードローダウンのドアパネルはブラウンですが、それ以外はホワイトアイボリーが設定されています。
ステアリングホイールにはホワイトアイボリーのパネルを使用し、優しい雰囲気に仕上がっています。インパネ周りもホワイトカラーのイルミネーションが優しく光り、ハイコントラストで見やすい大きめのメーターが配置されています。
セレクトの内装はカフェのようなおしゃれな室内空間が広がる
セレクトの内装は、木のぬくもりが感じられるメープルブラウンのコンビシートです。メープルカラーで乗員全員がほっと安らげるような癒しの空間を演出してくれます。
インパネやドアパネルにはメープルウッド調のパネルを採用しており、内装の上質感を引き立てています。こちらはN-ONEのセレクト・エレクトツアラーに対応します。
プレミアムはブラックカラーで統一することで引き締まった印象の内装に
黒一色でまとめられたプレミアム・プレミアムツアラー専用のインテリアシートは、ジャージファブリック(布)とプライムスムースを融合して作られました。
ブラックウッドの木目調パネルはシートとの統一感があり非常にマッチしています。ステアリングホイールは本革巻で手に吸い付くような握り心地でハンドル操作性も向上しそうです。
RSはレーシングモデルらしいエネルギッシュな走りを予感させる内装
オーナーのスポーツマインドを刺激するRS専用の内装は、ブラックとシルバーグレーのコンビシートです。シートにはプライムスムースと厚みのあるダブルラッセルを使用しています。
インパネやステアリングのステッチにはレッドカラーをアクセントとして使用し、よりスポーティさを前面に押し出しています。レーシーな雰囲気がN-ONEでの運転をもっと楽しくさせてくれます。
N-ONEの快適装備で季節を問わず居心地の良い空間に
プラズマクラスター技術搭載のフルオートエアコンディショナーは全タイプに標準装備されていて、ボタンもわかりやすく操作性に優れて、寒い日も暑い日も快適な車内温度を保ちます。
エヌワンは、スタンダードとスタンダードLを除く全てのグレードに「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」を設定しています。特殊なガラス素材が熱さの原因となる紫外線(UV)と暑さの原因となる赤外線(IR)をカットし、冷房効果をアップさせます。
運転席・助手席のシートヒーターはスタンダード(4WD)・スタンダードL・セレクト(4WD)・セレクトツアラー・プレミアム(4WD)・プレミアムツアラー(4WD)に設定されています。
軽自動車では初の試み!遮音機能付フロントウインドウガラスで耳障りなノイズを排除
遮音機能のあるフロントウインドウガラスはエヌワンの全グレードに標準搭載されており、走行中の不快なエンジン音を最小限に抑えます。車内の静粛性を向上することで、より快適なドライビングを心ゆくまで満喫できます。
小さく見えて収納スペースは広く確保!大きな荷物も積みやすい
4人が乗車した状態でも荷室容量はしっかり確保されているN-ONE。荷室の床下にも収納スペースがあるので、工具類を収納するのに使えます。
リアシートを倒せばフラットな収納スペースがさらに広がります。スノーボードやトランクなどの大きな荷物も、高く持ち上げなくてもスムーズに積載できます。
また、リアシートは背もたれを倒すだけでなく、はね上げて使うというのもひとつの方法。テールゲートからではなく横から荷物を積みたいときに便利です。シートアレンジ次第で様々な活用法が見つかります。
N-ONEの内装は高いデザイン性とバリエーションの豊富さが魅力!
UV・IRカットパッケージやプラズマクラスター技術を搭載したエアコンなど、女性に嬉しい装備も盛りだくさんのN-ONEですが、デザイン性の高いスタンダードモデルから走りを楽しめるRSモデルまでを設定するなど、男女問わずターゲット層を広げて選べるスタイルとなっていることが人気の一要因として挙げられます。