MAZDA3の維持費

MAZDA3の維持費をエンジン種類の異なる各グレードで徹底比較

MAZDA3の年間維持費を任意保険料や燃料代を内訳として概算。次世代ガソリンエンジンであるSKYACTIV‐Xを搭載する「20X プロアクティブ」は約42. 4 万円、SKYACTIV‐Gを採用する「20S プロアクティブ」は約44.4万円、SKYACTIV‐Dを導入する「18XD プロアクティブ」は約42.2万円。

MAZDA3の年間維持費を搭載するエンジン種類の異なる各グレード別に求めて徹底比較

次期フルモデルチェンジで誕生する「MAZDA3ハッチバック」の年間維持費を、1.8Lディーゼルエンジンを搭載する「18XD プロアクティブ」、2.0L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する「20S プロアクティブ」、次世代ガソリンエンジン(SKYACTIV‐X)を採用する「20X プロアクティブ」といった魅力的なパワートレインを導入するグレード別に求めました。

日本では、アクセラという車名で親しまれているマツダの世界戦略車は、次期フルモデルチェンジのタイミングで、車名をグローバル市場と統一化させるために「MAZDA3(マツダ3)」とします。

日本市場では2019年5月頃に発売したマツダ3は、ハッチバックかセダンのどちらのモデルを購入したら良いのかだけではなくて、グレード選びでも迷ってしまう車です。

今回は、マツダ3のハッチバックモデルに焦点を絞って、それぞれ異なるエンジンを搭載する「18XD プロアクティブ、「20S プロアクティブ」、「20X プロアクティブ」を購入した場合にかかる年間維持費の概算値を求めました。

MAZDA3ハッチバックのスペック情報とグレード別の販売価格比較表

MAZDA3ハッチバックは、魂動デザインを更に深化させて同車の特徴であるエモーショナルで躍動感の伴うエクステリアに磨きをかけます。ヘッドライトとテールライトの光源部には、最新のLEDテクノロジーを導入しているのも特徴です。

同車は、マツダの新たな車両構造技術「SKYACTIV‐Vehicle Architecture(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用して、車の基本性能を全方位において向上させます。

MAZDA3ハッチバックのスペック
グレード 18XD プロアクティブ 20S プロアクティブ 20X プロアクティブ
全長 4,460mm
全幅 1,795mm
全高 1,435mm
ホイールベース 2,725mm
車両重量 1,270kg
パワートレイン 直列4気筒1.8Lディーゼルターボ(SKYACTIV D) 直列4気筒2Lガソリン SKYACTIV X+マイルドハイブリッド
燃料 軽油 レギュラーガソリン レギュラーガソリン
燃費 24.3km/L 19.6km/L 27.0km/L
タイヤサイズ 215/45R18

マツダ3 ハッチバックからはガソリンエンジンの「SKYACTIV-G 1.5」「SKYACTIV-G 2.0」、ディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 1.8」、ガソリン+マイルドハイブリッドエンジンの「SKYACTIV X」などの動力源を搭載するモデルがラインナップされます。

トランスミッションは6速ATと6速MTの2タイプが設定され、ステアリング形式は電動パワーアシスト付きのラック&ピニオンを採用します。「15Sツーリング」「18XD バーガンディセレクション」などの多数のグレードが展開されるマツダ3 ハッチバックの日本市場での価格帯は、218万円~362万円です。

MAZDA3ハッチバックの年間維持費はSKYACTIV-Xを搭載するモデルが約42.4万円

法律によって支払い額が定められている自動車税・万が一の事故に備えて加入する任意保険などを内訳とする年間維持費を、マツダ3 ハッチバックで概算した結果、グレード「18XD プロアクティブ」は約42.2万円・「20Sプロアクティブ」は約44.4万円・「20X プロアクティブ」は約42.6万円となりました。

MAZDA3ハッチバックのグレード別年間維持費の概算値の比較表
グレード 18XD プロアクティブ 20S プロアクティブ 20X プロアクティブ
自動車税 39,500円 39,500円 39,500円
燃料代 51,912円 73,950円 53,650円
駐車場代 120,000円 120,000円 120,000円
車検代 34,927円 34,927円 34,927円
任意保険料 105,800円 105,200円 106,000円
諸経費 70,250円 70,250円 70,250円
合計金額 422,389円 443,827円 424,327円

諸経費と車検代は各グレードで同一としましたが、実際には搭載するエンジンの種類が異なるため、その内訳である、オイル交換代や整備費用に違いが生じる可能性も十分に考えられます。

MAZDA3ハッチバックの「18XD プロアクティブ」などのグレードの自動車税は39,500円

年度始めの4月1日時点において車を所有していれば、5末までに支払い義務が生じる自動車税は、所有する車の総排気量が一定量増えるにしたがって、税額を加算する仕組みを導入しています。

マツダ3ハッチバックのグレード「18XD プロアクティブ」・「20S プロアクティブ」・「20X プロアクティブ」はそれぞれ搭載するエンジンは異なるものの、総排気量はいずれも2.0L以下となるため税区分は「1.5L 超~2.0L以下」が適用されるので、支払い義務の生じる自動車税は39,500円となります。

2019年10月以前に初回新規登録を受けた場合の自動車税
車の分類 総排気量 税額 税額(13年超)
自家用車 1.0L以下 29,500円 33,900円
1.0L超~1.5L以下 34,500円 39,600円
1.5L超~2.0L以下 39,500円 45,400円
2.0L超~2.5L以下 45,000円 51,700円
2.5L超~3.0L以下 51,000円 58,600円
3.0L超~3.5L以下 58,000円 66,700円
3.5L超~4.0L以下 66,500円 76,400円
4.0L超~4.5L以下 76,500円 87,900円
4.5L超~6.0L以下 88,000円 101,200円
6.0L超~ 111,000円 127,600円
2019年10月以降に初回新規登録を受けた場合の自動車税
車の分類 総排気量 税額
自家用車 1.0L以下 25,000円
1.0L超~1.5L以下 30,500円
1.5L超~2.0L以下 36,000円
2.0L超~2.5L以下 43,500円
2.5L超~3.0L以下 50,000円
3.0L超~3.5L以下 57,000円
3.5L超~4.0L以下 65,500円
4.0L超~4.5L以下 75,500円
4.5L超~6.0L以下 87,000円
6.0L超~ 110,000円

走行距離は1万kmに設定すると年間燃料代は「18XD プロアクティブ」は約5.2万円・「20S プロアクティブ」は約7.4万円・「20X プロアクティブ」は約5.4万円であると概算

MAZDA3ハッチバックの1年間にかかる燃料代は、日頃の運転パターンだけではなくて経済状況などの外的要因によっても変化しますが「燃費」「年間走行距離」「燃料価格」といった3つの数値が求まれば概算できます。

年間走行距離の目安

  • 通勤・通学(往復30km×120日×=3,600km)
  • 週1度のお買い物(往復30km×52週=1,560km)
  • 月1度のレジャー(往復400km×12回=4,800km)

3,600km+1,560km+4,800km=9,960km

モデルケースとして上記のように「マツダ3 ハッチバック」を通勤などで利用しているオーナーを想定して概算値を求めます。年間走行距離は、計算のしやすさも考慮して、9,960kmの端数を切り上げて10,000kmとして考えます。

年間走行距離(10,000km)を「マツダ3 ハッチバック」の各グレードの燃費で割って求めた「年間燃料消費量」に軽油価格やガソリン価格を掛け合わせれば、1年間にかかる燃料代の概算値は導けます。

MAZDA3ハッチバック の1年間にかかる燃料代の概算値

年間燃料消費量

  • 「18XD プロアクティブ」: 10,000km ÷ 24.3km/L = 412L
  • 「20S プロアクティブ」: 10,000km ÷ 19.6km/L = 510L
  • 「20X プロアクティブ」: 10,000km ÷ 27.0km/L = 370L

1年間にかかる燃料代

  • 「18XD プロアクティブ」: 412L × 126(円/L)= 51,912円
  • 「20S プロアクティブ」: 510L × 145(円/L)= 73,950円
  • 「20X プロアクティブ」: 370L × 145(円/L)= 53,650円

※燃費は「18XD プロアクティブ」「20S プロアクティブ」が欧州値の24.3km/Lと19.6km/Lを、「20X プロアクティブ」は予測値の27.0km/Lの数値を用いて計算を行う
※軽油価格は1Lあたり126円と設定
※ガソリン価格は1Lあたり145円と設定

上記のように軽油価格は126(円/L)・ガソリン価格は145(円/L)・年間走行距離は10,000kmと任意に数値を設定して「マツダ3 ハッチバック」の1年間にかかる燃料代を計算した結果、「18XD プロアクティブ」は51,912円・「20S プロアクティブ」は73,950円・「20X プロアクティブ」は53,650円となりました。

月極駐車場を1万円で契約したとすれば1年間にかかる駐車場代は12万円

駐車場代は「マツダ3ハッチバック」の年間維持費を概算するにあたって最も誤差が膨らみやすい項目です。その理由は、自宅などに駐車スペースを用意できる方であれば無料であり、月極駐車場を借りている同士を比較しても、大都市と地方都市では月換算でも数万円の開きが生じてしまうからです。

COBBYはMAZDA3ハッチバックの1年間の駐車場代を求めるにあたって、全国相場の1万円で月極駐車場を借りているケースを想定しましたが、より実費に近い金額を把握したいという方は駐車場賃貸借契約書などに記載されている月極料金を用いて再計算する事をお勧めします。

全国主要都市の月極駐車場の相場

  • 東京(23区)の相場:30,000円
  • 大阪市の相場:25,000円
  • 横浜市の相場:17,000円
  • 名古屋市の相場:11,000円
  • 福岡市の相場:11,000円
  • 札幌市の相場:10,000円
  • 全国の相場:10,000円

MAZDA3ハッチバックの車検代は年間換算で約3.5万円の内訳

車検代の内訳は、重量税や印紙代などのように支払い額が法律によって定められている法定費用と、作業を依頼する場所によって金額が変化する代行手数料・整備費用です。

MAZDA3ハッチバックの法定費用
自賠責保険 36,780円
重量税 36,900円
印紙代 1,100円
合計 74,780円

法定費用の合計に、代行手数料や整備費用を加算すれば車検代の概算値は求まります。代行手数料・整備費用を3万円と設定すれば、マツダ3ハッチバックの車検代は104,780円であると見積もられます。

車検のタイミングは新車を購入した場合には3年後、それ以外の継続審査を行う場合には2年周期でやってきます。今回はマツダ3 ハッチバックを新車で購入した場合を想定しているので、先に計算した車検代(104,780円)は1年換算で考えれば34,927円となります。

MAZDA3ハッチバックを新車で購入した場合の自賠責保険料は36,780円

「自賠責保険」は、人身事故の被害者を救済するという観点から法律によって加入義務が定められています。同保険制度では新車で購入した場合には、保険の加入期間は37ヵ月が適用されるため、その負担額は36,780円となります。

車種 保険期間
37ヵ月 36ヵ月 25ヵ月 24ヵ月 13ヵ月 12ヵ月 1ヵ月
普通自動車 36,780円 35,950円 26,680円 25,830円 16,380円 15,520円 5,870円

※新車を購入した場合は、自賠責保険は37ヶ月加入となります
※自賠責保険に加入していなければ車検は受けられません
※離島・沖縄は除く

MAZDA3ハッチバックを購入した場合の重量税は36,900円

重量税は車検の有効期間・車両重量の適用区分によって税額を決定します。マツダ3 ハッチバックの車両重量の適用区分は1,500kg以下であるため、同車を新車で購入した場合の重量税は36,900円となります。

マツダのマイルドハイブリッドシステムを搭載するグレードでは、エコカー減税制度のような優遇措置が適用される可能性が十分にありますが、そういった制度は恒常的ではないため、ここでは36,900円の税額をそのまま採用します。

車両重量 車検の有効期間(3年) 車検の有効期間(2年)
~500kg以下 12,300円 8,200円
~1,000kg以下 24,600円 16,400円
~1,500kg以下 36,900円 24,600円
~2,000kg以下 49,200円 32,800円
~2,500kg以下 61,500円 41,000円
~3,000kg以下 73,800円 49,200円

※重量税は新規登録時あるいは車検時にまとめて支払います
※車を登録してから、13年、18年が経過すると、重量税が加算されます。
※エコカー減免制度が適用される車であれば、税額が免除、及び一定割合減免されます。

MAZDA3ハッチバックの車検を指定工場に依頼した場合にかかる印紙代は1,100円

法定費用の一種である印紙代には、車検の適合性を公的機関に認定してもらう際にかかる手数料などが含まれます。

指定工場 1,100円(一律)
認定工場 軽自動車:1,400円
5ナンバー:1,700円
3ナンバー:1,800円

印紙代は、車検を自社で完結できる設備を備える指定工場に依頼した場合には、車種に拘わらず一律で1,100円です。そういった設備を持たない認証工場に依頼した場合には、5ナンバーでれば1,700円、3ナンバーの車両であれば1,800円、軽自動車であれば1,400円と、車のサイズによって料金が変化します。ここでは、指定工場に依頼した場合を想定しているため印紙代は1,100円とします。

車両保険はつける・対人賠償は無制限とするなどの条件設定で見積もったMAZDA3ハッチバックの任意保険料は年間で約10.5万円

自賠責保険では対応できない事故が発生した場合に備えて、ほとんどのドライバーが加入する任意保険は、各自が属する等級や加入する保険の補償プランなどを考慮して支払い額を算出します。

「マツダ3 ハッチバック」の各グレードの任意保険料を見積もりするにあたって、下記のように諸条件を設定してシミュレーションを行いました。

  • 年齢30歳以上
  • 年間走行距離11,000km以下
  • 対人賠償は無制限
  • 対物賠償は無制限
  • 14等級
  • ゴールド免許保有

MAZDA3ハッチバックの任意保険料の見積り額

  • 「18XD プロアクティブ」: 105,800 円(45,400円)
  • 「20S プロアクティブ」:105,200円(45,400円)
  • 「20X プロアクティブ」:106,000円(45,400円)

※()内の数値は、車両保険なしの金額

任意保険料は、加入者の年齢や対物賠償は無制限とするかなどの条件設定によって料金が大きく変動しますので、実際の金額により近い値を知りたいという方はご自身の条件設定に合わせて再計算することをお勧めします。

新品タイヤの購入費やオイル・エレメント交換代を内訳とする諸経費は年換算で約7万円

新品タイヤの購入費用とエンジンオイル・エレメント交換代を内訳として求めた諸経費の合計は70,250円となりました。必要時に応じてバッテリー交換などを行う際には、それら費用を加算すれば、より実費に近い金額を把握する事ができます。

タイヤ購入費用(年換算) 62,250円
オイル・エレメント交換代 8,000円
合計 70,250円
タイヤを4年周期で購入したとすれば1年間の積立金は約6.2万円と見積もられる

タイヤは動力を路面へと伝える際に摩擦等の影響によって表面がすり減っていく消耗品です。溝が極端に削られるなどして状態の悪いタイヤを使用し続ければ、事故のリスクが高まってしまうため定期的に新品へと交換する必要があります。

MAZDA3ハッチバックの新品タイヤ購入費用の概算値

  • 夏タイヤ:グッドイヤー「EfficientGrip Comfort」の4本セットの安値相場は115,000円
  • 冬タイヤ:ブリヂストン「BLIZZAK VRX2」の4本セットの安値相場は134,000円

合計額:249,000円(4年使用と計算すると1年あたり62,250円)

※タイヤサイズは欧州仕様の「215/45R18」を適用
※夏・冬タイヤはともに4本セットを安値相場で購入した場合を想定

上記のように夏タイヤは静粛性とハンドリング特性が備わるグッドイヤーの「EfficientGrip Comfort」を、スタッドレスタイヤは雪国での装着率No.1の「BLIZZAK VRX2」を新品で購入した場合の合計額は249,000円です。

その金額を採用して、新品タイヤへと交換する時期を平均的な4年後と設定すれば、1年間の積立金は62,250円となります。

MAZDA3ハッチバックの各グレードが搭載する高性能エンジンの状態を維持するのにかかるオイル・エレメント交換費用は1年間で8,000円

「マツダ3ハッチバック」の各グレードが搭載するSKYACTIV‐Xなどの高性能エンジンの状態を維持し続けるためには、定期的にエンジンオイルとエレメントを交換する必要があります。

同車の製造・販売を行うマツダは、ディーゼルエンジンなどを搭載する車のオイル交換はノーマルコンディションでの利用であれば1年単位で、オフロード走行を頻繁に行うなどのシビアコンディションでの利用であれば半年に1度のタイミングで行うべき事を推奨しています。

また、オイルに混じった金属粉などの不純物を綺麗に除去するフィルターの役割を担うパーツであるエレメントの交換も、ここではオイル交換と同様に年に1回行うものと想定して計算します。

オイル・エレメント交換費用8,000円の内訳

  • オイル交換(年1 回)年:5,000円
  • エレメント交換(年1回):2,000円
  • 作業工賃:1,000円

合計金額:8,000円

※オイル・エレメント交換費用はディーラーやスタンドなどの依頼場所によっても異なりますが、平均的な金額である5,000円と2,000円と設定
※工賃は1作業あたり500円で計算

MAZDA3ハッチバックはどのエンジンタイプに最も魅力を感じるかがグレード選びのポイント

マツダ3 ハッチバックの年間維持費を、クリーンディーゼルエンジンであるSKYACTIV‐Dを搭載する「18XD プロアクティブ」、高圧縮比を特長とするガソリンエンジンSKYACTIV‐Gを採用する「20S プロアクティブ」、SPCCI(火花点火制御圧縮着火)による燃焼方式を世界初採用したSKYACTIV‐Xを導入する「20X プロアクティブ」をモデルケースとして概算した結果、各グレード間ではさほど大きな開きはありませんでした。

世界が注目する「マツダ3 ハッチバック」は、年間維持費も考慮しながら、どのエンジンタイプに最も魅力を感じるかをご自身で判断して、購入するグレードを選びましょう。