N-BOXのモデルチェンジ情報 アウトドアに最適な派生車種JOY導入

2代目N-BOXに電動パーキングブレーキなどを追加装備する一部改良を2021年12月16日発表

ブラックのアクセントカラーが魅力のN-BOXカスタム STYLE+ BLACK

N-BOXの弱点は、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが搭載されていないことです。同じくホンダが発売するN-ONEやN-WGN、ライバルのタントなども電動パーキングとブレーキホールドを標準装備しています。

2021年12月16日にN-BOXが一部改良を受け、これらの快適装備を全てのグレードに追加しました。
オートブレーキホールドがないために購入を見送っていた方には朗報で、軽自動車販売数日本一のN-BOXの販売台数をさらに加速させるかもしれません。また一部改良でN-BOX発売10周年を記念する特別仕様車STYLE +BLACK（スタイルプラスブラック）を設定します。

電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドを標準装備することで、追従式のクルーズコントロール（ACC）が従来の30km/h以上の使用制限がなくなり全車速対応に。
車両価格は19,800円値上がりしますが、価格以上に便利な機能を搭載し、長距離ドライブも快適になる一部改良内容です。

N-BOXが2020年12月24日にビッグマイナーチェンジ 電動パーキングブレーキとブレーキホールドは採用されず

2020年のマイナーチェンジからN-BOXカスタムのナンバープレートが中央に配置されるようになった

N-BOXがマイナーチェンジでエクステリアとインテリアを刷新、ボディカラーに2トーンを設定するコーディネートスタイルを設定しています。
マイナーチェンジしたモデルは2020年12月24日に発売、軽自動車の販売台数でトップを走り続けるN-BOXの勢いが更に増すでしょう。

注目されるのが、2トーンのボディカラーを選択できるコーディネートスタイルで、インテリアも専用の特別カラーになります。
2019年にコンパクトミニバンのフリードに、2020年には4代目のフィットにラインナップしたクロスオーバータイプのクロスターが、N-BOXにも追加されるという噂がありましたが、クロスターの追加はありませんでした。

N-ONEやN-WGNに採用している、信号待ちなどでブレーキを保持するオートブレーキホールドや、電動パーキングブレーキは搭載されず、全車速に対応するレーダークルーズコントロールも非搭載なので、次回のフルモデルチェンジに期待しましょう。

N-BOXは2トーンのコーディネートスタイル専用カラーを設定

N-BOXには通常のモノトーンカラーが8色、コーディネートスタイル専用の2トーンカラー3色を設定します。N-BOXカスタムには6色のモノトーンカラーと、3色の専用2トーンカラーを設定します。

N-BOXが発売される前に噂された情報など

2020年12月24日にマイナーチェンジするN-BOXですが、改良前には様々な噂がありました。N-BOXの次期モデルについて、特別仕様車や販売台数に関係するニュースなど、2020年のマイナーチェンジ前の情報について解説します。

N-BOXが2019年度の新車販売台数ナンバー1に！

ホンダの軽トールワゴンN-BOXが、2019年度（2019年4月～2020年3月）の新車販売台数が247,707台に。新車販売台数で3年連続第1位となりました。軽自動車の新車販売台数では5年連続1位となります。
2019年度にはタントやルークス/eKスペースなど強力なライバル車の発売もありましたが、堂々の首位獲得となりました。

ホンダ・N-BOXが2019年上半期の販売台数で1位を獲得！

一般社団法人 全国軽自動車協会連合会が発表したデータで、ホンダ・N-BOXが2019年度（1～12月の、登録者を含む新車販売台数で第一位となりました。

2017年で2代目を迎えたN-BOXは軽四としては5年連続で首位を獲得しており、今回の2019年1月から12月の新車販売台数は253,500台。この数字は過去最高となります。
2011年に登場して以来、コンスタントに売り上げを伸ばし続けているN-BOX。
2019年には一部改良が施され、安全性や快適性をアップ。今後の躍進にも期待がかかります！

ホンダ・N-BOXが一部改良し安全性能や快適装備を強化

2019年10月3日にモデルチェンジを発表したN-BOX 10月4日より発売

ホンダのN-BOXが2019年10月3日に一部改良を公表しました。今回、エクステリアについてはデザインの変更は行われず、主にHonda SENSINGの性能向上や快適機能の充実化を図っています。

Honda SENSINGの衝突軽減ブレーキは自転車にも対応し、夜間の歩行者検知の精度を向上。さらにリアワイドカメラの画素数アップで安全性能を高めました。
左右独立式リアセンターアームレストや運転席and助手席シートヒーターなど、一部グレードにのみ搭載されていた快適機能を標準装備としています。

また、N-BOX Customの「G・Lターボ Honda SENSING」「G・EXターボ Honda SENSING」に本革巻セレクトノブを設定。より質感の高いインテリアとしています。

開発が凍結されていると噂されていた次期型「N-BOX」が2020年夏にマイナーチェンジの情報が!?

ホンダが軽自動車市場から撤退するという衝撃的な噂が駆け巡った時期がありましたが、ここにきて「N-BOX」がマイナーチェンジをするという情報が入りました。売れに売れまくったN-BOXの開発が凍結しているという噂があっただけに、ちょっと嬉しい情報になりました。

現行型「N-BOX」のエクステリア

エクステリアについては大きな変更点はないと予想します。ヘッドライトもこれまでとおり、グレードによってハロゲンやLEDに分かれていることに変更はありませんが、フロントグリルのデザインが若干変わるようです。これまではグリル部分のメッキが目を引くデザインでしたが、マイナーチェンジではほとんどメッキ類を採用しないとのことです。

現行型「N-BOXカスタム」のエクステリア

「N-BOXカスタム」については、同じく大きなエクステリアでの変更はありませんが、ノーマル仕様の「N-BOX」とは反対に、メッキが多く使われるとのことで、ノーマルとカスタムの違いがひと目で分かるようになると考えます。

新しく搭載されると思われる機能ですが、基準となるのは「N-WGN」になる模様で、標準装備となるのは以下のとおりです。また、「N-WGN」にはない機能が「N-BOX」に追加されるとのことなので、分かり次第お知らせしていきます。

ホンダが軽自動車市場を撤退する可能性 次期N-BOXの開発は凍結されたという情報も

ホンダが軽自動車市場を撤退するという衝撃的な噂があります。ホンダと言えば、日本一売れている自動車のN-BOXを販売していますが、撤退の流れを受けて次期N-BOXの開発も凍結されたということです。
軽自動車は1台あたりの利益率が低く、日本独自規格で製造されているので輸出ができないことに加え、安全性や環境性能に不安があるため海外輸出も積極的に行われません。

ホンダにとってN-BOXはいくら売れる軽自動車でも、乗用車の替わりにはならないのかもしれません。また、軽自動車規格が無くなるのではないか、という噂も広がっています。 ホンダは軽自動車市場撤退に併せて、生産体制と国内営業網の見直し・再編を行う予定です。

Nボックスに特別仕様車「カッパーブラウンスタイル（COPPER BROWN STYLE）」を2018年11月1日追加

流行色のカッパーを内外装に取り入れたN-BOXの特別仕様車「カッパーブラウンスタイル」

Nボックスに2018年11月1日初めて特別仕様車が追加、同年11月2日から販売します。ベースになグレードは「G・L」「G・EX」「G・L ターボ」「G・EX」でそれぞれのグレードに特別仕様車「カッパーブラウンスタイル」が追加しています。
内外装の各所にカッパーブラウンを取り入れ上品なスタイリングになっています。ボディカラーはルーフとドアミラーにカッパーブラインを配色した2トーンカラーを採用、組み合わせは「プラチナホワイト・パール＆カッパー」と「クリスタルブラック・パール＆カッパー」です。

N-BOXのエクステリア・シーケンシャルウインカーを搭載

フルモデルチェンジ後のN-BOXでは、フロントフェイスの変更、リアテールランプの形状変更、カスタムグレードでは、リフレクターが横から縦方向にデザインが変わります。また、リアクォーターガラスの形状が変更されています。ガソリン給油口は初代と同様に左側にあります。

N-BOX

N-BOXカスタム

ヘッドライト形状が大きく変わり、N-BOXではN-ONEと同様のリング型ホワイトLEDポジションランプ、プロジェクタータイプのヘッドライトを装備しています。

また、N-BOXカスタムでは、面発光のホワイトLEDポジションランプがヘッドライトのエッジに沿うように配置されています。メッキパーツを挟み、上部がウィンカー、下部がヘッドライトになっている2段タイプのヘッドライトを装備しています。

N-BOXのリアビューでは、リアコンビランプがクリアタイプからレッドタイプへの変更、リフレクターの追加、ホンダエンブレムがメッキパーツから独立しています。

他に、カスタムグレードでは、リフレクターが横方向から縦方向に変更、ホンダエンブレムがメッキパーツから独立、リアコンビランプのデザインが変更され、メッキパーツとの親和性が高まっています。

N-BOXカスタムのシーケンシャルウインカー

また、N-BOXカスタムにはトヨタのC-HRやハリアー、レクサスのLXやRXに搭載されているシーケンシャルウインカーが標準装備されました！ホンダだけではなく、軽自動車では初めてのシーケンシャルウインカーですので人気が出ること間違いありません。

N-BOXのボディカラー

フルモデルチェンジされるN-BOXでは、モノトーンカラー10色、ツートンカラー4色の全14色が設定されました。

• プレミアムホワイトパール2
• ルナシルバーメタリック
• クリスタルブラックパール
• プレミアムピンクパール（N-BOX限定色）
• プレミアムアイボリーパール
• プレミアムアガットブラウンパール
• プレミアムイエローパール2
• ブリリアントスポーティブルーメタリック
• モーニングミストブルーメタリック
• ブリティッシュグリーンパール
• プレミアムピンクパール・ホワイト
• プレミアムアガットブラウンパール・ホワイト
• プレミアムイエローパール2・ホワイト
• プレミアムアイボリーパール・ブラウン

N-BOXのツートンカラーは、「G・Honda SENSING」グレードを除いたグレードに設定されている点に注意が必要です。また、「プレミアムピンクパール」は、N-BOXだけの設定でカスタムにはない特別なボディカラーです。

N-BOXカスタムのボディカラー

N-BOXカスタムではモノトーンカラー7色、ツートンカラー5色の全12色が設定されています。

• プレミアムホワイトパール2
• ルナシルバーメタリック
• シャイニンググレーメタリック（N-BOXカスタム専用色）
• クリスタルブラックパール
• プレミアムグラマラスブロンズパール（N-BOXカスタム専用色）
• ブリリアントスポーティブルーメタリック
• プレミアムベルベットパープルパール（N-BOXカスタム専用色）
• プレミアムホワイトパール2・ブラック
• ミラノレッド・ブラック
• ブリリアントスポーティブルーメタリック・ブラック
• プレミアムグラマラスブロンズパール・シルバー
• クリスタルブラックパール・レッド

「シャイニンググレーメタリック」「プレミアムグラマラスブロンズパール」「プレミアムベルベットパープルパール」の3色は、N-BOXにはないカスタム専用のボディカラーです。

N-BOXのインテリア

フルモデルチェンジするN-BOXのインテリアは、メーター類の位置変更、オートエアコンの位置およびデザインの変更、パネルシフトの独立化、プッシュスタートのボタン位置変更、運転席・助手席のエアコン吹き出し口の位置変更、助手席側にUSBソケットの追加があります。

N-BOXのコクピット

N-BOXカスタムのコクピット

N-BOXでは落ち着いた内装カラーのアイボリー、カスタムではスポーティでシックなブラック内装が使われていることが分かります。他に、カスタムでは、シート素材がファブリック素材と革素材のコンビシートになっているのが分かります。

初代N-BOXのインテリア

初代N-BOXカスタムのインテリア

助手席に設置されているドリンクホルダーが収納式になり、メーターのデザインが3連リングから全て一体のデザインに変わっているのが分かります。また、ステアリングデザインが変更され、スイッチ類が増えています。

また、インテリアカラーはN-BOX、N-BOXカスタムともに2種類あり、N-BOXにはトリコットシートが、N-BOXカスタムにはトリコットシートとプライムスムースとトリコットのコンビシートが用意されています。

• ベージュ・ブラウン・トリコットシート（N-BOXベンチシート仕様）
• ベージュ・ブラウン・トリコットシート（N-BOXスーパースライドシート仕様）
• ブラック・トリコットシート（N-BOXカスタム）
• ブラック・プライムスムース・トリコットコンビシート（N-BOXカスタム）

N-BOXカスタムのプライムスムース・トリコットのコンビシートは、ターボHonda SENSING仕様車に適用される特別なインテリアです。

N-BOXのシートアレンジ

フルモデルチェンジされるN-BOX・スーパースライドシート仕様車には、助手席が570mmスライドする仕様になっていて、後部座席により近づくよう設計されています。

後ろにずらすだけではなく、前にずらすことで後部座席から運転席へ移動できるようになり、運転席のドアを開ける余裕がない時など、助手席側のスライドドアから乗り込みやすくなっています。

他には、前後の人同士で会話がしやすくなったり、助手席を後ろにずらしておくことで、運転用のシューズからハイヒールに履き替えやすくなり、そのまま助手席側から降りることも可能です。

ハイヒールを履いて出かけるシチュエーションなど、男性だけではなく女性も運転することを考え抜いて設計されたN-BOXは、ホンダの心遣いが感じられる1台です。

N-BOXは安全装備のホンダセンシングを標準装備

2017年8月31日にフルモデルチェンジされるN-BOXには、全車標準装備で「Honda SENSING」が搭載されます。

「衝突軽減ブレーキ」「路外逸脱抑制機能」「アダプティブ・クルーズ・コントロール」など、追突や車線はみ出しによる正面衝突を回避支援する機能の他にも、「誤発進抑制機能」「先行車発進お知らせ機能」「標識認識機能」など、うっかりミスを防ぐ機能が8つ備わっています。

後方誤発進抑制機能

オートハイビーム

後方に障害物があり発進の際にリバースギアのままアクセルを踏んだ時に、障害物へ突っ込まないよう抑制する「後方誤発進抑制機能」や、歩行者や前走車を検知して自動的にハイ・ロービームを切り替える「オートハイビーム」が、N-BOXに搭載されています。

両手が塞がっている時でも開閉ができるよう、車体下に足をかざすだけでパワースライドドアが開く機能「ハンズフリースライドドア」がディーラーオプションで装備されました。

N-BOXに搭載されるエンジン

フルモデルチェンジされたN-BOXに搭載されるエンジンは「S07A」ではなく「S07B」と呼ばれるエンジンが搭載されました。NAエンジンは「i-VTEC」を装備して燃費が27.0km/L、ターボエンジンは25.6km/Lになり、NA車は1.4km/L、ターボ車は1.8km/L燃費が伸びました。

初代N-BOXに搭載されていたエンジン「S07A」は、他のNシリーズにも順次搭載されてきたエンジンなので、今後他のNシリーズがフルモデルチェンジする際には、「S07B」が搭載されると考えられます。

N-BOXの価格帯

N-BOXには、「ベンチシート仕様・スーパースライドシート仕様」「NA仕様・ターボ仕様」と、大きくわけて4つのグレードが存在します。

安全装備であるHonda　SENSINGは車種によりますがオプション価格が10万円～20万円ほどで、エンジンの搭載をふまえると、ベンチシート仕様は初代よりも10万円、スーパースライド仕様は20万円ほどアップした価格帯になりました。

※初代N-BOXにはHonda　SENSINGが搭載されていません。
※（）内は4WDモデルの価格

※初代N-BOXカスタムにはHonda SENSINGが搭載されていません。
※（）内は4WDモデルの価格

N-BOXのフルモデルチェンジで更に安全性が増した車へ

初代モデル末期の2017年7月でも、軽自動車の新車売上台数ナンバー1を独走しているN-BOXが2023年フルモデルチェンジにてホンダセンシングをアップデート。

老若男女問わずユーザーが多いN-BOXに、最新の予防安全ホンダセンシングが加わることで事故に遭う可能性も減りることでしょう。
モデルチェンジ後は、スズキのスペーシアギアや三菱のデリカミニ、ダイハツのタフトなどアウトドア系の無骨なモデルにも期待しましょう。