レクサスLXのモデルチェンジなどランドクルーザーベースLX600を解説
LEXUSが販売するフラッグシップSUV「レクサスLX」はトヨタ・ランドクルーザーの姉妹車。ラダーフレーム構造を搭載し、ハイレベルな悪路走破性とラグジュアリーな質感を両立しているクロカンモデルです。1996年に初代モデル(LX450)が登場し、2007年のフルモデルチェンジで登場した3代目(LX570)、そして2022年1月12日に4代目(LX600)へモデルチェンジ。
次期型レクサスLX600は、ハイブリッドモデルや最上級グレードに新たな名称を設定するなど様々な噂が浮上していました。レクサスLXのモデルチェンジ情報について詳しく紹介していきます。
LXのハイブリッドモデルLX700hを世界初公開 安全装備などを拡充した一部改良モデルも発表
パラレルハイブリッドシステムを搭載するLX700hを世界初公開、また安全装備のレクサスセーフティシステム+のアップデートやOVERTRAILグレードを新設した一部改良モデルを2024年10月10日に発表。
LX700hは10速ATを採用するパラレルハイブリッドシステムで、システム停止した場合でもエンジンのみで始動できる、世界初のシステムを搭載。ハイブリッドバッテリーの積載に合わせるため専用のクロメンバーを追加した改良型TNGA-Fプラットフォームを採用。
エレクトロシフトマチックはLX700h専用品で特別感も。
LXの一部改良内容は新たなグレードのOVERTRAILを追加、剛性向上やAVSの進化、インテリアには12.3インチのフル液晶メーターを採用することで先進性を向上。
安全装備のレクサスセーフティシステム+は3.0に進化し渋滞時支援のアドバンスドドライブ・アドバンスドパーク機能を追加するレクサスチームメイトを追加します。
レクサスLX600 OFFROAD TEAM JAOS 2023ver.を東京オートサロン2024に出展
レクサスとジャオスがタッグを組んで望んだ、世界一過酷と言われるオフロードレースのBAJA1000(バハ1000)の2023年完走モデル、LX600 OFFROAD TEAM JAOS 2023ver.を東京オートサロン2024に出展。
フラッグシップのLX600 OFFROADをベースに参戦するのは世界初で、市販車ベースの「Stock Full Class」の全工程約2,110kmを走り抜いたタフなモデルです。
LXへ3.5LのV6気筒ツインターボ+モーターのハイブリッドシステム採用LX700hを2024年設定か
LXへ待望のハイブリッドシステムを追加。
新設定のLX700hに設定するのは3.5LのV型6気筒ツインターボ+モーターのハイブリッドシステムで、2024年2月登場すると噂のレクサスGXにも搭載するという情報があります。
新型LX600をオンラインで2021年10月14日に世界初公開 2022年1月12日に日本デビュー
レクサスの新型LXを2021年10月14日午前1時30分にオンラインでワールドプレミア。会場は2021年に発表した新型ランクル300の会場と同じ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア王国で行われました。
LXのモデルチェンジについて、当初2022年に発売するという噂が多数でしたが、2021年10月に世界初公開、世界中が待ち望んだプレミアムSUVということで日本以外でも大いに盛り上がりました。
新型LX600の発売は2022年1月12日。
噂では3.5LのV6ツインターボエンジン+モーターのディアルブーストハイブリッド搭載モデルのLX700hも今後用意しているとのこと。
グレード | 販売価格 |
---|---|
LX600 | 12,500,000円~ |
LX600 EXECUTIVE | 12,900,000円~ |
LX600 OFFROAD | 18,000,000円~ |
-
マンガンラスター -
ソニックチタニウム -
ソニッククオーツ -
テレーンカーキメタリック -
グラファイトブラックガラスフレーク -
ブラック
LX600のグレードは標準グレードとEXECUTIVE(エグゼクティブ)と日本限定グレードOFFROAD(オフロード)の3つ
新型LX600は標準グレードのほか、2列4人乗りのラグジュアリーなグレードEXECUTIVEと、マットグレー塗装の18インチホイールなどを特別装備した走破性の高いOFFROADの、3つのグレードを設定。海外ではFスポーツも設定しますが、日本では設定されません。
3代目モデルのLX570もFスポーツは設定されておらず、ベースグレードに3列8人乗りと2列5人乗りを選択するのみだったため、新型LX600は選択肢が増えたことになります。新型LXの駆動方式は3代目LXと同じく全てAWD(4WD)です。
新型LXで話題になりそうな2列5人乗りのOFFROADは日本限定グレードで、エクステリアに専用ホイールや、ダークグレーのスピンドルグリルを特別装備。海外でも人気のLXなので、満足感の高い人気グレードになるでしょう。
全長 | 5,100mm |
---|---|
全幅 | 1,990mm |
全高 | 1,885mm |
ホイールベース | 2,850mm |
室内長 | 5人乗り 1,950mm/7人乗り 2,755mm |
室内幅 | 1,630mm |
室内高 | 1,190mm |
車両重量 | 5人乗り 2,540kg/7人乗り 2,580kg |
最小回転半径 | 6.0m |
最低地上高 | 200mm |
乗車定員 | 5人乗り/7人乗り |
エンジン | V35A-FTS V型6気筒ツインターボ |
最高出力 | 305kW(415ps)/5,200rpm |
最大トルク | 650Nm(66.3kgm)/2,000-3,600rpm |
トランスミッション | 電子制御10速オートマチック |
WLTCモード燃費 | 8.1km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアム |
タンク容量 | 80L |
2列4人乗りのEXECUTIVEはアルファードのロイヤルラウンジのような特別なグレードです。今までのSUVには設定されていなかった、2列目の居住性を極限まで高めた4人乗り仕様で、新たなユーザー層へアプローチします。
LX600のパワートレインは3.5LのV型6気筒ツインターボエンジン1種類のみ
LX600のパワートレインは、新型ランドクルーザー300にも採用する3.5LのV型6気筒ツインターボエンジン1つのみです。新型LX発表前に噂されていた、ハイブリッドやPHEV(プラグインハイブリッド)などのパワートレインは設定されませんでした。
新たに採用するV6ツインターボンジンは最高出力415ps、最大トルク650Nmを発揮。3代目LXに採用されていた5.7LのV型8気筒エンジンの最高出力377ps、最大トルク534Nmと比較すると、最高出力が+38ps、最大トルクが+116Nm向上しました。
新型LX600のプラットフォームはTNGA-F採用 アルミニウムボディで200kg軽量化して剛性も20%向上
LX600のプラットフォームは、新型ランドクルーザー300と同じTNGA-Fを採用。全てのドアやボンネット、ルーフ部分を軽量で剛性の高いアルミニウムに変更することで、先代の3代目LXから車重を200kg軽量化、20%の剛性アップに成功しています。
スポット打点を増やし、構造用接着剤の配置を最適化することでねじり性能も向上しているため、乗り心地や走破性も向上。
新型ランドクルーザーに初採用した指紋認証式のエンジンスターターを装備して、レクサスRXで初めて採用したブレードスキャンAHSも装備しています。
レクサスLX600発表前に噂された情報やLX570モデルチェンジ情報のまとめ
レクサスLXの新型が10月14日にワールドプレミア。スクエアのバーを縦に並べた新世代のスピンドルグリルが話題になりました。
新型のLX600が発表される前に噂になった、次期LX600のエクステリアやインテリア、安全装備の予想などをまとめています。
レクサスLXのフルモデルチェンジは2022年4月という噂
次期型レクサスLX600が登場するのは2022年4月になるとの情報が入ってきました。
2021年8月2日にベースモデルのトヨタ・ランドクルーザーがフルモデルチェンジを迎えてから、LXは2022年4月に次期型のLX600へ移行する可能性があるとのこと。フルモデルチェンジのタイミングで、下記の記事で触れているLX600の最上位グレードも投入される可能性があります。
次期型LXでは新世代TNGA-Fプラットフォームを採用し、軽量性とパワーを両立するものと思われます。ランクル300にも採用が決まっている盗難防止の指紋認証エンジンスターターの搭載にも期待しましょう。
レクサスLXに新グレードが設定?「LX600」が登場か
フラッグシップSUVのレクサスLXに、新たな上級グレードとして「LX600」が登場するのではないかという噂があります。これはLEXUSが「LX600」を商標登録していることが発覚したためです。
海外のインスタグラムユーザーからLX600の新グレードと新型LXの予想イメージもリークされています。
リークされた新型LXのグレード
- LX570 4×4
- LX570 SPORT 4×4
- LX600 4×4
- LX600 F-SPORT 4×4
- LX600 VIP 4×4
もし車名がLX600なるとすれば、6.0リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載するか、3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンに電気モーターを組み合わせたHYBRIDモデルを設定する可能性が濃厚です。なお、3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンについては、次期型ランドクルーザーにも搭載されています。
レクサスLXが2020年8月6日にカラーと燃費表記を変更する一部改良を実施
レクサスLXのボディカラーに設定されている、マーキュリーグレーマイカとディープブルーマイカが廃止され、新たにグリーン系のテレーンカーキマイカが加わり、全5色のラインナップに変更されます。
また内装カラーもメローホワイトが廃止され、オーカーを追加した全5色を設定します。
2020年の一部改良ではボディカラーと内装カラーの変更の他、燃費表記を従来のJC08モードから、より実測値に近いWLTCモードに変更、そしてライトのオフスイッチを排除して、オートマチックハイビームをスイッチ式に変更しています。
レクサスLXはフルモデルチェンジが近いとも噂されていますが、ベースになるトヨタのランドクルーザーが先にモデルチェンジしました。2021年8月に300系の新型ランドクルーザーが発表されたため、その後の2022年4月にレクサスLXの新型が登場するのではないかと予想します。
レクサスLXの2ドアコンバーチブルモデル(キッズ用)が初公開!
LEXUSは2020年3月5日、レクサスLXの2ドアコンバーチブル仕様を発表しました。このモデルは、脳性麻痺に苦しむ子供達が他の子供達と同様に移動体験を楽しめるようにと、脳性麻痺財団「CPF」と共同開発されたワンオフモデルです。
レクサスLXはフラッグシップ・クロスオーバーSUVで、本モデルも子供用ながら存在感のある一台となっています。
2020年モデルのレクサスLXにラグジュアリーな特別仕様車「スポーツパッケージ」が新設定!
2020年モデルのレクサスLXの特別仕様車として「スポーツパッケージ」がラインナップしました。2019年9月より発売開始し、価格はおよそ1,080万円からとなっています。
こちらは3列シート専用グレードにのみ設定され、メーカーオプションをほぼ標準装備する豪華な一台。大胆なメッシュグリルが目をひきます。ブラックやエクスクルーシブムーンライトホワイトなどインテリアカラーは複数ラインナップしています。
21インチのアルミホイールやヘッドアップディスプレイ、シートヒーター/シートベンチレーション、ステアリングヒーターなど豪華な装備を用意。安全装備としてレクサス・セーフティ・システム+を採用し、高い安全性能を有しています。
駆動方式は四輪駆動のみ。パワートレインは排気量5.7L V型8気筒自然吸気エンジン、トランスミッションは8速ATで、最高出力388psに最大トルク546Nmです。
新型レクサスLXにはV6ツインターボエンジン搭載か 2019年10月の東京モーターショーでは発表されず
レクサスの新型LXが2019年10月に開催される東京モーターショーで、3.5LのV6ツインターボエンジンを搭載して世界初公開されるのではないかとの噂でしたが、発表は行われませんでした。
V8エンジンからダウンサイジング、さらにはターボ化され、トランスミッションも8速ATから10速ATになるとの情報もあるうえ、運転サポート技術がさらに強化されたという情報もあります。
新型ランクル300系とはっきりと差別化を図るため、エクステリア・インテリアのデザインが一新するとも言われていました。
レクサスLXにブラックの専用スピンドルグリルを採用した特別仕様車ブラックシーケンス(Black Sequence)登場
レクサスのフラッグシップSUVのLXに特別仕様車ブラックシーケンスが2018年8月23日追加されました。1,980mmの全幅で迫力満点のLXが、ブラックシーケンスではスピンドルグリルとフレームを2色のブラックに塗り分けて、さらに迫力が増しています。
ヘッドライトも専用クリアブラックになり、インテリアは特別にダイヤモンドカットのステッチを施したブラックのセミアリニンレザーを装備しています。
また特別仕様車専用にドアを開けたときに「LX」のロゴが煌めくドアカーテシランプも装備しています。
レクサスLX特別仕様車ブラックシーケンスの専用装備
- 専用ダイヤモンドステッチのセミアニリン本革シート
- 専用ブラック塗装スピンドルグリル&専用漆黒メッキフレーム
- 専用クリアブラックLEDリヤコンビネーションランプ&専用漆黒メッキリヤランプガーニッシュ
- 専用ブラック塗装オート電動格納式ドアミラー
- 専用LXロゴのドアカーテシランプ
- 275/50R21タイヤ&切削光輝アルミホイール…など
次期レクサスLXはベース車両のランドクルーザー300系と同じハイブリッドシステムを搭載
2022年のモデルチェンジを予定する新型レクサスLXは、ベースになる次期ランクル300系と同じ3.5LのV6気筒ツインターボと10速ATを組み合わせたエンジンと、このエンジンにモーターを組み合わせたマルチステージハイブリッドシステムの2つのエンジンを搭載すると考えます。
このパワートレインはレクサスのフラッグシップセダンのLSと同じもので、レクサスが掲げる次世代のパワフルなパワートレインです。
セダンボディのLSよりも車重があるレクサスLXですが、このパワートレインならばスムーズで力強いドライブフィールを楽しめるでしょう。
LSと同等の「レクサスセーフティプラスA」を採用して世界でトップレベルの安全性を確保
新型LXはレクサスの最上級の安全装備「レクサスセーフティプラスA」を採用すると考えます。世界でもトップレベルの安全装備でLSなどにも採用するこの技術は、障害物の衝突や対向車・歩行者やドライバーを守る衝突回避など予防安全システムと、自動運転支援技術を搭載しています。
レクサスの最上級SUVのLXに相応しい安全装備ですが、2022年の新型にはさらに進化した安全装備を搭載する可能性もあります。
安全装備や運転支援技術は日進月歩なので我々をあっと驚かせる機能に期待しましょう。
LX570はモデルチェンジするランクル200系と同じ新開発のラダーフレームを採用
レクサスLX570はトヨタのランドクルーザー200系をベースにしているため、ラグジュアリーな内外装とともに、高い走破性を持つラダーフレーム構造を踏襲しています。
次期LX570もモデルチェンジしたランクル300系をベースにすると考えられるため、独自の進化を果たす新世代のラダーフレームを採用するでしょう。これは従来よりも軽量化して衝突安全性を高めたもので、走りそのものも進化するものです。
ラダーフレームの軽量化と、新規採用するハイブリッドエンジンで燃費性能が大きく向上することは間違いないでしょう。
レクサスLXのモデルチェンジ版は「LF-1 Limitless」ではない
レクサスは2018年1月14日から開催されるデトロイトモーターショー2018で、新しいクロスオーバーSUVのコンセプトカー「LF-1 Limitless」を発表することをアナウンスしました。
2017年12月の時点ではシルエットのみ公開され、リアテール付近や、リアスポイラーがどことなくC-HRのものに似ている感じもあり、レクサスのフラッグシップSUVの次期LXではないかと噂されました。
ボディカラーは高級感のあるブラウン系統で、リアテールがボディ左右まで繋がっているデザインが特徴的なLF-1 Limitlessでしたが世界初公開されたボディラインはLXよりもRXに近いデザインで登場しました。
そのためLF-1 Limitlessは新型LXではないとされ、次期RXではないかという見解が強くなっています。
2022年にモデルチェンジする可能性がある新型LXはベースとなるランドクルーザー200のフルモデルチェンジと同時期か少し遅れることになり、全世界で注目されることになるでしょう。
2017年モデルのレクサスLX570のエクステリア
レクサスLXは、トヨタのフラッグシップSUVであるランドクルーザーの姉妹車で、日本では2015年9月14日より後期仕様になったマイナーチェンジと同時に発売されました。モデル自体は2007年から販売されていて、2度マイナーチェンジを行っています。
全長は5,080mm、全幅1,980mm、全高は1,910mmで、日本で販売されている乗用車の中でも最大クラスです。姉妹車のランドクルーザーとは全幅は一緒ですが、全長と全高が長くなっています。
LX570 | ランドクルーザー200 | |
---|---|---|
全長 | 5,080mm | 4,950mm |
全幅 | 1,980mm | 1,980mm |
全高 | 1,910mm | 1,870mm |
ホイールベース | 2,850mm | 2,850mm |
最低地上高 | 225mm | 225mm |
最小回転半径 | 5.9m | 5.9m |
室内長 | 2,760mm | 2,690mm |
室内幅 | 1,650mm | 1,640mm |
室内高 | 1,170mm | 1,170mm |
車両重量 | 2,730kg | 2,690kg |
乗員定員 | 8人(5人) | 8人(5人) |
ヘッドランプ、フォグランプ、コーナーリングランプ、テールランプ、ストップランプにはLEDが使用されています。オプション装備になりやすいリアスポイラーやクリアランスソナー、バックソナー、ムーンルーフなども標準装備になっています。
ボディカラーは全7色で、定番の白・黒・シルバーの他にも、サンド色や鮮やかなブルーなどSUVらしいカラーラインナップです。
LX570のボディカラーまとめ
- ソニッククォーツ
- マーキュリーグレーマイカ
- ソニックチタニウム
- ブラック
- スターライトブラックガラスフレーク
- スリークエクリュメタリック
- ディープブルーマイカ
現行モデルのレクサスLXのインテリアはベースのランクル200系をよりラグジュアリーにした豪華仕様
レクサスLXのインテリアは全幅を活かした広々とした空間で、シート素材にはセミアニリン本革が使われていて、3列シートの8人乗り、2列シートの5人乗り仕様が用意されています。
インテリアカラーは5種類用意されていて、白基調の「アイボリー」、「メローホワイト」、黒基調の「ブラック」、茶基調の「サンフレアブラウン」、「ガーネット」があります。
シフトノブには、本革ブーツにアルミが使われていて高級感があり、フロントアームレストにはクールボックスが標準装備されています。セカンドシートのセンターを倒すとアームレストがあらわれ、ヒーターコントロールパネルも設置されています。
レクサスLX570の搭載エンジンは5.7LのV8エンジンを搭載して販売価格は11,500,000円
LX570のエンジンルームは、かなりの面積がカバーで覆われていて詳細は分かりにくいですが、V型8気筒の5.7Lエンジンを搭載しています。
型式 | 3UR-FE |
---|---|
種類 | V型8気筒 |
排気量 | 5,662cc |
最高出力 | 377PS/5,600rpm |
最大トルク | 534Nm/3,200rpm |
トヨタのランドクルーザーもV型8気筒のエンジンを搭載していますが、型式は「1UR-FE」で排気量は4.6Lのエンジンです。LX570の価格帯は1,150万円からで、グレードは「LX570」の1つのみです。
ランドクルーザーの姉妹車 レクサスLXのモデルチェンジ遍歴
LXはトヨタが展開している高級車ブランドのレクサスが販売するフラッグシップSUVで、トヨタのランドクルーザーとは姉妹車になります。3代目までは海外専売車でしたが、2018年からは日本でも展開しています。
レクサスLX初代「LX450」FZJ80/1996年~1997年
1996年、初代LXが北米で、プレミアムSUVとして販売を開始しました。80系のトヨタ・ランドクルーザーをベースとし、背面タイヤの設定はなく、上級な仕上げになっています。北米での注目度はまだ高くはありませんでした。
レクサスLX 2代目「LX470」UZJ100/1998年~2007年
1998年、2代目「LX470」になったLXは、ふんだんに上級装備を搭載し、最高級SUVとして北米で成功を収めます。
2002年8月のマイナーチェンジではフロントグリルの意匠やインテリアの変更が施されました。イモビライザーと盗難防止アラームも採用されています。
2006年のマイナーチェンジではエンジンが改良されて出力が向上。フロントグリルやホイールのデザインを変更した他、リアコンビネーションランプがLEDに変更されました。
レクサスLX 3代目「LX570」URJ200/2007年~2022年
2007年「LX570」になり、3代目にフルモデルチェンジしました。2008年1月に中国で販売を開始し、2012年のマイナーチェンジではスピンドルグリルが採用されました。
2015年9月、日本市場に導入され、レクサスSUVのフラッグシップとして販売を開始しました。スピンドルグリルはもちろんのこと、三連フルLEDヘッドランプや初採用となるLEDシーケンシャルターンランプを装備します。
2017年8月、一部改良で、3列7人乗り仕様の他に、2列5人乗り仕様を新設定しました。
2018年3月、LEXUSブランド国内累計販売台数50万台達成記念の特別仕様車「Black Sequence」を設定しました。
レクサスLX 4代目「LX600」VJA310W/2022年~
2022年1月、日本仕様車で初のフルモデルチェンジで「LX600」、4代目に。GA-Fプラットフォームをレクサスで初採用しています。指紋認証スタートスイッチもレクサス初採用で、指紋が一致しなければエンジンが始動しないシステムです。
レクサスLXのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代「LX450」FZJ80 | 1996年~1997年 |
2代目「LX470」UZJ100 | 1998年~2007年 |
3代目「LX570」URJ200 | 2007年~2022年 |
4代目「LX600」VJA310W | 2022年~ |
レクサスLXのモデルチェンジは2022年4月 ランクル300系に搭載する指紋認証システムを搭載
LXのベース車両のランドクルーザーは2021年8月にフルモデルチェンジをして300系へ移行。LXは2022年1月12日フルモデルチェンジして発売。
300系ランドクルーザーに搭載されたトヨタ初の防犯システム、指紋認証エンジンスターターは盗難被害に遭いやすいレクサスLX600にも搭載しています。その他にベースの300系ランクルにない特別装備も採用しています。