レクサスLXのモデルチェンジ総まとめ~LX600・LX700hの現在をランクルベースで解説
LEXUSが手がけるフラッグシップSUV「レクサスLX」は、トヨタ・ランドクルーザーの姉妹車です。ラダーフレーム構造を採用し、高い悪路走破性とラグジュアリーな質感を両立するクロカンモデルとして知られています。1996年に初代(LX450)が北米で登場し、2代目LX470、2007年の3代目LX570を経て、2022年1月12日に4代目(LX600)へフルモデルチェンジしました。
その後、2025年にはハイブリッドの「LX700h」が追加されるなど、ラインナップは着実に広がっています。ここでは、レクサスLXのモデルチェンジ情報を、最新の動きから歴代モデルの歩みまで詳しく紹介します。
松山英樹選手の米ツアー10勝を記念した「LX700h HIDEKI MATSUYAMA EDITION」を10台限定で設定
レクサスは、プロゴルファー・松山英樹選手の米国ツアー通算10勝を記念した特別仕様車「LX700h “HIDEKI MATSUYAMA EDITION”」を、わずか10台の限定で設定しました。松山選手が現地で愛用するLXと同じマンガンラスターをまとい、ホワイトを基調にイエローステッチをあしらったインテリアや、専用のブラック塗装鍛造アルミホイールなどで特別感を高めた一台です。松山選手のサインを刻印した専用プレートも備わります。希少なメモリアルモデルとして、レクサスLXのブランド力を象徴する存在と言えるでしょう。
LXのハイブリッド「LX700h」を2025年3月に追加 一部改良でOVERTRAIL+も新設
レクサスは2025年3月6日にLXの一部改良を発表し、パラレルハイブリッドを積む「LX700h」を追加、3月24日に発売しました。あわせて安全装備のレクサス セーフティ システム+をアップデートし、日本限定グレードのOFFROADを廃止して新たにOVERTRAIL+グレードを設定しています。
LX700hは10速ATを組み合わせたレクサス初のパラレルハイブリッドで、万一システムが停止してもエンジンのみで始動・退避走行できる仕組みを備えます。ハイブリッドバッテリーの搭載に合わせて専用のクロスメンバーを追加した改良型のプラットフォームを採用し、シフト操作にはLX700h専用のエレクトロシフトマチックを与えるなど、特別感も高められています。
今回の改良では、剛性の向上やAVS(可変ダンパー)の進化に加え、インテリアに12.3インチのフル液晶メーターやフロント席のリフレッシュシートを採用し、先進性と快適性を高めています。
安全装備のレクサス セーフティ システム+も進化し、渋滞時支援を含むアドバンスドドライブやアドバンスドパークといった「レクサス チームメイト」機能が加わりました。
改良後の価格は、LX600が14,500,000円~20,000,000円、LX700hが15,900,000円~21,000,000円です。なお、ガソリンのLX600は改良前から約200万円の値上げとなりました。
LX OVERTRAIL+(オーバートレイルプラス)の装備
- 黒光輝塗装 スピンドルグリル
- マットグレー塗装 アルミホイール
- 黒・ダーク系色 フォグランプ
- 黒・ダーク系色 ルーフレール
- 黒・ダーク系色 ウィンドウモール
- 黒・ダーク系色 ホイールアーチモール
- 黒・ダーク系色 ドアハンドル
- 黒・ダーク系色 アウターミラー
- 黒・ダーク系色 リヤバンパーサイドメッキモール
- 専用ボディカラー ムーンデザート
- 専用インテリアカラー モノリス
- マットグレーメタリック塗装 265/65R18タイヤ&アルミホイール
| グレード | 乗車定員 | 値段 |
|---|---|---|
| LX600 | 5名 | 14,500,000円~ |
| 7名 | ||
| LX600 OVERTRAIL+ | 5名 | 14,900,000円~ |
| 7名 | ||
| LX600 EXECUTIVE | 4名 | 20,000,000円~ |
| LX700h | 5名 | 15,900,000円~ |
| 7名 | ||
| LX700h OVERTRAIL+ | 5名 | 15,900,000円~ |
| 7名 | ||
| LX700h EXECUTIVE | 4名 | 21,000,000円~ |
レクサスLXのボディカラーは全6色 OVERTRAIL+には専用色のムーンデザートを設定
レクサスLXのボディカラーは、定番のソニッククォーツやソニックチタニウムを軸に、唯一のオプションカラーとしてマンガンラスターを設定。OVERTRAIL+グレードには専用色のムーンデザートも用意されます。
LXにはFスポーツのグレードがないため、人気のホワイトノーヴァガラスフレークは設定されていません。
レクサスLXのボディカラー一覧
- ソニッククォーツ
- ソニックチタニウム
- マンガンラスター(165,000円高)
- グラファイトブラックガラスフレーク
- テレーンカーキマイカメタリック
- ムーンデザート(OVERTRAIL+専用カラー)
-
ソニッククォーツ -
ソニックチタニウム -
マンガンラスター(165,000円高) -
グラファイトブラックガラスフレーク -
テレーンカーキマイカメタリック -
ムーンデザート(OVERTRAIL+専用カラー)
レクサスLX600 OFFROAD TEAM JAOS 2023ver.を東京オートサロン2024に出展
レクサスとジャオスがタッグを組んで挑んだ、世界一過酷とも言われるオフロードレース「BAJA1000(バハ1000)」の2023年完走モデル、LX600 OFFROAD TEAM JAOS 2023ver.が東京オートサロン2024に出展されました。
フラッグシップのLX600 OFFROADをベースに参戦したのは世界初で、市販車ベースの「Stock Full Class」で全行程約2,110kmを走破したタフなモデルです。
待望のハイブリッド「LX700h」は3.5L V6ツインターボ+モーターで実現
発表前から待ち望まれていたLXのハイブリッドは、「LX700h」として現実のものとなりました。
搭載されるのは3.5LのV型6気筒ツインターボにモーターを組み合わせたパラレルハイブリッドで、2024年10月に世界初公開され、2025年3月に正式発売されています。かつて「2024年ごろに設定か」とささやかれていた時期から見れば、ほぼ想定どおりのタイミングで登場したことになります。
新型LX600をオンラインで2021年10月14日に世界初公開 2022年1月12日に日本デビュー
レクサスは新型LXを2021年10月14日午前1時30分にオンラインでワールドプレミアしました。舞台は、同じ2021年に発表された新型ランクル300と同じアラブ首長国連邦・サウジアラビア王国です。
モデルチェンジの時期については当初2022年内という見方が多かったのですが、実際には2021年10月に世界初公開され、世界中が待ち望んだプレミアムSUVとして日本以外でも大いに盛り上がりました。
新型LX600の発売は2022年1月12日。
当初はV6ツインターボのみの設定でしたが、後にモーターを組み合わせたハイブリッドのLX700hが2025年に加わり、パワートレインの選択肢が広がりました。
LX600のグレードは標準・EXECUTIVE・日本限定OFFROADの3本立てでスタート
発売当初の新型LX600は、標準グレードのほか、2列4人乗りのラグジュアリーな「EXECUTIVE」、マットグレー塗装の18インチホイールなどを備えた走破性重視の「OFFROAD」という3グレード構成でした。海外にはFスポーツもありますが、日本には設定されていません。なお、日本限定だったOFFROADは、2025年の改良で「OVERTRAIL+」へと発展的に置き換えられています。
3代目のLX570もFスポーツの設定はなく、ベースグレードに3列8人乗りと2列5人乗りを選ぶ形でした。それに比べると、LX600は選択肢が増えたことになります。新型LXの駆動方式は3代目と同じく、すべてAWD(4WD)です。
話題を集めた2列5人乗りのOFFROADは日本限定で、専用ホイールやダークグレーのスピンドルグリルなどを特別装備していました。海外でも人気の高いLXだけに、満足感の高いグレードとして支持を集めました。
| 全長 | 5,100mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,990mm |
| 全高 | 1,885mm |
| ホイールベース | 2,850mm |
| 室内長 | 5人乗り 1,950mm/7人乗り 2,755mm |
| 室内幅 | 1,630mm |
| 室内高 | 1,190mm |
| 車両重量 | 5人乗り 2,540kg/7人乗り 2,580kg |
| 最小回転半径 | 6.0m |
| 最低地上高 | 200mm |
| 乗車定員 | 5人乗り/7人乗り |
| エンジン | V35A-FTS V型6気筒ツインターボ |
| 最高出力 | 305kW(415ps)/5,200rpm |
| 最大トルク | 650Nm(66.3kgm)/2,000-3,600rpm |
| トランスミッション | 電子制御10速オートマチック |
| WLTCモード燃費 | 8.1km/L |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアム |
| タンク容量 | 80L |
2列4人乗りのEXECUTIVEは、アルファードのロイヤルラウンジを思わせる特別なグレードです。従来のSUVにはなかった、2列目の居住性を極限まで高めた4人乗り仕様で、新たなユーザー層にアプローチします。
発売当初のLX600のパワートレインは3.5L V型6気筒ツインターボの1種類
発売当初のLX600のパワートレインは、新型ランドクルーザー300にも採用される3.5LのV型6気筒ツインターボ1種類でした。発表前に取り沙汰されていたハイブリッドやPHEVは、この時点では設定されていません(その後、2025年にハイブリッドのLX700hが追加されています)。
新採用のV6ツインターボエンジンは、最高出力415ps、最大トルク650Nmを発揮します。3代目LXに積まれていた5.7LのV型8気筒(最高出力377ps、最大トルク534Nm)と比べると、最高出力で+38ps、最大トルクで+116Nmの向上です。
新型LX600のプラットフォームはGA-Fを採用 アルミボディで約200kg軽量化し剛性も約20%向上
LX600のプラットフォームは、新型ランドクルーザー300と同じGA-F(TNGA系のボディ・オン・フレーム)を採用します。ドアやボンネット、ルーフを軽量で剛性の高いアルミに置き換えることで、先代の3代目LXから車重を約200kg軽くし、剛性を約20%高めることに成功しています。
スポット溶接の打点を増やし、構造用接着剤の配置を最適化することでねじり剛性も高め、乗り心地や走破性を向上させています。
新型ランドクルーザーで初採用された指紋認証式のスタートスイッチや、レクサスRXで初採用されたブレードスキャンAHSも備わります。
レクサスLX600の登場前に語られた噂とLX570時代の情報まとめ
新型LX600は2021年10月14日にワールドプレミアされ、スクエアなバーを縦に並べた新世代のスピンドルグリルが話題を呼びました。
ここでは、LX600の発表前にささやかれていた次期LXのエクステリアやインテリア、安全装備の予想などを振り返り、実際にどうなったのかを整理します。
レクサスLXに新グレード「LX600」が登場するとの噂は現実に
フラッグシップSUVのレクサスLXに、新たな上級グレードとして「LX600」が登場するのでは、という噂がありました。きっかけは、LEXUSが「LX600」を商標登録していたことです。
海外のSNSでは、LX600の新グレードや新型LXの予想イメージもリークされていました。
リークされていた新型LXのグレード(当時)
- LX570 4×4
- LX570 SPORT 4×4
- LX600 4×4
- LX600 F-SPORT 4×4
- LX600 VIP 4×4
当時は、車名がLX600になるなら6.0リッターV型8気筒自然吸気か、3.5リッターV型6気筒ツインターボにモーターを組み合わせたハイブリッドでは、といった見方がありました。実際に登場したLX600は、噂どおり3.5リッターV6ツインターボを核とし、後にハイブリッド(LX700h)も加わる形となっています。
レクサスLXが2020年8月にカラーと燃費表記を変更する一部改良を実施
3代目LX570の時代、レクサスLXはボディカラーからマーキュリーグレーマイカとディープブルーマイカを外し、新たにグリーン系のテレーンカーキマイカを加えて全5色に変更しました。
内装カラーもメローホワイトを廃止し、オーカーを追加した全5色構成となっています。
この一部改良ではカラーの見直しに加え、燃費表記を従来のJC08モードから、より実測に近いWLTCモードへ変更。ライトのオフスイッチを廃し、オートマチックハイビームをスイッチ式に改めました。
当時はフルモデルチェンジが近いとも噂されていましたが、ベースとなるトヨタのランドクルーザーが先にモデルチェンジ。2021年8月に300系の新型ランクルが発表され、その後の2022年1月に新型LX(LX600)が登場する流れとなりました。
レクサスLXの2ドアコンバーチブルモデル(キッズ用)が初公開
LEXUSは2020年3月5日、レクサスLXの2ドアコンバーチブル仕様を発表しました。これは、脳性まひのある子どもたちが他の子と同じように移動の楽しさを味わえるようにと、脳性麻痺財団「CPF」と共同開発されたワンオフモデルです。
フラッグシップSUVであるLXをベースに、子ども向けながら存在感のある一台に仕立てられていました。
2020年モデルのレクサスLXに特別仕様車「スポーツパッケージ」が登場
3代目LX570には、2020年モデルの特別仕様車として「スポーツパッケージ」が設定されました。2019年9月に発売され、価格はおよそ1,080万円からでした。
3列シート専用グレードにのみ設定され、メーカーオプションをほぼ標準装備した豪華な仕立てで、大胆なメッシュグリルが目を引きます。インテリアカラーはブラックやエクスクルーシブムーンライトホワイトなど複数から選べました。
21インチアルミホイールやヘッドアップディスプレイ、シートヒーター/シートベンチレーション、ステアリングヒーターなどの快適装備を備え、安全装備にはレクサス・セーフティ・システム+を採用していました。
駆動方式は四輪駆動のみ。パワートレインは5.7LのV型8気筒自然吸気に8速ATを組み合わせ、最高出力388ps、最大トルク546Nmを発揮しました。
新型LXにV6ツインターボ搭載との噂は的中 2019年の東京モーターショーでは発表されず
新型LXが2019年10月の東京モーターショーで、3.5LのV6ツインターボを積んで世界初公開されるのでは、という噂がありましたが、このショーでの発表は行われませんでした。
V8からのダウンサイジングとターボ化、トランスミッションの8速AT→10速AT化、運転支援の強化といった見方もありましたが、これらはのちに登場したLX600でおおむね現実のものとなりました。
また、新型ランクル300系とはっきり差別化するため、エクステリア・インテリアのデザインを一新するとも言われ、実際に新世代スピンドルグリルなどで独自色を強めています。
レクサスLXにブラックの専用スピンドルグリルを採用した特別仕様車ブラックシーケンス(Black Sequence)が登場
3代目LX570に、特別仕様車ブラックシーケンスが2018年8月23日に追加されました。全幅1,980mmの迫力あるLXが、ブラックシーケンスではスピンドルグリルとフレームを2色のブラックで塗り分け、より凄みを増しています。
ヘッドライトも専用のクリアブラックとなり、インテリアには専用のダイヤモンドカットステッチをあしらったブラックのセミアニリンレザーを備えます。
ドアを開けると「LX」のロゴが浮かび上がる専用のドアカーテシランプも装備していました。
レクサスLX特別仕様車ブラックシーケンスの専用装備
- 専用ダイヤモンドステッチのセミアニリン本革シート
- 専用ブラック塗装スピンドルグリル&専用漆黒メッキフレーム
- 専用クリアブラックLEDリヤコンビネーションランプ&専用漆黒メッキリヤランプガーニッシュ
- 専用ブラック塗装オート電動格納式ドアミラー
- 専用LXロゴのドアカーテシランプ
- 275/50R21タイヤ&切削光輝アルミホイール…など
次期LXはランクル300系と同系のパワートレインを積むと見られていた
発表前、2022年のモデルチェンジが見込まれていた新型LXは、ベースとなる次期ランクル300系と同じ3.5LのV6ツインターボ+10速ATに加え、これにモーターを組み合わせたハイブリッドも積むのでは、と考えられていました。
結果的に、LX600はV6ツインターボで登場し、ハイブリッドは少し遅れて2025年のLX700hとして実現しました。当初噂されたLSと同じマルチステージハイブリッドではなく、LX700hはレクサス初のパラレルハイブリッドという新方式で、SUVらしい駆動系の考え方を電動化にも活かしています。
LX600はLS同等の先進安全装備を採用しトップレベルの安全性を確保
新型LXには、レクサスの先進安全装備が採用されると見られていました。実際のLX600・LX700hでは、予防安全パッケージのレクサス セーフティ システム+に加え、2025年の改良でアドバンスドドライブやアドバンスドパークを含む「レクサス チームメイト」も導入され、世界でもトップレベルの安全・運転支援を備えるに至っています。
フラッグシップSUVにふさわしい装備が、世代を追うごとに着実に進化してきたと言えるでしょう。安全・運転支援技術は日進月歩なので、今後のさらなる進化にも期待したいところです。
LX570はランクル200系ベース 現行LX600は新世代ラダーフレームへ進化
3代目レクサスLX570はトヨタのランドクルーザー200系をベースとし、ラグジュアリーな内外装とともに、高い走破性を支えるラダーフレーム構造を受け継いでいました。
現行のLX600はランクル300系がベースとなり、新世代のラダーフレーム(GA-F)へと進化しています。従来より軽量化しつつ剛性と安全性を高めたもので、走りそのものも磨かれました。さらに2025年にはハイブリッドのLX700hが加わり、燃費性能の面でも一歩前進しています。
かつて次期LXと噂された「LF-1 Limitless」は、実際にはRX方面のコンセプトだった
レクサスは2018年1月のデトロイトモーターショー2018で、クロスオーバーSUVのコンセプトカー「LF-1 Limitless」を発表しました。
公開前の2017年12月時点ではシルエットのみが示され、リアまわりの雰囲気などからフラッグシップSUVの次期LXではないか、と噂されました。
ブラウン系の高級感あるボディカラーや、左右までつながるリアランプが特徴でしたが、実際に披露されたボディラインはLXよりもRXに近いものでした。
そのためLF-1 Limitlessは新型LXではなく、RX系の方向性を示すコンセプトと受け止められました。
その後、新型LX(LX600)は2021年に世界初公開され、2022年1月に発売されています。
3代目レクサスLX570のエクステリア
3代目レクサスLX570は、トヨタのフラッグシップSUVであるランドクルーザー(200系)の姉妹車で、日本では2015年8月に後期型のマイナーチェンジと同時に発売されました。北米などでは2007年から販売され、複数回のマイナーチェンジを受けています。
全長5,080mm、全幅1,980mm、全高1,910mmと、当時日本で販売されていた乗用車の中でも最大級でした。姉妹車のランドクルーザーとは全幅こそ同じですが、全長と全高が上回っていました。
| LX570 | ランドクルーザー200 | |
|---|---|---|
| 全長 | 5,080mm | 4,950mm |
| 全幅 | 1,980mm | 1,980mm |
| 全高 | 1,910mm | 1,870mm |
| ホイールベース | 2,850mm | 2,850mm |
| 最低地上高 | 225mm | 225mm |
| 最小回転半径 | 5.9m | 5.9m |
| 室内長 | 2,760mm | 2,690mm |
| 室内幅 | 1,650mm | 1,640mm |
| 室内高 | 1,170mm | 1,170mm |
| 車両重量 | 2,730kg | 2,690kg |
| 乗員定員 | 8人(5人) | 8人(5人) |
ヘッドランプやフォグランプ、コーナリングランプ、テールランプ、ストップランプにはLEDが用いられていました。オプション扱いになりやすいリアスポイラーやクリアランスソナー、バックソナー、ムーンルーフなども標準装備でした。
3代目レクサスLXのインテリアはランクル200系をよりラグジュアリーにした豪華仕様
3代目レクサスLXのインテリアは、ワイドな全幅を活かした広々とした空間で、シートにはセミアニリン本革を採用。3列シートの8人乗りと、2列シートの5人乗りが用意されていました。
インテリアカラーは5種類で、白基調の「アイボリー」「メローホワイト」、黒基調の「ブラック」、茶基調の「サンフレアブラウン」「ガーネット」が設定されていました。
シフトノブには本革ブーツにアルミがあしらわれ、フロントアームレストにはクールボックスを標準装備。セカンドシートのセンターを倒すとアームレストが現れ、ヒーターコントロールパネルも備わっていました。
3代目レクサスLX570のエンジンは5.7L V8 販売価格は11,500,000円から
LX570のエンジンルームは多くがカバーで覆われて詳細は見えにくいものの、V型8気筒5.7Lエンジンを搭載していました。
| 型式 | 3UR-FE |
|---|---|
| 種類 | V型8気筒 |
| 排気量 | 5,662cc |
| 最高出力 | 377PS/5,600rpm |
| 最大トルク | 534Nm/3,200rpm |
ベースのランドクルーザー200もV型8気筒を積みますが、こちらは型式1UR-FEの4.6Lでした。LX570の価格帯は11,500,000円からで、グレードは「LX570」の1本のみでした。
ランドクルーザーの姉妹車 レクサスLXのモデルチェンジ遍歴
LXはトヨタの高級車ブランド・レクサスが手がけるフラッグシップSUVで、トヨタのランドクルーザーとは姉妹車の関係です。初代から3代目の途中までは主に海外向けのモデルでしたが、2015年からは日本国内でも販売されています。
レクサスLX 初代「LX450」FZJ80/1996年~
1996年、初代LX(LX450)が北米でレクサス初のプレミアムSUVとして販売を開始しました。ランドクルーザー80系をベースに、専用グリルやヘッドライトなどを与え、本革シートや木目パネルで上級感を高めた仕立てで、背面スペアタイヤは持ちません。エンジンは80系と同じ4.5L直列6気筒(1FZ-FE)です。日本ではレクサスブランドがなかったため未発売でした。当時の北米ではレクサス車の注目度がまだ高くなく、控えめな存在にとどまっていました。
レクサスLX 2代目「LX470」UZJ100/1998年~2007年
1998年、ランクル100系へのフルモデルチェンジに合わせて2代目「LX470」が登場しました。4.7LのV型8気筒(2UZ-FE)を積み、上級装備を満載した最高級SUVとして北米で成功を収めます。
日本では、このLX470に相当するモデルが、トヨタブランドから「ランドクルーザーシグナス」として販売されていました。
2002年のマイナーチェンジではフロントグリルやインテリアの意匠を変更し、盗難防止機能なども採用。2006年の改良ではエンジン出力の向上や、リアコンビネーションランプのLED化などが行われました。
レクサスLX 3代目「LX570」URJ200/2007年~2022年
2007年、3代目「LX570」へフルモデルチェンジしました。2012年のマイナーチェンジでスピンドルグリルを採用し、ランドクルーザーとの差別化を強めます。
2015年8月には日本市場へ正式導入され、レクサスSUVのフラッグシップとして販売を開始。スピンドルグリルに加え、三連フルLEDヘッドランプやLEDシーケンシャルターンランプを備えました。
2017年8月の一部改良では、3列7人乗りに加えて2列5人乗り仕様を新設定。
2018年3月には、LEXUSブランド国内累計販売台数50万台達成を記念した特別仕様車「Black Sequence」を設定しました。
レクサスLX 4代目「LX600」VJA310W/2022年~
2022年1月、4代目「LX600」へフルモデルチェンジしました。GA-Fプラットフォームをレクサスとして初採用し、指紋認証スタートスイッチもレクサス初採用となっています。指紋が一致しなければエンジンが始動しない仕組みです。
2025年3月には一部改良を実施し、レクサス初のパラレルハイブリッド「LX700h」を追加。日本限定のOFFROADに代わってOVERTRAIL+を新設し、安全装備も強化しました。
| レクサスLXのモデル | 販売年表 |
|---|---|
| 初代「LX450」FZJ80 | 1996年~1998年 |
| 2代目「LX470」UZJ100 | 1998年~2007年 |
| 3代目「LX570」URJ200 | 2007年~2022年 |
| 4代目「LX600」VJA310W | 2022年~ |