ジェイドの内装を徹底解説 シート・インパネ・収納・シートアレンジまで
ホンダのジェイド(JADE)は2020年7月に生産終了しており、現在は中古車市場でのみ入手可能です。「ジェイド(翡翠)」という名にふさわしいプレミアム感のある落ち着いた内装が特徴で、2018年5月のマイナーチェンジで5人乗りの2列シート仕様が追加されました。
本記事では、ジェイドの内装をシートバリエーション・RS専用内装・インパネ・シートアレンジ・収納スペースに分けて詳しく紹介します。中古車購入を検討している方のグレード選びにも役立つ情報をまとめています。
ジェイドのシートは全6タイプ グレード別の素材とカラーを一覧で確認
ジェイドのシートはグレードごとに設定される4タイプと、メーカーオプションの本革シート2タイプを合わせた全6タイプから選べます。各タイプの特徴を以下にまとめます。
ブラック×オレンジのコンビシート(RS Honda SENSING/HYBRID RS Honda SENSING専用)
メイン素材に滑らかな質感のラックススェードを使用したブラック×オレンジのコンビシートは、RSモデル専用のシートです。RS専用カラーであるプレミアムクリスタルオレンジ・メタリックのボディカラーとの相性も抜群で、スポーティな外観と統一感のある内装を実現しています。
アイボリーのコンビシート(X Honda SENSING/HYBRID X Honda SENSING)
柔らかく優しげな雰囲気のアイボリーのコンビシートは、明るく落ち着いた室内空間を演出します。メイン素材にファブリックを使用しているため通気性にも優れ、長距離ドライブでも快適に過ごせます。X Honda SENSINGとHYBRID X Honda SENSINGの2グレードに適用されています。
ブラックのコンビシート(X Honda SENSING/HYBRID X Honda SENSING)
ブラックのコンビシートはメッシュのファブリック素材をメインに、サイドにしっとりとした質感のプライムスムースを採用しており、スタイリッシュでクールな室内空間を作り出します。通気性にも優れ、アイボリーとは異なる引き締まった印象を好む方に向いています。適用グレードはアイボリーのコンビシートと同じです。
ブラックのシート(G Honda SENSING)
さらりとしたファブリック素材をメインに採用したスタンダードなブラックシートは、G Honda SENSINGに適用されます。シンプルながらジェイドの内装をシックにまとめることができる実用的な選択肢です。
アイボリーの本革シート(メーカーオプション)
しっとりと柔らかな肌触りと高級感を兼ね備えたアイボリーの本革シートは、X Honda SENSINGとHYBRID X Honda SENSINGにオプションとして追加できます。使い込むほどに愛着がわく素材感で、リビングのように安らげる空間を作り出します。
ブラックの本革シート(メーカーオプション)
本革特有のぬくもりある質感が魅力のブラックの本革シートは、ジェイドのエレガントな雰囲気をより一層高めます。適用グレードはアイボリーの本革シートと同様です。中古車で選ぶ際、本革シート装備の有無はコンディションの見極めポイントにもなります。
ジェイドRS専用の内装はカーボン調加飾とオレンジステッチでスポーティに統一
RSグレードはシート以外の内装もスポーティな仕上がりです。カーボン調のインパネ・ドアライニングガーニッシュ、シートと揃いのオレンジステッチが施された本革巻きステアリングホイールなど、走りへのこだわりを感じるデザインでまとめられています。
RS専用のステンレス製スポーツペダルもRSグレードならではの装備で、ドライビングへの気分を高める演出として機能しています。
ジェイドのインパネはシートカラーごとに加飾素材が変わる設計
ジェイドのメーターは上部に集中配置されており、視線移動が少なく車速などの情報をスムーズに把握できる機能的なデザインです。棒グラフ状のメーターには先進性が感じられます。
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カーボン調加飾のインパネ加飾 -
オーク木目調のインパネ加飾 -
ミモザ組木調のインパネ加飾 -
ガンメタリック塗装のインパネ加飾
インパネ加飾はシートカラーに合わせて設定されており、シートと内装全体のコーディネートがまとめやすい設計です。組み合わせは以下のとおりです。
| シートカラー | インパネ加飾 |
|---|---|
| ブラック×オレンジのコンビシート | カーボン調加飾 |
| アイボリーのコンビシート/アイボリーの本革シート | オーク木目調加飾 |
| ブラックのコンビシート/ブラックの本革シート | ミモザ組木調加飾 |
| ブラックのシート | ガンメタリック塗装 |
ウッド調仕様の加飾は温かみがあり、高級感を高める効果が高いことから特に人気があります。
ブルーLEDイルミネーションがジェイドの夜間ドライブを幻想的に演出(ディーラーオプション)
ディーラーオプションのジェイド専用イルミネーションは幻想的な青色のLEDを採用しています。センターコンソールのイルミネーションはガソリン車とハイブリッド車でデザインが異なります。
ふんわりと優しい光のフットライトは乗降時の視認性を高め、スピーカーリングとドアポケット部のイルミネーションも先進的な雰囲気を演出します。オプション価格以上の満足感が得られる装備として評価が高いアイテムです。
ジェイドのシートアレンジと積載性 5人乗りと6人乗りの違いを解説
ジェイドのシートパターンは2列仕様の5人乗りと3列仕様の6人乗りの2種類です。どちらを選ぶかは、乗車人数や荷物の量、使い方によって判断しましょう。
5人乗り(2列仕様)は積載量が最大の強み
2列仕様の5人乗りは、後席を倒すことで広大なラゲッジスペースを確保できます。2列目シートは簡単なレバー操作で6:4の左右分割が可能で、人と荷物を柔軟に組み合わせて積載できます。
テールゲートの開口部は低く大きく設計されており、旅行用のキャリーバッグなど重量物もスムーズに積み込めます。荷物の積みやすさへの細かな配慮がジェイドの実用性を高めています。
6人乗り(3列仕様)はVスライドキャプテンシートで2列目の快適性を向上
3列仕様の6人乗りは、2列目シートが斜め内側にスライドするVスライドキャプテンシートを採用しています。前方スライドでアームレストに、後方スライドで足元にゆとりが生まれ、ソファに座るような感覚で快適な後席を実現しています。
3列目シートは5:5分割床下格納機構を採用しており、ストラップを引くだけの簡単操作で床下に収納できます。3列目を格納すれば荷室として使えるスペースが大幅に広がります。
ラゲッジ関連のディーラーオプションも充実
ラゲッジネットは走行中の急ブレーキでも荷物がこぼれにくく、ラゲッジカバーは荷物の目隠しとして使え、使わないときは床下に収納可能です。ラゲッジネットは2列仕様専用で、ラゲッジカバーは2列仕様が合皮製・3列仕様が布製と素材が異なります。
汚れや傷を防ぐラゲッジルーム用のソフトトレイや縁高タイプの水洗い可能なラゲッジトレイ、荷物を固定できる長さ調整可能なユーティリティベルトはアウトドア利用の多い方に特におすすめです。
車内随所の収納ポイントも使い勝手を高める
車内の各所に実用的な収納が設置されているのもジェイドの魅力です。サングラスホルダーや500mlペットボトルが楽々入るゆとりのあるドアポケットなど、日常使いで重宝するポイントが充実しています。
2列目右側のコートフックを使えば、着替えやジャケットをシワなく運搬できます。2列仕様5人乗りには、2列目シート用にドリンクホルダーとポケット付きの反転テーブルも設置されており、後席の快適性を高めています。
スポーティな見た目と高い機能性を両立したジェイドの内装 中古車でも人気の理由
ホンダのジェイドは2020年7月に生産終了しましたが、スポーティなデザインと実用的な内装の完成度の高さから、中古車市場でも根強い人気があります。グレードに合わせてシートカラーやインパネ加飾が統一されたコーディネート設計は、車内空間の質感を高める工夫として評価されています。
2列シートの5人乗りモデルは広いラゲッジスペースでファミリーカーとしても、アウトドアシーンでも活躍します。中古車で選ぶ際は、前期型(2018年5月以前)にはHonda SENSINGが非搭載のモデルが存在するため、安全装備の有無をしっかり確認することをおすすめします。