フィットのフルモデルチェンジ 2020年2月14日発売の新型の装備や価格帯は?
フィットのフルモデルチェンジ情報を紹介。2013年に行われたフルモデルチェンジでフィットは3代目となり、2017年にはマイナーチェンジを行って安全装備である「ホンダセンシング(Honda SENSING)」を搭載してより便利な車へと進化しました。
歴代のフィットは6年ごとにフルモデルチェンジを行っており、2019年10月にはティザーサイトが開設されました。また、2019年内発売と予想されていましたが、電動パーキングブレーキの不具合が見つかったため、2020年2月に発売時期が延期となりました。
2020年12月から開始した予約受付では、1万7000台の受注を獲得しています。販売前から期待値の高かった新型フィットのフルモデルチェンジ後のエクステリアやボディサイズ、搭載エンジン、発売日、価格帯などを紹介します。
フィットが2025年モデルチェンジの噂も 大型ディスプレイ搭載か
フィットがモデルチェンジして5年後にあたる2025年にフルモデルチェンジの噂があります。
インフォテインメントディスプレイが12.3インチに大型化することなどが改良内容になっていて、パワートレインなどは先代フィットから引き継ぐとのこと。ボディサイズは全長4,070mmまで延伸するようです。
フィットが標準装備を追加する一部改良を2024年9月5日に実施
フィット全グレードへ、オートリトラミラー、全席オートパワーウィンドウ、助手席シートバックポケット、ラゲッジルームランプなど標準装備を追加する一部改良を2024年9月5日に実施。
全グレード共通の装備充実化のほか、各グレードにも標準装備が追加されています。
HOMEグレードの追加装備
- 本革巻ステアリングホイール
- 本革巻セレクトレバー
e:HEV HOMEグレードの追加装備
- 運転席シートバックポケット
CROSSTARグレードの追加装備
- 本革巻ステアリングホイール
- 本革巻セレクトレバー
- 運転席シートバックポケット
- ドリンクホルダー・アームレスト付センターコンソールボックス
- シートバックスマートフォンポケット
CROSSTAR e:HEVグレードの追加装備
- 本革巻ステアリングホイール
- 本革巻セレクトレバー
- 運転席シートバックポケット
- ドリンクホルダー・アームレスト付センターコンソールボックス
LUXEグレードの追加装備
- 運転席シートバックポケット
2024年一部改良後のフィットの販売価格はe:HEVモデルが2,138,400円から2,846,800円、ガソリンモデルが1,720,400円から2,506,900円、助手席回転シート車が2,418,900円から2,277,000円です。
グレード | エンジン | 駆動方式 | 値段 |
---|---|---|---|
BASIC | ガソリン | 2WD(FF) | 1,720,400円~ |
4WD | 1,922,800円~ | ||
HOME | 2WD(FF) | 1,985,500円~ | |
4WD | 2,186,800円~ | ||
HOME 助手席回転シート車 | 2WD(FF) | 2,074,600円~ | |
4WD | 2,277,000円~ | ||
HOME 特別仕様車 BLACK STYLE |
2WD(FF) | 2,107,600円~ | |
4WD | 2,311,100円~ | ||
RS | 2WD(FF) | 2,153,800円~ | |
CROSSTAR | 2WD(FF) | 2,292,400円~ | |
4WD | 2,495,900円~ | ||
LUXE | 2WD(FF) | 2,305,600円~ | |
4WD | 2,506,900円~ | ||
e:HEV BASIC | ハイブリッド | 2WD(FF) | 2,138,400円~ |
4WD | 2,340,800円~ | ||
e:HEV HOME | 2WD(FF) | 2,328,700円~ | |
4WD | 2,533,300円~ | ||
e:HEV HOME 助手席回転シート車 | 2WD(FF) | 2,418,900円~ | |
4WD | 2,622,400円~ | ||
e:HEV HOME 特別仕様車 BLACK STYLE |
2WD(FF) | 2,450,800円~ | |
4WD | 2,655,400円~ | ||
e:HEV RS | 2WD(FF) | 2,541,000円~ | |
e:HEV CROSSTAR | 2WD(FF) | 2,627,900円~ | |
4WD | 2,831,400円~ | ||
e:HEV LUXE | 2WD(FF) | 2,643,300円~ | |
4WD | 2,846,800円~ |
フィットが2023年12月22日に特別仕様車HOME BLACK STYLE追加
フィットがHOMEグレードへ特別仕様車のBLACK STYLE(ブラックスタイル)を2023年12月22日に追加。
フロントのグリルモールやロアスカートをブラックカラーにした精悍なスタイルが特徴で、従来の可愛らしいイメージからクールなイメージに洗練されています。
特別仕様車フィット HOME BLACK STYLEの装備
- ブラッククロームメッキ・フロントグリルモールディング
- ブラック塗装 BLACK STYLE専用フロントロアースカート
- ピアノブラック塗装 サイドシルガーニッシュ
- ブラック塗装 リアライセンスガーニッシュ
- ブラック塗装 テールゲートスポイラー
- BLACK STYLE専用ベルリナブラック15インチアルミホイール
- ブラックホイールナット
- ブラック塗装 電動格納式リモコンドアミラー
- ピアノブラック調 ステアリングスイッチガーニッシュ
- ピアノブラック調 セレクトレバーエスカッション
- ピアノブラック調 ドリンクホルダーガーニッシュ
フィットHOME BLACK STYLEのボディカラーは、プレミアムクリスタルレッドメタリック、ミッドナイトブルービームメタリック、プラチナホワイトパール、クリスタルブラックパール4色を設定。
ホンダ・フィットの受注が約1ヶ月で31,000台を突破!
2020年2月に発売された新型フィットですが、ホンダからの公式発表によると2020年3月時点で31,000台に到達しました。当初の月間販売計画の10,000台に対し3倍以上と、順調な立ち上がりを見せています。
BASIC | HOME | NESS | CROSSTAR | LUXE | |
---|---|---|---|---|---|
全体 | 19% | 47% | 6% | 14% | 14% |
e:HEV | 12% | 48% | 6% | 16% | 18% |
ガソリンモデル | 36% | 45% | 4% | 10% | 5% |
「BASIC」「HOME」「NESS」「CROSSTAR」「LUXE」という5つのタイプをラインナップすることで、幅広いユーザーからの支持を得ている新型フィット。このうち最も人気が高いのはHOMEで、ガソリン車・ハイブリッド車ともに全体の4割を超えています。
全体で見るとタイプを問わずハイブリッド車を購入するユーザーが多く、e:HEVは72%、ガソリンモデルは28%という結果が出ています。
売れ筋のボディカラーは、人気順に「プラチナホワイト・パール(+33,000円)」「プレミアムサンライトホワイト・パール(+55,000円)」「ルナシルバー・メタリック」の3カラー(ハイブリッドの場合)。
ガソリンモデルは「プレミアムサンライトホワイト・パール」「ルナシルバー・メタリック」「プラチナホワイト・パール」の順となっています。
新型フィットにタイプRがラインナップするとの噂が浮上!
2020年2月にフルモデルチェンジしたホンダ・フィットですが、その高性能モデルとして「タイプR」が登場する可能性があるとの情報を入手しました。
エクステリアはカーボンファイバー製フロントスプリッターに大型のコーナーエアインテーク、レッドのブレーキキャリパー、サイドスカートなどでアグレッシブなスタイリングに。ブラック塗装の大口径アルミホイールが精悍な印象を与えます。
フィットタイプRのパワートレインはシビックタイプRと共有し、2.0L直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載すると考えられています。
新型フィットのエクステリアはシンプルで親しみやすいデザイン
従来モデルと比べてフロントマスクが大きく変化した新型フィット。メッキ加飾を減らしたことで、シンプルで飽きのこないデザインとなっています。
新型フィットは裏コンセプトとして、日本を代表する心地よい存在の「柴犬」を掲げています。バンパーコーナーを削りすっきりとした取り回しの良いボディと人懐っこい動物のような顔つきで、人々のライフスタイルに寄り添う一台となりました。車高は低めで凹凸が少なく、シームレスな車体は洗車もしやすい形状です。
ルーフアンテナやピラーにはハイグロスブラックを採用。運転中の死角を最小限とするため、Aピラーは細身のものを使用しています。 ウィンカーはフロントヘッドライト上部が点灯するようになっています。
-
BASIC(ベーシック) -
HOME(ホーム) -
NESS(ネス) -
CROSSTAR(クロスター) -
LUXE(リュクス)
新型フィットには5つのタイプをラインナップしており、それぞれにハイブリッドモデルとガソリンモデルを設定。
普段使いにぴったりなBASIC(ベーシック)、ナチュラルな雰囲気で質感を高めたHOME(ホーム)、ファッショナブルでスポーティーなNESS(ネス)、新型フリードにも設定されているアウトドアSUVスタイルのCROSSTAR(クロスター)、上質感のあるレザーシートやメッキ加飾、アルミホイールを標準装備するLUXE(リュクス)が用意されています。
各グレードの主要装備は以下の通りです。それぞれのグレードに合わせた装備が整っています。
BASICの主要装備
- Honda SENSING
- フルLEDヘッドライト(デイタイムランニングランプ付)
- 前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム全席/後席対応)
- フルオート・エアコンディショナー(e:HEV BASICに設定)
- 電子制御パーキングブレーキ
- オートブレーキホールド機能
HOMEの主要装備
- コンビシート(プライムスムース×ナチュラルテキスタイル)
- フルLEDヘッドライト(デイタイムランニングランプ付)
- ソフトパッド(プライムスムース)
- 本革巻ステアリングホイール(e:HEV HOMEに設定)
- Honda SENSING
- 前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム全席/後席対応)
- フルオート・エアコンディショナー
- 電子制御パーキングブレーキ
- オートブレーキホールド機能
- クロームメッキ・フロントグリルモールディング(e:HEV HOMEに設定)
NESSの主要装備
- フルオート・エアコンディショナー(プラズマクラスター技術搭載)
- 撥水ファブリックシート
- ソフトパッド(撥水ファブリック)
- 16インチアルミホイール
- Honda SENSING
- フルLEDヘッドライト(デイタイムランニングランプ付)
- 前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム全席/後席対応)
- 電子制御パーキングブレーキ
- オートブレーキホールド機能
CROSSTARの主要装備
- CROSSTAR専用エクステリア(フロントグリル/フロントバンパー/リアバンパー/ホイールアーチプロテクター/サイドシルガーニッシュ/ドアロガーニッシュ)
- Honda SENSING
- フルLEDヘッドライト(デイタイムランニングランプ付)
- 前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム全席/後席対応)
- フルオート・エアコンディショナー
- 電子制御パーキングブレーキ
- オートブレーキホールド機能
- CROSSTAR専用デザイン16インチアルミホイール
- 撥水ファブリックシート
- ソフトパッド(撥水ファブリック)
- ルーフレール
LUXEの主要装備
- 本革シート(一部に合成皮革・ファブリックを使用)
- 本革巻ステアリングホイール
- LUXE専用デザイン16インチアルミホイール
- プラチナ調クロームメッキ・ドアミラー
- Honda SENSING
- フルLEDヘッドライト(デイタイムランニングランプ付)
- 前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム全席/後席対応)
- フルオート・エアコンディショナー
- 電子制御パーキングブレーキ
- オートブレーキホールド機能
- ソフトパッド(プライムスムース)
- プラチナ調クロームメッキ・フロントグリルモールディング
- プラチナ調クロームメッキ・ドアロアーガーニッシュ
- アームレスト付センターコンソールボックス+ワイヤレル充電器
新型フィットはタイプによってボディカラーバリエーションが豊富
新型フィットは「BASIC」「HOME」「NESS」「CROSSTAR」「LUXE」と5つのタイプがありますが、それぞれにボディカラーの設定があり、カラーバリエーションがとても豊富です。
きっとお気に入りのカラーが見つかることでしょう。
BASICのボディカラー
BASICは新型フィットの基本となるタイプで、ボディカラーは9色が設定されています。
新型フィット「BASIC」のボディカラー
- プレミアムサンライトホワイト・パール(55,000円高)
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック(55,000円高)
- プラチナホワイト・パール(33,000円高)
- ルナシルバー・メタリック
- シャイニンググレー・メタリック
- エアーライトブルー・メタリック
- ミッドナイトブルービーム・メタリック(33,000円高)
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムグラマラスブロンズ・パール(33,000円高)
HOMEのボディカラー
HOMEは新型フィットの中でも、日々の生活の中に溶け込んでリラックスできる車内空間を目指しているモデルで、ボディカラーは「BASIC」と同色に9色をプラスし、全部で18色が設定されています。
新型フィット「HOME」のボディカラー
- プレミアムサンライトホワイト・パール(55,000円高)
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック(55,000円高)
- プラチナホワイト・パール(33,000円高)
- ルナシルバー・メタリック
- シャイニンググレー・メタリック
- エアーライトブルー・メタリック
- ミッドナイトブルービーム・メタリック(33,000円高)
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムグラマラスブロンズ・パール(33,000円高)
- プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック(104,500円高)
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラック(104,500円高)
- プラチナホワイト・パール&ブラック(82,500円高)
- ルナシルバー・メタリック&ブラック(60,500円高)
- シャイニンググレー・メタリック&ブラック(60,500円高)
- エアーライトブルー・メタリック&ブラック(82,500円高)
- ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー(82,500円高)
- クリスタルブラック・パール&シルバー(60,500円高)
- プレミアムグラマラスブロンズ・パール&シルバー(82,500円高)
NESSのボディカラー
NESSはスポーティでアクティブな印象のモデルで、活動的なあなたにピッタリのタイプ。ボディカラーは「BASIC」同様の9色に加え、目を引くツートーンカラー7色の、全16色になります。
新型フィット「NESS」のボディカラー
- プレミアムサンライトホワイト・パール(55,000円高)
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック(55,000円高)
- プラチナホワイト・パール
- ルナシルバー・メタリック
- シャイニンググレー・メタリック
- エアーライトブルー・メタリック
- ミッドナイトブルービーム・メタリック(33,000円高)
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムグラマラスブロンズ・パール(33,000円高)
- プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック(104,500円高)
- プラチナホワイト・パール&ブラック(82,500円高)
- プレミアムサンライトホワイト・パール&ライムグリーン(99,000円高)
- プラチナホワイト・パール&ライムグリーン(77,000円高)
- ルナシルバー・メタリック&ライムグリーン(55,000円高)
- シャイニンググレー・メタリック&ライムグリーン(55,000円高)
- クリスタルブラック・パール&ライムグリーン(55,000円高)
CROSSTARのボディカラー
CROSSTARは家にいるよりも外に出かけたくなるような、そんなエンジョイライフを応援するモデルで、ボディカラーは「BASIC」の「エアーライトブルー・メタリック」「プレミアムグラマラスブロンズ・パール」を除く7色にCROSSTARらしい1色を追加、ツートーン6色を加えた全14色になります。
新型フィット「CROSSTAR」のボディカラー
- プレミアムサンライトホワイト・パール(55,000円高)
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック(55,000円高)
- プラチナホワイト・パール(33,000円高)
- ルナシルバー・メタリック
- シャイニンググレー・メタリック
- ミッドナイトブルービーム・メタリック(33,000円高)
- クリスタルブラック・パール
- サーフブルー
- プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック(104,500円高)
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラック(104,500円高)
- プラチナホワイト・パール&ブラック(82,500円高)
- ルナシルバー・メタリック&ブラック(60,500円高)
- シャイニンググレー・メタリック&ブラック(60,500円高)
- サーフブルー&ブラック(60,500円高)
LUXEのボディカラー
LUXEはゆったりとした空間を味わえるモデルです。ボディカラーは「BASIC」同様になります。
新型フィット「LUXE」のボディカラー
- プレミアムサンライトホワイト・パール(55,000円高)
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック(55,000円高)
- プラチナホワイト・パール(33,000円高)
- ルナシルバー・メタリック
- シャイニンググレー・メタリック
- エアライトブルー・メタリック
- ミッドナイトブルービーム・メタリック(33,000円高)
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムグラマラスブロンズ・パール(33,000円高)
ホンダ新型フィットのインテリアは運転しやすさと質感にこだわった快適な空間が広がる
BASIC・HOME・NESS・CROSSTAR・LUXEと、タイプごとに異なるデザインを設定している新型フィットですが、エントリーグレードでも満足度の高い高質感なインテリアとなっています。
見晴らしの良い開放的な視界を確保し、運転中の死角を最小限としています。フロントシートは人間の骨格に合わせた「ボディースタビライジングシート」を採用し、座り心地がよくロングドライブでも快適に過ごせる構造です。
BASICのインテリアはソフトグレーとブラックの2種類を設定
新型フィットのBASICのインテリアカラーは、明るい雰囲気のソフトグレーと、落ち着いたブラックの2種類が設定されています。基本になるモデルとはいえ、全く違った雰囲気のカラーがあると、印象も全く違ったものとなります。
HOMEのインテリアは明るいソフトグレーとブラックを用意
新型フィットのHOMEのインテリアカラーは、ソフトグレーとブラックの2種類で、いずれもコンビシートになります。どちらのカラーも高級感が漂います。
NESSのインテリアはアクセントカラーが特徴的
NESSのインテリアカラーはブラック×ライムグリーン、ブラック×グレーの2種類で、ライムグレーとグレーのアクセントがスポーティ感を与えます。いずれも撥水ファブリックシートになります。
CROSSTARのインテリアはブラック×グレーでアクティブなイメージ
CROSSTARのインテリアカラーは撥水ファブリックシートのブラック×グレーのみの設定になります。明るめのグレーがアクセントになっていておしゃれな空間を演出しています。
LUXEのインテリアは本革を使用した2種類を用意
LUXEのインテリアカラーはブラウンとブラックの2種類。一部に合成皮革やファブリックを使用していますが、本革シートで高級感のあるインテリアになっています。ドアトリムやセンターパネルなども妥協しない、上級モデル並みの質感が魅力です。
新型フィットは新開発ハイブリッドシステム「e:HEV」を初採用
新型フィットのハイブリッドモデルには、2モーターハイブリッドシステムの「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載。e:HEVはホンダのコンパクトカーでは初の採用となり、優れた環境性能と気持ちの良い乗り心地を実現。「2020年度燃費基準+50%/+40%」に対応し、平成30年排出ガス基準75%低減レベルをクリアする高い環境性能を誇ります。
電気自動車として走行する「EVドライブモード」、走行用モーターと発電用モーターが駆動する「ハイブリッドドライブモード」、高速クルーズ時に走行する「エンジンドライブモード」と、3つの走行モードに切り替えることで、より効率的な走りが可能となっています。
新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を新型フィットより搭載開始!
新型フィットの大きな魅力が、Honda車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」をホンダ車で初めて搭載していることです。ホンダは今後、フルモデルチェンジ車や新型車にHonda CONNECTを採用していきます。
Honda CONNECTはユーザーの車両データを送受信し、それを活用して24時間365日オーナーのカーライフをサポートするコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」を提供。
Honda Total Care プレミアムでは、万が一のトラブル発生時にサポートセンターと通信したり、エアコンやドアロックの遠隔操作、ALSOK駆けつけサービスなど多彩な機能が利用できます。
Honda Total Care プレミアムのサービス
- 緊急サポートセンター(エアバッグ展開時自動通報・緊急通報ボタン・トラブルサポートボタン)
- Honda リモート操作(エアコン操作・し忘れ通知/ドアロック操作・クルマを探す)
- Honda ALSOK駆けつけサービス
新型フィットは安全運転支援システムHonda SENSING(ホンダ センシング)を全車に標準装備
多彩な先進機能を有した安全運転支援システム「Honda SENSING」は、新型フィットの全車に標準装備されます。なお、BASICモデルではHonda SENSING未装着車も選択可能です。
今回搭載されるHonda SENSINGでは、フロントワイドビューカメラを採用することで性能を向上。さらにホンダ初採用となる近距離衝突軽減ブレーキを追加し、衝突回避・被害軽減をアシストします。
新型フィットに搭載されるHonda SENSINGの機能一覧
- 衝突軽減ブレーキ
- 踏み間違い衝突軽減システム(誤発進抑制機能/後方誤発進抑制機能/近距離衝突軽減ブレーキ)
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- 渋滞追従機能付ACC
- 車線維支援システム
- 先行車発進お知らせ機能
- オートハイビーム
新型フィットは荷室・収納が充実!大きな荷物の積載もスムーズ
新型フィットはリアシートを倒すことでラゲッジルームを自在に拡充できます。自転車や植木鉢など、さまざまなサイズ・形状の荷物も余裕で積載可能に。荷室側のドアも大きく、荷物の積み下ろしがスムーズになります。
また、収納スペースも多数散りばめられています。ワイヤレス充電器やUSBジャック、シートバックスマートフォンボックス、助手席シートバックポケットはタイプ別設定です。
運転席と助手席の間にはテーブルコンソールを設置。ディーラーオプションのマルチコンソールやアームレスト付きセンターコンソールボックスを利用することで、さらに使い勝手の良い収納となります。
ホンダ新型ジャズにSUVモデル「クロスター」が設定!
2020年2月12日、ホンダの欧州部門が新型ジャズ(日本名:フィット)に日本版と同様にSUVモデル「クロスター」を設定すると発表しました。発売は標準仕様と同様、2020年夏を予定しています。
クロスターのラインナップはハイブリッドパワートレイン搭載車のみ。クロスオーバーモデルらしいタフなエクステリアで、フェンダーパーツや大口径タイヤ、ルーフレールなどを装備しています。インテリアは撥水性シートでスポーティーなデザインです。
先進運転支援システムにはHonda SENSINGを採用し、近距離衝突軽減ブレーキなどの安全機能を備えます。コネクティビティとして「OK、ホンダ」の一声でシステムが作動する音声アシスト機能を搭載します。
ホンダ・ジャズ(欧州版フィット)の新型モデルが2020年夏にデビュー!
ホンダ欧州部門が、ホンダ新型ジャズを2020年夏に発売します。
新型ジャズのパワートレインは全車ハイブリッドで、新世代2モーターハイブリッドパワートレインテクノロジーを採用。シャシーとエンジンルーム中でのハイブリッドドライブトレインコンポーネントを上手くレイアウトすることで広さを確保しており、クラスを超えた快適性を追求した一台です。
また、新型ジャズは新開発となるパワートレイン「e:HEV」を欧州ラインナップで初めて搭載。新型ジャズ用に設計された2モーターハイブリッドパワートレイン搭載車のみが設定されます。
インテリアは快適さと品質を両立しモダンなデザインに。操作系が整然として運転しやすいコックピットで、ロングドライブにも耐えられるようシート構造にもこだわっています。
上級セダンのような快適な座り心地を実現した後部座席は、多彩なシートアレンジが可能。キャビンルームを確保するため、燃料タンクをフロントシート下部のシャシーのセンターに配置しています。
一部の海外では「Jazz」の名称で展開しているフィットのモデルチェンジ遍歴
フィットはホンダが販売するハッチバック型のコンパクト乗用車です。ホンダの乗用車の中で最も小型のモデルで、燃費性能や室内空間の広さから大ヒットしているモデルです。
フィット初代 GD1/2/3/4型(2001年~2007年)
2001年6月、「思い立ったが吉日生活」をキャッチフレーズに、初代フィットがデビューしました。グレードは「W」「A」「Y」が用意されました。
2002年9月、1.5Lエンジンを搭載した「1.5T」を追加。
2003年4月、ブラジルでの販売を開始。10月、一部改良。11月にはタイで「Jazz」のネーミングで販売を開始しました。12月の一部改良ではボディカラーに新色を追加しました。
2004年6月、マイナーチェンジを実施。1.3Lモデルにスポーティグレードの「S」を追加。1.5Lでは「S」「A」「W」のラインナップになりました。12月には「1.3A」ベースの特別仕様車「ウェルカム エディション」を発売。2005年12月、マイナーチェンジを実施。
2006年7月、「1.3A」の特別仕様車「コンフォート エディション」「HDDナビ コンフォート エディション」を発売。
2007年6月、「1.3A」の特別仕様車「HID エディション」「HDDナビ HID エディション」、「1.5A」の特別仕様車「コンフォート エディション」「HDDナビ コンフォート エディション」を発売。10月、2代目と入れ替えのため販売を終了しました。
フィット 2代目 GE6/7/8/9型(2007年~2013年)
2007年10月、フルモデルチェンジで2代目になりました。グレード体系は、1.3Lモデルは「G」「L」、1.5Lモデルは「RS」のラインナップです。
2008年6月、特別仕様車「ハイウェイ エディション」を発売。
2009年5月、特別仕様車「スマートstyle エディション」を発売。11月、一部改良で内外装の変更と、1.3LモデルのFF車に5速MTを追加しました。
2010年5月、特別仕様車「シーズ」「スポーティ エディション」を発売。10月、マイナーチェンジで後期型になり、「フィット ハイブリッド」が追加設定されました。
2011年8月、フィットの発売10周年記念の特別仕様車「13G・10th アニバーサリー」を、10月には「13G・10th アニバーサリーII」、「RS・10th アニバーサリー」を発売。
2012年5月、マイナーチェンジを実施。「15X」を「15XH」に変更し、「13L」を廃止しました。8月、自治体や企業に向けて、「フィット EV」のリース販売を開始。 10月、特別仕様車「ファイン スタイル」を発売。
2013年9月、3代目と入れ替わりのため販売を終了しました。
フィット 3代目 GK3/4/5/6型(2013年~2020年)
2013年9月、「全ての車が、ひとつの車に。」をキャッチフレーズにフルモデルチェンジで3代目に。グレード体系は1.3Lの「13G」、1.5Lの「15X」、「RS」のラインナップです。
2014年4月には一部仕様向上で、燃費性能が向上。10月にはガソリン車の一部改良で安全装備の強化とボディカラーの変更、12月にはハイブリッド耶が一部改良となりました。
2015年9月、一部改良で安全性能の強化とボディカラーの設定を変更。12月には特別仕様車「COMFORT EDITION」を発売。
2016年9月、特別仕様車「FINE EDITION」を発売。
2017年6月、マイナーチェンジを実施。安全装備の強化とボディカラーの変更、ガソリン車の「13G」が廃止されました。
2018年5月、特別仕様車「COMFORT EDITION」を発売。7月、ドレスアップコンプリートカー「Modulo style」を追加設定。
2020年2月、4代目と入れ替わりのため販売を終了しました。
フィット 4代目 GR1/2/3/4/5/6/7/8/GS4/5/6/7型(2020年~)
2020年2月、「Human! FIT!」のキャッチフレーズで、フルモデルチェンジで4代目になりました。グレード体系は、シンプル仕様の「BACIC」、コンフォート仕様の「HOME」、スポーティ仕様の「NESS」、アクティブ仕様の「CROSSTAR」、スタイリッシュ仕様の「LUXE」を用意。
2021年6月、一部改良と共に、フィットの発売20周年の特別仕様車「Casa」「Maison」の発表と、コンプリートーカー「e:HEV Modulo X」を追加設定しました。
2022年10月、マイナーチェンジでパワートレインを変更し、安全面の強化や外観の変更、ボディカラーの設定変更が行われました。
2023年12月、特別仕様車「BLACK STYLE」が発売されました。
フィットのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 GD1/2/3/4型 | 2001年~2007年 |
2代目 GE6/7/8/9型 | 2007年~2013年 |
3代目 GK3/4/5/6型 | 2013年~2020年 |
4代目 GR1/2/3/4/5/6/7/8/GS4/5/6/7型 | 2020年~ |